JP2009065356A - 撮像装置、レンズユニットおよび制御方法 - Google Patents

撮像装置、レンズユニットおよび制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 撮影レンズの被写界深度が浅い場合、所定のレンズ位置に撮影レンズのフォーカスレンズを移動させてパンフォーカスするだけでは顔の検出ができない場合が多く、肝心の被写体にはまったく焦点が合わない問題があった。
【解決手段】 複数の移動位置にフォーカスレンズをそれぞれ移動させた状態で取得されるそれぞれの画像データから被写体の顔検出をする顔検出手段を有し、被写界深度が変化した場合に変更手段により顔検出動作を行う画像データを取得する際のフォーカスレンズの移動位置を変更する。
【選択図】 図2

Description

本発明は撮像装置に関し、特に被写体である人物の顔を検出する手段を備えた撮像装置に関する。
従来のデジタルカメラ等の撮像装置は、撮影の失敗を無くすために様々な機能が備えられている。例えば、良好な画像を得るために撮影したい被写体に対してピントを自動で合わせるオートフォーカス機能等である。
さらに、人物を撮影する場合に撮影したい人物に対して適切にピントが合うように、画像認識処理により被写体となる人物の顔を検出し、検出した顔にピントが合うようにオートフォーカスを行う機能も登場してきている。
人物の顔を検出する技術については、多くの方法が提案されている。例えば、測光データを色相と彩度に変換し、この2次元ヒストグラムを作成、解析することで顔領域を判断する方法がある。さらに、人物の顔の形状に相当する顔候補領域を抽出し、その領域内の特徴量から顔領域を決定するという方法がある。
しかし、これらの顔検出技術では画像認識処理に用いる撮影画像がボケた状態の場合は顔検出の精度が落ちてしまい、顔の位置にピントが合うようにオートフォーカスができない。
そこで、所定のレンズ位置に撮影レンズのフォーカスレンズを移動させて、パンフォーカス処理を行ってから画像認識処理することで、被写体の顔がどの位置にあるかを検出し、検出した顔にピントが合うようにオートフォーカスを行う方法が提案されている。(特許文献1)
特開2007−10898
しかしながら、撮影レンズの被写界深度が浅い場合、特許文献1のように所定のレンズ位置にフォーカスレンズを移動させてパンフォーカス処理を行うだけでは、一度に至近端から無限遠までの合焦可能な全距離範囲において顔検出ができないことがある。そのため、撮影したい人物の顔が検出できず撮影したい人物にまったくピントが合わない場合があった。
そこで本発明はそのような問題を解決するため、被写界深度が浅い場合であっても至近端から無限遠までの合焦可能な全距離範囲において被写体の顔検出が可能であり、かつ顔検出するために要する時間を短縮することが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、フォーカスレンズを含む撮影光学系によって結像される画像から画像データを取得する撮像装置であって、複数の移動位置に前記フォーカスレンズをそれぞれ移動させた状態で取得されるそれぞれの画像データから被写体の顔検出をする顔検出手段と、被写界深度が変化した場合に、前記顔検出手段による顔検出動作を行う画像データを取得する際の前記フォーカスレンズの移動位置を変更する変更手段とを有することを特徴としている。
本発明によれば、被写界深度が浅い場合であっても合焦可能な全距離範囲において被写体である人物の顔を検出できるとともに、顔を検出するために要する時間を短縮することができる。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態であるレンズ交換型のデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
図1に示したデジタルカメラは、カメラ本体100とカメラ本体100に交換可能に装着されるレンズユニット300で構成されている。12は撮像素子14への露光量を制御するためのシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号(画像データ)に変換するA/D変換器である。18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22およびシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からの画像データあるいはメモリ制御回路22からの画像データに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20は、画像データを用いて所定の演算処理を行う。得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が、シャッター制御部36、焦点制御部342および絞り制御部344に対して、TTL方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理およびEF(フラッシュプリ発光)処理の制御を行う。さらに、画像処理回路20は、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
58は顔検出部であり、画像処理回路20からの画像データあるいはメモリ制御回路22からの画像データに対して所定の顔検出動作を行う。顔検出部58で行う顔検出動作は、顔検出動作に被写体の画像データを用いる方法であれば、特に前述した処理方法に限定されるものではない。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、あるいはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24あるいはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28は液晶モニタ等からなる画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。
画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合にはカメラ本体100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
30は撮影した静止画像や動画像を記憶するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を記憶するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に記憶された画像を読み込んで圧縮処理あるいは伸長処理を行い、処理を終えた画像データをメモリ30に書き込む。
