JP2009056528A - 脚式移動ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】搭載するカメラ(撮像素子)に太陽光などの高輝度の光源が写り込まれるときも撮影対象を適切な輝度値で撮影するようにした脚式移動ロボットを提供する。
【解決手段】頭部16に、撮影対象を含む外界からの入射光の軸線82b上の位置と軸線外の位置16c1の間で移動自在なフィルタ(バイザ)16cを設けると共に、CCDカメラ(撮像素子)によって撮像された画像に高輝度の入射光によって撮像された高輝度撮像部位があるとき、フィルタ16cを軸線上の位置に移動させて高輝度撮像部位の輝度を低減する。
【選択図】図5

Description

この発明は脚式移動ロボットに関し、より具体的には視覚センサとしてのCCDカメラ(撮像素子)を備えると共に、それに太陽光などの光源が写り込まれるときも撮影対象を適切な輝度値で撮影するようにした脚式移動ロボットに関する。
従来、例えば下記の特許文献1において、太陽光などの高輝度の光源がカメラの画角内に写り込まれるとき、撮像素子面上に内部反射で発生するゴーストの位置、形状などを予測し、撮影画像のどの部分がゴーストか判定し、判定されたゴースト部分を撮影者の指定により、あるいは自動的に補正(低減処理)する技術が提案されている。
特開2006−129084号公報
特許文献1記載の技術はいわゆるデジタルカメラやビデオカメラであり、ユーザが人などの撮影対象に向けて操作して撮影するカメラについての技術であるが、その種のカメラを脚式移動ロボットに搭載して視覚センサとして使用することがある。
そのような場合、図18に示す如く、太陽光やスポットライトなどの高輝度の光源がカメラの画角内に写り込まれるとき、光源の影響で暗部にいる本来撮影したい人などの撮影対象の輝度値が潰れてしまい、撮影対象の適切な輝度値で撮影できないことがある。図18で実際には人は画面に右側に存在する。
従ってこの発明の目的は上記した課題を解決し、搭載するカメラ(撮像素子)に太陽光などの高輝度の光源が写り込まれるときも撮影対象を適切な輝度値で撮影するようにした脚式移動ロボットを提供することにある。
上記した課題を解決するために、請求項1にあっては、基体と、前記基体に連結される頭部と、前記頭部に搭載されて撮影対象を含む外界からの入射光によって画像を撮像する撮像素子とを少なくとも備えた脚式移動ロボットにおいて、前記入射光の軸線上の位置と軸線外の位置の間で移動自在なフィルタと、前記撮像素子によって撮像された画像に高輝度の入射光によって撮像された高輝度撮像部位があるとき、前記フィルタを前記軸線上の位置に移動させて前記高輝度撮像部位の輝度を低減するフィルタ移動手段とを備える如く構成した。
請求項2に係る脚式移動ロボットにあっては、前記フィルタが駆動機構を介して前記頭部の前面の前記軸線上の位置と前記頭部の上部の前記軸線外の位置の間で移動自在なバイザからなると共に、前記フィルタ移動手段は前記駆動機構を作動させて前記バイザを前記軸線上に移動させる如く構成した。
請求項3に係る脚式移動ロボットにあっては、前記駆動機構が、前記バイザに取り付けられたラックと、前記ラックに噛合するギヤと前記ギヤを駆動する電動モータから少なくともなる如く構成した。
上記で「高輝度の入射光」とは光源などの輝度が比較的高い入射光を、「高輝度撮像部位」とは高輝度の入射光によって画像に撮像される部位を意味する。
請求項1に係る脚式移動ロボットにおいて、撮影対象を含む外界からの入射光の軸線上の位置と軸線外の位置の間で移動自在なフィルタと、撮像素子によって撮像された画像に高輝度の入射光によって撮像された高輝度撮像部位があるとき、フィルタを軸線上の位置に移動させて高輝度撮像部位の輝度を低減するフィルタ移動手段とを備える如く構成したので、搭載する撮像素子に太陽光などの高輝度の光源が写り込まれるときも、フィルタを光軸上に位置させることで撮影対象を適切な輝度値で撮影することができる。
請求項2に係る脚式移動ロボットにあっては、フィルタが駆動機構を介して頭部の前面の軸線上の位置と頭部の上部の軸線外の位置の間で移動自在なバイザからなると共に、フィルタ移動手段は駆動機構を作動させてバイザを軸線上に移動させる如く構成したので、上記した効果に加え、バイザからなるフィルタを確実に光軸上に位置させることができる。
