JP2009057741A - プッシュラッチ装置、蓋体開閉装置、記録装置 - Google Patents

プッシュラッチ装置、蓋体開閉装置、記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 開閉扉や開閉蓋等の開閉装置において、開閉扉や開閉蓋等が半開き状態でロックされた状態となることを防止することができるとともに、開閉扉や開閉蓋等にフック部材等の突起部を設ける必要のない小型で低コストなプッシュラッチ装置を実現する。
【解決手段】 閉じた状態の排出トレイ3は、磁石42と排出トレイ3の鉄片9との間に作用する磁力によって、閉じた状態が保持される。閉じた状態の排出トレイ3を閉位置よりさらに閉方向へ押し込む操作を行うと、ロッド33が進出位置まで進出し、その状態が保持される。磁石ユニット部40は、磁石42の先端421の位置が、進出位置にあるロッド33の先端331の位置より退避方向T側となるように、磁石42の進出方向S側への変位限界位置が設定されている。進出位置に進出するロッド33の先端331で、磁石42の先端421から排出トレイ3の内側面3aを確実に離間させることができる。
【選択図】図8

Description

本発明は、ロッドを押し込み位置まで押し込むことによりロッドの保持位置を進出位置と退避位置とで交互に切り替え可能なプッシュラッチ装置、該プッシュラッチ装置を備えた蓋体開閉装置に関する。
近年、コンパクトで持ち運びが便利であるとともに、使用しないときは操作ボタン類が一切外観に現れない状態とすることができる斬新でスタイリッシュなデザインのインクジェットプリンタが広く普及しつつある。例えば、使用しない状態では、排出トレイ(排出用スタッカ)を閉じると、被記録材の排出口を覆い隠すことができるとともに、その閉じた状態の排出トレイがプリンタ本体の一部となって一体的にインクジェットプリンタの外観を構成するものが公知である。
このようなインクジェットプリンタにおいて、例えば、閉じた状態の排出トレイは、プリンタ本体の一部となって一体的にインクジェットプリンタの外観を構成するため、そのままではユーザが排出トレイを開くことができない。例えば、排出トレイの外側に取っ手を設けたり、押しボタン等の開閉ボタンをプリンタ本体の外側から見える位置に設けたりすれば、ユーザが排出トレイを開くことが可能になるが、それによって、インクジェットプリンタのデザインが損なわれてしまうという課題が生ずる。
このような課題を解決可能な従来技術の一例としては、テレビラックやオーディオラック等に一般的に採用されている、開閉扉等を外側から軽く押すだけで開閉させることが可能なプッシュラッチ装置を利用した開閉装置が公知である。例えば、本体側に設けたプッシュラッチ装置のロッド先端に磁石を配設し、開閉扉のロッド先端に対応する部分に鉄片等を配設したものが一般的に知られている。
閉じた状態の開閉扉を外側から軽く押して放すと、プッシュラッチ装置のロッドが開閉扉を開く方向へ進出する。それによって、開閉扉は、ロッドの先端に押動され、ロッド先端の磁石と開閉扉の鉄片との磁力による係合が解除されながら、開方向へ回動して開いた状態となる。また、開いた状態の開閉扉を閉じるときは、開閉扉を閉じた状態からさらに軽く押し込む。それによって、ロッドが退避した位置で保持され、開閉扉は、ロッド先端の磁石と開閉扉の鉄片との間に作用する磁力によって、閉じた状態が保持される。
また、上記のように開閉扉等が閉じた状態をロッド先端に設けたマグネットで保持するのではなく、開閉扉の内側に茸状のフック部材を備え、そのフック部材を挟持する左右一対の保持アームがロッド先端に設けられたプッシュラッチ装置を備えた開閉装置が公知である(例えば、特許文献1を参照)。
特開平7−34746号公報
