JP3719008B2 - プリペイド料金処理方法及び装置及びプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

プリペイド料金処理方法及び装置及びプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリペイド料金処理方法及び装置及びプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体に係り、特に、インターネットにおけるサービスのようにサービス提供者が利用者にオンラインで有料コンテンツを提供するような形態のサービスにおいて、コンテンツへの動的なアクセス制御を伴うリアルタイムなプリペイド料金処理を行うプリペイド料金処理方法及び装置及びプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術においては、通常のプリペイド料金処理方法として、例えばテレホンカードにおける方法のように、お金と引き換えに利用者にプリペイドカードを発行し、サービス利用時にそのプリペイドカードから利用金額を減算する方法が一般的にとられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術によると、例えば、インターネット等のネットワーク上でのサービス利用時にオンラインでプリペイドカードから利用金額の減算を行う場合、上記と同様にプリペイドカードを利用者に発行すると、利用者端末上でプリペイドカードの情報を変更処理するハードウエアが別途必要となるためコスト増となる問題点と、ネットワーク上に利用者情報と料金情報が流れるため、第三者がそれらの情報を得て不正にサービスを利用する等、セキュリティ上の問題点がある。
【0004】
そのため、サービスを提供するサーバ側で利用者のプリペイド残金を管理し、利用者がネットワーク上の有料サービスを利用する都度、該利用者のプリペイド残金から利用料金を減算する方法が有効である。この方法においては、プリペイド残金がコンテンツ利用料金より多い場合はアクセスを許可し、少ない場合はアクセスを拒否するという動的なアクセス制御を利用者からの要求の都度、利用者に不快感を与えないためにリアルタイムに行う必要がある。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、サービスを提供するサーバ側でプリペイド残金を管理し、利用者が有料コンテンツを利用したときの利用料金と該利用者のプリペイド残金を比較してリアルタイムにアクセス可否を判断し、プリペイド料金処理を効率的に行うプリペイド料金処理方法及び装置及びプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、コンピュータネットワーク上で利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供する第1の装置と、利用者毎のプリペイド残金を保持する第2の装置とを有するシステムにおけるプリペイド料金処理方法であり、利用者に対する有料コンテンツの提供が完了した場合に、該第1の装置は、該第2の装置が有する該利用者のプリペイド残金から該有料コンテンツの利用金額を減算し、該第2の装置は減算されたプリペイド残金を保持するプリペイド料金処理方法であって、該第2に装置は、前記有料コンテンツの提供開始前に、該有料コンテンツの料金をプリペイド残金から減算して得られるプリペイド仮残金と、該有料コンテンツのプリペイド料金処理のために用いられる情報を含むプリペイドワークファイルとを保持し、前記利用者に対する前記有料コンテンツの提供中に該利用者が前記第1の装置にアクセスして新たな有料コンテンツを要求した場合に、前記第1の装置は、前記プリペイド仮残金と該新たな有料コンテンツのコンテンツ料金とを用いて該新たな有料コンテンツの提供可否を判定することを特徴とするプリペイド料金処理方法である。
【0007】
請求項2に記載の発明は、コンピュータネットワーク上でコンテンツを提供するシステムにおいてプリペイド料金処理を行うプリペイド料金処理方法であって、利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供する第1の装置と、DIT(Directory Information Tree) を有し、該DIT上に利用者毎のプリペイド残金及びコンテンツの料金を保持する第2の装置とが用いられ、利用者が有料コンテンツを利用する場合、該第1の装置は、該有料コンテンツの料金と該利用者のプリペイド残金を取得し比較してアクセス可否の判断を行うアクセス判断を行い、該第1の装置は、該アクセス判断の結果がアクセス可であり該有料コンテンツの提供が完了した場合に該プリペイド残金から該有料コンテンツの料金を減算し、該第2の装置は、該DIT上に該減算されたプリペイド残金を保持し、前記第2の装置における前記DITは、前記有料コンテンツ利用におけるプリペイド料金処理の実行中に該有料コンテンツの料金を前記プリペイド残金から減算して得られるプリペイド仮残金を保持し、該第2の装置は実行中の該プリペイド料金処理における情報を保持するプリペイドワークファイルを保持し、利用者により前記第1の装置へのアクセスが第1のアクセスとして行われ、該利用者の該第1のアクセスにおけるプリペイド料金処理を実行中に、該利用者が新たなアクセスを第2のアクセスとして行う場合に、該プリペイド仮残金と該ワークファイルを用いて該第2のアクセスによるプリペイド料金処理を行うことを特徴とするプリペイド料金処理方法である。
【0008】
請求項3に記載のプリペイド料金処理方法は、前記第2の装置における前記DITが、利用者毎にプリペイドロックを表示するフラグを有し、該利用者毎に、プリペイド料金処理を実行中は該フラグはプリペイドロックの状態とされ、実行中である該プリペイド料金処理の利用者により前記第1の装置のコンテンツへのアクセスが行われると、前記第1の装置は該フラグを参照して該利用者の該アクセスを不可とする。