36は測光部46からの測光情報に基づいて、絞り312を制御する絞り制御部344と連携しながら、シャッター12を制御するシャッター制御部である。
38はレンズマウント106内において、カメラ本体100をレンズユニット300と接続するためのインターフェースであり、122はカメラ本体100をレンズユニット300と電気的に接続するコネクタである。
42はAF処理を行うためのAF部である。レンズ311に入射した光線を、絞り312、レンズマウント306および106、ミラー130そして不図示のAF用サブミラーを介して、AF部42に入射させることにより、光学像として結像された画像の合焦状態を測定することが出来る。
なお、撮像素子14からの画像データを画像処理回路20が演算して得られた演算結果に基づき、システム制御回路50が、シャッター制御部36、焦点制御部342および絞り制御部344に対して露出制御及びAF制御を行うことも可能である。
さらに、AF部42による測定結果と、撮像素子14からの画像データを画像処理回路20が演算して得られた演算結果とを共に用いてAF制御を行ってもよい。
46はAE処理を行うための測光部である。レンズ311に入射した光線を、絞り312、レンズマウント306および106、ミラー130および132そして不図示の測光用レンズを介して、測光部46に入射させることにより、光学像として結像された画像の露出状態を測定することが出来る。
また、測光部46は、フラッシュ48と連携することによりEF処理機能も有するものである。
48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
50はカメラ本体100の全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部である。カメラ本体100の操作部近辺の視認し易い位置に単数あるいは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダ104内に設置されている。表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、記録枚数や残撮影可能枚数等の撮影枚数に関する情報や、シャッタースピード、絞り値、露出補正、フラッシュ等の撮影条件に関する情報等がある。その他、電池残量や日付・時刻等も表示される。光学ファインダ104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
60、62、64、66、68および70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作部であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数あるいは複数の組み合わせで構成される。
60はモードダイアルスイッチで、電源オフ、オート撮影モード、マニュアル撮影モード、パノラマ撮影モード、マクロ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。
62はシャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンが半押しされるとONとなり、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW2で、不図示のシャッターボタンが全押しされるとONとなり、撮影に関する一連の処理の動作開始を指示する。撮影に関する処理とは、露光処理、現像処理および記録処理等のことである。露光処理では、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む。現像処理では、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像を行う。記録処理では、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200あるいは210に画像データを書き込む。
66は画像表示ON/OFFスイッチで、画像表示部28のON/OFFを設定することが出来る。この機能により、光学ファインダ104を用いて撮影を行う際に、液晶モニタ等から成る画像表示部への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
68はクイックレビューON/OFFスイッチで、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定する。なお、本実施例では特に、画像表示部28をOFFとした場合におけるクイックレビュー機能の設定をする機能を備えるものとする。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部である。各種ボタンには、メニューボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、選択移動ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等がある。
80は電源制御部で、電池検出回路、DC/DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。電源制御部80は、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果およびシステム制御回路50の指示に基づいてDC/DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82および84はコネクタであり、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる電源部である。
90および94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインターフェースであり、92および96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタである。98はコネクタ92または96に記録媒体が装着されているかどうかを検知する記録媒体着脱検知部である。
