JP2000067310A - プリペイド料金処理方法及び装置及びプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

プリペイド料金処理方法及び装置及びプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2000067310A
JP2000067310A JP23591898A JP23591898A JP2000067310A JP 2000067310 A JP2000067310 A JP 2000067310A JP 23591898 A JP23591898 A JP 23591898A JP 23591898 A JP23591898 A JP 23591898A JP 2000067310 A JP2000067310 A JP 2000067310A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワーク上で有料コンテンツを提供するサ
ービスにおいて、コンテンツへの動的なアクセス制御を
伴うリアルタイムなプリペイド料金処理を行うことがで
きるプリペイド料金処理方法及び装置及びプリペイド料
金処理プログラムを記録した記録媒体を提供することを
目的とする。 【解決手段】本発明は、プリペイド料金処理に必要な情
報を管理するプリペイド管理装置とコンテンツを提供す
る装置を用い、該プリペイド管理装置が利用者のプリペ
イド残金とコンテンツ料金を保持し、利用者がオンライ
ンでコンテンツを利用すると、該コンテンツを提供する
装置は該プリペイド管理装置とLDAPを用いて通信を
行い、該プリペイド管理装置上のDITで保持している
該利用者のプリペイド残金とコンテンツ料金を検索、比
較して、リアルタイムにアクセスの可否を判断し、プリ
ペイド料金処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリペイド料金処
理方法及び装置及びプリペイド料金処理プログラムを記
録した記録媒体に係り、特に、インターネットにおける
サービスのようにサービス提供者が利用者にオンライン
で有料コンテンツを提供するような形態のサービスにお
いて、コンテンツへの動的なアクセス制御を伴うリアル
タイムなプリペイド料金処理を行うプリペイド料金処理
方法及び装置及びプリペイド料金処理プログラムを記録
した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術においては、通常のプリペイ
ド料金処理方法として、例えばテレホンカードにおける
方法のように、お金と引き換えに利用者にプリペイドカ
ードを発行し、サービス利用時にそのプリペイドカード
から利用金額を減算する方法が一般的にとられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によると、例えば、インターネット等のネット
ワーク上でのサービス利用時にオンラインでプリペイド
カードから利用金額の減算を行う場合、上記と同様にプ
リペイドカードを利用者に発行すると、利用者端末上で
プリペイドカードの情報を変更処理するハードウエアが
別途必要となるためコスト増となる問題点と、ネットワ
ーク上に利用者情報と料金情報が流れるため、第三者が
それらの情報を得て不正にサービスを利用する等、セキ
ュリティ上の問題点がある。
【0004】そのため、サービスを提供するサーバ側で
利用者のプリペイド残金を管理し、利用者がネットワー
ク上の有料サービスを利用する都度、該利用者のプリペ
イド残金から利用料金を減算する方法が有効である。こ
の方法においては、プリペイド残金がコンテンツ利用料
金より多い場合はアクセスを許可し、少ない場合はアク
セスを拒否するという動的なアクセス制御を利用者から
の要求の都度、利用者に不快感を与えないためにリアル
タイムに行う必要がある。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
サービスを提供するサーバ側でプリペイド残金を管理
し、利用者が有料コンテンツを利用したときの利用料金
と該利用者のプリペイド残金を比較してリアルタイムに
アクセス可否を判断し、プリペイド料金処理を効率的に
行うプリペイド料金処理方法及び装置及びプリペイド料
金処理プログラムを記録した記録媒体を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、コンピュータネットワーク上でコンテンツを提供す
るシステムにおいてプリペイド料金処理を行うプリペイ
ド料金処理方法であって、利用者からのアクセスを受け
てコンテンツを提供する第1の装置と、利用者毎のプリ
ペイド残金を保持する第2の装置とが用いられ、該利用
者が有料コンテンツを利用した都度、該第1の装置は、
該第2の装置が有する該利用者のプリペイド残金から該
有料コンテンツの利用金額を減算し、該第2の装置は減
算された該プリペイド残金を保持するプリペイド料金処
理方法である。
【0007】請求項2に記載の発明は、コンピュータネ
ットワーク上でコンテンツを提供するシステムにおいて
プリペイド料金処理を行うプリペイド料金処理方法であ
って、利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供
する第1の装置と、DIT(Directory Information Tr
ee) を有し、該DIT上に利用者毎のプリペイド残金及
びコンテンツの料金を保持する第2の装置とが用いら
れ、利用者が有料コンテンツを利用する場合、該第1の
装置は、該有料コンテンツの料金と該利用者のプリペイ
ド残金を取得し比較してアクセス可否の判断を行うアク
セス判断を行い、該第1の装置は、該アクセス判断の結
果がアクセス可であり該有料コンテンツの提供が完了し
た場合に該プリペイド残金から該有料コンテンツの料金
を減算し、該第2の装置は、該DIT上に該減算された
プリペイド残金を保持するプリペイド料金処理方法であ
る。
【0008】請求項3に記載のプリペイド料金処理方法
は、前記第2の装置における前記DITが、利用者毎に
プリペイドロックを表示するフラグを有し、該利用者毎
