JP3858906B2 - 携帯電話機とその通信システム選択方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線周波数帯が異なる複数の通信システムで使用できるデュアルバンド(Dual band)対応の携帯電話機とその通信システム選択方法に関し、特に、複数の通信システムにバタツクことなく安定して接続することができる携帯電話機とその通信システム選択方法に関する。
無線周波数帯が異なる複数の通信システムへの接続を許容する携帯電話機において、特定の通信システムに優先して接続するように動作させることが従来から一般に行われている(例えば、特許文献1参照。)
図6は、無線周波数帯が異なる2つの通信システム、システムAとシステムBに接続可能な携帯電話機において、システムAに優先して接続するような動作を指定した場合のフローを示す。システムAに接続中に(S601)、システムAの電波状態を周期的にモニタしてシステムAが接続可能(圏内)か否かを判定し(S602)、システムAの電波状態が劣化して接続不能(圏外)と判定された場合は、システムBに移行する(S603)。システムBに接続中に(S603)、優先されるシステムAの電波状態を周期的にモニタしてシステムAに接続可能(圏内)か否かを判定し(S604)、圏内と判定された場合は、システムAに移行する(S601)。これにより、システムAに優先して接続することができるとともに、システムAとは無線周波数帯が異なるシステムBにも接続することができる。
特開平6−188830号公報
しかし、従来の携帯電話機の通信システム選択方法によると、通信システム間の移行が頻発するときがあり、この場合に通信状態が不安定となるという問題がある。
従って、本発明の目的は、複数の通信システムにバタツクことなく安定して接続することができる携帯電話機の通信システム選択方法を提供することにある。
本発明は、受信レベルに基づいて接続可能な通信システムを複数の通信システムのうちから選択する携帯電話機において、前記複数の通信システムのうち接続が優先される通信システムに接続する手段と、前記優先される通信システムに接続されている間、前記受信レベルと第1の閾値とを用いて、前記優先される通信システムの圏内か否かの第1の圏内判定を行う手段と、前記第1の圏内判定の結果に基づいて、前記複数の通信システムのうち前記優先される通信システム以外の他の通信システムに接続する手段と、前記他の通信システムへの接続後、前記受信レベルと第2の閾値とを用いて、前記優先される通信システムの圏内か否かの第2の圏内判定を行う手段と、を含み、前記第1の閾値と第2の閾値とが異なることを特徴とする。
この構成によれば、他の通信システムを選択しているとき、優先される通信システムよりも高い受信電界レベルの閾値を用いて優先される通信システムの圏内か否かの判定を行うことにより、通信システム間の移行頻度が少なくなる。
さらに本発明の携帯電話機は、信レベルに基づいて接続可能な通信システムを2つの通信システムのうちから選択する携帯電話機において、前記2つの通信システムのうち接続が優先される通信システムに接続する手段と、前記優先される通信システムに接続されている間、前記受信レベルと第1の閾値との比較結果に基づいて、前記優先される通信システムの圏内か否かの第1の圏内判定を行う手段と、前記第1の圏内判定の結果に基づいて、前記2つの通信システムのうち他方の通信システムに接続する手段と、前記他方の通信システムへの接続後、前記受信レベルと第2の閾値との比較結果に基づいて、前記優先される通信システムの圏内か否かの第2の圏内判定を行う手段と、を含み、前記第1の閾値と第2の閾値とが異なることを特徴とする。
この構成によっても、前述と同様の効果が得られる。
また、本発明による別の携帯電話機は、受信レベルに基づいて接続可能な通信システムを2つの通信システムのうちから選択する携帯電話機において、前記2つの通信システムのうち接続が優先される通信システムに接続する手段と、前記優先される通信システムに接続されている間、前記受信レベルと第1の閾値との比較結果に基づいて、前記優先される通信システムの圏内か否かの第1の圏内判定を行う手段と、前記第1の圏内判定の結果に基づいて、前記2つの通信システムのうち他方の通信システムに接続する手段と、前記他方の通信システムの圏内か否かの判定を行う手段と、前記他方の通信システムの圏内か否かの前記判定において、圏内と判定されたとき、前記受信レベルと前記第1の閾値より高い第2の閾値との比較結果に基づいて、前記優先される通信システムの圏内か否かの第2の圏内判定を行う手段と、前記他方の通信システムの圏内か否かの前記判定において、圏外と判定されたとき、前記第1の閾値よりも高く、かつ、前記第2の閾値よりも低い前記受信電界レベルの第3の閾値を用いて前記一方の通信システムの圏内か否かの第3の圏内判定を行う手段と、を含むことを特徴とする。