請求項3に係る脚式移動ロボットにあっては、駆動機構が、バイザに取り付けられたラックと、ラックに噛合するギヤとギヤを駆動する電動モータから少なくともなる如く構成したので、上記した効果に加え、簡易な機構でありながら、バイザからなるフィルタを一層確実に軸線上に位置させることができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る脚式移動ロボットを実施するための最良の形態について説明する。
図1はこの実施例に係る脚式移動ロボットの正面図、図2は図1に示すロボットの側面図である。
図1に示すように、脚式移動ロボット(以下単に「ロボット」という)10は、左右2本の脚部12L,12R(左側をL、右側をRとする。以下同じ)を備える。脚部12L,12Rは、基体14の下部に連結される。基体14の上部には頭部16が連結されると共に、側方には左右2本の腕部20L,20Rが連結される。左右の腕部20L,20Rの先端には、それぞれハンド(エンドエフェクタ)22L,22Rが連結される。この実施例にあっては、脚式移動ロボットとして、2本の脚部と2本の腕部を備えた、1.3m程度の身長を有するヒューマノイド型のロボットを例にとる。
図2に示すように、基体14の背部には格納部24が設けられ、その内部には電子制御ユニット(以下「ECU」と呼ぶ)26およびバッテリ(図示せず)などが収容される。
図3は、図1に示すロボット10をスケルトンで表す説明図である。以下、図3を参照し、ロボット10の内部構造について関節を中心に説明する。尚、図示のロボット10は左右対称であるので、以降L,Rの付記を省略する。
左右の脚部12は、それぞれ大腿リンク30と下腿リンク32と足部34とを備える。大腿リンク30は、股関節を介して基体14に連結される。図3では、基体14を基体リンク36として簡略的に示すが、基体リンク36は、関節38を介して上半部36aと下半部36bとが相対変位自在に構成される。
大腿リンク30と下腿リンク32は膝関節を介して連結されると共に、下腿リンク32と足部34は足関節を介して連結される。股関節は、Z軸(ヨー軸)回りの回転軸40と、Y軸(ピッチ軸)回りの回転軸42と、X軸(ロール軸)回りの回転軸44とから構成される。即ち、股関節は3自由度を備える。
膝関節はY軸回りの回転軸46から構成され、1自由度を備える。足関節はY軸回りの回転軸48とX軸回りの回転軸50とから構成され、2自由度を備える。このように、左右の脚部12のそれぞれには3個の関節を構成する6個の回転軸(自由度)が与えられ、脚部全体としては合計12個の回転軸が与えられる。
脚部12は、アクチュエータ(図示せず)によって駆動される。脚部12を駆動する脚部アクチュエータは基体14と脚部12の適宜位置に配置された12個の電動モータからなり、上記した12個の回転軸を個別に駆動する。
また、左右の腕部20は、それぞれ上腕リンク52と下腕リンク54を備える。上腕リンク52は、肩関節を介して基体14に連結される。上腕リンク52と下腕リンク54は、肘関節を介して連結されると共に、下腕リンク54とハンド22は手首関節を介して連結される。
肩関節はY軸回りの回転軸56とX軸回りの回転軸58とZ軸回りの回転軸60とから構成され、3自由度を備える。肘関節はY軸回りの回転軸62から構成され、1自由度を備える。手首関節はZ軸回りの回転軸64とY軸回りの回転軸66とX軸回りの回転軸68とから構成され、3自由度を備える。このように、左右の腕部20のそれぞれには3個の関節を構成する7個の回転軸(自由度)が与えられ、腕部全体として合計14個の回転軸が与えられる。
腕部20も、脚部12と同様に図示しないアクチュエータによって駆動される。腕部20を駆動する腕部アクチュエータは基体14と腕部20の適宜位置に配置された14個の電動モータからなり、上記した14個の回転軸を個別に駆動する。ロボット10は脚部アクチュエータあるいは腕部アクチュエータの動作が制御されて各回転軸が適宜な角度で駆動されることにより、脚部12あるいは腕部20に所望の動きが与えられる。
ハンド22には、5本の指部70が設けられる。指部70は図示しないハンドアクチュエータによって動作自在とされ、腕部20の動きに連動して物を把持する、あるいは適宜な方向を指差すなどの動作が実行可能とされる。