【0010】
請求項に記載のプリペイド料金処理方法は、利用者からプリペイド金の入金があった場合に、該入金の金額を該利用者の前記プリペイド残金に加算する。
請求項に記載のプリペイド料金処理方法は、前記第1の装置と前記第2の装置の間の通信手段としてLDAP(Lightweight Directory Access Protocol )を利用する。
【0011】
請求項6に記載の発明は、コンピュータネットワーク上で利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供する第1の装置と、利用者毎のプリペイド残金を保持する第2の装置とを有するプリペイド料金処理装置であって、利用者に対する有料コンテンツの提供が完了した場合に、該第1の装置は、該第2の装置が有する該利用者のプリペイド残金から該有料コンテンツの利用金額を減算し、該第2の装置は減算されたプリペイド残金を保持し、該第2に装置は、前記有料コンテンツの提供開始前に、該有料コンテンツの料金をプリペイド残金から減算して得られるプリペイド仮残金と、該有料コンテンツのプリペイド料金処理のために用いられる情報を含むプリペイドワークファイルとを保持し、前記利用者に対する前記有料コンテンツの提供中に該利用者が前記第1の装置にアクセスして新たな有料コンテンツを要求した場合に、前記第1の装置は、前記プリペイド仮残金と該新たな有料コンテンツのコンテンツ料金とを用いて該新たな有料コンテンツの提供可否を判定することを特徴とするプリペイド料金処理装置である。
【0012】
請求項に記載の発明は、コンピュータネットワーク上でコンテンツを提供するシステムにおいてプリペイド料金処理を行うプリペイド料金処理装置であって、利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供する第1の装置と、DIT(Directory Information Tree) を有し、該DIT上に利用者毎のプリペイド残金及びコンテンツの料金を保持する第2の装置とを有し、該第1の装置は、利用者が有料コンテンツを利用する場合、該有料コンテンツの料金と該利用者のプリペイド残金を取得し比較してアクセス可否の判断を行う手段と、該判断の結果がアクセス可であり該有料コンテンツの提供が完了した場合に該プリペイド残金から該有料コンテンツの料金を減算する手段と、を有し、該第2の装置は、該DIT上に該減算されたプリペイド残金を保持する手段を有し、前記第2の装置における前記DITは、前記有料コンテンツ利用におけるプリペイド料金処理の実行中に該有料コンテンツの料金を前記プリペイド残金から減算して得られるプリペイド仮残金を保持し、該第2の装置は実行中の該プリペイド料金処理における情報を保持するプリペイドワークファイルを保持し、利用者により前記第1の装置へのアクセスが第1のアクセスとして行われ、該利用者の該第1のアクセスにおけるプリペイド料金処理を実行中に、該利用者が新たなアクセスを第2のアクセスとして行う場合に、該第1の装置は、該第2の装置が保持する該プリペイド仮残金と該ワークファイルを用いて該第2のアクセスによるプリペイド料金処理を行うことを特徴とするプリペイド料金処理装置である。
【0013】
請求項に記載のプリペイド料金処理装置は、前記第2の装置における前記DITが、利用者毎にプリペイドロックを表示するフラグを有し、前記第1の装置は、該利用者毎に、プリペイド料金処理を実行中は該フラグをプリペイドロックの状態とする手段と、実行中である該プリペイド料金処理の利用者により前記第1の装置にアクセスが申し込まれると、該フラグを参照して該利用者の該アクセスを不可とする手段とを有する。
【0015】
請求項に記載のプリペイド料金処理装置は、利用者からプリペイド金の入金があった場合に、該入金の金額を該利用者の前記プリペイド残金に加算する手段を有する。
請求項10に記載のプリペイド料金処理装置は、前記第1の装置と前記第2の装置の間でLDAP(Lightweight Directory Access Protocol )を利用して通信を行う手段を有する。
【0016】
請求項11に記載の発明は、コンピュータネットワーク上で利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供する第1の装置と、利用者毎のプリペイド残金を保持する第2の装置とを有するプリペイド料金処理装置における第1の装置の機能をコンピュータに実現させるプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体であって、前記コンピュータを、利用者に対する有料コンテンツの提供が完了した場合に、該第2の装置が有する該利用者のプリペイド残金から該有料コンテンツの利用金額を減算する手段、前記有料コンテンツの提供開始前に、該有料コンテンツの料金をプリペイド残金から減算して得られるプリペイド仮残金を求め、前記第2の装置に格納する手段、前記利用者に対する前記有料コンテンツの提供中に該利用者が前記第1の装置にアクセスして新たな有料コンテンツを要求した場合に、前記プリペイド仮残金と該新たな有料コンテンツのコンテンツ料金とを用いて該新たな有料コンテンツの提供可否を判定する手段、として機能させるプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体である。