に、プリペイド料金処理を実行中は該フラグはプリペイ
ドロックの状態とされ、実行中である該プリペイド料金
処理の利用者により前記第1の装置のコンテンツへのア
クセスが行われると、前記第1の装置は該フラグを参照
して該利用者の該アクセスを不可とする。
【0009】請求項4に記載のプリペイド料金処理方法
は、前記第2の装置における前記DITが、前記有料コ
ンテンツ利用におけるプリペイド料金処理の実行中に該
有料コンテンツの料金を前記プリペイド残金から減算し
て得られるプリペイド仮残金を保持し、該第2の装置は
実行中の該プリペイド料金処理における情報を保持する
プリペイドワークファイルを保持し、利用者により前記
第1の装置へのアクセスが第1のアクセスとして行わ
れ、該利用者の該第1のアクセスにおけるプリペイド料
金処理を実行中に、該利用者が新たなアクセスを第2の
アクセスとして行う場合に、該プリペイド仮残金と該ワ
ークファイルを用いて該第2のアクセスによるプリペイ
ド料金処理を行う。
【0010】請求項5に記載のプリペイド料金処理方法
は、利用者からプリペイド金の入金があった場合に、該
入金の金額を該利用者の前記プリペイド残金に加算す
る。請求項6に記載のプリペイド料金処理方法は、前記
第1の装置と前記第2の装置の間の通信手段としてLD
AP(Lightweight Directory Access Protocol )を利
用する。
【0011】請求項7に記載の発明は、コンピュータネ
ットワーク上でコンテンツを提供するシステムにおいて
プリペイド料金処理を行うプリペイド料金処理装置であ
って、利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供
する第1の装置と、利用者毎のプリペイド残金を保持す
る第2の装置とを有し、該第1の装置は、該利用者が有
料コンテンツを利用した都度、該第2の装置が有する該
利用者のプリペイド残金から該有料コンテンツの利用金
額を減算する手段を有し、該第2の装置は、減算された
該プリペイド残金を保持する手段を有することを特徴と
するプリペイド料金処理装置。
【0012】請求項8に記載の発明は、コンピュータネ
ットワーク上でコンテンツを提供するシステムにおいて
プリペイド料金処理を行うプリペイド料金処理装置であ
って、利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供
する第1の装置と、DIT(Directory Information Tr
ee) を有し、該DIT上に利用者毎のプリペイド残金及
びコンテンツの料金を保持する第2の装置とを有し、該
第1の装置は、利用者が有料コンテンツを利用する場
合、該有料コンテンツの料金と該利用者のプリペイド残
金を取得し比較してアクセス可否の判断を行う手段と、
該判断の結果がアクセス可であり該有料コンテンツの提
供が完了した場合に該プリペイド残金から該有料コンテ
ンツの料金を減算する手段とを有し、該第2の装置は、
該DIT上に該減算されたプリペイド残金を保持する手
段を有するプリペイド料金処理装置である。
【0013】請求項9に記載のプリペイド料金処理装置
は、前記第2の装置における前記DITが、利用者毎に
プリペイドロックを表示するフラグを有し、前記第1の
装置は、該利用者毎に、プリペイド料金処理を実行中は
該フラグをプリペイドロックの状態とする手段と、実行
中である該プリペイド料金処理の利用者により前記第1
の装置にアクセスが申し込まれると、該フラグを参照し
て該利用者の該アクセスを不可とする手段とを有する。
【0014】請求項10に記載のプリペイド料金処理装
置は、前記第2の装置における前記DITは、前記有料
コンテンツ利用におけるプリペイド料金処理の実行中に
該有料コンテンツの料金を前記プリペイド残金から減算
して得られるプリペイド仮残金を保持し、該第2の装置
は実行中の該プリペイド料金処理における情報を保持す
るプリペイドワークファイルを保持し、利用者により前
記第1の装置へのアクセスが第1のアクセスとして行わ
れ、該利用者の該第1のアクセスにおけるプリペイド料
金処理を実行中に、該利用者が新たなアクセスを第2の
アクセスとして行う場合に、該第1の装置は、該第2の
装置が保持する該プリペイド仮残金と該ワークファイル
を用いて該第2のアクセスによるプリペイド料金処理を
行う。
【0015】請求項11に記載のプリペイド料金処理装
置は、利用者からプリペイド金の入金があった場合に、
該入金の金額を該利用者の前記プリペイド残金に加算す
る手段を有する。請求項12に記載のプリペイド料金処
理装置は、前記第1の装置と前記第2の装置の間でLD
AP(Lightweight Directory Access Protocol )を利
用して通信を行う手段を有する。
【0016】請求項13に記載の発明は、コンピュータ
ネットワーク上でコンテンツを提供するシステムにおい
て、利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供す
る第1の装置と、利用者毎のプリペイド残金とコンテン
ツ料金を保持する第2の装置とが用いられるプリペイド
料金処理方法をコンピュータに実行させるプリペイド料
金処理プログラムを記録した記録媒体であって、該第1
の装置に搭載され、利用者からのアクセスを受けてコン
テンツを提供する手段と、利用者が有料コンテンツを利
用する場合、該有料コンテンツの料金と該利用者のプリ
ペイド残金を該第2の装置から取得し比較してアクセス
可否の判断を行う手段と、該判断の結果がアクセス可で
あり該有料コンテンツの提供が完了した場合に該プリペ
イド残金から該有料コンテンツの料金を減算する手段と
を有するプリペイド料金処理プログラムを記録した記録
媒体である。請求項14に記載の発明は、コンピュータ
ネットワーク上でコンテンツを提供するシステムにおい
て、利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供す
る第1の装置と、利用者毎のプリペイド残金とコンテン
ツ料金を保持する第2の装置とが用いられるプリペイド
料金処理方法をコンピュータに実行させるプリペイド料
金処理プログラムを記録した記録媒体であって、該第2