本発明における携帯電話機の通信システム選択方法は、複数の通信システムのうち優先される前記通信システムを指定し、前記優先される通信システムを選択している場合、前記受信電界レベルと第1の閾値を用いて前記優先される通信システムの圏内か否かの第1の圏内判定を行い、さらに前記複数の通信システムのうち前記優先される通信システム以外の他の前記通信システムを選択している場合、前記受信電界レベルと第1の閾値よりも高い第2の閾値を用いて前記優先される通信システムの圏内か否かの第2の圏内判定を行うことを特徴とする。
また、本発明における携帯電話機の通信システム選択方法は、2つの通信システムのうち優先される一方の前記通信システムを指定し、前記一方の通信システムを選択している場合、前記受信電界レベルと第1の閾値を用いて前記一方の通信システムの圏内か否かの第1の圏内判定を行い、さらに前記2つの通信システムのうち前記一方の通信システム以外の他方の通信システムを選択している場合、前記受信電界レベルと第1の閾値よりも高い第2の閾値を用いて前記一方の通信システムの圏内か否かの第2の圏内判定を行うことを特徴とする。
本発明における別の携帯電話機の通信システム選択方法は、2つの通信システムのうち優先される一方の前記通信システムを指定し、前記一方の通信システムを選択している場合、前記受信電界レベルと第1の閾値を用いて前記一方の通信システムの圏内か否かの第1の圏内判定を行い、圏外と判定されたとき、前記2つの通信システムのうち前記一方の通信システム以外の他方の通信システムを選択し、前記他方の通信システムを選択している場合、前記他方の通信システムの圏内か否かを判定を行い、圏内と判定されたとき、前記受信電界レベルと第1の閾値よりも高い第2の閾値を用いて前記一方の通信システムの圏内か否かの第2の圏内判定を行い、前記他方の通信システムの圏内か否かの前記判定において、圏外と判定されたとき、前記第1の閾値よりも高く、かつ、前記第2の閾値よりも低い第3の閾値を用いて前記一方の通信システムの圏内か否かの第3の圏内判定を行うことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、他の通信システムを選択しているとき、優先される通信システムよりも高い受信電界レベルの閾値を用いて優先される通信システムの圏内か否かの判定を行うことにより、通信システム間の移行頻度が少なくなるので、複数の通信システムにバタツクことなく安定して接続することができる。
(実施例1)
図1は、本発明の第1の実施例に係る携帯電話機の概略構成を示すブロック図である。この携帯電話機100は、CPU等により携帯電話機100各部の制御を行う制御部101と、無線周波数帯が異なる2つの通信システム、システムAおよびシステムBにそれぞれ接続しそれぞれの通信システムの通信プロトコルに従って無線送信、受信を行うシステムA送受信部102およびシステムB送受信部103と、システムAおよびシステムBを切り替える際に使用するアンテナ切り替えスイッチ104と、無線通信を行うためのアンテナ105と、音声の入出力を行うAudio部106と、キー操作・表示等を行うMMI(man-machine interface)部107とを有して概略構成されている。
システムA送受信部102およびシステムB送受信部103は、それぞれ制御部101により制御され、携帯電話機100が接続する通信システムを選択した際に、選択された方の送受信部102,103が動作して音声通信およびデータ通信を行う際にデータ処理を行うものである。なお、データ通信を行う際は、Audio部106の代わりにパーソナルコンピュータと接続するための外部インタフェース等が必要となる。
また、この携帯電話機100は、待受け状態(通信可能な状態か否か)を判定するための機能を有し、制御部101は、アンテナ105を介して受信した受信電界レベルの測定、および基地局側との同期判定処理を行う。なお、受信電界レベルは、システムA送受信部102およびシステムB送受信部103で測定されてもよい。この場合、システムA送受信部102およびシステムB送受信部103から制御部101に、受信電界レベルの測定結果が通知される。しかがって、受信電界レベルの測定手段は、制御部101であってもシステムA送受信部102およびシステムB送受信部103であってもよい。
アンテナ切り替えスイッチ104は、送受信部102, 103を切り替える際に、制御部101により同時に制御され、選択されたシステムが動作するように切り替えられる。
次に、この第1の実施例を図2および図3を用いて説明する。なお、以下の動作説明では、システムAが優先的に接続されるように指定されているものとする。
