JP2009070020A - オンラインサービス提供システム、個人端末、管理サーバ、オンラインサービスの提供方法、およびプログラム - Google Patents

オンラインサービス提供システム、個人端末、管理サーバ、オンラインサービスの提供方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サービス提供者に対してユーザの個人情報を開示することなく、またユーザが直接個人情報を入力することなく、ユーザに対して有料オンラインサービスを提供することを可能とする。
【解決手段】本発明に係るオンラインサービス提供システムは、固有の端末IDを有する個人端末と、個人端末からのオンラインサービスの利用要求に基づいて、端末IDに対応するユーザIDを個人端末に配信する管理サーバと、個人端末から受け取ったユーザIDを認証し、ユーザデータを個人端末に配信するサービス提供サーバとを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザが個人端末を操作してサーバにアクセスして各種オンラインサービスを受けることのできる情報システムに関し、特に該情報システムにおけるユーザの個人情報の漏洩や不正利用の防止に関する。
インターネットを介して、携帯電話もしくはパーソナルコンピュータ(PC)などの個人端末を操作するユーザに対して、数多くの業者(サービス提供者)が多種多様な有料オンラインサービスを提供している。そのような有料サービスでは、該サービスの使用料金をユーザに対して適正に課金して回収することが不可欠である。そのため、回収代行業者がサービス提供者からユーザへの使用料金の回収を代行する。携帯電話向けサービスにおいては、主に携帯電話事業者が回収代行業者となる。PC向けサービスでは、主にクレジットカード業者やアクセスプロバイダなどが回収代行業者となる。
ユーザがサービス提供者の有料サービスを利用すると、回収代行業者からサービス提供者に対して、該ユーザに対応する一意の識別情報(ユーザID)が与えられる。サービス提供者は、通知されたユーザIDに基づいて、各々のユーザIDに対する使用料金を算出して、それらの料金を回収代行業者に対して請求する。回収代行業者は、サービス提供者から請求された金額を、各々のユーザIDに該当するユーザに請求する。
その際に使用されるユーザIDは、主に電話番号、個体識別番号、電子メールアドレス、クレジットカード番号などのような、ユーザもしくは個人端末に固有の個人情報が利用される。また、サービス提供者に対しては、サービスの提供に必要な範囲で、ユーザID以外にも回収代行業者から加入者の個人情報が開示される場合もある。その際、サービス提供者は、個人情報保護法および回収代行業者のプライバシーポリシーに基づいて、開示された個人情報を適正に管理することが求められる。
なお、個人情報の開示を抑制してオンラインサービスを提供する技術として、以下の文献が開示されている。特許文献1では、携帯電話等の情報端末から事前に個人情報をデータベースに登録しておくことにより端末装置またはウェブサイトに会員番号と暗証番号を入力するだけで個人情報を利用できるというサービスシステムが開示されている。
特開2003−150725号公報
近年、個人情報の漏洩が社会的な問題となっている。サービス提供者は、企業姿勢としては当然、個人情報を適正に管理するものである。しかし、サービス提供者の業務用システムに事故が発生して、個人情報が漏洩する可能性がある。あるいは、サービス提供者の従業員の過失もしくは故意によって、個人情報を漏洩される危険性がある。それらのような事件が多発すると、自身の個人情報の漏洩を憂慮して有料オンラインサービスを積極的に利用しなくなるユーザが続出して、将来的に有料オンラインサービスの市場全体を萎縮させてしまうリスクにつながる。
また、サービス提供者は、有料サービスを提供し続ける限りそれらの個人情報の漏洩を防止して適正に管理し続ける必要がある。そのため、個人情報の管理に対して多大なコストを割くことになり、そのことが経営における負担となる。そのような負担に耐えかねて有料オンラインサービスから撤退する業者の続出、あるいは新規参入する業者の減少も、将来的に有料オンラインサービスの市場全体を萎縮させてしまうリスクにつながる。
上述のような問題を解決するには、有料オンラインサービスを提供するサービス提供者に対して、ユーザ本人を直接特定することが可能な個人情報を開示することなく、ユーザに対して適正に課金することを可能にする必要がある。しかし特許文献1の技術は、ユーザが管理事業者に対してIDおよびパスワードを入力してログインする必要があり、またサービス提供者に対してユーザの個人情報が管理事業者から開示されるので、上述の問題を解決していない。
