JP2003196562A - プリペイド決済システム及びその決済方法 - Google Patents

プリペイド決済システム及びその決済方法

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JP2003196562A
JP2003196562A JP2001401140A JP2001401140A JP2003196562A JP 2003196562 A JP2003196562 A JP 2003196562A JP 2001401140 A JP2001401140 A JP 2001401140A JP 2001401140 A JP2001401140 A JP 2001401140A JP 2003196562 A JP2003196562 A JP 2003196562A
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prepaid
payment
settlement
request
reduction
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JP2001401140A
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English (en)
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Tomohisa Nakamura
友久 中村
Takeyuki Shinohara
健之 篠原
Yasunobu Watanabe
恭伸 渡邉
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KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一カードを使用して同時に複数の代金決済
依頼がなされたとしても、電子商取引の代金決済に対応
することができるプリペイド決済システムを実現する。 【解決手段】 プリペイド識別情報に関連付けて、前払
いされた金額に関するプリペイド残高を記憶するサービ
スデータ情報記録手段と、通信回線を介して受け取った
減額要求に応じて、この減額要求対象のプリペイド識別
情報に関連付けられているプリペイド残高から、該減額
要求の金額を減額して代金の決済を行うサービス制御手
段とを有するプリペイド決済装置1を備え、サービス制
御手段は、減額要求対象のプリペイド識別情報に係る他
の代金決済処理が実行されていないことを条件として、
当該減額要求に係る決済を許可することを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリペイドカード
等を販売することによって前払いされた金額を用いて代
金の決済を行うプリペイド決済システム及びその決済方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリペイドカードの販売によって
前払いされた金額を用いて、商品の代金を店頭で決済す
るシステムが実現されている。このプリペイド決済シス
テムは、客がプリペイドカードを店頭で提示し、このプ
リペイドカードに記録ざれている前払い金額の残高か
ら、代金を減額して決済するものである。他のプリペイ
ド決済システムとしては、電話の通話料金をプリペイド
式で支払うことができるシステムが知られている。
【0003】ところで、近年、インターネットを用いた
電子商取引が普及してきており、この電子商取引の代金
(例えば、商品購入代金やサービス利用料)をプリペイ
ドカードにより支払いたいという要望があり、これを実
現するためのプリペイド決済システムが開発されつつあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリペイド決済システムでは、店頭でプリペイドカード
を提示することが前提となっているために、電子商取引
のようにプリペイドカードを未提示のままで代金決済処
理を行うことに対応することが困難であるという問題が
ある。特に、電子商取引においては通信回線を介して複
数の取引を同時に行うことが可能であるが、これによ
り、同一カードを使用して同時に複数の代金決済依頼が
なされると、前払い金額の残高不足が発生する虞があ
り、この対策が重要な課題である。
【0005】また、利用客からは、同一のプリペイドカ
ードを用いて、電子商取引の代金の決済に加えて電話の
通話料金も支払いたいという要望もある。
【0006】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、その目的は、同一カードを使用して同時に
複数の代金決済依頼がなされたとしても、電子商取引の
代金決済に対応することができるプリペイド決済システ
ム及びその決済方法を提供することにある。
【0007】また、本発明は、同一のプリペイドカード
を用いて、電子商取引の代金の決済に加えて電話の通話
料金の支払いも可能なプリペイド決済システム及びその
決済方法を提供することも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載のプリペイド決済システムは、通
信回線を介して電子商取引のプリペイド決済に係るデー
タを送受する第1のインターフェース制御手段と、プリ
ペイド識別情報に関連付けて、前払いされた金額に関す
るプリペイド残高を記憶するサービスデータ情報記録手
段と、前記第1のインターフェース制御手段を介して受