図2において、優先されるシステムAに接続中は(S201)、システムAの電波状態を周期的にモニタしてシステムAが接続可能(圏内)か否かの第1の圏内判定を行い(S202)、第1の圏内判定により圏内と判定された場合は、システムAの接続状態を保持し、圏外と判定された場合は、接続している通信システムをシステムAからシステムBに切り替える(S203)。
システムBに接続中は(S203)、定期的にシステムBが圏内か否かの判定を行う(S204)。システムBが圏内と判定された場合は、システムAの電波状態を周期的にモニタしてシステムAが圏内か否かの第2の圏内判定を行う(S205)。
ステップS204において、システムBは接続不可能(圏外)と判定された場合は、システムAの電波状態を周期的にモニタしてシステムAが圏内か否かの第3の圏内判定を行う(S206)。
第2および第3の圏内判定により圏内と判定された場合は(S205、S206)、接続されるシステムをシステムBからシステムAに切り替え(S201)、圏外と判定された場合は、システムBへの接続状態を保持し、定期的に同様の動作を継続する。
図3は、第1、第2および第3の圏内判定の処理の詳細を示す。第1の圏内判定(S301)は、優先されるシステムAに接続中(システムAが圏内中)の圏内判定の処理になる。システムA送受信部102が最初に受信電界レベルを測定し、制御部101は、測定された受信電界レベルが第1の閾値Lth1より大きいか否かを判定する(S302)。測定値>Lth1を満たしていない場合は、圏外と判定する(S305)。測定値>Lth1を満たしている場合は、継続して受信されるデータから基地局との同期処理を行い同期判定を行う(S303)。同期判定の結果、同期が確立すれば圏内判定とし(S304)、同期が確立しなければ、圏外判定とする(S305)。
第2の圏内判定(S311)は、システムBに接続中(システムBが圏内中でかつシステムAが圏外中)のシステムAの圏内判定の処理になる。最初に受信電界レベルを測定し、制御部101は、測定された受信電界レベルが第2の閾値Lth2より大きいか否かを判定する(S312)。測定値>Lth2を満たしていない場合は、圏外と判定する(S315)。測定値>Lth2を満たしている場合は、継続して受信されるデータから基地局との同期処理を行い同期判定を行う(S313)。同期判定の結果、同期が確立すれば圏内判定とし(S314)、同期が確立しなければ、圏外判定となる(S315)。
第3の圏内判定(S321)は、システムBが圏外中(システムA及びシステムBともに圏外中)のシステムAの圏内判定の処理になる。最初に受信電界レベルを測定し、制御部101は、測定された受信電界レベルが第3の閾値Lth3より大きいか否かを判定する(S322)。測定値>Lth3を満たしていない場合は、圏外と判定する(S325)。測定値>Lth3を満たしている場合は、継続して受信されるデータから基地局との同期処理を行い同期判定を行う(S323)。同期判定の結果、同期が確立すれば圏内判定とし(S324)、同期が確立しなければ、圏外判定とする(S325)。
第1の圏内判定の処理と第2の圏内判定の処理では、受信電界レベル判定(S302及びS312)で用いる受信電界レベルの閾値が異なっており、Lth2=Lth1+Lx1(Lx1>0)となる閾値を設けている。これによりシステムAに接続中に圏内判定を行う受信電界レベルの閾値Lth1よりも、システムBに接続中にシステムAの状態をモニタした場合の圏内判定を行う受信電界レベルの閾値Lth2の方が大きいもの(Lth1<Lth2)となる。
さらに第2の圏内判定の処理と第3の圏内判定の処理でも、同様に受信電界レベル判定(S312及びS322)で用いる受信電界レベルの閾値が異なっており、Lth3=Lth1+Lx2(Lx1>Lx2>0)となる閾値を設けている。これにより、システムBが圏内状態の場合の閾値Lth2に比べて、システムBが圏外状態にあった場合の処理、すなわち第3の圏内判定の場合の閾値Lth3が小さくなり(Lth2>Lth3)、システムBが圏内のときに比べ、システムBが圏外のときの方が、より低いレベルでシステムAへ移行する様に閾値を設定している。すなわち、Lth2>Lth3>Lth1の関係にある。
これによりシステムAとBとの間の繁茂な切り替えが抑制されるとともに、システムB からAに移行するときに、システムBの圏内であると判定されたときとシステムBの圏外であると判定されたときとでシステムAへの切り替えやすさを変えることにより、その切り替えの適正化を高めることができる。
(実施例2)
図4は、本発明の第2の実施例に係る携帯電話機の通信システム選択方法を示すフローチャートである。優先されるシステムAに接続中は(S501)、システムA送受信部102が受信電界レベルを測定し、制御部101は、測定された受信電界レベルが第1の閾値Lthaより大きいか否かによりシステムAが圏内か否かの第1の圏内判定を行う(S502)。測定値>Lthaを満たしている場合は、引き続きシステムAが圏内か否かを判定する(S502)。測定値>Lthaを満たしていない場合は、圏外と判定し、それが一定時間継続したかを判断する(S503)。
