JP4888312B2 - 無線lan端末および無線制御方法 - Google Patents

無線lan端末および無線制御方法 Download PDF

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本発明は、無線LAN端末技術に関し、特にアクセスポイントを切り替えて無線通信を継続する無線制御技術に関する。
無線LANシステムでは、無線LAN端末がその移動に伴って、現在接続中のアクセスポイントから他のアクセスポイントへ接続切り替え(ハンドオーバー:Hand Over)を行うことにより無線通信を継続する、いわゆるローミング(Roaming)を行う機能がある。
このようなローミング機能では、当該無線LAN端末において、アクセスポイントからの電波の受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)を検査することより、アクセスポイントの切替要否を判定している。
すなわち、受信信号強度の切替しきい値を予め設定しておき、現在のアクセスポイントの受信信号強度と切替しきい値とを比較し、受信信号強度が切替しきい値を下回った時点で、現在のアクセスポイントからより良い電波状況のアクセスポイントへ接続を切り替える。
特開2007−124113号公報
しかしながら、このような従来技術では、受信信号強度の切替しきい値として固定的な1つの値を用いている。
このため、当該無線LAN端末の付近にアクセスポイントが1つしかない場合、その受信信号強度が切替しきい値を下回った時点で、当該アクセスポイントとの接続を切断するものの、他にアクセスポイントが存在しないことから、再度、元のアクセスポイントと接続する、という不安定な動作を行うという問題点があった。
また、切替しきい値を低めに設定した場合、上記のような不安定動作の発生をある程度抑制できるものの、他のアクセスポイントへの接続切り替えが遅れがちになるため、受信信号強度の低い現在のアクセスポイントに比較してより良好な電波状況にあるアクセスポイントが他に存在するにもかかわらず、直ちにアクセスポイントを切り替えることができないという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、周囲のアクセスポイントの状況に応じて適切な無線制御を行うことができる無線LAN端末および無線制御方法を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる無線LAN端末は、アクセスポイントから送信された電波の受信信号強度を検出し、この受信信号強度が所定の切替しきい値を下回った時点で、無線LAN通信に用いるアクセスポイントを他のアクセスポイントへ切り替える無線LAN端末であって、受信信号強度を判定するための上側しきい値と、この上側しきい値より低い下側しきい値とを記憶する無線記憶部と、アクセスポイントからのビーコン信号に基づき当該無線LAN端末と通信可能なアクセスポイントの数を検出するアクセスポイント検出部と、切替しきい値の選択処理開始時には切替しきい値として上側しきい値を選択し、このアクセスポイント検出部により検出されたアクセスポイントが1つの場合は切替しきい値として下側しきい値を選択し、検出されたアクセスポイントが複数の場合は切替しきい値として上側しきい値を選択する切替しきい値選択部とを備えている。
また、本発明にかかる無線制御方法は、無線記憶部と無線制御部を有する無線LAN端末により、アクセスポイントから送信された電波の受信信号強度を検出し、この受信信号強度が所定の切替しきい値を下回った時点で、無線LAN通信に用いるアクセスポイントを他のアクセスポイントへ切り替える無線制御方法であって、受信信号強度を判定するための上側しきい値と、この上側しきい値より低い下側しきい値とを無線記憶部により記憶するステップと、切替しきい値の選択処理開始時には無線制御部により切替しきい値として上側しきい値を選択するステップと、アクセスポイントからのビーコン信号に基づき当該無線LAN端末と通信可能なアクセスポイントの数を無線制御部により検出するステップと、検出されたアクセスポイントが1つの場合は無線制御部により切替しきい値として下側しきい値を選択し、検出されたアクセスポイントが複数の場合は無線制御部により切替しきい値として上側しきい値を選択するステップとを備えている。
本発明によれば、通信可能なアクセスポイントが1つしか存在しない場合には、アクセスポイントの切り替えが行われ難くなり、アクセスポイントが1つしかないのに、他のアクセスポイントへの切り替えを行おうとする不安定な動作の発生を抑制できる。また、通信可能なアクセスポイントが複数存在する場合には、アクセスポイントの切り替え行われ易くなり、より良い通信環境が得られるアクセスポイントへ切り替えることが可能となる。