なお、本実施の形態では記録媒体を取り付けるインターフェースおよびコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインターフェースおよびコネクタは、単数あるいは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインターフェースおよびコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。また、インターフェースおよびコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
さらに、インターフェースおよびコネクタにLANカードやモデムカード等の各種通信カードを接続することで、コンピュータやプリンタ等の他の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。
104は光学ファインダであり、レンズ311に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306および106、ミラー130および132を介して導き、光学像として結像表示することが出来る。これにより、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用すること無しに、光学ファインダ104のみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダ104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示等が設置されている。
110は通信部で、RS232C、USB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信等の各種通信機能を有する。
112は通信部110によりカメラ本体100を他の機器と接続するコネクタあるいは無線通信の場合はアンテナである。
コネクタ122は、カメラ本体100とレンズユニット300との間で制御信号、状態信号、データ信号等を伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給する機能も備えている。また、コネクタ122は電気通信のみならず、光通信、音声通信等を伝達する構成としてもよい。
130および132はミラーで、レンズ311に入射した光線を、一眼レフ方式によって光学ファインダ104に導くことが出来る。なお、ミラー130は、クイックリターンミラーの構成としても、ハーフミラーの構成としても、どちらでもよい。また、ミラー130および132を備えていない、すなわち、一眼レフ方式ではない構成であってもよい。
200および210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200および210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、カメラ本体100とのインターフェース204、カメラ本体100と接続を行うコネクタ206を備えている。
300は交換レンズタイプのレンズユニットであり、カメラ本体100に装着可能である。
306はレンズユニット300をカメラ本体100と機械的に結合するレンズマウントである。レンズマウント306内には、レンズユニット300をカメラ本体100と電気的に接続する各種機能が含まれている。
311はレンズ、312は絞りである。なお、レンズ311には、被写体の焦点調節を行うフォーカスレンズが含まれている。
322はレンズユニット300をカメラ本体100と電気的に接続するコネクタであり、338はレンズユニット300をカメラ本体100のコネクタ122と接続するためのインターフェースである。コネクタ322は、カメラ本体100とレンズユニット300との間で制御信号、状態信号、データ信号等を伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給される或いは供給する機能も備えている。なお、コネクタ322は電気通信のみならず、光通信、音声通信等を伝達する構成としてもよい。
340はレンズ311のズーミングを制御するズーム制御部であり、342はレンズ311のフォーカシングを制御する焦点制御部である。なお、レンズユニット300がズーム機能のない単焦点レンズタイプであればズーム制御部340はなくてもよい。
344は測光部46からの測光情報に基づいて、シャッター12を制御するシャッター制御部36と連携しながら、絞り312を制御する絞り制御部である。
346はレンズユニット300全体を制御するレンズシステム制御部である。レンズシステム制御部346は、レンズユニット動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリの機能を備えている。その他、レンズユニット固有の番号等の識別情報、管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離等の機能情報、現在や過去の各設定値などを記憶する不揮発メモリの機能も備えている。また、後述する移動位置情報を算出する機能を備えていてもよい。
次に、本実施形態におけるカメラ本体100が、レンズユニット300からレンズ情報および移動位置情報を取得する流れを図2のフローチャートを用いて説明する。
移動位置情報とは、フォーカスレンズをどの位置に移動させた状態で顔検出に用いる画像データを取得するかを示したものである。移動位置情報に示される位置にフォーカスレンズを移動させた状態で取得された画像データから顔検出を行うと、被写体が至近端から無限遠までのどの範囲にいても顔検出できる。例えば、同じ被写体に対して、ある移動位置にフォーカスレンズを移動させた状態で取得した画像データではボケすぎて顔を検出できないが、それとは異なる移動位置にフォーカスレンズを移動させた状態で取得した画像データでは顔を検出することができる。このようにして、至近端から無限遠までの合焦可能な全距離範囲において被写体の顔を検出することができる。
なお、移動位置情報は被写界深度に基づいて設定される。被写界深度は、前方被写界深度と後方被写界深度を合わせたものであり、それぞれレンズ側から見た被写体の前方および後方の被写界深度を表している。それぞれの被写界深度は、
前方被写界深度=d×F×a/(f+d×F×a)
後方被写界深度=d×F×a/(f―d×F×a)
被写界深度=前方被写界深度+後方被写界深度
d:許容錯乱円、F:絞り値、a:被写体距離、f:焦点距離
で算出されるものである。許容錯乱円は、撮像素子14のセルピッチによって決まり、撮像素子14の大きさと画素数から算出される。
図2は、レンズユニット300からレンズ情報を取得する際のシステム制御回路50の動作を示すものである。