本発明の目的は、サービス提供者に対してユーザの個人情報を開示することなく、またユーザが直接個人情報を入力することなく、ユーザに対して有料オンラインサービスを提供することが可能であるオンラインサービス提供システム、および該システムを構成する個人端末、管理サーバ、さらにオンラインサービスの提供方法と、その方法を実行するコンピュータプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るオンラインサービス提供システムは、固有の端末IDを有する個人端末と、個人端末からのオンラインサービスの利用要求に基づいて、端末IDに対応するユーザIDを個人端末に配信する管理サーバと、個人端末から受け取ったユーザIDを認証し、ユーザデータを個人端末に配信するサービス提供サーバとを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る個人端末は、固有の端末IDと、管理サーバに対して端末IDを含んだオンラインサービスの利用要求を送信し、管理サーバから端末IDに対応するユーザIDを受信する管理サーバ通信手段と、ユーザIDを保存するデータ格納手段と、サービス提供サーバにユーザIDを含んだオンラインサービスのデータ配信要求を送信し、ユーザデータを受信するサービス提供サーバ通信手段と、ユーザデータによってオンラインサービスを実行するサービス実行手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る管理サーバは、個人端末に固有の端末IDに対応してユーザIDを抽出するユーザID抽出手段と、個人端末からの端末IDを含んだオンラインサービスの利用要求を受信したことに応答して、抽出されたユーザIDを個人端末に配信する端末通信手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るオンラインサービスの提供方法は、固有の端末IDを有する個人端末と、管理サーバと、サービス提供サーバとを有するネットワークにあってオンラインサービスを提供する方法であって、個人端末が、端末IDを含んだオンラインサービスの利用要求を管理サーバに送信し、次に管理サーバが、端末IDに対応するユーザIDを抽出し、次に管理サーバが、抽出されたユーザIDを個人端末に送信し、次に個人端末がユーザIDを保存し、次に個人端末が、ユーザIDを含んだオンラインサービスのデータ配信要求をサービス提供サーバに送信し、次にサービス提供サーバがユーザデータを個人端末に送信し、次に個人端末がユーザデータによってオンラインサービスを実行することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る個人端末用プログラムは、固有の端末IDを有する個人端末と、管理サーバと、サービス提供サーバとを有するネットワークにおいて使用される個人端末が備えているコンピュータに、端末IDを含んだオンラインサービスの利用要求を管理サーバに送信する機能と、管理サーバから受信したユーザIDを保存する機能と、ユーザIDを含んだオンラインサービスのデータ配信要求をサービス提供サーバに送信する機能と、サービス提供サーバからユーザデータを受信する機能と、ユーザデータによってオンラインサービスを実行する機能とを実行させることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る管理サーバ用プログラムは、固有の端末IDを有する個人端末と、管理サーバと、サービス提供サーバとを有するネットワークにおいて使用される管理サーバが備えているコンピュータに、個人端末から、端末IDを含んだオンラインサービスの利用要求を受信する機能と、端末IDに対応するユーザIDを抽出する機能と、抽出されたユーザIDを個人端末に送信する機能とを実行させることを特徴とする。
本発明は、上記したように個人端末が固有の端末IDを管理サーバに送信して、それに対応するユーザIDを受け取り、サービス提供サーバにユーザIDを送信してユーザデータを受信する構成としたので、サービス提供者に対してユーザの個人情報を開示することなく、ユーザに対して有料オンラインサービスを提供することが可能となる。これによって、個人情報を漏洩される危険性を格段に低減できるという従来にない優れたオンラインサービス提供システム、および該システムを構成する個人端末、管理サーバ、さらにオンラインサービスの提供方法と、その方法を実行するコンピュータプログラムを提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るオンラインサービス提供システムのハードウェア構成例を示すブロック図である。本実施の形態のシステムは、管理事業者が管理する管理サーバ100と、各々のユーザが所持して使用する端末200、および各々のサービス提供者が管理するサービス提供サーバ300から構成される。1つのサービス提供者が、1つのサービス提供サーバ300だけを管理してもよいし、複数のサービス提供サーバ300を管理してもよい。これらの管理サーバ100、端末200、サービス提供サーバ300は、インターネット等のネットワーク400を介して相互に接続されている。
管理サーバ100は、ユーザ管理手段104、端末データ管理手段105、利用実績管理手段120、およびサービス情報管理手段124という、各々のデータを保持して管理するデータベースを持つ。ユーザ管理手段104は、端末200を使用する各々のユーザについての個人情報、たとえば氏名、住所、決済方法、口座番号などのデータを保持し、管理する。端末データ管理手段105は、各々の端末200に固有の情報、たとえば端末ID(個体識別番号)、電話番号、メールアドレスなどを保持し、管理する。
利用実績管理手段120は、各々のユーザが利用した有料オンラインサービス(以後、単にサービスという)とその料金などのデータを保持し、管理する。サービス情報管理手段124は、各々のサービスの名称と該サービスを提供するサービス提供者などのデータを保持し、管理する。以上、各々のデータ構造の詳細については後述する。