しかしながら、テレビラック等に一般的に採用されているロッド先端に磁石等を設けたプッシュラッチ装置を利用した開閉装置は、閉じた状態の開閉扉等を軽く押し込んだ状態からゆっくりと放すと、ロッド先端の磁石と開閉扉側の鉄片との磁力による係合が解除されずに、開閉扉等が僅かに開いただけの半開き状態でロックされた状態になってしまう虞がある。このような半開き状態になってしまうと、ユーザは、その僅かに開いた開閉扉等の隙間を利用して無理に開閉扉等をこじ開けるか、或いは、再度開閉扉等を軽く押して閉じた状態に戻した上で、あらためて開閉扉等を軽く押して放す操作をしなければならない。そのため、テレビラック等に採用されている、ロッド先端に磁石等を設けたプッシュラッチ装置を利用した開閉装置は、操作性の面で課題が残る。
また、特許文献1に記載されているプッシュラッチ装置は、茸状のフック部材等を開閉扉等の内側の対応する位置に突設する必要があるため、開いた状態の開閉扉等の外観が損なわれる。さらに、突設されているフック部材等を誤って破損等してしまう虞もあり、そうなるとプッシュラッチ装置による開閉機構が全く機能しなくなってしまう。さらに、インクジェットプリンタの排出トレイの内側は、開いた状態では記録実行後の被記録材の載置面となるため、特許文献1に記載されているような茸状のフック部材等を内側に突設させることができないという制約がある。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、開閉扉や開閉蓋等の開閉装置において、開閉扉や開閉蓋等が半開き状態でロックされた状態となることを防止することができるとともに、開閉扉や開閉蓋等にフック部材等の突起部を設ける必要のない小型で低コストなプッシュラッチ装置を実現することにある。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様は、ロッドを押し込み位置まで押し込むことにより前記ロッドの保持位置を進出位置と退避位置とで交互に切り替え可能なプッシュラッチ装置であって、磁石又は磁性体からなる係止部材と、前記ロッドの進退方向と同方向へ変位自在に前記係止部材を支持する係止部材支持手段とを備え、前記係止部材は、前記押し込み位置まで押し込んだ状態の前記ロッドの先端位置より退避方向側へ変位可能であるとともに、進出方向側への変位限界位置が前記ロッドの前記進出位置における先端位置より退避方向側に設定されている、ことを特徴としたプッシュラッチ装置である。
磁石又は磁性体からなる係止部材は、開閉扉や開閉蓋等に設けられた鉄片等の磁性体又は磁石との間に作用する磁力によって、開閉扉や開閉蓋等の閉じた状態を保持するための部材である。この磁石又は磁性体からなる係止部材は、ロッドの進退方向と同方向へ変位自在に支持されている。そして、係止部材は、押し込み位置まで押し込んだ状態のロッドの先端位置より退避方向側へ変位可能に支持されている。それによって、係止部材で開閉扉や開閉蓋等の閉じた状態を保持することができるとともに、開閉扉や開閉蓋等を閉じた状態からさらに閉方向へ押し込む操作によりロッドを押し込み位置まで押し込む際には、係止部材も開閉扉や開閉蓋等に押動されて押し込み方向へ押し込み位置まで変位するので、ロッドの押し込み動作が係止部材により阻害されないようにすることができる。
また、係止部材の進出方向側への変位限界位置は、ロッドの進出位置における先端位置より退避方向側に設定されている。それによって、ロッドが進出位置にある状態においては、係止部材と開閉扉や開閉蓋等とを確実に離間させて、その磁力による係合を確実に解除することができる。すなわち、閉じた状態にある開閉扉や開閉蓋等を押し込み操作により開く際には、進出位置まで進出するロッドの先端により、磁力による係止部材と開閉扉や開閉蓋等との係合が確実に解除される位置まで、開閉扉や開閉蓋等を開方向へ押動することができる。したがって、例えば閉じた状態の開閉扉等を軽く押し込んだ状態からゆっくりと放した場合でも、係止部材によって開閉扉や開閉蓋等が半開き状態でロックされた状態となってしまうことを未然に防止することができる。
これにより、本発明の第1の態様に記載のプッシュラッチ装置によれば、開閉扉や開閉蓋等の開閉装置において、開閉扉や開閉蓋等が半開き状態でロックされた状態となることを防止することができるとともに、開閉扉や開閉蓋等にフック部材等の突起部を設ける必要のない小型で低コストなプッシュラッチ装置を実現することができるという作用効果が得られる。