頭部16は、基体14に首関節を介して連結される。首関節はZ軸回りの回転軸72とY軸回りの回転軸74とから構成され、2自由度を備える。回転軸72,74も、図示しない頭部アクチュエータによって個別に駆動される。頭部アクチュエータの動作を制御して回転軸72,74を適宜な角度で駆動することにより、頭部16を所望の方向に向けることができる。基体リンク36も関節38に配置されたアクチュエータ(図示せず)を駆動することで、上半部36aと下半部36bが相対回転させられる。
左右の脚部12には、それぞれ力センサ(6軸力センサ)76が取り付けられ、床面から脚部12に作用する床反力の3方向成分Fx,Fy,Fzとモーメントの3方向成分Mx,My,Mzを示す信号を出力する。左右の腕部20にも同種の力センサ78がハンド22と手首関節の間で取り付けられ、腕部20に作用する外力の3方向成分Fx,Fy,Fzとモーメントの3方向成分Mx,My,Mzを示す信号を出力する。
基体14には傾斜センサ80が設置され、鉛直軸に対する基体14の傾斜角度とその角速度などの状態量を示す信号を出力する。頭部16には、人などの撮影対象を含む外界からの入射光によって撮像する2個(左右)のCCDカメラ(以下「カメラ」という)82が設置され。また、頭部16には、マイクロフォン84aとスピーカ84bからなる音声入出力装置84が設けられる。
図4は頭部16の部分断面図、図5はその正面図である。
図示の如く、頭部16は中央から後部にかけてヘルメット16aで被覆されると共に、前面はフェース16bで被覆される。ヘルメット16aは不透明で薄い硬質プラスチック材からなり、フェース16bは透明で薄い硬質プラスチック材からなる。
フェース16bの内側には、バイザ(フィルタ)16cが配置される。バイザ16cも薄いプラスチック材で、カメラのND(Neutral Density)フィルタと同様、各波長の光を吸収、即ち、光量を減少させる特性を備えるプラスチック材からなる。図4と図5に示す如く、バイザ16cは側面視においてフェース16bと同様、半円形状を呈すると共に、正面視において大略矩形状を呈する。
バイザ16cには駆動機構16dが接続される。
図6は駆動機構16dの詳細を模式的に示す説明図である。図示の如く、駆動機構16dは、バイザ16cの内側に両端付近において取り付けられて頭部の上下方向に延びる2本のラック16d1と、ラック16d1の上端付近に配置される1個の電動モータ16d2と、電動モータ16d2にユニバーサルジョイント16d3を介して接続されてラック16d1と噛合するピニオンギヤ16d4と、ラック16d1の両端に固定されたガイド16d5と、ガイド16d5を案内するガイドレール16d6(図5で図示省略)からなる。
かかる構成により、電動モータ16d2が駆動されて例えば正転方向に回転させられると、その回転力はユニバーサルジョイント16d3を介してピニオンギヤ16d4に伝えられ、ラック16d1を下方に駆動され、その下端が下部ストッパ16d11に当接する位置で止まる。他方、電動モータ16d2が逆転方向に回転させられると、ラック16d1を上方に駆動され、その下端が上部ストッパ16d12に当接する位置で止まる。
ラック16d1はバイザ16cに固定されていることから、ラック16d1が下方に駆動されると、バイザ16cは下方に下ろされ、図4と図5に示す如く、フェース16bの内側でカメラ82のレンズ82aの前方位置、換言すれば人などの撮影対象を含む外界からの入射光の軸線82b上の位置に移動し、カメラ82にとってNDフィルタとして機能する。
他方、電動モータ16d2が逆転させられてラック16d1が上方に駆動されると、バイザ16cはヘルメット10aの内部の待避位置(軸線外の位置。想像線16c1で示す)に後退させられ、そこに収容される。
上記したセンサなどの出力は、ECU26(図2に示す)に入力される。ECU26はマイクロコンピュータからなり、図示しないCPUや入出力回路、ROM、RAMなどを備える。
図7は、ロボット10の構成をECU26の入出力関係を中心に示すブロック図である。
図示の如く、ロボット10は、上記したセンサなどに加え、回転軸40などのそれぞれに配置されたロータリエンコーダ群86と、ジャイロセンサ88と、GPS受信器90と、人(撮影対象)が携行するICタグ92に無線系で接続されてICタグ92から発信されるICタグ情報を受信するICタグ信号受信器(リーダ)94を備える。
