JP2009057005A - 車両用ホイール - Google Patents

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JP2009057005A
JP2009057005A JP2007227858A JP2007227858A JP2009057005A JP 2009057005 A JP2009057005 A JP 2009057005A JP 2007227858 A JP2007227858 A JP 2007227858A JP 2007227858 A JP2007227858 A JP 2007227858A JP 2009057005 A JP2009057005 A JP 2009057005A
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Masami Ishida
雅巳 石田
Satoshi Kawamata
智 川眞田
Hisafumi Kurokawa
尚史 黒川
Shinya Katai
伸哉 片井
Tomoyasu Yamaguchi
友康 山口
Yoshifumi Kubota
義史 久保田
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Bridgestone Corp
Asahi Tec Corp
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Bridgestone Corp
Asahi Tec Corp
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Abstract

【課題】車両走行時の気室への入力の有無が容易に判別できることにより、気室の損傷が分かり、気室の損傷に伴うホイールタイヤの破損を未然に防ぐことができる車両用ホイールを提供する。
【解決手段】気室12の上面には、塗料(クレヨン)が塗布されているので、車両の走行中に、タイヤ14が気室12に届くような大きな入力があった場合には、タイヤ14がリム11上の気室12に接触して、気室12の表面に塗られた塗料(クレヨン)がタイヤ14の内面に転写する。タイヤ交換時等に、タイヤ14の内面に転写された塗料(クレヨン)があるか否か、または、気室12の上面に塗料(クレヨン)の剥離があるか否かを検査することにより、走行中に気室12に入力があったかどうかが判別可能となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、タイヤを取り付ける車両用ホイールに関し、特にタイヤの空洞共鳴音を低減することができる車両用ホイールに関する。
車両の走行により発生するロードノイズを低減するために、リムの外周面に複数個の気室を形成して、タイヤの空洞共鳴音を低減させる車両用ホイールが知られている(例えば、特許文献1参照)。図5は、リム上に気室を備える従来の車両用ホイールの部分斜視図である。リム11上には、リム11の外周面に沿って複数個の気室(ヘルムホルツ共鳴吸音器)12が形成されている。
特開2004−306760号公報
上述したホイールでは、タイヤの空洞共鳴音を低減させるという効果を最大限に発揮させるために、ある程度以上の容積を有する気室を、ホイールのリム上に複数個設置する。この気室は、一般にホイール本体に比べて強度的に弱いため、車両走行中に、タイヤが気室に接触するような大きな入力があると、ホイール本体に損傷がなくとも、気室が損傷を受ける。また、気室とリムとの溶接や接着による結合が外れたりすることがある。図6は、タイヤ14がリム11上の気室12に接触して、気室12が損傷を受けたときの状態を模式的に示すホイールのリム幅方向の断面図である。外観上、気室に損傷の痕跡がなければ、タイヤ交換時であっても気室自体およびその結合部に損傷があってもリム交換作業者には分からない。そのため、気室や結合部に損傷があるままホイールを継続して使用すると、場合によっては、走行中に気室が外れ、ホイールタイヤが破損したり、外れた気室が異音を発生したりすることも考えられる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、車両走行時の気室への入力の有無が容易に判別できることにより、気室の損傷が分かり、気室の損傷に伴うホイールタイヤの破損を未然に防ぐことができる車両用ホイールを提供することにある。
本発明は、リムに設けられたウエル部に、タイヤの空洞共鳴音を低減させる気室を、周方向に複数個配置した車両用ホイールであって、前記気室の上面に、タイヤが気室に接触したときにタイヤ内面に転写される転写剤が塗布されていることを特徴とする。前記転写剤は、塗料であることが好ましい。