本発明の第2の態様は、前述した第1の態様に記載のプッシュラッチ装置において、前記係止部材の進出方向側への変位限界位置は、前記ロッドの前記退避位置における先端位置より進出方向側に設定されている、ことを特徴としたプッシュラッチ装置である。
このように、係止部材の進出方向への変位限界位置は、ロッドの退避位置における先端位置より進出方向側に設定されている。それによって、ロッドが退避位置にある状態、つまり開閉扉や開閉蓋等を閉じた状態においては、係止部材の先端と開閉扉や開閉蓋等とが当接することができる状態を維持することができる。したがって、開閉扉や開閉蓋等を閉じた状態において、係止部材と開閉扉や開閉蓋等との磁力による係合状態をより確実に維持することができる。
本発明の第3の態様は、前述した第2の態様に記載のプッシュラッチ装置において、前記係止部材支持手段は、前記係止部材を進出方向へ付勢する付勢手段を有している、ことを特徴としたプッシュラッチ装置である。
このように、係止部材を進出方向へ付勢することによって、閉じた状態の開閉扉や開閉蓋等に係止部材を確実に当接させることができるので、閉じた状態の開閉扉や開閉蓋等をより確実かつ強固に保持することができる。
また、係止部材は、進出方向側への変位限界位置へ付勢された状態となるので、閉じた状態における開閉扉や開閉蓋等の位置は、その進出方向側への変位限界位置にある係止部材の進出方向先端で位置決めされることになる。それによって、位置精度を出しにくいロッド先端で位置決めするのと比較して、閉じた状態における開閉扉や開閉蓋等の閉位置をより高い位置精度で保持することができる。
本発明の第4の態様は、前述した第1〜第3の態様のいずれかに記載のプッシュラッチ装置を備えた蓋体開閉装置であって、開閉可能に支持されている蓋体を閉位置よりさらに閉方向へ押し込む操作によって、前記蓋体で前記係止部材を押動して退避方向へ変位させながら前記蓋体で前記ロッドを前記押し込み位置まで押し込むことが可能であり、前記ロッドが退避位置にある状態では、前記係止部材と前記蓋体との間に作用する磁力により前記蓋体を閉位置で保持可能であり、前記ロッドが進出位置にある状態では、前記ロッドの先端によって、前記係止部材と前記蓋体との間に作用する磁力で前記蓋体が係止されない範囲に前記蓋体の変位範囲が規制される、ことを特徴とした蓋体開閉装置である。
本発明の第4の態様に記載の蓋体開閉装置によれば、プッシュラッチ装置を備えた蓋体開閉装置において、前述した第1〜第3の態様に記載の発明による作用効果を得ることができる。
本発明の第5の態様は、開いた状態の蓋体に記録装置の排出口から排出される被記録材が積重され、閉じた状態の前記蓋体で前記排出口が覆い隠されるように前記蓋体を前記記録装置に支持する蓋体支持装置と、前述した第4の態様に記載の蓋体開閉装置と、を備えた記録装置である。
本発明の第5の態様に記載の記録装置によれば、開いた状態の蓋体に記録装置の排出口から排出される被記録材が積重され、閉じた状態の蓋体で排出口が覆い隠されるように蓋体を記録装置に支持する蓋体支持装置を備えた記録装置において、前述した第4の態様に記載の発明による作用効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<インクジェットプリンタの概略構成>
まず、本発明に係る「記録装置」としてのインクジェットプリンタ50の概略構成について、図1〜図4を参照しながら説明する。
図1及び図2は、インクジェットプリンタ50の外観斜視図である。図1は、排出トレイ3を閉じた状態を図示したものであり、図2は、排出トレイ3を開いた状態を図示したものである。図3は、インクジェットプリンタ50の要部側断面図である。