ロータリエンコーダ群86はそれぞれ、回転軸40などの回転角度、即ち、関節角度に応じた信号を出力する。ジャイロセンサ88は、ロボット10の移動方向と距離に応じた信号を出力する。GPS受信器90は衛星から発信された電波を受信し、ロボット10の位置情報(緯度と経度)を取得してECU26に出力する。ICタグ信号受信器94は、ICタグ92に記憶されると共に、それから発信される識別情報(RFID(Radio Frequency ID)、具体的にはICタグ92の携行者である人を識別する識別情報)を無線系で受信してECU26に出力する。
ECU26は、力センサ76、傾斜センサ80およびロータリエンコーダ群86の出力に基づいて歩容を生成して歩行制御を行う。具体的には、前記した脚部アクチュエータ(符号100で示す)の動作を制御して脚部12を駆動してロボット10を移動(歩行)させる。歩容生成および歩行制御については本出願人が提案した特許第3726081号に記載されているので、詳細な説明は省略する。
また、ECU26は、歩行制御などに付随して腕部アクチュエータ(符号102で示す)とハンドアクチュエータ(符号104で示す)の動作を制御して腕部20とハンド22を駆動すると共に、頭部アクチュエータ(符号106で示す)の動作を制御して頭部16の向きを調整する。
さらに、ECU26は、カメラ82の露出制御装置として動作、即ち、カメラ82の露出制御を実行すると共に、電動モータ16d2を介してバイザ16cの上下動を制御するフィルタ移動手段としても機能する。
図8は、ECU26がカメラ82の露出制御装置およびフィルタ移動手段として動作するときの構成を機能的に示すブロック図である。
図示の如く、そのときのECU26の動作を機能別に見ると、ECU26は、ステレオ処理部26aと、ヒストグラム生成部26bと、露出パラメータ設定部26cと、高輝度撮像部位除去要否判定部26dと、高輝度撮像部位抽出部26eと、画像処理部26fと、行動生成部26gとからなる。
ステレオ処理部26aは、移動体(ロボット)10に搭載され、撮影対象、具体的には人を含む外界からの入射光によって画像を撮像する、少なくとも2個のカメラ(撮像素子)82の出力を入力し、ステレオ処理によって入力した画像の視差から画素ごとの距離情報を算出する。カメラ82の画素の数は320×240とする。ステレオ処理部26aは、濃淡画像データから3次元(3D)データを算出して出力する。
ヒストグラム生成部26bは撮影された画像の輝度値ヒストグラムを作成すると共に、距離ごとに、あるいは距離に応じて重み付けを行う。
露出パラメータ設定部26cは、撮像したい距離の輝度値から露出パラメータ(より具体的にはシャッタ速度)を設定する。カメラ82はロボット10に搭載されて視覚センサとして機能する関係上、自ら撮影対象を捜索して撮影することはなく、撮影画像から撮影対象を抽出しなければならない。そのため、カメラ82の絞りは最小に固定され、近距離、具体的には0.5mから2.5m程度で焦点が合うように調整される。従って、露出パラメータとしてはシャッタ速度のみが調整自在とされる。
高輝度撮像部位除去要否判定部26dは、撮影対象を撮影するのに適正な露出を得るため、画像内に光源などの高輝度の入射光によって撮像された高輝度撮像部位を画像内から除去する必要があるか否か判定する。
高輝度撮像部位抽出部26eは、高輝度撮像部位を画像内から除去する必要があると判定された場合、高輝度撮像部位を抽出し、カメラ82のカメラパラメータに基づいてステージ座標系、即ち、画面の1点を原点とし、床面をx,y平面とする直交座標系での高輝度撮像部位の位置と角度を算出する。高輝度撮像部位の抽出は、輝度値の平均値がしきい値より大きい領域を高輝度撮像部位の領域と判定するか、あるいは画像の所定ブロックごとの輝度値の平均値を算出し、その値の最も大きいブロックを高輝度撮像部位の中心と判定することで行う。
画像処理部26fは、ロボット10が移動するとき、視覚センサとしての画像処理を行う。
行動生成部26gは、高輝度撮像部位の輝度を低減するように頭部16のバイザ16cを上下動させる、即ち、フィルタ移動手段に相当する。
次いで、上記したECU26の動作をさらに詳細に説明する。
図9は、図8と同様、ECU26がカメラ82の露出制御装置およびフィルタ移動手段として動作するときの処理を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは所定時刻、例えば1msecから300msecの間の任意の時刻ごとに実行される。
以下説明すると、S10において撮影対象、即ち、人がいるか否か判断する。これは撮影対象が携行するICタグ92から発信される識別情報を受信するICタグ信号受信器94の出力から判断する。