の装置に搭載され、DIT(Directory Information Tr
ee) を保持し該DIT上にコンテンツ料金及び利用者毎
のプリペイド残金を保持する手段と、該プリペイド残金
から該コンテンツ料金が該第1の装置において減算され
て得られたプリペイド残金を該DIT上に保持する手段
とを有するプリペイド料金処理プログラムを記録した記
録媒体である。
【0017】請求項15に記載の記録媒体は、前記DI
Tが利用者毎にプリペイドロックを表示するフラグを保
持する手段を有す。請求項16に記載の記録媒体は、前
記DITがプリペイド料金処理の実行中に該プリペイド
料金処理におけるコンテンツの料金を前記プリペイド残
金から減算して得られるプリペイド仮残金を保持する手
段と、実行中の該プリペイド料金処理における情報を保
持するプリペイドワークファイルを保持する手段とを有
する。
【0018】請求項17に記載の記録媒体は、前記利用
者からプリペイド金の入金があった場合に、該入金の金
額を該利用者の前記プリペイド残金に加算する手段を有
する。請求項18に記載の記録媒体は、外部と通信を行
う場合にLDAP(Lightweight Directory Access Pro
tocol )を利用する手段を有する。
【0019】なお、LDAP(Lightweight Directory
Access Protocol )は”W.Yeong etal., Lightweight
Directory Access Protocol, RFC1777,1995”等にて仕
様が定められているプロトコルである。上記のように、
本発明は、コンテンツを提供する装置とプリペイド料金
処理に必要な情報を管理する装置を有し、LDAP(Li
ghtweight Directory Access Protocol )を用いて通信
を行うことにより利用者からのアクセスの可否を判断す
ることとしたため、利用者からの要求の都度、リアルタ
イムに動的なアクセス制御が可能となり、利用者に不快
感を与えない程度のアクセス性能を得ることが可能とな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例を説
明するブロック図である。同図に示すように、本実施例
はサービス提供サーバ20、プリペイド管理サーバ3
0、利用者端末10、利用者100から構成され、利用
者端末10はサービス提供サーバ20に接続され、プリ
ペイド管理サーバ30はサービス提供サーバ20と接続
している。なお、以下、LDAP(Lightweight Direct
ory Access Protocol )をLDAP、DIT(Director
y Information Tree) をDITと称す。
【0021】プリペイド管理サーバ30は、DIT格納
ブロック31を有し、DIT格納ブロック31にはDI
Tとしてユーザ情報32、コンテンツ情報33、アクセ
ス制御情報34が格納されている。ユーザ情報32は利
用者に関連する情報を保持するテーブルであり、利用者
ID、認証情報、プリペイド残金、及びプリペイドロッ
ク等の情報を持つ。
【0022】プリペイドロック情報は、ある利用者がプ
リペイド処理を実行している最中に、同じ利用者IDで
同時に重複してプリペイド処理を行うことを防止するた
めのフラグである。コンテンツ情報33は、有料コンテ
ンツの料金を保持しておくテーブルであり、コンテンツ
ID、コンテンツ料金などの情報を持つ。アクセス制御
情報34は、利用者がアクセスの申し込みを行ったコン
テンツに対して、該コンテンツが該利用者に利用可能か
どうかの静的なアクセス制御を行うための情報を保持し
ておくテーブルであり、利用者ID、コンテンツID等
の情報を持つ。
【0023】サービス提供サーバ20は、アクセス制御
ブロック21、アクセス制御情報取得ブロック23、コ
ンテンツ料金取得ブロック24、プリペイド残金チェッ
クブロック25、プリペイド残金減算ブロック26、及
びコンテンツ22から構成されている。利用者100
は、利用者端末10からサービス提供サーバ20内のア
クセス制御ブロック21へアクセスし、コンテンツ22
を入手する。その過程において、アクセス制御ブロック
21は、LDAPを利用してプリペイド管理サーバ30
へアクセスし、DIT格納ブロック31内のDITの情
報を検索して、その情報を基にプリペイド料金処理とそ
れに伴うアクセス制御を行う。
【0024】このプリペイド料金処理の詳細を示すフロ
ーチャートを図2に示す。以下、図2を用いてプリペイ
ド料金処理及びプリペイド料金処理におけるプリペイド
管理サーバ30とサービス提供サーバ20の動作を詳細
に説明する。 ステップ1)利用者100はアクセス制御ブロック21
へ利用者IDと利用したいコンテンツIDを送る。
【0025】ステップ2)アクセス制御ブロック21は
アクセス制御情報取得ブロック23へ利用者IDとコン
テンツIDを送る。 ステップ3)アクセス制御情報取得ブロック23は利用
者IDとコンテンツIDをキーにアクセス制御情報34
を検索する。 ステップ4)アクセス制御情報34における検索の結
果、該利用者の該コンテンツへのアクセスが許可されれ
ば(Yesの場合)、ステップ5に進む。アクセスが許
可されなければ(Noの場合)、図3の(a)に進む。
なお、図3の(a)については後述する。
【0026】ステップ5)アクセス制御情報取得ブロッ
ク23はアクセス制御ブロック21へアクセス許可の旨
を送る。 ステップ6)アクセス制御ブロック21はコンテンツI
Dをコンテンツ料金取得ブロック24に送る。 ステップ7)コンテンツ料金取得ブロック24はコンテ
ンツIDをキーにDITのコンテンツ情報33からコン
テンツ料金を取得する。
【0027】ステップ8)コンテンツ料金取得ブロック
24は該コンテンツ料金をアクセス制御ブロック21へ
送る。 ステップ9)アクセス制御ブロック21において該コン
テンツが有料であるか無料であるかをチェックし、有料
であればステップ10に進み、無料であれば図3の
(b)に進む。なお、図3の(b)については後述す
る。
【0028】ステップ10)アクセス制御ブロック21
は利用者IDとコンテンツ料金をプリペイド残金チェッ
