JP2009057137A - 用紙供給装置及びこれを搭載した画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙の給紙性能の安定化を図りつつ、小型化も達成可能な用紙供給装置及びこれを搭載した画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置本体(2)に着脱可能に構成されており、枚葉の用紙を厚み方向に積層して収容する用紙収容部(4)と、装置本体に配置されており、用紙の搬送方向の下流側にて、用紙収容部の最外層に位置する用紙に接触する分離手段(8a)を有し、用紙の給紙時の当初には、分離手段を用紙の搬送方向に対抗する方向に向けて駆動させる分離装置(8)とを具備する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複写機やプリンタ、ファクシミリ等に用いられる用紙供給装置及びこれを搭載した画像形成装置に関するものである。
この種の用紙供給装置ではローラによる給紙方式が知られている。詳しくは、当該装置は、用紙の搬送方向でみて下流側に設置された給紙ローラを有しており、給紙ローラが給紙カセット内の最上層の用紙に接触し、給紙ローラの回転によって用紙を1枚ずつ搬送路に向けて送出している。
ここで、この用紙には普通紙や上質紙の他、OHPシートや塗工紙(コート紙)等の如く種々の材質がある。特に、これらOHPシートやコート紙はその表面の平滑度が高く、密着し易い。そこで、この密着を解消する技術が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2006−1699号公報 特開2002−53237号公報
ところで、上述した密着は、用紙間に生ずる負圧が原因となっている。そして、上記特許文献1の技術では、各用紙間にエアーを吹き付けることにより、用紙の重送を回避している。また、上記特許文献2の技術では、用紙に周期的な圧力変化を与えることにより、用紙の重送を回避している。
しかしながら、これら各技術では、用紙間の密着を解消するには依然として課題が残されている。
詳しくは、前者の技術では、大量のエアーを吹き付けなければ密着を解消できないからである。また、仮に、大量のエアーを何等規制せずに吹き付けることが可能であったとしても、このエアーを生起させるファンの騒音が大きくなってしまう。一方、後者の技術では、3枚以上積層された場合には圧力が安定せず、密着が解消され難くなるからである。
さらに、この密着の解消は可能な限り現有の構成で実行させる点にも留意しなければならない。上述のように、エアーの吹き付け機構や圧力発生機構を必要とすれば、用紙供給装置の大型化を招くからである。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消し、用紙の給紙性能の安定化を図りつつ、小型化も達成可能な用紙供給装置及びこれを搭載した画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するための第1の発明は、画像形成装置本体に着脱可能に構成されており、枚葉の用紙を厚み方向に積層して収容する用紙収容部と、装置本体に配置されており、用紙の搬送方向の下流側にて、用紙収容部の最外層に位置する用紙に接触する分離手段を有し、用紙の給紙時の当初には、分離手段を用紙の搬送方向に対抗する方向に向けて駆動させる分離装置とを具備する。
第1の発明によれば、用紙収容部が画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されており、この用紙収容部は、枚葉の用紙を厚み方向に積層させて収容している。
また、この装置本体には分離装置が配置されており、当該分離装置は、用紙の搬送方向の下流側にて、最外層に位置する用紙に接触する分離手段を有している。
