JP2009064595A - クリップ及び光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】支持部材の貫通孔に挿通して取付けられるクリップのランプ側での受光容積を比較的低減することができるとともに、クリップを透過して支持部材の外部へ光洩れするのを抑制することができるクリップ、及び光源装置を提供する。
【解決手段】貫通孔を有する支持部材に支持されるランプの並置方向へ離隔し、該ランプを挾持する二つの挾持片31,31と、挾持片31,31の一端に連なり、挾持片31,31のいずれとも離隔している二つの非挾持部32,32と、該非挾持部32,32に連なり、挾持片31,31を保持する円板状の保持部33と、挾持片31,31の一端部外面に突設されている凸部34,34とを有するクリップ3を形成し、二つの挾持片31,31を支持部材の外側から貫通孔へ挿通し、非挾持部32,32を貫通孔内に配することにより、保持部33を支持部材の外側に配した。
【選択図】図3

Description

本発明はランプを挾持するクリップ及び液晶表示装置等の表示装置の光源として使用される光源装置に関する。
テレビジョン等の表示装置は、画像を表示する表示面を前側に有する表示部の後側に光源装置が配されている。
光源装置は、後壁に複数の貫通孔を有し、前側が開放されている箱形の支持部材と、該支持部材内に上下に並置される複数本の管状のランプと、該ランプの両端部を前記後壁に保持するホルダと、前記貫通孔に取付けられ、前記ランプの中間部を前記後壁に保持する複数のクリップとを備える(例えば、特許文献1参照)。
クリップは、ランプの径方向へ離隔し、該ランプを挾持する二つの挾持片と、該挾持片の一端を保持する板状の保持部と、該保持部から前記挾持片と反対方向へ延出され、前記後壁の貫通孔に挿嵌係止されることにより前記保持部を後壁の内側に取付ける取付部とを備え、合成樹脂材料により成形されている。
このように構成されたクリップは、支持部材のランプ側から取付部が後壁の貫通孔へ挿嵌係止され、保持部が後壁の内面に接触した状態で前記ランプが二つの挾持片間に挿嵌挾持される。
特開2004−327449号公報
ところが、特許文献1のように二つの挾持片、挾持片夫々を保持する保持部及び取付部を有し、該取付部がランプ側から支持部材の貫通孔に挿嵌係止されるクリップ、及び該クリップを備える光源装置にあっては、クリップの挾持片及び保持部が支持部材のランプ側に配され、クリップのランプ側での受光容積が比較的多いため、ランプが発光した光のクリップによる輝度ムラが発生し易いし、また、クリップを透過して支持部材の外部へ光洩れし易く、改善策が要望されていた。
ところで、クリップによる輝度ムラは、クリップを千鳥足状に配することにより低減することができる。しかし、この場合、クリップの配置の自由度がなくなるため、さらなる改善策が要望されていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は貫通孔を有する支持部材に支持されるランプを挾持する二つの挾持片及び該挾持片を保持している保持部の間に、前記貫通孔内に配されるべき非挾持部を設けることにより、クリップの挾持片を支持部材の非ランプ側から貫通孔へ挿入し、非挾持部を貫通孔内に配し、保持部を支持部材の非ランプ側に配してクリップのランプ側での受光容積を比較的低減することができるとともに、クリップを透過して支持部材の外部へ光洩れするのを抑制することができるクリップ、及び光源装置を提供することにある。
本発明に係るクリップは、貫通孔を有する支持部材に支持される管状のランプを挾持する二つの挾持片及び該挾持片を保持している保持部を有するクリップにおいて、前記二つの挾持片及び保持部の間に、前記貫通孔内に配されるべき非挾持部を有することを特徴とする。
この発明にあっては、クリップの挾持片を支持部材の非ランプ側から貫通孔へ挿通し、非挾持部を貫通孔内に配し、保持部を支持部材の非ランプ側に配することができ、この状態で、二つの挾持片間にランプを挾持することができる。因って、クリップのランプ側での受光容積を比較的低減することができるとともに、クリップを透過して支持部材の外部へ光洩れするのを抑制することができ、また、保持部と、挾持片が挾持するランプとによりクリップの抜出しを防ぐことが可能である。