請求項12に記載の発明は、コンピュータネットワーク上でコンテンツを提供するシステムにおいて、利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供する第1の装置と、利用者毎のプリペイド残金とコンテンツ料金を保持する第2の装置とを有するプリペイド料金処理装置における第2の装置の機能をコンピュータに実現させるプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体であって、前記コンピュータを、DIT(Directory Information Tree) を保持し該DIT上にコンテンツ料金及び利用者毎のプリペイド残金を保持する手段、該プリペイド残金から該コンテンツ料金が該第1の装置において減算されて得られたプリペイド残金を該DIT上に保持する手段、ある有料コンテンツに係るプリペイド料金処理の実行中に該プリペイド料金処理におけるコンテンツの料金を前記プリペイド残金から減算して得られるプリペイド仮残金を保持する手段、実行中の該プリペイド料金処理における情報を保持するプリペイドワークファイルを保持する手段として機能させるプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体である。
【0017】
請求項13に記載の記録媒体は、前記DITが利用者毎にプリペイドロックを表示するフラグを保持するものである
【0018】
請求項14に記載の記録媒体は、前記利用者からプリペイド金の入金があった場合に、該入金の金額を該利用者の前記プリペイド残金に加算する処理を前記コンピュータに実行させるプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体である
請求項15に記載の記録媒体は、外部と通信を行う場合にLDAP(Lightweight Directory Access Protocol )を用いた処理を前記コンピュータに実行させるプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体である
【0019】
なお、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol )は”W.Yeong et al., Lightweight Directory Access Protocol, RFC1777,1995”等にて仕様が定められているプロトコルである。
上記のように、本発明は、コンテンツを提供する装置とプリペイド料金処理に必要な情報を管理する装置を有し、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol )を用いて通信を行うことにより利用者からのアクセスの可否を判断することとしたため、利用者からの要求の都度、リアルタイムに動的なアクセス制御が可能となり、利用者に不快感を与えない程度のアクセス性能を得ることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施例を説明するブロック図である。同図に示すように、本実施例はサービス提供サーバ20、プリペイド管理サーバ30、利用者端末10、利用者100から構成され、利用者端末10はサービス提供サーバ20に接続され、プリペイド管理サーバ30はサービス提供サーバ20と接続している。なお、以下、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol )をLDAP、DIT(Directory Information Tree) をDITと称す。
【0021】
プリペイド管理サーバ30は、DIT格納ブロック31を有し、DIT格納ブロック31にはDITとしてユーザ情報32、コンテンツ情報33、アクセス制御情報34が格納されている。ユーザ情報32は利用者に関連する情報を保持するテーブルであり、利用者ID、認証情報、プリペイド残金、及びプリペイドロック等の情報を持つ。
【0022】
プリペイドロック情報は、ある利用者がプリペイド処理を実行している最中に、同じ利用者IDで同時に重複してプリペイド処理を行うことを防止するためのフラグである。コンテンツ情報33は、有料コンテンツの料金を保持しておくテーブルであり、コンテンツID、コンテンツ料金などの情報を持つ。アクセス制御情報34は、利用者がアクセスの申し込みを行ったコンテンツに対して、該コンテンツが該利用者に利用可能かどうかの静的なアクセス制御を行うための情報を保持しておくテーブルであり、利用者ID、コンテンツID等の情報を持つ。
【0023】
サービス提供サーバ20は、アクセス制御ブロック21、アクセス制御情報取得ブロック23、コンテンツ料金取得ブロック24、プリペイド残金チェックブロック25、プリペイド残金減算ブロック26、及びコンテンツ22から構成されている。
利用者100は、利用者端末10からサービス提供サーバ20内のアクセス制御ブロック21へアクセスし、コンテンツ22を入手する。その過程において、アクセス制御ブロック21は、LDAPを利用してプリペイド管理サーバ30へアクセスし、DIT格納ブロック31内のDITの情報を検索して、その情報を基にプリペイド料金処理とそれに伴うアクセス制御を行う。
【0024】
このプリペイド料金処理の詳細を示すフローチャートを図2に示す。以下、図2を用いてプリペイド料金処理及びプリペイド料金処理におけるプリペイド管理サーバ30とサービス提供サーバ20の動作を詳細に説明する。
ステップ1)利用者100はアクセス制御ブロック21へ利用者IDと利用したいコンテンツIDを送る。
【0025】
ステップ2)アクセス制御ブロック21はアクセス制御情報取得ブロック23へ利用者IDとコンテンツIDを送る。
ステップ3)アクセス制御情報取得ブロック23は利用者IDとコンテンツIDをキーにアクセス制御情報34を検索する。
ステップ4)アクセス制御情報34における検索の結果、該利用者の該コンテンツへのアクセスが許可されれば(Yesの場合)、ステップ5に進む。アクセスが許可されなければ(Noの場合)、図3の(a)に進む。なお、図3の(a)については後述する。
【0026】
ステップ5)アクセス制御情報取得ブロック23はアクセス制御ブロック21へアクセス許可の旨を送る。
ステップ6)アクセス制御ブロック21はコンテンツIDをコンテンツ料金取得ブロック24に送る。
ステップ7)コンテンツ料金取得ブロック24はコンテンツIDをキーにDITのコンテンツ情報33からコンテンツ料金を取得する。
【0027】
