JP2009059701A - 有機発光ディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電極電源供給ラインの損傷が防止された有機発光ディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】ディスプレイ領域を持つ基板と、基板のディスプレイ領域に配された薄膜トランジスタと、基板のディスプレイ領域の外側に配された電極電源供給ラインと、薄膜トランジスタを覆い、電極電源供給ラインの一部または全部を露出させる第1端部面を持つ第1絶縁膜と、第1絶縁膜上に配され、第1絶縁膜の第1端部面を露出させる第2端部面を持ち、電極電源供給ラインと接触しない第2絶縁膜と、を備える有機発光ディスプレイ装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、有機発光ディスプレイ装置に係り、より詳細には電極電源供給ラインの損傷が防止された有機発光ディスプレイ装置に関する。
有機発光ディスプレイ装置は、ディスプレイ領域に有機発光素子を備えるディスプレイ装置であり、有機発光素子は、相互対向した画素電極及び対向電極と、画素電極と対向電極との間に介された発光層を備える中間層とを備える。
かかる有機発光ディスプレイ装置は、駆動方式によって、各副画素の発光制御が各副画素に備えられた薄膜トランジスタを通じて行われる能動駆動型と、各副画素の発光制御がマトリックス形状に配列された電極を通じて行われる受動駆動型とに分けられる。能動駆動型の場合、複数の副画素の対向電極は、通例的に一体に形成され、ディスプレイ領域の外側で電極電源供給ラインと接触する。
しかし、かかる電極電源供給ラインは、低抵抗性及び導電性などを考慮して通例的に有機物との反応性が大きい物質で形成されるが、従来の有機発光ディスプレイ装置の場合、電極電源供給ラインが有機物で形成された層と接触して損傷しうるという問題点があった。電極電源供給ラインが損傷すれば、電極電源供給ラインを通じて対向電極に供給される電気的信号が変形して正確なイメージを再現できなくなり、さらに、電極電源供給ラインの機能が低下してイメージを再現できなくなるなど、多くの問題点を引き起こす。
本発明は、前記のような問題点を始めとする様々な問題点を解決するためのものであり、電極電源供給ラインの損傷が防止された有機発光ディスプレイ装置を提供することを目的とする。
本発明は、ディスプレイ領域を持つ基板と、前記基板のディスプレイ領域に配された薄膜トランジスタと、前記基板のディスプレイ領域の外側に配された電極電源供給ラインと、前記薄膜トランジスタを覆い、前記電極電源供給ラインの一部または全部を露出させる第1端部面を持つ第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜上に配され、前記第1絶縁膜の第1端部面を露出させる第2端部面を持ち、前記電極電源供給ラインと接触しない第2絶縁膜と、を備えることを特徴とする有機発光ディスプレイ装置を提供する。
本発明の他の特徴によれば、前記第1絶縁膜は、保護膜である。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第2絶縁膜は、下部の屈曲にもかかわらず上面が平坦な平坦化膜である。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記基板のディスプレイ領域に配され、前記第2絶縁膜上に配され、前記薄膜トランジスタに電気的に連結された画素電極と、前記第2絶縁膜上に配され、前記第1絶縁膜の第1端部面を露出させる第3端部面を持って前記電極電源供給ラインと接触せず、前記画素電極の一部または全部を露出させる第3絶縁膜と、をさらに備える。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第1絶縁膜は複数の第1端部面を備え、前記有機発光ディスプレイ装置は、前記基板のディスプレイ領域に配されて前記第2絶縁膜上に配され、前記薄膜トランジスタに電気的に連結された画素電極と、前記第1絶縁膜の複数の第1端部面のうち一部により露出された前記電極電源供給ラインを覆うように配され、前記画素電極の一部または全部を露出させる第3絶縁膜と、前記第1絶縁膜の複数の第1端部面のうち、前記一部により露出された前記電極電源供給ラインと前記第3絶縁膜との間に介されて、前記第3絶縁膜と前記電極電源供給ラインとを接触させない補助導電層と、をさらに備える。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記補助導電層は、前記画素電極と同じ物質で形成されている。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記基板のディスプレイ領域に配されて、前記第2絶縁膜上に配され、前記薄膜トランジスタに電気的に連結された画素電極と、前記第1絶縁膜により露出された前記電極電源供給ラインを覆うように配され、前記画素電極の一部または全部を露出させる第3絶縁膜と、前記第1絶縁膜により露出された前記電極電源供給ラインと前記第3絶縁膜との間に介されて、前記第3絶縁膜と前記電極電源供給ラインとを接触させない補助導電層と、をさらに備える。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記補助導電層は、前記画素電極と同じ物質で形成されている。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第2絶縁膜は、有機物で形成されている。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第2絶縁膜は、アクリル、BCB(benzocyclobutene)またはフォトアクリルで形成されている。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第3絶縁膜は、有機物で形成されている。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第3絶縁膜は、ポリイミドで形成されている。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記基板のディスプレイ領域に配されて、前記第1絶縁膜上に配され、前記薄膜トランジスタに電気的に連結された画素電極をさらに備え、前記第2絶縁膜は、前記画素電極の一部または全部を露出させる画素定義膜である。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第2絶縁膜は、有機物で形成されている。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第2絶縁膜は、ポリイミドで形成されている。