圏外判定が一定時間継続していなければ、ステップS502に戻り、システムAが圏内かの第1の圏内判定を継続する。
ステップS503において、圏外判定が一定時間継続して行われたとき、制御部101はアンテナ切り替えスイッチ104を切り替え、システムBに接続し(S504)、システムBが圏内か否かを判定する(S505)。システムBが圏内と判定されたとき、制御部101は一定時間が経過したか否かを判断し(S506)、経過していなければ、ステップS505に戻る。もし、一定時間経過していれば、次に制御部101はシステムAの電波状態を周期的にモニタし、受信電界レベルが第2の閾値Lthbより大きいか否かによりシステムAが圏内か否かの第2の圏内判定を行う(S507)。システムAが圏内と判定されたときは、システムAに接続し(S501)、システムAが圏外と判定されたときは、システムBが圏内か否かの判定を行う(S505)。
ステップS505において、システムBは圏外と判定されたとき、制御部101は一定時間が経過したか否かを判断し(S508)、経過していなければ、ステップS505に戻る。もし、一定時間経過していれば、次に制御部101は受信電界レベルが第3の閾値Lthcより大きいか否かによりシステムAが圏内か否かの第3の圏内判定を行う(S509)。システムAが圏内と判定されたときは、システムAに接続し(S501)、システムAが圏外と判定されたときは、システムBが圏内か否かの判定を行う(S505)。
ここでステップS503において、圏外判定が一定時間継続していなければ、測定された受信電界レベルが第4の閾値Lthdより大きいか否かによりシステムAが圏内かの第4の圏内判定を行う(S508)。
ここで、第1の閾値と第2の閾値の関係は、例えば、Lthb=Ltha+Lxa(Lxa>0)とし、第1の閾値と第3の閾値の関係は、例えば、Lthc=Ltha+Lxb(Lxa>Lxb>0)とする。すなわち、第1乃至第3の閾値は、Lthb>Lthc>Lthaの関係にある。なお、第1乃至第3の閾値の大小関係は、上記の関係に限定されない。
この第2の実施例によれば、第1の実施例と同様の効果が得られる。さらに、第2の実施例によれば、優先されるシステムAに接続中は、第1の圏内判定にて圏外と判定された場合でも、直ぐにはシステムBへの移行を行わず、一定期間継続して圏外の判定が行われた場合に、システムAからシステムBへの移行を行うようにしたので、第1の実施の形態と同様に、システム間の移行のばたつきを軽減することがでる。また、システムBに接続中に、周期的にシステムAの状態をモニタするが、モニタ開始に関して、システムBへの移行直後は、行わず一定時間を待ってから、システムAの状態のモニタを一定周期にて開始することで、システムAからシステムBへの移行直後に、システムAにシステムの接続状態が遷移するバタツキを軽減することが可能になる。
なお、第2の圏内判定の処理にて、それぞれ閾値Lthbを用いており、Lthb=Ltha+Lxa(Lxa>0)として設定している。ここでLxaを固定値ではなく、システムBの無線状況に応じて変更するパラメータとしてもよい。これにより、より安定したサービスの選択が可能になる。例えば、システムBが圏内状態かつ、電波状況が良好な場合はLxaを大き目の値に設定し、電波状況が劣悪な環境ではLxaを小さ目の値に設定することで、本発明が解決するシステム移行のばたつきを軽減しながら、システムBが圏外に陥る前にシステムAに移行することも同時に実現可能となる。
(実施例3)
図5は、本発明の第3の実施例に係る携帯電話機の通信システム選択方法を示すフローチャートである。図5において、図4に示す第2の実施例と異なる点は、ステップS510が追加されていることである。
優先されるシステムAに接続中は(S501)、システムA送受信部102が受信電界レベルを測定し、制御部101は、測定された受信電界レベルが第1の閾値Lthaより大きいか否かによりシステムAが圏内か否かの第1の圏内判定を行う(S502)。測定値>Lthaを満たしている場合は、引き続きシステムAが圏内か否かを判定する(S502)。測定値>Lthaを満たしていない場合、制御部101は圏外と判定し、それが一定時間継続したかを判断する(S503)。
ステップS503において、圏外判定が一定時間継続していれば、制御部101はアンテナ切り替えスイッチ104を切り替え、システムBに接続し(S504)、以降は、第2の実施例と同様の動作を行う。
