JP2009059570A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ガス漏れ検知のために燃料を無駄に消費することのない燃料電池システムを提供する。
【解決手段】アノード経路(配管25b〜25e)内の掃気中に、先にエア排出弁44を閉じ、所定時間経過後にエア導入弁42を閉じて、アノード経路内の圧力を高めた状態で密閉する。そして、所定時間経過後のアノード経路内の圧力を検出して、圧力が所定値以下に低下していればガス漏れが発生していると判断する。なお、エア排出弁44を閉じてからエア導入弁42を閉じるまでの間に、エアポンプ31からのエアの供給量を通常の掃気よりも増加させてもよく、また背圧弁32の開度を変更して、エアポンプ31からアノード経路に供給されるエアの流量を増加させるようにしてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、アノード系のガス漏れを検出することができる燃料電池システムに関する。
燃料電池システムでは、水素が燃料電池のアノードに供給され、空気が燃料電池のカソードに供給されることで、水素と空気中の酸素との電気化学反応により発電が行なわれる。この種の燃料電池システムでは、燃料電池に対して水素を給排するアノード経路からの水素漏れを検出する手段を備えることが一般的に行なわれている。例えば、アノード経路におけるガス漏れ検出手段として、アノード経路内に水素を供給してアノード経路内を加圧した状態で密閉して、その後の圧力の推移を監視することでアノード経路のガス漏れ検出を行なう手法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2007−134200号公報(段落0032〜0035、図1)
しかしながら、特許文献1に記載のような従来の燃料電池システムでは、アノード経路のガス漏れ検出を行なうために水素(アノードガス)を使用しなければならなかった。このため、燃料電池の発電停止時にアノード経路のガス漏れ検出を行なう場合には、水素漏れ検出のために水素を無駄に使用しなくてはならないという問題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、ガス漏れ検知のために燃料を無駄に消費することのない燃料電池システムを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、カソードガスとアノードガスとが供給されて発電する燃料電池と、前記燃料電池に対してアノードガスを供給および排出するアノード経路と、前記燃料電池に対してカソードガスを供給および排出するカソード経路と、前記アノード経路内の圧力を検出する圧力検出手段と、前記検出された圧力の推移により前記アノード経路のガス漏れを検出するアノード経路ガス漏れ検出手段と、を有する燃料電池システムであって、前記カソード経路にカソードガスを供給するカソードガス供給手段と、前記燃料電池の上流側のアノード経路と前記燃料電池の上流側のカソード経路とを繋ぎ、前記アノード経路内に前記カソードガス供給手段からカソードガスを供給する、カソードガス導入弁を備えた第1バイパス経路と、前記燃料電池の下流側のアノード経路と前記燃料電池の下流側のカソード経路とを繋ぎ、前記アノード経路内に供給された前記カソードガスを排出する、カソードガス排出弁を備えた第2バイパス経路と、前記第1バイパス経路および前記第2バイパス経路を通ってカソードガスにより前記アノード経路内の掃気を行なう掃気手段と、をさらに有し、前記掃気手段による前記アノード経路内の掃気中に、前記カソードガス排出弁、前記カソードガス導入弁の順に閉弁制御を行なった後、前記アノード経路ガス漏れ検出手段により前記アノード経路のガス漏れを検出することを特徴とする。
これによれば、アノード経路の掃気に利用したカソードガス(例えば、空気)をそのまま利用できるため、アノード経路内のガス漏れ検知のためにアノードガスを無駄に消費することがない。また、アノード掃気中に行なうことにより、ガス漏れ検知のために別途カソードガス供給手段を駆動しなくてよいため、カソードガス供給による騒音を低減できる。また、アノード掃気中に行なうことにより、ガス漏れ検知のためにカソードガス供給手段を再起動しなくてよいため、カソードガス供給手段による電力消費を削減できる。