本発明はまた、ディスプレイ領域を持つ基板と、前記基板のディスプレイ領域に配された薄膜トランジスタと、前記基板のディスプレイ領域の外側に配された電極電源供給ラインと、前記薄膜トランジスタを覆い、前記電極電源供給ラインの一部または全部を露出させる複数の第1端部面を持つ第1絶縁膜と、前記基板のディスプレイ領域に配されて、前記第1絶縁膜上に配され、前記薄膜トランジスタに電気的に連結された画素電極と、前記第1絶縁膜の複数の第1端部面のうち、一部により露出された前記電極電源供給ラインを覆うように配され、前記画素電極の一部または全部を露出させる第2絶縁膜と、前記第1絶縁膜の複数の第1端部面のうち、前記一部により露出された前記電極電源供給ラインと前記第2絶縁膜との間に介されて、前記第2絶縁膜と前記電極電源供給ラインとを接触させない補助導電層と、を備えることを特徴とする有機発光ディスプレイ装置を提供する。
本発明はまた、ディスプレイ領域を持つ基板と、前記基板のディスプレイ領域に配された薄膜トランジスタと、前記基板のディスプレイ領域の外側に配された電極電源供給ラインと、前記薄膜トランジスタを覆い、前記電極電源供給ラインの一部または全部を露出させる第1端部面を持つ第1絶縁膜と、前記基板のディスプレイ領域に配されて、前記第1絶縁膜上に配され、前記薄膜トランジスタに電気的に連結された画素電極と、前記第1絶縁膜により露出された前記電極電源供給ラインを覆うように配され、前記画素電極の一部または全部を露出させる第3絶縁膜と、前記第1絶縁膜により露出された前記電極電源供給ラインと前記第2絶縁膜との間に介されて、前記第2絶縁膜と前記電極電源供給ラインとを接触させない補助導電層と、を備えることを特徴とする有機発光ディスプレイ装置を提供する。
本発明の他の特徴によれば、前記補助導電層は、前記画素電極と同じ物質で形成されている。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第1絶縁膜は、無機物で形成されている。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記第1絶縁膜は、窒化シリコン、酸化シリコンまたは酸窒化シリコンで形成されている。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記電極電源供給ラインは、有機物との反応性が大きい物質で形成されている。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記電極電源供給ラインは、銅、銀またはアルミニウムで形成されている。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記薄膜トランジスタは、ソース電極、ドレイン電極及びゲート電極を備え、前記電極電源供給ラインは、前記ソース電極、ドレイン電極及びゲート電極のうち、少なくともいずれか一つと同じ物質で同一層に形成されている。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記電極電源供給ラインに接触し、前記基板のディスプレイ領域の上部に配された対向電極をさらに備える。
本発明の有機発光ディスプレイ装置によれば、電極電源供給ラインの損傷が防止されつつ製造の容易な有機発光ディスプレイ装置を具現できる。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明すれば、次の通りである。以下の実施形態において同じ参照番号を持つ構成要素は、特別の言及がない限り、同じ物質で形成された同じ機能を持つ。
図1は、本発明の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。
図1を参照すれば、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置は、ディスプレイ領域100を持つ基板110を備える。基板110は、ガラス材、金属材またはプラスチック材のような多様な材料で形成されたものでありうる。基板110のディスプレイ領域100には薄膜トランジスタTFT1が配されるが、薄膜トランジスタTFT1以外に、有機発光素子(図示せず)も配されうる。基板110のディスプレイ領域100の外側には、電極電源供給ライン190が配される。そして、薄膜トランジスタTFT1などの保護のために、薄膜トランジスタTFT1を覆う第1絶縁膜181が配される。この第1絶縁膜181は、電極電源供給ライン190の一部または全部を露出させる第1端部面181aを持つ。第1絶縁膜181上には、第2絶縁膜182が配される。第2絶縁膜182は、第1絶縁膜181の第1端部面181aを露出させる第2端部面182aを持って、電極電源供給ライン190と接触しない。
前記のような構造において、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置は、第2絶縁膜182が電極電源供給ライン190と接触しない。図2は、比較例による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。図2に示した比較例による有機発光ディスプレイ装置の場合、第2絶縁膜182が電極電源供給ライン190とAで表示された部分で接触する。
電極電源供給ライン190は、薄膜トランジスタTFT1のソース/ドレイン電極170及びゲート電極150のうち、少なくともいずれか一つを形成する時に同時に形成されうるが、例えば、図1及び図2では、電極電源供給ライン190が薄膜トランジスタTFT1のソース/ドレイン電極170と同時に形成されて、バッファ層120とゲート絶縁膜140との上の層間絶縁膜160上に配された構造を図示している。かかる電極電源供給ライン190は、銅、銀またはアルミニウムのように、有機物との反応性が大きい物質で形成できる。
電極電源供給ライン190は、第1絶縁膜181により露出されるが、従来には図2に示したように、第1絶縁膜181により露出された電極電源供給ライン190が第2絶縁膜182と接触していた。第1絶縁膜181は、下部の薄膜トランジスタTFT1を保護するための保護膜であり、酸化シリコン、窒化シリコンまたは酸窒化シリコンのような無機物で形成される。第2絶縁膜182は、下部の薄膜トランジスタTFT1などの構成要素による第1絶縁膜181の上面の大部分を平坦化させる平坦化膜であり、下部の屈曲にもかかわらず上面が平坦である。このような平坦化のために第2絶縁膜182は、通例的に有機物で形成されるが、例えば、アクリル、BCB(benzocyclobutene)またはフォトアクリルなどで形成される。
かかる構造において、従来には図2に示した比較例による有機発光ディスプレイ装置のように、有機物で形成された第2絶縁膜182がAと表示された部分で電極電源供給ライン190と接触していた。その結果、電極電源供給ライン190が第2絶縁膜182の有機物成分と反応して損傷し、抵抗が高くなってIRドロップが発生するか、さらには、電気的信号が伝えられないなどの問題点が発生した。例えば、電極電源供給ライン190を銅で形成してアクリルで第2絶縁膜182を形成する時、第2絶縁膜182のプリベーキング現像及びキュアリング過程で銅とアクリルとが反応して銅の表面、すなわち、電極電源供給ライン190の表面が変性される。これは、アクリルに含まれた酸素に起因した銅酸化膜などによる変性であり、これにより、電極電源供給ライン190の抵抗が高くなってIRドロップが発生するか、さらには、電気的信号が伝えられないなどの問題点が発生した。