S10で肯定されるときはS12に進み、カメラ82で撮影対象を撮影して得た画像、即ち、画面の中の撮影対象の輝度値を算出し、S14に進み、撮影対象を含む画面全体の最大輝度値を算出する。尚、S10で否定されるときはS12の処理をスキップする。
次いでS16に進み、算出された輝度値同士を比較し、最大輝度値の方が大きいときはS18に進んで最大輝度値を高輝度撮像部位と判定すると共に、撮影対象の輝度値の方が大きいときはS20に進んでそれを高輝度撮像部位と判定する。S10からS20までの処理は図5のステレオ処理部26aによって実行される。次いでS22に進んで露出パラメータ設定処理を実行する。
図10はその処理を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートであり、前記したヒストグラム生成部26bと露出パラメータ設定部26cによって実行される。
以下説明すると、S100において対象画素を抽出する。ここで「対象画素」は、露出を合わせたい距離情報を持つ画素を意味する。この対象画素の抽出は、撮影対象を撮影して得た画像の輝度値ヒストグラムを生成することに相当する。
次いでS102に進み、抽出した画素の数が適宜設定されるしきい値Aを超えるか否か判断する。尚、しきい値Aは、露出を合わせたい距離での撮影対象の画面全体に占めるべき面積を算出して予め設定される値である。
S102で肯定されるときはS104に進み、輝度値の平均値を以下の式1に従って算出する。
輝度値の平均値=前フレーム平均値×(1−抽出画素数×係数/領域画素数)
+現フレーム平均値(距離考慮)×抽出画素数/領域画素数
・・・式1
次いでS106に進み、カウンタ(アップカウンタ)の値をリセットする。他方、S102で否定されるときはS108に進み、カウンタの値が適宜設定されるしきい値B未満か否か判断し、肯定されるときはS110に進み、輝度値の平均値を以下の式2に従って算出し、S112に進んでカウンタの値を更新(アップ)する。
輝度値の平均値=前フレーム平均値×(1−係数)+現フレーム平均値×係数
・・・式2
またS108で否定されるときはS114に進み、輝度値の平均値を以下の式3に従って算出し、次いでS112に進む。
輝度値の平均値=現フレーム平均値 ・・・式3
上の式1などで、「前フレーム平均値」は200msecごとに撮影されている画像(フレーム)の過去の数フレームの全(即ち、画面全体の)画素の輝度値を平均して得た値、「抽出画素数」はS100で抽出された画素の数、「領域画素数」は抽出画素を含む、全(即ち、画面全体の)画素の数、「係数」は経験で求められる補正係数、「現フレーム平均値」は今回撮影された全(即ち、画面全体の)画素の輝度値を平均して得た値である。前記したように画素は全て距離情報を持つことから、画素の輝度値を平均するときも距離を勘案して行う。
次いでS116に進み、S104などで算出された輝度値の平均値が適宜設定されるしきい値C未満か、あるいはしきい値Dを超えるか否か判断する。しきい値C,Dは画像処理が可能な値を経験的に選択して設定される。
S116で肯定されるときはS118に進み、露出パラメータの一つであるシャッタ速度のシフト量(変更量)を以下の式4に従って算出(換言すれば、露出パラメータを設定)する。
シフト量=(輝度値の平均値−しきい値C,D/2)×現シャッタ速度×係数1
・・・式4
即ち、S118においては、輝度値の平均値がしきい値Cとしきい値Dの中央となるようにシャッタ速度のシフト量を算出する。尚、係数1は経験から設定される補正係数である。前記したようにカメラ82の絞りは最小に固定され、露出パラメータとしてはシャッタ速度のみが調整自在とされる。
他方、S116で否定されるときはS120に進み、基準値を以下の式5に従って算出し、S122に進み、算出された基準値などを用いてシャッタ速度のシフト量(変更量)を以下の式6に従って算出(換言すれば、露出パラメータを設定)する。式5,6において係数2,3も経験から設定される補正係数である。
基準値=輝度値の平均値−(有効輝度しきい値を超える画素数―有効輝度しきい値未満の画素数)/係数2 ・・・式5
シフト量=(輝度値の平均値−基準値)×現シャッタ速度×係数3
・・・式6
図10の処理を説明すると、この実施例においては、例えば図11に示すように太陽光などの外光が採光窓から入射して画面に写り込まれるような状況において撮影対象を適切な輝度値で撮影することを課題とする。