端末200は、携帯電話、PC、PDAなどのように、各々のユーザが所持して使用することのできる小型情報端末である。以後、本実施の形態では端末200は携帯電話であるものとして説明する。また端末200は、端末データ格納手段203を有する。端末データ格納手段203は、各々の端末200に対して管理サーバ100およびサービス提供サーバ300から配信される各種データを格納し、それによってオンラインサービスを実行することができる。その詳細については後述する。
サービス提供サーバ300は、会員識別管理手段303、利用状況管理手段306、サービス情報管理手段309という、各々のデータを保持して管理するデータベースを持つ。会員識別管理手段303は、各々のユーザがサービス提供サーバ300によって提供されるサービスが利用可能であるか否かなどのような状態のデータを保持し、管理する。利用状況管理手段306は、各々のユーザが該オンラインサービスを利用した時間および料金などのデータを保持し、管理する。サービス情報管理手段309は、サービス提供サーバ300によって提供されるサービスの種類などのデータを保持し、管理する。以上、各々のデータ構造の詳細については後述する。
図2は、本発明の最も基本的な動作を示すブロック図である。複数存在する端末200は、いずれも以後に説明する機能を同等に有するので、以後は1つだけの端末200について説明する。複数存在するサービス提供サーバ300についても同様に、以後に説明する機能を同等に有するので、以後は原則として1つだけのサービス提供サーバ300について説明する。
端末200は、端末ID(個体識別番号)11を有する。端末ID11は各々の端末200が製造された時点で一意に与えられる固有のIDである。端末ID11を後から変更することは不可能であり、また他の端末の端末ID11を偽装することも不可能である。いま、端末200が管理サーバ100に対して、サービス利用要求13を送信する。その時、サービス利用要求13には端末ID11が含まれる。
サービス利用要求13を受けた管理サーバ100は、端末ID11を端末データ管理手段105に照会して、端末ID11に一意に対応するユーザID15を得る。同時に管理サーバ100は、端末200が要求されたサービスを実行する際に必要となる、サービスアプリケーション(実行環境)17を準備する。端末ID11、ユーザID15およびサービスアプリケーション17を組み合わせた端末データ19が、管理サーバ100から端末200に送信される。
端末200は、端末データ19に含まれる端末ID11が自らの有する端末ID11に等しいことを確認した上で、ユーザID15およびサービスアプリケーション17を端末データ格納手段203に保存する。続いて端末200は、サービス提供サーバ300に対して、データ配信要求21を送信する。その時、データ配信要求21にはユーザID15が含まれる。
データ配信要求21を受けたサービス提供サーバ300は、要求されたユーザデータ23を端末200に送信する。端末200は、サービスアプリケーション17およびユーザデータ23の両方を得ることによって、要求したサービスを実行することができる。サービスアプリケーション17およびユーザデータ23のいずれか一方が欠けた場合には、該サービスを利用することができない。
たとえば通話およびインターネットサービスの場合、同一の端末であってもサービスアプリケーション17を交換することによって、異なる携帯電話事業者(例:株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンクモバイル株式会社など)のサービスを利用することができる。ユーザデータ23は、サービスアプリケーション17の上で利用される各ユーザ個人のデータ(電話番号、メールアドレス、および各ユーザの個人ファイルなど)である。
また、音楽配信サービスの場合では、該サービス専用の音楽プレーヤーをサービスアプリケーション17とし、ユーザデータ23は該音楽プレーヤーのみで再生可能な音声ファイルとすることができる。GPSによるナビゲーションサービスの場合、該サービス専用のナビゲーションソフトをサービスアプリケーション17とし、ユーザデータ23はサービスアプリケーション17専用の地図データとすることができる。他にも、サービスの種類に応じて、様々なサービスアプリケーション17およびユーザデータ23の組み合わせが存在しうる。
なお、ユーザが端末200において同一のサービスを受け続ける限り、端末200上には該サービスに対応するサービスアプリケーション17が常駐する。その間、複数のユーザデータ23がサービス提供サーバ300から端末200に配信され、該サービスアプリケーション17によって実行される。同一のサービスアプリケーション17を利用するサービスであれば、新たなユーザデータ23が配信されても、そのたびに管理サーバ100に端末ID11を送信してユーザID15とサービスアプリケーション17を得る必要はない。異なるサービスアプリケーション17に変更するときに限って、端末200は管理サーバ100に端末ID11を送信して新たなサービスアプリケーション17を受け取る。
