JP2009055108A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯端末の電源を入れることができない状況でも、端末内に記憶された重要な情報をユーザに提示することができる携帯端末を提供する。
【解決手段】 携帯端末の電池が低電圧状態となったとき、もしくは携帯端末の電源を切るときに、携帯端末内に記憶している情報から、ユーザにとって重要な情報を選出して、メモリ性表示デバイスに表示させる。表示時には、メモリ性表示デバイスの表示スペースを有効に活用するために、重要な情報から順に表示し、ユーザにとって必要が無いと考えられる情報は表示しない。
【選択図】 図1

Description

本発明はメモリ性表示デバイスを有する携帯端末に関する。
携帯端末は様々な機能を有しており、多くの情報を記憶させて、それを画面などに表示することができる。例えば、携帯端末がスケジュール機能やアドレス帳機能を有している場合、膨大な情報を記憶することができ、ユーザ操作に応じてその情報を表示することができる。また、機能によっては、ユーザ操作を受けなくても必要に応じて情報を表示することがある。例えば、携帯端末がメール機能や電話機能などの通信機能を有する場合には、着信があったことを画面などに表示する。しかしながら、携帯端末の電池が切れた状態では、登録された情報の確認や受信した情報の有無などを確認することができないという問題があった。このような問題に対して、メモリ性を有したディスプレイを用いて情報を表示する電気機器が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−178345号公報
上記特許文献1に記載された発明は、電気機器の筐体外装にメモリ性を有した表示用液晶パネルを設け、特定の通信先からメールが届いたタイミングや登録されたスケジュールの時刻が到来したタイミングで、この表示用液晶パネルのデザイン画像の表示を変更させる。これによって、電池が切れたとしても特定の通信先からメールを受信したことや、登録したスケジュールの時刻が到来したことはユーザに知らせることができる。しかしながら、いつ誰からのメールなのか、何のスケジュール時刻が到来したかなどが表示されない。そのため、ユーザはその通信先に連絡を取ることや、スケジュールを確認することなどができない。そこで本発明は、電源を入れることができない状況でも、端末内に記憶された重要な情報をユーザに提示することができる携帯端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による携帯端末は、メモリ性表示デバイスを有し、電池によって電力を得る携帯端末であって、前記電池の電圧を取得する電池電圧取得手段と、所定の情報を記憶する記憶手段と、前記電池電圧取得手段によって前記電池の電圧が所定の閾値以下に移行したことが検出されたときに、前記記憶手段に記憶された所定の情報を前記メモリ性表示デバイスに表示する制御手段とを有することを特徴としている。
本発明によれば、電源を入れることができない状況でも、端末内に記憶された重要な情報をユーザに提示することができる携帯端末を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
実施例1は、通話中、通話前、もしくは通話後に、電池電圧が一定値よりも下がった場合に、その通話先に関する情報をメモリ性表示デバイスに表示する携帯端末の一例の携帯電話機である。
図1は、本発明の実施例に係る携帯電話機1のブロック図である。携帯電話機1は、電池2によって電力を得る。携帯電話機1は、全体の制御を行う制御部51を含む。制御部51には、電源制御部52、記憶部53、操作部54、音声入出力部55、通信部56、信号処理部57、表示部58、メモリ性表示デバイス59が接続されている。
電源制御部52は、電池2の電圧を測定し、電池2から送出される電気エネルギーの電圧を制御する。また、電池2の電圧がある一定値よりも下がった場合には、携帯電話機1の電源を入れることが不可能な状態にして過放電から保護する。以降、この状態を電池2が切れた状態と呼ぶ。制御部51は電源制御部52から電池2の電圧を示す情報を取得し、電池残存量を表すマークの表示部58への表示を行って、携帯電話機1のユーザに電池2の電気エネルギー残存量を知らせる。また、制御部51は、電源制御部52から取得した情報に基づいて電圧が所定の閾値(電池2が切れる電圧よりも少し高い電圧)以下となったことを検出すると、電池2が低電圧状態となったことを示す警告音の出力などによって、携帯電話機1のユーザにもうすぐ電池2が切れることを知らせる。
