JP2009068258A - 作業機械 - Google Patents

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Yohei Otsuka
陽平 大塚
Morihiko Matsubara
守彦 松原
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京子 清水
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Abstract

【課題】機体と可動部との間に電気配線を噛込むおそれを、簡易な配線レイアウトでも防止できる作業機械を提供する。
【解決手段】電気配線14の下側において、キャブ13の下部フレーム部材25に1対の取付板31を溶接付けし、これらの取付板31に軸部材32により板状の当接体33の基端軸受板部を回動自在に軸支する。この当接体33の下面を、キャブ13の下部フレーム部材25に溶接付けした受け部材34により係止する。当接体33の先端部は、キャブ起上り時に機体12の上部旋回体12b上に係合し、そして、機体12に対するキャブ13の接近動作により生じた電気配線14の弛み部分に、当接体33の上面が当接して電気配線14の動きを規制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、機体から可動部にわたって電気配線が配設された作業機械に関する。
機体に対しキャブを昇降可能に設けた作業機械がある(例えば、特許文献1参照)。
また、図7に示されるように、作業機械11を輸送する際に、道交法の高さ規制があるため、機体12に対しキャブ13を前倒し状態に回動するものがある。
特開2007−107311号公報(第1頁、図1)
このように機体12に対しキャブ13を昇降または回動により可動的に設けた作業機械11では、図8に示されるように機体12からキャブ13にわたって設けられた電気配線14を噛込む場合がある。
すなわち、油圧ホースは、固定方法などにより曲がり方向を規制できるが、複数の電気配線を外皮部材により束ねた電気配線14は、硬くて曲がり方向が安定せず、曲がり方向を規制できないため、例えば機体12に対し前倒し状態にあったキャブ13を通常の姿勢まで起こす際に、電気配線14が予期しない方向に弛み、その弛み部分が、機体12と、機体12に対し閉じたキャブ13との間に噛込まれるおそれがある。
このため、現状は、例えば林業用作業機械のキャブライザなどにおいては、背の高い固定金具17などを用いて、噛込みのおそれのある場所から極力離れたスペースに電気配線14をレイアウトすることで、電気配線14の噛込みを避けるようにしているが、確実で無駄のない配線レイアウトをすることは容易でない。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、機体と可動部との間に電気配線を噛込むおそれを、簡易な配線レイアウトでも防止できる作業機械を提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、機体と、機体に対し可動的に設けられた可動部と、機体から可動部にわたって配設された電気配線と、機体および可動部の一方に取付けられて機体に対する可動部の接近動作により生じた電気配線の弛み部分に当接しその動きを規制する当接体とを具備した作業機械である。
請求項2に記載された発明は、請求項1記載の作業機械における当接体が、機体および可動部の一方に回動自在に軸支されるとともに他方に対して接離自在に設けられたものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または2記載の作業機械における可動部を、キャブとしたものである。
請求項1に記載された発明によれば、機体および可動部の一方に取付けられた当接体が、機体に対する可動部の接近動作により生じた電気配線の弛み部分に当接してその動きを規制するので、機体と可動部との間への電気配線の噛込みを、簡易な配線レイアウトでも防止でき、製品の信頼性も向上させることができる。
請求項2に記載された発明によれば、当接体は機体および可動部の一方に回動自在に軸支されるとともに他方に対して接離自在に設けられたので、機体に対する可動部の接近動作時に機体と可動部との間に掛け渡された当接体が、電気配線噛込みスペースを確実に閉じて、このスペースへの電気配線の弛み部分の侵入を確実に防止できる。