図11に示す撮影状況において、図12に示すような通常の輝度値ヒストグラムを算出すると、白潰れ(飽和)している画素が黒詰まり(感度不足)している画素を大きく上回っているため、それに基づいて露出調整すると、撮影対象が黒詰まりを起こしてしまう。また、図11では撮影対象が画面中央付近から若干左に位置しているため、画面中央付近の輝度情報に基づいて露出調整しても同様の結果となる。
そこで、図13に示すような視差画像を求め、図14に示すような距離によって重み付けを行った輝度値ヒストグラムを算出する。図14に示すヒストグラムでは、カメラ82に近い画素の値を重視した場合、白潰れと黒詰まりの頻度が同程度となり、露出調整が最適となる。図11は、そのような距離による重み付けを行った輝度値ヒストグラムに基づいて露出調整した場合を示す。
さらに、図10の処理において、図11に示すように撮影対象が画面内に一旦存在した後、経時的に移動して画面から消える事態も生じる。そこで、S102で肯定されて撮影対象が画面内に存在するか、あるいはS102で否定されてもS108でカウンタの値がしきい値B(例えば数フレーム)未満と判断されるとき、輝度値の平均値は現フレームの輝度値の平均値と前フレームのそれとの加重平均を算出するようにした(S104あるいはS110)。尚、S108で否定されてしきい値を超えるときは過去の撮影データと切り離し、画面全体の画素の平均値を輝度値の平均値をする(S114)。
さらに、図10の処理においては撮影対象の存在が否定され、画面の最大輝度値が高輝度撮像部位と判定される場合も含まれる。そのような場合もS108で否定されてカウンタの値がしきい値Bに達した時点でS114に進み、画面全体の画素の平均値が輝度値の平均値とされる(S114)。
シャッタ速度のシフト量について説明すると、輝度値の平均値がしきい値Cとしきい値Dの間にあるときは、平均値が2つのしきい値の中央に入るように式4に従ってシフト量が算出される(S118)。
他方、然らざる場合、式5に従って最初に基準値を算出する。図14を参照して式5を説明すると、「有効輝度しきい値を超える画素数」は例えば輝度値25を超える画素数であり、「有効輝度しきい値未満の画素数」は例えば輝度値225未満の画素数である。即ち、例えば輝度値25を超えて225未満の画素の平均値を輝度平均値から減算して得た差を基準値とし、しきい値C,Dの1/2に代え、その基準値を輝度平均値から除算することでシャット速度の変更量を算出する。
図9フロー・チャートの説明に戻ると、次いでS24に進み、図10フロー・チャートのS118あるいはS122で算出されたシャッタ速度のシフト量(換言すれば設定された露出パラメータ)が所定範囲内にあるか否か判断し、肯定されるときは算出されたシフト量に従って図示しないルーチンでシャッタ速度を変更して撮影することで適正な輝度値で撮影できることから、以降の処理をスキップする。
他方、S24で否定されるときはS26に進み、高輝度撮像部位除去要否判定処理を実行する。
図15はその処理を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートであり、前記した高輝度撮像部位除去要否判定部26dによって実行される。
以下説明すると、S200において撮影対象の位置情報があるか否か判断する。これは図9フロー・チャートのS12あるいは図10フロー・チャートの処理で得られた情報から判断する。
S200で肯定されるときはS202に進み、撮影対象の位置の輝度値の平均値を算出する一方、否定されるときはS204に進み、画面の中の比較的近距離、例えば数m以内の画素の輝度値の平均値を算出する。S200からS204の処理は、図9フロー・チャートのS10からS14の処理に類似する。
次いでS206に進み、算出された輝度値の平均値がしきい値E未満か否か判断する。S206の判断は撮影状況が逆光であるか、あるいは順光であるかを判定するためであることから、しきい値Eはそれを判定するに足る値が適宜設定される。
S206で肯定されるときは逆光であって撮影対象などが黒詰まりして輝度値が低く、従って撮影対象を撮影するのに適正な露出を得られないと判断されることからS208に進み、高輝度撮像部位を除去する必要があると判定する。他方、S206で否定されるときは、そのような不都合が見られないことからS210に進み、高輝度撮像部位を除去する必要がないと判定する。