このため、周囲のアクセスポイントの状況に応じて適切なアクセスポイント制御を行うことが可能となり、無線LAN通信のローミングを安定して行うことができる。また、本発明を無線LAN電話機に適用すれば、通話しながら無線LAN電話機を持ち歩く場合でも、通話の切断や途切れの発生を抑制でき、高い通話品質の無線通話を実現することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[無線LAN端末]
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかる無線LAN端末について説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかる無線LAN端末の構成を示すブロック図である。
この無線LAN端末10は、無線電話端末やPDAなどの携帯型情報通信端末からなり、無線LAN通信によりアクセスポイントと接続してデータ通信を行う機能と、通信ネットワーク30に接続されているアクセスポイント21,22から送信された電波から検出した当該電波の受信信号強度を検出し、この受信信号強度が所定の切替しきい値を下回った時点で、無線LAN通信に用いるアクセスポイントを他のアクセスポイントへ切り替える機能とを有している。
本実施の形態は、このような無線LAN端末において、受信信号強度を判定するための上側しきい値と、この上側しきい値より低い下側しきい値とを無線記憶部で記憶しておき、アクセスポイントからのビーコン信号に基づき当該無線LAN端末と通信可能なアクセスポイントの数を無線制御部により検出し、検出されたアクセスポイントが1つの場合は無線制御部により切替しきい値として下側しきい値を選択し、検出されたアクセスポイントが複数の場合は無線制御部により切替しきい値として上側しきい値を選択する。
次に、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかる無線LAN端末10の構成について詳細に説明する。ここでは、無線LAN端末10が無線電話端末の場合を例として説明する。
この無線LAN端末10には、主な機能部として、無線インターフェース部(以下、無線I/F部という)11、無線記憶部12、無線制御部13、音声処理部14、表示部15、操作入力部16、記憶部17、および端末制御部18が設けられている。
無線I/F部11は、専用の通信回路からなり、アクセスポイントと無線LANプロトコルに基づいて無線データ通信を行う機能と、任意のアクセスポイントと接続中に、各アクセスポイントからのビーコン信号を受信して当該アクセスポイントから送信された電波の受信信号強度を検出する機能(バックグランドスキャン機能)と、アクセスポイントからのビーコン信号に基づき当該無線LAN端末10と通信可能なアクセスポイントを検査する機能と、予め当該無線I/F部11の内部記憶部(図示せず)に設定されている切替しきい値を当該アクセスポイントの受信信号強度が下回った場合は、無線LAN通信可能なアクセスポイントに切り替えを行う機能とを有している。なお、無線I/F部11におけるこれら機能は公知の技術を利用して実現すればよい。
無線記憶部12は、メモリなどの記憶装置からなり、無線制御部13で用いる処理情報として、上側しきい値12Aと下側しきい値12Bとを記憶している。上側しきい値12Aおよび下側しきい値12Bは、それぞれ無線I/F部11におけるアクセスポイント切替判定に用いられる切替しきい値であり、いずれか一方が無線制御部13により選択されて無線I/F部11に設定される。
無線制御部13は、専用の制御回路からなり、無線I/F部11の制御を行う機能
有している。この無線制御部13には、主な処理機能として、アクセスポイント検出部13Aと切替しきい値選択部13Bとが設けられている。
アクセスポイント検出部13Aは、アクセスポイントからのビーコン信号に基づき当該無線LANと無線LAN通信可能なアクセスポイントの数を検出する機能を有している。
切替しきい値選択部13Bは、アクセスポイント検出部13Aにより検出されたアクセスポイント数が1つの場合は切替しきい値として下側しきい値を選択し、当該アクセスポイント数が複数の場合は切替しきい値として上側しきい値を選択する機能と、選択した機能を無線I/F部11の内部記憶部へ設定する機能とを有している。
音声処理部14は、無線I/F部11で受信した音声パケットを復号し、得られた音声信号をスピーカ(図示せず)から出力する機能と、マイク(図示せず)から入力された音声信号を符号化し、得られた音声パケットを無線I/F部11へ出力する機能とを有している。
表示部15は、LCDなどの画面表示装置からなり、端末制御部18からの指示に応じて、操作メニューや電子メールなどの各種情報を画面表示する機能を有している。