サービス提供サーバ300は、ユーザID15ごとの利用実績25を利用状況管理手段306に保存し、その利用実績25を一定期間ごとに管理サーバ100に送信する。このことにより、管理サーバ100を管理する管理事業者は、ユーザごとに複数のサービスの利用実績25を把握できる。
そして管理事業者は、ユーザ管理手段104に収められている各ユーザの個人情報(住所、氏名、口座番号、端末ID11など)に基づいて、各自の利用実績25に対応する料金をユーザから徴収し、各サービス提供者に分配することができる。ユーザID15に対応する各ユーザの個人情報は管理サーバ100のユーザ管理手段104に収められているので、管理事業者(管理サーバ100)はユーザID15ごとの利用実績25について各サービス提供者(サービス提供サーバ300)から報告を受けさえすればよい。
従って、管理事業者は各サービス提供者に対してユーザID15のみを知らせればよく、それ以外の各ユーザの個人情報を知らせる必要はない。ユーザID15は、ユーザの個人情報を含む必要はないので、管理事業者が任意に決定することができる。サービス提供者は、ユーザID15から各ユーザの個人情報を知ることはできない。また、異なるサービスを受けるたびにサービスアプリケーション17およびユーザデータ23がすべて消去されるので、サービス提供者相互間で端末200を介して情報が漏洩することもない。
図3は、管理サーバ100、端末200、サービス提供サーバ300の各々の動作について示すブロック図である。図4は管理サーバ100上、図5は端末200上、図6はサービス提供サーバ300上で、それぞれ保持および管理されるデータの例を示す表である。図7は、本発明の動作を示すフローチャートである。
サービス情報管理手段309は、図6の(C)にあるように、サービス提供サーバ300上で提供されるサービスについて、各々のサービスに対して一意に与えられるサービスID512と、サービスID512が表すサービスの種類を表すサービス名531などの情報を保持する。サービス提供サーバ300によってサービスBを提供するサービス提供者Bは、サービス提供サーバ300上のサービス情報管理手段309に格納するサービスBの内容についての情報を、サービスB情報抽出部310によって抽出し、サービスB情報送信部311によってネットワーク400を通じて管理サーバ100に送信する(図7・S1)。
サービスAを提供するサービス提供者A、およびその他のサービス提供者も、これと同じように自らが管理するサービス提供サーバ300から自らのサービスについての情報をネットワーク400を通じて管理サーバ100に送信している。管理サーバ100は、サービス情報受信部122によってそれらのサービスについての情報を受信し、サービスB情報書込部123によってサービス情報管理手段124に登録する(図7・S2)。
サービス情報管理手段124は、図4の(D)にあるように、管理サーバ100で管理される全てのサービスについて、サービスID512とサービス名531、該サービスを提供するサービス提供者の名称である事業者名532、および各々のサービスに対応するサービスアプリケーション17などの情報を保持する。なお、管理事業者と各々のサービス提供者は、サービス提供者がユーザに対してサービスを提供し、管理事業者は該サービスの利用料金のユーザからの徴収を代行する旨の契約をあらかじめ締結している。
端末200は、サービスAを受けた直後の状態であり、サービスBを受けようとしている。ユーザが端末200からネットワーク400を通じて、管理サーバ100にサービスBのサービス利用要求13を送信する(図7・S3)。サービス利用要求13には、端末キー情報保持手段212に含まれる端末ID11と、端末データ格納手段203に含まれるサービスAに関するユーザID15とサービスアプリケーション17とが含まれる。端末ID11と、サービスAに関するユーザID15とサービスアプリケーション17とを合わせて、以後端末データAという。
図5の(A)にあるように、端末キー情報保持手段212は端末ID11以外のデータを保持しない。この端末ID11を削除もしくは変更することは不可能である。端末データ格納手段203の詳細なデータ構造については後述する。
端末200は、端末データA抽出部201によって、端末データ格納手段203に含まれる端末データAを抽出し、端末データA送出部202によって管理サーバ100に端末データAを送信した後、端末データA消去部204によって端末データAを消去する。
端末データA受信部101によって端末データAを受信した管理サーバ100は、条件判定部102によって、端末データAに含まれる端末ID11とユーザID15とが、ユーザ管理手段104に正当に登録されたデータに含まれるか否かを判断する。これらのデータが正当に登録されていれば、管理サーバ100は端末データA書込部103によって、端末データ管理手段105に、ユーザがサービスAを利用したことについて書き込む。
端末データ管理手段105は、図4の(B)にあるように、端末ID11と、端末ID11に一意に対応するユーザID15、および各端末の電話番号513、メールアドレス514などの個人情報が記録されている。加えて、各々の端末でサービスが利用されるたびに1ずつ増加する管理番号511と、利用された各々のサービスについてのサービスID512が付加される。なお、前述のように1つの端末200で複数の携帯電話事業者を利用することが可能であるので、同一の端末ID11であっても、異なる電話番号513およびメールアドレス514が端末データ管理手段105に記録されることがある。