しかし、図1に示したような本実施形態による有機発光ディスプレイ装置の場合、第1絶縁膜181が電極電源供給ライン190の一部または全部を露出させる第1端部面181aを持つが、第2絶縁膜182が第1絶縁膜181上に配される時に第2絶縁膜182が第1絶縁膜181の第1端部面181aを露出させる第2端部面182aを持ち、結果として、第2絶縁膜182を電極電源供給ライン190と接触させない。これを通じて、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置の場合、電極電源供給ライン190が有機物と反応して損傷することを効果的に防止できる。
一方、図1では、第1絶縁膜181の第1端部面181aだけではなく、第1端部面181aの近隣の第1絶縁膜181の上面も第2絶縁膜182により露出されるように図示されているが、本発明がこれに限定されるものではないということは言うまでもない。すなわち、図3に示した本発明の他の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置のように、第1絶縁膜181と第2絶縁膜182とを形成した後、第1絶縁膜181と第2絶縁膜182とを貫通して電極電源供給ライン190が露出される第1絶縁膜181と第2絶縁膜182との開口部を形成して、第1絶縁膜181の第1端部面181aと第2絶縁膜182の第2端部面182aとを一致させ、第1絶縁膜181の上面を露出させないこともできる。この場合にも、第2絶縁膜182は、第1絶縁膜181の端部面181aを露出させる第2端部面182aを持って、電極電源供給ライン190と接触しなくなる。
図4は、本発明のさらに他の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。
図4を参照すれば、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置は、ディスプレイ領域100を持つ基板110を備える。基板110は、ガラス材、金属材またはプラスチック材のような多様な材料で形成されたものでありうる。基板110のディスプレイ領域100には薄膜トランジスタTFT1が配されるが、薄膜トランジスタTFT1以外に有機発光素子200も配される。基板110のディスプレイ領域100の外側には、電極電源供給ライン190が配される。そして、薄膜トランジスタTFT1などの保護のために、薄膜トランジスタTFT1を覆う第1絶縁膜181が配される。この第1絶縁膜181は、電極電源供給ライン190の一部または全部を露出させる第1端部面181aを持つ。第1絶縁膜181上には第2絶縁膜182が配される。第2絶縁膜182は、第1絶縁膜181の第1端部面181aを露出させる第2端部面182aを持って、電極電源供給ライン190と接触しない。
図4に示した有機発光ディスプレイ装置の具体的な構造を説明すれば、次の通りである。
基板110には薄膜トランジスタが備えられているが、これは図面に示したように、ディスプレイ領域100内に配された薄膜トランジスタTFT1でもあり、必要に応じてディスプレイ領域100の外側に配された薄膜トランジスタでもありうる。基板110のディスプレイ領域100の外側には電極電源供給ライン190が配される。構成要素及び有機発光素子200などの構成をさらに詳細に説明すれば、次の通りである。
まず、基板110上にSiOなどで形成されたバッファ層120が備えられている。バッファ層120上には半導体層130が備えられるが、半導体層130は、非晶質シリコン層または多結晶質シリコン層で形成され、または有機半導体物質で形成されてもよい。図面で詳細に図示されていないが、必要に応じて半導体層130は、ドーパントでドーピングされるソース領域及びドレイン領域、チャンネル領域を備えることができる。
半導体層130の上部にはゲート電極150が備えられるが、このゲート電極150に印加される信号によってソース電極とドレイン電極170とが電気的に疎通する。ゲート電極150は、隣接層との密着性、積層される層の表面平坦性、そして加工性などを考慮して、例えば、モリブデンタングステン、銀、銅またはアルミニウムのような物質で形成できる。この時、半導体層130とゲート電極150との絶縁性を確保するために、SiOなどで形成されるゲート絶縁膜140が半導体層130とゲート電極150との間に介される。
ゲート電極150の上部には層間絶縁膜160が備えられるが、これは、酸化シリコンまたは窒化シリコンなどの物質で単層または多層で形成できる。層間絶縁膜160の上部にはソース/ドレイン電極170が形成される。ソース/ドレイン電極170は、層間絶縁膜160とゲート絶縁膜140とに形成されるコンタクトホールを通じて半導体層にそれぞれ電気的に連結される。ソース/ドレイン電極170は、導電性などを考慮して、例えば、モリブデンタングステン、銀、銅またはアルミニウムのような物質で形成できる。
ディスプレイ領域100の外側には電極電源供給ライン190が配されるが、図4では、電極電源供給ライン190が薄膜トランジスタTFT1のソース/ドレイン電極170と同一層に配されていると図示されている。すなわち、電極電源供給ライン190は、薄膜トランジスタTFT1のソース/ドレイン電極170と同時に形成されうる。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、電極電源供給ライン190は、薄膜トランジスタTFT1のゲート電極150と同一層に形成されてもよく、または薄膜トランジスタTFT1の電極との位置関係を持たずに形成されてもよい。以下では、便宜上、電極電源供給ライン190が薄膜トランジスタTFT1のソース/ドレイン電極170と同一層に配された場合について説明する。電極電源供給ライン190は、多様な物質で形成できるが、後述するように、電極電源供給ライン190は、有機発光素子200の対向電極230に電気的信号を供給するため、抵抗が低くて導電性に優れた物質を使用する。かかる物質としては、銅、銀またはアルミニウムなどを挙げることができるが、もちろん、それ以外の多様な物質を使用することもできるということは言うまでもない。かかる電極電源供給ライン190用物質は、通例的に有機物との反応性が大きい。
薄膜トランジスタTFT1の上部には、保護膜の第1絶縁膜181が備えられて、下部の薄膜トランジスタTFT1を保護する。この保護膜181は多様な物質で形成できるが、薄膜トランジスタTFT1の保護性能に優れた酸化シリコン、窒化シリコンまたは酸窒化シリコンのような無機物で形成できる。図4には単層で図示されているが、多層で形成されてもよいなど多様な変形ができるということは言うまでもない。この第1絶縁膜181は第1端部面181aを持って、電極電源供給ライン190の一部または全部を露出させる。図4には、例示的に第1絶縁膜181が電極電源供給ライン190の両側を覆うように配された構造を示している。