請求項2に係る発明は、前記カソードガス供給手段からのカソードガスの供給量を前記掃気時よりも増加させた状態で、前記カソードガス排出弁、前記カソードガス導入弁の順に閉弁制御を行なうことを特徴とする。
これによれば、カソードガス供給手段からのカソードガスの供給量を増加させることにより、アノード経路内の圧力がさらに上昇するため、圧力推移が顕著になり、ガス漏れ検出が正確に行なえるようになる。また、カソードガスの供給量を増加させることにより、カソードガス排出弁を次回開いたときに、高圧から低圧への圧力変動が大きくなるので、アノード経路内の結露水などが排出され易くなる。
請求項3に係る発明は、前記燃料電池と前記第2バイパス経路との間のカソード経路に、カソードガスの圧力を制御するカソードガス圧力制御手段を有し、前記カソードガス圧力制御手段を、カソードガスの圧力の圧力損失が増加する方向へ制御することにより、前記アノード経路内に前記カソードガス供給手段から供給されるカソードガスの流量を増加させることを特徴とする。
これによれば、アノード経路とカソード経路とを同時に掃気している場合において、カソードガス供給手段からの供給量を大幅に変更しなくても、カソード圧力制御手段(例えば、背圧弁)によって圧力損失を増加させる制御を行なうだけでガス漏れ検知のための必要なガス圧力を確保できるようになる。
本発明によれば、ガス漏れ検知のために燃料を無駄に消費することのない燃料電池システムを提供できる。
図1は本実施形態の燃料電池システムを示す全体構成図、図2は本実施形態における掃気制御を示すフローチャート、図3は図2におけるアノード経路ガス漏れ検知制御の第1実施形態を示すサブフローチャート、図4は第1実施形態のアノード経路ガス漏れ検知制御におけるタイムチャートである。なお、本実施形態の燃料電池システム1は、車両、船舶、航空機などの移動体、あるいは定置式の家庭用電源など様々なものに適用できる。以下では、燃料電池自動車(車両)に適用した場合を例に挙げて説明する。
図1に示すように、本実施形態の燃料電池システム1は、燃料電池10、アノード系20、カソード系30、掃気系40、制御系50などを備えて構成されている。
前記燃料電池10は、例えば、固体高分子からなる電解質膜の一面側を触媒を含むアノードで、他面側を触媒を含むカソードで挟んでなる膜電極接合体(MEA;Membrane Electrode Assembly)を有し、さらに膜電極接合体を一対の導電性のセパレータで挟んで構成した単セルを複数積層した構造を有している。また、アノードに対向するセパレータには、燃料電池10にアノードガスとしての水素が流通する流路10aが形成され、カソードに対向するセパレータには、燃料電池10にカソードガスとしての空気が流通する流路10bが形成されている。
前記アノード系20は、水素タンク21、水素遮断弁22、エゼクタ23、水素パージ弁24、配管25a〜25eなどで構成されている。
前記水素タンク21は、例えば、アルミニウム合金により形成され、その内部に高純度の水素ガスを高圧で貯留するタンク室(図示せず)を有し、そのタンク室の周囲をCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic:炭素繊維強化プラスチック)や、GFRP(Glass Fiber Reinforced Plastic:ガラス繊維強化プラスチック)等で形成されたカバー(図示せず)で被覆して構成されている。
前記水素遮断弁22は、電磁作動式のものであり、配管25aを介して水素タンク21と接続されている。なお、水素遮断弁22は、水素タンク21内に設けられたインタンク式の電磁弁であってもよい。
前記エゼクタ23は、燃料電池10のアノードから排出された未反応の水素を再び燃料電池10に戻して循環させる機能を有する真空ポンプの一種である。このエゼクタ23は、配管25bを介して水素遮断弁22と接続され、配管25cを介して燃料電池10のアノードの入口と接続されている。また、エゼクタ23は、燃料電池10のアノードの出口に接続された配管25dから分岐して形成された配管25eと接続されている。