プリンタ本体1の上面には、各種操作ボタン類を有する操作パネル4が配設されている。また、プリンタ本体1の上面には、各種表示を行う液晶表示パネル10が、符号Cで示した方向へ回動させて立位姿勢で使用可能に回動軸11で軸支されて配設されている。プリンタカバー5は、回動軸6がプリンタ本体1の軸受部に係合した状態で回動可能にプリンタ本体1に支持されている。インクジェットプリンタ50は、使用しないときにプリンタカバー5を閉じた状態とすることによって、プリンタ本体1の上面に配設されている操作パネル4及び液晶表示パネル10がプリンタカバー5で覆い隠されて保護される。プリンタ本体1には、インクジェットプリンタ50を落ち運びするためのハンドル20が回動可能に配設されている。
プリンタ本体1の前面には、記録実行後の記録紙Pが排出される排出口7が設けられており、その排出口7を開閉可能に排出トレイ3が配設されている。排出トレイ3は、回動可能にプリンタ本体1に軸支されている。インクジェットプリンタ50を使用しないときには、排出トレイ3を閉じた状態とすることによって、排出口7が排出トレイ3で覆い隠された状態となる(図1)。また、インクジェットプリンタ50を使用するときには、符号Aで示した方向へ排出トレイ3を開いた状態とすることによって、排出口7から排出される記録実行後の記録紙Pが排出トレイ3に積重される(図2、図3)。
インクジェットプリンタ50は、記録紙Pに記録を実行する「記録実行手段」として、搬送駆動ローラ51、搬送従動ローラ52、プラテン53、排出駆動ローラ54、排出従動ローラ55、キャリッジ61及び記録ヘッド62をプリンタ本体1内に備えている。また、インクジェットプリンタ50は、「記録実行手段」へ向けて記録紙Pを一ずつ自動給送する自動給送装置を構成する載置部71、エッジガイド72、給送用ローラ73及びリタードローラ74を備えている。プリンタ本体1の上面には、記録紙Pを前記の自動給送装置で供給するための給送用開口部2が設けられている。符号Bで示した方向へ開いた状態のプリンタカバー5は、前記の自動給送装置で給送する記録紙Pが載置される給送用トレイとして機能する。
載置部71は、給送用開口部2に臨む位置に配設されている。公知のエッジガイド72は、記録紙Pの幅方向(搬送方向Yと交差する方向)へスライド可能に載置部71に配設されており、記録紙Pのサイズに応じて記録紙Pの幅方向の載置位置を規定することができる。開いた状態のプリンタカバー5に載置された記録紙Pは、図示していないホッパにより給送用ローラ73の外周面に押圧され、給送用ローラ73の駆動回転により、搬送駆動ローラ51へ向けて給送される。このとき、公知のリタードローラ74の従動回転抵抗によって、最上位の記録紙Pから他の記録紙Pが分離され、記録紙Pの重送が防止される。
給送用ローラ73の駆動回転により給送された記録紙Pは、搬送駆動ローラ51と搬送従動ローラ52とで挟持され、搬送駆動ローラ51の駆動回転により搬送方向Yへ所定の搬送量でプラテン53上を搬送される。キャリッジ61の底部には、記録紙Pの記録面にインクを噴射してドットを形成する記録ヘッド62が配設されている。キャリッジ61は、記録ヘッド62のヘッド面とプラテン53上の記録紙Pの記録面とが略平行で一定の間隔となる状態を維持しながら搬送方向Yと略直交する方向へ往復動可能に支持されている。
プラテン53上を搬送される記録紙Pは、キャリッジ61が搬送方向Yと略直交する方向へ往復動しながら記録ヘッド62のヘッド面から記録紙Pの記録面へインクを噴射してドットを形成する動作と、搬送駆動ローラ51の駆動回転により搬送方向Yへ所定の搬送量で記録紙Pを搬送する動作とが交互に繰り返されることによって、記録面への記録が実行される。インク噴射後の記録紙Pは、排出駆動ローラ54と排出従動ローラ55とで挟持され、排出駆動ローラ54の駆動回転により搬送方向Yへ搬送される。記録実行後の記録紙Pは、排出口7から排出され、開いた状態の排出トレイ3に積重される。
図4は、排出トレイ3を開いた状態のインクジェットプリンタ50の正面図である。
排出トレイ3を開いた状態では、記録実行後の記録紙Pが排出される排出口7及びその上方に配置された前面パネル8が露出する。前面パネル8には、プリンタ本体1の内部に配設されたメモリカードスロット(図示せず)へメモリカードを挿入するための挿入孔81が設けられている。また、前面パネル部8の孔82及び孔83からは、後述するプリンタ本体1の内部に配設されたスライダユニット部30のロッド33の先端及び磁石ユニット部40の磁石42の先端が外側へ突出している。排出トレイ3には、閉じた状態で磁石42の先端に対応する部分に「磁性体」としての鉄片9が内設されている。