また、本発明に係るクリップは、前記非挾持部が前記貫通孔内から抜出るのを阻止する抜止手段を備える構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、クリップの非挾持部が貫通孔内から抜出るのを抜止手段により阻止することができるため、挾持片がランプを挾持するまでの間にクリップが抜出るのを防ぐことができるとともに、ランプの挾持片への挾持作業性を高めることができる。
また、本発明に係るクリップは、前記非挾持部は、前記二つの挾持片のいずれとも離隔している構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、非挾持部を、挾持片が接近する方向へ撓ませることが可能であるため、前記貫通孔を小形化できるとともに、比較的小さい操作力で挾持片が接近する方向へ撓ませることができ、挾持片の貫通孔への挿通作業性を高めることができる。
また、本発明に係るクリップは、前記挾持片及び非挾持部の一方は、他方に対し互いに対向する方向と交差する方向へ偏倚している構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、非挾持部を、二つの挾持片同士を突当たらせることなく、挾持片が接近する方向へ撓ませることが可能であるため、前記貫通孔をより一層小形化できるとともに、挾持片の貫通孔への挿通作業性をより一層高めることができる。
また、本発明に係るクリップは、前記抜止手段は、前記二つの挾持片の少なくとも一方と一体に形成してある凸部である構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、非挾持部を撓ませつつ挾持片を貫通孔に挿通する際、凸部が貫通孔を通過し、非挾持部の復元により凸部の先端を前記貫通孔の縁より外側に配することが可能であるため、挾持片の挿通操作だけで貫通孔からの抜出しを阻止することが可能であり、クリップの取付作業性を向上できる。
また、本発明に係るクリップは、前記抜止手段は、前記非挾持部と一体に形成してある凹部又は凸部である構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、非挾持部の凹部に対応する凸部、又は凸部に対応する凹部が前記貫通孔の内面に設けられることにより、挾持片に連なる非挾持部が貫通孔に挿通される際、該非挾持部の凹部又は凸部を、貫通孔の凸部又は凹部に係合させることができるため、挾持片の挿通操作だけで貫通孔からの抜出しを阻止することが可能であり、クリップの取付作業性を向上できる。
また、本発明に係るクリップは、前記抜止手段は、前記保持部と一体に形成してある凸部である構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、挾持片に連なる非挾持部が貫通孔へ挿入される際、凸部を貫通孔へ嵌入することが可能であるため、挾持片の挿通操作だけで貫通孔からの抜出しを阻止することが可能であり、クリップの取付作業性を向上できる。
また、本発明に係る光源装置は、並置される複数本のランプと、貫通孔を有し、前記ランプが支持される支持部材と、前述の発明のクリップとを備えることを特徴とする。
この発明にあっては、クリップの挾持片を支持部材の非ランプ側から貫通孔に挿通し、非挾持部を貫通孔内に配し、保持部を支持部材の非ランプ側に配することができ、この状態で、二つの挾持片間にランプを挾持することができるため、支持部材のランプ側には挾持片だけを配することができ、クリップのランプ側での受光容積を比較的低減することができるとともに、クリップを透過して支持部材の外部へ光洩れするのを抑制することができる。また、支持部材の非ランプ側に保持部が配されるため、該保持部と、挾持部が挾持するランプとによりクリップの抜出しを防ぐことが可能である。
また、本発明に係る光源装置は、前記貫通孔は、該貫通孔の貫通方向と交差する方向へ前記非挾持部を移動可能にしてある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、挾持片に連なる非挾持部が貫通孔に挿入された際、貫通孔の貫通方向と交差する方向へ非挾持部を移動させることにより、該非挾持部の抜け出しを阻止することができるため、クリップを二方向へ操作するだけで該クリップを支持部材に取付けることができ、クリップの取付作業性を向上できる。