請求項3に記載された発明によれば、機体とキャブとの間への電気配線の噛込みを、簡易な配線レイアウトでも防止できる。
以下、本発明を、図1乃至図7に示された実施の形態を参照しながら詳細に説明する。図1乃至図3は、一実施の形態を示し、図4乃至図6は、他の実施の形態を示す。図7は、従来技術の説明でも用いたが、本発明に係る作業機械を表している。
図7は、旋回型の作業機械11を示し、機体12は、下部走行体12a上に上部旋回体12bが旋回可能に設けられ、この上部旋回体12bに対し可動部としてのキャブ13が可動的に設けられている。すなわち、上部旋回体12bの前端にヒンジ15を介して、キャブ13の前部下端が回動自在に軸支されている。上部旋回体12bには作業装置16も可動的に、かつ脱着自在に取付けられている。
輸送時は、作業装置16が取外され、キャブ13が、2点鎖線に示されるように前倒し姿勢まで動かされるが、それ以外のときは実線で示される起上り姿勢で図示しないボルトなどにより上部旋回体12b上に固定されている。
図1乃至図3に示されるように、機体12からキャブ13にわたって制御用および電力用の電気配線14が配設されている。この電気配線14は、複数の電気配線を外皮部材により束ねたもので、機体12の上部旋回体12bに取付けられた支持部材21および拘束部材22により機体12側に固定された部分と、キャブ13の内面に取付けられた支持部材23および拘束部材24によりキャブ13側に固定された部分との間は、可撓性を有する。
図1に示されるように、ヒンジ15は、キャブ13の下部フレーム部材25から突出された軸支板26と、上部旋回体12bの前端に突出されたブラケット27とが、軸部材28により回動自在に連結されたものである。
電気配線14の下側において、キャブ13の下部フレーム部材25に1対の取付板31が溶接付けされ、これらの取付板31に軸部材32により、板状の当接体33の基端軸受板部(図示されず)が回動自在に軸支され、この当接体33の下面が、キャブ13の下部フレーム部材25に溶接付けされた受け部材34により係止されている。
この当接体33の先端部は、機体12の上部旋回体12b上に対して接離自在に設けられている。そして、この当接体33は、機体12に対するキャブ13の接近動作により生じた電気配線14の弛み部分に当接してその動きを規制する。
キャブ13の下部フレーム部材25には、機体12の上部旋回体12bとキャブ13の下部フレーム部材25との間の離間空間をキャブ起上り時に閉塞する逆L形の閉塞部材35が溶接付けされている。
次に、この図1乃至図3に示された実施の形態の作用効果を説明する。
図1から図2さらには図3に示されるように、機体12の上部旋回体12b上に対して、ヒンジ15の軸部材28を支点に、キャブ13が起き上がるように回動し、当接体33の先端部が上部旋回体12b上に斜めに当接すると、当接体33は、受け部材34から離れて、上部旋回体12b上を滑るように摺動しながら、噛込みスペースが開くことを防止し、機体12に対するキャブ13の接近動作により生じた電気配線14の弛み部分14aに当接してその動きを規制する。
これにより、機体12とキャブ13との間への電気配線14の弛み部分14aの噛込みを、簡易な配線レイアウトでも防止でき、製品の信頼性も向上させることができる。
また、当接体33はキャブ13側に回動自在に軸支されるとともに機体12側に対して接離自在に設けられたので、機体12に対するキャブ13の接近動作時に機体12とキャブ13との間に掛け渡された当接体33は、電気配線噛込みスペースを確実に閉じて、このスペースへの電気配線14の弛み部分14aの侵入を確実に防止できる。
次に、図4乃至図6により、他の実施の形態を説明する。なお、図1乃至図3に示された実施の形態と同様の部分は、同一符号を付して、説明を簡略化する。
機体12の上部旋回体12bからキャブ13にわたって電気配線14が配設された点は、上記実施の形態と同様であるが、当接体33は、機体12側に回動自在に軸支されている。
すなわち、図4に示されるように、機体12の上部旋回体12b上に1対の取付板31が溶接付けされ、これらの取付板31に軸部材32により板状の当接体33の基端軸受板部が回動自在に軸支され、この当接体33の先端部が、キャブ13の下部フレーム部材25に溶接付けされた閉塞部材35により係止されている。