前記水素パージ弁24は、例えば電磁作動式のON/OFF弁で構成され、配管25dの配管25eとの分岐よりも下流側に設けられている。ちなみに、燃料電池10において発電が行なわれると、カソードから電解質膜を介してアノードに空気中の窒素や生成水などが透過して蓄積することにより発電性能が低下するので、水素パージ弁24を例えば定期的に開弁して発電性能の低下を防止するようになっている。
なお、図示していないが、水素遮断弁22とエゼクタ23との間の配管25bには、水素タンク21からの高圧の水素を減圧するためのレギュレータ(減圧弁)などが設けられている。また、アノード系20の配管25a〜25eによってアノード経路が構成されている。
前記カソード系30は、エアポンプ31、背圧弁32、配管33a〜33cなどで構成されている。
前記エアポンプ31は、例えば、モータにより駆動されるスーパーチャージャで構成され、車外から空気を取り込んで圧縮して、この圧縮した空気を、配管33aを介して燃料電池10のカソードに供給する機能を有している。
前記背圧弁32は、バタフライ弁などの開度調節可能な弁で構成され、配管33bを介して燃料電池10のカソードの出口と接続されている。なお、詳細については後記するが、背圧弁32は、通常運転時(定常運転時)には、燃料電池10のカソードの圧力を適宜調節し、掃気時には、カソード経路内の圧力損失を増加させてアノード経路への空気の供給量を増加させる(後記する第3実施形態参照)ようになっている。
なお、図示していないが、配管33a上には、エアポンプ31からの圧縮空気を加湿するための加湿器などが設けられている。また、カソード系30の配管33a〜33cによってカソード経路が構成されている。
また、前記掃気系40は、第1バイパス配管41、エア導入弁42、第2バイパス配管43、エア排出弁44などで構成されている。
前記第1バイパス配管41は、燃料電池10のアノードの上流側の配管25c(アノード経路)と、燃料電池10のカソードの上流側の配管33a(カソード経路)とを接続している。
前記エア導入弁42は、電磁弁などで構成され、前記第1バイパス配管41上に設けられ、掃気時に開閉制御されるようになっている。
前記第2バイパス配管43は、燃料電池10のアノードの下流側の配管25d(アノード経路)と、背圧弁32の下流側に接続された配管33cとを接続している。なお、背圧弁32は、燃料電池10のカソードの出口と、配管33cの第2バイパス配管43との接合部との間に位置している。
前記エア排出弁44は、電磁弁などで構成され、前記第2バイパス配管43上に設けられ、掃気時に開閉制御されるようになっている。
また、本実施形態の燃料電池システム1は、希釈器46を備えている。この希釈器46は、水素パージ弁24に接続された配管45と接続されるともに、背圧弁32に接続された配管33cと接続されている。希釈器46は、燃料電池10のアノードから水素パージ弁24を介して排出された水素(アノードガス)を燃料電池10のカソードから排出されたカソードオフガスで希釈して車外(系外)に排出する機能を有している。
前記制御系50は、制御装置51、圧力センサ52などで構成されている。
前記制御装置51は、CPU(CentralProcessing Unit)、RAM、プログラムを記憶したROM、各種回路などで構成され、掃気手段、アノード経路ガス漏れ検出手段を備えている。また、制御装置51は、水素遮断弁22、水素パージ弁24、エア導入弁42、エア排出弁44を開閉制御し、背圧弁32の開度を制御し、エアポンプ31のモータの回転速度を制御する。また、制御装置51は、後記する圧力センサ52から検出値(アノード圧力)を取得する。
前記掃気手段は、燃料電池システム1の運転停止時において、空気(カソードガス)を第1バイパス配管41からアノード経路に導入し、アノード経路(配管25b〜25e)に導入された空気を第2バイパス配管43からカソード経路(配管33c)に排出して、主にアノード経路内に残留している水を排出する制御を行なう。また、掃気手段は、空気をカソード経路(配管33a〜33c)に供給して、主にカソード経路内に残留している水を排出する制御を行なう。なお、この水は、発電によって生じた生成水、または凝縮水などである。
