JP2009057984A - ダイナミックダンパ及びプロペラシャフト - Google Patents

ダイナミックダンパ及びプロペラシャフト Download PDF

Info

Publication number
JP2009057984A
JP2009057984A JP2007223123A JP2007223123A JP2009057984A JP 2009057984 A JP2009057984 A JP 2009057984A JP 2007223123 A JP2007223123 A JP 2007223123A JP 2007223123 A JP2007223123 A JP 2007223123A JP 2009057984 A JP2009057984 A JP 2009057984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dynamic damper
outer ring
propeller shaft
rubber
outer cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007223123A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Mori
健一 森
Kazuya Sakamoto
和也 坂本
Junichi Hirakawa
順一 平川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Corp
Original Assignee
Showa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Corp filed Critical Showa Corp
Priority to JP2007223123A priority Critical patent/JP2009057984A/ja
Publication of JP2009057984A publication Critical patent/JP2009057984A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Motor Power Transmission Devices (AREA)

Abstract

【課題】主に、重量を軽減して軽量化を実現できるとともに、耐久信頼性を向上することができるダイナミックダンパ及びプロペラシャフトを提供する。
【解決手段】外環部材28は樹脂又はゴムで構成されているため、外環部材28がスチールなどで構成されている場合と比較して、外環部材28を軽量化することができる。また、ダイナミックダンパ22がシャフト部材30に圧入されている状態では、5本のゴム部材26の突出部38及び支持部36の全てに圧縮応力が作用して圧縮変形しているため、引張応力が作用しても、圧縮応力と相殺される。このため、突出部38及び支持部36に引張応力が作用しても、引張応力を軽減することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車などの車両に用いられるプロペラシャフトの内部に設けられたダイナミックダンパ及びこのダイナミックダンパを備えたプロペラシャフトに関する。
従来からプロペラシャフトの中には、内部にダイナミックダンパが設けられたものが知られている(下記特許文献1参照)。すなわち、車両の前部に搭載された内燃機関の出力は、一般に変速機を経てプロペラシャフトにより後方の駆動輪に伝達されるが、このプロペラシャフトの特性は車両の振動に大きな影響を与えるため、プロペラシャフトの内部にダイナミックダンパを装着しダイナミックダンパで振動を減衰することにより、プロペラシャフトの振動特性を改善することができる。
ここで、図10に示すように、ダイナミックダンパ100は、径方向外側に位置するスチール製の外筒部材102と、外筒部材102の径方向内側に位置する錘部材104と、外筒部材102と錘部材104との間に配置された弾性部材106と、外筒部材102の径方向外側表面に取り付けられた圧入用ゴム部材108と、で構成されている。特に、弾性部材106は、径方向に延びる5本の支持部110が円周方向に沿って所定の間隔をあけて形成されている。
特許第3195949号特許公報
ところで、上記ダイナミックダンパの外筒部材がスチールで構成されているため、ダイナミックダンパの重量が増加するという問題がある。ダイナミックダンパの重量が増加すると、ダイナミックダンパの組付性が悪くなり、作業効率が悪化する。
また、外筒部材の径方向外側には、圧入用ゴム部材が加硫成形されているため、圧入用ゴム部材の成形とその前処理に要するコストがかかり、全体としてダイナミックダンパの製造コストが増加する問題がある。
さらに、プロペラシャフトが回転駆動し、ある所定回転数に到達すると、ダイナミックダンパが機能して、錘部材が外筒部材に対して偏心運動する。錘部材が外筒部材に対して偏心すると、弾性部材の5本の支持部のうちの一部の支持部には引張応力が作用し、他の支持部には圧縮応力が作用する。この状況において、ダイナミックダンパの使用頻度及び使用期間が長くなり、かつ弾性部材の支持部に対して作用する引張応力が所定の大きさになり、支持部が剥離し破断する恐れがある。このように、ダイナミックダンパの支持部の耐久性が低下するという問題がある。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、重量を軽減して軽量化を実現できるダイナミックダンパ及びプロペラシャフトを提供することを目的とする。