クブロック25へ送る。 ステップ11)プリペイド残金チェックブロック25は
利用者IDをキーにDITのユーザ情報32からプリペ
イドロックを検索する。 ステップ12)プリペイド残金チェックブロック25は
該利用者がロック中かどうかをチェックし、ロック中で
なければ(Noの場合)ステップ13に進み、ロック中
であれば(Yesの場合)図3の(c)に進む。なお、
図3の(c)については後述する。
【0029】ステップ13)プリペイド残金チェックブ
ロック25は利用者IDをキーにユーザ情報32からプ
リペイド残金を取得する。 ステップ14)プリペイド残金チェックブロック25は
プリペイド残金と、消費税を加えたコンテンツ料金を比
較する。 ステップ15)プリペイド残金が、消費税を加えたコン
テンツ料金よりも大きいかどうかをチェックし、大きい
場合(Yesの場合)はステップ16に進み、大きくな
い場合(Noの場合)は図3の(d)に進む。なお、図
3の(d)については後述する。
【0030】ステップ16)プリペイド残金チェックブ
ロック25は該利用者IDのプリペイドロックをかけ
る。 ステップ17)プリペイド残金チェックブロック25は
アクセス制御ブロック21へOKを送る。 ステップ18)アクセス制御ブロック21はコンテンツ
IDをキーに有料コンテンツを取得し、利用者端末10
へ送る。
【0031】ステップ19)アクセス制御ブロック21
は該コンテンツの送信が完了か、不完了かをチェック
し、完了であればステップ20に進み、不完了であれば
図3の(e)に進む。なお、図3の(e)については後
述する。 ステップ20)アクセス制御ブロック21は利用者ID
とコンテンツ料金をプリペイド残金減算ブロック26へ
送る。
【0032】ステップ21)プリペイド残金減算ブロッ
ク26は該利用者IDのプリペイド残金に対して、以下
の計算を実行してユーザ情報32のプリペイド残金を更
新し、プリペイドロックをはずす。 プリペイド残金=プリペイド残金−(コンテンツ料金+
消費税) ステップ22)プリペイド残金減算ブロック26は減算
の処理が完了した旨をアクセス制御ブロック21へ送
る。
【0033】ステップ23)アクセス制御ブロック21
は利用者ID、コンテンツID、コンテンツ料金、消費
税、時刻等の情報をログとして出力し、処理を終了す
る。次に、前述した図3の(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)について説明する。(a)の場合、すな
わちステップ4においてアクセスが許可されない場合の
処理手順を次に示す。
【0034】ステップ101)アクセス制御情報取得ブ
ロック23はアクセス制御ブロック21へアクセス不許
可の旨を送る。 ステップ102)アクセス制御ブロック21はアクセス
制御情報34の情報を用いてアクセス不可である旨の画
面表示データを利用者端末へ送り、処理を終了する。
【0035】(b)の場合、すなわちステップ9におい
てコンテンツ無料である場合の処理手順を次に示す。 ステップ201)アクセス制御ブロック21はコンテン
ツIDをキーにコンテンツを取得して利用者へ提供し、
処理を終了する。(c)の場合、すなわちステップ12
において利用者がロック中である場合の処理手順を次に
示す。
【0036】ステップ301)プリペイド残金チェック
ブロック25はアクセス制御ブロック21へプリペイド
ロックがかかっている旨を送る。 ステップ302)アクセス制御ブロック21は利用者端
末10へプリペイド料金処理実行中によりアクセス不可
である旨の画面表示データを送り、処理を終了する。
【0037】(d)の場合、すなわちステップ15にお
いてプリペイド残金が消費税を加えたコンテンツ料金よ
りも大きくない場合の処理手順を次に示す。 ステップ401)プリペイド残金チェックブロック25
はアクセス制御ブロック21へNGを送る。 ステップ402)アクセス制御ブロック21はプリペイ
ド残金不足によりアクセス不可である旨の画面表示デー
タを利用者端末10に送り、処理を終了する。
【0038】(e)の場合、すなわちステップ19にお
いてコンテンツの送信が不完了である場合の処理手順を
次に示す。 ステップ501)アクセス制御ブロック21はプリペイ
ド残金減算ブロック26へ利用者IDとNGを送る。 ステップ502)プリペイド残金減算ブロック26は該
利用者IDのプリペイドロックをはずす。
【0039】ステップ503)アクセス制御ブロック2
1は、利用者ID、コンテンツID、不完了情報、時刻
等の情報をログとして出力し、処理を終了する。図4は
本発明の第2の実施例を示すブロック図であり、図1に
示すDIT格納ブロック31内のDITにおけるユーザ
情報32のプリペイドロック情報の代わりに格納された
プリペイド仮残金と、プリペイドワークファイル格納ブ
ロック41に格納されたプリペイドワークファイル42
を使用することにより、一人の利用者が同時に複数のプ
リペイド料金処理を実行可能とした場合の構成を示すブ
ロック図である。
【0040】プリペイド仮残金は、実行中のプリペイド
料金処理が完了したとした場合における、完了後のプリ
ペイド残金であり、ユーザ情報32として保持される。
プリペイドワークファイル42では、実行中のプリペイ
ド料金処理に関する利用者ID、コンテンツ料金、消費
税、プリペイド料金処理ID等を保持する。プリペイド
料金処理IDはプリペイド料金処理毎に一つずつ付与さ
れる一意な値である。
【0041】この方法によると、例えば、サイズの大き
なコンテンツの有料ダウンロードサービスを受けなが
ら、同時に別の有料コンテンツへアクセスすることも可
能となる。第2の実施例における、プリペイド料金処理
の詳細を示すフローチャートを図5に示す。以下、図5
を用いて本実施例におけるプリペイド料金処理及びプリ
ペイド料金処理におけるプリペイド管理サーバ30とサ
ービス提供サーバ20の動作を詳細に説明する。
【0042】ステップ31)利用者100はアクセス制
御ブロック21へ利用者IDと利用したいコンテンツI
Dを送る。 ステップ32)アクセス制御ブロック21はアクセス制
御情報取得ブロック23へ利用者IDとコンテンツID
を送る。 ステップ33)アクセス制御情報取得ブロック23は利
用者IDとコンテンツIDをキーにDITのアクセス制