第1絶縁膜181上には平坦化膜の第2絶縁膜182が備えられる。すなわち、第2絶縁膜は、下部の屈曲にもかかわらず上面の大部分が平坦な平坦化膜である。かかる平坦化特性のために第2絶縁膜182は有機物で形成できるが、例えば、アクリル、BCBまたはフォトアクリルなどで形成できる。図4には、第2絶縁膜182が単一層として図示されているが、多層でもよいなど多様な変形ができるということは言うまでもない。第2絶縁膜182は、第1絶縁膜181の第1端部面181aを露出させるように第2端部面182aを持つ。その結果、図4に示したように、第2絶縁膜182は電極電源供給ライン190と接触しなくなる。
第2絶縁膜182上には、画素電極210、対向電極230及びその間に介される中間層220を持つ有機発光素子200が配される。具体的に説明すれば次の通りである。
ディスプレイ領域100で、第1絶縁膜181及び第2絶縁膜182には、薄膜トランジスタTFT1のソース/ドレイン電極170のうち、少なくともいずれか一方を露出させる開口部が形成され、この開口部を通じてソース/ドレイン電極170のうちいずれか一方と接触して、薄膜トランジスタTFT1と電気的に連結される画素電極210が第2絶縁膜182上に配される。画素電極210は、透明電極または反射型電極として備えられうるが、透明電極として使われる時にはITO、IZO、ZnOまたはInで形成されうる。反射型電極として使われる時には、Ag、Mg、Al、Pt、Pd、Au、Ni、Nd、Ir、Cr及びこれらの化合物などで形成された反射膜と、ITO、IZO、ZnOまたはInで形成された層とを持つことができる。もちろん、本発明はこれに限定されるものではなくて多様な材質で形成でき、その構造も単層または多層になりうるなど、多様な変形が可能である。
第2絶縁膜182の上部には第3絶縁膜183が配される。この第3絶縁膜183は画素定義膜であり、これは各副画素に対応する開口、すなわち、画素電極210の中央部または画素電極210全体を露出させる開口を持つことによって画素を定義する役割を行う。また、図4に示したような場合、第3絶縁膜183は、画素電極210の端部と対向電極230との間の距離を広げることによって、画素電極210の端部でアークなどが発生することを防止する役割を行う。第3絶縁膜183は第2絶縁膜182上に配されるが、図4に示したように、ディスプレイ領域100の外側にも配されうる。かかる第3絶縁膜183は、第1絶縁膜181の第1端部面181aを露出させる第3端部面183aを持つ。その結果、図4に示したように、第3絶縁膜183は電極電源供給ライン190と接触しなくなる。かかる第3絶縁膜は有機物で形成できるが、例えば、ポリイミドのような有機物で形成できる。
有機発光素子200の中間層220は、低分子または高分子物質で形成されうる。低分子物質で形成される場合、ホール注入層(HIL:Hole Injection Layer)、ホール輸送層(HTL:Hole Transport Layer)、発光層(EML:Emission Layer)、電子輸送層(ETL:Electron Transport Layer)、電子注入層(EIL:Electron Injection Layer)などが単一あるいは複合の構造で積層されて形成され、使用可能な有機材料も、銅フタロシアニン(CuPc:Copper phthalocyanine)、N,N−ジ(ナフタレン−1−イル)−N,N’−ジフェニル−ベンジジン(NPB)、トリス−8−ヒドロキシキノリンアルミニウム(Alq3)などをはじめとして多様な物質が使われうる。かかる層は、真空蒸着の方法で形成できる。
高分子物質で形成される場合には、ほぼホール輸送層(HTL)及び発光層(EML)を備えた構造を持つことができ、この時、前記ホール輸送層としてPEDOTを使用し、発光層としてPPV(Poly−Phenylenevinylene)系及びポリフルオレン系などの高分子物質を使用し、これをスクリーン印刷やインクジェット印刷方法などにより形成できる。もちろん、中間層220は必ずしもこれに限定されるものではなく、多様な構造を持つこともできるということは言うまでもない。
対向電極230は、ディスプレイ領域100の上部に配されるが、図4に示したように、ディスプレイ領域100を覆うように配されうる。この対向電極230は、ディスプレイ領域100の外側の電極電源供給ライン190に接触して、電極電源供給ライン190から電気的信号を伝達される。対向電極230は、透明電極または反射型電極として備えられうるが、透明電極として使われる時には、仕事関数の小さな金属、すなわち、Li、Ca、LiF/Ca、LiF/Al、Al、Ag、Mg及びこれらの化合物で形成された層とITO、IZO、ZnOまたはInなどの透明導電層とを持つことができる。反射型電極として使われる時には、Li、Ca、LiF/Ca、LiF/Al、Al、Ag、Mg及びこれらの化合物で形成された層でありうる。もちろん、対向電極230の構成及び材料がこれに限定されるものではなく、多様な変形ができるということは言うまでもない。
従来には、図5Aに示した比較例による有機発光ディスプレイ装置のように、有機物で形成された第2絶縁膜182がAと表示された部分で電極電源供給ライン190と接触していた。または、従来には図5Bに示したように、有機物で形成された第2絶縁膜182以外に、有機物で形成された第3絶縁膜183がBと表示された部分で電極電源供給ライン190と接触していた。その結果、従来の有機発光ディスプレイ装置は、電極電源供給ライン190が第2絶縁膜182または第3絶縁膜183の有機物成分と反応して損傷して、抵抗が高くなってIRドロップが発生するか、さらには、電気的信号が伝えられないなどの問題点が発生した。
しかし、図4に示したような本実施形態による有機発光ディスプレイ装置の場合、第1絶縁膜181が電極電源供給ライン190の一部または全部を露出させる第1端部面181aを持つが、第2絶縁膜182が第1絶縁膜181上に配されるとき、第2絶縁膜182が第1絶縁膜181の第1端部面181aを露出させる第2端部面182aを持ち、結果として、第2絶縁膜182を電極電源供給ライン190と接触させない。また、第3絶縁膜183も第1絶縁膜181の第1端部面181aを露出させる第3端部面183aを持ち、結果として、第3絶縁膜183を電極電源供給ライン190と接触させない。すなわち、電極電源供給ライン190との反応性が低い無機物で形成される保護膜である第1絶縁膜181により、第2絶縁膜182と第3絶縁膜183とが電極電源供給ライン190と接触することを防止する。これを通じて、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置の場合、電極電源供給ライン190が有機物と反応して損傷することを、製造工程を大きく変化させることなく効果的に防止できる。
図6は、本発明のさらに他の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。本実施形態による有機発光ディスプレイ装置が図4を参照して前述した実施形態による有機発光ディスプレイ装置と異なる点は、第2絶縁膜182と第3絶縁膜183との相互関係である。