け取った減額要求に応じて、この減額要求対象のプリペ
イド識別情報に関連付けられている前記プリペイド残高
から、前記減額要求の金額を減額して代金の決済を行う
サービス制御手段とを備え、前記サービス制御手段は、
前記減額要求対象のプリペイド識別情報に係る他の代金
決済処理が実行されていないことを条件として、当該減
額要求に係る決済を許可することを特徴としている。
【0009】請求項2に記載のプリペイド決済システム
は、請求項1に記載のプリペイド決済システムにおい
て、通信回線を介して通信料金のプリペイド決済に係る
データを送受する第2のインターフェース制御手段と、
前記第2のインターフェース制御手段を介して受け取っ
た通信可否判定要求に応じて、この通信可否判定要求対
象のプリペイド識別情報に関連付けられている前記プリ
ペイド残高の有無を確認し、この確認結果がプリペイド
残高有りの場合に通信を許可するプリペイドカード通信
制御手段とを備え、前記プリペイドカード通信制御手段
は、前記通信可否判定要求対象のプリペイド識別情報に
係る他の代金決済処理が実行されていないことも、当該
通信可否判定要求に係る通信を許可するための条件とす
ることを特徴としている。
【0010】請求項3に記載のプリペイド決済システム
は、請求項2に記載のプリペイド決済システムにおい
て、前記サービスデータ情報記録手段は、プリペイド識
別情報に関連付けて使用中フラグを記憶し、前記サービ
ス制御手段は、前記減額要求対象のプリペイド識別情報
に関連付けられている前記使用中フラグがセットされて
いない場合に、当該減額要求に係る決済を許可して該使
用中フラグをセットし、また、当該減額要求に係る決済
の処理が終了した場合に、該使用中フラグをリセット
し、前記プリペイドカード通信制御手段は、前記通信可
否判定要求対象のプリペイド識別情報に関連付けられて
いる前記使用中フラグがセットされていない場合に、当
該通信可否判定要求に係る通信を許可して該使用中フラ
グをセットし、また、当該通信可否判定要求に係る決済
の処理が終了した場合に、該使用中フラグをリセットす
ることを特徴としている。
【0011】請求項4に記載のプリペイド決済システム
は、請求項1乃至請求項3のいずれかの項に記載のプリ
ペイド決済システムにおいて、前記サービス制御手段
は、前記減額要求に係る処理結果を決済依頼元に通知
し、この決済依頼元の確認が取れなかった場合には、前
記減額済みのプリペイド残高を減額前の値に戻すことを
特徴としている。
【0012】請求項5に記載のプリペイド決済システム
は、請求項1乃至請求項4のいずれかの項に記載のプリ
ペイド決済システムにおいて、通信回線を介して前記第
1のインターフェース制御手段に接続する決済中継手段
を備え、前記決済中継手段は、決済依頼元と決済機関と
の間で授受される電子商取引の決済に係るデータを中継
し、該決済が前払いされた金額を用いる決済である場合
には、前記サービス制御手段との間で当該決済処理に係
るデータの中継を行うことを特徴としている。
【0013】請求項6に記載のプリペイド決済方法は、
通信回線を介して電子商取引のプリペイド決済に係る減
額要求を受け取る過程と、この減額要求対象のプリペイ
ド識別情報係る他の代金決済処理が実行されていない場
合に、当該減額要求に係る決済を許可する過程と、この
許可により、前記減額要求対象のプリペイド識別情報に
関連付けて記憶されているプリペイド残高から前記減額
要求の金額を減額して代金の決済を行う過程とを含むこ
とを特徴としている。
【0014】請求項7に記載のプリペイド決済方法は、
請求項6に記載のプリペイド決済方法において、通信回
線を介して通信可否判定要求を受け取る過程と、この通
信可否判定要求対象のプリペイド識別情報に関連付けら
れて記憶されているプリペイド残高の有無を確認する過
程と、この確認結果のプリペイド残高有り、且つ前記通
信可否判定要求対象のプリペイド識別情報に係る他の代
金決済処理が実行されていない場合に、当該通信可否判
定要求に係る通信を許可する過程とをさらに含むことを
特徴としている。
【0015】請求項8に記載のプリペイド決済方法は、
請求項7に記載のプリペイド決済方法において、前記減
額要求対象のプリペイド識別情報に関連付けられている
使用中フラグがセットされていない場合に、当該減額要
求に係る決済を許可して該使用中フラグをセットする過
程と、前記減額要求に係る決済の処理が終了した場合
に、該当使用中フラグをリセットする過程と、前記通信
可否判定要求対象のプリペイド識別情報に関連付けられ
ている使用中フラグがセットされていない場合に、当該
通信可否判定要求に係る通信を許可して該使用中フラグ
をセットする過程と、前記通信可否判定要求に係る決済
の処理が終了した場合に、該当使用中フラグをリセット
する過程とをさらに含むことを特徴としている。
【0016】請求項9に記載のプリペイド決済方法は、
請求項6乃至請求項8のいずれかの項に記載のプリペイ
ド決済方法において、前記減額要求に係る処理結果を決
済依頼元に通知する過程と、この決済依頼元の確認が取
れなかった場合には、前記減額済みのプリペイド残高を
減額前の値に戻す過程とをさらに含むことを特徴として
いる。
【0017】請求項10に記載のプリペイド決済方法
は、請求項6乃至請求項9のいずれかの項に記載のプリ
ペイド決済方法において、通信回線を介して決済依頼元
と決済機関との間で授受される電子商取引の決済に係る
データを中継する中継過程をさらに含み、前記中継過程
は、該決済が前払いされた金額を用いるプリペイド決済