御情報34を検索する。
【0043】ステップ34)アクセス制御情報34にお
ける検索の結果、該利用者の該コンテンツへのアクセス
が許可されれば(Yesの場合)、ステップ35に進
む。アクセスが許可されなければ(Noの場合)、図6
の(f)に進む。なお、図6の(f)については後述す
る。 ステップ35)アクセス制御情報取得ブロック23はア
クセス制御ブロック21へアクセス許可の旨を送る。
【0044】ステップ36)アクセス制御ブロック21
はコンテンツIDをコンテンツ料金取得ブロック24に
送る。 ステップ37)コンテンツ料金取得ブロック24はコン
テンツIDをキーにDITのコンテンツ情報33からコ
ンテンツ料金を取得する。 ステップ38)コンテンツ料金取得ブロック24は該コ
ンテンツ料金をアクセス制御ブロック21へ送る。
【0045】ステップ39)アクセス制御ブロック21
において該コンテンツが有料であるか無料であるかをチ
ェックし、有料であればステップ40に進み、無料であ
れば図6の(g)に進む。なお、図6の(g)について
は後述する。 ステップ40)アクセス制御ブロック21は利用者ID
とコンテンツ料金をプリペイド残金チェックブロック2
5へ送る。
【0046】ステップ41)プリペイド残金チェックブ
ロック25は利用者IDをキーにDITのユーザ情報3
2からプリペイド仮残金を検索する。 ステップ42)プリペイド残金チェックブロック25は
プリペイド仮残金が消費税を加えたコンテンツ料金より
も大きいかどうかをチェックし、大きければ(Yesの
場合)ステップ43に進み、大きくなければ(Noの場
合)図6の(h)に進む。なお、図6の(h)ついては
後述する。
【0047】ステップ43)プリペイド残金チェックブ
ロック25は以下の計算を実行し、プリペイド仮残金を
更新する。 プリペイド仮残金=プリペイド仮残金−(コンテンツ料
金+消費税) ステップ44)プリペイド残金チェックブロック25は
プリペイド料金処理IDを払い出し、プリペイドワーク
ファイル42に利用者ID、コンテンツ料金、消費税、
プリペイド料金処理IDを保存する。
【0048】ステップ45)プリペイド残金チェックブ
ロック25はアクセス制御ブロック21へプリペイド料
金処理IDを送る。 ステップ46)アクセス制御ブロック21はコンテンツ
IDをキーに有料コンテンツを取得し利用者へ送信す
る。 ステップ47)アクセス制御ブロック21は該コンテン
ツの送信が完了か、不完了かをチェックし、完了であれ
ばステップ48に進み、不完了であれば図6の(i)に
進む。なお、図6の(i)については後述する。
【0049】ステップ48)アクセス制御ブロック21
はプリペイド料金処理IDと完了の旨をプリペイド残金
減算ブロック26へ送る。 ステップ49)プリペイド残金減算ブロック26はプリ
ペイドワークファイル42から該プリペイド料金処理I
Dの情報を取得する。 ステップ50)プリペイド残金減算ブロック26は該利
用者IDのプリペイド残金に対して、以下の計算を実行
してユーザ情報32のプリペイド残金を更新する。
【0050】プリペイド残金=プリペイド残金−(コン
テンツ料金+消費税) ステップ51)プリペイド残金減算ブロック26はプリ
ペイドワークファイルから該プリペイド料金処理IDの
情報を削除する。 ステップ52)プリペイド残金減算ブロック26は処理
が完了した旨をアクセス制御ブロック21へ送る。
【0051】ステップ53)アクセス制御ブロック21
は利用者ID、コンテンツID、コンテンツ料金、消費
税、時刻等の情報をログとして出力し、処理を終了す
る。次に、前述した図6の(f)、(g)、(h)、
(i)について図6のフローチャートを用いて説明す
る。(f)の場合、すなわちステップ34においてアク
セスが許可されない場合の処理手順を次に示す。 ステップ111)アクセス制御情報取得ブロック23は
アクセス制御ブロック21へアクセス不許可の旨を送
る。
【0052】ステップ112)アクセス制御ブロック2
1はアクセス制御情報34の情報を用いてアクセス不可
である旨の画面表示データを利用者端末へ送り、処理を
終了する。(g)の場合、すなわちステップ39におい
てコンテンツ無料である場合の処理手順を次に示す。
【0053】ステップ211)アクセス制御ブロック2
1はコンテンツIDをキーにコンテンツを取得して利用
者へ提供し、処理を終了する。(h)の場合、すなわち
ステップ42においてプリペイド仮残金が消費税を加え
たコンテンツ料金よりも大きくない場合の処理手順を次
に示す。ステップ311)プリペイド残金チェックブロ
ック25はアクセス制御ブロック21へNGを送る。
【0054】ステップ312)アクセス制御ブロック2
1はプリペイド残金不足によりアクセス不可である旨の
画面表示データを利用者端末10に送る。(i)の場
合、すなわちステップ47においてコンテンツの送信が
不完了である場合の処理手順を次に示す。 ステップ411)アクセス制御ブロック21はプリペイ
ド残金減算ブロック26へプリペイド料金処理IDと不
完了の旨を送る。
【0055】ステップ412)プリペイド残金減算ブロ
ック26はプリペイドワークファイル42から該プリペ
イド料金処理IDの情報を取得する。 ステップ413)プリペイド残金減算ブロック26は該
利用者IDのプリペイド仮残金に対して、以下の計算を
実行してユーザ情報32におけるプリペイド仮残金を更
新する。
【0056】プリペイド仮残金=プリペイド仮残金+
(コンテンツ料金+消費税) ステップ414)プリペイド残金減算ブロック26はプ
リペイドワークファイルから該プリペイド料金処理ID
の情報を削除する。 ステップ415)プリペイド残金減算ブロック26は処
理完了の旨をアクセス制御ブロック21へ送る。
【0057】ステップ416)アクセス制御ブロック2
1は、利用者ID、コンテンツID、不完了情報、時刻
等の情報をログとして出力し、処理を終了する。なお、
広く使用されているワークステーション上で本システム
のプロトタイプを作成し、性能評価を行ったところ、プ
リペイド料金処理に要する時間は、合計1秒以下であっ
た。よって、利用者に不快感を与えない程度のアクセス
性能を満足していると言える。
