JP2009057741A - プッシュラッチ装置、蓋体開閉装置、記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 閉じた状態の排出トレイ3は、磁石42と排出トレイ3の鉄片9との間に作用する磁力によって、閉じた状態が保持される。閉じた状態の排出トレイ3を閉位置よりさらに閉方向へ押し込む操作を行うと、ロッド33が進出位置まで進出し、その状態が保持される。磁石ユニット部40は、磁石42の先端421の位置が、進出位置にあるロッド33の先端331の位置より退避方向T側となるように、磁石42の進出方向S側への変位限界位置が設定されている。進出位置に進出するロッド33の先端331で、磁石42の先端421から排出トレイ3の内側面3aを確実に離間させることができる。
【選択図】図8
Description
本発明の第4の態様に記載の蓋体開閉装置によれば、プッシュラッチ装置を備えた蓋体開閉装置において、前述した第1〜第3の態様に記載の発明による作用効果を得ることができる。
本発明の第5の態様に記載の記録装置によれば、開いた状態の蓋体に記録装置の排出口から排出される被記録材が積重され、閉じた状態の蓋体で排出口が覆い隠されるように蓋体を記録装置に支持する蓋体支持装置を備えた記録装置において、前述した第4の態様に記載の発明による作用効果を得ることができる。
まず、本発明に係る「記録装置」としてのインクジェットプリンタ50の概略構成について、図1〜図4を参照しながら説明する。
図1及び図2は、インクジェットプリンタ50の外観斜視図である。図1は、排出トレイ3を閉じた状態を図示したものであり、図2は、排出トレイ3を開いた状態を図示したものである。図3は、インクジェットプリンタ50の要部側断面図である。
つづいて、本発明に係るプッシュラッチ装置100の構成について、図5を参照しながら説明する。
本発明に係るプッシュラッチ装置100は、スライダユニット部30と磁石ユニット部40とを備えている。スライダユニット部30は、スライダホルダ31にスライダ32が進出方向S及び退避方向Tへスライド変位可能に支持されている。スライダユニット部30は、スライダ32と一体に形成されているロッド33を押し込み位置まで押し込むことにより、そのロッド33の保持位置を進出位置と退避位置とで交互に切り替え可能な構成を有している。ロッド33の先端331は、前面パネル部8の孔82を通じて外部に突出している。
ここで、本発明に係るプッシュラッチ装置100のスライダユニット部30の構成について、図6及び図7を参照しながら説明する。
スライダユニット部30は、スライダホルダ31、スライダ32、ロッド33、カム溝34、揺動アーム35及び付勢バネ36を備えている。
つづいて、本発明に係るプッシュラッチ装置100の動作について、図8及び図9を参照しながら説明する。
図8(a)は、排出トレイ3を閉じた状態を図示したものである。
排出トレイ3を閉じた状態において、スライダユニット部30は、ロッド33が退避方向Tへ退避した退避位置でスライダ32のスライド位置が保持されている。磁石ユニット部40は、磁石42の先端421の位置が、退避位置にあるロッド33の先端331の位置より僅かに進出方向S側となるように、磁石42の進出方向S側への変位限界位置が設定されている。それによって、ロッド33が退避位置にある状態、つまり排出トレイ3を閉じた状態においては、磁石42の先端421と排出トレイ3の内側面3aとが当接することができる状態を維持することができる。閉じた状態の排出トレイ3は、磁石42と排出トレイ3の鉄片9との間に作用する磁力によって、磁石42の先端421に排出トレイ3の内側面3aが当接して閉じた状態が確実に保持される。
磁石42は、その先端421の位置が押し込み位置まで押し込んだ状態におけるロッド33の先端331の位置より退避方向T側となる位置まで、退避方向Tへ変位可能である。閉じた状態の排出トレイ3を閉位置よりさらに閉方向へ押し込む操作(符号D)を行うと、磁石42は、その排出トレイ3に押動されて、コイルばね43のばね力に抗して退避方向Tへ退避する(符号D1)。同時に、ロッド33は、その先端331が押動されて押し込み位置まで押し込まれる(符号D2)。すなわち、磁石42が上記の位置まで退避方向Tへ退避可能に支持されていることによって、ロッド33の押し込み動作が磁石42により阻害されないようにすることができる。
スライダユニット部30は、排出トレイ3を押し込み位置まで押し込み操作を行った後に手を放すと、ロッド33の退避位置の保持が解除され、内部の付勢バネ36(図6、図7)のばね力でロッド33が進出位置まで進出し(符号E)、その状態が保持される。また、磁石ユニット部40は、磁石42の先端421の位置が、進出位置にあるロッド33の先端331の位置より退避方向T側となるように、磁石42の進出方向S側への変位限界位置が設定されている。それによって、進出位置に進出するロッド33の先端331で排出用トレイ3を開方向Aへ押動したときに、磁石42の先端421から排出トレイ3の内側面3aを確実に離間させることができる(符号F)。