そして、この分離手段は、用紙の給紙時の当初に、用紙の搬送方向に対抗する方向に向けて駆動するので、最外層に位置する用紙が当該用紙の直ぐ下側に位置する用紙に対してズレが生じ、これら用紙間に生じていた負圧がなくなり、用紙間の密着が確実に解消可能になる。この結果、用紙の重送が回避され、用紙の給紙性能の安定化が図られる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、分離手段は、給紙ローラであり、給紙ローラは、用紙が用紙収容部から送出される前に、給紙ローラによる用紙の送出時の回転方向とは反対方向に向けて回転することを特徴とする。
第2の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、給紙ローラは、用紙が用紙収容部から送出される前に、給紙ローラの通常の回転方向とは反対方向に向けて回転するので、現有の構成によって用紙の重送が回避され、用紙の給紙性能の安定化が達成される。しかも、この場合には従来に比して装置の小型化も図られる。
第3の発明は、第1の発明の構成において、分離手段は、給紙ローラとは別個に設けられ、用紙の搬送方向に対して所定の角度で配設された分離ローラであり、分離ローラは、用紙の幅方向の中心線に対して略対称の位置にそれぞれ設けられており、用紙が用紙収容部から送出される前に、給紙ローラによる用紙の送出時の回転方向とは反対方向に向けて回転することを特徴とする。
第3の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、分離ローラは、給紙ローラとは別個に配設されており、この分離ローラは、用紙が用紙収容部から送出される前に、給紙ローラの通常の回転方向とは反対方向に向けて回転することから、給紙ローラの駆動制御を複雑にすることなく用紙の重送が回避され、用紙の給紙性能の安定化が達成される。
第4の発明は、第2や第3の発明の構成において、反対方向に向けて回転する速度は、用紙の送出時の回転方向における速度よりも小さく設定されていることを特徴とする。
第4の発明によれば、第2や第3の発明の作用に加えてさらに、反対方向に向けて回転する速度は、用紙の送出時の回転方向における速度よりも小さく設定されているので、用紙間の密着が確実に解消される。
第5の発明は、第1から第4の用紙供給装置を搭載した画像形成装置であることを特徴とする。
第5の発明によれば、第1から第4の発明の作用に加えてさらに、用紙の給紙性能の安定化が達成されて良好な画像が得られる結果、画像形成装置の信頼性向上にも寄与する。
本発明によれば、用紙の給紙性能の安定化を図りつつ、小型化も達成する用紙供給装置及びこれを搭載した画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、画像形成装置の一例であるプリンタ1の構造が概略的に示されている。同図に示された断面はプリンタ1の左側面からみたものである。このため、プリンタ1の前面は同図中の右側に、背面は左側にそれぞれ位置する。
同図に示されるように、プリンタ1の装置本体2の内部下方には用紙供給装置3が配置されている。この供給装置3には給紙カセット(用紙収容部)4が装備され、このカセット4の内部には、枚葉の用紙(例えばPODコート紙)Pが積層された状態で収納されている。なお、当該コート紙はカラーレーザプリンタにも適用可能な用紙である。
そして、この用紙Pは、同図においてカセット4の右上方に向けて送出され、送出された用紙Pは、装置本体2の内部で背面側へ向けて反転され、そのまま背面側に向けて搬送される。
また、このカセット4は、同図において右方向に向けて引き出し可能に構成されており、この引き出した状態にて、カセット4内に新たな用紙Pを補充したり、用紙Pを別の種類の用紙に入れ替え可能となる。
装置本体2の内部には、カセット4からの用紙搬送方向でみて下流側にフィードローラ10、給紙側の用紙搬送路12、レジストローラ14、画像形成部16及び転写部30が順番に配置されている。
画像形成部16には感光体ドラム18が備えられている。また、この画像形成部16の上方には露光ユニット15が備えられており、このユニット15からは、図中に一点鎖線で示されているように、レーザ光Lがドラム18に向けて照射される。
さらに、転写部30には転写ローラ31が備えられ、このローラ31はドラム18に対して下方から圧接可能に構成されている。