図4を参照して前述した実施形態の有機発光ディスプレイ装置の場合、第3絶縁膜183の第3端部面183aが第2絶縁膜182の第2端部面182aを露出させるように配されているが、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置の場合、第2絶縁膜182の第2端部面182aが第3絶縁膜183により覆われている。しかし、この場合にも、第3絶縁膜183の第3端部面183aは、第1絶縁膜181の第1端部面181aが露出されるように配される。これを通じて、第2絶縁膜182と第3絶縁膜183とを電極電源供給ライン190と接触させない。すなわち、電極電源供給ライン190との反応性が低い無機物で形成される保護膜である第1絶縁膜181により、第2絶縁膜182と第3絶縁膜183とが電極電源供給ライン190と接触することを防止する。これを通じて、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置の場合、電極電源供給ライン190が有機物と反応して損傷することを、製造工程を大きく変化させることなく効果的に防止できる。
図7は、本発明のさらに他の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。本実施形態による有機発光ディスプレイ装置が、図6を参照して前述した実施形態による有機発光ディスプレイ装置と異なる点は、第1絶縁膜181の構造と、第1絶縁膜181と第3絶縁膜183との位置関係と、補助導電層192とをさらに備えるということである。
図7に示したように、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置の場合、第1絶縁膜181は複数の第1端部面181a、181bを備える。第2絶縁膜182は、図6を参照して前述した実施形態による有機発光ディスプレイ装置のように、第1絶縁膜181の第1端部面181a、181bを露出させる第2端部面182aを持つ。画素定義膜である第3絶縁膜183は、第1絶縁膜181の第1端部面181a、181bのうち一部の第1端部面181bを覆うが、残りの第1端部面181aは、露出させる第3端部面183aを持つ。すなわち、第3絶縁膜183は、第1絶縁膜181の複数の第1端部面181a、181bのうち一部の端部面181bにより露出された電極電源供給ライン190を覆うように配される。この時、補助導電層192は、電極電源供給ライン190と第3絶縁膜183との間に介される。すなわち、補助導電層192は、第1絶縁膜181の複数の第1端部面181a、181bのうち、前記一部の第1端部面181bにより露出された電極電源供給ライン190と第3絶縁膜183との間に介されて、第3絶縁膜183と電極電源供給ライン190とを接触させない。かかる構造を通じて、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置の場合、電極電源供給ライン190が有機物で形成されうる第2絶縁膜182及び第3絶縁膜183と接触せず、電極電源供給ライン190が有機物と反応して損傷することを効果的に防止できる。
一方、補助導電層192は、第1絶縁膜181の複数の第1端部面181a、181bのうち、前記一部の第1端部面181bにより露出された電極電源供給ライン190と接触するが、これを通じて電極電源供給ライン190の抵抗によるIRドロップを防止する効果をも得ることができる。かかる補助導電層192は、ディスプレイ領域100の画素電極210を形成すると同時に(同じ物質で)形成されるので、製造工程を大きく変化させることなく前記のような効果を得ることができる。
図8は、本発明のさらに他の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。
本実施形態による有機発光ディスプレイ装置が、図6を参照して前述した実施形態による有機発光ディスプレイ装置と異なる点は、第1絶縁膜181と第3絶縁膜183との位置関係と、補助導電層192とをさらに備えるということである。
図8に示したように、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置は、図6を参照して前述した実施形態による有機発光ディスプレイ装置と類似して、第2絶縁膜182が第1絶縁膜181の第1端部面181aを露出させる第2端部面182aを持つ。しかし、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置は、図6を参照して前述した有機発光ディスプレイ装置とは異なって、画素定義膜である第3絶縁膜183が第1絶縁膜181により露出された電極電源供給ライン190を覆うように配される。この時、補助導電層192は、電極電源供給ライン190と第3絶縁膜183との間に介される。すなわち、補助導電層192は、第1絶縁膜181と第2絶縁膜182とにより露出された電極電源供給ライン190と第3絶縁膜183との間に介されて、第3絶縁膜183と電極電源供給ライン190とを接触させない。かかる構造を通じて本実施形態による有機発光ディスプレイ装置の場合、電極電源供給ライン190が有機物で形成されうる第2絶縁膜182及び第3絶縁膜183と接触せず、電極電源供給ライン190が有機物と反応して損傷することを効果的に防止できる。
補助導電層192は、第1絶縁膜181及び第2絶縁膜182により露出された電極電源供給ライン190と接触するが、これを通じて電極電源供給ライン190の抵抗によるIRドロップを防止する効果をも得ることができる。かかる補助導電層192は、ディスプレイ領域100の画素電極210を形成すると同時に(同じ物質で)形成されるので、製造工程を大きく変化させることなく前記のような効果を得ることができる。一方、第3絶縁膜183は、補助導電層192の一部を露出させる第3端部面183aを持ち、これを通じて対向電極230が補助導電層192と電気的に連結される。結局、対向電極230は、補助導電層192を通じて電極電源供給ライン190に電気的に連結されて、電極電源供給ライン190から電気的信号を受ける。
図9は、本発明のさらに他の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。
本実施形態による有機発光ディスプレイ装置が、図4を参照して前述した有機発光ディスプレイ装置と異なる点は絶縁膜である。すなわち、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置の場合、保護膜である第1絶縁膜181が、薄膜トランジスタTFT1を保護する保護膜の役割以外に、下部の屈曲にもかかわらず上面の大部分が平坦な平坦化膜の役割まで行う。この第1絶縁膜181は、電極電源供給ライン190の一部または全部を露出させる第1端部面181aを持つ。また、電極電源供給ライン190が第1絶縁膜181と接触しても、電極電源供給ライン190が損傷しないように酸化シリコン、窒化シリコンまたは酸窒化シリコンのような絶縁性無機物で形成される。一方、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置の場合、第2絶縁膜182は画素定義膜の役割を行う。この場合、第2絶縁膜182は有機物で形成できるが、例えば、ポリイミドのような有機物等で形成できる。第2絶縁膜182は、第1絶縁膜181の第1端部面181aを露出させる第2端部面182aを持つことによって、電極電源供給ライン190と接触しない。そして、対向電極230は、第1絶縁膜181及び第2絶縁膜182の第1端部面181a及び第2端部面182aを通じて露出された電極電源供給ライン190と接触して、電極電源供給ライン190からの電気的信号を受ける。