カメラ本体100の電源がオンされたまたはレンズユニット300が交換されたことを検知する(S201)と、インターフェース38によりレンズユニット300との通信を行い、図5に示すようなレンズユニット300のレンズ情報を取得する(S202)。レンズ情報には、レンズ固有情報、焦点距離、絞り値、移動位置情報、および移動位置情報を設定したときの許容錯乱円などの情報が含まれている。前述したように、移動位置情報を設定するためにはレンズユニット側の情報だけでなく撮像素子14のセルピッチなどカメラ本体100の許容錯乱円の情報も必要となる。そのため、カメラ本体100からの情報を用いずにレンズユニット300で移動位置情報を設定する場合、許容錯乱円の値は予め設定した値を用いている。
取得したレンズ情報に移動位置情報が含まれているかを判別し(S203)、含まれていればS204に移行し、含まれていなければS206に移行する。取得したレンズ情報に移動位置情報が含まれている場合、移動位置情報を設定したときの許容錯乱円の値が、カメラ本体100の許容錯乱円の値と一致するかどうかを判定する(S204)。カメラ本体100の許容錯乱円の値は、不揮発性メモリ56に記憶されているものとする。
許容錯乱円の値が一致する場合、システム制御回路50は、取得した移動位置情報を不揮発性メモリ56に記憶する(S205)。許容錯乱円の値が一致しない場合、システム制御回路50は、取得した移動位置情報とカメラ本体100の許容錯乱円の値から適正な移動位置情報を算出し、算出した移動位置情報を不揮発性メモリ56に記憶する(S206)。このとき、適正な移動位置情報をレンズユニット300が算出してもよい。レンズユニット300はカメラ本体100との通信を行い許容錯乱円の値を取得し、保持している移動位置情報と取得した許容錯乱円の値からレンズシステム制御部346によって移動位置情報を算出する。そして、算出された移動位置情報をカメラ本体100が取得し不揮発性メモリ56に記憶する。
取得したレンズ情報に移動位置情報が含まれていない場合、システム制御回路50は、取得した焦点距離、絞り値、およびカメラ本体100の許容錯乱円の値から移動位置情報を算出し、算出した移動位置情報を不揮発性メモリ56に記憶する。このときも、移動位置情報をレンズユニット300が算出してもよい。
なお、取得したレンズ情報に移動位置情報が含まれていない場合、移動位置情報を算出するのではなく、図6のようにレンズ固有情報と移動位置情報とのデータテーブルを予め持っていて、そこからレンズ固有情報に応じた移動位置情報を読み出すようにしてもよい。データテーブルとして移動位置情報を複数記憶しているので、装着されたレンズユニットに対応した移動位置情報を用いて顔検出を行うことができる。このとき、データテーブルは不揮発性メモリ56に記憶しておけばよい。
その他、図6のようなデータテーブルが記憶された記録媒体をカメラ本体100に接続し、その記録媒体から装着しているレンズユニットおよび接続しているカメラ本体100に対応した移動位置情報を取得して顔検出を行うようにしてもよい。
なお、図2のフローチャートではライブビュー時における顔検出の高速化を考慮し、電源がオンされたまたはレンズユニット300が交換された時に、顔検出に用いる画像データを取得するフォーカスレンズの移動位置を取得または算出するシーケンスとしている。しかし、フォーカスレンズの移動位置を取得または算出するタイミングは、ライブビュー開始時でも良く、タイミングを特に限定することはない。同様に、レンズ情報を取得するタイミングも、電源がオンされたまたはレンズユニット300が交換された時に限定することはない。
次に、画像表示部28を電子ファインダとして用いている状態(以下、ライブビュー時とする)における顔検出に関する動作を図3のフローチャートを用いて説明する。
なお、説明する動作は、カメラが撮影に必要な機能を自動的に設定してくれるオート撮影モードでの動作とする。また、撮影モードの設定とは別に、顔検出を行うかどうかの設定を行うことができる。また、レンズユニット300に対応した移動位置情報はすでに取得しているものとする。
ライブビュー時において、システム制御回路50は、シャッターボタンが半押しされてシャッタースイッチSW1がオンされた場合(S301)、顔検出を行う設定(以下、顔検出モードとする)が選択されているかどうかを判定する(S302)。顔検出モードが選択されている場合、システム制御回路50で現在のフォーカスレンズの位置と移動位置情報に示されたフォーカスレンズの移動位置を比較し、異なればフォーカスレンズを移動位置に移動させ画像データを取得する(S303)。画像データを取得すると、取得した画像データから顔検出部58で被写体の顔検出動作を行う(S304)。
その後、顔検出動作の結果と顔検出動作を行った画像データを取得したフォーカスレンズの移動位置に関する情報を不揮発性メモリ56に記憶する(S305)。そして、システム制御回路50によりフォーカスレンズを次の移動位置へ移動させる必要があるか判定する(S306)。移動が必要な場合とは、レンズユニット300に対応した移動位置情報の中で、まだ顔検出動作を行っていないフォーカスレンズの移動位置がある場合である。まだ顔検出動作を行っていないフォーカスレンズの移動位置がなければ、顔検出のためのフォーカスレンズの移動は必要ないとする。移動が必要であれば、S303〜S306を繰り返す。移動が必要なければ、S305で記憶された情報をもとに、システム制御回路50によりどのフォーカスレンズの移動位置で取得された画像データから顔が検出されたかどうか判定する(S307)。
顔が検出された画像データを取得したフォーカスレンズの移動位置が1箇所の場合は、その顔検出動作の結果からシステム制御回路50により主被写体の顔を判定する。顔が検出された画像データを取得したフォーカスレンズの移動位置が複数の場合は、フォーカスレンズの移動位置、検出された顔の大きさおよび撮影画像中の検出された顔の位置等から主被写体の顔を判定する(S308)。次に、主被写体の顔と判定された顔が検出された画像データを取得した移動位置にフォーカスレンズを移動させる(S309)。そして、画像表示部28に表示されている主被写体の顔部分に例えば、四角緑枠を添えて表示する等の方法で、主被写体の顔部分をユーザに通知する(S310)。
その後、所定時間内にシャッターボタンが全押しされてシャッタースイッチSW2がオンされたことを検知すると(S311)、撮影処理を行う(S312)。所定時間内にシャッターボタンが全押しされずシャッタースイッチSW2がオンされなかった場合、S301に戻り再び顔検出を行う。
なお、本フローチャートでは、AF処理、AE処理、AWB処理およびEF処理等に関する動作は省略している。
また、所定時間内にシャッターボタンが全押しされずシャッタースイッチSW2がオンされなかった場合、再び顔検出を行うようにしたが、シャッターボタンが半押しされシャッタースイッチSW1がオンされている間は再び顔検出を行わないようにしてもよい。