<プッシュラッチ装置100の概略構成>
つづいて、本発明に係るプッシュラッチ装置100の構成について、図5を参照しながら説明する。
図5は、本発明に係るプッシュラッチ装置100の平面図である。
本発明に係るプッシュラッチ装置100は、スライダユニット部30と磁石ユニット部40とを備えている。スライダユニット部30は、スライダホルダ31にスライダ32が進出方向S及び退避方向Tへスライド変位可能に支持されている。スライダユニット部30は、スライダ32と一体に形成されているロッド33を押し込み位置まで押し込むことにより、そのロッド33の保持位置を進出位置と退避位置とで交互に切り替え可能な構成を有している。ロッド33の先端331は、前面パネル部8の孔82を通じて外部に突出している。
「係止部材支持手段」としての磁石ユニット部40は、支持部材41、「係止部材」としての磁石42及び「付勢手段」としてのコイルばね43を有している。磁石42は、排出トレイ3を閉じた状態において、排出トレイ3に内設されている鉄片9との間に作用する磁力によって、その排出トレイ3の閉じた状態を保持するためのものである。磁石42の先端421は、前面パネル部8の孔83を通じて外部に突出している。
磁石42は、ロッド33の進出方向S及び退避方向Tと同方向へ変位自在に支持部材41に支持されている。また、磁石42は、コイルばね43のばね力で進出方向Sへ付勢されている。さらに、磁石42は、進出方向S側への変位限界位置が設定されており、その変位限界位置は、支持部材41の係止部411に磁石42の凸部422がコイルばね43のばね力で当接した状態で係止される位置である。
尚、排出トレイ3に磁石を内設し、「係止部材」を鉄片等の磁性体としても本発明の実施は可能である。或いは、N極の磁石とS極の磁石にいずれか一方を排出トレイ3に内設し、他方を「係止部材」としても良い。
<スライダユニット部30の構成>
ここで、本発明に係るプッシュラッチ装置100のスライダユニット部30の構成について、図6及び図7を参照しながら説明する。
図6は、スライダユニット部30を分解して図示した斜め上方からの斜視図である。図7はスライダユニット部30を分解して図示した斜め下方からの斜視図である。
スライダユニット部30は、スライダホルダ31、スライダ32、ロッド33、カム溝34、揺動アーム35及び付勢バネ36を備えている。
スライダホルダ31には、スライダ32を進退方向へスライド可能に支持する凹部311が形成されている。凹部311の左右の凸部は。スライダ32の左右の側面と摺接するサイドガイド312、313になっている。サイドガイド312、313の近傍には、スライダ32を係止するための係止爪314が3つ設けられている。スライダホルダ31の凹部311には、後部寄りの中間から向かってやや右側の位置に、揺動アーム35の揺動穴352と係合する揺動軸315が設けられている。
スライダ32は、排出用トレイ3の裏面に当接して排出用トレイ3を開方向へ押し出すロッド33が一体に設けられている。スライダ32の下面に設けられたカム溝34は、ロッド33の押込み動作によってロッド33の進出位置と退避位置とを切り替えて保持可能な平面視ハート形をした2位置保持ループ形状をなしている。カム溝34の後方側には、スライダ32の進退方向と平行に2本の角溝324、325が設けられている。この角溝324には、付勢バネ36が収容される。
揺動アーム35は、基部側が幾分幅広に形成され、端部が丸く加工された平板状の部材である。揺動アーム35の自由端側の上面には、上方へ向けて突出する係合軸351が設けられている。揺動アーム35の基端側には、係合軸351に対して外側に偏心した位置に揺動穴352が設けられている。揺動アーム35は、係合軸351がスライダ32のカム溝34と係合し、揺動穴352がスライドホルダ31の揺動軸315と係合し、この揺動軸315を揺動支点として揺動可能にスライダホルダ31に支持される。