図9フロー・チャートの説明に戻ると、次いでS28に進み、高輝度撮像部位を除去する必要がないと判定されたか否か判断し、肯定されるときは以降の処理をスキップすると共に、否定されるときはS30に進み、高輝度撮像部位抽出処理を実行する。
図16はその処理を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートであり、前記した高輝度撮像部位抽出部26eによって実行される。
以下説明すると、S300において画面のブロックごとの輝度値の平均値を算出する。ここで「ブロック」とは例えば10×10の画素を意味する。カメラ82は320×240の画素数を備えることから、それらについて上記した単位面積ごとに輝度値の平均値を算出する。
次いでS302に進み、輝度が高い、より具体的には適宜設定されるしきい値を超える高輝度のブロック群を抽出し、S304に進み、それらの分散値を算出、より具体的には輝度が高い部分の広がりを算出する。
次いでS306に進み、算出された分散値が適宜設定されるしきい値Fを超えるか否か判断する。S306で肯定されるときは図8の右側に示すように明るい領域が広く広がっていると判断されることからS308に進み、カメラ82から入力されるカメラパラメータに基づいて高輝度ブロック群の中央位置を算出する。
次いでS310に進み、高輝度撮像部位の中心角度、即ち、算出された中央位置に対する角度を算出し、S312に進み、高輝度撮像部位のサイズが大と判定し、その判定結果とS310で算出された高輝度撮像部位の中心角度を出力する。このように、輝度値の平均値がしきい値Fより大きいとき、その領域を高輝度撮像部位の領域と判定し、ステージ座標系での高輝度撮像部位の位置と角度を算出する。
他方、S306で否定されるときはS314に進み、高輝度ブロック群の中で平均値が最大となるブロックを抽出し、S316に進み、高輝度撮像部位の中心角度、即ち、抽出された平均値が最大となるブロックに対する角度をカメラパラメータに基づいて算出し、S318に進み、高輝度撮像部位のサイズが小さいと判定し、その判定結果とS316で算出された高輝度撮像部位の中心角度を出力する。
即ち、輝度値の平均値がしきい値より大きくない場合、画像の所定ブロックごとの輝度値の平均値の最も大きいブロックを高輝度撮像部位の中心と判定し、ステージ座標系での高輝度撮像部位の位置と角度を算出する。
図9フロー・チャートの説明に戻ると、次いでS32に進み、行動生成処理を実行する。
図17はその処理を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートであり、前記した行動生成部26gによって実行される。
以下説明すると、S400において電動モータ16d2を駆動してバイザ16cを下げる。即ち、S30の処理で高輝度撮像部位が抽出されたことから、バイザ(フィルタ)16cを入射光の軸線上の位置に移動させる。バイザ16cは各波長の光を吸収、即ち、光量を減少させる特性を備えることから、それによって輝度撮像部位の輝度を低減することができ、よって人などの撮影対象を適切な輝度値で撮影することができる。
この実施例は上記の如く、基体14と、前記基体14に連結される頭部16と、前記頭部16に搭載されて撮影対象を含む外界からの入射光によって画像を撮像するCCDカメラ82(撮像素子)とを少なくとも備えた脚式移動ロボット10において、前記入射光の軸線82b上の位置と軸線外の位置16c1の間で移動自在なフィルタ(バイザ)16cと、前記撮像素子によって撮像された画像に高輝度の入射光によって撮像された高輝度撮像部位があるとき、前記フィルタ(バイザ)16cを前記軸線上の位置に移動させて前記高輝度撮像部位の輝度を低減するフィルタ移動手段(ECU26,行動生成部26g,S32,S400)とを備える如く構成したので、搭載するCCDカメラ82に太陽光などの高輝度の光源が写り込まれるときも、フィルタ(バイザ)16cを光軸上に位置させることで、人などの撮影対象を適切な輝度値で撮影することができる。
また、前記フィルタ(バイザ)16cが駆動機構16dを介して前記頭部16の前面の前記軸線82b上の位置と前記頭部16の上部の前記軸線外の位置16c1の間で移動自在なバイザ16cからなると共に、前記フィルタ移動手段は前記駆動機構16dを作動させて前記バイザ16cを前記軸線上に移動させる如く構成したので、上記した効果に加え、バイザからなるフィルタ16cを確実に光軸上に位置させることができる。