このように第1絶縁膜181が保護膜と平坦化膜との役割をいずれも行い、第2絶縁膜182が画素定義膜の役割を行う場合にも、有機物で形成できる第2絶縁膜182を電極電源供給ラインと接触させないことで、電極電源供給ライン190が有機物と反応して損傷することを効果的に防止できる。
図10は、本発明のさらに他の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。
本実施形態による有機発光ディスプレイ装置が、図7を参照して前述した有機発光ディスプレイ装置と異なる点は絶縁膜である。すなわち、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置の場合、保護膜である第1絶縁膜181が薄膜トランジスタTFT1を保護する保護膜の役割以外に、下部の屈曲にもかかわらず上面の大部分が平坦な平坦化膜の役割まで行う。この第1絶縁膜181は、電極電源供給ライン190の一部または全部を露出させる複数の第1端部面181a、181bを持つ。また、電極電源供給ライン190が第1絶縁膜181と接触しても、電極電源供給ライン190が損傷しないように、酸化シリコン、窒化シリコンまたは酸窒化シリコンのような絶縁性無機物で形成する。一方、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置の場合、第2絶縁膜182は画素定義膜の役割を行う。この場合、第2絶縁膜182は有機物で形成できるが、例えば、ポリイミドのような有機物で形成できる。第2絶縁膜182は、第1絶縁膜181の複数の第1端部面181a、181bのうち、一部の第1端部面181bにより露出された電極電源供給ライン190を覆うように配される。この時、補助導電層192は、第1絶縁膜181の複数の第1端部面181a、181bのうち、前記一部の第1端部面181bにより露出された電極電源供給ライン190と第2絶縁膜182との間に介されて、第2絶縁膜182と電極電源供給ライン190とを接触させない。そして、対向電極230は、第1絶縁膜181の残りの第1端部面181aと第2絶縁膜182の第2端部面182aとを通じて露出された電極電源供給ライン190と接触して、電極電源供給ライン190からの電気的信号を受ける。
このように、第1絶縁膜181が保護膜と平坦化膜との役割をいずれも行い、第2絶縁膜182が画素定義膜の役割を行う場合にも、有機物で形成できる第2絶縁膜182を電極電源供給ラインと接触させないことで、電極電源供給ライン190が有機物と反応して損傷することを効果的に防止できる。
前記構造において、補助導電層192は、第1絶縁膜181の複数の第1端部面181a、181bのうち、前記一部の第1端部面181bにより露出された電極電源供給ライン190と接触するが、これを通じて、電極電源供給ライン190の抵抗によるIRドロップを防止する効果をも得ることができる。かかる補助導電層192は、ディスプレイ領域100の画素電極210を形成すると同時に(同じ物質で)形成されるので、製造工程を大きく変化させることなく前記のような効果を得ることができる。
一方、図10には、保護膜である第1絶縁膜181が、薄膜トランジスタTFT1を保護する保護膜の役割以外に、下部の屈曲にもかかわらず上面の大部分が平坦な平坦化膜の役割まで行うと示しているが、第1絶縁膜181の上面が平坦でない場合にも本発明が適用されうるということは言うまでもない。
図11は、本発明のさらに他の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。
本実施形態による有機発光ディスプレイ装置が、図8を参照して前述した有機発光ディスプレイ装置と異なる点は、絶縁膜である。すなわち、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置の場合、保護膜である第1絶縁膜181が、薄膜トランジスタTFT1を保護する保護膜の役割以外に、下部の屈曲にもかかわらず上面の大部分が平坦な平坦化膜の役割まで行う。この第1絶縁膜181は、電極電源供給ライン190の一部または全部を露出させる第1端部面181aを持つ。また、電極電源供給ライン190が第1絶縁膜181と接触しても電極電源供給ライン190が損傷しないように、酸化シリコン、窒化シリコンまたは酸窒化シリコンのような絶縁性無機物で形成される。一方、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置の場合、第2絶縁膜182は画素定義膜の役割を行う。この場合、第2絶縁膜182は有機物で形成できるが、例えば、ポリイミドのような有機物などで形成できる。第2絶縁膜182は、第1絶縁膜181により露出された電極電源供給ライン190を覆うように配される。この時、補助導電層192は、電極電源供給ライン190と第2絶縁膜182との間に介される。すなわち、補助導電層192は、第1絶縁膜181により露出された電極電源供給ライン190と第2絶縁膜182との間に介されて、第2絶縁膜182と電極電源供給ライン190とを接触させない。かかる構造を通じて、本実施形態による有機発光ディスプレイ装置の場合、電極電源供給ライン190が有機物で形成される第2絶縁膜182と接触せず、電極電源供給ライン190が有機物と反応して損傷することを効果的に防止できる。
補助導電層192は、第1絶縁膜181により露出された電極電源供給ライン190と接触するが、これを通じて、電極電源供給ライン190の抵抗によるIRドロップを防止する効果をも得ることができる。かかる補助導電層192は、ディスプレイ領域100の画素電極210を形成すると同時に(同じ物質で)形成されるので、製造工程を大きく変化させることなく前記のような効果を得ることができる。一方、第2絶縁膜182は、補助導電層192の一部を露出させる第2端部面182aを持ち、これを通じて対向電極230が補助導電層192と電気的に連結される。結局、対向電極230は、補助導電層192を通じて電極電源供給ライン190に電気的に連結されて、電極電源供給ライン190から電気的信号を受ける。
一方、図11では、保護膜である第1絶縁膜181が、薄膜トランジスタTFT1を保護する保護膜の役割以外に、下部の屈曲にもかかわらず上面の大部分が平坦な平坦化膜の役割まで行うと示しているが、第1絶縁膜181の上面が平坦でない場合にも本発明が適用されうるということは言うまでもない。
本発明は、図面に図示された実施形態を参考までに説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これより多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるという点を理解できるであろう。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は特許請求範囲の技術的思想によって定められねばならない。
本発明は、ディスプレイ装置関連の技術分野に好適に用いられる。