ステップ8)コンテンツ料金取得ブロック24は該コンテンツ料金をアクセス制御ブロック21へ送る。
ステップ9)アクセス制御ブロック21において該コンテンツが有料であるか無料であるかをチェックし、有料であればステップ10に進み、無料であれば図3の(b)に進む。なお、図3の(b)については後述する。
【0028】
ステップ10)アクセス制御ブロック21は利用者IDとコンテンツ料金をプリペイド残金チェックブロック25へ送る。
ステップ11)プリペイド残金チェックブロック25は利用者IDをキーにDITのユーザ情報32からプリペイドロックを検索する。
ステップ12)プリペイド残金チェックブロック25は該利用者がロック中かどうかをチェックし、ロック中でなければ(Noの場合)ステップ13に進み、ロック中であれば(Yesの場合)図3の(c)に進む。なお、図3の(c)については後述する。
【0029】
ステップ13)プリペイド残金チェックブロック25は利用者IDをキーにユーザ情報32からプリペイド残金を取得する。
ステップ14)プリペイド残金チェックブロック25はプリペイド残金と、消費税を加えたコンテンツ料金を比較する。
ステップ15)プリペイド残金が、消費税を加えたコンテンツ料金よりも大きいかどうかをチェックし、大きい場合(Yesの場合)はステップ16に進み、大きくない場合(Noの場合)は図3の(d)に進む。なお、図3の(d)については後述する。
【0030】
ステップ16)プリペイド残金チェックブロック25は該利用者IDのプリペイドロックをかける。
ステップ17)プリペイド残金チェックブロック25はアクセス制御ブロック21へOKを送る。
ステップ18)アクセス制御ブロック21はコンテンツIDをキーに有料コンテンツを取得し、利用者端末10へ送る。
【0031】
ステップ19)アクセス制御ブロック21は該コンテンツの送信が完了か、不完了かをチェックし、完了であればステップ20に進み、不完了であれば図3の(e)に進む。なお、図3の(e)については後述する。
ステップ20)アクセス制御ブロック21は利用者IDとコンテンツ料金をプリペイド残金減算ブロック26へ送る。
【0032】
ステップ21)プリペイド残金減算ブロック26は該利用者IDのプリペイド残金に対して、以下の計算を実行してユーザ情報32のプリペイド残金を更新し、プリペイドロックをはずす。
プリペイド残金=プリペイド残金−(コンテンツ料金+消費税)
ステップ22)プリペイド残金減算ブロック26は減算の処理が完了した旨をアクセス制御ブロック21へ送る。
【0033】
ステップ23)アクセス制御ブロック21は利用者ID、コンテンツID、コンテンツ料金、消費税、時刻等の情報をログとして出力し、処理を終了する。
次に、前述した図3の(a)、(b)、(c)、(d)、(e)について説明する。
(a)の場合、すなわちステップ4においてアクセスが許可されない場合の処理手順を次に示す。
【0034】
ステップ101)アクセス制御情報取得ブロック23はアクセス制御ブロック21へアクセス不許可の旨を送る。
ステップ102)アクセス制御ブロック21はアクセス制御情報34の情報を用いてアクセス不可である旨の画面表示データを利用者端末へ送り、処理を終了する。
【0035】
(b)の場合、すなわちステップ9においてコンテンツ無料である場合の処理手順を次に示す。
ステップ201)アクセス制御ブロック21はコンテンツIDをキーにコンテンツを取得して利用者へ提供し、処理を終了する。
(c)の場合、すなわちステップ12において利用者がロック中である場合の処理手順を次に示す。
【0036】
ステップ301)プリペイド残金チェックブロック25はアクセス制御ブロック21へプリペイドロックがかかっている旨を送る。
ステップ302)アクセス制御ブロック21は利用者端末10へプリペイド料金処理実行中によりアクセス不可である旨の画面表示データを送り、処理を終了する。
【0037】
(d)の場合、すなわちステップ15においてプリペイド残金が消費税を加えたコンテンツ料金よりも大きくない場合の処理手順を次に示す。
ステップ401)プリペイド残金チェックブロック25はアクセス制御ブロック21へNGを送る。
ステップ402)アクセス制御ブロック21はプリペイド残金不足によりアクセス不可である旨の画面表示データを利用者端末10に送り、処理を終了する。
【0038】
(e)の場合、すなわちステップ19においてコンテンツの送信が不完了である場合の処理手順を次に示す。
ステップ501)アクセス制御ブロック21はプリペイド残金減算ブロック26へ利用者IDとNGを送る。
ステップ502)プリペイド残金減算ブロック26は該利用者IDのプリペイドロックをはずす。
【0039】
ステップ503)アクセス制御ブロック21は、利用者ID、コンテンツID、不完了情報、時刻等の情報をログとして出力し、処理を終了する。
図4は本発明の第2の実施例を示すブロック図であり、図1に示すDIT格納ブロック31内のDITにおけるユーザ情報32のプリペイドロック情報の代わりに格納されたプリペイド仮残金と、プリペイドワークファイル格納ブロック41に格納されたプリペイドワークファイル42を使用することにより、一人の利用者が同時に複数のプリペイド料金処理を実行可能とした場合の構成を示すブロック図である。
【0040】
プリペイド仮残金は、実行中のプリペイド料金処理が完了したとした場合における、完了後のプリペイド残金であり、ユーザ情報32として保持される。プリペイドワークファイル42では、実行中のプリペイド料金処理に関する利用者ID、コンテンツ料金、消費税、プリペイド料金処理ID等を保持する。プリペイド料金処理IDはプリペイド料金処理毎に一つずつ付与される一意な値である。
【0041】
この方法によると、例えば、サイズの大きなコンテンツの有料ダウンロードサービスを受けながら、同時に別の有料コンテンツへアクセスすることも可能となる。