そして、これらドラム18と転写ローラ31とは、トナーコンテナ20及び現像器21から供給されたトナーを用い、トナー像を用紙Pに転写するための転写ニップ部を形成させる。
また、用紙搬送方向でみて転写部30の下流側には、定着部32、排紙側の用紙搬送路34及び排紙トレイ36が順番に配置されている。
この用紙搬送路34は、定着部32の下流から装置本体2の背面に沿って上方へ延びており、さらに、装置本体2の上部位置にて前面側へ屈曲されている。そして、用紙Pの片面にのみ印刷する場合には、定着部32を通過した用紙Pは排出ローラ35を介してトレイ36に排出され、高さ方向に積層される。このトレイ36に積層された印刷済みの用紙Pは、外部から容易に取り出し可能である。
一方、本実施例では、カセット4と転写部30や定着部32との間に両面印刷ユニット38が形成されている。このユニット38は、装置本体2の背面に沿う位置にて用紙搬送路34の途中から分岐して下方に向けて延び、プリンタ1の前面に向けて屈曲されて水平方向に延び、レジストローラ14の上流側、例えば、給紙機構(分離装置)8とローラ10との間に連結し、用紙搬送路12に合流されている。
ここで、上述した給紙機構8等は装置本体2内のコントローラ(メインECU)42に電気的に接続されている(図2)。
このコントローラ42では、印刷の元になる画像データが得られたか否かを検出している。具体的には、本実施例の入力ポート40は、図示しない外部コンピュータから画像データが受信可能に構成されており、この画像データがコントローラ42に入力されている。
そして、コントローラ42は画像データの受信を検出した場合には、露光ユニット15、画像形成部16、転写部30及び定着部32を作動させる。
すなわち、コントローラ42はレジストローラ14を駆動させ、待機した用紙Pを画像転写タイミングに間に合うように転写部30に向けて給紙させる。なお、このコントローラ42は、カセット4内の用紙Pを待機させる場合にはローラ10等も駆動させる。
ところで、本実施例の給紙機構8は、カセット4の最外層に位置する用紙Pに接触する給紙ローラ(分離手段)8aや、このローラ8aを駆動させるモータ(図示しない)をそれぞれ有しており、このローラ8aは、用紙Pをレジストローラ14に向けて給紙する当初には、用紙Pの搬送方向に対抗する方向に向けて駆動される。
詳しくは、コントローラ42はローラ駆動部44を有しており(図2)、このローラ駆動部44は、用紙Pをレジストローラ14に向けて給紙する前に、最外層に位置する用紙Pとその直ぐ下側に位置する用紙Pとの間に生じていた負圧を解消している。
図3を参照すると、コントローラ42による負圧解消制御のフローチャートが示されている。以下、上記のように構成されたプリンタ1の本発明に係る作用について説明する。
同図のステップS301では、コントローラ42が給紙時であるか否かを判別し、入力ポート40からの画像データがで得られた場合、すなわち、YESと判定したときにはステップS302に進む。一方、給紙時ではない場合には直ちに一連のルーチンを抜ける。
次に、このステップS302では、ローラ駆動部44が上記駆動モータを通常とは反対方向に向けて回転させ、給紙ローラ8aを逆回転させる。
具体的には、図4(A)に示される如く、この給紙ローラ8aは、用紙Pの搬送方向の下流側にて、この用紙Pの幅方向の中心線上に設けられており、この用紙Pの幅方向に沿った回転軸を有している。
そして、ローラ8aは、用紙Pがカセット4からレジストローラ14に向けて送出される直前に、同図(B)の矢印で示されるように、時計回りに線速Vrで回転する。
これにより、ローラ8aは、カセット4の最外層に位置する用紙Pの端部を搬送方向で見て上流側に向けて移動させる。詳しくは、当該用紙Pの幅aとし、ローラ8aによる移動量をbとすれば、ローラ8aは、密着抵抗面積(a×b)に相当するズレを生じさせるので、これら当該用紙Pとその直ぐ下側に位置する用紙Pとの間には間隙が生じ、この間隙が上流側に向けて伝播する。