また、本発明に係る光源装置は、前記挾持片夫々は前記ランプが並置される方向へ離隔して複数配してあり、該挾持片夫々の間から該挾持片より外方へ延出されている柱形突起を有し、前記支持部材は前記挾持片夫々が挿通される複数の貫通孔及び前記柱形突起が挿通される第2の貫通孔を配してある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、並置される複数のランプを挾持することができるとともに、表示装置における光学シートの中間部を受止めることが可能なクリップの保持部、換言すると比較的受光容積が多い保持部を非ランプ側に配することができるため、複数のランプを挾持することができ、且つ光学シートの中間部を受止めることが可能なクリップのランプ側での受光容積を比較的低減することができる。
また、本発明に係る光源装置は、前記貫通孔夫々は、該貫通孔夫々の貫通方向と交差する方向へ前記非挾持部及び柱形突起を移動可能にしてある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、並置される複数のランプを挾持することができるとともに、表示装置における光学シートの中間部を受止めることが可能なクリップの保持部、換言すると比較的受光容積が多い保持部を非ランプ側に配することができるため、複数のランプを挾持することができ、且つ光学シートの中間部を受止めることが可能なクリップのランプ側での受光容積を比較的低減することができる。
また、本発明に係る光源装置は、前記柱形突起は前記第2の貫通孔の周りに係止される被係止部を有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、離隔した位置で複数のランプを挾持する複数の挾持箇所を支持部材に係止できるのに加えて、複数の挾持箇所の中間部を支持部材に係止することができるため、クリップをより一層移動し難くできる。
本発明によれば、挾持片を保持する保持部が支持部材の非ランプ側に配され、クリップのランプ側での受光容積を比較的低減することができるため、ランプが発光した光のクリップによる輝度ムラを発生し難くできるとともに、クリップを透過して支持部材の外部へ光洩れし難くでき、しかも、保持部と、挾持部が挾持するランプとによりクリップの抜出しを防ぐことが可能である。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1
図1は本発明に係る光源装置が備える支持部材の構成を示す正面図、図2は光源装置の要部の構成を示す正面図、図3は光源装置が備えるクリップの構成を示す斜視図、図4はクリップの構成を示す側面図、図5はクリップの構成を示す平面図、図6は支持部材の貫通孔の構成を示す正面図、図7はクリップが支持部材の貫通孔に取付けられる過程を示す説明図、図8はクリップが支持部材の貫通孔に取付けられた状態を示す断面図である。
図示した光源装置は、直方体をなす枠部11及び周縁部が枠部11に結合され、該枠部11の後側を閉鎖する後壁12を有し、前側が開放されている箱形をなす支持部材1と、該支持部材1内に上下に並置される断面円筒形をなす複数本のランプ2と、該ランプ2の両端部を枠部11の内側に保持するホルダと、前記ランプ2の中間部を後壁12に保持する複数のクリップ3とを備え、支持部材1の内面部は、ランプ2が発光した光を支持部材1の開放部側に反射させるべき反射面になっている。
支持部材1の後壁12にはランプ2夫々の長手方向中央部と対向する位置で、且つランプ2の並置方向へ離隔した位置にクリップ取付用の複数の貫通孔13がランプ2の本数に対応して設けられている。
貫通孔13は四角形をなす二つの角孔がランプの長手方向及びランプの並置方向へ位置ずれして互いに連なる略Z字形をなし、二つの角孔に後記する挾持片31,31が挿通されるように構成されている。
ランプ2は両端部に電極を有する冷陰極管であり、夫々のランプ2の電極にインバータ回路基板が接続され、パルス幅変調信号により明るさが制御されるように構成されている。
クリップ3は一組の挾持片31,31を有し、1本のランプ2の中間部を挾持する単数用クリップと、離隔した位置に複数組の挾持片31,31を有し、隣合う複数本のランプ2の中間部を挾持する複数用クリップとがある。この種類が異なるクリップの構成は基本的に同じであるため、以下単数用クリップについて説明する。
クリップ3は、ランプ2の並置方向へ離隔し、貫通孔13に挿通されてランプ2の並置方向からランプ2を挾持する二つの挾持片31,31と、挾持片31,31の一端に連なり、挾持片31,31のいずれとも離隔している二つの非挾持部32,32と、該非挾持部32,32に連なり、挾持片31,31を保持する円板状の保持部33と、挾持片31,31の一端部外面に突設されている凸部34,34とを有する。このクリップ3は高反射性を有する合成樹脂材料により一体成形され、反射性の高い面が得られるように構成されている。尚、凸部34,34が抜止手段を構成している。
