JP2009057055A - エアレスポンプ付流体容器 - Google Patents
エアレスポンプ付流体容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009057055A JP2009057055A JP2007223475A JP2007223475A JP2009057055A JP 2009057055 A JP2009057055 A JP 2009057055A JP 2007223475 A JP2007223475 A JP 2007223475A JP 2007223475 A JP2007223475 A JP 2007223475A JP 2009057055 A JP2009057055 A JP 2009057055A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- airless pump
- inner container
- fluid container
- bellows structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/02—Membranes or pistons acting on the contents inside the container, e.g. follower pistons
- B05B11/026—Membranes separating the content remaining in the container from the atmospheric air to compensate underpressure inside the container
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
【解決手段】内側容器の側面が蛇腹構造をなし、内側容器の最大直径が蛇腹構造の1ピッチの長さの3.5〜5倍であり、蛇腹構造の隣接面の角度が75°〜95°、さらには84°〜92°であり、完全収縮状態にて吸入管の端部が内側容器の底面近傍に位置するように構成されているエアレスポンプ付流体容器を提供する。
【選択図】 図1
Description
<構成1>
エアレスポンプと、該エアレスポンプを口部に装着した軟質材からなる内側容器と、内側容器の全体を収容する硬質材からなる外側容器から構成されるエアレスポンプ付流体容器において、内側容器の側面が蛇腹構造をなし、エアレスポンプの操作によって内容物が排出されることにより該蛇腹構造が収縮されて内側容器の内容積が減少され、さらに上記蛇腹構造が完全に収縮された状態にてエアレスポンプの吸入管の端部が内側容器の底面近傍に位置するように構成されていることを特徴とするエアレスポンプ付流体容器。
<構成2>
エアレスポンプ付流体容器の内側容器の最大直径が側面の蛇腹構造の最大延伸時における1ピッチの長さの3.5倍〜5倍の範囲内であることを特徴とする構成1に記載のエアレスポンプ付流体容器。
<構成3>
エアレスポンプ付流体容器の内側容器を長手方向の中心軸を含む平面で切断した場合に、内側容器の側面の蛇腹構造の最大延伸時における隣接する2面のなす角度が75°〜95°の範囲内であることを特徴とする構成1あるいは構成2に記載のエアレスポンプ付流体容器。
<構成4>
エアレスポンプ付流体容器の内側容器を長手方向の中心軸を含む平面で切断した場合に、内側容器の側面の蛇腹構造の最大延伸時における隣接する2面のなす角度が84°〜92°の範囲内であることを特徴とする構成3に記載のエアレスポンプ付流体容器。
<構成5>
内側容器の底面全体が下に凸の曲面状に構成されていることを特徴とする構成1あるいは構成2あるいは構成3あるいは構成4に記載のエアレスポンプ付流体容器。
内容物を略完全に吐出するために、内側容器の側面を蛇腹構造とするが、該蛇腹構造の収縮に際しては、コイルバネを用いず、エアレスポンプの吐出力のみにて内側容器の側面の蛇腹構造が円滑に収縮するように構成する。このために、内側容器の蛇腹構造の構成について、さまざまな試作による検討を重ねた結果、エアレスポンプの吐出力のみにて円滑な収縮が行われるためには、内側容器の最大直径と蛇腹構造の最大延伸時におけるピッチの長さの問題、及び蛇腹構造の最大延伸時における隣接する2面がなす角度の問題が決め手になることがわかってきた。したがって、この2点について適切な構成を有する蛇腹構造とすることにより、エアレスポンプの吐出力のみにて円滑な収縮が可能な内側容器を有するエアレスポンプ用流体容器の開発を実現することを、本発明の課題とした。
<解決手段1>
エアレスポンプと、該エアレスポンプを口部に装着した軟質材からなる内側容器と、内側容器の全体を収容する硬質材からなる外側容器から構成されるエアレスポンプ付流体容器において、内側容器の側面が蛇腹構造をなし、エアレスポンプの操作によって内容物が排出されることにより該蛇腹構造が収縮されて内側容器の内容積が減少され、さらに上記蛇腹構造が完全に収縮された状態にてエアレスポンプの吸入管の端部が内側容器の底面近傍に位置するように構成されていることを特徴とするエアレスポンプ付流体容器。
<解決手段2>
エアレスポンプ付流体容器の内側容器の最大直径が側面の蛇腹構造の最大延伸時における1ピッチの長さの3.5倍〜5倍の範囲内であることを特徴とする解決手段1に記載のエアレスポンプ付流体容器。
<解決手段3>
エアレスポンプ付流体容器の内側容器を長手方向の中心軸を含む平面で切断した場合に、内側容器の側面の蛇腹構造の最大延伸時における隣接する2面のなす角度が75°〜95°の範囲内であることを特徴とする解決手段1あるいは解決手段2に記載のエアレスポンプ付流体容器。
<解決手段4>
エアレスポンプ付流体容器の内側容器を長手方向の中心軸を含む平面で切断した場合に、内側容器の側面の蛇腹構造の最大延伸時における隣接する2面のなす角度が84°〜92°の範囲内であることを特徴とする解決手段3に記載のエアレスポンプ付流体容器。
<解決手段5>
内側容器の底面全体が下に凸の曲面状に構成されていることを特徴とする解決手段1あるいは解決手段2あるいは解決手段3あるいは解決手段4に記載のエアレスポンプ付流体容器。
図16に見るように、内側容器1の最大直径をφ、蛇腹構造Bの最大延伸時における長さ(上下方向の延長)をL、蛇腹構造Bの最大延伸時における1ピッチの長さをPTとすると、長さLは長さPTのn倍になっている。ただし、n=正の整数とする。