また、揺動アーム35は、揺動穴352の近傍に、2つの係合爪353、354が一定の距離を隔てて並設されている。係合爪353、354は、スライダ32の下面に形成されている2本の角溝324、325とそれぞれ係合する。係合爪353は、スライダ32の角溝324に収容された付勢バネ36の一端に当接する当接面となる。
付勢バネ36は、圧縮コイルバネによって構成されており、スライダ32を進出方向へ付勢する。付勢バネ36は、軸線がスライダ32の進退方向と平行であり、かつ軸線の位置がロッド33の軸線位置と同一直線上となるように配設される。さらに、付勢バネ36の軸線の位置は、揺動アーム35の揺動穴352の中心から左右いずれかの方向にずれた位置に設定されている。このように、揺動穴352の中心からずれた位置に付勢バネ36の軸線の位置を設定することによって、スライダ32を進出方向へ付勢する付勢力に加えて、揺動アーム35を向かって左側に揺動させようとする付勢力を単一の付勢バネ36によって実現することができる。
カム溝34の奥部側の交差した頂部は、ロッド33の退避位置を保持する保持点341になっている。また、カム溝34の手前側のくぼみ部は、ロッド33の進出位置を保持する保持点342になっている。そして、この保持点341、342を挟んでカム溝34の向かって右側の経路がロッド33を退避方向へ押し込むときに通る押込み経路343となり、向かって左側の経路がロッド33を進出方向へ押し出すときに通る押出し経路344となる。押出し経路344の底面は、保持点341に向かうに従って徐々に高くなるように形成されている。保持点341には、係合軸351が逆方向の押出し経路344側に進入しないようにするための段差345が設けられている。
このような形状のカム溝34によって、揺動アーム35の係合軸351は、保持点341を始点として押込み経路343、保持点342、押出し経路344の順でカム溝34内を移動し、再び保持点341に戻るように一方向のみに循環移動することとなる。それによって、ロッド33を押し込み位置まで押し込むことによりロッド33の保持位置を進出位置と退避位置とで交互に切り替え可能なスライダユニット部30の基本的なラッチ機能が実現される。
<プッシュラッチ装置100の動作>
つづいて、本発明に係るプッシュラッチ装置100の動作について、図8及び図9を参照しながら説明する。
図8は、閉じた状態の排出トレイ3を開くときのプッシュラッチ装置100の動作を図示した平面図である。
図8(a)は、排出トレイ3を閉じた状態を図示したものである。
排出トレイ3を閉じた状態において、スライダユニット部30は、ロッド33が退避方向Tへ退避した退避位置でスライダ32のスライド位置が保持されている。磁石ユニット部40は、磁石42の先端421の位置が、退避位置にあるロッド33の先端331の位置より僅かに進出方向S側となるように、磁石42の進出方向S側への変位限界位置が設定されている。それによって、ロッド33が退避位置にある状態、つまり排出トレイ3を閉じた状態においては、磁石42の先端421と排出トレイ3の内側面3aとが当接することができる状態を維持することができる。閉じた状態の排出トレイ3は、磁石42と排出トレイ3の鉄片9との間に作用する磁力によって、磁石42の先端421に排出トレイ3の内側面3aが当接して閉じた状態が確実に保持される。
そして、磁石42は、コイルばね43のばね力によって、その進出方向S側への変位限界位置へ付勢されている。したがって、排出トレイ3を閉じた状態において、排出トレイ3の内側面3aに磁石42を確実に当接させることができるので、磁石42と排出トレイ3との磁力による係合状態をより確実に維持することができる。それによって、閉じた状態の排出トレイ3をより確実かつ強固に保持することができる。また、閉じた状態の排出トレイ3は、その進出方向S側への変位限界位置にある磁石42の先端421で、閉位置の位置決めがなされる。それによって、位置精度を出しにくいロッド33の先端331で位置決めするのと比較して、閉じた状態における排出トレイ3の閉位置をより高い位置精度で保持することができる。
