JP2009059584A - 有機el素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属からなる陰極を用いた有機EL素子であって、陰極側から発光が取り出される有機EL素子を提供する。
【解決手段】本発明は、基板と、陽極層と、第1の有機発光材料を含有する第1有機層と、金属からなる陰極層と、前記第1の有機発光材料からの発光の少なくとも一部を吸収することにより発光し得る第2の有機発光材料を含有する第2有機層と、をこの順で含む有機EL素子である。陰極層は、Agからなる層を含むことが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、有機EL素子に関し、より詳しくは、プラズモン共鳴現象を利用したトップエミッション型有機EL素子に関する。蛍光体を含有する波長変換部を備える半導体発光装置および画像表示装置に関する。
有機EL素子は、次世代表示デバイスとして活発に研究開発が行なわれており、一部実用化されはじめている。有機EL素子は、大きく分けてトップエミッション型とボトムエミッション型に分類される。トップエミッション型は、光を基板の反対側から取り出すタイプの有機EL素子であり、ボトムエミッション型有機EL素子においては、光は、基板側から取り出される。
トップエミッション型有機EL素子では、光を基板の反対側から取り出すために、通常、基板側の電極を反射電極とし、基板とは反対側の電極を透明電極とする(たとえば、特許文献1)。一方、ボトムエミッション型有機EL素子では、光を基板側から取り出すために、通常、基板側の電極を透明電極とし、基板とは反対側の電極を反射電極とする。ボトムエミッション型有機EL素子における、基板とは反対側の電極(陰極)としては、通常金属からなる不透明電極が用いられる。
したがって、ボトムエミッション型有機EL素子においては、陰極に不透明な金属を用いるため、陰極側から光を取り出すことは困難であると考えられてきた。
ところで、非特許文献1には、金属薄膜表面の表面プラズモンを介して、有機色素分子間でエネルギー移動が生じることが記載されている。

特開2006−4721号公報 P.Andrew and W.L.Barnes.Science 306,1002(2004)
本発明の目的は、金属からなる陰極を用いた有機EL素子であって、陰極側から発光が取り出される有機EL素子を提供することである。
本発明は、基板と、陽極層と、第1の有機発光材料を含有する第1有機層と、金属からなる陰極層と、前記第1の有機発光材料からの発光の少なくとも一部を吸収することにより発光し得る第2の有機発光材料を含有する第2有機層と、をこの順で含む有機EL素子を提供する。
ここで、陰極層は、Agからなる層を含むことが好ましく、Ca、MgAuまたはMgAgからなる層と、Agからなる層との積層構造を有していてもよい。陰極層の厚さは、40〜120nmであることが好ましい。
陽極層は、透明電極からなってもよいし、あるいは反射電極からなってもよい。本発明の有機EL素子において、第2有機層側から取り出される光のピーク波長は、基板側から取り出される光のピーク波長以上である。
本発明によれば、金属からなる陰極側から発光が取り出される、画期的なトップエミッション型有機EL素子が提供される。
以下、本発明について詳細に説明する。図1は、本発明の有機EL素子の好ましい一例を示す概略断面図である。図1に示す有機EL素子は、基板101、陽極層102、正孔輸送層103、発光・電子輸送層である第1有機層104、陰極層105および第2有機層106をこの順に積層させてなる。すなわち、本発明の有機EL素子は、第1有機層と第2有機層とにより陰極層を挟持する構造を含む。
発光・電子輸送層である第1有機層104は、第1の有機発光材料を含有する。また、第2有機層106は、第1の有機発光材料からの発光の少なくとも一部を吸収することにより発光し得る第2の有機発光材料を含有する。本発明では、当該第1の有機発光材料(ドナー)から第2の有機発光材料(アクセプター)へ、陰極層105表面の表面プラズモンを介して長距離エネルギー移動が生じることにより、第2有機層106からの発光が観測される。ここで、表面プラズモンを介したエネルギー移動は、フェルスター型エネルギー移動の臨界距離を越える場合にも起こるため、陰極層105の厚さは、当該フェルスター移動距離以上とすることができる。以下、各層について詳細に説明する。
第1有機層104に用いられる第1の有機発光材料(ドナー)は、有機EL素子に用いられる従来公知の有機発光材料であってよい。このような有機発光材料としては、たとえば、トリス(8−ヒドロキシキノリン)アルミニウム(以下、Alq3ということがある。)、4,4’−ビス(2,2−ジフェニルビニル)ビフェニル(DPVBi)、4,4’−ビス[2,{4−(N,N−ジフェニルアミノ)フェニル}ビニル]ビフェニル(DPAVBi)、Ir(ppy)3、CBPなどを挙げることができる。第1有機層104の層厚は特に制限されず、有機EL素子において通常採用され得る層厚(たとえば10〜100nm程度、好ましくは10〜50nm程度)を採用することができるが、当該第1有機層の層厚が第2有機層からの発光の強度に影響を及ぼすことがある。したがって、第1有機層の層厚は、第2有機層からの発光(陰極層側からの発光)の強度が大きくなるように、第1および第2の有機発光材料の種類等に応じて調整することが好ましい。