挾持片31,31は略い字形をなし、非挾持部32,32は挾持片31,31の離隔方向へ離隔して平行的に配され、保持部33との連なり部が接/離方向へ可撓になっており、挾持片31,31間にランプ2が挿嵌されるとき離隔方向へ撓み、挿嵌後の接近方向への弾性復元によりランプ2を押圧し、挾持するように構成されている。
挾持片31,31及び非挾持部32,32の一方は、図3、図5に示すように他方に対し互いに対向する方向と交差する方向(ランプ2の長手方向)へ偏倚し、挾持片31,31を接近する方向へ撓ませる際、挾持片31,31同士が突当たらないように構成されている。
凸部34,34は、挾持片31,31の外法寸法Hよりも離隔距離が長くなっており、非挾持部32,32が弾性復元した際、貫通孔13のランプ2側縁部に係止されるように構成されている。
保持部33は貫通孔13よりも大形の円板形をなし、支持部材1の非ランプ側(後壁12の外側)で貫通孔13を閉塞することができるように構成されている。
以上のように構成された光源装置は、クリップ3の挾持片31,31を摘み、挾持片31,31が接近する方向へ非挾持部32,32を撓ませて該挾持片31,31を、箱形をなす支持部材1の外側から貫通孔13へ挿通する。この際、挾持片31,31は互いに対向する位置に対して側方へ偏倚しているため、挾持片31,31同士を突当たらせることなく撓ませることができ、撓み量を比較的多くすることができる。因って、ランプ2側縁部との係合量を比較的多くした凸部34,34を貫通孔13に容易に挿通することができ、貫通孔13への挿通後は、挾持片31,31の離隔方向への復元により凸部34,34の孔縁部との係合量を比較的多くすることができ、ランプ2の非挾持状態でクリップ3を抜出し難くできる。
挾持片31,31の貫通孔13への挿通により支持部材1に取付けられたクリップ3は、支持部材1の内側に挾持片31,31が配され、挾持片31,31を保持する保持部33が支持部材1の外側に配されるため、クリップ3のランプ2側での受光容積は、挾持片31,31及び凸部34,34だけとなり、クリップ3のランプ2側での受光容積を比較的低減することができ、ランプ2が発光した光のクリップ3による輝度ムラを低減することができる。因って、クリップ3の配置の自由度を高めることができ、ランプ2の並置間隔が異なる光源装置に対応することができる。また、クリップ3のランプ2側での受光容積を比較的低減することができるため、挾持片31,31及び非挾持部32,32を透過して保持部33から支持部材1の外側へ光洩れするのを抑制することができる。
以上のように支持部材1の貫通孔13にクリップ3が取付けられた後、支持部材1内に複数本のランプ2が並置され、ホルダを支持部材1内に取付けることによりランプ2の両端部が支持部材1内に保持されるとともに、ランプ2の中間部がクリップ3の挾持片31,31に挿嵌挾持される。このとき、挾持片31,31はランプ2を挾持していない状態に比べて若干離隔方向へ撓み、復元力がランプ2に加わるため、ランプ2の挾持力を比較的高くすることができ、また、挾持片31,31が離隔方向へ撓むことにより、凸部34,34の孔縁部との当接力、換言すると凸部34,34の係止力を大きくすることができるため、クリップ3を抜出し難くできる。
実施の形態2
図9はクリップ3の他の構成を示す側面図、図10は支持部材1の貫通孔13の他の構成を示す正面図、図11はクリップ3が支持部材1の貫通孔13に取付けられた状態を示す断面図である。この光源装置は、抜止手段を挾持片31,31に設ける代わりに、離隔する二つの非挾持部32,32に、抜止手段としての凹部35,35を設けたものである。支持部材1の貫通孔13内面には、凹部35,35に対応する凸部14,14を設けてある。
この実施の形態にあっては、クリップ3の挾持片31,31を摘み、挾持片31,31が接近する方向へ非挾持部32,32を撓ませた状態で挾持片31,31を貫通孔13へ挿通した後、挾持片31,31が離隔方向へ復元する際、非挾持部32,32の凹部35,35が凸部14,14と係合し、挾持片31,31の抜け出しを防ぐことができる。尚、この実施の形態では、凹部35,35を貫通孔13の内面に設け、凸部14,14を非挾持部32,32に設ける構成としてもよい。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