第2の実施例における、プリペイド料金処理の詳細を示すフローチャートを図5に示す。以下、図5を用いて本実施例におけるプリペイド料金処理及びプリペイド料金処理におけるプリペイド管理サーバ30とサービス提供サーバ20の動作を詳細に説明する。
【0042】
ステップ31)利用者100はアクセス制御ブロック21へ利用者IDと利用したいコンテンツIDを送る。
ステップ32)アクセス制御ブロック21はアクセス制御情報取得ブロック23へ利用者IDとコンテンツIDを送る。
ステップ33)アクセス制御情報取得ブロック23は利用者IDとコンテンツIDをキーにDITのアクセス制御情報34を検索する。
【0043】
ステップ34)アクセス制御情報34における検索の結果、該利用者の該コンテンツへのアクセスが許可されれば(Yesの場合)、ステップ35に進む。アクセスが許可されなければ(Noの場合)、図6の(f)に進む。なお、図6の(f)については後述する。
ステップ35)アクセス制御情報取得ブロック23はアクセス制御ブロック21へアクセス許可の旨を送る。
【0044】
ステップ36)アクセス制御ブロック21はコンテンツIDをコンテンツ料金取得ブロック24に送る。
ステップ37)コンテンツ料金取得ブロック24はコンテンツIDをキーにDITのコンテンツ情報33からコンテンツ料金を取得する。
ステップ38)コンテンツ料金取得ブロック24は該コンテンツ料金をアクセス制御ブロック21へ送る。
【0045】
ステップ39)アクセス制御ブロック21において該コンテンツが有料であるか無料であるかをチェックし、有料であればステップ40に進み、無料であれば図6の(g)に進む。なお、図6の(g)については後述する。
ステップ40)アクセス制御ブロック21は利用者IDとコンテンツ料金をプリペイド残金チェックブロック25へ送る。
【0046】
ステップ41)プリペイド残金チェックブロック25は利用者IDをキーにDITのユーザ情報32からプリペイド仮残金を検索する。
ステップ42)プリペイド残金チェックブロック25はプリペイド仮残金が消費税を加えたコンテンツ料金よりも大きいかどうかをチェックし、大きければ(Yesの場合)ステップ43に進み、大きくなければ(Noの場合)図6の(h)に進む。なお、図6の(h)ついては後述する。
【0047】
ステップ43)プリペイド残金チェックブロック25は以下の計算を実行し、プリペイド仮残金を更新する。
プリペイド仮残金=プリペイド仮残金−(コンテンツ料金+消費税)
ステップ44)プリペイド残金チェックブロック25はプリペイド料金処理IDを払い出し、プリペイドワークファイル42に利用者ID、コンテンツ料金、消費税、プリペイド料金処理IDを保存する。
【0048】
ステップ45)プリペイド残金チェックブロック25はアクセス制御ブロック21へプリペイド料金処理IDを送る。
ステップ46)アクセス制御ブロック21はコンテンツIDをキーに有料コンテンツを取得し利用者へ送信する。
ステップ47)アクセス制御ブロック21は該コンテンツの送信が完了か、不完了かをチェックし、完了であればステップ48に進み、不完了であれば図6の(i)に進む。なお、図6の(i)については後述する。
【0049】
ステップ48)アクセス制御ブロック21はプリペイド料金処理IDと完了の旨をプリペイド残金減算ブロック26へ送る。
ステップ49)プリペイド残金減算ブロック26はプリペイドワークファイル42から該プリペイド料金処理IDの情報を取得する。
ステップ50)プリペイド残金減算ブロック26は該利用者IDのプリペイド残金に対して、以下の計算を実行してユーザ情報32のプリペイド残金を更新する。
【0050】
プリペイド残金=プリペイド残金−(コンテンツ料金+消費税)
ステップ51)プリペイド残金減算ブロック26はプリペイドワークファイルから該プリペイド料金処理IDの情報を削除する。
ステップ52)プリペイド残金減算ブロック26は処理が完了した旨をアクセス制御ブロック21へ送る。
【0051】
ステップ53)アクセス制御ブロック21は利用者ID、コンテンツID、コンテンツ料金、消費税、時刻等の情報をログとして出力し、処理を終了する。
次に、前述した図6の(f)、(g)、(h)、(i)について図6のフローチャートを用いて説明する。
(f)の場合、すなわちステップ34においてアクセスが許可されない場合の処理手順を次に示す。
ステップ111)アクセス制御情報取得ブロック23はアクセス制御ブロック21へアクセス不許可の旨を送る。
【0052】
ステップ112)アクセス制御ブロック21はアクセス制御情報34の情報を用いてアクセス不可である旨の画面表示データを利用者端末へ送り、処理を終了する。
(g)の場合、すなわちステップ39においてコンテンツ無料である場合の処理手順を次に示す。
【0053】
ステップ211)アクセス制御ブロック21はコンテンツIDをキーにコンテンツを取得して利用者へ提供し、処理を終了する。
(h)の場合、すなわちステップ42においてプリペイド仮残金が消費税を加えたコンテンツ料金よりも大きくない場合の処理手順を次に示す。
ステップ311)プリペイド残金チェックブロック25はアクセス制御ブロック21へNGを送る。
【0054】
ステップ312)アクセス制御ブロック21はプリペイド残金不足によりアクセス不可である旨の画面表示データを利用者端末10に送る。
(i)の場合、すなわちステップ47においてコンテンツの送信が不完了である場合の処理手順を次に示す。
ステップ411)アクセス制御ブロック21はプリペイド残金減算ブロック26へプリペイド料金処理IDと不完了の旨を送る。
【0055】
ステップ412)プリペイド残金減算ブロック26はプリペイドワークファイル42から該プリペイド料金処理IDの情報を取得する。
ステップ413)プリペイド残金減算ブロック26は該利用者IDのプリペイド仮残金に対して、以下の計算を実行してユーザ情報32におけるプリペイド仮残金を更新する。
【0056】
プリペイド仮残金=プリペイド仮残金+(コンテンツ料金+消費税)