続いて、ステップS303では、ローラ駆動部44が上記駆動モータを通常の方向に向けて回転させ、給紙ローラ8aを順回転させる。つまり、ローラ8aは、最外層の用紙Pとその直ぐ下側に位置する用紙Pとの間に生ずる負圧を解消させた後には、同図(B)で見て反時計回りに線速Voで回転する。これにより、ローラ8aは、この最外層に位置する用紙Pのみをレジストローラ14に向けて送出させ(ステップS304)、一連のルーチンを抜ける。
ここで、上述した逆方向の線速Vrは、順方向の線速Voよりも小さな速度に設定されており、用紙Pとの滑りを生じ難くして本実施例の密着抵抗面積(a×b)に相当するズレを確実に生じさせている。
このように、用紙供給装置3を搭載したプリンタ1では、印刷前の用紙Pはカセット4に積層された状態で収納されており、プリンタ1が印刷を行う際は、まず、ローラ8aが一瞬逆回転した後、順回転し、用紙Pがカセット4から1枚ずつ分離して送出される。
送出された用紙Pは、用紙搬送路12を通ってレジストローラ14に到達する。そして、画像データが入力ポート40に受信された場合には、このローラ14は、用紙Pの斜め送りを矯正しつつ、画像形成部16で形成されるトナー画像との画像転写タイミングを計りながら、用紙Pを転写部30に向けて送出する。
この画像データは、文字や符号、図形、記号、線図、模様等の各種の画像がデータ化されたものであり、このデータに基づき、プリンタ1では露光ユニット15によるレーザ光Lの照射が制御される。これにより、画像形成部16において感光体ドラム18上に原稿画像の静電潜像が作られ、続いてこの静電潜像からドラム18上にトナー画像が形成される。
このトナー画像はドラム18とローラ31との間の転写ニップ部にて用紙Pに転写される。その後、用紙Pは未定着トナー画像を担持した状態で定着部32に向けて送られ、この定着部32にて熱ローラによりトナー画像が定着される。次いで、定着部32から送出された用紙Pは、用紙搬送路34を通って上方へ送られ、用紙排出部36に排出される。
この片面印刷に対し、プリンタ1において両面印刷を行う場合には、定着部32から排出された用紙Pは、トレイ36に排出される直前にてその搬送方向が切り替えられる。つまり、片面に印刷された用紙Pは用紙搬送路34内に引き戻され、ユニット38内に搬送される。続いて、この用紙Pは用紙搬送路12に合流し、再び転写部30に向けて送られる。これにより、用紙Pの未だ印刷がされていない方の面にトナー画像が転写される。
ところで、上述の給紙ローラ8aは、順方向の回転のみを実施させても良い。
詳しくは、図5に示されるように、この例では、分離機構(分離装置)9を備えており、この分離機構9は、カセット4の最外層に位置する用紙Pに接触する分離ローラ(分離手段)9aや、このローラ9aを駆動させるモータ(図示しない)をそれぞれ有している。
より具体的には、このローラ9aは、給紙ローラ8aとは別個に設けられており、同図(A)に示される如く、用紙Pの搬送方向の下流側にて、この用紙Pの幅方向の中心線に対して略対称の位置にそれぞれ設けられている。また、各ローラ9aは、用紙Pの搬送方向に対して例えば45°の角度にて配設された回転軸をそれぞれ有している。
そして、これら各ローラ9aは、用紙Pをレジストローラ14に向けて給紙する当初には、用紙Pの搬送方向に対抗する方向に向けて駆動される。つまり、ローラ駆動部44が上記駆動モータを通常とは反対方向に向けて回転させ、各ローラ9aは、同図(B)の矢印で示されるように、時計回りに線速Vrで回転する。
これにより、各ローラ9aは、カセット4の最外層に位置する用紙Pの端部を搬送方向で見て上流側に向けて移動させる。
詳しくは、各ローラ9aによる用紙Pの移動量をbとすれば、ローラ9aは、密着抵抗面積(b×b)に相当するズレを生じさせるので、これら当該用紙Pとその直ぐ下側に位置する用紙Pとの間には間隙が生じ、この間隙が上流側に向けて伝播する。
しかも、当該密着抵抗面積(b×b)は上述した密着抵抗面積(a×b)よりも小さくなることから、各ローラ9aの空回りも軽減される。なお、上述した回転軸の配設角度は一例であり、負圧を解消可能な角度である限り、上記の角度には必ずしも限定されない。
以上のように、本実施例によれば、カセット4が装置本体2に対して着脱可能に構成されており、このカセット4は用紙Pを厚み方向に積層させて収容している。