また、該第1の有機発光材料が発する光の少なくとも一部を吸収して発光し得る第2の有機発光材料(アクセプター)としては、たとえば、4−(ジシアノメチレン)−2−メチル−6−(p−ジメチルアミノスチリル)−4H−ピラン(以下、DCMということがある。)、ローダミン6G、DCM2、DCJTB、Btp2Ir(acac)、PQ2Ir(acac)などが例示される。第2有機層106の層厚は特に制限されず、たとえば10〜100nm程度とすることができる。なお、第1有機層および第2有機層において、第1および第2の有機発光材料は、それぞれホスト材料中に含有されるドーパントとして存在していてもよい。
陰極層105には、該陰極層表面に局在する表面プラズモンと第1有機層104から発せられる光とのカップリングにより、表面プラズモン共鳴が生じ得る金属が用いられる。このような金属としては、Ag、Au、Alなどを挙げることができる。陰極層105は、AgまたはAuなどからなる層のみから構成されていてもよいし、異なる金属を用いた2層以上の積層構造からなっていてもよい。積層構造の具体例としては、Ca層/Ag層、MgAg層/Ag層、MgAu層/Ag層、LiF層/Ag層などを挙げることができる。これら例示された積層構造において、Ca層、MgAg層等の第1有機層104とAg層との間に設けられる層は、第1有機層104と陰極層105との界面における表面形状(表面粗さ等)を変化させ、これにより第2有機層106からの発光の強度を向上させ得る。
陰極層105の層厚は、特に制限されないが、5〜200nm程度とすることができる。陰極層105の層厚は、第2有機層106からの発光の強度に影響を及ぼす。したがって、該発光強度の観点からは、陰極層105の層厚は、40nm以上120nm以下であることが好ましい。
なお、陽極層102と陰極層105との間には、正孔注入層、正孔輸送層、電子注入層等が別途設けられてもよい。また、上記実施形態においては、第1有機層が発光・電子輸送層である例を示したが、発光層と電子輸送層とは別の層であってもよく、この場合、第1有機層とは、発光層を示す。
陽極層102は、ITO(インジウム−スズ酸化物)、IZO(インジウム−亜鉛酸化物)、ZnO(酸化亜鉛)等の透明電極とすることができる。層厚は特に限定されないが、たとえば30〜150nm程度である。陽極層を透明電極とすることにより、基板側と第2有機層側との両方から光が取り出される有機EL素子を得ることができる。一方、陽極層102を、たとえばAl、Ag、MgAu等の不透明金属からなる電極とした場合には、第2有機層側のみから発光する有機EL素子を得ることが可能である。あるいは、陽極層を透明電極とし、陽極層と基板との間に金属からなる反射層を設けることによっても、第2有機層側のみから発光する有機EL素子を得ることが可能である。
基板101としては、特に限定されず、ガラス基板、プラスチック基板等の透明基板、Si、SiO2、TiO2、SiO2/TiO2誘電体多層基板等の不透明基板を用いることができる。陽極側からも光を取り出す場合には、透明基板が用いられる。
本発明の有機EL素子によれば、陽極層に透明電極を用いることにより、第1有機層からの発光を陽極層側(基板側)から取り出すことができるとともに、表面プラズモンを介したエネルギー移動により、第2有機層側(陰極側)からも光が取り出される。第2有機層からの発光のピーク波長は、陽極側から取り出される第1有機層からの発光ピーク波長と同じか、またはそれより長い。すなわち、本発明の有機EL素子によれば、陽極側から取り出される光とは異なる波長の光を陰極側から取り出すことができる。また、従来、金属からなる陰極を用いたボトムエミッション型有機EL素子においては、陰極での光吸収やプラズモン吸収による光損失が問題となっていたが、本発明の有機EL素子では、陰極に吸収されていた光の少なくとも一部が第2有機層からの発光に寄与することとなるため、第1有機層からの光をより有効に利用することができる。
以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<実施例1>
ITO電極(層厚110nm)が製膜されたガラス基板上に、真空蒸着法により、正孔輸送層としてのα−NPD(4,4’−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニル−アミノ]ビフェニル)を50nm、発光・電子輸送層(第1有機層)としてのAlq3を30nm蒸着し、その後、陰極層としてのAg電極80nmを製膜した。ついで、第2有機層として、1mol%−DCM/Alq3層を80nm蒸着し、図1に示される構造を有する有機EL素子を作製した。図2に、Alq3の発光スペクトル、DCMの発光スペクトルおよびDCMの吸収スペクトルを示す(強度は規格化されている)。
図3は、電流密度100mA/cm2における陽極側および陰極側からの発光のELスペクトルを示す。EL強度は、最大値が1となるようにそれぞれ規格化されている。図3に示されるように、陽極側からはAlq3のみの発光(ピーク波長520nm)が観測され、一方、陰極側からはDCMからの発光(ピーク波長610nm)が観測された。
<実施例2>