である場合に、当該決済に係るデータを前記電子商取引
のプリペイド決済に係る過程へ受け渡す処理を含むこと
を特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形
態によるプリペイド決済システムの構成を示すブロック
図である。この図1のプリペイド決済システムにおい
て、符号1は前払いされた金額(以下、プリペイド金額
と称する)の残高(以下、プリペイド残高と称する)を
管理し、このプリペイド残高から決済金額を減額して各
種代金の決済を行うプリペイド決済装置である。符号2
は代金の決済要求元と決済機関との間で決済処理に係る
情報の中継を行う決済中継装置である。この決済中継装
置2は、通信回線(例えば、専用回線)を介して、決済
機関であるプリペイド決済装置1やクレジットカード会
社の決済システム3等と接続されている。決済中継装置
2は、プリペイド金額を用いる決済(以下、プリペイド
決済と称する)の場合に、プリペイド決済装置1との間
で当該決済処理に係る情報の中継および決済前残高の記
録を行う。
【0019】符号4は、電子商取引により物品販売やサ
ービスの提供を行う店舗システムである。この店舗シス
テム4においては、その代金決済の中継を決済中継装置
2に依頼している。符号5は、プリペイドカードの利用
者が使用する端末(例えば、パーソナルコンピュータ)
である。この利用者は、プリペイドカードを購入するこ
とによって該プリペイドカード額面分の前払いを行って
おり、このプリペイド金額を電子商取引代金および通話
料金の支払いに使用することができる。また、そのプリ
ペイドカードには固有のカード番号(プリペイド識別情
報)および有効期限が記載されており、利用者がカード
を購入した時には既に当該カード番号とそのプリペイド
金額、有効期限等がプリペイド決済装置1に登録されて
いる。
【0020】符号6は、インターネットと呼ばれるコン
ピュータネットワークである。上記決済中継装置2、店
舗システム4及び端末5はそれぞれインターネット6に
接続可能である。また、決済中継装置2、店舗システム
4及び端末5はこのインターネット6を介してそれぞれ
にアクセスすることができる。利用者はインターネット
6により端末5を店舗システム4に接続して、電子商取
引を行うことが可能である。
【0021】符号7は上記プリペイドカードの利用者が
使用する電話機である。符号8は電話機7が接続される
電話網である。上記プリペイド決済装置1は電話網8に
接続されている。利用者は、プリペイドカードにより電
話網8における通話料金を支払うことができる。この通
話料金は通話終了後に電話網8からプリペイド決済装置
1に通知され、プリペイド決済装置1が該通話料金の決
済を行う。
【0022】図2は、図1に示すプリペイド決済装置1
の構成を示すブロック図である。この図2において、符
号21は、決済中継装置2との間でTCP(Transmissi
on Control Protocol)およびIP(Internet Protoco
l)によりデータ通信を行うインターフェース制御部
(第1のインターフェース制御手段)である。プリペイ
ド決済装置1は、このインターフェース制御部21を介
して、決済中継装置2との間でプリペイド決済に係る各
種決済処理情報を授受する。例えば、図2に示すよう
に、決済中継装置2からプリペイドカードの照合要求を
受け、その応答として照合結果を返す。あるいは、決済
中継装置2からプリペイド残高の減額要求(プリペイド
決済要求)を受け、その応答として減額結果を返す。あ
るいは、この減額結果を店舗システムおよび利用者へ通
知することができたか否かを示す減額結果ACKを受
け、その応答として終了通知を返す。
【0023】符号22は、電話網8に具備される交換機
10との間でNo.7共通線信号方式によりデータ通信
を行うインターフェース制御部(第2のインターフェー
ス制御手段)である。プリペイド決済装置1は、このイ
ンターフェース制御部22介して、交換機10との間で
通話料金のプリペイド決済に係る各種決済処理情報を授
受する。例えば、図2に示すように、交換機10から通
話判定要求(通話料金のプリペイド決済要求)を受け、
その応答として判定結果を返す。また、上記インターフ
ェース制御部21,22は、データのフォーマット変換
など、通信インターフェースの整合も行う。
【0024】符号23は、インターフェース制御部2
1,22とそれぞれ接続され、これらインターフェース
制御部21,22を介して受け取った決済処理情報に基
づいて、各種処理を起動するサービス起動制御部であ
る。符号24は、このサービス起動制御部23からの処
理起動指示によって該当処理を開始するサービス制御部
である。
【0025】このサービス制御部24は、プリペイドカ
ードの照合要求によって処理が起動されるEC決済照合
制御部25と、プリペイドカード残高の減額要求によっ
て処理が起動されるEC決済減額制御部26と、減額結
果ACKによって処理が起動されるEC決済減額結果判
定制御部27と、通話判定要求によって処理が起動され
るプリペイドカード通話制御部28とを備える。
【0026】EC決済照合制御部25は、照合要求の内
容に基づいてプリペイドカードの正常性確認を行い、こ
の照合結果を返す処理を行う。プリペイドカード正常性
の確認内容としては、カード番号、有効期限、現在のプ
リペイド残高、同一カード同時使用規制などがある。E
C決済減額制御部26は、減額要求の内容に基づいて、
プリペイドカードの正常性確認後、プリペイド残高から
