JP2009068768A - 熱交換器 - Google Patents

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Osamu Aoyanagi
治 青柳
Kazuhiko Machida
和彦 町田
Masahiko Shimizu
昌彦 清水
Akiyoshi Chikasawa
昭佳 近澤
Takeshi Ishida
武司 石田
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Abstract

【課題】熱交換性能を向上させるとともにコンパクトな水冷媒熱交換器を提供すること。
【解決手段】本発明の熱交換器は、水が流通する大径管12と、冷媒が流通する小径管11と、内表面が小径管11の外表面と密着してなる中径管13とを備え、中径管13の外表面の一部と大径管12の内表面の一部が接することにより、冷媒の熱が中径管13を経由して大径管11に伝わるため、中径管13の外表面からの放熱だけでなく、大径管12の内表面からも放熱するため、伝熱面積の向上を図ることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ヒートポンプ給湯機に関連し、特に水と冷媒とを熱交換する水冷媒熱交換器に関するものである。
図7は、従来の水冷媒熱交換器の断面図である。図7に示すように、従来、小径管201の外表面と中径管202の内表面とが密着して冷媒管を構成しており、冷媒管を大径管203に内挿して水冷媒熱交換器を構成している。また中径管202の内表面には、中径管202の延伸方向に沿って溝が形成されており、冷媒の漏洩を検知することができる。
そして、小径管201の内側を高温の冷媒が流通し、中径管202と大径管203との間には低温水が流通し、高温の冷媒から低温水に熱が放熱され高温水が生成される(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−147569号公報
しかしながら、従来の水冷媒熱交換器は図7に示すように、冷媒の放熱面は中径管の外表面しか確保されておらず、低温水を高温水にする熱量を確保するためには、水冷媒熱交換器を長さ方向に伸ばして低温水を高温水にするだけの熱量を確保しなければならなかった。そのため、ヒートポンプ給湯機の一部分を構成する水冷媒熱交換器が大きくなってしまい、重量が重くなってしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、熱交換性能を向上させるとともにコンパクトな水冷媒熱交換器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するため、本発明の熱交換器は、水が流通する大径管と、冷媒が流通する小径管と、内表面が前記小径管の外表面と密着してなる中径管とを備え、前記中径管の外表面の一部と前記大径管の内表面の一部が接することにより、冷媒の熱が中径管を経由して大径管に伝わるため、中径管の外表面からの放熱だけでなく、大径管の内表面からも放熱するため、伝熱面積の向上を図ることができる。
本発明は、熱交換性能を向上させるとともにコンパクトな水冷媒熱交換器を提供することができる。
第1の発明の熱交換器は、水が流通する大径管と、冷媒が流通する小径管と、内表面が前記小径管の外表面と密着してなる中径管とを備え、前記中径管の外表面の一部と前記大径管の内表面の一部が接することにより、冷媒の熱が中径管を経由して大径管に伝わるため、中径管の外表面からの放熱だけでなく、大径管の内表面からも放熱するため、伝熱面積の向上を図ることができる。
第2の発明の熱交換器は、特に第1の発明において、冷媒と水とを対向流にするとともに、水出口付近の大径管の内径は、水入口付近の大径管の内径よりも大きいことにより、水と冷媒とが効率よく熱交換を行うとともに、水出口付近の高温水部で析出しやすいカル
シウムスケールやマグネシウムスケール等が堆積しても水の流通抵抗の増大を抑制することができる。
第3の発明の熱交換器は、特に第1または第2の発明において、中径管の外表面に凹部を設けたことにより、水の乱流を促進し、高効率化を図ることができる。
第4の発明の熱交換器は、特に第1〜第3の発明において、小径管と中径管から構成される冷媒管を複数備え、前記複数本の冷媒管を互いにねじり合わせたことにより、大径管内を流れる水に洗海流を与えることができ、乱流を促進し、高効率化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における熱交換器の製造工程の一部を示した図である。図1において、まず鼓形状の金型14を2つ密着させ、金型14の略中央部にある2つのくびれ部16により略円形状の隙間を形成する。
図2は、本実施の形態における縮管前の熱交換器の断面図を示すものである。図2において、熱交換器は小径管11の外表面と中径管13の内表面とが密着しており、中径管13の内表面には冷媒漏洩を検知するための漏洩検知溝18が形成されている。そして、小径管11と中径管13で形成した冷媒管を、大径管12に内挿し、大径管12の縮管を行う前のため、大径管12と中径管13は接しておらず、中径管13と大径管12とが最近接する隙間17が存在している。
そして図2に示す縮管前の熱交換器を、2つの金型14で形成した隙間に通し、金型14を図1に示す矢印の方向に回転させることによって大径管12を縮管させている。この時、2つの金型14で形成される略円形状の隙間は、縮管前の大径管12の直径よりも少し狭い隙間となっており、大径管12を略円形状の隙間に通すことで縮管している。
図3は、本実施の形態における縮管後の熱交換器の断面図を示すものである。図3に示すように、図2では中径管13と大径管12との間に隙間17が存在していたが、大径管12の縮管後は、隙間17がなくなっており、大径管12と中径管13とが接している。