尚、磁石ユニット部40は、磁石42の先端421の位置が、退避位置にあるロッド33の先端331の位置より僅かに退避方向T側となるように、磁石42の進出方向S側への変位限界位置を設定しても良い。この場合、閉じた状態の排出トレイ3の閉位置は、退避位置にあるロッド33の先端331で位置決めされることになるが、閉じた状態の排出トレイ3の閉位置をあまり高精度に位置決めする必要がない場合、或いはロッド33の先端331で充分な位置精度が出せるような場合には、このような態様でも本発明の実施は可能である。また、閉じた状態の排出トレイ3の閉位置は、退避位置にあるロッド33の先端331で位置決めされることになることから、磁石42の先端421と排出トレイ3の内側面3aとの間に僅かな隙間が生ずることになるが、充分な強さの磁力を発生し得る磁石42を使用することにより、閉じた状態の排出トレイ3を閉位置で確実に保持することができる。
図8(b)は、閉じた状態の排出トレイ3を閉位置よりさらに閉方向へ押し込む操作を行った状態を図示したものである。
磁石42は、その先端421の位置が押し込み位置まで押し込んだ状態におけるロッド33の先端331の位置より退避方向T側となる位置まで、退避方向Tへ変位可能である。閉じた状態の排出トレイ3を閉位置よりさらに閉方向へ押し込む操作(符号D)を行うと、磁石42は、その排出トレイ3に押動されて、コイルばね43のばね力に抗して退避方向Tへ退避する(符号D1)。同時に、ロッド33は、その先端331が押動されて押し込み位置まで押し込まれる(符号D2)。すなわち、磁石42が上記の位置まで退避方向Tへ退避可能に支持されていることによって、ロッド33の押し込み動作が磁石42により阻害されないようにすることができる。
図8(c)は、閉じた状態の排出トレイ3を押し込む操作を行った後の状態を図示したものである。
スライダユニット部30は、排出トレイ3を押し込み位置まで押し込み操作を行った後に手を放すと、ロッド33の退避位置の保持が解除され、内部の付勢バネ36(図6、図7)のばね力でロッド33が進出位置まで進出し(符号E)、その状態が保持される。また、磁石ユニット部40は、磁石42の先端421の位置が、進出位置にあるロッド33の先端331の位置より退避方向T側となるように、磁石42の進出方向S側への変位限界位置が設定されている。それによって、進出位置に進出するロッド33の先端331で排出用トレイ3を開方向Aへ押動したときに、磁石42の先端421から排出トレイ3の内側面3aを確実に離間させることができる(符号F)。
すなわち、排出トイレ3は、進出位置に進出したロッド33の先端331によって、磁石42と鉄片9との間に作用する磁力で係止されない範囲に回動位置が規制される。したがって、閉じた状態にある排出トレイ3を押し込み操作により開く際には、進出位置まで進出するロッド33の先端331により、磁力による磁石42と排出トレイ3の鉄片9との係合が確実に解除される位置まで排出トレイ3を開方向へ押し出すことができる。それによって、排出トレイ3を確実に開くことができるので、磁石42の磁力によって排出トレイ3が半開き状態でロックされた状態となることを未然に防止することができる。
図9は、開いた状態の排出トレイ3を閉じるときのプッシュラッチ装置100の動作を図示した平面図である。
開いた状態の排出トレイ3を閉じるべく閉方向A1へ回動させていくと、排出トレイ3の内側面3aが進出位置にあるロッド33の先端331に当接する(図9(a))。その状態から排出トレイ3をさらに閉方向A1へ回動させて、排出トレイ3を閉位置よりさらに閉方向へ押し込む操作(符号G)を行う。それによって、磁石42は、コイルばね43のばね力に抗して排出トレイ3に押動され、退避方向Tへ退避する(符号G1)。同時に、ロッド33は、その先端331が排出トレイ3に押動されて(符号G2)、押し込み位置まで押し込まれる(図9(b))。