実施の形態3
図12はクリップ3の他の構成を示す側面図、図13はクリップ3が支持部材1の貫通孔13に取付けられた状態を示す断面図である。この光源装置は、抜止手段を挾持片31,31、非挾持部32,32に設ける代わりに、保持部33の非挾持部32,32が連なる面に、抜止手段としての凸部36,36を一体に設けたものである。凸部36,36は、二つの非挾持部32,32と離隔して対向し、可撓性を有する基部36a,36a及び該基部36a,36aの先端に連なる爪部36b,36bを有し、非挾持部32,32とともに貫通孔13へ挿入され、爪部36b,36bが貫通孔13のランプ2側縁部に係止されるように構成されている。
この実施の形態にあっては、クリップ3の挾持片31,31を摘み、挾持片31,31が接近する方向へ非挾持部32,32を撓ませた状態で挾持片31,31を貫通孔13へ挿通する際、爪部36b,36bが貫通孔13の縁部に当接し、基部36a,36aが撓みつつ非挾持部32,32とともに凸部36,36が貫通孔13へ挿入され、基部36a,36aの弾性復元で爪部36b,36bが貫通孔13のランプ2側縁部に係止される。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
実施の形態4
図14はクリップ3の他の構成を示す側面図、図15はクリップ3の挾持片31,31が支持部材1の貫通孔13に挿通された状態の断面図、図16は挾持片31,31が貫通孔13に挿通されたクリップ3を約90°回転させた状態の断面図、図17は図16のXVII−XVII線断面図である。この光源装置は、抜止手段としての凸部37,37を、挾持片31,31の非挾持部32,32との連なり部に設け、挾持片31,31が貫通孔13に挿通された状態でクリップ3を約90°回転させることにより、凸部37,37が貫通孔13のランプ2側縁部に係止されるように構成したものである。
貫通孔13は挾持片31,31がランプ2の長手方向に対向する状態で非挾持部32,32の撓みにより挾持片31,31を挿通することができ、挿通後の回転により挾持片31,31がランプ2の並置方向へ対向するように構成されている。
凸部37,37は非挾持部32,32よりも外側へ突出し、挾持片31,31が貫通孔13へ挿通される際、挾持片31,31とともに挿通され、挿通後の回転により貫通孔13のランプ2側縁部に係止されるように構成されている。
この実施の形態にあっては、クリップ3の挾持片31,31を摘み、挾持片31,31が接近する方向へ非挾持部32,32を撓ませた状態で挾持片31,31を貫通孔13へ挿通した後、クリップ3を約90°回すことにより、凸部37,37が貫通孔13のランプ2側縁部に係止され、クリップ3の抜け出しを防ぐことができる。また、挾持片31,31がランプ2を挾持した際には、クリップ3の回転をランプ2により確実に防ぐことができる。
実施の形態5
図18は光源装置の要部の他の構成を示す断面図、図19はクリップ3の他の構成を示す平面図、図20は支持部材1の他の構成を示す正面図、図21はクリップ3が取付けられている状態を示す断面図である。この光源装置は、隣合う複数本のランプ2の中間部を挾持する複数用クリップの2組の挾持片31,31を二つの貫通孔13へ挿通した後、該クリップ3を後壁12に沿って移動させることによりクリップ3の抜出しを防ぐように構成したものである。
この実施の形態において、クリップ3はランプ2の並置間隔と等間隔で並置された2組の挾持片31,31と、2組の挾持片31,31の一端に連なる非挾持部32,32と、該非挾持部32,32に連なり、2組の挾持片31,31を保持する略矩形板状の保持部33aと、2組の挾持片31,31の一端部外面に突設されている抜止手段としての凸部38,38と、保持部33aから2組の挾持片31,31間に突設されている柱形突起39、及び保持部33aから2組の挾持片31,31間に突設されている二つの抜止片30,30とを有する。このクリップ3は高反射性を有する合成樹脂材料により一体成形され、反射性の高い面が得られるように構成されている。
支持部材1の後壁12には、挾持片31,31が挿通される貫通孔13、柱形突起39が挿通される第2の貫通孔15、及び抜止片30,30を係止する係止孔16,16が開設されている。
貫通孔13はランプ2と対向する位置からランプ2の並置方向へ延出された二つの長孔からなり、非挾持部32,32の撓みにより挾持片31,31を挿通することができるように構成されている。