以上のように構成された熱交換器について、以下その動作、作用を説明する。
本実施の形態の熱交換器は、小径管11内に高温の冷媒(例えば、二酸化炭素)を流通させ、大径管12と中径管13との間に低温水を流通させており、冷媒から水に放熱することで高温水を生成している。そして中径管13の内表面には、冷媒の漏洩検知を行うための漏洩検知溝18が形成されており、例えば、小径管11の管壁に腐食などにより小径管11が貫通した場合、漏洩検知溝18を通って冷媒を外部へ放出することができるため、冷媒と水が混合することを防止できる。
また、大径管12を縮管することで、中径管13と接する構成にしており、小径管11内に高温の冷媒が通ることによって、冷媒の熱が中径管13から水へ放熱されるとともに、大径管12との接点より、大径管12自体にも熱が放熱されるため、大径管12の内表面からも水へ放熱される。つまり図7に示すように従来の熱交換器よりも放熱面が拡大され、効率よく水を加熱することができる。
さらに、従来の熱交換器よりも、大径管12を縮管することで、水の流路面積が狭くなり、水の流速が増大するため、熱伝達率の向上を図ることが出来る。
また、図4は熱交換器の上面図、図5は熱交換器の側面図である。図4、5において、高温側の冷媒は、冷媒入口108から流入し、小径管11内を通り、冷媒出口109から流出する。また、低温の水は水入口106から流入し、大径管12、大径管14、大径管15を通り、水出口107より流出する。大径管14の内径は大径管12よりも大きく、さらに、大径管15の内径は大径管14よりも大きい。
低温の水は、水入口106側から流入し、高温の冷媒の熱を吸熱しながら高温になり、水出口107から流出する。ここで、水にカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどが溶け込んでいる場合、水温が高くなると、カルシウムイオンやマグネシウムイオンはある温度以上で飽和状態となり、高音域ではスケールとして析出する。その析出物が、大径管の内面や中径管の外表面に付着し、水の流れる流路を閉塞することになり、管内の圧力損し増大する。ここで、水出口側の流路である大径管14、15の部分の内径を水入口側の大径管12より大きくすることで、多少内表面にスケールが付着しても内径が大きいため閉塞しにくく、圧力損失の増大を抑制できる。
以上のように、大径管12を縮管して、中径管13との接点を作ることで、中径管13から大径管12自体に熱が伝わり、大径管12の内表面から水へ放熱することができるため効率の良い加熱を行うことができる。また、大径管12を縮管することによって、水流路を縮小し、水の流速を増大させて熱伝達率の向上を図ることができる。さらに、熱伝達率が向上することによって、従来よりも熱交換器の長さ方向に短くすることができ、コンパクトな熱交換器を提供することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2は、実施の形態1に対して冷媒管の形状が相違し、その他については実施の形態1と同じであるので、説明を省略する。
実施の形態2における冷媒管の形状を図6に示す。図6において、中径管21の内部に小径管22が配置され、中径管21と小径管22は一体となった二重管を示す。中径管24の表面には凹部23を形成し、中径管24の表面に形成した凹部23により、小径管22の内面に、凸部25を形成することになる。
以上のように構成された熱交換器について、以下その動作、作用を説明する。
中径管21の外部を流通する低温側の流体は、中径管21の外面に設けた凹部23により、外面近傍で流れが乱され、これにより、中径管21の外面近傍より離れたところの流れも乱され、低温流体は混合しながら流通することになり、ほぼ均一の温度で流通することになる。これにより、低温側での伝熱促進が図れる。また、小径管22の内面には、凸部25が形成されており、これにより乱流促進が図れ、伝熱促進が図れるというものである。
以上のように、本発明に係る熱交換器は、ヒートポンプサイクルと給湯サイクルが一体に構成された一体型ヒートポンプ式給湯機、別体に構成された分離型ヒートポンプ式給湯機、給湯用熱交換器で加熱したお湯をそのまま出湯できる直接出湯型ヒートポンプ式給湯機などの各種ヒートポンプ給湯機の水―冷媒熱交換器に適用でき、給湯機能のほかに、浴槽給湯、暖房機能、乾燥機能を有するヒートポンプ装置にも適用できる。
本発明の実施の形態1における熱交換器の製造工程の概略図 同実施の形態における縮管前の熱交換器の断面図 同実施の形態における縮管後の熱交換器の断面図 同実施の形態における熱交換器の上面図 同実施の形態における熱交換器の側面図 本発明の実施の形態2における冷媒管の断面図 従来の熱交換器の断面図
符号の説明
11 小径管
12 大径管
13 中径管
14 金型
21 中径管
22 小径管
106 水入口管
107 水出口管
108 冷媒入口管
109 冷媒出口管

Claims (4)

  1. 水が流通する大径管と、冷媒が流通する小径管と、内表面が前記小径管の外表面と密着してなる中径管とを備え、前記中径管の外表面の一部と前記大径管の内表面の一部が接することを特徴とする熱交換器。
  2. 冷媒と水とを対向流にするとともに、水出口付近の大径管の内径は、水入口付近の大径管の内径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 中径管の外表面に凹部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器。
  4. 小径管と中径管から構成される冷媒管を複数備え、前記複数本の冷媒管を互いにねじり合わせたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換器。
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