そして、その押し込み操作後に手を放すと、スライダユニット部30は、ロッド33が退避位置まで退避した状態が保持される(符号H)。また、磁石42は、コイルばね43のばね力で進出方向S側への変位限界位置まで進出する。排出トレイ3は、進出方向S側への変位限界位置にある磁石42と排出用トレイ3の鉄片9との間に作用する磁力によって、その磁石42の先端421が排出用トレイ3の内側面3aに当接し(符号J)、磁石42の先端421に位置決めされて閉じた状態が保持される(図9(c))。
<発明の効果>
このようにして、本発明によれば、排出トレイ3が開閉可能に支持されたインクジェットプリンタ50において、排出トレイ3が半開き状態でロックされた状態となることを防止することができるとともに、排出トレイ3にフック部材等の突起部を設ける必要のない小型で低コストなプッシュラッチ装置100を実現することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
排出トレイを閉じた状態のインクジェットプリンタの外観斜視図。 排出トレイを開いた状態のインクジェットプリンタの外観斜視図。 インクジェットプリンタの要部側断面図。 排出トレイを開いた状態のインクジェットプリンタの正面図。 本発明に係るプッシュラッチ装置の平面図。 スライダユニット部を分解して図示した斜め上方からの斜視図。 スライダユニット部を分解して図示した斜め下方からの斜視図。 排出トレイを開くときのプッシュラッチ装置の動作図。 排出トレイを閉じるときのプッシュラッチ装置の動作図。
符号の説明
3 排出トレイ、30 スライダユニット部、40 磁石ユニット部、50 インクジェットプリンタ、51 搬送駆動ローラ、52 搬送従動ローラ、53 プラテン、54 排出駆動ローラ、55 排出従動ローラ、61 キャリッジ、62 記録ヘッド、100 プッシュラッチ装置、P 記録紙、Y 記録紙の搬送方向

Claims (5)

  1. ロッドを押し込み位置まで押し込むことにより前記ロッドの保持位置を進出位置と退避位置とで交互に切り替え可能なプッシュラッチ装置であって、
    磁石又は磁性体からなる係止部材と、
    前記ロッドの進退方向と同方向へ変位自在に前記係止部材を支持する係止部材支持手段とを備え、
    前記係止部材は、前記押し込み位置まで押し込んだ状態の前記ロッドの先端位置より退避方向側へ変位可能であるとともに、進出方向側への変位限界位置が前記ロッドの前記進出位置における先端位置より退避方向側に設定されている、ことを特徴としたプッシュラッチ装置。
  2. 請求項1に記載のプッシュラッチ装置において、前記係止部材の進出方向側への変位限界位置は、前記ロッドの前記退避位置における先端位置より進出方向側に設定されている、ことを特徴としたプッシュラッチ装置。
  3. 請求項2に記載のプッシュラッチ装置において、前記係止部材支持手段は、前記係止部材を進出方向へ付勢する付勢手段を有している、ことを特徴としたプッシュラッチ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のプッシュラッチ装置を備えた蓋体開閉装置であって、
    開閉可能に支持されている蓋体を閉位置よりさらに閉方向へ押し込む操作によって、前記蓋体で前記係止部材を押動して退避方向へ変位させながら前記蓋体で前記ロッドを前記押し込み位置まで押し込むことが可能であり、
    前記ロッドが退避位置にある状態では、前記係止部材と前記蓋体との間に作用する磁力により前記蓋体を閉位置で保持可能であり、
    前記ロッドが進出位置にある状態では、前記ロッドの先端によって、前記係止部材と前記蓋体との間に作用する磁力で前記蓋体が係止されない範囲に前記蓋体の変位範囲が規制される、ことを特徴とした蓋体開閉装置。
  5. 開いた状態の蓋体に記録装置の排出口から排出される被記録材が積重され、閉じた状態の前記蓋体で前記排出口が覆い隠されるように前記蓋体を前記記録装置に支持する蓋体支持装置と、請求項4に記載の蓋体開閉装置と、を備えた記録装置。
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