【0058】図7は、図4に示す第2の実施例におけ
る、プリペイド入金処理を示すブロック図である。図4
に加えて、サービス管理サーバ50、管理者端末11及
び管理者110が追加される構成をとる。なお、図7で
はサービス提供サーバの記載は省略している。サービス
管理サーバ50は、主に、ユーザ情報操作ブロック5
1、プリペイド残金操作ブロック52、コンテンツ情報
操作ブロック53、アクセス制御情報操作ブロック54
から構成される。各ブロックは、DIT上のそれぞれの
情報を操作するための機能を有する。すなわち、ユーザ
情報操作ブロック51はユーザ情報32における情報を
操作することにより利用者を登録する等の機能を有し、
プリペイド残金操作ブロック52は、ユーザ情報32に
おけるプリペイド残金及びプリペイド仮残金の操作を行
い以下に説明する入金処理等を行う機能を有する。ま
た、コンテンツ情報操作ブロック53はコンテンツ情報
33における情報を操作することによりコンテンツ料金
の設定等を行う機能を有し、アクセス制御情報操作ブロ
ック54はアクセス制御情報34を操作することにより
利用者が利用できるコンテンツの設定等を行う機能を有
する。
【0059】図8はプリペイド入金処理の詳細を示すフ
ローチャートである。以下、図8を用いてプリペイド入
金処理及びプリペイド入金処理におけるプリペイド管理
サーバ30とサービス管理サーバ50の動作を説明す
る。 ステップ61)管理者110は利用者からのプリペイド
入金情報を何らかの手段で通知される。
【0060】ステップ62)管理者110は管理者端末
11から該利用者の利用者IDと該プリペイド入金額を
投入し、プリペイド残金操作ブロック52へ送る。 ステップ63)プリペイド残金操作ブロック52は該利
用者IDをキーにDITにおけるユーザ情報32のプリ
ペイド残金、プリペイド仮残金を検索し、以下の計算を
実行し、ユーザ情報32のプリペイド残金、プリペイド
仮残金を更新する。
【0061】プリペイド残金=プリペイド残金+該プリ
ペイド入金額 プリペイド仮残金=プリペイド仮残金+該プリペイド入
金額 ステップ64)プリペイド残金操作ブロック52は管理
者端末11へ完了の旨を通知する。 ステップ65)プリペイド残金操作ブロック52は、利
用者ID、プリペイド入金額、時刻等の情報をログとし
て出力する。
【0062】次に、本発明におけるプリペイド料金処理
プログラムを記録した記録媒体の実施例について説明す
る。図9は、CPU200、メモリ201、外部記憶装
置202、ディスプレイ203、キーボード204、通
信処理装置205を備えたコンピュータシステムの構成
図であり、本発明におけるプリペイド料金処理プログラ
ムを記録した記録媒体は図9に示すメモリ201又は外
部記憶装置202のいずれか又は両方に相当する。ま
た、光磁気ディスク、磁気ディスク、磁気テープ等の可
搬媒体、又は電子メモリ、ハードディスク等も本発明の
記録媒体に相当し、これらの記録媒体に格納された本発
明の手段を有するプリペイド料金処理プログラムを、図
9に示すコンピュータシステムにローディングすること
により、本コンピュータシステムにおいて上記のプリペ
イド料金処理が可能となる。
【0063】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ことなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能で
ある。
【0064】
【発明の効果】上記のように、本発明は、コンテンツを
提供する装置とプリペイド料金処理に必要な情報を管理
する装置を用い、LDAPを用いて通信を行うことによ
り利用者からのアクセスの可否を判断することとしたた
め、利用者からの要求の都度、プリペイド料金処理に要
求されるリアルタイムで動的なアクセス制御が可能とな
り、利用者に不快感を与えない程度のアクセス性能を得
ることが可能となる。また、一般にWWWサーバのアク
セス制御に利用されているLDAPを利用しているの
で、WWWサーバを利用してプリペイド料金処理を行う
場合には、そのWWWサーバのシステム構成を変更する
必要が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例における動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の第1の実施例における動作を示すフロ
ーチャートであり、図2の続きを示す。
【図4】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施例における動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例における動作を示すフロ
ーチャートであり、図5の続きを示す。
【図7】本発明の第2の実施例においてプリペイド入金
処理を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施例におけるプリペイド入金
処理の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の記録媒体の実施例におけるコンピュー
タシステムを示すブロック図である。
【符号の説明】
10 利用者端末 11 管理者端末 20 サービス提供サーバ 21 アクセス制御ブロック 22 コンテンツ 23 アクセス制御情報取得ブロック 24 コンテンツ料金取得ブロック 25 プリペイド残金チェックブロック 26 プリペイド残金減算ブロック 30 プリペイド管理サーバ 31 DIT格納ブロック 32 ユーザ情報 33 コンテンツ情報 34 アクセス制御情報 41 プリペイドワークファイル格納ブロック 42 プリペイドワークファイル 50 サービス管理サーバ 51 ユーザ情報操作ブロック 52 プリペイド残金操作ブロック 53 コンテンツ情報操作ブロック 54 アクセス制御情報操作ブロック 100 利用者 110 管理者 200 CPU 201 メモリ 202 外部記憶装置 203 ディスプレイ 204 キーボード 205 通信処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 英夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 3E040 BA17 CA09 CB04 DA02 3E044 AA20 DA03 DA05 DB02 DD01 DE01 DE02 EA20 EB01 5B049 AA05 BB11 CC08 CC36 DD01 DD05 EE01 EE05 EE23 EE59 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 5B055 BB08 BB09 EE02 EE03 EE06 EE21 EE27 FA01 FA05 FB03 HA06 JJ05