決済要求額を減額し、この減額結果を返す処理を行う。
EC決済減額結果判定制御部27は、減額結果ACKの
内容に基づいて、当該プリペイド決済を終了させ、この
終了通知を返す処理を行う。
【0027】プリペイドカード通話制御部28は、通話
判定要求の内容に基づいて、プリペイドカードの正常性
確認後、プリペイド残高から通話可否を判定し、この判
定結果を返す処理を行う。また、プリペイド残高の照会
処理も行う。
【0028】符号29は、利用者により購入されたプリ
ペイドカードの情報を記憶するサービスデータ情報記録
部(DBMS)であって、このDBMS29は上記サー
ビス制御部24の各部25〜28からアクセス可能であ
る。図3にこのDBMS29の記録内容を示す。図3に
示すように、DBMS29には、プリペイドカードのカ
ード番号毎に、プリペイド残高、有効期限、使用中フラ
グなどが記録される。プリペイド残高は現時点での残高
を示す。使用中フラグは、当該プリペイドカードが現在
使用中であるか(表示「ON」)、否か(表示「OF
F」)を示し、「ON」の場合には、ある代金決済の処
理が継続して実行中であることを示している。
【0029】この使用中フラグは、同一のプリペイドカ
ードが同時に複数の代金決済に使用されることを防ぐた
めに使用される。例えば、通話料金の支払いに使用中の
プリペイドカードが電子商取引の代金支払いにも使用さ
れてしまうと、現在通話中の通話料金が未確定の状態で
電子商取引の代金支払いが実行されることになり、この
結果としてプリペイド残高が通話料金に不足すると、通
話料金の決済を行うことができなくなってしまう。この
ように、同一のプリペイドカードを同時に複数の代金決
済に使用すると、代金決済に充当可能なプリペイド残高
が不明のままその決済を実行することになる。このよう
な事態を防ぐために、使用中フラグが「ON」となって
いる場合には、上記サービス制御部24は、同一カード
に関する新たなプリペイド決済の実行を排他(同一カー
ド同時使用規制)する処理を行う。
【0030】なお、信頼性向上のために上記DBMS2
9を複数備え、各DBMS29の内容を同期して更新
し、プリペイドカード情報のバックアップデータを持つ
ようにしてもよい。
【0031】次に、上記図1のプリペイド決済システム
において、利用者がプリペイドカードで代金を支払う際
の動作を説明する。図4は、図1に示すプリペイド決済
システムが行う電子商取引代金に関するプリペイド決済
処理の流れを示すシーケンス図である。以下、この図4
を参照して、利用者がプリペイドカードで電子商取引の
代金を支払う場合を例にして説明する。また以下の説明
において、決済中継装置2、店舗システム4及び端末5
はインターネット6に接続されているが、特に説明がな
い場合は、このインターネット6を介してデータ等の送
受が行われるものとする。
【0032】先ず、利用者が端末5を使用して店舗シス
テム4で電子商取引を行い、この代金支払いのためにプ
リペイドカードに記載されているカード番号および有効
期限を決済中継装置2へ通知する。決済中継装置2は、
カード番号および有効期限の通知を受けると、受信した
カード番号および有効期限をプリペイド決済装置1へ通
知してプリペイドカードの照合要求を行う(ステップS
1、S2)。
【0033】次いで、プリペイド決済装置1のサービス
起動制御部23は、インターフェース制御部21を介し
てその照合要求(カード番号および有効期限)を受け取
ると、EC決済照合制御部25へ該カード番号および有
効期限を通知して照合を指示し、EC決済照合制御部2
5によりステップS3の照合処理が開始される。
【0034】このステップS3の照合処理において、E
C決済照合制御部25は、受け取った照合要求(カード
番号および有効期限)の内容に基づいてDBMS29を
参照し、プリペイドカードの正常性確認を行う。具体的
には、カード番号および有効期限について、受け取った
内容とDBMS29の内容とが一致するかを確認する。
また、DBMS29のプリペイド残高(現在のプリペイ
ド残高)が0となっていないことを確認する。また、使
用中フラグが「ON」であり同一カード同時使用規制中
となっていないことを確認する。これらの正常性が確認
された場合には、EC決済照合制御部25は、サービス
起動制御部23およびインターフェース制御部21を介
し、照合結果の内容(処理結果)を「正常」として決済
中継装置2へ送信する。他方、異常と判断された内容が
あった場合には、照合結果の内容(処理結果)を「異
常」として決済中継装置2へ送信する。また、照合結果
の内容には、正常と判断された場合はカード番号と現在
のプリペイド残高(現在残高)を、異常と判断された場
合はカード番号も含める(ステップS4)。
【0035】次いで、決済中継装置2は、この照合結果
を端末5へ送信する(ステップS5)。端末5は、この
照合結果の内容を確認後、正常であれば、決済要求額、
カード番号、有効期限を決済中継装置2へ通知して決済
依頼を行う(ステップS6)。決済中継装置2は、この
決済依頼を受信すると、受け取った情報(決済要求額、
カード番号、有効期限)をプリペイド決済装置1へ通知
して減額要求を行う(ステップS7)。
【0036】次いで、プリペイド決済装置1のサービス
起動制御部23は、インターフェース制御部21を介し
てその減額要求(決済要求額、カード番号、有効期限)
を受け取ると、EC決済減額制御部26へ該情報(決済
要求額、カード番号、有効期限)を通知して減額を指示
し、EC決済減額制御部26によりステップS8の減額
処理が開始される。