φ:L=1:RT1 (1)
RT1=2〜5 (2)
このような関係が成立する。
特に、理美容界において用いられるエアレスポンプ付流体容器の内側容器1に関しては、略すべての容器が上記比率の範囲内のものであるといっても良い。
PT:φ=1:RT2 (3)
となる。
したがって、
RT2=φ/PT (4)
となる。
ここで、(1)式を変形すると、
φ=L/RT1 (5)
となるから、このφの値を(4)式に代入すれば、
RT2=L/RT1×PT (6)
である。ところが、L=n×PT(nは正の整数)であるから、
RT2=n/RT1 (7)
となる。
RT2=5
という結果を得た。
ゆえに、RT2、すなわち蛇腹構造Bの最大延伸時における1ピッチの長さPTと内側容器1の最大直径φとの比RT2の最大値を5とした。
RT2=3.5
という結果を得た。
ゆえに、RT2、すなわち内側容器1の最大直径φと蛇腹構造Bの最大延伸時における1ピッチの長さPTの比RT2の最小値を3.5とした。
図17a〜図17eに見るように、内側容器を長手方向の中心軸を含む平面で切断した場合に、内側容器1の側面の蛇腹構造Bの隣接する2面PL1、PL2のなす角度をαとする。この角度αは、山部Sを挟む2面でも谷部Tを挟む2面でも同一であるが、図17a〜図17eにては、谷部Tを挟む2面PL1、PL2にて示している。
本発明の実施例1のエアレスポンプ付流体容器Aは、図1(右側面図)あるいは図4(縦断面図)に示す形状のものであり、口部11(図4参照)にエアレスポンプ3が装着され流体である内容物Cを収容する軟質材からなる内側容器1と該内側容器1を収納する硬質材からなる外側容器2の2重構造となっている。内側容器1の形状は全体が略円筒形状であり、底面13全体が下に凸の曲面状に形成され、側面12は蛇腹構造Bとして構成されている。
実施例1のエアレスポンプ付流体容器Aは、使用開始当初は図1、図4に示すように、エアレスポンプ3が装着され内容物Cが内側容器1内に充填された状態である。使用者(図示せず)が、この状態で、エアレスポンプ3の頸部31の押圧と開放を繰り返すと吸入管33から内容物Cが吸入され、吐出口31aから吐出される。このようにして使用を繰り返すと、内容物Cが汲み出されるにつれて内側容器1の側面12の蛇腹構造Bは収縮するが、その途中の段階を示すと図2、図6のとおりである。
11 口部
11a 縮径部
11b 接続部
11c 本体部
11d 凸部
11e 凸部
12 側面
12a 面
12b 面
12c 面
12d 面
13 底面
2 外側容器
20 外側容器
21 側面
21a 上端部
22 底面
200 外側容器
3 エアレスポンプ
30 エアレスポンプ
31 頸部
31a 吐出口
32 本体部
33 吸入管
33a 端部
34 キャップ
300 エアレスポンプ
4 傘部
40 傘部
41 本体部
42 フランジ部
43 リム部
43a 凹部
43b 凹部
43c 凹部
43d 凹部
400 傘部
A エアレスポンプ付流体容器
AA エアレスポンプ付流体容器
AAA エアレスポンプ付流体容器
B 蛇腹構造
BB 蛇腹構造
BBB 蛇腹構造
C 内容物
CP キャップ
F 襞
HR 円孔
L 長さ
P1 パッキン
P2 パッキン
PL1 面
PL2 面
PT 長さ
R1 突条
R2 突条
R3 突条
R4 突条
RT1 比
RT2 比
S 山部
SP スプリング
T 谷部
X 中心軸
α 角度
φ 最大直径
Claims (5)
- エアレスポンプと、該エアレスポンプを口部に装着した軟質材からなる内側容器と、内側容器の全体を収容する硬質材からなる外側容器から構成されるエアレスポンプ付流体容器において、内側容器の側面が蛇腹構造をなし、エアレスポンプの操作によって内容物が排出されることにより該蛇腹構造が収縮されて内側容器の内容積が減少され、さらに上記蛇腹構造が完全に収縮された状態にてエアレスポンプの吸入管の端部が内側容器の底面近傍に位置するように構成されていることを特徴とするエアレスポンプ付流体容器。
- エアレスポンプ付流体容器の内側容器の最大直径が側面の蛇腹構造の最大延伸時における1ピッチの長さの3.5倍〜5倍の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載のエアレスポンプ付流体容器。
- エアレスポンプ付流体容器の内側容器を長手方向の中心軸を含む平面で切断した場合に、内側容器の側面の蛇腹構造の最大延伸時における隣接する2面のなす角度が75°〜95°の範囲内であることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載のエアレスポンプ付流体容器。
- エアレスポンプ付流体容器の内側容器を長手方向の中心軸を含む平面で切断した場合に、内側容器の側面の蛇腹構造の最大延伸時における隣接する2面のなす角度が84°〜92°の範囲内であることを特徴とする請求項3に記載のエアレスポンプ付流体容器。
- 内側容器の底面全体が下に凸の曲面状に構成されていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3あるいは請求項4に記載のエアレスポンプ付流体容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007223475A JP4052484B1 (ja) | 2007-08-30 | 2007-08-30 | エアレスポンプ付流体容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007223475A JP4052484B1 (ja) | 2007-08-30 | 2007-08-30 | エアレスポンプ付流体容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4052484B1 JP4052484B1 (ja) | 2008-02-27 |
JP2009057055A true JP2009057055A (ja) | 2009-03-19 |
Family
ID=39181804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007223475A Active JP4052484B1 (ja) | 2007-08-30 | 2007-08-30 | エアレスポンプ付流体容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4052484B1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011016554A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-27 | Iryo Kankyo Techno Kk | 簡易液体噴霧装置 |