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータネットワーク上でコンテンツ
    を提供するシステムにおいてプリペイド料金処理を行う
    プリペイド料金処理方法であって、 利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供する第
    1の装置と、 利用者毎のプリペイド残金を保持する第2の装置とが用
    いられ、 該利用者が有料コンテンツを利用した都度、該第1の装
    置は、該第2の装置が有する該利用者のプリペイド残金
    から該有料コンテンツの利用金額を減算し、 該第2の装置は減算された該プリペイド残金を保持する
    ことを特徴とするプリペイド料金処理方法。
  2. 【請求項2】コンピュータネットワーク上でコンテンツ
    を提供するシステムにおいてプリペイド料金処理を行う
    プリペイド料金処理方法であって、 利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供する第
    1の装置と、 DIT(Directory Information Tree) を有し、該DI
    T上に利用者毎のプリペイド残金及びコンテンツの料金
    を保持する第2の装置とが用いられ、 利用者が有料コンテンツを利用する場合、 該第1の装置は、該有料コンテンツの料金と該利用者の
    プリペイド残金を取得し比較してアクセス可否の判断を
    行うアクセス判断を行い、 該第1の装置は、該アクセス判断の結果がアクセス可で
    あり該有料コンテンツの提供が完了した場合に該プリペ
    イド残金から該有料コンテンツの料金を減算し、 該第2の装置は、該DIT上に該減算されたプリペイド
    残金を保持することを特徴とするプリペイド料金処理方
    法。
  3. 【請求項3】前記第2の装置における前記DITは、利
    用者毎にプリペイドロックを表示するフラグを有し、 該利用者毎に、プリペイド料金処理を実行中は該フラグ
    はプリペイドロックの状態とされ、 実行中である該プリペイド料金処理の利用者により前記
    第1の装置のコンテンツへのアクセスが行われると、前
    記第1の装置は該フラグを参照して該利用者の該アクセ
    スを不可とする請求項2記載のプリペイド料金処理方
    法。
  4. 【請求項4】前記第2の装置における前記DITは、前
    記有料コンテンツ利用におけるプリペイド料金処理の実
    行中に該有料コンテンツの料金を前記プリペイド残金か
    ら減算して得られるプリペイド仮残金を保持し、 該第2の装置は実行中の該プリペイド料金処理における
    情報を保持するプリペイドワークファイルを保持し、 利用者により前記第1の装置へのアクセスが第1のアク
    セスとして行われ、該利用者の該第1のアクセスにおけ
    るプリペイド料金処理を実行中に、該利用者が新たなア
    クセスを第2のアクセスとして行う場合に、 該プリペイド仮残金と該ワークファイルを用いて該第2
    のアクセスによるプリペイド料金処理を行う請求項2記
    載のプリペイド料金処理方法。
  5. 【請求項5】利用者からプリペイド金の入金があった場
    合に、該入金の金額を該利用者の前記プリペイド残金に
    加算する請求項2記載のプリペイド料金処理方法。
  6. 【請求項6】前記第1の装置と前記第2の装置の間の通
    信手段としてLDAP(Lightweight Directory Access
    Protocol )を利用する請求項1ないし請求項5いずれ
    か一項記載のプリペイド料金処理方法。
  7. 【請求項7】コンピュータネットワーク上でコンテンツ
    を提供するシステムにおいてプリペイド料金処理を行う
    プリペイド料金処理装置であって、 利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供する第
    1の装置と、 利用者毎のプリペイド残金を保持する第2の装置とを有
    し、 該第1の装置は、該利用者が有料コンテンツを利用した
    都度、該第2の装置が有する該利用者のプリペイド残金
    から該有料コンテンツの利用金額を減算する手段を有
    し、 該第2の装置は、減算された該プリペイド残金を保持す
    る手段を有することを特徴とするプリペイド料金処理装
    置。
  8. 【請求項8】コンピュータネットワーク上でコンテンツ
    を提供するシステムにおいてプリペイド料金処理を行う
    プリペイド料金処理装置であって、 利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供する第
    1の装置と、 DIT(Directory Information Tree) を有し、該DI
    T上に利用者毎のプリペイド残金及びコンテンツの料金
    を保持する第2の装置とを有し、 該第1の装置は、 利用者が有料コンテンツを利用する場合、 該有料コンテンツの料金と該利用者のプリペイド残金を
    取得し比較してアクセス可否の判断を行う手段と、 該判断の結果がアクセス可であり該有料コンテンツの提
    供が完了した場合に該プリペイド残金から該有料コンテ
    ンツの料金を減算する手段と、 を有し、 該第2の装置は、 該DIT上に該減算されたプリペイド残金を保持する手