開いた状態の排出トレイ3を閉じるべく閉方向A1へ回動させていくと、排出トレイ3の内側面3aが進出位置にあるロッド33の先端331に当接する(図9(a))。その状態から排出トレイ3をさらに閉方向A1へ回動させて、排出トレイ3を閉位置よりさらに閉方向へ押し込む操作(符号G)を行う。それによって、磁石42は、コイルばね43のばね力に抗して排出トレイ3に押動され、退避方向Tへ退避する(符号G1)。同時に、ロッド33は、その先端331が排出トレイ3に押動されて(符号G2)、押し込み位置まで押し込まれる(図9(b))。
このようにして、本発明によれば、排出トレイ3が開閉可能に支持されたインクジェットプリンタ50において、排出トレイ3が半開き状態でロックされた状態となることを防止することができるとともに、排出トレイ3にフック部材等の突起部を設ける必要のない小型で低コストなプッシュラッチ装置100を実現することができる。
Claims (5)
- ロッドを押し込み位置まで押し込むことにより前記ロッドの保持位置を進出位置と退避位置とで交互に切り替え可能なプッシュラッチ装置であって、
磁石又は磁性体からなる係止部材と、
前記ロッドの進退方向と同方向へ変位自在に前記係止部材を支持する係止部材支持手段とを備え、
前記係止部材は、前記押し込み位置まで押し込んだ状態の前記ロッドの先端位置より退避方向側へ変位可能であるとともに、進出方向側への変位限界位置が前記ロッドの前記進出位置における先端位置より退避方向側に設定されている、ことを特徴としたプッシュラッチ装置。 - 請求項1に記載のプッシュラッチ装置において、前記係止部材の進出方向側への変位限界位置は、前記ロッドの前記退避位置における先端位置より進出方向側に設定されている、ことを特徴としたプッシュラッチ装置。
- 請求項2に記載のプッシュラッチ装置において、前記係止部材支持手段は、前記係止部材を進出方向へ付勢する付勢手段を有している、ことを特徴としたプッシュラッチ装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のプッシュラッチ装置を備えた蓋体開閉装置であって、
開閉可能に支持されている蓋体を閉位置よりさらに閉方向へ押し込む操作によって、前記蓋体で前記係止部材を押動して退避方向へ変位させながら前記蓋体で前記ロッドを前記押し込み位置まで押し込むことが可能であり、
前記ロッドが退避位置にある状態では、前記係止部材と前記蓋体との間に作用する磁力により前記蓋体を閉位置で保持可能であり、
前記ロッドが進出位置にある状態では、前記ロッドの先端によって、前記係止部材と前記蓋体との間に作用する磁力で前記蓋体が係止されない範囲に前記蓋体の変位範囲が規制される、ことを特徴とした蓋体開閉装置。 - 開いた状態の蓋体に記録装置の排出口から排出される被記録材が積重され、閉じた状態の前記蓋体で前記排出口が覆い隠されるように前記蓋体を前記記録装置に支持する蓋体支持装置と、請求項4に記載の蓋体開閉装置と、を備えた記録装置。
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JP2007225639A JP2009057741A (ja) | 2007-08-31 | 2007-08-31 | プッシュラッチ装置、蓋体開閉装置、記録装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104080991A (zh) * | 2011-08-02 | 2014-10-01 | S·格雷加 | 用于打开柜体的柜门的装置 |
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JPH02272184A (ja) * | 1989-04-13 | 1990-11-06 | Nifco Inc | ラッチ装置 |
JP2005059228A (ja) * | 2003-08-12 | 2005-03-10 | Seiko Epson Corp | メモリ保護装置、電子機器、記録装置 |
JP2005337006A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-08 | Agostino Ferrari Spa | 家具用閉鎖装置 |
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2007
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CN104080991B (zh) * | 2011-08-02 | 2016-05-11 | W·海尔德 | 用于打开柜体的柜门的装置 |
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