また、本発明は、上記事情を考慮し、製造コストを低減することができるダイナミックダンパ及びプロペラシャフトを提供することを目的とする。
さらに、本発明は、上記事情を考慮し、耐久信頼性を向上することができるダイナミックダンパ及びプロペラシャフトを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、径方向外側に位置する外筒部材と、前記外筒部材の径方向内側に位置する錘部材と、前記外筒部材と前記錘部材との間に配置された弾性部材と、を有するダイナミックダンパであって、前記外筒部材は、樹脂又はゴムで構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のダイナミックダンパにおいて、前記外筒部材の径方向内側表面には、凹部が形成され、前記弾性部材は、径方向に延び前記錘部材を支持する支持部と、前記支持部の径方向外側に一体形成され前記凹部に入り込んで係合する突出部と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のダイナミックダンパにおいて、前記外筒部材の径方向外側表面であって前記凹部と対向する部位には、中空状のシャフト部材に圧入したときに前記シャフト部材から押圧される凸部が形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のダイナミックダンパにおいて、前記外筒部材には、径方向に貫通した貫通孔が形成され、前記弾性部材は、径方向に延び前記錘部材を支持する支持部と、前記支持部の径方向外側に一体形成され前記貫通孔を挿通して前記外筒部材の径方向外側表面から外部に突出し中空状のシャフト部材に圧入したときに前記シャフト部材から押圧される突出部と、を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のダイナミックダンパを、中空のシャフト部材の内部に圧入して固定したプロペラシャフトであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、外筒部材を樹脂又はゴムで構成したことにより、スチールで構成した場合と比較して、外筒部材を軽量化することができる。これにより、外筒部材を備えたダイナミックダンパを軽量化することができ、ダイナミックダンパの組付性及び作業効率を向上することができる。また、外筒部材の径方向外側にゴム部材を設ける構成ではないため、従来の外筒部材の径方向外側にゴム部材を設けた構成と比較して、ダイナミックダンパの製造コストを低減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、弾性部材の支持部に形成された突出部が外筒部材の凹部に入り込んで係合するため、弾性部材の外筒部材に対する回転方向の係合強度と位置精度を高めることができる。これにより、ダイナミックダンパの防振性能を向上することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ダイナミックダンパがシャフト部材に圧入された状態では、外筒部材の径方向外側表面の凸部がシャフト部材から押圧される。これにより、凹部に入り込んだ弾性部材の突出部には径方向内側に向かう圧縮応力が作用するため、突出部の径方向内側に位置する支持部にも圧縮応力が作用する。そして、弾性部材の突出部及び支持部には常に初期圧縮応力が作用している状態になるため、錘部材が外筒部材に対して偏心し突出部及び支持部に対して引張応力が作用した場合でも、引張応力と圧縮応力が相殺されて、突出部及び支持部の引張応力を小さくすることができる。この結果、弾性部材の突出部及び支持部の破断を防止して、弾性部材の耐久性を向上することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ダイナミックダンパがシャフト部材に圧入された状態では、弾性部材の突出部にはシャフト部材から押圧される。これにより、突出部には径方向内側に向かう圧縮応力が作用するため、突出部の径方向内側に位置する支持部にも圧縮応力が作用する。そして、弾性部材の突出部及び支持部には常に圧縮応力が作用している状態になるため、錘部材が外筒部材に対して偏心し突出部及び支持部に対して引張応力が作用した場合でも、引張応力と圧縮応力の相殺により、突出部及び支持部の引張応力を小さくすることができる。この結果、弾性部材の突出部及び支持部の破断を防止して、弾性部材の耐久性を向上することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ダイナミックダンパ及びプロペラシャフトの重量を軽減して軽量化を実現することができ、かつ製造コストを低減することができるとともに、耐久性を向上することができる。
次に、本発明の第1実施形態に係るプロペラシャフトについて、図面を参照して説明する。図1は、車両の動力伝達機構の一部を示しており、部分的に省略して第1プロペラシャフトと第2プロペラシャフトの連結した状態を示している。
図1に示すように、第1プロペラシャフト10の前端は、クロスジョイント12を介して内燃機関の出力側に連結されている。第2プロペラシャフト14は、リング状のベアリングサポート16に弾性的に回転自在に支持された前部が第1プロペラシャフト10とトリポード型の等速自在継手18によって連結されて構成されている。また、第2プロペラシャフト14の後端は、クロスジョイント20を介して次段の動力伝達部材に連結されている。
次に、ダイナミックダンパ22の詳細な構造について説明する。