前記圧力センサ52は、アノード経路の一部である配管25c、さらに詳述すると、第1バイパス配管41との接続部と、燃料電池10のアノードの入口との間に設けられている。なお、圧力センサ52の位置は、本実施形態に限定されるものではなく、アノード経路内の圧力を検出することができるものであれば、配管25d、25eなどの他の位置であってもよい。
次に、本実施形態の燃料電池システム1のアノード経路からのガス漏れ検知の動作について図2ないし図4を参照(適宜、図1を参照)して説明する。なお、燃料電池システム1の通常運転時(定常運転時)には、水素遮断弁22が開弁されて、水素タンク21からアノード経路を介して燃料電池10のアノードに水素が供給されるとともに、エアポンプ31が駆動されて、燃料電池10のカソードに空気(酸素)が供給される。このとき、燃料電池10から外部負荷(走行モータ、バッテリ、補機など)に電力が取り出されることにより発電が行なわれる。また、通常運転時には、エア導入弁42およびエア排出弁44はともに閉じている。
図2に示すように、運転者によってイグニッションスイッチがオフ(IG−OFF)にされると、制御装置51は、イグニッションオフ信号を検出し、水素遮断弁22を閉じて燃料電池10のアノードへの水素の供給を停止する。そして、ステップS100において、制御装置51は、掃気が必要であるか否かを判断する。なお、掃気が必要であるか否かの判断は、燃料電池システム1を次回起動するときに、低温起動を行なうか否かで判断することができる。低温起動とは、例えば外気温度などが氷点下の状態で起動することを意味し、アノード経路およびカソード経路に残留している水や、燃料電池10のアノードやカソードに付着している水などが凍結するおそれがある場合に掃気が必要と判断する。つまり、掃気とは、このような水を前もって排出して凍結を防止するために行なわれる処理である。なお、次回低温起動を行なうかどうかの判断は、停止時(IG−OFF時)の外気温度から判断してもよく、またはナビゲーションシステムを搭載した車両であればその場所の天気予報の情報に基づいて判断してもよい。また、IG−OFF後、直ちに判断しなくてもよい。
ステップS100において、制御装置51は、掃気が必要であると判断した場合には(Yes)、ステップS200に進み、カソード掃気制御およびアノード掃気制御を開始する。カソード掃気制御とは、エア導入弁42およびエア排出弁44を閉じ、背圧弁32を全開にした状態において、エアポンプ31からの空気を掃気ガスとしてカソード経路(配管33a)、燃料電池10内の流路10b、カソード経路(配管33b,33c)に流通させる制御である。これにより、カソード経路および燃料電池10のカソードにおける残留水の排出および乾燥が行なわれ、残留水は希釈器46を通って車外に排出される。また、アノード掃気制御とは、エア導入弁42およびエア排出弁44を開き、かつ、水素遮断弁22および水素パージ弁24を閉じ、かつ、背圧弁32の開度を閉側に制御して、エアポンプ31からの空気を掃気ガスとしてカソード経路(配管33a)、第1バイパス配管41、アノード経路(配管25c、流路10a、配管25d)、第2バイパス配管43、カソード経路(配管33c)に流通させる制御である。これにより、アノード経路および燃料電池10のアノードにおける残留水の排出および乾燥が行なわれ、残留水は希釈器46を通って車外に排出される。なお、アノード掃気制御では、アノード経路内に水素が残留しているので、車外に排出される水素の濃度が所定値以下となるように背圧弁32の開度などを制御しながら掃気が行なわれる。
なお、ステップS200では、カソード掃気制御とアノード掃気制御とを片側ずつ行なってもよく、両側同時に行なってもよい。両側同時に行なう場合には、エア導入弁42、エア排出弁44、背圧弁32を開いておく。
そして、ステップS300に進み、制御装置51は、所定時間1が経過したか否かを判断する。なお、所定時間1は、残留水を排出するのに必要な時間であり、予め実験などで求められたものである。また、所定時間1は、制御装置51に設けられた図示しないタイマによって判断される。また、時間に限定されるものではなく、流量などに基づいて判断してもよい。片側ずつ掃気が行なわれる場合には、カソード掃気制御とアノード掃気制御の双方に設定された所定時間が経過したときに所定時間1が経過したと判断される。