またユーザ管理手段104は、図4の(A)にあるように、端末ID11とユーザID15、および契約者名503、住所504、決済方法505、口座番号506、利用期限507など、各ユーザに対する利用料金の請求に必要な個人情報を記録している。なお、たとえば利用期限507が切れているなど、ユーザID15に対して正規のユーザとして不適格な情報がユーザ管理手段104に含まれていれば、ここで処理を打ち切り、サービスBの利用を禁止することができる。
その一方で管理サーバ100は、端末データB抽出部106によって、サービスBに関する端末データ19(以後端末データBという)を準備する。端末データB抽出部106は、端末データ管理手段105から端末ID11に対応するユーザID15を抽出する。同時に端末データB抽出部106は、サービス情報管理手段124からサービスBに対応するサービスアプリケーション17を抽出する。端末ID11、ユーザID15、およびサービスアプリケーション17が、端末データBとなる。端末データB送信部107は、端末データBを端末200に送信する(図7・S4)。
端末200は、端末データBに含まれる端末ID11と、端末キー情報保持手段212に含まれる端末ID11とが等しいことを確認した上で、端末データB受信部205で受信した端末データBを、端末データB書込部206によって端末データ格納手段203に記憶する。図5の(B)にあるように、端末データ格納手段203は管理サーバ100から受信した端末ID11、ユーザID15、サービスID512、電話番号513、メールアドレス514およびサービスアプリケーション17が含まれる。
端末200はサービスB実行環境抽出部210によって端末データ格納手段203からサービスアプリケーション17を抽出し、起動する。同時に端末200は、会員データ抽出部207によって端末データ格納手段203からユーザID15を抽出し、会員データ送出部208によってユーザID15を含むデータ配信要求21をサービス提供サーバ300に送信する(図7・S5)。
サービス提供サーバ300は、会員データ受信部301によってデータ配信要求21を受信し、条件判定部302によってデータ配信要求21に含まれるユーザID15がサービスBを利用可能であるか否かを会員識別管理手段303に照会する。図6の(A)にあるように、会員識別管理手段303は、ユーザID15と、各々のユーザID15がサービスBを利用可能であるかどうかを示す会員フラグ551が記録されている。データ配信要求21に含まれるユーザID15に対応する会員フラグ551が利用中を示すフラグ(例「アクティブ」)であれば、サービスBを利用可能である。
ユーザID15がサービスBを利用可能であれば、サービス提供サーバ300はサービス提供部304によってユーザデータ23を端末200に送信する(図7・S6)。端末200はサービスB受信部209によってユーザデータ23を受信し、サービスアプリケーション17とユーザデータ23を使用してサービスB実行部211によってサービスBを実行する(図7・S7)。ちなみにユーザデータ23は、図5の(B)の端末データ格納手段203にも記憶される。
ユーザデータ23を送信したサービス提供サーバ300は、実績データ書込部305によって、ユーザID15のユーザがサービスBを利用した内容を利用状況管理手段306に記録する。図6の(B)にあるように、利用状況管理手段306は、ユーザID15と、各々のユーザID15が今月サービスBを利用した時間を表す当月利用時間561、当月利用時間561に対応する利用料金である当月チャージ562、および最後にサービスBを利用した日時である最終利用日563など、ユーザID15ごとのサービスBの利用内容が記録されている。
サービス提供サーバ300は定期的に実績データ抽出部307によって、利用状況管理手段306に記録されたユーザID15ごとの一定期間内の利用状況(以後利用実績という)を集計し、実績データ送信部308によって管理サーバ100に送信する(図7・S8)。この処理における集計期間は、たとえば毎月1日の午前0時00分に、ユーザID15ごとの前月1日午前0時00分00秒〜末日午後11時59分59秒における利用実績を集計するなどのように、管理事業者およびサービス提供者の業務上の都合などによって適宜決定することができる。
管理サーバ100は、実績データ受信部108によってサービス提供サーバ300から利用実績を受信し、実績データ書込部109によって利用実績管理手段120に利用実績を記録する(図7・S9)。図4の(C)にあるように、利用実績管理手段120は、管理サーバ100によって管理されるすべてのサービスについて、ユーザID15と、各々のユーザID15が利用したサービスに対応するサービスID512、および各々のユーザID15およびサービスID512に対応する課金額である累積チャージ521、最後に該サービスを利用した日時である最終利用日522など、ユーザID15およびサービスID512ごとの各サービスの利用内容が記録されている。