第2の貫通孔15はランプ2と対向する位置からランプ2の並置方向へ延出された長孔からなり、また、係止孔16,16は柱形突起39に対しランプ2の長手方向両側へ離隔した二つの位置からランプ2の並置方向へ延出された長孔からなる。
抜止手段としての凸部38,38は、2組の挾持片31,31の一方が非挾持部32,32と連なる連なり部に設けられ、2組の挾持片31,31が二つの貫通孔13,13に挿通された状態でクリップ3を移動させることにより、凸部38,38が貫通孔13のランプ2側縁部に係止されるように構成されている。
柱形突起39は挾持片31,31よりも保持部33aと反対側へ延出され、光学シートの中間部を受止めるものであり、該柱形突起39の基部で、移動方向の一側面に第2の貫通孔15のランプ2側縁部に係止される被係止部39aが突設されている。
抜止片30,30は先端に凸部を有し、クリップ3が移動する際、係止孔16,16のランプ2側縁部に係止されるように構成されている。
この実施の形態にあっては、2組の挾持片31,31を摘み、挾持片31,31が接近する方向へ非挾持部32,32を撓ませた状態で2組の挾持片31,31を貫通孔13,13へ挿通し、柱形突起39を第2の貫通孔15へ挿通し、抜止片30,30を係止孔16,16へ挿通した後、クリップ3をランプ2の並置方向へ移動させることにより、2組の挾持片31,31の凸部38,38が貫通孔13,13のランプ2側縁部に係止され、柱形突起39の被係止部39aが第2の貫通孔15のランプ2側縁部に係止され、抜止片30,30の凸部が係止孔16,16のランプ2側縁部に係止される。
このようにクリップ3の挿通、移動の2操作によりクリップ3を取付けることができ、しかも、挾持片31,31の凸部38,38の他、柱形突起39及び抜止片30,30により抜出しを防ぐことができるため、柱形突起39に光学シートの荷重が加わった場合でも該荷重を被係止部39a及び抜止片30,30で受止めることができ、クリップ3の抜出しをより一層困難にできる。また、挾持片31,31がランプ2を挾持した際には、クリップ3の移動をランプ2により確実に防ぐことができる。
また、2組の挾持片31,31を保持する保持部33aが支持部材1の外側に配されるため、複数用クリップのランプ2側での受光容積を比較的低減することができるとともに、複数用クリップを透過して支持部材1の外部へ光洩れするのを抑制することができ、また、複数用クリップの配置の自由度を高めることができ、ランプ2の並置間隔が異なる光源装置に対応することができる。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
尚、以上説明した実施の形態では二つの挾持片31,31の離隔方向へ離隔する二つの非挾持部32,32を可撓とし、該非挾持部32,32を撓ませつつ挾持片31,31を貫通孔13へ挿通可能としたが、その他、非挾持部32,32は必ずしも可撓にする必要はない。この場合、挾持片31,31を可撓に構成する。しかし、非挾持部32,32を可撓に構成することにより、挾持片31,31を接近方向へ撓ませ易く、クリップ3を比較的小さい操作力で容易に取付けることができるとともに、挾持片31,31に設けられる凸部34,34の突出長さを比較的長くして凸部34,34の孔縁部との係合量を増加することが可能である。
また、以上説明した実施の形態では、二つの挾持片31,31のいずれとも離隔し、挾持片31,31の一端に連なる二つの非挾持部32,32を有する構成としたが、その他、非挾持部32,32は離隔することなく挾持片31,31の一端に連なる構成としてもよい。この場合、挾持片31,31が可撓に構成され、抜止手段は例えば、実施の形態1、3〜5のように構成される。
また、以上説明した実施の形態では、挾持片31,31を非対向位置に配した構成としたが、その他、挾持片31,31は互いに対向する構成としてもよい。しかし、挾持片31,31を非対向位置に配することにより、挾持片31,31同士を突当たらせることなく接近方向へ撓ませることができ、挾持片31,31の撓み量を増加することができる。因って、挾持片31,31を接近方向へ撓ませ易く、クリップ3を比較的小さい操作力で容易に取付けることができるとともに、挾持片31,31に設けられる凸部34,34の突出長さを比較的長くして凸部34,34の孔縁部との係合量を増加することが可能である。
また、以上説明した実施の形態では、貫通孔13を略Z字形としたが、その他、貫通孔13は略四角形、略楕円形、円形としてもよく、貫通孔13の形状は特に制限されない。