【0037】図5は、このステップS8においてEC決
済減額制御部26が行う減額処理の流れを示すフローチ
ャートである。この図5に示すように、先ず、EC決済
減額制御部26は、受け取った情報(決済要求額、カー
ド番号、有効期限)に基づいてDBMS29を参照し、
プリペイドカードの正常性確認を行う。具体的には、カ
ード番号および有効期限について、受け取った内容とD
BMS29の内容とが一致するかを確認する。また、D
BMS29のプリペイド残高が決済要求額以上であるこ
とを確認する。また、使用中フラグが「ON」であり同
一カード同時使用規制中となっていないことを確認す
る。これらの正常性が確認された場合には、ステップS
23へ処理を移行し、異常と判断された内容があった場
合にはステップS25へ処理を移行し、決済不可とする
(ステップS21、S22)。
【0038】次いで、ステップS23において、EC決
済減額制御部26は、DBMS29の当該カード番号の
使用中フラグを「ON」に書き換え、新たなプリペイド
決済の実行が排他されるようにする。次いで、減額要求
の内容に含まれる決済要求額をDBMS29の該当プリ
ペイド残高から減算し、この減算結果の値を新たなプリ
ペイド残高としてDBMS29に記録し、プリペイド残
高を更新する(ステップS24)。
【0039】次いで、図4のステップS9において、E
C決済減額制御部26は、上記ステップS8の処理結果
とカード番号と決済前残高と決済後残高とを減額結果と
して、サービス起動制御部23およびインターフェース
制御部21を介し決済中継装置2へ送信する。ここで、
上記ステップS8にて正常に減額を実行した場合には処
理結果を「正常」とし、異常ありと判断され決済不可で
あった場合には処理結果を「異常」とする。
【0040】次いで、決済中継装置2は、決済前残高を
記録し、この減額結果を店舗システム4へ送信する(ス
テップS10)。店舗システム4は、この減額結果の内
容を利用者へ通知し、利用者の確認が取れると、減額結
果の確認完了を決済中継装置2へ送信する。決済中継装
置2は、この減額結果の確認完了を受信すると、処理結
果「正常」と当該カード番号及びステップS10で記録
した決済前残高をプリペイド決済装置1へ通知して減額
結果ACKを行う。一方、利用者の確認が取れなかった
場合には、店舗システム4は、その旨を決済中継装置2
へ通知し、決済中継装置2は処理結果「異常」と当該カ
ード番号及びステップS10で記録した決済前残高をプ
リペイド決済装置1へ通知して減額結果ACKを行う
(ステップS11、S12)。
【0041】次いで、プリペイド決済装置1のサービス
起動制御部23は、インターフェース制御部21を介し
てその減額結果ACK(処理結果、カード番号及び決済
前残高)を受け取ると、EC決済減額結果判定部27へ
該情報(処理結果、カード番号及び決済前残高)を通知
して減額結果判定を指示し、EC決済減額結果判定部2
7によりステップS13の減額結果判定処理が開始され
る。
【0042】図6は、このステップS13においてEC
決済減額結果判定部27が行う減額結果判定処理の流れ
を示すフローチャートである。この図6に示すように、
先ず、EC決済減額結果判定部27は、受け取った情報
(処理結果、カード番号及び決済前残高)の内、処理結
果を参照する(ステップS31)。この処理結果が「正
常」の場合(ステップS32の判断結果が「YES」の
場合)には、ステップS34へ処理を移行し、当該プリ
ペイド決済の処理が終了したとしてDBMS29の該当
使用中フラグを「OFF」とし、終了通知の内容を「正
常」として送信する。
【0043】他方、処理結果が「異常」の場合(ステッ
プS32の判断結果が「NO」の場合)には、当該プリ
ペイド決済の減額要求により、既に減額済みのDBMS
29の該当プリペイド残高を該当の決済前残高の値に戻
す(ステップS33)。次いで、ステップS34におい
て、当該プリペイド決済の処理が終了したとして該当使
用中フラグを「OFF」とし、終了通知の内容を「異
常」として送信する。上記終了通知にはカード番号およ
び現在のプリペイド残高(現在残高)も含めて、サービ
ス起動制御部23およびインターフェース制御部21を
介し決済中継装置2へ送信する。
【0044】なお、上述した実施形態においては、プリ
ペイドカードの照合要求に引き続き、減額要求を行うよ
うにしたが、プリペイドカードの照合要求のみを行うこ
とも可能である。また、店舗システム4が決済中継装置
2へアクセスするようにしたが、利用者が端末5により
決済中継装置2へ直接アクセスするようにしてもよい。
【0045】また、プリペイド決済装置1において、複
数のプリペイドカードにより代金の支払いができるよう
にしてもよい。この場合には、利用者は代金の支払いに
使用する複数のプリペイドカードのカード番号および有
効期限を通知し、プリペイド決済装置1はそれら複数の
プリペイドカードの正常性確認後、プリペイド残高を合
計し、この合計金額の範囲内で代金の決済を行う。ここ
でも、カード毎に使用中フラグが「OFF」であること
を確認してその使用可否を判断する。
【0046】また、上記説明においては、利用者がプリ
ペイドカードで電子商取引の代金を支払う場合を例にし
たが、通話料金をプリペイドカードで支払う場合にも、
同様のプリペイド決済処理が行われる。サービス起動制
御部23は、インターフェース制御部22を介して交換
機8から通話判定要求(カード番号および有効期限)を
受け取ると、プリペイドカード通話制御部28へサービ