最後に管理サーバ100は、精算処理部121によって、利用実績管理手段120およびサービス情報管理手段124に記録された内容から、ユーザID15ごとの請求内容をまとめる。管理事業者は、ユーザ管理手段104に記録されたユーザID15ごとの個人情報に基づいて、実際に各々のユーザに料金を請求する。ユーザから支払われた料金は、やはり利用実績管理手段120およびサービス情報管理手段124に記録された内容に基づいて、各々のサービス提供者に分配される。
以上で述べたように、各ユーザの個人情報はユーザ管理手段104に記録され、管理事業者内部に保持される。しかし、サービス提供者には、ユーザ管理手段104に記録された個人情報が開示されることはない。サービス提供者は、ユーザID15によって各々のユーザを識別し、ユーザID15ごとの利用料金を管理事業者から分配される。ユーザID15は、ユーザの個人情報を含まずに管理事業者が任意に与えることができるので、サービス提供者はそこからユーザの個人情報を得ることはできない。
なお、図3で説明した機能、および図7で説明したフローチャートに係る各ステップの動作内容は、管理サーバ100および端末200があらかじめ備えるコンピュータで動作するプログラムとして実行させるように構成することができる。
図8は、本実施の形態で、ユーザID15の盗難によるサービスの不正な利用を防止する構成について示す概念図である。図8の(A)に示すユーザ51が利用する端末200は、管理サーバ100に端末ID11を送出してユーザID15およびサービスアプリケーション17を得て、さらにユーザID15をサービス提供サーバ300に送出し、ユーザデータ23を得て、サービスアプリケーション17およびユーザデータ23によってサービスを実行する。
ここで、ユーザ51とは無関係である悪意の第三者53がこのユーザID15を不正に取得し、ユーザ51の端末200とは異なる端末200bでサービスを不正に利用し、その利用料金をユーザ51に支払わせようとした場合を考える。図8の(B)に示すように、悪意の第三者53は、端末200bからユーザID15をサービス提供サーバ300に送出し、ユーザデータ23を不正に得ることまではできたものとする。しかし、サービスアプリケーション17がないと、端末200bはユーザデータ23を利用してサービスを実行することができない。
本実施の形態では、端末200からサービス利用要求13が管理サーバ100に送られるたびに、前回利用したサービスについての情報が端末200から管理サーバ100に送信されて端末データ管理手段105に記録される。つまり、管理サーバ100がサービスアプリケーション17を送出すると、必ずそれに対応する記録が端末データ管理手段105に残ることになる。従って、ユーザID15に対してユーザデータ23を送出したことが利用実績25として利用状況管理手段306に記録されても、サービスアプリケーション17が送出されないと、それに対応する記録が端末データ管理手段105に記録されない。そのことによって、サービスの不正利用を検出し、ユーザ51への不正な課金を防止することができる。
次に悪意の第三者53は、管理サーバ100からサービスアプリケーション17を得ることを考える。そのためには、管理サーバ100に端末ID11を送出してユーザID15を得る必要がある。しかし端末200bは、端末ID11とは異なる端末ID11bを有しており、これを端末ID11に変更することは不可能である。図8の(C)に示すように、端末ID11bを管理サーバ100に送出した場合、ユーザID15とは異なるユーザID15bが得られるので、これによってサービスアプリケーション17とユーザデータ23を得てサービスを利用しても、その利用料金はユーザID15bの持ち主に請求される。ユーザID15bの持ち主とは、端末ID11bを有する端末200bの持ち主、つまり悪意の第三者53である。
従って、悪意の第三者53がユーザID15のみを盗んだとしても、それによって不正にサービスを得ることはできない。ユーザ51は、端末200自体を悪意の第三者53に盗まれない限り、ユーザ51とは無関係な悪意の第三者53に不正にサービスを利用されることはない。
ユーザの個人情報の中で、たとえば住所504、口座番号506、電話番号513、メールアドレス514などは比較的容易に変更されうる。また、ユーザが端末200を機種変更すれば、端末ID11が変更される。それらのような変更がなされた場合、ユーザは管理事業者に対してのみ、変更の手続きを行えばよい。管理事業者は、ユーザ管理手段104および端末データ管理手段105に記録されている、該ユーザのユーザID15に対応するデータの中で変更点に該当するもののみを変更する。変更手続きの後もユーザID15は同一であるので、ユーザはサービス提供者にそれらの変更を届け出なくても、継続してサービスを受けることができる。
また、1台の端末200が複数の管理サーバ100(管理事業者)を利用することもできる。端末200は、あらかじめ料金の支払いに使用する管理事業者を選択する。異なる管理事業者からは、異なるユーザID15が与えられる。サービス提供サーバ300は、端末200が選択した管理事業者に応じて、サービス情報および実績データを送信する管理サーバ100を選択する。以上の動作が追加される点を除いては、前述の実施の形態と動作は全く同じである。
以上で説明してきた実施の形態は、端末200は携帯電話であることを前提としている。携帯電話は、個体識別番号を端末ID11として利用することができる。PCやPDAなどを端末200として利用する場合は、一意に与えられ、外部からの変更および削除などが不可能である端末ID11を保持する手段を追加することが必要となる。