また、実施の形態1〜3のクリップ3は、1本のランプ2の中間部を挾持する単数用である他、隣合う複数本のランプ2の中間部を挾持する複数用であってもよい。また、実施の形態5のクリップ3は、複数用である他、単数用であってもよい。
また、実施の形態1〜3では二つの挾持片31,31側に抜止手段としての凸部34,34、凹部35,35、凸部36,36を設けてある構成としたが、その他、抜止手段としての凸部34、凹部35、凸部36は二つの挾持片31,31の一方側にだけ設けてある構成としてもよい。
本発明に係る光源装置が備える支持部材の構成を示す正面図である。 本発明に係る光源装置の要部の構成を示す正面図である。 本発明に係る光源装置が備えるクリップの構成を示す斜視図である。 本発明に係るクリップの構成を示す側面図である。 本発明に係るクリップの構成を示す平面図である。 本発明に係る光源装置が備える支持部材の貫通孔の構成を示す正面図である。 本発明に係るクリップが支持部材の貫通孔に取付けられる過程を示す説明図である。 本発明に係るクリップが支持部材の貫通孔に取付けられた状態を示す断面図である。 本発明に係るクリップの他の構成を示す側面図である。 本発明に係る光源装置が備える支持部材の貫通孔の他の構成を示す正面図である。 本発明に係るクリップが支持部材の貫通孔に取付けられた状態を示す断面図である。 本発明に係るクリップの他の構成を示す側面図である。 本発明に係るクリップが支持部材の貫通孔に取付けられた状態を示す断面図である。 本発明に係るクリップの他の構成を示す側面図である。 本発明に係るクリップの挾持片が支持部材の貫通孔に挿通された状態の断面図である。 挾持片が貫通孔に挿通されたクリップを約90°回転させた状態の断面図である。 図16のXVII−XVII線断面図である。 本発明に係る光源装置の要部の他の構成を示す断面図である。 本発明に係るクリップの他の構成を示す平面図である。 本発明に係る光源装置が備える支持部材の他の構成を示す正面図である。 本発明に係るクリップが取付けられている状態を示す断面図である。
符号の説明
1 支持部材
13 貫通孔
15 第2の貫通孔
2 ランプ
3 クリップ
31 挾持片
32 非挾持部
33,33a 保持部
34,36,37,38 凸部(抜止手段)
39 柱形突起
39a 被係止部

Claims (12)

  1. 貫通孔を有する支持部材に支持される管状のランプを挾持する二つの挾持片及び該挾持片を保持している保持部を有するクリップにおいて、前記二つの挾持片及び保持部の間に、前記貫通孔内に配されるべき非挾持部を有することを特徴とするクリップ。
  2. 前記非挾持部が前記貫通孔内から抜出るのを阻止する抜止手段を備える請求項1記載のクリップ。
  3. 前記非挾持部は、前記二つの挾持片のいずれとも離隔している請求項1又は2記載のクリップ。
  4. 前記挾持片及び非挾持部の一方は、他方に対し互いに対向する方向と交差する方向へ偏倚している請求項3記載のクリップ。
  5. 前記抜止手段は、前記二つの挾持片の少なくとも一方と一体に形成してある凸部である請求項2から4のいずれか一つに記載のクリップ。
  6. 前記抜止手段は、前記非挾持部と一体に形成してある凹部又は凸部である請求項2から4のいずれか一つに記載のクリップ。
  7. 前記抜止手段は、前記保持部と一体に形成してある凸部である請求項2から4のいずれか一つに記載のクリップ。
  8. 並置される複数本のランプと、貫通孔を有し、前記ランプが支持される支持部材と、請求項1から7のいずれか一つに記載のクリップとを備えることを特徴とする光源装置。
  9. 前記貫通孔は、該貫通孔の貫通方向と交差する方向へ前記非挾持部を移動可能にしてある請求項8記載の光源装置。
  10. 前記挾持片夫々は前記ランプが並置される方向へ離隔して複数配してあり、該挾持片夫々の間から該挾持片より外方へ延出されている柱形突起を有し、前記支持部材は前記挾持片夫々が挿通される複数の貫通孔及び前記柱形突起が挿通される第2の貫通孔を配してある請求項8記載の光源装置。
  11. 前記貫通孔夫々は、該貫通孔夫々の貫通方向と交差する方向へ前記非挾持部及び柱形突起を移動可能にしてある請求項10記載の光源装置。
  12. 前記柱形突起は前記第2の貫通孔の周りに係止される被係止部を有する請求項11記載の光源装置。
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