そして、ステップS400に進み、制御装置51は、アノード経路のガス漏れ検知制御を実行する。このアノード経路のガス漏れ検知制御は、図3のサブフローに示すように、ステップS420において、制御装置51によってエア排出弁44が閉じられる。このとき、エアポンプ31を停止させずに、カソード・アノード掃気制御時と同様にモータの回転速度を維持してエアポンプ31からエア(空気)の供給を継続する。これにより、エアが第1バイパス配管41を通ってアノード経路に導入され、圧力センサ52によって検出されるアノード経路内の圧力(以下、アノード圧力と略記する)が徐々に上昇する。
そして、ステップS440に進み、制御装置51は、所定時間2が経過したか否かを判断する。なお、所定時間2とは、ガス漏れであるか否かの判断を適切に行なうことが可能な時間であり、予め実験などによって求められる。また、所定時間2は、制御装置51に設けられた図示しないタイマによって判断される。ステップS440において、制御装置51は、所定時間2が経過していないと判断した場合には(No)、ステップS440の処理を繰り返し、所定時間2が経過したと判断した場合には(Yes)、ステップS450に進む。なお、ステップS440では、時間に基づいてエア導入弁42を閉じるタイミングを決定しているが、これに限定されるものではなく、圧力センサ52が計測するアノード圧力に基づいて決定してもよい。
ステップS450において、制御装置51は、エア導入弁42を閉じ、エアポンプ31の駆動を停止する。これにより、アノード経路内の封じ込め圧増加処理が終了して、アノード経路内が高圧状態で密閉される。
そして、ステップS460に進み、制御装置51は、エア導入弁42を閉じてから所定時間3が経過しているか否かを判断する。なお、所定時間3とは、通常(例えば、自然拡散)の圧力低下か、過大なガス漏れによる圧力低下であるかを区別するのに必要な時間であり、予め実験などによって求められる。ステップS460において、制御装置51は、所定時間3が経過していないと判断した場合には(No)、所定時間3が経過するまでステップS460の処理を繰り返し、所定時間3が経過したと判断した場合には(Yes)、ステップS470に進む。
ステップS470において、制御装置51は、圧力センサ52から得られるアノード圧力が所定値以下であるか否かを判断する。なお、所定値とは、所定時間3経過後における通常の圧力低下か過大なガス漏れによる圧力低下であるかを判断するための閾値であり、予め実験等によって求められる。
なお、ステップS470では、所定値(絶対値)に基づいて判断することに限定されず、所定時間3経過後のアノード圧力の低下幅が所定値以上であるか否かによって判断してもよい。この場合の所定値は、通常の圧力低下であるか、過大なガス漏れによる圧力低下であるかを判断するための閾値(変化幅)であり、予め実験等によって求められる。
ステップS470において、制御装置51は、アノード圧力が所定値以下であると判断した場合またはアノード圧力の低下幅が所定値以上であると判断した場合には(Yes)、アノード圧力の推移が大きいと判断して、ステップS480に進み、アノード経路からガス漏れが発生していると判断する。この場合には、例えば、車両に設けられた警告ランプや警告音(いずれも図示せず)などを作動させて運転者に警告する。なお、IG−OFF後直ちにガス漏れの有無がわかる場合よりも、相当時間経過後にガス漏れがわかる場合が多いと考えられるので、次のIG−ON時や、IG−ON前の車両のドアを開けた際などに知らせるようにしてもよい。
また、ステップS470において、制御装置51は、アノード圧力が所定値以下ではないと判断した場合またはアノード圧力の低下幅が所定値未満であると判断した場合には(No)、アノード圧力の推移は許容範囲内であると判断して、ステップS490に進み、アノード経路からガス漏れは発生していないと判断する。
なお、ステップS400(S420〜S490)が、本実施形態におけるアノード経路ガス漏れ検出手段が実施する処理に相当する。
そして、図2のフローに戻ってステップS500に進み、制御装置51は、カソード掃気制御およびアノード掃気制御を終了する。なお、ステップS400のアノード経路のガス漏れ検知制御が終了した後、制御装置51を定期的に起動して、温度(外気温度、燃料電池10の温度)低下などによってアノード経路内やカソード経路内に結露水などが発生していると予測される場合には、再度アノード掃気制御やカソード掃気制御を行なってもよい。