また、顔検出モードを選択している場合、シャッターボタンを半押ししてシャッタースイッチSW1をオンしてから顔検出を行うようにしているが、ライブビュー時には所定の時間毎に自動で顔検出を行うようにしてもよい。このとき、顔検出のためにフォーカスレンズを動かすと、ライブビュー中の画像のピントも動くことになりライブビュー画面が見にくくなるので、フォーカスレンズの位置を移動させることなく顔検出を行うようにしてもよい。
また、撮影時に同じ被写体を連続して撮影したい場合、シャッターボタンを半押ししてシャッタースイッチSW1をオンするたびにフォーカスレンズの位置を移動させ顔検出を行うと、処理時間がかかりシャッターチャンスを逃してしまうことがある。そこで、被写体の顔にピントが合っているときはフォーカスレンズの位置を移動させることなく顔検出を行うようにしてもよい。
また、複数の顔が検出された場合、ユーザが任意に主被写体の顔を選択するようにしてもよい。
また、主被写体の顔と判定された顔をユーザに通知するようにしたが、主被写体の顔以外にも複数の顔を検出している場合、主被写体の顔以外の顔も主被写体の顔と区別がつくような方法でユーザに通知するようにしてもよい。
また、撮影モードがオート撮影モードの場合のみを示したが、顔検出が有効である撮影モードであればその他の撮影モードであってもよい。
また、マクロ撮影モードや風景撮影モード等の顔検出を必要としない撮影モードの場合は、顔検出モードが選択されていても顔検出を行わないようにしてもよい。
また、図3のフローチャートでは、カメラ本体100がフォーカスレンズの位置を移動させるように制御しているが、レンズユニット300が制御しても構わない。その場合、レンズユニット300は、シャッターボタンが半押しされ、かつ顔検出モードが選択されていることをカメラ本体100との通信により検知すると、移動位置情報に基づいてフォーカスレンズを移動位置に移動させる。このとき、レンズシステム制御部346が、移動位置情報に示された位置にフォーカスレンズを移動させるように焦点制御部342を制御する。移動位置情報をレンズユニット300が保持していればその移動位置情報を、移動位置情報をレンズユニット300が保持していなければカメラ本体100と通信して取得した移動位置情報を用いる。レンズユニット300が移動位置情報を保持している場合、カメラ本体100との通信を行い許容錯乱円の値を取得し、図2のS204からS206と同様の処理を行う。取得または算出した移動位置情報はレンズシステム制御部346に記憶しておけばよい。
次に、被写界深度が変化した場合にフォーカスレンズの移動位置を変更して顔検出を行った結果を図4を用いて説明する。
図4(b)〜図4(f)は、被写体であるA氏、B氏およびC氏に対する顔検出の結果を示している。図4(a)に示すように、撮影者から、A氏は5m(402)、B氏は8m(401)、C氏は2m(403)の位置に立っており、この3人が同一画面に入るように撮影を行う。
撮影には、図6に示すような焦点距離が長く被写界深度が浅い望遠レンズAをレンズユニット300として用いる。
この望遠レンズAを装着し、B氏のいる8mの位置に焦点が合うようにフォーカスレンズを移動させた状態で画像データを取得すると、被写界深度が浅いためA氏およびC氏の顔はボケすぎて顔検出ができない(図4(b))。また、A氏のいる5mの位置に焦点が合うようにフォーカスレンズを移動させた状態で画像データを取得すると、被写界深度が浅いためB氏およびC氏の顔はボケすぎて顔検出ができない(図4(c))。また、C氏のいる2mの位置に焦点が合うようにフォーカスレンズを移動させた状態で画像データを取得すると、被写界深度が浅いためA氏およびB氏の顔はボケすぎて顔検出ができない(図4(d))。また、至近端に焦点が合うようにフォーカスレンズを移動させた状態で画像データを取得すると、被写界深度が浅いためA氏、B氏、C氏すべての顔はボケすぎて顔検出ができない(図4(e))。また、無限遠に焦点が合うようにフォーカスレンズを移動させた状態で画像データを取得すると、被写界深度が浅いためA氏、B氏、C氏すべての顔はボケすぎて顔検出ができない(図4(f))。
上記から、フォーカスレンズをいずれの位置に移動させても取得したひとつの画像データから3人の顔を同時には検出できない。
そこで、望遠レンズAで撮影するときの絞り値がF22であれば図6の移動位置情報が示す、2.0m、5.0m、8.0m、無限遠の4点に焦点が合うようにフォーカスレンズを移動させた状態で取得したそれぞれの画像データから顔検出動作を行う。すると、図4(a)に示す3人の被写体の顔を検出できる。このとき、被写体がさらに近い位置またはさらに遠い位置に存在したとしても、取得した画像データのいずれかから顔を検出することができる。
通常は、顔検出を行う際のフォーカスレンズの移動位置の数および顔検出動作の回数を少なくするため、被写界深度を深くしようと絞り値を大きくするが、例えば室内や夜景撮影時においては、撮影画像に影響が出るため絞り値を大きくすることができない。そのような状況を想定して望遠レンズAを装着し絞り値をF2.8にして撮影する場合を考える。その場合、図6の移動位置情報が示す、1.5m、3.0m、5.0m、7.0m、10.0m、無限遠の6点に焦点が合うようにフォーカスレンズを移動させた状態で取得したそれぞれの画像データから顔検出動作を行う。すると、図4(a)に示す3人の被写体の顔を検出できる。このとき、被写体がさらに近い位置またはさらに遠い位置に存在したとしても、取得した画像データのいずれかから顔を検出することができる。
以上のように、絞り値が変化した場合にフォーカスレンズの移動位置を変更することで、顔検出動作を行う画像データを取得する際のフォーカスレンズの移動位置を最適化することができる。それにより、至近端から無限遠までの合焦可能な全距離範囲において被写体の顔検出が可能であり、かつ顔検出するためのフォーカスレンズの移動位置の数および顔検出動作の回数を少なくすることができ、顔検出するために要する時間を短縮することができる。
また、上記のように複数の顔が検出された場合には、検出された顔の中から主被写体の顔を選択する。主被写体の顔を選択するときは、ユーザが任意に主被写体の顔を選択するか、顔が検出された画像を取得したフォーカスレンズの移動位置、検出された顔の大きさおよび撮影画像中の検出された顔の位置等に基づいて自動で選択する。そして、その選択された主被写体の顔に合わせ焦点調節および露出補正することで、撮影者が所望する主被写体を高速でかつ精度の高い最適な撮像パラメータにて撮影できることが可能となる。