なお、管理サーバ100、端末200およびサービス提供サーバ300の相互間での通信、特にサービスアプリケーション17およびユーザデータ23の送受信、あるいはサービス提供サーバ300から管理サーバ100へのサービス情報や利用実績情報の送信については、外部からの傍受が困難なセキュアな通信手段によって行うことが望ましい。ただし、十分なセキュリティが確保できるものであれば本発明を適用することが可能であるので、ここでは具体的な通信手段および暗号化/復号化手段については特に言及しない。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
ネットワークを利用して提供される有料オンラインサービス全般において利用可能である。サービスの内容としては、たとえば一般企業による顧客向けサービスや従業員向け業務サービス、官公庁による職員向けサービス、自治体による住民向けサービス、金融機関による顧客向けサービス、保険会社による保険組合員向けサービス、コンテンツ事業者による消費者向けサービスや研修・学習サービス、仮想移動体通信サービス(MVNO)などが考えられる。
本発明の実施の形態に係るオンラインサービス提供システムのハードウェア構成例を示すブロック図である。 本実施の形態の最も基本的な動作を示すブロック図である。 管理サーバ、端末、サービス提供サーバの各々の動作について示すブロック図である。 管理サーバ上で保持および管理されるデータの例を示す表である。 端末上で保持および管理されるデータの例を示す表である。 サービス提供サーバで保持および管理されるデータの例を示す表である。 本発明の動作を示すフローチャートである。 本実施の形態で、ユーザID15の盗難によるサービスの不正な利用を防止する構成について示す概念図である。
符号の説明
11、11b 端末ID
13 サービス利用要求
15、15b ユーザID
17 サービスアプリケーション(実行環境)
19 端末データ
21 データ配信要求
23 ユーザデータ
25 利用実績
51 ユーザ
53 悪意の第三者
100 管理サーバ
104 ユーザ管理手段
105 端末データ管理手段
106 端末データB抽出部(ユーザID抽出手段)
107 端末データB送信部(端末通信手段)
108 実績データ受信部
109 実績データ書込部
120 利用実績管理手段
121 精算処理部
122 サービス情報受信部
123 サービスB情報書込部
124 サービス情報管理手段(実行環境保持手段)
200、200b 端末
201 端末データA抽出部
202 端末データA送出部(管理サーバ通信手段)
203 端末データ格納手段(データ格納手段)
204 端末データA消去部(データ消去手段)
205 端末データB受信部(管理サーバ通信手段)
206 端末データB書込部
207 会員データ抽出部
208 会員データ送出部
209 サービスB受信部(サービス提供サーバ通信手段)
210 サービスB実行環境抽出部
211 サービスB実行部(サービス実行手段)
212 端末キー情報保持手段
300 サービス提供サーバ
301 会員データ受信部
302 条件判定部
303 会員識別管理手段
304 サービスB提供部
305 実績データ書込部
306 利用状況管理手段
307 実績データ抽出部
308 実績データ送信部
309 サービス情報管理手段
310 サービスB情報抽出部
311 サービスB情報送信部
400 ネットワーク
503 契約者名
504 住所
505 決済方法
506 口座番号
507 利用期限
512 サービスID
513 電話番号
514 メールアドレス
521 累積チャージ
522 最終利用日
531 サービス名
532 事業者名
551 会員フラグ
561 当月利用時間
562 当月チャージ
563 最終利用日

Claims (14)

  1. 固有の端末IDを有する個人端末と、
    前記個人端末からのオンラインサービスの利用要求に基づいて、前記端末IDに対応するユーザIDを前記個人端末に配信する管理サーバと、
    前記個人端末から受け取った前記ユーザIDを認証し、ユーザデータを前記個人端末に配信するサービス提供サーバとを有することを特徴とするオンラインサービス提供システム。
  2. 前記管理サーバが、前記ユーザIDと同時に前記オンラインサービスの実行環境を前記個人端末に配信し、
    前記サービス提供サーバが配信する前記ユーザデータが前記実行環境によってのみ利用可能であり、
    前記個人端末が、前記実行環境および前記ユーザデータによって前記オンラインサービスを実行することを特徴とする、請求項1に記載のオンラインサービス提供システム。
  3. 前記個人端末が、前記オンラインサービスの実行が終了して別のオンラインサービスを実行する際に、前記ユーザID、前記実行環境および前記ユーザデータを消去して、前記別のオンラインサービスのユーザID、実行環境およびユーザデータを保存することを特徴とする、請求項2に記載のオンラインサービス提供システム。
  4. 前記サービス提供サーバが、前記ユーザIDごとの前記サービスの利用状況を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバが前記ユーザIDごとの利用状況を保持することを特徴とする、請求項1又は2に記載のオンラインサービス提供システム。
