JP2009066498A - 篩網 - Google Patents

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Kiyoshizu Kinuta
精鎮 絹田
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Optnics Precision Co Ltd
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Abstract

【課題】一定の粒体を選別する分級のための篩網において、上記篩網を構成する平板状の板材の上面側で上記板材に設けた孔の内法(内寸)以上の大きさを有する粒体が上記孔の位置で停留してしまい、転がることが上記孔で妨げられて分級作業能率が極めて悪いので、この点を改善することを目的とする。
【解決手段】篩網を構成する平板状の板材を貫通する孔の形状を所定のものにすると共に上面の内寸と下面の内寸を異ならしめて上面の内寸以上の大きさを有する粒体が上記上面で転がるような構成の篩網を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、種々の微細な粒体を分級用するための複数の穴を有する篩網において、上記穴に粒体が通過しないときの目詰まりを防止するように当該穴の形状を改善した新規な篩網に関する。
一般的に被分級物である粒体を均一の径を有する粒体に分級するため、複数の穴を設けた篩網と称する穴あき板材を用いる。
この場合、上記穴あき板材の製作法としてはレーザー、化学エッチング、プレス等によって穴あけを行う。また微細な穴を必要とする場合電鋳によって上記穴を一定周期に設けることでメッシュ状に作製した篩が一般的である。
上記電鋳で作製した篩はその製造工程において使用するレジストが薄い場合は、図4のように基板10に電鋳金属を析出させると穴を形成するレジストはオーバーハングするように結果的にはR形状を描いて製作される。
例えば、上述した電鋳法によって製作したR形状を有する篩の場合、図8における電鋳金属11を有する面を上下方向で使用したものと図5の下方向で使用した場合の結果は明らかに図5に示すように上部には凹面がなく、下方向の出口穴は上方向の入口穴に対して拡大し、なおかつその開き形状はリニアに漸増する形状になっている。
一方被分級物を傷つける恐れがあることから、特開平11−226505号の(図1)におけるC1、C2で示されるように穴の縁を面取りする構造が提案されている。
特開平11−226505号
ところが、従来の篩における例では、図3、図4及び図8に示す通り、基板10(図略)の上面で粒体である被分級物5が電鋳金属11上を転がることなく、上記篩の穴径以上の場合穴に停留してしまい、結果的に篩の目詰まりを生じてしまう。
この現象は、上記引用文献によって例え分級される粒体に傷が生じないとしても、被分級物が上述のように篩網上に停留してしまい、横方向の移動、即ち転がりが妨害されてしまうので篩網の目詰まりを防止することが出来ない。
またこの横方向の転がりが行われないと分級作業が著しく、時間を要することになり、作業効率が悪化するので分級工程における作業費のアップにつながってしまう等の支障をきたしていた。
そこで、本発明は上記欠点を除去し、被分級物としての粒体が篩網上で停留尾防止して篩網の目詰まりを未然になくすことを目的とした新規な篩網を提供するものである。
本発明は、先ず穴あき板材を貫通する複数の穴の内法において、上方部分と下方部分、即ち篩網の上面側と下面側の各寸法を異ならしめ、上記上面側から下面側に向かってその寸法を漸増させる構造となした篩網を提案するものである。
また本発明は、上記穴の下面側をR形状に丸みを設けた構造の篩網を提案するものである。
更に、本発明は上記穴の形状を円、長円、あるいは四角形等の多角形の形状になした篩網を提案するものである。
本発明に係わる篩網は、穴あき板材を貫通する複数の微細な
穴を設けて、上記穴の板材の下面寸法を上面寸法に比較して大に設定、即ち被分級物である粒体の出口を入口に比べて大にしてあり、従来の篩のように入口の大きさが出口に比べて大きくなっているために窪みを有する形状となりその窪みに填まってしまうようなことがなくなる。
このことから篩網の上面側において特に横方向の動きが妨げられることなく、所定の大きさ以上の粒体はスムーズに転がることが可能となり、所定の寸法を有する粒体として上記孔と同等以下は篩網の下方に効率良く落下させることが出来る。
すなわち、本発明の篩網によれば所定の大きさ以上の被分級物が穴上で停留することなく自由に転がるので、上記篩網の目詰まりを発生させることはない。
その結果、篩網に設けた複数の孔がふさがることなくスムーズな分級作業が可能となるので、効率が向上することによって生産性が向上するので作業費の低減が達成できる。