ステップS503において、圏外判定が一定時間継続していなければ、測定された受信電界レベルが第4の閾値Lthdより大きいか否かによりシステムAが圏内かの第4の圏内判定を行う(S510)。第4の閾値Lthdより小さい場合には、制御部101は圏外判定の一定時間継続を判断する。なお、ステップS503において圏外接続時間を判定する際の受信電界レベルについては、S503の初回判定時は第1の閾値Lthaで、S510を経由した後は第4の閾値Lthdで判断する。
測定された受信電界レベルが第4の閾値Lthdより大きい場合、ステップS502に戻り、システムAが圏内かの第1の圏内判定を継続する。
ここで、第1の閾値と第4の閾値の関係は、例えば、Lthd=Ltha+X(X>0)とする。
この実施例3によれば、実施例2と同様の効果が得られる。
以上説明した、実施例1乃至3において、通信システムは、2つであったが、3つ以上の通信システムを利用するものであってもよい。この場合、送受信部は、通信システムごとに設ける必要がある。また、システムAから他のシステムに切り替わる場合、システムAの次に優先順位の高いシステムに切り替えればよい。
本発明の第1の実施例に係る携帯電話機の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る携帯電話機の通信システム選択方法を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施例に係る携帯電話機の通信システム選択方法を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例に係る携帯電話機の通信システム選択方法を示すフローチャートである 本発明の第3の実施例に係る携帯電話機の通信システム選択方法を示すフローチャートである。 従来の携帯電話機のシステム選択方法を示すフローチャートである。
符号の説明
100 携帯電話機
101 制御部
102 システムA送受信部
103 システムB送受信部
104 アンテナ切り替えスイッチ
105 アンテナ
106 Audio部
107 MMI部

Claims (4)

  1. 受信レベルに基づいて接続可能な通信システムを2つの通信システムのうちから選択する携帯電話機において、
    前記2つの通信システムのうち接続が優先される通信システムに接続する手段と、
    前記優先される通信システムに接続されている間、前記受信レベルと第1の閾値との比較結果に基づいて、前記優先される通信システムの圏内か否かの第1の圏内判定を行う手段と、
    前記第1の圏内判定の結果に基づいて、前記2つの通信システムのうち他方の通信システムに接続する手段と、
    前記他方の通信システムの圏内か否かの判定を行う手段と、
    前記他方の通信システムの圏内か否かの前記判定において、圏内と判定されたとき、前記受信レベルと前記第1の閾値より高い第2の閾値と
    の比較結果に基づいて、前記優先される通信システムの圏内か否かの第2の圏内判定を行う手段と、
    前記他方の通信システムの圏内か否かの前記判定において、圏外と判定されたとき、前記第1の閾値よりも高く、かつ、前記第2の閾値よりも低い前記受信電界レベルの第3の閾値を用いて前記一方の通信システムの圏内か否かの第3の圏内判定を行う手段と、
    を含むことを特徴とする携帯電話機。
  2. さらに、前記他方の通信システムの圏内か否かの判定後、一定時間が経過するか否かを判断する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 受信レベルに基づいて接続可能な通信システムを2つの通信システムのうちから選択する携帯電話機の通信システム選択方法において、
    前記2つの通信システムのうち優先される一方の前記通信システムを指定し、
    前記一方の通信システムを選択している場合、前記受信電界レベルと第1の閾値を用いて前記一方の通信システムの圏内か否かの第1の圏内判定を行い、圏外と判定されたとき、前記2つの通信システムのうち前記一方の通信システム以外の他方の通信システムを選択し、
    前記他方の通信システムを選択している場合、前記他方の通信システムの圏内か否かを判定を行い、圏内と判定されたとき、前記受信電界レベルと第1の閾値よりも高い第2の閾値を用いて前記一方の通信システムの圏内か否かの第2の圏内判定を行い、
    前記他方の通信システムの圏内か否かの前記判定において、圏外と判定されたとき、前記第1の閾値よりも高く、かつ、前記第2の閾値よりも低い第3の閾値を用いて前記一方の通信システムの圏内か否かの第3の圏内判定を行うことを特徴とする携帯電話機の通信システム選択方法。
  4. 前記圏内判定は、同期判定を伴うことを特徴とする請求項3に記載の携帯電話機の通信システム選択方法。
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