さらに、キャブ13の下部フレーム部材25には、レール受け部材37が溶接付けされ、このレール受け部材37と閉塞部材35との間にキャブ高さ方向に配設された1対のガイドレール38が溶接付けされている。
この当接体33の先端部は、キャブ13側の閉塞部材35から1対のガイドレール38に対して接離自在かつ摺動自在に係合可能となっている。そして、この当接体33は、機体12に対するキャブ13の接近動作により生じた電気配線14の弛み部分に当接してその動きを規制する。
次に、この図4乃至図6に示された実施の形態の作用効果を説明する。
図4から図5さらには図6に示されるように、機体12の上部旋回体12b上に対して、ヒンジ15の軸部材28を支点に、キャブ13が起き上がるように回動すると、当接体33の先端部は、閉塞部材35から1対のガイドレール38に乗り移ってこれらのガイドレール38上で摺動しながら起上がり、この当接体33により、噛込みスペースが開くことを防止し、機体12に対するキャブ13の接近動作により生じた電気配線14の弛み部分14aに当接してその動きを規制する。
これにより、機体12とキャブ13との間への電気配線14の弛み部分14aの噛込みを、簡易な配線レイアウトでも防止でき、製品の信頼性も向上させることができる。
また、当接体33は機体12側に回動自在に軸支されるとともにキャブ13側に対して接離自在に設けられたので、機体12に対するキャブ13の接近動作時に機体12とキャブ13との間に掛け渡された当接体33は、電気配線噛込みスペースを確実に閉じて、このスペースへの電気配線14の弛み部分14aの侵入を確実に防止できる。
次に、図示されない別の実施の形態を説明する。
当接体33は、平板状のものを図示しているが、車幅方向一側部および他側部を中央部より上方へ変形させたU形断面、V形断面または凹形断面に形成すると、電気配線14の弛み部分14aが車幅方向に変形する横方向の暴れも規制できる。また、当接体33は、板状部材のみでなく、板状部材と棒状部材との組合せなどにしても良い。
さらに、電気配線14を固定保持する拘束部材22,24は、電気配線14の長手方向の移動は規制するが、支持部材21,23に対して回動できるように取付けることで、電気配線14を曲がりやすくすると、電気配線14に無理な力が作用しないようにすることができる。
また、本発明は、機体13と可動部としての作業装置16との間に適用して、作業装置16のブーム側面などに取付けられた照明器具用の電気配線が、機体13と作業装置16との間に噛込まれるおそれを防止することも可能である。
本発明は、油圧ショベルなどの作業機械に利用可能である。
本発明に係る作業機械のキャブ軸支構造部分の一実施の形態を示すキャブ前倒し状態の斜視図である。 同上軸支構造部分のキャブ起上がり途中の斜視図である。 同上軸支構造部分のキャブ起上がり状態の斜視図である。 本発明に係る作業機械のキャブ軸支構造部分の他の実施の形態を示すキャブ前倒し状態の斜視図である。 同上軸支構造部分のキャブ起上がり途中の斜視図である。 同上軸支構造部分のキャブ起上がり状態の斜視図である。 作業機械の側面図である。 従来の作業機械のキャブ軸支構造部分を示す斜視図である。
符号の説明
11 作業機械
12 機体
13 可動部としてのキャブ
14 電気配線
33 当接体

Claims (3)

  1. 機体と、
    機体に対し可動的に設けられた可動部と、
    機体から可動部にわたって配設された電気配線と、
    機体および可動部の一方に取付けられて機体に対する可動部の接近動作により生じた電気配線の弛み部分に当接しその動きを規制する当接体と
    を具備したことを特徴とする作業機械。
  2. 当接体は、機体および可動部の一方に回動自在に軸支されるとともに他方に対して接離自在に設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載の作業機械。
  3. 可動部は、キャブである
    ことを特徴とする請求項1または2記載の作業機械。
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