    段を有することを特徴とするプリペイド料金処理装置。
  9. 【請求項9】前記第2の装置における前記DITは、利
    用者毎にプリペイドロックを表示するフラグを有し、 前記第1の装置は、 該利用者毎に、プリペイド料金処理を実行中は該フラグ
    をプリペイドロックの状態とする手段と、 実行中である該プリペイド料金処理の利用者により前記
    第1の装置にアクセスが申し込まれると、該フラグを参
    照して該利用者の該アクセスを不可とする手段と、 を有する請求項8記載のプリペイド料金処理装置。
  10. 【請求項10】前記第2の装置における前記DITは、
    前記有料コンテンツ利用におけるプリペイド料金処理の
    実行中に該有料コンテンツの料金を前記プリペイド残金
    から減算して得られるプリペイド仮残金を保持し、 該第2の装置は実行中の該プリペイド料金処理における
    情報を保持するプリペイドワークファイルを保持し、 利用者により前記第1の装置へのアクセスが第1のアク
    セスとして行われ、該利用者の該第1のアクセスにおけ
    るプリペイド料金処理を実行中に、該利用者が新たなア
    クセスを第2のアクセスとして行う場合に、 該第1の装置は、 該第2の装置が保持する該プリペイド仮残金と該ワーク
    ファイルを用いて該第2のアクセスによるプリペイド料
    金処理を行う手段を有する請求項8記載のプリペイド料
    金処理装置。
  11. 【請求項11】利用者からプリペイド金の入金があった
    場合に、該入金の金額を該利用者の前記プリペイド残金
    に加算する手段を有する請求項8記載のプリペイド料金
    処理装置。
  12. 【請求項12】前記第1の装置と前記第2の装置の間で
    LDAP(Lightweight Directory Access Protocol )
    を利用して通信を行う手段を有する請求項7ないし請求
    項11いずれか一項記載のプリペイド料金処理装置。
  13. 【請求項13】コンピュータネットワーク上でコンテン
    ツを提供するシステムにおいて、利用者からのアクセス
    を受けてコンテンツを提供する第1の装置と、利用者毎
    のプリペイド残金とコンテンツ料金を保持する第2の装
    置とが用いられるプリペイド料金処理方法をコンピュー
    タに実行させるプリペイド料金処理プログラムを記録し
    た記録媒体であって、 該第1の装置に搭載され、 利用者からのアクセスを受けてコンテンツを提供する手
    段と、 利用者が有料コンテンツを利用する場合、 該有料コンテンツの料金と該利用者のプリペイド残金を
    該第2の装置から取得し比較してアクセス可否の判断を
    行う手段と、 該判断の結果がアクセス可であり該有料コンテンツの提
    供が完了した場合に該プリペイド残金から該有料コンテ
    ンツの料金を減算する手段と、 を有することを特徴とするプリペイド料金処理プログラ
    ムを記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】コンピュータネットワーク上でコンテン
    ツを提供するシステムにおいて、利用者からのアクセス
    を受けてコンテンツを提供する第1の装置と、利用者毎
    のプリペイド残金とコンテンツ料金を保持する第2の装
    置とが用いられるプリペイド料金処理方法をコンピュー
    タに実行させるプリペイド料金処理プログラムを記録し
    た記録媒体であって、 該第2の装置に搭載され、 DIT(Directory Information Tree) を保持し該DI
    T上にコンテンツ料金及び利用者毎のプリペイド残金を
    保持する手段と、 該プリペイド残金から該コンテンツ料金が該第1の装置
    において減算されて得られたプリペイド残金を該DIT
    上に保持する手段と、 を有することを特徴とするプリペイド料金処理プログラ
    ムを記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】前記DITが利用者毎にプリペイドロッ
    クを表示するフラグを保持する手段を有する請求項14
    記載のプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒
    体。
  16. 【請求項16】前記DITがプリペイド料金処理の実行
    中に該プリペイド料金処理におけるコンテンツの料金を
    前記プリペイド残金から減算して得られるプリペイド仮
    残金を保持する手段と、 実行中の該プリペイド料金処理における情報を保持する
    プリペイドワークファイルを保持する手段と、 を有する請求項14記載のプリペイド料金処理プログラ
    ムを記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】前記利用者からプリペイド金の入金があ
    った場合に、該入金の金額を該利用者の前記プリペイド
    残金に加算する手段を有する請求項14記載のプリペイ
    ド料金処理プログラムを記録した記録媒体。
  18. 【請求項18】外部と通信を行う場合にLDAP(Ligh
    tweight DirectoryAccess Protocol )を利用する手段
    を有する請求項13ないし請求項17いずれか一項記載
    のプリペイド料金処理プログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001350940A (ja) * 2000-06-08 2001-12-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> インターネットシステムにおける番組提供方法
JP2002288364A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Nec Corp サービス提供システム、その方法及びそのプログラム
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