JP2012166792A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Naruhito Shioda | スプレー容器 |
JP2018070253A (ja) * | 2016-11-02 | 2018-05-10 | 花王株式会社 | ポンプディスペンサー付き袋容器 |
JP2019172298A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 東洋製罐株式会社 | 容積可変容器 |
KR20230018678A (ko) * | 2021-07-30 | 2023-02-07 | 펌텍코리아 (주) | 액상 내용물 토출 용기 |
-
2007
- 2007-08-30 JP JP2007223475A patent/JP4052484B1/ja active Active
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011016554A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-01-27 | Iryo Kankyo Techno Kk | 簡易液体噴霧装置 |
JP2012166792A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Naruhito Shioda | スプレー容器 |
JP2018070253A (ja) * | 2016-11-02 | 2018-05-10 | 花王株式会社 | ポンプディスペンサー付き袋容器 |
JP2019172298A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 東洋製罐株式会社 | 容積可変容器 |
JP7210838B2 (ja) | 2018-03-28 | 2023-01-24 | 東洋製罐株式会社 | 容積可変容器 |
KR20230018678A (ko) * | 2021-07-30 | 2023-02-07 | 펌텍코리아 (주) | 액상 내용물 토출 용기 |
KR102609420B1 (ko) * | 2021-07-30 | 2023-12-04 | 펌텍코리아 (주) | 액상 내용물 토출 용기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4052484B1 (ja) | 2008-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4052484B1 (ja) | エアレスポンプ付流体容器 | |
JP4002941B1 (ja) | エアレスポンプ付流体容器 | |
US7306124B2 (en) | Piston for fluid container | |
KR200454099Y1 (ko) | 스포이드형 화장품 용기의 누름주머니 구조 | |
JP2004051201A (ja) | 流体吐出ポンプ | |
JP2004067099A (ja) | 弁機構 | |
JP2006062700A (ja) | 流動体貯留容器 | |
KR102079144B1 (ko) | 용기 포장용 패키지 및 이를 포함하는 용기 포장 세트 | |
JP5279327B2 (ja) | 塗布ノズルを備えるチューブ容器 | |
US20220097088A1 (en) | Dispenser and dispensing container | |
JP5476084B2 (ja) | 反転、折返し底壁を備えた合成樹脂製容器 | |
JP2016088582A5 (ja) | ||
WO2023065554A1 (zh) | 液体泵用弹性件、液体泵及化妆品容器 | |
WO2014157693A1 (ja) | 注出ポンプ及びそれを備えたポンプ付き容器並びに注出ポンプで用いる容器本体及び容器本体の口部材 | |
JP2016088582A (ja) | ポンプ付二重容器 | |
JP2023093298A (ja) | 化粧品容器及びその製造方法 | |
WO2003051153A2 (en) | Self-standing pouch container integrated with pump dispenser | |
JP7394687B2 (ja) | 薄肉容器 | |
KR100830410B1 (ko) | 보조 캡 | |
JP5924483B2 (ja) | ポンプ式製品用のポンプ構造ユニット,このポンプ構造ユニットを含むポンプ式製品およびポンプ式製品用の操作部ユニット | |
JP3179409U (ja) | スプレーヘッドの構造 | |
JP6558781B2 (ja) | 化粧品容器 | |
KR102527875B1 (ko) | 화장품용 디스펜서 | |
JP5825958B2 (ja) | 吐出ポンプ | |
KR20190105447A (ko) | 화장품용 피펫 유닛 및 이를 포함하는 화장품 용기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20071126 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071128 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071128 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214 Year of fee payment: 3 |
|
RVTR | Cancellation due to determination of trial for invalidation | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101214 Year of fee payment: 3 |