図2に示すように、第1プロペラシャフト10を構成する中空状のシャフト部材30の内部には、ダイナミックダンパ22が装着されている。このダイナミックダンパ22は、円筒状の外環部材(外筒部材)28と、外環部材28の径方向内側に位置する円柱状のインナーウエイト(錘部材)24と、その両者を連結するゴム部材(弾性部材)26と、で構成されている。このダイナミックダンパ22は、第1プロペラシャフト10の内部に圧入されることにより第1プロペラシャフト10の所定位置に装着される。
ここで、図2及び図3に示すように、ゴム部材26は、インナーウエイト24に接触する内側接触部32と、外環部材28に接触する外側接触部34と、その間でインナーウエイト24を支持する支持部36と、で構成されている。特に、この支持部36は、インナーウエイト24の周方向に沿って5箇所に配置されている。また、支持部36の径方向外側には、突出部38が一体形成されている。この突出部38は、支持部36から径方向外側に向けて突出するように形成されている。
また、外環部材28の径方向内側表面には、凹部40が形成されている。この凹部40には、ゴム部材26の各支持部36と対応するように形成されており、凹部40の内部に突出部38が入り込み凹部40と係合している。さらに、外環部材28の径方向外側表面には、凸部42が形成されている。この凸部42は、外環部材28の径方向内側表面に形成された凹部40と対向する位置に形成されている。外環部材28の外径がシャフト部材30の内径よりも大きく設定されているので、外環部材28がシャフト部材30の内部に圧入されると、外環部材28の外周面にはシャフト部材30の内周面から押圧力が作用するが、外環部材28の凸部42に作用する押圧力は、外環部材28の凸部42以外の部位に作用する圧力と比較して、とりわけ大きくなる。
また、外環部材28は、樹脂又はゴムで構成されている。このため、外環部材28がスチールなどで構成されている従来のダイナミックダンパと比較して、軽量化を実現することができる。
次に、本発明の第1実施形態に係るプロペラシャフトの作用について説明する。
図2及び図4に示すように、ダイナミックダンパ22がシャフト部材30に圧入されると、外環部材28の外周面にはシャフト部材30の内周面から径方向内側に向かって押圧され所定の圧力が作用する。本実施形態では、特に、外環部材28の凸部42には、大きな圧力が作用する。
外環部材28の凸部42に大きな圧力が作用すると、凸部42の径方向内側に位置するゴム部材26の突出部38及び支持部36には大きな圧縮応力が作用する。これにより、ゴム部材26の突出部38及び支持部36は、圧縮応力を受けて、径方向に縮んだ状態になっている。
ここで、第1プロペラシャフト10が回転してシャフト部材30が回転すると、インナーウエイト24が外環部材28に対して偏心する。インナーウエイト24が外環部材28に対して偏心すると、5本のゴム部材26の支持部36のうち実質対向する一方の支持部には圧縮応力が作用し、他方の支持部には引張応力が作用する。
ダイナミックダンパ22がシャフト部材30に圧入されている状態では、5本のゴム部材26の突出部38及び支持部36の全てに圧縮応力が作用して圧縮変形しているため、引張応力が作用しても、圧縮応力と相殺されることになる。すなわち、突出部38及び支持部36は、径方向に縮んだ状態となっているため、突出部38及び支持部36に引張応力が作用しても、引張応力を極力軽減することができる。これにより、ゴム部材26の突出部38及び支持部36の引張応力を小さくおさえるため、ゴム部材26の突出部38及び支持部36が破断してしまうことを防止できる。特に、ゴム部材26は、圧縮応力よりも引張応力が作用した場合に破断し易くなる性質があるが、本実施形態では、ゴム部材26のかかる性質を利用して、ゴム部材26に予め初期圧縮応力を作用させることにより、引張応力に対する弱さ・脆さを克服したものである。この結果、ゴム部材26の耐久性を向上することができ、ひいてはダイナミックダンパ22の製品寿命を向上することができる。
また、外環部材28は樹脂又はゴムで構成されているため、外環部材28がスチールなどで構成されている場合と比較して、外環部材28を軽量化することができる。この結果、ダイナミックダンパ22を軽量化することができ、ダイナミックダンパ22をシャフト部材30に圧入するときの組付性を改善でき、作業効率を向上することができる。
さらに、本実施形態のダイナミックダンパ22は、従来技術のダイナミックダンパのように外環部材の径方向外側に圧入用ゴム部材を取り付けた構成ではないため、ダイナミックダンパ22の部品点数とゴム部材接着前処理の工程を削減でき、製造コストを低減することができる。特に、外環部材28自体をゴムで構成することにより、外環部材28を弾性変形させることができるため、シャフト部材30と外環部材28の径寸法の誤差が存在すれば、その誤差を外環部材28の弾性変形により容易に吸収することができる。この結果、ダイナミックダンパ22をシャフト部材30の内部に簡易に圧入することができるとともに、外環部材28の弾性力により強固に固定することができる。
次に、本発明の第1実施形態に係るプロペラシャフトに用いられるダイナミックダンパ22の第1変形例について説明する。
図5に示すように、第1変形例のダイナミックダンパ50は、外環部材52に凹部及び凸部が形成されていないが、その材質が樹脂又はゴムで構成されている。また、ゴム部材54の形状は、従来のダイナミックダンパのゴム部材と同じ形状である。