本発明を実施するための最良の形態
本発明は、穴あき板材からなる篩網において複数の穴を設け、その上面において被分級物である粒体を効率良く分級するために、上記粒体が上記篩網上で停留しないようにする目的で発明したものである。
その構成を図1、図2及び図5に示してあり、図1は第1の実施例、図3は
第2の実施例、図5は第3の実施例を示す。
上記実施例において、1は穴あき板材、2は上記穴あき板材1を貫通して設けた複数の穴、3は上記板材1の上面側、4は上記板材1の下面側、5は種々の粒体等の被分級物を示す。
先ず図1について説明すると、実質的に穴あき板材1における穴2の上面側3から下面側4に向かってリニアに漸増させた例である。
すなわち、上面側3における内寸法(内法)をD1、下面側4における内寸法(内法)をD2とすると、D1<D2に設定してある。
この場合、図1(a)に示すように上面側3の穴2の形状を例えば円形の場合下方に向かってリニア(直線的)に大きくなっており、その内法D1即ち直径D1から下面側4に向かって徐々に大きくなって下面側4における内法D2即ち直径D2はD1<D2の関係となっている。
例えば篩は一般的に振動あるいは超音波等による動作運動が加えられているので、上記穴あき板材1の上面側3でD1より大きい径を有する被分級物5が仮に点線の状態で停留しようとしても実線で示すように容易に左右に転がることが可能となる(b)。
上記被分級物5がD1以下のサイズであれば、図3に示すように矢印で示すように下方に落下することになり、所期の目的である多数の粒体から選別した粒体が得られ、D1の寸法を境にして分級が容易に出来る。
次に図2においては、上面側3は図1と同様に平坦で窪みを有しない状態にしておき、下面側4に向かって徐々に大きくする形状にして下面側4はR形状に丸みを設けてある。
従って上述の図1の実施例と同様にD1<D2に保つ構造としてあるので、図2(a)及び図2(b)に示す通り、図1と同様の効果が得られる。
更に、図5は上記実施例に示した構造に加えて僅かな窪みである凹部13を設け
た例を示す。この凹部13は図4に示すごとく電鋳法で製作した篩と一般的に生ずるレジスト12の痕跡で凹部13の深さはレジスト12の深さに依存し、通常は微々たるものであるので被分級物5の運動には影響を与えないものである。
図5において図2(a)又は図2(b)と同様に、被分級物5の外形寸法が上面側3の穴寸法以上であれば、穴あき板材1の上面側3で被分級物5は実線で示す位置に左右に転がることが出来る。
従って、この構成において板材1に設けた複数の穴2の内寸以下の被分級物のみが上記穴2を通過して分級を行うことが出来る。
図8及び図5に示す例を用いて作業時間を比較した結果、図8を用いた例(a)図5を用いた例(b)の比較によれば次の表1に示す通り、図5を用いた本発明の実施例(b)の効果は、9分の作業時間の短縮が確認できた。
この作業時間の短縮によって作業費の削減が可能となり、分級される粒体の
製造原価が減少するのでコストダウンを図ることが出来る。
以上のように、本発明の篩網は分級する対象として被分級物を微細な粒体前
提に説明したが、特に具体的には半田ボール(ハンダボール)を分級する場合
にその効果が大であった。
本発明の一実施例を示す要部である。 本発明の他の実施例を示す要部断面図である。 本発明の実施例の分級作業の説明図で要部断面図を示す。 本発明の実施例における工程の説明図で要部断面図を示す。 本発明の他の実施例を示す要部断面図を示す。 従来技術を示す要部断面図である。 従来の他の実施例を示す要部断面図である。 従来技術を示す要断面図である。
符号の説明
1 穴あき板材
2 孔
3 上面側
4 下面側
5 被分級物
10 基板
11 電鋳金属
12 レジスト
13 凹部

Claims (4)

  1. 穴あき板材1を貫通する複数の微細な所定の形状の穴2を有し、被分級物の投入口である上記穴の上面側3における穴の第1の内法(寸法D1)を、上記分級物の出口である上記穴の下面側4における第2の内法(寸法D2)に比較して小に設定し(D1<D2)、上記穴あき板材の上面側3から被分級物5が下面側4に通過する際に上記穴2における目詰まりを防止することを特徴とした篩網。
  2. 上記穴あき板材1の穴2を上記穴あき板材の上面側3から上記穴あき板材1の下面側4に向かってリニアに漸増させたことを特徴とする請求項1記載の篩網。
  3. 上記板材1の下面側4の被分級物の出口部分をR状に設けた丸みを有する形状になしたことを特徴とする請求項1記載の篩網。
  4. 上記穴あき板材1を貫通する穴2の形状を円、長円、あるいは多角形のいずれかの形状になしたことを特徴とする請求項1記載の篩網。
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