JP2009056887A - 操舵制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明による操舵制御装置は、転舵手段の転舵モードを切り替える転舵モード切替手段と、前記転舵モード切替手段により転舵手段の転舵モードが前輪転舵モードから前後輪同相転舵モードに切り替えられた場合に、車両走行中で且つ操舵中である状況下でモード遷移中の転舵角制御を行うモード遷移時制御手段とを備え、前記モード遷移時制御手段は、後輪の転舵角の変化量を、前輪転舵角と後輪転舵角との比に基づいて設定する。
【選択図】図1
Description
前記転舵モード切替手段により転舵手段の転舵モードが前輪転舵モードから前後輪同相転舵モードに切り替えられた場合に、車両走行中で且つ操舵中である状況下でモード遷移中の転舵角制御を行うモード遷移時制御手段とを備え、
前記モード遷移時制御手段は、後輪の転舵角の変化量を、前輪転舵角と後輪転舵角との比に基づいて設定することを特徴とする。
前記モード遷移時制御手段は、ステアリング操舵角に対する後輪の転舵角の変化量を、前輪転舵角と後輪転舵角との比に基づいて徐変させることを特徴とする。
前記モード遷移時制御手段は、前輪転舵角に対する後輪転舵角の比が小さい範囲では前記後輪の転舵角の変化量を小さくし、前輪転舵角に対する後輪転舵角の比が増加するに従って前記後輪の転舵角の変化量を大きくし、前輪転舵角に対する後輪転舵角の比が1に近づくに従って前記後輪の転舵角の変化量を小さくすることを特徴とする。
前記モード遷移時制御手段は、更に、ステアリング操舵角に対する前輪の転舵角の変化量を、前輪転舵モード時に比べて低減する前輪転舵角スロー制御を行うことを特徴とする。
前記転舵モード切替手段により転舵手段の転舵モードが前輪転舵モードから前後輪同相転舵モードに切り替えられた場合に、車両走行中で且つ操舵中である状況下でモード遷移中の転舵角制御を行うモード遷移時制御手段とを備え、
前記モード遷移時制御手段は、前輪の転舵角の変化量を、前輪転舵モード時に比べて低減する前輪転舵角スロー制御を行うことを特徴とする。
前記モード遷移時制御手段は、操舵速度が所定値以上となった場合には、前記前輪転舵角スロー制御を中止することを特徴とする。
前記モード遷移時制御手段は、操舵速度が所定値以上となった場合には、更に、後輪を操舵方向に応じて回頭性が高まる方向に転舵させることを特徴とする。
前記モード遷移時制御手段は、車両の後進が検出された場合には、モード切替を中止することを特徴とする。
この具体例1は、後輪転舵角δRの徐変制御に関する。具体例1では、ステアリング制御ECU10は、所定周期毎に、上記の図2のステップ102で得たモード切替時操舵角θ0と、その後随時入力される現在のステアリング操舵角θと、現在の後輪転舵角δRと、現在の前輪転舵角δFとに基づいて、後輪目標転舵角δR*(今回周期で実現されるべき目標値)を次の関係に従って決定し、当該決定した後輪目標転舵角δR*が実現されるように後輪を転舵させる(即ち後輪操舵アクチュエータ20を制御する)。
δR*=k・(θ−θ0)+k・θ0・α
ここで、αは、0<α≦1の係数であり、図3に示すように、前後転舵角比δR/δFに基づいて設定される。尚、前後転舵角比δR/δFの算出に用いる後輪転舵角δRは、後輪操舵アクチュエータ20の回転角を検出する回転角センサのような後輪転舵角δRを検出できるセンサに基づいて導出されてもよいし、若しくは、前回周期の後輪目標転舵角δR*であってもよい。また、前後転舵角比δR/δFの算出に用いる前輪転舵角δFは、舵角センサ12の出力値(現在のステアリング操舵角θ)に基づいて導出されてもよい。
この具体例2は、前輪転舵角δFのスロー制御に関する。尚、以下で説明する前輪転舵角δFのスロー制御は、伝達比可変装置の差動機構のような、ステアリングの入力軸と出力軸との間の回転差を吸収する機構と、前輪を所望の量だけ転舵させることができる前輪操舵アクチュエータを備えるステアリング装置に対して適用可能である。即ち、伝達比可変装置を備えるステアリング装置や、ステアバイワイヤ式のステアリング装置や、ステアバイワイヤ式のステアリング装置としても機能できるステアリング装置に適用可能である。この種のステアリング装置の構成は多種多様であるが、例えば特開2007−90947号に開示されるような構成であってよい。
δF*=k・θ0+k・(θ−θ0)・β
ここで、βは、0<β≦1の係数であり、図4に示すように、前後転舵角比δR/δFに基づいて設定される。尚、前後転舵角比δR/δFの算出に用いる前輪転舵角δFは、後輪転舵角δRと同様、舵角センサ12のような前輪転舵角δFを検出できるセンサに基づいて導出されてもよいし、前回周期の前輪目標転舵角δF*であってもよい。