第1変形例のダイナミックダンパ50によれば、外環部材52が樹脂又はゴムで構成されているため、スチールで構成されている場合と比較して、軽量化を図ることができる。また、外環部材52及びゴム部材54の形状は、従来の形状と同じになるので、従来の成形型をそのまま使用して成形することができる。
次に、本発明の第1実施形態に係るプロペラシャフトに用いられるダイナミックダンパ22の第2変形例について説明する。
図6に示すように、第2変形例のダイナミックダンパ60は、外環部材62に凹部64のみが形成されており、凸部が形成されていない。また、外環部材62は、その材質が樹脂又はゴムで構成されている。また、ゴム部材66の各支持部68には、外環部材62の凹部64に入り込んで係合する突出部70が一体形成されている。
第2変形例のダイナミックダンパ60によれば、外環部材62が樹脂又はゴムで構成されているため、スチールで構成されている場合と比較して、軽量化を図ることができる。また、外環部材62には凹部64とゴム部材66の突出部70が係合するため、ゴム部材66の外環部材62に対する係合強度と位置決め精度を高めることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るプロペラシャフトについて説明する。
なお、第1実施形態と重複する構成には同符号を付し、その説明を適宜省略する。
図7及び図8に示すように、ダイナミックダンパ80の外環部材82には、径方向に貫通した貫通孔84が形成されている。また、ゴム部材86の各支持部88には、外環部材82の貫通孔84を径方向内側から径方向外側に向かって貫通して外環部材82の径方向外側に突出する突出部90が形成されている。このため、ダイナミックダンパ80は、外環部材82の外周面の周方向5箇所から突出部90が突出した構成になっている。
図9に示すように、ダイナミックダンパ80がシャフト部材30に圧入されると、外環部材82の外周面はシャフト部材30の内周面から径方向内側に向かって押圧され所定の圧縮応力が作用する。このため、外環部材82の外周面から突出しているゴム部材86の各突出部90には、シャフト部材30の内周面から大きな圧力が作用する。
ゴム部材86の突出部90に押圧力が作用すると、ゴム部材86の各突出部90及び各支持部88には径方向の圧縮応力が作用することになるため、各突出部90及び各支持部88が縮むことになる。このため、ダイナミックダンパ80がシャフト部材30に圧入された状態では、ゴム部材86の各突出部90及び各支持部88には初期圧縮応力が作用し、各突出部90及び各支持部88が径方向に縮んだ状態になっている。
このように、ダイナミックダンパ80をシャフト部材30に圧入するときに、シャフト部材30と外環部材82の径寸法の誤差が存在すれば、その誤差を外環部材82の弾性変形により吸収することができる。この結果、ダイナミックダンパ80をシャフト部材30の内部に容易に圧入することができるとともに、外環部材82の弾性力により強固に固定することができる。
また、第1実施形態と同様にして、外環部材82を樹脂又はゴムで構成しているため、ダイナミックダンパ80の軽量化を実現することができる。また、ゴム部材86に予め圧縮応力を作用させているため、ゴム部材86に引張応力が作用した場合でも破断し難くなり、耐久性を向上することができる。
さらに、外環部材82の径方向外側に圧入用ゴム部材を設ける必要がないため、ダイナミックダンパ80の部品点数とゴム部材接着前処理の工程を削減でき、製造コストを低減することができる。
本発明の第1実施形態に係るプロペラシャフトの一部を省略した部分的な側面図である。 本発明の第1実施形態に係るプロペラシャフトに設けられるダイナミックダンパを軸方向に沿って切断した縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係るプロペラシャフトに設けられるダイナミックダンパを軸方向から見た正面図である。 本発明の第1実施形態に係るプロペラシャフトに設けられるダイナミックダンパがプロペラシャフトに組み付けられた状態を軸方向に切断した部分的な縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係るプロペラシャフトに設けられるダイナミックダンパの第1変形例を軸方向に沿って切断した縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係るプロペラシャフトに設けられるダイナミックダンパの第2変形例を軸方向に沿って切断した縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係るプロペラシャフトに設けられるダイナミックダンパを軸方向に沿って切断した縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係るプロペラシャフトに設けられるダイナミックダンパを軸方向から見た正面図である。 本発明の第2実施形態に係るプロペラシャフトに設けられるダイナミックダンパがプロペラシャフトに組み付けられた状態を軸方向に切断した部分的な縦断面図である。 従来のプロペラシャフトに設けられるダイナミックダンパを軸方向に沿って切断した縦断面図である。
符号の説明
10 第1プロペラシャフト(プロペラシャフト)
14 第2プロペラシャフト(プロペラシャフト)
22 ダイナミックダンパ
24 インナーウエイト(錘部材)
26 ゴム部材(弾性部材)
28 外環部材(外筒部材)
30 シャフト部材
36 支持部(ゴム部材)
38 突出部(ゴム部材)
40 凹部(外筒部材)
42 凸部(外筒部材)
84 貫通孔
88 支持部(ゴム部材)
90 突出部(ゴム部材)