操作入力部16は、ボタン、スイッチ、キーボードなどの操作入力装置からなり、利用者の操作を検出して端末制御部18へ出力する機能を有している。
記憶部17は、メモリやハードディスクなどの記憶装置からなり、端末制御部18で使用する各種処理情報やプログラム15Pを記憶する機能を有している。
端末制御部18は、CPUなどの演算処理装置からなり、記憶部17からプログラムを読み込んで実行することにより、無線LAN通信を用いた音声通話や電話機に付加されている電話帳などのアプリケーション機能を実現する。
[無線LAN端末の動作]
次に、図2を参照して、本発明の一実施の形態にかかる無線LAN端末の切替しきい値選択動作について説明する。図2は、本発明の一実施の形態にかかる無線LAN端末の切替しきい値選択処理を示すフローチャートである。
無線制御部13は、当該無線LAN端末10の電源投入時、図2の切替しきい値選択処理を開始する。
図2の切替しきい値選択処理において、無線制御部13は、まず、切替しきい値選択部13Bにより、無線記憶部12の上側しきい値を選択して無線I/F部11の内部記憶部へ設定し(ステップ100)、例えば一定周期や無線データ通信の開始時などの間欠的な検出タイミングが到来するまで待機する(ステップ101:NO)。
検出タイミングが到来した場合(101:YES)、無線制御部13は、アクセスポイント検出部13Aにより、当該無線LAN端末10と通信可能なアクセスポイントの数を検出する(ステップ102)。この際、アクセスポイント検出部13Aは、無線I/F部11に対してアクセスポイントの検査を指示し、無線I/F部11で得られた検査結果からアクセスポイント数を検出する。例えば、無線I/F部11から見つかったアクセスポイントごとに、当該アクセスポイントの識別情報が検査結果として通知される場合、異なる識別情報の数を計数すれば、アクセスポイント数を検出できる。
次に、無線制御部13は、アクセスポイント検出部13Aで検出されたアクセスポイント数が1つかどうか判定し(ステップ103)、アクセスポイント数が1つの場合(ステップ103:YES)、切替しきい値選択部13Bにより、無線記憶部12の下側しきい値12Bを選択して無線I/F部11の内部記憶部へ設定し(ステップ104)、ステップ101へ戻って、次の検出タイミングが到来するまで待機する。
一方、ステップ103において、アクセスポイント数が複数の場合(ステップ103:NO)、切替しきい値選択部13Bにより、無線記憶部12の上側しきい値12Aを選択して無線I/F部11の内部記憶部へ設定し(ステップ105)、ステップ101へ戻って、次の検出タイミングが到来するまで待機する。
これにより、無線I/F部11の内部記憶部に、無線LAN端末10と通信可能なアクセスポイントが1つしか存在しない場合は、切替しきい値として下側しきい値12Bが設定され、無線LAN端末10と通信可能なアクセスポイントが複数存在する場合は、切替しきい値として上側しきい値12Aが設定される。
[無線LAN端末の動作例]
次に、図3〜図6を参照して、本発明の一実施の形態にかかる無線LAN端末のアクセスポイント切替しきい値選択動作例について説明する。図3は、本発明の一実施の形態にかかる無線LAN端末のアクセスポイント切替しきい値選択動作例(アクセスポイントが1つの場合)を示す説明図である。図4は、本発明の一実施の形態にかかる無線LAN端末のアクセスポイント切替しきい値選択動作例(アクセスポイントが1つの場合)を示すタイミングチャートである。図5は、本発明の一実施の形態にかかる無線LAN端末のアクセスポイント切替しきい値選択動作例(アクセスポイントが複数ある場合)を示す説明図である。図6は、本発明の一実施の形態にかかる無線LAN端末のアクセスポイント切替しきい値選択動作例(アクセスポイントが複数ある場合)を示すタイミングチャートである。
[アクセスポイントが1つしか存在しない場合]
まず、図3および図4を参照して、無線LAN端末と通信可能なアクセスポイントが1つした存在しない場合について説明する。
無線LAN端末10では、時刻T0において、切替しきい値選択部13Bにより、切替しきい値として上側しきい値(RthH)12Aが選択されているものとし、通信用アクセスポイントとしてアクセスポイント21が選択されているものとする。したがって、時刻T0以降、無線I/F部11は、アクセスポイント21の受信信号強度(RSSI)と上側しきい値12Aとを比較することにより、アクセスポイントの切替判定を行う。
この後、時刻T1において、無線LAN端末10がアクセスポイント21から離れる方向に移動を開始した場合、無線I/F部11で検出されるアクセスポイント21の受信信号強度(RSSI)が低下し始める。