ステップ414)プリペイド残金減算ブロック26はプリペイドワークファイルから該プリペイド料金処理IDの情報を削除する。
ステップ415)プリペイド残金減算ブロック26は処理完了の旨をアクセス制御ブロック21へ送る。
【0057】
ステップ416)アクセス制御ブロック21は、利用者ID、コンテンツID、不完了情報、時刻等の情報をログとして出力し、処理を終了する。
なお、広く使用されているワークステーション上で本システムのプロトタイプを作成し、性能評価を行ったところ、プリペイド料金処理に要する時間は、合計1秒以下であった。よって、利用者に不快感を与えない程度のアクセス性能を満足していると言える。
【0058】
図7は、図4に示す第2の実施例における、プリペイド入金処理を示すブロック図である。図4に加えて、サービス管理サーバ50、管理者端末11及び管理者110が追加される構成をとる。なお、図7ではサービス提供サーバの記載は省略している。
サービス管理サーバ50は、主に、ユーザ情報操作ブロック51、プリペイド残金操作ブロック52、コンテンツ情報操作ブロック53、アクセス制御情報操作ブロック54から構成される。各ブロックは、DIT上のそれぞれの情報を操作するための機能を有する。すなわち、ユーザ情報操作ブロック51はユーザ情報32における情報を操作することにより利用者を登録する等の機能を有し、プリペイド残金操作ブロック52は、ユーザ情報32におけるプリペイド残金及びプリペイド仮残金の操作を行い以下に説明する入金処理等を行う機能を有する。また、コンテンツ情報操作ブロック53はコンテンツ情報33における情報を操作することによりコンテンツ料金の設定等を行う機能を有し、アクセス制御情報操作ブロック54はアクセス制御情報34を操作することにより利用者が利用できるコンテンツの設定等を行う機能を有する。
【0059】
図8はプリペイド入金処理の詳細を示すフローチャートである。以下、図8を用いてプリペイド入金処理及びプリペイド入金処理におけるプリペイド管理サーバ30とサービス管理サーバ50の動作を説明する。
ステップ61)管理者110は利用者からのプリペイド入金情報を何らかの手段で通知される。
【0060】
ステップ62)管理者110は管理者端末11から該利用者の利用者IDと該プリペイド入金額を投入し、プリペイド残金操作ブロック52へ送る。
ステップ63)プリペイド残金操作ブロック52は該利用者IDをキーにDITにおけるユーザ情報32のプリペイド残金、プリペイド仮残金を検索し、以下の計算を実行し、ユーザ情報32のプリペイド残金、プリペイド仮残金を更新する。
【0061】
プリペイド残金=プリペイド残金+該プリペイド入金額
プリペイド仮残金=プリペイド仮残金+該プリペイド入金額
ステップ64)プリペイド残金操作ブロック52は管理者端末11へ完了の旨を通知する。
ステップ65)プリペイド残金操作ブロック52は、利用者ID、プリペイド入金額、時刻等の情報をログとして出力する。
【0062】
次に、本発明におけるプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体の実施例について説明する。図9は、CPU200、メモリ201、外部記憶装置202、ディスプレイ203、キーボード204、通信処理装置205を備えたコンピュータシステムの構成図であり、本発明におけるプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体は図9に示すメモリ201又は外部記憶装置202のいずれか又は両方に相当する。また、光磁気ディスク、磁気ディスク、磁気テープ等の可搬媒体、又は電子メモリ、ハードディスク等も本発明の記録媒体に相当し、これらの記録媒体に格納された本発明の手段を有するプリペイド料金処理プログラムを、図9に示すコンピュータシステムにローディングすることにより、本コンピュータシステムにおいて上記のプリペイド料金処理が可能となる。
【0063】
なお、本発明は上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能である。
【0064】
【発明の効果】
上記のように、本発明は、コンテンツを提供する装置とプリペイド料金処理に必要な情報を管理する装置を用い、LDAPを用いて通信を行うことにより利用者からのアクセスの可否を判断することとしたため、利用者からの要求の都度、プリペイド料金処理に要求されるリアルタイムで動的なアクセス制御が可能となり、利用者に不快感を与えない程度のアクセス性能を得ることが可能となる。また、一般にWWWサーバのアクセス制御に利用されているLDAPを利用しているので、WWWサーバを利用してプリペイド料金処理を行う場合には、そのWWWサーバのシステム構成を変更する必要が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例における動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施例における動作を示すフローチャートであり、図2の続きを示す。
【図4】本発明の第2の実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施例における動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例における動作を示すフローチャートであり、図5の続きを示す。
【図7】本発明の第2の実施例においてプリペイド入金処理を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施例におけるプリペイド入金処理の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の記録媒体の実施例におけるコンピュータシステムを示すブロック図である。
【符号の説明】
10 利用者端末
11 管理者端末
20 サービス提供サーバ
21 アクセス制御ブロック
22 コンテンツ
23 アクセス制御情報取得ブロック