Claims (5)

  1. 径方向外側に位置する外筒部材と、前記外筒部材の径方向内側に位置する錘部材と、前記外筒部材と前記錘部材との間に配置された弾性部材と、を有するダイナミックダンパであって、
    前記外筒部材は、樹脂又はゴムで構成されていることを特徴とするダイナミックダンパ。
  2. 前記外筒部材の径方向内側表面には、凹部が形成され、
    前記弾性部材は、径方向に延び前記錘部材を支持する支持部と、前記支持部の径方向外側に一体形成され前記凹部に入り込んで係合する突出部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のダイナミックダンパ。
  3. 前記外筒部材の径方向外側表面であって前記凹部と対向する部位には、中空状のシャフト部材に圧入したときに前記シャフト部材から押圧される凸部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のダイナミックダンパ。
  4. 前記外筒部材には、径方向に貫通した貫通孔が形成され、
    前記弾性部材は、径方向に延び前記錘部材を支持する支持部と、前記支持部の径方向外側に一体形成され前記貫通孔を挿通して前記外筒部材の径方向外側表面から外部に突出し中空状のシャフト部材に圧入したときに前記シャフト部材から押圧される突出部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のダイナミックダンパ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のダイナミックダンパを、中空のシャフト部材の内部に圧入して固定したことを特徴とするプロペラシャフト。
JP2007223123A 2007-08-29 2007-08-29 ダイナミックダンパ及びプロペラシャフト Pending JP2009057984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007223123A JP2009057984A (ja) 2007-08-29 2007-08-29 ダイナミックダンパ及びプロペラシャフト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007223123A JP2009057984A (ja) 2007-08-29 2007-08-29 ダイナミックダンパ及びプロペラシャフト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009057984A true JP2009057984A (ja) 2009-03-19

Family

ID=40553914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007223123A Pending JP2009057984A (ja) 2007-08-29 2007-08-29 ダイナミックダンパ及びプロペラシャフト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009057984A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103921677A (zh) * 2013-01-16 2014-07-16 高连才 防汽车传动轴抖动的吊挂总成

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103921677A (zh) * 2013-01-16 2014-07-16 高连才 防汽车传动轴抖动的吊挂总成

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005102460A (ja) 回転電機の回転子
JP2007139195A (ja) トーショナルダンパ及びトーショナルダンパを備えた装置
JP2574648B2 (ja) ねじり振動ダンパー
JP2007278417A (ja) ダンパおよびアイソレーションダンパプーリ
JP2006283810A (ja) 弾性軸継手
JP2003247595A (ja) ダイナミックダンパ及びプロペラシャフト
JP7097881B2 (ja) 連結解除プーリ
JP2004156674A (ja) 中空回転軸用ダイナミックダンパ
JP2003247597A (ja) ダイナミックダンパ及びプロペラシャフト
JP2008082393A (ja) 自動車用駆動軸
JP2018105497A (ja) アイソレーション付きプーリ
JP2009057984A (ja) ダイナミックダンパ及びプロペラシャフト
JP4632792B2 (ja) ダンパ機能を備えたプーリ
JP4732983B2 (ja) ダンパ付プーリ
JP2006194265A (ja) トルク変動吸収ダンパ
JP4904781B2 (ja) ダンパ付きプーリおよびその製造方法
JP2008281099A (ja) センターベアリングサポート
JP2009079626A (ja) ダイナミックダンパ及びプロペラシャフト
JP2003247592A (ja) ダイナミックダンパ及びプロペラシャフト
KR20170114076A (ko) 자동차용 댐퍼 풀리 조립체
JP2017219055A (ja) ギアダンパ
JP4476197B2 (ja) 動力伝達装置
JP2007002916A (ja) ダンパ付きプーリおよびその製造方法
JP2002276777A (ja) 動力伝達装置
WO2022177001A1 (ja) クランクシャフトとトーショナルダンパーとの固定構造