ス可否判定を指示する。プリペイドカード通話制御部2
8は、この指示に基づいてDBMS29を参照し、当該
プリペイドカードの正常性(カード番号、有効期限、現
在のプリペイド残高、同一カード同時使用規制)を確認
する。
【0047】これらの正常性が確認されると、DBMS
29の該当使用中フラグを「ON」としてサービス判定
結果「正常」をサービス起動制御部23へ返す。これに
より、サービス起動制御部23は、インターフェース制
御部22を介して交換機8へ判定結果「正常」を送信
し、通話料金プリペイドカード支払いによる通話が開始
される。次いで、通話終了後に通話料金のプリペイド決
済を行い、使用中フラグを「OFF」とする。あるい
は、プリペイド残高が不足する場合には、通話を終了さ
せて使用中フラグを「OFF」とする。
【0048】一方、通話判定要求を受けた際に、使用中
フラグ「ON」など、いずれかの異常があった場合に
は、プリペイドカード通話制御部28は、サービス判定
結果「異常」をサービス起動制御部23へ返し、サービ
ス起動制御部23は、インターフェース制御部22を介
して交換機8へ判定結果「異常」を送信する。この場合
には、通話料金プリペイドカード支払いによる通話が拒
否されることになる。
【0049】なお、上述した実施形態において、プリペ
イドカードによって通話料金以外の通信料金を支払うよ
うにしてもよい。例えば、パケット通信等のデータ通信
に係る通信料金、あるいは通信サービス基本料金、定額
の通信料金などにも同様に適用可能である。
【0050】また、上述した実施形態においては、利用
者へプリペイド識別情報を通知する手段としてカード番
号(プリペイド識別情報)が記載されたプリペイドカー
ドを用いるようにしたが、他の手段により通知するよう
にしてもよい。例えば、前払いした利用者に対して、親
展扱いの郵便や電子メール等により通知するようにして
もよい。
【0051】上述したように本実施形態によれば、プリ
ペイドカード自体の提示を必要とすることなく、電子商
取引の代金決済を行うことができる。さらに、減額要求
対象のプリペイド識別情報に係る他の代金決済処理が実
行されていないことを条件として、当該減額要求に係る
決済を許可するので、同一カードに関する新たなプリペ
イド決済の実行が排他(同一カード同時使用規制)され
ることになる。これにより、たとえ同一カードを使用し
て同時に複数の代金決済依頼がなされたとしても、前払
い金額の残高不足が発生する虞はなく、電子商取引の代
金決済に対応することができるようになる。
【0052】さらに、電子商取引の代金決済と電話の通
話料金の支払いに係る決済とは排他されることになるの
で、例えば通話中に電子商取引の代金決済依頼がなさ
れ、通話料金に充当するための前払い金額の残高不足が
発生する虞もなくなり、同一のプリペイドカードを用い
て電子商取引の代金の決済に加えて電話の通話料金の支
払いもできる。
【0053】また、プリペイド識別情報に関連付けられ
ている使用中フラグを、電子商取引の代金決済処理と、
通信料金の支払いに係る決済処理とで共用して用いるの
で、簡易な構成で、電子商取引の代金決済と電話の通話
料金の支払いに係る決済とを排他することができる。
【0054】また、減額要求に係る処理結果が決済依頼
元により確認されなかった場合には、減額済みのプリペ
イド残高を減額前の値に戻すので、利用者が決済依頼後
に取引を取り止める等の取引中止にも対応することが可
能となり、利用者との間のトラブルを未然に防止するこ
とができる。特に、電子商取引においては、使用中の通
信回線の接続状態の不具合により通信回線が断され、電
子商取引が途中で取引停止となる虞があるが、このよう
な場合の対処として非常に有用となる。
【0055】また、決済依頼元と決済機関との間で授受
される電子商取引の決済に係るデータを中継し、該決済
が前払いされた金額を用いる決済である場合には、プリ
ペイド決済を行う処理手段(サービス制御手段)との間
で当該決済処理に係るデータの中継を行うようにしたの
で、決済依頼元(電子商取引店舗など)はプリペイド決
済とは異なるクレジットカード等の決済機関も利用する
ことができる。これにより、利用者にとっては電子商取
引の代金決済方法の選択の幅が広がることになる。ま
た、プリペイド決済サービスを提供する事業者にとって
は自システムをより多くの決済依頼元(電子商取引店舗
など)に利用してもらうことに繋がる。
【0056】以上、本発明の実施形態を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等も含まれる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリペイド識別情報に関連付けて、前払いされた金額に
関するプリペイド残高を記憶しておき、通信回線を介し
て受け取った減額要求に応じて、この減額要求対象のプ
リペイド識別情報に関連付けられているプリペイド残高
から、減額要求の金額を減額して代金の決済を行うよう
にしたので、プリペイドカード自体の提示を必要とする
ことなく、電子商取引の代金決済を行うことができる。
さらに、減額要求対象のプリペイド識別情報に係る他の
代金決済処理が実行されていないことを条件として、当
該減額要求に係る決済を許可するので、同一カードに関
する新たなプリペイド決済の実行が排他(同一カード同
時使用規制)されることになる。これにより、たとえ同
一カードを使用して同時に複数の代金決済依頼がなされ
たとしても、前払い金額の残高不足が発生する虞はなく
なり、電子商取引の代金決済に対応することができると