本発明の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。 比較例による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。 本発明の他の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。 本発明のさらに他の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。 比較例による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。 比較例による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。 本発明のさらに他の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。 本発明のさらに他の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。 本発明のさらに他の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。 本発明のさらに他の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。 本発明のさらに他の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。 本発明のさらに他の一実施形態による有機発光ディスプレイ装置の一部を概略的に示す断面図である。
符号の説明
100 ディスプレイ領域
110 基板
120 バッファ層
130 半導体層
140 ゲート絶縁膜
150 ゲート電極
160 層間絶縁膜
170 ソース/ドレイン電極
181 保護膜
182 平坦化膜
183 画素定義膜
190 電極電源供給ライン
200 有機発光素子
210 画素電極
220 中間層
230 対向電極
300 密封部材

Claims (37)

  1. ディスプレイ領域を持つ基板と、
    前記基板のディスプレイ領域に配された薄膜トランジスタと、
    前記基板のディスプレイ領域の外側に配された電極電源供給ラインと、
    前記薄膜トランジスタを覆い、前記電極電源供給ラインの一部または全部を露出させる第1端部面を持つ第1絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜上に配され、前記第1絶縁膜の第1端部面を露出させる第2端部面を持ち、前記電極電源供給ラインと接触しない第2絶縁膜と、を備えることを特徴とする有機発光ディスプレイ装置。
  2. 前記第1絶縁膜は、保護膜であることを特徴とする請求項1に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  3. 前記第2絶縁膜は、下部の屈曲にもかかわらず上面が平坦な平坦化膜であることを特徴とする請求項1に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  4. 前記基板のディスプレイ領域に配され、前記第2絶縁膜上に配され、前記薄膜トランジスタに電気的に連結された画素電極と、
    前記第2絶縁膜上に配され、前記第1絶縁膜の第1端部面を露出させる第3端部面を持って前記電極電源供給ラインと接触せず、前記画素電極の一部または全部を露出させる第3絶縁膜と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  5. 前記第1絶縁膜は、複数の第1端部面を備え、
    前記有機発光ディスプレイ装置は、
    前記基板のディスプレイ領域に配され、前記第2絶縁膜上に配され、前記薄膜トランジスタに電気的に連結された画素電極と、
    前記第1絶縁膜の複数の第1端部面のうち一部により露出された前記電極電源供給ラインを覆うように配され、前記画素電極の一部または全部を露出させる第3絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜の複数の第1端部面のうち、前記一部により露出された前記電極電源供給ラインと前記第3絶縁膜との間に介されて、前記第3絶縁膜と前記電極電源供給ラインとを接触させない補助導電層と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  6. 前記補助導電層は、前記画素電極と同じ物質で形成されたことを特徴とする請求項5に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  7. 前記基板のディスプレイ領域に配され、前記第2絶縁膜上に配され、前記薄膜トランジスタに電気的に連結された画素電極と、
    前記第1絶縁膜により露出された前記電極電源供給ラインを覆うように配され、前記画素電極の一部または全部を露出させる第3絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜により露出された前記電極電源供給ラインと前記第3絶縁膜との間に介されて、前記第3絶縁膜と前記電極電源供給ラインとを接触させない補助導電層と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  8. 前記補助導電層は、前記画素電極と同じ物質で形成されたことを特徴とする請求項7に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  9. 前記第2絶縁膜は、有機物で形成されたことを特徴とする請求項1に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  10. 前記第2絶縁膜は、アクリル、BCBまたはフォトアクリルで形成されたことを特徴とする請求項1に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  11. 前記第3絶縁膜は、有機物で形成されたことを特徴とする請求項4に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  12. 前記第3絶縁膜は、ポリイミドで形成されたことを特徴とする請求項4に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  13. 前記基板のディスプレイ領域に配され、前記第1絶縁膜上に配され、前記薄膜トランジスタに電気的に連結された画素電極をさらに備え、