陰極層(Ag層)の層厚を、40、60、65、70、90、100、120nmとしたこと以外は実施例1と同様にして有機EL素子を作製し、陰極側(第2有機層側)からの発光のELスペクトルを測定した(電流密度100mA/cm2)。結果を図4に示す(各ELスペクトルは520nmで規格化されている)。また図5は、陰極層の厚さと、陰極側からの発光におけるAlq3からの発光の強度に対するDCMからの発光の強度の比との関係を示す図である。図4および5に示されるように、DCMからの発光は、陰極層の厚さが80〜90nmのときに最大となることがわかる。
<実施例3>
発光・電子輸送層(第1有機層)の層厚を、20、50、60nmとしたこと以外は実施例1と同様にして有機EL素子を作製し、陰極側(第2有機層側)からの発光のELスペクトルを測定した(電流密度100mA/cm2)。結果を図6に示す(各ELスペクトルは520nmで規格化されている)。図6に示されるように、DCMからの発光は、Alq3層の厚さが30nmのときに最大となることがわかる。
<実施例4>
陰極層を、それぞれCa(5nm)/Ag(75nm)、MgAg(5nm)/Ag(75nm)、MgAu(5nm)/Ag(75nm)、LiF(0.5nm)/Al(80nm)およびMgAg(5nm)/IZO(40nm)の積層構造としたこと以外は実施例1と同様にして有機EL素子を作製し、陰極側(第2有機層側)からの発光のELスペクトルを測定した(電流密度100mA/cm2)。結果を図7に示す(各ELスペクトルは520nmで規格化されている)。図7に示されるように、Ca(5nm)/Ag(75nm)およびMgAg(5nm)/Ag(75nm)からなる陰極層を用いた場合には、実施例1におけるAg単層(80nm)の場合と比較して、陰極側からの発光のEL強度が増大することがわかった。Ca(5nm)/Ag(75nm)およびMgAg(5nm)/Ag(75nm)からなる陰極層を用いた有機EL素子における、陰極側から観測される最大外部量子効率は、それぞれおよそ0.05%、0.02%であった。また、陰極層をLiF/AlやMgAg/IZOとした場合には、DCMからの発光は弱く、Agが表面プラズモンを介した長距離エネルギー移動に対して有用な金属であることがわかる。Ca/AgおよびMgAg/Agからなる陰極層を用いた場合に、陰極側からの発光のEL強度が向上するのは、発光・電子輸送層(Alq3層)−陰極層界面における、表面凹凸周期が大きくなるが、これにより、表面プラズモン共鳴が促進されたことが一因であると考えられる。
<実施例5>
陰極層をMgAg(5nm)/Ag(75nm)とし、陽極層をAl(80nm)/MoO3(10nm)(基板側がAl層である)とし、基板をSi/SiO2基板としたこと以外は実施例1と同様にして有機EL素子を作製し、陰極側(第2有機層側)からの発光のELスペクトルを測定した(電流密度100mA/cm2)。結果を図8に示す。比較のため、第2有機層を有しない有機EL素子における陰極側からの発光のELスペクトルをともに示す。図8に示されるように、第2有機層を有する有機EL素子においては、弱いながらもDCMからの発光が観測されている。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の有機EL素子の好ましい一例を示す概略断面図である。 Alq3の発光スペクトル、DCMの発光スペクトルおよびDCMの吸収スペクトルである。 実施例1の有機EL素子における陽極側および陰極側からの発光のELスペクトルである。 陰極層の厚さを変化させたときの陰極側からの発光のELスペクトルの変化を示す図である。 陰極層の厚さと、陰極側からの発光におけるAlq3からの発光の強度に対するDCMからの発光の強度の比との関係を示す図である。 発光・電子輸送層の厚さを変化させたときの陰極側からの発光のELスペクトルの変化を示す図である。 陰極層の種類を変化させたときの陰極側からの発光のELスペクトルの変化を示す図である。 実施例5の有機EL素子における、陰極側からの発光のELスペクトルである。
符号の説明
101 基板、102 陽極層、103 正孔輸送層、104 第1有機層、105 陰極層、106 第2有機層。

Claims (7)

  1. 基板と、
    陽極層と、
    第1の有機発光材料を含有する第1有機層と、
    金属からなる陰極層と、
    前記第1の有機発光材料からの発光の少なくとも一部を吸収することにより発光し得る第2の有機発光材料を含有する第2有機層と、
    をこの順で含む有機EL素子。
  2. 前記陰極層は、Agからなる層を含む請求項1に記載の有機EL素子。
  3. 前記陰極層は、Ca、MgAuまたはMgAgからなる層と、Agからなる層との積層構造を有する請求項2に記載の有機EL素子。
  4. 前記陰極層の厚さは、40〜120nmである請求項1〜3のいずれかに記載の有機EL素子。
  5. 前記陽極層は、透明電極からなる請求項1〜4のいずれかに記載の有機EL素子。
  6. 前記陽極層は、反射電極からなる請求項1〜4のいずれかに記載の有機EL素子。
  7. 前記第2有機層側から取り出される光のピーク波長は、前記基板側から取り出される光のピーク波長以上である、請求項1〜5のいずれかに記載の有機EL素子。
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