この具体例3は、上述の前輪転舵角δFのスロー制御(具体例2)に対する急操舵を考慮した改良例に関する。この具体例3では、ステアリング制御ECU10は、スロー制御実行中に、操舵速度(ステアリング操舵角θの時間に対する変化量)を監視し、操舵速度が所定値以上となる急操舵が検出された場合に、上述のスロー制御をキャンセルする。
この具体例4は、上述の後輪転舵角δRの徐変制御(具体例1)に対する急操舵を考慮した改良例に関する。この具体例4では、ステアリング制御ECU10は、徐変制御実行中に、操舵速度(ステアリング操舵角θの変化速度)を監視し、操舵速度が所定値以上となる急操舵が検出された場合に、上述の徐変制御に代えて、後輪を操舵方向に応じて回頭性が高まる方向に転舵させる。
この具体例5では、ステアリング制御ECU10は、例えばシフトポジション等に基づいて車両の進行方向(前進若しくは後進)を監視し、車両後進が検出された場合に、モード遷移を禁止する。
10 ステアリング制御ECU
12 舵角センサ
14 車輪速センサ
16 モード切替スイッチ
20 後輪操舵アクチュエータ
Claims (8)
- 転舵手段の転舵モードを切り替える転舵モード切替手段と、
前記転舵モード切替手段により転舵手段の転舵モードが前輪転舵モードから前後輪同相転舵モードに切り替えられた場合に、車両走行中で且つ操舵中である状況下でモード遷移中の転舵角制御を行うモード遷移時制御手段とを備え、
前記モード遷移時制御手段は、後輪の転舵角の変化量を、前輪転舵角と後輪転舵角との比に基づいて設定する、操舵制御装置。 - 前記モード遷移時制御手段は、ステアリング操舵角に対する後輪の転舵角の変化量を、前輪転舵角と後輪転舵角との比に基づいて徐変させる、請求項1に記載の操舵制御装置。
- 前記モード遷移時制御手段は、前輪転舵角に対する後輪転舵角の比が小さい範囲では前記後輪の転舵角の変化量を小さくし、前輪転舵角に対する後輪転舵角の比が増加するに従って前記後輪の転舵角の変化量を大きくし、前輪転舵角に対する後輪転舵角の比が1に近づくに従って前記後輪の転舵角の変化量を小さくする、請求項2に記載の操舵制御装置。
- 前記モード遷移時制御手段は、更に、ステアリング操舵角に対する前輪の転舵角の変化量を、前輪転舵モード時に比べて低減する前輪転舵角スロー制御を行う、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の操舵制御装置。
- 転舵手段の転舵モードを切り替える転舵モード切替手段と、
前記転舵モード切替手段により転舵手段の転舵モードが前輪転舵モードから前後輪同相転舵モードに切り替えられた場合に、車両走行中で且つ操舵中である状況下でモード遷移中の転舵角制御を行うモード遷移時制御手段とを備え、
前記モード遷移時制御手段は、前輪の転舵角の変化量を、前輪転舵モード時に比べて低減する前輪転舵角スロー制御を行う、操舵制御装置。 - 前記モード遷移時制御手段は、操舵速度が所定値以上となった場合には、前記前輪転舵角スロー制御を中止する、請求項4又は5に記載の操舵制御装置。
- 前記モード遷移時制御手段は、操舵速度が所定値以上となった場合には、更に、後輪を操舵方向に応じて回頭性が高まる方向に転舵させる、請求項6に記載の操舵制御装置。
- 前記モード遷移時制御手段は、車両の後進が検出された場合には、モード切替を中止する、請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の操舵制御装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9527526B2 (en) | 2015-03-04 | 2016-12-27 | Ford Global Technologies, Llc | Steering system for a motor vehicle and method for operating same |
CN109263717A (zh) * | 2018-11-19 | 2019-01-25 | 吉林大学 | 一种多模式线控转向汽车及其转向控制方法 |
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CN109263717B (zh) * | 2018-11-19 | 2024-04-16 | 吉林大学 | 一种多模式线控转向汽车及其转向控制方法 |
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