24 コンテンツ料金取得ブロック
25 プリペイド残金チェックブロック
26 プリペイド残金減算ブロック
30 プリペイド管理サーバ
31 DIT格納ブロック
32 ユーザ情報
33 コンテンツ情報
34 アクセス制御情報
41 プリペイドワークファイル格納ブロック
42 プリペイドワークファイル
50 サービス管理サーバ
51 ユーザ情報操作ブロック
52 プリペイド残金操作ブロック
53 コンテンツ情報操作ブロック
54 アクセス制御情報操作ブロック
100 利用者
110 管理者
200 CPU
201 メモリ
202 外部記憶装置
203 ディスプレイ
204 キーボード
205 通信処理装置

Claims (15)

  1. コンピュータネットワーク上で利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供する第1の装置と、利用者毎のプリペイド残金を保持する第2の装置とを有するシステムにおけるプリペイド料金処理方法であり、
    利用者に対する有料コンテンツの提供が完了した場合に、該第1の装置は、該第2の装置が有する該利用者のプリペイド残金から該有料コンテンツの利用金額を減算し、該第2の装置は減算されたプリペイド残金を保持するプリペイド料金処理方法であって、
    該第2に装置は、前記有料コンテンツの提供開始前に、該有料コンテンツの料金をプリペイド残金から減算して得られるプリペイド仮残金と、該有料コンテンツのプリペイド料金処理のために用いられる情報を含むプリペイドワークファイルとを保持し、
    前記利用者に対する前記有料コンテンツの提供中に該利用者が前記第1の装置にアクセスして新たな有料コンテンツを要求した場合に、前記第1の装置は、前記プリペイド仮残金と該新たな有料コンテンツのコンテンツ料金とを用いて該新たな有料コンテンツの提供可否を判定することを特徴とするプリペイド料金処理方法。
  2. コンピュータネットワーク上でコンテンツを提供するシステムにおいてプリペイド料金処理を行うプリペイド料金処理方法であって、
    利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供する第1の装置と、
    DIT(Directory Information Tree) を有し、該DIT上に利用者毎のプリペイド残金及びコンテンツの料金を保持する第2の装置とが用いられ、
    利用者が有料コンテンツを利用する場合、
    該第1の装置は、該有料コンテンツの料金と該利用者のプリペイド残金を取得し比較してアクセス可否の判断を行うアクセス判断を行い、
    該第1の装置は、該アクセス判断の結果がアクセス可であり該有料コンテンツの提供が完了した場合に該プリペイド残金から該有料コンテンツの料金を減算し、
    該第2の装置は、該DIT上に該減算されたプリペイド残金を保持し、
    前記第2の装置における前記DITは、前記有料コンテンツ利用におけるプリペイド料金処理の実行中に該有料コンテンツの料金を前記プリペイド残金から減算して得られるプリペイド仮残金を保持し、
    該第2の装置は実行中の該プリペイド料金処理における情報を保持するプリペイドワークファイルを保持し、
    利用者により前記第1の装置へのアクセスが第1のアクセスとして行われ、該利用者の該第1のアクセスにおけるプリペイド料金処理を実行中に、該利用者が新たなアクセスを第2のアクセスとして行う場合に、
    該プリペイド仮残金と該ワークファイルを用いて該第2のアクセスによるプリペイド料金処理を行うことを特徴とするプリペイド料金処理方法。
  3. 前記第2の装置における前記DITは、利用者毎にプリペイドロックを表示するフラグを有し、
    該利用者毎に、プリペイド料金処理を実行中は該フラグはプリペイドロックの状態とされ、
    実行中である該プリペイド料金処理の利用者により前記第1の装置のコンテンツへのアクセスが行われると、前記第1の装置は該フラグを参照して該利用者の該アクセスを不可とする請求項2記載のプリペイド料金処理方法。
  4. 利用者からプリペイド金の入金があった場合に、該入金の金額を該利用者の前記プリペイド残金に加算する請求項2記載のプリペイド料金処理方法。
  5. 前記第1の装置と前記第2の装置の間の通信手段としてLDAP(Lightweight Directory Access Protocol )を利用する請求項1ないし請求項いずれか一項記載のプリペイド料金処理方法。
  6. コンピュータネットワーク上で利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供する第1の装置と、利用者毎のプリペイド残金を保持する第2の装置とを有するプリペイド料金処理装置であって、
    利用者に対する有料コンテンツの提供が完了した場合に、該第1の装置は、該第2の装置が有する該利用者のプリペイド残金から該有料コンテンツの利用金額を減算し、該第2の装置は減算されたプリペイド残金を保持し、
    該第2に装置は、前記有料コンテンツの提供開始前に、該有料コンテンツの料金をプリペイド残金から減算して得られるプリペイド仮残金と、該有料コンテンツのプリペイド料金処理のために用いられる情報を含むプリペイドワークファイルとを保持し、
    前記利用者に対する前記有料コンテンツの提供中に該利用者が前記第1の装置にアクセスして新たな有料コンテンツを要求した場合に、前記第1の装置は、前記プリペイド仮残金と該新たな有料コンテンツのコンテンツ料金とを用いて該新たな有料コンテンツの提供可否を判定することを特徴とするプリペイド料金処理装置。
  7. コンピュータネットワーク上でコンテンツを提供するシステムにおいてプリペイド料金処理を行うプリペイド料金処理装置であって、
    利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供する第1の装置と、