    前記第2絶縁膜は、前記画素電極の一部または全部を露出させる画素定義膜であることを特徴とする請求項1に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  14. 前記第2絶縁膜は、有機物で形成されたことを特徴とする請求項13に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  15. 前記第2絶縁膜は、ポリイミドで形成されたことを特徴とする請求項13に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  16. 前記第1絶縁膜は、無機物で形成されたことを特徴とする請求項1に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  17. 前記第1絶縁膜は、窒化シリコン、酸化シリコンまたは酸窒化シリコンで形成されたことを特徴とする請求項16に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  18. 前記電極電源供給ラインは、有機物との反応性が大きい物質で形成されたことを特徴とする請求項1に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  19. 前記電極電源供給ラインは、銅、銀またはアルミニウムで形成されたことを特徴とする請求項1に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  20. 前記薄膜トランジスタは、ソース電極、ドレイン電極及びゲート電極を備え、前記電極電源供給ラインは、前記ソース電極、ドレイン電極及びゲート電極のうち、少なくともいずれか一つと同じ物質で同一層に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  21. 前記電極電源供給ラインに接触し、前記基板のディスプレイ領域の上部に配された対向電極をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  22. ディスプレイ領域を持つ基板と、
    前記基板のディスプレイ領域に配された薄膜トランジスタと、
    前記基板のディスプレイ領域の外側に配された電極電源供給ラインと、
    前記薄膜トランジスタを覆い、前記電極電源供給ラインの一部または全部を露出させる複数の第1端部面を持つ第1絶縁膜と、
    前記基板のディスプレイ領域に配され、前記第1絶縁膜上に配され、前記薄膜トランジスタに電気的に連結された画素電極と、
    前記第1絶縁膜の複数の第1端部面のうち、一部により露出された前記電極電源供給ラインを覆うように配され、前記画素電極の一部または全部を露出させる第2絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜の複数の第1端部面のうち、前記一部により露出された前記電極電源供給ラインと前記第2絶縁膜との間に介されて、前記第2絶縁膜と前記電極電源供給ラインとを接触させない補助導電層と、を備えることを特徴とする有機発光ディスプレイ装置。
  23. 前記補助導電層は、前記画素電極と同じ物質で形成されたことを特徴とする請求項22に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  24. 前記第1絶縁膜は、無機物で形成されたことを特徴とする請求項22に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  25. 前記第1絶縁膜は、窒化シリコン、酸化シリコンまたは酸窒化シリコンで形成されたことを特徴とする請求項24に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  26. 前記電極電源供給ラインは、有機物との反応性が大きい物質で形成されたことを特徴とする請求項22に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  27. 前記電極電源供給ラインは、銅、銀またはアルミニウムで形成されたことを特徴とする請求項22に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  28. 前記薄膜トランジスタは、ソース電極、ドレイン電極及びゲート電極を備え、前記電極電源供給ラインは、前記ソース電極、ドレイン電極及びゲート電極のうち、少なくともいずれか一つと同じ物質で同一層に形成されたことを特徴とする請求項22に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  29. 前記電極電源供給ラインに接触し、前記基板のディスプレイ領域の上部に配された対向電極をさらに備えることを特徴とする請求項22に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  30. ディスプレイ領域を持つ基板と、
    前記基板のディスプレイ領域に配された薄膜トランジスタと、
    前記基板のディスプレイ領域の外側に配された電極電源供給ラインと、
    前記薄膜トランジスタを覆い、前記電極電源供給ラインの一部または全部を露出させる第1端部面を持つ第1絶縁膜と、
    前記基板のディスプレイ領域に配され、前記第1絶縁膜上に配され、前記薄膜トランジスタに電気的に連結された画素電極と、
    前記第1絶縁膜により露出された前記電極電源供給ラインを覆うように配され、前記画素電極の一部または全部を露出させる第3絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜により露出された前記電極電源供給ラインと前記第2絶縁膜との間に介されて、前記第2絶縁膜と前記電極電源供給ラインとを接触させない補助導電層と、を備えることを特徴とする有機発光ディスプレイ装置。
  31. 前記補助導電層は、前記画素電極と同じ物質で形成されたことを特徴とする請求項30に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  32. 前記第1絶縁膜は、無機物で形成されたことを特徴とする請求項30に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  33. 前記第1絶縁膜は、窒化シリコン、酸化シリコンまたは酸窒化シリコンで形成されたことを特徴とする請求項32に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  34. 前記電極電源供給ラインは、有機物との反応性が大きい物質で形成されたことを特徴とする請求項30に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  35. 前記電極電源供給ラインは、銅、銀またはアルミニウムで形成されたことを特徴とする請求項30に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  36. 前記薄膜トランジスタは、ソース電極、ドレイン電極及びゲート電極を備え、前記電極電源供給ラインは、前記ソース電極、ドレイン電極及びゲート電極のうち、少なくともいずれか一つと同じ物質で同一層に形成されたことを特徴とする請求項30に記載の有機発光ディスプレイ装置。
  37. 前記電極電源供給ラインに接触し、前記基板のディスプレイ領域の上部に配された対向電極をさらに備えることを特徴とする請求項30に記載の有機発光ディスプレイ装置。
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