また、この装置本体2には給紙機構8(或いは分離機構9)が配置されており、当該機構8は、用紙Pの搬送方向の下流側にて、最外層に位置する用紙Pに接触する給紙ローラ8a(或いは分離ローラ9a,9a)を有している。
そして、まず、この給紙ローラ8aは、用紙Pがカセット4から送出される前に、給紙ローラ8aの通常の回転方向とは逆回転するので、用紙P間に生じていた負圧がなくなり、現有の構成によって用紙Pの重送が回避され、用紙Pの給紙性能の安定化が達成される。しかも、この場合には従来に比して用紙供給装置3の小型化も図られる。
次に、分離ローラ9aは、給紙ローラ8aとは別個に配設されており、この分離ローラ9aもまた、用紙Pがカセット4から送出される前に、給紙ローラ8aの回転方向とは逆回転することから、給紙ローラ8aの駆動制御を複雑にすることなく用紙Pの重送が回避され、用紙の給紙性能の安定化が達成される。
また、これらローラ8a,9aによる逆方向の線速Vrは、順方向の線速Voよりも小さな速度に設定されているので、用紙P間の密着が確実に解消される。
さらに、用紙の給紙性能の安定化が達成され、良好な画像が得られる結果、プリンタ1の信頼性向上にも寄与する。
本発明は、上記実施例に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
例えば、上記実施例では、PODコート紙を用いて説明されているが、必ずしもこの形態に限定されるものではなく、普通紙や上質紙の他、OHPシートや他の塗工紙の如くの種々の用紙にも適用可能であり、この場合にも上記と同様に、用紙の給紙性能の安定化を図るとの効果を奏する。
また、上記実施例では画像形成装置としてプリンタに具現化した例を示しているが、本発明の画像形成装置は、複合機、複写機やファクシミリ等にも当然に適用可能である。
本実施例に係るプリンタの概略構成図である。 図1のプリンタにおける制御ブロック図である。 図1のプリンタによる負圧解消制御のフローチャートである。 本実施例における負圧解消の説明図である。 他の実施例における負圧解消の説明図である。
符号の説明
1 プリンタ(画像形成装置)
2 装置本体
3 用紙供給装置
4 給紙カセット(用紙収容部)
8 給紙機構(分離装置)
8a 給紙ローラ(分離手段)
9 分離機構(分離装置)
9a 分離ローラ(分離手段)

Claims (5)

  1. 画像形成装置本体に着脱可能に構成されており、枚葉の用紙を厚み方向に積層して収容する用紙収容部と、
    前記装置本体に配置されており、前記用紙の搬送方向の下流側にて、前記用紙収容部の最外層に位置する用紙に接触する分離手段を有し、前記用紙の給紙時の当初には、該分離手段を前記用紙の搬送方向に対抗する方向に向けて駆動させる分離装置と
    を具備することを特徴とする用紙供給装置。
  2. 請求項1に記載の用紙供給装置であって、
    前記分離手段は、給紙ローラであり、
    該給紙ローラは、前記用紙が前記用紙収容部から送出される前に、該給紙ローラによる前記用紙の送出時の回転方向とは反対方向に向けて回転することを特徴とする用紙供給装置。
  3. 請求項1に記載の用紙供給装置であって、
    前記分離手段は、給紙ローラとは別個に設けられ、前記用紙の搬送方向に対して所定の角度で配設された分離ローラであり、
    該分離ローラは、前記用紙の幅方向の中心線に対して略対称の位置にそれぞれ設けられており、前記用紙が前記用紙収容部から送出される前に、前記給紙ローラによる前記用紙の送出時の回転方向とは反対方向に向けて回転することを特徴とする用紙供給装置。
  4. 請求項2又は3に記載の用紙供給装置であって、
    前記反対方向に向けて回転する速度は、前記用紙の送出時の回転方向における速度よりも小さく設定されていることを特徴とする用紙供給装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の用紙供給装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
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