いう優れた効果が得られる。
【0058】また、請求項2に記載の発明によれば、通
信回線を介して受け取った通信可否判定要求に応じて、
この通信可否判定要求対象のプリペイド識別情報に関連
付けられているプリペイド残高の有無を確認し、この確
認結果がプリペイド残高有りの条件に加えて該通信可否
判定要求対象のプリペイド識別情報に係る他の代金決済
処理が実行されていないことも、当該通信可否判定要求
に係る通信を許可するための条件とする。これにより、
電子商取引の代金決済と電話の通話料金の支払いに係る
決済とは排他されることになるので、例えば通話中に電
子商取引の代金決済依頼がなされ、通話料金に充当する
ための前払い金額の残高不足が発生する虞もなくなり、
同一のプリペイドカードを用いて電子商取引の代金の決
済に加えて電話の通話料金の支払いもできるという優れ
た効果が得られる。
【0059】また、請求項3に記載の発明によれば、プ
リペイド識別情報に関連付けられている使用中フラグ
が、電子商取引の代金決済処理と、通信料金の支払いに
係る決済処理とで共用して用いられるので、簡易な構成
で、電子商取引の代金決済と電話の通話料金の支払いに
係る決済とを排他することができる。
【0060】また、請求項4に記載の発明によれば、減
額要求に係る処理結果が決済依頼元により確認されなか
った場合には、減額済みのプリペイド残高が減額前の値
に戻されるので、利用者が決済依頼後に取引を取り止め
る等の取引中止にも対応することが可能となり、利用者
との間のトラブルを未然に防止することができる。特
に、電子商取引においては、使用中の通信回線の接続状
態の不具合により通信回線が断され、電子商取引が途中
で取引停止となる虞があるが、このような場合の対処と
して本発明は非常に有用である。
【0061】また、請求項5に記載の発明によれば、決
済依頼元と決済機関との間で授受される電子商取引の決
済に係るデータを中継し、該決済が前払いされた金額を
用いる決済である場合には、プリペイド決済を行う処理
手段(サービス制御手段)との間で当該決済処理に係る
データの中継を行うようにしたので、決済依頼元(電子
商取引店舗など)はプリペイド決済とは異なるクレジッ
トカード等の決済機関も利用することができる。これに
より、利用者にとっては電子商取引の代金決済方法の選
択の幅が広がることになる。また、プリペイド決済サー
ビスを提供する事業者にとっては自システムをより多く
の決済依頼元(電子商取引店舗など)に利用してもらう
ことに繋がるという効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるプリペイド決済シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すプリペイド決済装置1の構成を示
すブロック図である。
【図3】 サービスデータ情報記録部(DBMS)29
の構成例を示す図である。
【図4】 図1に示すプリペイド決済システムが行う電
子商取引代金に関するプリペイド決済処理の流れを示す
シーケンス図である。
【図5】 EC決済減額制御部26が行う減額処理の流
れを示すフローチャートである。
【図6】 EC決済減額結果判定部27が行う減額結果
判定処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…プリペイド決済装置、2…決済中継装置、3…クレ
ジットカード会社システム、4…店舗システム、5…端
末、6…インターネット、7…電話機、8…電話網、1
0…交換機、21,22…インターフェース制御部、2
3…サービス起動制御部、24…サービス制御部、25
…EC決済照合制御部、26…EC決済減額制御部、2
7…EC決済減額結果判定制御部、28…プリペイドカ
ード通話制御部、29…サービスデータ情報記録部(D
BMS)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邉 恭伸 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 ケイ ディーディーアイ株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して電子商取引のプリペイ
    ド決済に係るデータを送受する第1のインターフェース
    制御手段と、 プリペイド識別情報に関連付けて、前払いされた金額に
    関するプリペイド残高を記憶するサービスデータ情報記
    録手段と、 前記第1のインターフェース制御手段を介して受け取っ
    た減額要求に応じて、この減額要求対象のプリペイド識
    別情報に関連付けられている前記プリペイド残高から、
    前記減額要求の金額を減額して代金の決済を行うサービ
    ス制御手段とを備え、 前記サービス制御手段は、前記減額要求対象のプリペイ
    ド識別情報に係る他の代金決済処理が実行されていない
    ことを条件として、当該減額要求に係る決済を許可する
    ことを特徴とするプリペイド決済システム。
  2. 【請求項2】 通信回線を介して通信料金のプリペイド
    決済に係るデータを送受する第2のインターフェース制
    御手段と、 前記第2のインターフェース制御手段を介して受け取っ
    た通信可否判定要求に応じて、この通信可否判定要求対
    象のプリペイド識別情報に関連付けられている前記プリ
    ペイド残高の有無を確認し、この確認結果がプリペイド
    残高有りの場合に通信を許可するプリペイドカード通信