そして、ステップS500において、カソード掃気制御およびアノード掃気制御の終了後、ステップS600に進み、制御装置51は、燃料電池システム(FCシステム)1を停止する。なお、ステップS200、S300およびS500(S420、S440、S450を含む)が、本実施形態の掃気手段が実施する処理に相当する。
さらに図4のタイムチャートを参照して説明する。なお、図4では、所定値(絶対値)を設定した場合についてのみ例示している(図6および図8についても同様)。第1実施形態のアノード経路ガス漏れ検知制御では、時刻t1において、カソード掃気制御およびアノード掃気制御が開始される(図2のS200)。そして、前記各掃気制御が所定時間1(t2−t1)行なわれると、時刻t2において、先にエア排出弁44が閉じられて(S420)、アノード経路内のアノード圧力が上昇する。そして、所定時間2経過後の時刻t3において(S440、Yes)、エア導入弁42が閉じられるとともにエアポンプ31が停止されて(S450)、アノード経路内が高圧の状態で密閉される。そして、エア導入弁42を閉じてから所定時間3経過後の時刻t4において(S460、Yes)、アノード圧力を検出し、アノード圧力が所定値以下であるか否か(またはアノード圧力の低下幅が所定値以上であるか否か)が判断される(S470)。このときアノード圧力が所定値以下でない場合には(S470,No、実線参照)ガス漏れは発生していないと判断され(S490)、アノード圧力が所定値以下である場合には(S470,Yes、破線参照)過大なガス漏れが発生していると判断される(S480)。
このように、第1実施形態の燃料電池システム1によれば、掃気に利用したエアをそのままガス漏れ検知用のガスとして利用できるため、水素(アノードガス)を無駄に消費することがない。
また、第1実施形態によれば、ガス漏れ検知制御を掃気中に行なうことにより、ガス漏れ検知のために別途エアポンプ31を駆動しなくてよいので、エア供給による騒音を低減できる。つまり、エアポンプ31を一旦停止させて、再起動させる必要がないからである。また、ガス漏れ検知に掃気用のエアを利用できるので、再起動した場合に比べて、再起動分のエネルギ(水素消費)を削減できる。
また、第1実施形態によれば、ガス漏れが発生していると判断された場合には、例えば、エア導入弁42やエア排出弁44の故障検知を別途行なうようにしてもよい。例えば、エア導入弁42の開故障を検知できることにより、エアが流通しているカソード経路に水素が混入してしまい、燃料電池10のカソードの触媒上で水素とエア(酸素)が反応して、MEAにダメージが与えられるのを防止できる。また、エア排出弁44の開故障を検知できることにより、燃料電池10のアノードに供給された水素が、第2バイパス配管43を通って車外(系外)に排出されてしまい、規定濃度を超える水素が燃料電池システム1外に排出されるのを防止できる。
(第2実施形態)
図5は図2におけるアノード経路ガス漏れ検出制御の第2実施形態を示すサブフローチャート、図6は第2実施形態のアノード経路ガス漏れ検知制御におけるタイムチャートである。なお、図5において、第1実施形態と同様の処理について同一のステップ番号を付してその説明を省略する。
第2実施形態では、第1実施形態の構成に、さらにステップS410の処理を追加したことを特徴としている。すなわち、ステップS410において、制御装置51は、エアポンプ31のモータの回転速度を上昇させる制御を行なう。これにより、増量したエアが第1バイパス配管41を通ってアノード経路に導入される。ステップS420以降の処理は、図3と同様である。なお、ステップS400(S410〜S490)が、本実施形態におけるアノード経路ガス漏れ検出手段が実施する処理に相当する。