図4(g)〜図4(l)は、図4(b)〜図4(f)と同様に被写体であるA氏、B氏およびC氏に対する顔検出の結果を示している。ただし、図4(b)〜図4(f)は望遠レンズAを装着した場合であるのに対し、図4(g)〜図4(l)は標準レンズBを装着した場合である。標準レンズBは、図6に示すように望遠レンズAに比べ焦点距離が短く被写界深度が深いレンズである。
この標準レンズBを装着し、B氏のいる8mの位置に焦点が合うようにフォーカスレンズを移動させた状態で画像データを取得すると、被写界深度が深いためA氏の顔も検出できるが、C氏の顔はボケすぎて顔検出ができない(図4(g))。A氏のいる5mの位置に焦点が合うようにフォーカスレンズを移動させた状態で画像データを取得すると、被写界深度が深いためB氏およびC氏の顔も検出できる(図4(h))。C氏のいる2mの位置に焦点が合うようにフォーカスレンズを移動させた状態で画像データを取得すると、被写界深度が深いためA氏の顔も検出できるが、B氏の顔はボケすぎて検出ができない(図4(i))。
上記から、5mの位置に焦点が合うようにフォーカスレンズを移動させた状態で取得した画像データから3人の顔を検出することができる。
しかしながら、図4では、一番近い被写体は2m、一番遠い被写体は8mの撮影距離に存在したが、被写体がさらに近い位置またはさらに遠い位置に存在する場合も考えられる。そのような場合、一箇所のフォーカスレンズの位置ですべての被写体の顔が検出できるとは限らない。
また、レンズユニット300の焦点距離が短い場合に、焦点距離が長い場合と同じ位置にフォーカスレンズを移動させた状態で画像データを取得すると、同一の顔に対して複数回顔検出されることがある。すなわち、図4(g)〜図4(i)のように、ある画像データから顔検出された顔に対して、それとは異なる画像データにて再び顔検出されることになり、無駄な処理時間がかかってしまう。
そこで、標準レンズBで撮影するときの絞り値がF22であれば図6の移動位置情報が示す、0.8m、2.0m、無限遠の3点に焦点が合うようにフォーカスレンズを移動させた状態で取得したそれぞれの画像データから顔検出動作を行う。すると、図4(j)〜図4(l)のように同一の顔に対して顔検出できる画像データは一つとなる。このとき、被写体がさらに近い位置またはさらに遠い位置に存在したとしても、取得した画像データのいずれかから顔を検出することができる。
ただし、フォーカスレンズの移動位置を最適化したとしても、被写体のいる位置によっては同じ被写体に対して複数回の顔検出動作を行う場合もある。
以上のように、焦点距離が変化した場合にフォーカスレンズの移動位置を変更することで、顔検出動作を行う画像データを取得する際のフォーカスレンズの位置を最適化することができる。それにより、至近端から無限遠までの合焦可能な全距離範囲において被写体の顔検出が可能であり、かつフォーカスレンズの移動位置の数および顔検出動作の回数を少なくすることができ、顔検出するために要する時間を短縮することができる。
次に、レンズユニットの焦点距離が所定の焦点距離以上の場合、顔検出を行わないようにする制御を図7のフローチャートを用いて説明する。
レンズユニットの焦点距離が非常に大きい場合、移動位置情報にしたがってフォーカスレンズの移動位置を設定したとしても、移動位置の数が多くなってしまい顔検出に要する時間が非常にかかってしまう。そこで、シャッターチャンスを逃さないために、撮影レンズの焦点距離が所定の焦点距離以上の場合、顔検出を行わないようにする。
図7は、図3におけるS301からS303の間で行われる動作である。ライブビュー時において、シャッターボタンが半押しされた場合(S801)、顔検出モードが選択されているかどうかを判定する(S802)。顔検出モードが選択されている場合は、レンズユニット300と通信を行い、レンズ焦点距離情報を取得する(S803)。このとき、レンズ焦点距離情報は、図5に示すレンズ情報のようにレンズユニットの焦点距離がわかる情報であれば特に限定されない。また、すでにレンズユニットと通信を行ってレンズの焦点距離に関する情報を取得しているのであれば、あらためてレンズユニットと通信を行う必要はない。
次に、不揮発性メモリ56にあらかじめ記憶された所定の焦点距離と、S803で取得したレンズ焦点距離情報と比較(S804)し、レンズユニットの焦点距離が所定の焦点距離以上の場合、顔検出モードを解除する(S805)。所定の焦点距離未満の場合、顔検出モードは解除せず顔検出に関する動作を続行する。ここで、レンズユニット300がズームレンズの場合、焦点距離を一定の範囲内で自由に変化できるので、所定の焦点距離との比較が困難である。そのため、ユーザが撮影に用いたい焦点距離、例えば、シャッターボタンが半押しされたときの焦点距離に基づいて比較すればよい。
なお、図7のフローチャートでは、レンズユニット300の焦点距離が所定の焦点距離以上であれば顔検出を行わないようにしたが、移動位置情報が示すフォーカスレンズの移動位置の数が所定の数以上であれば顔検出を行わないようにしてもよい。
また、レンズユニット300の焦点距離が非常に大きい場合、撮影者からある程度離れた位置にいる被写体を撮影することが多いと考えられる。そこで、レンズユニットの焦点距離が所定の焦点距離以上の場合に、顔検出モードを解除するのではなく顔検出を行う範囲を特定の範囲に限定するようにしてもよい。例えば、至近端から所定の撮影距離までの範囲では顔検出動作を行わないようにしてもよい。
また、反対に、レンズユニットの焦点距離が小さい場合、撮影者から大きく離れた位置にいる被写体を撮影することは少ないと考えられる。そこで、レンズユニットの焦点距離が所定の焦点距離以下の場合に、所定の撮影距離から無限遠までの範囲では顔検出動作を行わないようにしてもよい。
以上のように、レンズユニット300の焦点距離に応じて顔検出動作を行う範囲を特定の範囲に限定することにより、顔検出に要する時間を短縮できシャッターチャンスを逃すことなく撮影することができる。
なお、本実施形態では、撮影に用いるレンズユニットが望遠レンズAと標準レンズBの場合について説明を行ったが、広角レンズやズームレンズ等の他のレンズであっても構わない。また、それぞれのレンズの焦点距離も図6に記載された値に限定されるものではない。
(第2の実施形態)
図8は本発明の第2の実施形態であるレンズ一体型のデジタルカメラのブロック図である。
図8において、図1の構成と重複する部分については同一符号を付して説明を省略する。411は撮影レンズであり、フォーカスレンズおよびズームレンズを含んでいる。412は絞り機能を備えるシャッターである。440は絞り機能を備えるシャッター412を制御する露光制御部であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。442は撮影レンズ411のフォーカシングを制御する測距制御部、444はレンズのズーミングを制御するズーム制御部である。