続く時刻T2において、検出タイミングが到来した場合、アクセスポイント検索部13Aにより通信可能なアクセスポイントの数が検出される。ここで、時刻TAにおいてアクセスポイントの検出が終了し、検出したアクセスポイントが1つの場合、切替しきい値選択部13Bは、切替しきい値として下側しきい値12B(RthL)を選択し、無線I/F部11へ設定する。したがって、時刻T2以降、無線I/F部11は、アクセスポイント21の受信信号強度と下側しきい値12Bとを比較することにより、アクセスポイントの切替判定を行う。
その後、無線LAN端末10がアクセスポイント21からさらに遠くへ移動し、時刻TBにおいて、アクセスポイント21の受信信号強度(RSSI)が上側しきい値12Aを下回ったものとする。
この際、切替しきい値として上側しきい値12Aが設定されていれば、無線I/F部11により、アクセスポイント21から異なるアクセスポイントへの切替動作が行われ、異なるポイントが存在しないため元のアクセスポイント21を選択するという不安定な動作が繰り替えされる。
これに対して、本実施の形態では、時刻T2において切替しきい値として下側しきい値12Bが設定されており、時刻TBにおけるアクセスポイント21の受信信号強度(RSSI)が下側しきい値12B以上の値であるため、無線I/F部11でのアクセスポイント切替動作は行われない。このため、前述のような不安定な動作は発生しない。
[アクセスポイントが複数存在する場合]
次に、図5および図6を参照して、無線LAN端末と通信可能なアクセスポイントが複数存在する場合について説明する。
無線LAN端末10では、時刻T0において、切替しきい値選択部13Bにより、切替しきい値として上側しきい値12Aが選択されているものとし、アクセスポイント21,22のうちアクセスポイント21が通信用アクセスポイントとして選択されているものとする。したがって、時刻T0以降、無線I/F部11では、アクセスポイント21の受信信号強度(RSSIa)と上側しきい値12A(RthH)とを比較することにより、アクセスポイントの切替判定を行う。
この後、時刻T1において、無線LAN端末10がアクセスポイント21から離れてアクセスポイント22へ近づく方向に移動を開始した場合、無線I/F部11で検出されるアクセスポイント21の受信信号強度(RSSIa)が低下し始め、アクセスポイント22の受信信号強度(RSSIb)が上昇し始める。
続く時刻T2において、検出タイミングが到来した場合、アクセスポイント検索部13Aにより通信可能なアクセスポイントの数が検出される。ここで、時刻TAにおいてアクセスポイントの検出が終了し、複数のアクセスポイント21,22が検出された場合、切替しきい値選択部13Bは、切替しきい値として上側しきい値12Aを選択し、無線I/F部11へ設定する。したがって、時刻T2以降、無線I/F部11では、アクセスポイント21の受信信号強度と上側しきい値12Aとを比較することにより、アクセスポイントの切替判定を行う。
その後、無線LAN端末10がアクセスポイント21からさらに遠くへ移動し、時刻TBにおいて、アクセスポイント21の受信信号強度が上側しきい値12Aを下回ったものとする。
これにより、無線I/F部11により、アクセスポイント21から異なるアクセスポイント22への切替動作が行われ、アクセスポイント22を用いて無線LAN通信が継続される。
[本実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、無線LAN端末において、受信信号強度を判定するための上側しきい値と、この上側しきい値より低い下側しきい値とを無線記憶部で記憶しておき、アクセスポイントからのビーコン信号に基づき当該無線LAN端末と通信可能なアクセスポイントの数を無線制御部により検出し、検出されたアクセスポイントが1つの場合は無線制御部により切替しきい値として下側しきい値を選択し、検出されたアクセスポイントが複数の場合は無線制御部により切替しきい値として上側しきい値を選択する。
したがって、通信可能なアクセスポイントが1つしか存在しない場合には、アクセスポイントの切り替えが行われ難くなり、アクセスポイントが1つしかないのに、他のアクセスポイントへの切り替えを行おうとする不安定な動作の発生を抑制できる。また、通信可能なアクセスポイントが複数存在する場合には、アクセスポイントの切り替え行われ易くなり、より良い通信環境が得られるアクセスポイントへ切り替えることが可能となる。
このため、周囲のアクセスポイントの状況に応じて適切なアクセスポイント制御を行うことが可能となり、無線LAN通信のローミングを安定して行うことができる。また、本実施の形態を無線LAN電話機に適用すれば、通話しながら無線LAN電話機を持ち歩く場合でも、通話の切断や途切れの発生を抑制でき、高い通話品質の無線通話を実現することが可能となる。
[実施の形態の拡張]