さらに、図6のタイムチャートを参照して説明する。第2実施形態のアノード経路ガス漏れ検知制御では、時刻t1において、カソード掃気制御およびアノード掃気制御が開始される(図2のS200)。そして、前記各掃気制御から所定時間1経過後の時刻t2において(図2のS300、Yes)、エアポンプ31からのエア供給量が増加され(S410)、エア排出弁44が閉じられることで(S420)、アノード経路内のアノード圧力が上昇する。そして、所定時間2経過後の時刻t3において(S440、Yes)、エア導入弁42が閉じられるとともにエアポンプ31が停止されて(S450)、アノード経路内がより高圧状態で密閉される。そして、所定時間3経過後の時刻t4において(S460、Yes)、アノード圧力を検出し、アノード圧力が所定値以下であるか否か(またはアノード圧力低下幅が所定値以上であるか否か)が判断される(S470)。このとき、アノード圧力が所定値以下でない場合には(S470,No、実線参照)ガス漏れは発生していないと判断され(S490)、アノード圧力が所定値以下である場合には(S470,Yes、破線参照)ガス漏れが発生していると判断される(S480)。
このように第2実施形態によれば、前記した第1実施形態から得られる効果に加えて、エアポンプ31からのエア量を増加させることにより、アノード経路内のアノード圧力をさらに上昇させることができるので、アノード経路のガス漏れ検知制御における圧力推移を顕著にすることが可能になり、ガス漏れ検知がより正確に行なえるようになる。また、アノード経路内の圧力上昇に要する時間(所定時間2)を短縮することもできる。
また、第2実施形態によれば、アノード経路内のアノード圧力をさらに上昇させることができるので、水排出性を高めることができる。つまり、アノード経路内と経路外との圧力差が大きくなるので、次回エア排出弁44を開いたときにアノード経路内に残っている水(結露水)が排出され易くなる。なお、次回エア排出弁44を開く場合とは、ガス漏れ検知制御(S400)が終了した後に、システム温度の低下により結露水がアノード経路に発生したと判断された場合などである。または、ガス漏れ検知制御(S400)の終了時に、エア排出弁44を開くようにしてもよい。
(第3実施形態)
図7は図2におけるアノード経路ガス漏れ検出制御の第3実施形態を示すサブフローチャート、図8は第3実施形態のアノード経路ガス漏れ検知制御におけるタイムチャートである。なお、図7において、第1実施形態と同様の処理について同一のステップ番号を付してその説明を省略する。また、第3実施形態では、カソード掃気制御とアノード掃気制御とが同時に行なわれることを前提とする。
第3実施形態では、第1実施形態の構成に、さらにステップS430の処理を追加したことを特徴としている。すなわち、ステップS430において、制御装置51は、背圧弁32の開度を閉側に変更する制御を行なう。これにより、カソード経路側でのエアの圧力損失が増加して、掃気時にカソード経路とアノード経路にほぼ均等に供給されていたエア(掃気ガス)が、カソード経路側では減少し、アノード経路側では増加する。なお、ステップS400(S420〜S490)が、本実施形態におけるアノード経路ガス漏れ検出手段が実施する処理に相当する。
さらに、図8のタイムチャートを参照して説明すると、第3実施形態のアノード経路ガス漏れ検知制御では、時刻t1において、カソード掃気制御とアノード掃気制御とが同時に開始される(図2のS200)。そして、前記各掃気制御から所定時間1経過後の時刻t2において(図2のS300、Yes)、エア排出弁44が閉じられ(S420)、背圧弁32の開度が変更されて(S430)、アノード経路内のアノード圧力が上昇する。そして、所定時間2経過後の時刻t3において(S440、Yes)、エア導入弁42が閉じられるとともにエアポンプ31が停止されて(S450)、アノード経路内がより高い圧力の状態で密閉される。そして、所定時間3経過後の時刻t4において(S460、Yes)、アノード圧力を検出し、アノード圧力が所定値以下であるか否か(またはアノード圧力の低下幅が所定値以上であるか否か)が判断される(S470)。このとき、アノード圧力が所定値以下でない場合には(S470,No、実線参照)、ガス漏れは発生していないと判断され(S490)、アノード圧力が所定値以下である場合には(S470,Yes、破線参照)、ガス漏れが発生していると判断される(S480)。
このように第3実施形態によれば、前記した第1実施形態から得られる効果に加えて、エアポンプ31からのエア量を大幅に変更しなくても、背圧弁32の開度を変更するだけで、アノード経路内のアノード圧力をさらに上昇させることができ、ガス漏れ検知制御に必要なガス圧力を確保できるようになる。