  5. 固有の端末IDと、
    管理サーバに対して前記端末IDを含んだオンラインサービスの利用要求を送信し、前記管理サーバから前記端末IDに対応するユーザIDを受信する管理サーバ通信手段と、
    前記ユーザIDを保存するデータ格納手段と、
    サービス提供サーバに前記ユーザIDを含んだ前記オンラインサービスのデータ配信要求を送信し、ユーザデータを受信するサービス提供サーバ通信手段と、
    前記ユーザデータによって前記オンラインサービスを実行するサービス実行手段と
    を有することを特徴とする個人端末。
  6. 前記管理サーバ通信手段が、前記ユーザIDと同時に前記オンラインサービスの実行環境を前記管理サーバから受信し、
    前記データ格納手段が前記ユーザIDおよび前記実行環境を保存し、
    前記サービス提供サーバ通信手段から前記実行環境によってのみ利用可能なユーザデータを受信し、
    前記サービス実行手段が、前記実行環境および前記ユーザデータによって前記オンラインサービスを実行する
    ことを特徴とする、請求項5に記載の個人端末。
  7. 前記オンラインサービスの実行が終了して別のオンラインサービスを実行する後、前記ユーザID、前記実行環境および前記ユーザデータを消去するデータ消去手段を有し、
    前記データ格納手段が前記別のオンラインサービスのユーザID、実行環境およびユーザデータを保存することを特徴とする、請求項6に記載の個人端末。
  8. 個人端末に固有の端末IDに対応してユーザIDを抽出するユーザID抽出手段と、
    前記個人端末からの前記端末IDを含んだオンラインサービスの利用要求を受信したことに応答して、前記抽出されたユーザIDを前記個人端末に配信する端末通信手段と
    を有することを特徴とする管理サーバ。
  9. 前記個人端末で実行可能なオンラインサービスの実行環境を保持する実行環境保持手段を有し、
    前記端末通信手段が前記ユーザIDと同時に前記実行環境を前記個人端末に配信することを特徴とする、請求項8に記載の管理サーバ。
  10. 前記ユーザIDごとの前記オンラインサービスの利用状況を、前記オンラインサービスを提供するサービス提供サーバから取得して保持する利用実績管理手段を有することを特徴とする、請求項8又は9に記載の管理サーバ。
  11. 固有の端末IDを有する個人端末と、管理サーバと、サービス提供サーバとを有するネットワークにあってオンラインサービスを提供する方法であって、
    前記個人端末が、前記端末IDを含んだ前記オンラインサービスの利用要求を前記管理サーバに送信し、
    次に前記管理サーバが、前記端末IDに対応するユーザIDを抽出し、
    次に前記管理サーバが、前記抽出されたユーザIDを前記個人端末に送信し、
    次に前記個人端末が、前記ユーザIDを保存し、
    次に前記個人端末が、前記ユーザIDを含んだ前記オンラインサービスのデータ配信要求を前記サービス提供サーバに送信し、
    次に前記サービス提供サーバがユーザデータを前記個人端末に送信し、
    次に前記個人端末が、前記ユーザデータによって前記オンラインサービスを実行する
    ことを特徴とするオンラインサービスの提供方法。
  12. 前記管理サーバが前記ユーザIDを前記個人端末に送信する際に、前記個人端末で実行可能なオンラインサービスの実行環境を同時に前記個人端末に送信し、
    個人端末が前記ユーザIDを保存する際に、前記実行環境を同時に保存し、
    前記サービス提供サーバがユーザデータを前記個人端末に送信する際に、前記実行環境によってのみ利用可能なユーザデータを前記個人端末に送信し、
    前記個人端末が前記オンラインサービスを実行する際に、前記実行環境および前記ユーザデータによって前記オンラインサービスを実行することを特徴とする、請求項11記載のオンラインサービスの提供方法。
  13. 固有の端末IDを有する個人端末と、管理サーバと、サービス提供サーバとを有するネットワークにおいて使用される個人端末が備えているコンピュータに、
    前記端末IDを含んだオンラインサービスの利用要求を前記管理サーバに送信する機能と、
    前記管理サーバから受信したユーザIDを保存する機能と、
    前記ユーザIDを含んだ前記オンラインサービスのデータ配信要求を前記サービス提供サーバに送信する機能と、
    前記サービス提供サーバからユーザデータを受信する機能と、
    前記ユーザデータによって前記オンラインサービスを実行する機能と
    を実行させることを特徴とする個人端末用プログラム。
  14. 固有の端末IDを有する個人端末と、管理サーバと、サービス提供サーバとを有するネットワークにおいて使用される管理サーバが備えているコンピュータに、
    前記個人端末から、前記端末IDを含んだ前記オンラインサービスの利用要求を受信する機能と、
    前記端末IDに対応するユーザIDを抽出する機能と、
    前記抽出されたユーザIDを前記個人端末に送信する機能と
    を実行させることを特徴とする管理サーバ用プログラム。
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