本実施形態は第1の実施形態と異なり、レンズや絞りからなる撮影光学系を撮像装置本体に備えたレンズ一体型のデジタルカメラであるので、図2のフローチャートに示したような処理は行われない。そこで、移動位置情報は、撮影レンズ411の焦点距離およびシャッター412の絞り値に基づいてシステム制御回路50により算出する。または、図9のようなデータテーブルとして焦点距離と絞り値に対応した移動位置情報を不揮発性メモリ56に記憶しておく。
顔検出に関する動作は、図3のフローチャートと同様に行われる。なお、移動位置情報を算出する場合、撮影レンズ411の焦点距離およびシャッター412の絞り値に基づいて算出するので、焦点距離および絞り値はS301でシャッターボタンが半押しされたと検知したときのものを用いるようにする。また、データテーブルとして移動位置情報を記憶している場合も同様に、S301でシャッターボタンが半押しされたと検知したときの焦点距離および絞り値に対応した移動位置情報を読み出すようにする。
なお、第1の実施形態とは撮影レンズが一体型か交換型かという違いだけであるので、本実施形態でも、顔検出の結果として図4に示したような結果が得られる。
また、第1の実施形態と同様に焦点距離に応じて顔検出を行う範囲を限定する場合、S301でシャッターボタンが半押しされたと検知したときの焦点距離に応じて顔検出を行う範囲を限定する。
以上のように、絞り値が変化した場合にフォーカスレンズの移動位置を変更することで、顔検出動作を行う画像データを取得する際のフォーカスレンズの移動位置を最適化することができる。それにより、至近端から無限遠までの合焦可能な全距離範囲において被写体の顔検出が可能であり、かつ顔検出するためのフォーカスレンズの移動位置の数および顔検出動作の回数を少なくすることができ、顔検出するために要する時間を短縮することができる。
また、焦点距離が変化した場合にフォーカスレンズの移動位置を変更することで、顔検出動作を行う画像データを取得する際のフォーカスレンズの位置を最適化することができる。それにより、至近端から無限遠までの合焦可能な全距離範囲において被写体の顔検出が可能であり、かつフォーカスレンズの移動位置の数および顔検出動作の回数を少なくすることができ、顔検出するために要する時間を短縮することができる。
また、撮影レンズ411の焦点距離に応じて顔検出動作を行う範囲を特定の範囲に限定することにより、顔検出するために要する時間を短縮できシャッターチャンスを逃すことなく撮影することができる。
本発明は、前述した2つの実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体をシステムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のCPU等が記録媒体に記録されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、実現できる。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。また、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。ここでプログラムコードを記録する記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、CD−ROM、CD−R、DVD、光ディスク、光磁気ディスク、MO等が考えられる。また、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)等のコンピュータネットワークを、プログラムコードを供給するために用いることができる。
なお、前述した2つの実施形態では、デジタルカメラについて説明を行ったが、取得した画像データから被写体である人物の顔を検出する手段を備えた撮像装置であればよく、例えば、デジタルビデオカメラであってもよい。
本発明の実施形態であるレンズ交換型のデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 レンズユニットからレンズ情報を取得する際のシステム制御回路50の動作を示すフローチャート図である。 顔検出処理に関する動作を示すフローチャート図である。 被写界深度に応じた顔検出の結果を示す図である。 望遠レンズAのレンズ情報を示したものである。 さまざまなレンズに対応した移動位置情報を示したものである。 レンズユニットの焦点距離の違いによる顔検出モード変更を説明したフローチャート図である。 本発明の実施形態であるレンズ一体型のデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 焦点距離と絞り値に対応した移動位置情報を示したものである。
符号の説明
12 シャッター
14 撮像素子
16 A/D変換器
18 タイミング発生回路
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
26 D/A変換器
28 画像表示部
30 メモリ
32 画像圧縮・伸長回路
36 シャッター制御部
42 AF部
46 測光部
48 フラッシュ
50 システム制御回路
52 メモリ
54 表示部
56 不揮発性メモリ
58 顔検出部
60 モードダイアルスイッチ
62 シャッタースイッチSW1
64 シャッタースイッチSW2
66 画像表示ON/OFFスイッチ
68 クイックレビューON/OFFスイッチ
70 操作部
80 電源制御部
82 コネクタ
84 コネクタ
86 電源部
90 インターフェース
92 コネクタ
94 インターフェース
96 コネクタ
98 記録媒体着脱検知部
100 カメラ本体
104 光学ファインダ
106 レンズマウント
110 通信部
112 コネクタ(またはアンテナ)
122 コネクタ
130 ミラー
132 ミラー
200 記録媒体
202 記録部
204 インターフェース
206 コネクタ
210 記録媒体
212 記録部
214 インターフェース
216 コネクタ
300 レンズユニット
306 レンズマウント
311 レンズ
312 絞り
322 コネクタ
338 インターフェース
340 ズーム制御部
342 焦点制御部
344 絞り制御部
346 レンズシステム制御部
411 撮影レンズ
412 シャッター
440 露光制御部
442 測距制御部
444 ズーム制御部

Claims (17)

  1. フォーカスレンズを含む撮影光学系によって結像される画像から画像データを取得する撮像装置であって、