    DIT(Directory Information Tree) を有し、該DIT上に利用者毎のプリペイド残金及びコンテンツの料金を保持する第2の装置とを有し、
    該第1の装置は、
    利用者が有料コンテンツを利用する場合、
    該有料コンテンツの料金と該利用者のプリペイド残金を取得し比較してアクセス可否の判断を行う手段と、
    該判断の結果がアクセス可であり該有料コンテンツの提供が完了した場合に該プリペイド残金から該有料コンテンツの料金を減算する手段と、
    を有し、
    該第2の装置は、
    該DIT上に該減算されたプリペイド残金を保持する手段を有し、
    前記第2の装置における前記DITは、前記有料コンテンツ利用におけるプリペイド料金処理の実行中に該有料コンテンツの料金を前記プリペイド残金から減算して得られるプリペイド仮残金を保持し、
    該第2の装置は実行中の該プリペイド料金処理における情報を保持するプリペイドワークファイルを保持し、
    利用者により前記第1の装置へのアクセスが第1のアクセスとして行われ、該利用者の該第1のアクセスにおけるプリペイド料金処理を実行中に、該利用者が新たなアクセスを第2のアクセスとして行う場合に、
    該第1の装置は、
    該第2の装置が保持する該プリペイド仮残金と該ワークファイルを用いて該第2のアクセスによるプリペイド料金処理を行うことを特徴とするプリペイド料金処理装置。
  8. 前記第2の装置における前記DITは、利用者毎にプリペイドロックを表示するフラグを有し、
    前記第1の装置は、
    該利用者毎に、プリペイド料金処理を実行中は該フラグをプリペイドロックの状態とする手段と、
    実行中である該プリペイド料金処理の利用者により前記第1の装置にアクセスが申し込まれると、該フラグを参照して該利用者の該アクセスを不可とする手段と、
    を有する請求項記載のプリペイド料金処理装置。
  9. 利用者からプリペイド金の入金があった場合に、該入金の金額を該利用者の前記プリペイド残金に加算する手段を有する請求項記載のプリペイド料金処理装置。
  10. 前記第1の装置と前記第2の装置の間でLDAP(Lightweight Directory Access Protocol )を利用して通信を行う手段を有する請求項ないし請求項いずれか一項記載のプリペイド料金処理装置。
  11. コンピュータネットワーク上で利用者からのアクセスを受けてコンテ ンツを提供する第1の装置と、利用者毎のプリペイド残金を保持する第2の装置とを有するプリペイド料金処理装置における第1の装置の機能をコンピュータに実現させるプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体であって、前記コンピュータを、
    利用者に対する有料コンテンツの提供が完了した場合に、該第2の装置が有する該利用者のプリペイド残金から該有料コンテンツの利用金額を減算する手段
    前記有料コンテンツの提供開始前に、該有料コンテンツの料金をプリペイド残金から減算して得られるプリペイド仮残金を求め、前記第2の装置に格納する手段、
    前記利用者に対する前記有料コンテンツの提供中に該利用者が前記第1の装置にアクセスして新たな有料コンテンツを要求した場合に、前記プリペイド仮残金と該新たな有料コンテンツのコンテンツ料金とを用いて該新たな有料コンテンツの提供可否を判定する手段、
    として機能させるプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体。
  12. コンピュータネットワーク上でコンテンツを提供するシステムにおいて、利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供する第1の装置と、利用者毎のプリペイド残金とコンテンツ料金を保持する第2の装置とを有するプリペイド料金処理装置における第2の装置の機能をコンピュータに実現させるプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体であって、前記コンピュータを、
    DIT(Directory Information Tree) を保持し該DIT上にコンテンツ料金及び利用者毎のプリペイド残金を保持する手段、
    該プリペイド残金から該コンテンツ料金が該第1の装置において減算されて得られたプリペイド残金を該DIT上に保持する手段、
    ある有料コンテンツに係るプリペイド料金処理の実行中に該プリペイド料金処理におけるコンテンツの料金を前記プリペイド残金から減算して得られるプリペイド仮残金を保持する手段、
    実行中の該プリペイド料金処理における情報を保持するプリペイドワークファイルを保持する手段、
    として機能させるプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体。
  13. 前記DITは利用者毎にプリペイドロックを表示するフラグを保持する請求項12記載のプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体。
  14. 前記利用者からプリペイド金の入金があった場合に、該入金の金額を該利用者の前記プリペイド残金に加算する処理を前記コンピュータに実行させる請求項12記載のプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体。
  15. 外部と通信を行う場合にLDAP(Lightweight Directory Access Protocol )を用いた処理を前記コンピュータに実行させる請求項11ないし請求項14いずれか一項記載のプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体。
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