また、前記駆動機構16dが、前記バイザ16cに取り付けられたラック16d1と、前記ラックに噛合するギヤ(ピニオンギヤ)16c4と前記ギヤを駆動する電動モータ16d2から少なくともなる如く構成したので、簡易な機構でありながら、バイザからなるフィルタ16cを一層確実に軸線82b上に位置させることができる。
尚、上記において、撮影対象として人を予定したが、それ以外にロボット10の作業で予定される道具やワークなどの物体であっても良い。
また上記において、撮影対象の有無を撮影対象が携行するICタグ92から発信される識別情報を受信するICタグ信号受信器94の出力から判断するようにしたが、カメラ82の出力から判断しても良い。さらには外部からコマンドを入力して教示しても良い。
また上記において、脚式移動ロボット、具体的には2足歩行ロボットを例示したが、それに限られるものではなく、自律移動自在であればどのようなものであっても良い。
この発明の実施例に係る脚式移動ロボットの正面図である。 図1に示すロボットの側面図である。 図1に示すロボットをスケルトンで示す説明図である。 図1に示すロボットの頭部の部分断面図である。 図4に示すロボットの頭部の正面図である。 図5に示す駆動機構の詳細を模式的示す説明図である。 図1に示すロボットの構成を電子制御ユニット(ECU)の入出力関係を中心に示すブロック図である。 図4に示す電子制御ユニットがカメラの露出制御装置として動作するときの構成を機能的に示すブロック図である。 図8と同様、電子制御ユニットがカメラの露出制御装置として動作するときの処理を示すフロー・チャートである。 図9の露出パラメータ設定処理を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートである。 図10の処理を示す画面の一例である。 図11の画面の通常の(距離を考慮しない)輝度値ヒストグラムである。 図11の画面の視差画像である。 図11の画面の距離を考慮した輝度値ヒストグラムである。 図9の高輝度撮像部位除去要否判定処理を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートである。 図9の高輝度撮像部位抽出処理を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートである。 図9の行動生成処理を示すサブ・ルーチン・フロー・チャートである。 この実施例に係る脚式移動ロボットに搭載されるカメラで撮影を予定する場面の一例である。
符号の説明
10:脚式移動ロボット(ロボット)、12:脚部、14:基体、16 頭部、16c バイザ(フィルタ)、16d 駆動機構、16d1 ラック、16d2 電動モータ、16d3 ユニバーサルジョイント、16d4 ピニオンギヤ(ギヤ)、16d5 ガイド、16d6 ガイドレール、20:腕部、26:ECU(電子制御ユニット)、26a:ステレオ処理部、26b:ヒストグラム生成部、26c:露出パラメータ設定部、26d:高輝度撮像部位除去要否判定部、26e:高輝度撮像部位抽出部、26f:画像処理部、26g:行動生成部、82:CCDカメラ(撮像素子。カメラ)、82a レンズ、82b 入射光の軸線、92:ICタグ、94:ICタグ信号受信器

Claims (3)

  1. 基体と、前記基体に連結される頭部と、前記頭部に搭載されて撮影対象を含む外界からの入射光によって画像を撮像する撮像素子とを少なくとも備えた脚式移動ロボットにおいて、前記入射光の軸線上の位置と軸線外の位置の間で移動自在なフィルタと、前記撮像素子によって撮像された画像に高輝度の入射光によって撮像された高輝度撮像部位があるとき、前記フィルタを前記軸線上の位置に移動させて前記高輝度撮像部位の輝度を低減するフィルタ移動手段とを備えたことを特徴とする脚式移動ロボット。
  2. 前記フィルタが駆動機構を介して前記頭部の前面の前記軸線上の位置と前記頭部の上部の前記軸線外の位置の間で移動自在なバイザからなると共に、前記フィルタ移動手段は前記駆動機構を作動させて前記バイザを前記軸線上に移動させることを特徴とする請求項1記載の脚式移動ロボット。
  3. 前記駆動機構が、前記バイザに取り付けられたラックと、前記ラックに噛合するギヤと前記ギヤを駆動する電動モータから少なくともなることを特徴とする請求項2記載の脚式移動ロボット。
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