    制御手段とを備え、 前記プリペイドカード通信制御手段は、前記通信可否判
    定要求対象のプリペイド識別情報に係る他の代金決済処
    理が実行されていないことも、当該通信可否判定要求に
    係る通信を許可するための条件とすることを特徴とする
    請求項1に記載のプリペイド決済システム。
  3. 【請求項3】 前記サービスデータ情報記録手段は、プ
    リペイド識別情報に関連付けて使用中フラグを記憶し、 前記サービス制御手段は、前記減額要求対象のプリペイ
    ド識別情報に関連付けられている前記使用中フラグがセ
    ットされていない場合に、当該減額要求に係る決済を許
    可して該使用中フラグをセットし、また、当該減額要求
    に係る決済の処理が終了した場合に、該使用中フラグを
    リセットし、 前記プリペイドカード通信制御手段は、前記通信可否判
    定要求対象のプリペイド識別情報に関連付けられている
    前記使用中フラグがセットされていない場合に、当該通
    信可否判定要求に係る通信を許可して該使用中フラグを
    セットし、また、当該通信可否判定要求に係る決済の処
    理が終了した場合に、該使用中フラグをリセットするこ
    とを特徴とする請求項2に記載のプリペイド決済システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記サービス制御手段は、 前記減額要求に係る処理結果を決済依頼元に通知し、こ
    の決済依頼元の確認が取れなかった場合には、前記減額
    済みのプリペイド残高を減額前の値に戻すことを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれかの項に記載のプリ
    ペイド決済システム。
  5. 【請求項5】 通信回線を介して前記第1のインターフ
    ェース制御手段に接続する決済中継手段を備え、 前記決済中継手段は、 決済依頼元と決済機関との間で授受される電子商取引の
    決済に係るデータを中継し、該決済が前払いされた金額
    を用いる決済である場合には、前記サービス制御手段と
    の間で当該決済処理に係るデータの中継を行うことを特
    徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかの項に記載の
    プリペイド決済システム。
  6. 【請求項6】 通信回線を介して電子商取引のプリペイ
    ド決済に係る減額要求を受け取る過程と、 この減額要求対象のプリペイド識別情報係る他の代金決
    済処理が実行されていない場合に、当該減額要求に係る
    決済を許可する過程と、 この許可により、前記減額要求対象のプリペイド識別情
    報に関連付けて記憶されているプリペイド残高から前記
    減額要求の金額を減額して代金の決済を行う過程と、 を含むことを特徴とするプリペイド決済方法。
  7. 【請求項7】 通信回線を介して通信可否判定要求を受
    け取る過程と、 この通信可否判定要求対象のプリペイド識別情報に関連
    付けられて記憶されているプリペイド残高の有無を確認
    する過程と、 この確認結果のプリペイド残高有り、且つ前記通信可否
    判定要求対象のプリペイド識別情報に係る他の代金決済
    処理が実行されていない場合に、当該通信可否判定要求
    に係る通信を許可する過程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載のプリペ
    イド決済方法。
  8. 【請求項8】 前記減額要求対象のプリペイド識別情報
    に関連付けられている使用中フラグがセットされていな
    い場合に、当該減額要求に係る決済を許可して該使用中
    フラグをセットする過程と、 前記減額要求に係る決済の処理が終了した場合に、該当
    使用中フラグをリセットする過程と、 前記通信可否判定要求対象のプリペイド識別情報に関連
    付けられている使用中フラグがセットされていない場合
    に、当該通信可否判定要求に係る通信を許可して該使用
    中フラグをセットする過程と、 前記通信可否判定要求に係る決済の処理が終了した場合
    に、該当使用中フラグをリセットする過程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載のプリペ
    イド決済方法。
  9. 【請求項9】 前記減額要求に係る処理結果を決済依頼
    元に通知する過程と、 この決済依頼元の確認が取れなかった場合には、前記減
    額済みのプリペイド残高を減額前の値に戻す過程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項6乃至請求項8の
    いずれかの項に記載のプリペイド決済方法。
  10. 【請求項10】 通信回線を介して決済依頼元と決済機
    関との間で授受される電子商取引の決済に係るデータを
    中継する中継過程をさらに含み、 前記中継過程は、該決済が前払いされた金額を用いるプ
    リペイド決済である場合に、当該決済に係るデータを前
    記電子商取引のプリペイド決済に係る過程へ受け渡す処
    理を含むことを特徴とする請求項6乃至請求項9のいず
    れかの項に記載のプリペイド決済方法。
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