本発明の車両用ホイールは、タイヤ交換時等に、車両走行時の気室への入力の有無が容易に判別できるので、気室の損傷が分かり、気室の損傷に伴うホイールタイヤの破損を未然に防ぐことができる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る車両用ホイールの軸直角断面図であり、図2は、本発明の実施の形態に係る車両用ホイールの部分斜視図である。リム11に設けられたウエル部13には、タイヤの空洞共鳴音を低減させる気室12が、周方向に間隔を開けながら複数個配置されている。この実施の形態では、図1に示すように、気室12が4個周方向に配置されているが、気室の数は2〜4個が好ましい。気室12の天井部には、気室12と、ホイールにタイヤを装着することにより形成されるタイヤ空気室とを連通するための連通孔17が設けられている。この連通孔17と気室12とでヘルムホルツ共鳴吸音器が構成され、このヘルムホルツ共鳴吸音器により発生された共鳴周波数で、特定の周波数(タイヤの気柱共鳴周波数)の振動を吸収して、タイヤの空洞共鳴音(気柱共鳴音)を低減させることができる。また、気室12の上面には、転写剤が塗布されている。
図3は、リム幅方向に沿った気室の断面図である。気室12は、図3に示すように、ホイール本体と同じ金属の板材(厚さ0.5〜4mm、特に2mm程度のアルミニウム板)をプレス成型して天井部が略矩形状となった上蓋18と、ホイール本体と同じ金属の板材(厚さ0.5〜4mm、特に1mm程度のアルミニウム板)の下蓋19とをシール材20で密着したものであり、リム11に溶接にて固着されている。上蓋18の上面には、転写剤が塗布されている。なお、気室12は、ホイール本体と同じ金属の板材(厚さ0.5〜4mm、特に2mm程度のアルミニウム板)をプレス成型して天井部が略矩形状の箱状体として、リム11に溶接にて固着するようにしても良い。また、気室12は、合成樹脂等の他の材質であっても良い。固着方法は、接着、ネジ止め等の他の方法でも良い。
図4は、タイヤが気室に接触して気室の上面に塗布された転写剤がタイヤ内面に転写されるときの状態を説明する図である。気室12の上面には、気室12に届く入力があったかどうかを判別するために、ゴム部材にも使用でき、かつタイヤ上に塗布した場合に判別可能な色の転写剤が塗布されているので、車両の走行中に、図4(a)に示すように、タイヤ14が気室12に届くような大きな入力があった場合には、図4(b)に示すように、タイヤ14がリム11上の気室12に接触して、気室12の上面に塗られた転写剤がタイヤ14の内面に転写する。また、気室12の上面に塗られた転写剤が剥離する。したがって、タイヤ交換時等に、タイヤ14の内面に転写された転写剤15があるか否か、もしくは、気室12の上面に転写剤の剥離があるか否かを検査することにより、走行中に気室に入力があったかどうかが判別可能となる。タイヤ14の内面に転写剤15が転写されていれば、走行中に気室に入力があったことが分かるので、気室を詳細に検査することにより、気室の損傷が分かる。
転写剤には塗料(クレヨン)が用いられる。クレヨンはワックス、オイル、顔料から成り、ワックスには、パラフィンワックスやステアリン酸などが用いられ、オイルには、流動パラフィンなどが用いられ、顔料には、ハンザイエローなどが用いられる。
上述のように本発明の車両用ホイールは、タイヤ交換時等に、車両走行時の気室への入力の有無が容易に判別できるので、気室の損傷が分かり、気室の損傷に伴うホイールタイヤの破損を未然に防ぐことができる。
なお、上述した実施の形態では、転写剤に塗料(クレヨン)を用いたが、タイヤ上に転写された場合に判別可能であれば、塗料に限らず、粉状のもの、ジェル状のもの、フィルム状のものでもよい。
本発明の実施の形態に係る車両用ホイールの軸直角断面図である。 本発明の実施の形態に係る車両用ホイールの部分斜視図である。 リム幅方向に沿った気室の断面図である。 タイヤが気室に接触して気室の上面に塗布された転写剤がタイヤ内面に転写されるときの状態を説明する図である。 リム上に気室を備える従来の車両用ホイールの部分斜視図である。 タイヤが気室に接触して、気室が損傷を受けたときの状態を模式的に示すホイールのリム幅方向の断面図である。
符号の説明
11 リム
12 気室
13 ウエル部
14 タイヤ
15 転写剤
17 連通孔
18 上蓋
19 下蓋
20 シール材

Claims (2)

  1. リムに設けられたウエル部に、タイヤの空洞共鳴音を低減させる気室を、周方向に複数個配置した車両用ホイールであって、
    前記気室の上面に、タイヤが気室に接触したときにタイヤ内面に転写される転写剤が塗布されていることを特徴とする車両用ホイール。
  2. 前記転写剤は、塗料であることを特徴とする請求項1に記載の車両用ホイール。
JP2007227858A 2007-09-03 2007-09-03 車両用ホイール Withdrawn JP2009057005A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010041667A1 (ja) 2008-10-08 2010-04-15 旭硝子株式会社 粘着積層体

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