以上では、無線制御部13と無線記憶部12とが、無線I/F部11や端末制御部18と別個に設けられている場合を例として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、無線制御部13と無線記憶部12とを無線I/F部11の内部に組み込んでもよく、無線制御部13を端末制御部18で実現してもよく、無線記憶部12を記憶部17で実現してもよい。
また、切替しきい値選択処理において、アクセスポイント数に応じて選択した切替しきい値を、選択の都度、無線I/F11の内部記憶部へ設定する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、アクセスポイント数が1または複数の一方から他方に変化した場合にのみ、あるいは切替しきい値が上側しきい値12Aと下側しきい値12Bの一方から他方に変化した場合にのみ、無線I/F11の内部記憶部へ設定するようにしてもよい。これにより、無線I/F部11の内部記憶部に対するアクセス数を大幅に削減でき、切替しきい値選択処理に要する処理時間を短縮できる。また、無線I/F部11の内部記憶部への書込回数を抑制でき、特に書込回数制限のある不揮発性メモリを内部記憶部として用いている場合には、メモリ寿命の延長などの多大な効果が得られる。
本発明の一実施の形態にかかる無線LAN端末の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態にかかる無線LAN端末の切替しきい値選択処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態にかかる無線LAN端末のアクセスポイント切替しきい値選択動作例(アクセスポイントが1つの場合)を示す説明図である。 本発明の一実施の形態にかかる無線LAN端末のアクセスポイント切替しきい値選択動作例(アクセスポイントが1つの場合)を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施の形態にかかる無線LAN端末のアクセスポイント切替しきい値選択動作例(アクセスポイントが複数ある場合)を示す説明図である。 本発明の一実施の形態にかかる無線LAN端末のアクセスポイント切替しきい値選択動作例(アクセスポイントが複数ある場合)を示すタイミングチャートである。
符号の説明
10…無線LAN端末(無線LAN電話機)、11…無線I/F部、12…無線記憶部、12A…上側しきい値、12B…下側しきい値、13…無線制御部、13A…アクセスポイント検出部、13B…切替しきい値選択部、14…音声処理部、15…表示部、16…操作入力部、17…記憶部、18…端末制御部、21,22…アクセスポイント、30…通信ネットワーク。

Claims (2)

  1. アクセスポイントから送信された電波の受信信号強度を検出し、この受信信号強度が所定の切替しきい値を下回った時点で、無線LAN通信に用いるアクセスポイントを他のアクセスポイントへ切り替える無線LAN端末であって、
    前記受信信号強度を判定するための上側しきい値と、この上側しきい値より低い下側しきい値とを記憶する無線記憶部と、
    アクセスポイントからのビーコン信号に基づき当該無線LAN端末と通信可能なアクセスポイントの数を検出するアクセスポイント検出部と、
    前記切替しきい値の選択処理開始時には前記切替しきい値として前記上側しきい値を選択し、このアクセスポイント検出部により検出されたアクセスポイントが1つの場合は前記切替しきい値として前記下側しきい値を選択し、検出されたアクセスポイントが複数の場合は前記切替しきい値として前記上側しきい値を選択する切替しきい値選択部と
    を備えることを特徴とする無線LAN端末。
  2. 無線記憶部記憶部と無線制御部を有する無線LAN端末により、アクセスポイントから送信された電波の受信信号強度を検出し、この受信信号強度が所定の切替しきい値を下回った時点で、無線LAN通信に用いるアクセスポイントを他のアクセスポイントへ切り替える無線制御方法であって、
    前記受信信号強度を判定するための上側しきい値と、この上側しきい値より低い下側しきい値とを前記無線記憶部により記憶するステップと、
    前記切替しきい値の選択処理開始時には前記無線制御部により前記切替しきい値として前記上側しきい値を選択するステップと、
    アクセスポイントからのビーコン信号に基づき当該無線LAN端末と通信可能なアクセスポイントの数を前記無線制御部により検出するステップと、
    検出されたアクセスポイントが1つの場合は前記無線制御部により前記切替しきい値として前記下側しきい値を選択し、検出されたアクセスポイントが複数の場合は前記無線制御部により前記切替しきい値として前記上側しきい値を選択するステップと
    を備えることを特徴とする無線制御方法。
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