なお、本発明は、前記した各実施形態に限定されるものではなく、例えば、アノード経路のガス漏れ検知制御において、エア排出弁44を閉じてからエア導入弁42を閉じる構成(S440、S450)に、エアポンプ31の回転速度を上昇させる構成(S410)、および、背圧弁32の開度を変更する構成(S430)を追加するようにしてもよい。
本実施形態の燃料電池システムを示す全体構成図である。 本実施形態における掃気制御を示すフローチャートである。 図2におけるアノード経路ガス漏れ検知制御の第1実施形態を示すサブフローチャートである。 第1実施形態のアノード経路ガス漏れ検知制御におけるタイムチャートである。 図2におけるアノード経路ガス漏れ検出制御の第2実施形態を示すサブフローチャートである。 第2実施形態のアノード経路ガス漏れ検知制御におけるタイムチャートである。 図2におけるアノード経路ガス漏れ検出制御の第3実施形態を示すサブフローチャートである。 第3実施形態のアノード経路ガス漏れ検知制御におけるタイムチャートである。
符号の説明
1 燃料電池システム
10 燃料電池
25a〜25e 配管(アノード経路)
31 エアコンプレッサ(酸化剤ガス供給手段)
32 背圧弁(カソードガス圧力制御手段)
33a〜33c 配管(カソード経路)
41 第1バイパス配管(第1バイパス経路)
42 エア導入弁(カソードガス導入弁)
43 第2バイパス配管(第2バイパス経路)
44 エア排出弁(カソードガス排出弁)
51 制御装置(アノード経路ガス漏れ検出手段、掃気手段)
52 圧力センサ(圧力検出手段)

Claims (3)

  1. カソードガスとアノードガスとが供給されて発電する燃料電池と、
    前記燃料電池に対してアノードガスを供給および排出するアノード経路と、
    前記燃料電池に対してカソードガスを供給および排出するカソード経路と、
    前記アノード経路内の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記検出された圧力の推移により前記アノード経路のガス漏れを検出するアノード経路ガス漏れ検出手段と、を有する燃料電池システムであって、
    前記カソード経路にカソードガスを供給するカソードガス供給手段と、
    前記燃料電池の上流側のアノード経路と前記燃料電池の上流側のカソード経路とを繋ぎ、前記アノード経路内に前記カソードガス供給手段からカソードガスを供給する、カソードガス導入弁を備えた第1バイパス経路と、
    前記燃料電池の下流側のアノード経路と前記燃料電池の下流側のカソード経路とを繋ぎ、前記アノード経路内に供給された前記カソードガスを排出する、カソードガス排出弁を備えた第2バイパス経路と、
    前記第1バイパス経路および前記第2バイパス経路を通ってカソードガスにより前記アノード経路内の掃気を行なう掃気手段と、をさらに有し、
    前記掃気手段による前記アノード経路内の掃気中に、前記カソードガス排出弁、前記カソードガス導入弁の順に閉弁制御を行なった後、前記アノード経路ガス漏れ検出手段により前記アノード経路のガス漏れを検出することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記カソードガス供給手段からのカソードガスの供給量を前記掃気時よりも増加させた状態で、前記カソードガス排出弁、前記カソードガス導入弁の順に閉弁制御を行なうことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記燃料電池と前記第2バイパス経路との間のカソード経路に、カソードガスの圧力を制御するカソードガス圧力制御手段を有し、
    前記カソードガス圧力制御手段を、カソードガスの圧力の圧力損失が増加する方向へ制御することにより、前記アノード経路内に前記カソードガス供給手段から供給されるカソードガスの流量を増加させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池システム。
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