    複数の移動位置に前記フォーカスレンズをそれぞれ移動させた状態で取得されるそれぞれの画像データから被写体の顔検出をする顔検出手段と、
    被写界深度が変化した場合に、前記顔検出手段による顔検出動作を行う画像データを取得する際の前記フォーカスレンズの移動位置を変更する変更手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記変更手段は、被写界深度が変化した場合に、前記顔検出動作を行う画像データを取得する際の前記フォーカスレンズの移動位置の数を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 被写界深度に基づいて設定される前記フォーカスレンズの移動位置を複数記憶する記憶手段を有し、前記変更手段は前記顔検出手段による顔検出動作を行う画像データを取得する際の前記フォーカスレンズの移動位置を前記記憶手段にて記憶される前記フォーカスレンズの移動位置に変更することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記変更手段は、前記撮影光学系の焦点距離または絞り値のうちの少なくとも一つが変化した場合に、前記顔検出手段による顔検出動作を行う画像データを取得する際の前記フォーカスレンズの移動位置を変更することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. フォーカスレンズを含む撮影光学系によって結像される画像から画像データを取得する撮像装置であって、
    前記フォーカスレンズを移動させた状態で取得される画像データから被写体の顔検出をする顔検出手段と、
    被写界深度が変化した場合に、前記顔検出手段による第1の撮影距離から第2の撮影距離までの顔検出動作の回数を変更する変更手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  6. 前記変更手段は、前記撮影光学系の焦点距離または絞り値のうちの少なくとも一つが変化した場合に、前記顔検出手段による第1の撮影距離から第2の撮影距離までの顔検出動作の回数を変更することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記第1の撮影距離は至近端であり、前記第2の撮影距離は無限遠であることを特徴とする請求項5または6に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像装置は、撮像装置本体と前記撮像装置本体に交換可能に装着され、前記フォーカスレンズを有するレンズユニットからなるものであって、前記レンズユニットは前記変更手段を有することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記顔検出手段は、前記撮影光学系の焦点距離が所定の焦点距離以上の場合には、顔検出動作を行わないことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記顔検出手段は、前記撮影光学系の焦点距離が所定の焦点距離以上の場合には、至近端から所定の撮影距離までの範囲で顔検出動作を行わないことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記顔検出手段は、前記撮影光学系の焦点距離が所定の焦点距離以下の場合には、所定の撮影距離から無限遠までの範囲で顔検出動作を行わないことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 装着したレンズユニットに含まれるフォーカスレンズを複数の移動位置に移動させた状態でそれぞれ取得される画像データから被写体の顔検出をする顔検出手段を有する撮像装置本体に装着可能なレンズユニットであって、
    被写界深度が変化した場合に、前記顔検出手段による顔検出動作を行う画像データを取得する際の前記フォーカスレンズの移動位置を変更する変更手段を有することを特徴とするレンズユニット。
  13. 装着したレンズユニットに含まれるフォーカスレンズを所定の移動位置に移動させた状態でそれぞれ取得される画像データから被写体の顔検出をする顔検出手段を有する撮像装置本体に装着可能なレンズユニットであって、
    被写界深度が変化した場合に、前記顔検出手段による第1の撮影距離から第2の撮影距離までの顔検出動作の回数を変更する変更手段を有することを特徴とするレンズユニット。
  14. フォーカスレンズを含む撮影光学系によって結像される画像から画像データを取得する撮像装置の制御方法であって、
    複数の移動位置に前記フォーカスレンズをそれぞれ移動させた状態で取得されるそれぞれの画像データから被写体の顔検出をする顔検出ステップと、
    被写界深度が変化した場合に、前記顔検出ステップによる顔検出動作を行う画像データを取得する際の前記フォーカスレンズの移動位置を変更する変更ステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  15. フォーカスレンズを含む撮影光学系によって結像される画像から画像データを取得する撮像装置の制御方法であって、
    前記フォーカスレンズを移動させた状態で取得される画像データから被写体の顔検出をする顔検出ステップと、
    被写界深度が変化した場合に、前記顔検出ステップによる第1の撮影距離から第2の撮影距離までの顔検出動作の回数を変更する変更ステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  16. 装着したレンズユニットに含まれるフォーカスレンズを複数の移動位置に移動させた状態でそれぞれ取得される画像データから被写体の顔検出をする顔検出手段を有する撮像装置本体に装着可能なレンズユニットの制御方法であって、
    被写界深度が変化した場合に、前記顔検出手段による顔検出動作を行う画像データを取得する際の前記フォーカスレンズの移動位置を変更する変更ステップを有することを特徴とするレンズユニットの制御方法。
  17. 装着したレンズユニットに含まれるフォーカスレンズを所定の移動位置に移動させた状態でそれぞれ取得される画像データから被写体の顔検出をする顔検出手段を有する撮像装置本体に装着可能なレンズユニットの制御方法であって、
    被写界深度が変化した場合に、前記顔検出手段による第1の撮影距離から第2の撮影距離までの顔検出動作の回数を変更する変更ステップを有することを特徴とするレンズユニットの制御方法。
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