記憶部53は、電話帳データなどのユーザデータや、アプリケーションプログラムを記憶する。また、電池2の電圧が低電圧状態ならばオンに設定される低電圧フラグや、発信中又は着信中又は通話中であるならばオンに設定される通話フラグなど、本発明の処理を行うためのデータの記憶も行う。
操作部54は、ユーザからの操作入力手段として用いられ、入力キーなどによって構成される。ユーザから入力される操作として例えば、発信操作や着信を受けるときの操作などがある。
音声入出力部55は、マイクロホンやスピーカなどから成り、マイクロホンで音声信号の入力を行い、スピーカによって音の出力を行う。通信部56にはアンテナが接続されており、アンテナによって電波に変換した情報を基地局へ送信する送信機能と、基地局から電波を受信し、電気信号へ変換する受信機能を有する。信号処理部57は、映像信号や音声信号、オーディオ信号などのデジタル信号を処理する。例えば、通信部56によって音声信号を送信するときには、音声入出力部55によって入力された音声を、信号処理部57によって符号化、誤り制御などを行ったうえで、通信部56によって送信する。
表示部58は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどによって成る。表示部58には、制御部51の制御に従って、携帯電話機1の動作状態に合わせた文字や画像を表示する。メモリ性表示デバイス59は、制御部51の制御に従って文字や画像の表示、もしくは表示された文字や画像の消去を行い、表示がされている状態で携帯電話機1の電源が切られたとしても、その表示を維持する。
以上のような構成を持つ携帯電話機1が、通話中もしくは通話を開始しようとしているときに、電池2が低電圧状態となった場合、その通話先に関する情報をメモリ性表示デバイスに表示するときの制御部51の処理を図2〜図4を用いて説明する。
図2は、通話中もしくは通話を開始しようとしている状態を判定して通話フラグを設定し、通話開始時に電池2の電圧が所定値以下であればメモリ性表示デバイスへの情報表示を行う制御部51の処理を示すフローチャートである。制御部51は、着呼を受けたことを示す情報を通信部56から取得したとき、もしくは、操作部54を介して発信操作が行われたことを検出すると(S101)、記憶部53に記憶された通話フラグをオンに設定する(S102)。そして、通話先の電話番号を記憶部53に記憶させる(S103)。
このとき、電池2が低電圧状態であることを示す低電圧フラグがオンと設定されていた場合(S104)、ステップS103で記憶部53に記憶した電話番号をメモリ性表示デバイス59に表示させる(S105)。その後、通話が終了したときには(S106)、通話フラグをオフに設定し(S107)、ステップS103で記憶部53に記憶した電話番号を消去する(S108)。
このように、図2に示した処理は、通話開始時に必要に応じてメモリ性表示デバイス59への情報表示を行う処理であるが、通話中に低電圧状態になる場合もある。そこで、図3に示すフローチャートに従って、電池2の電圧を監視して低電圧フラグを設定し、電池2の電圧が低電圧状態になったときに通話中であれば、メモリ性表示デバイス59に表示させる処理を行う。
制御部51は、電源制御部52から電池2の電圧を示す情報を取得する(S151)。
この情報によって、電池2の電圧が所定の閾値以下の低電圧状態であると判断すれば(S152のYes)、記憶部53に記憶された低電圧フラグをオンに設定する(S153)。このとき、図2に示した処理によって設定される通話フラグがオンに設定されていれば(S154のYes)、図2のステップS103によって記憶された電話番号をメモリ性表示デバイス59に表示する(S155)。その後、電池2の電圧を示す情報を取得したときに(S151)、その情報から、電池2の電圧が低電圧状態を脱したと判断すれば(S156のYes)、低電圧フラグをオフに設定して(S157)、メモリ性表示デバイスの表示を消去する(S158)。
以上、図2および図3に示した処理によって、現在電池2が低電圧状態であるか通常状態であるかを示す情報と、現在通話中であるかどうかを示す情報を記憶部53に記憶させておくことができ、低電圧状態に移行したときが通話中もしくは通話を開始しようとしているときならば、メモリ性表示デバイス59に電話番号などの情報を表示する。これによって、電池2が切れたとしても、ユーザはその情報を確認することができる。
なお、図2および図3では、メモリ性表示デバイス59に通話先の電話番号を表示すると説明したが、この電話番号に関連付けられた他の情報も表示しても良い。例えば、記憶部53に記憶されている電話帳データを用いて、当該電話番号と関連付けて記憶されている名称、住所、メールアドレス、当該電話番号とは別の電話番号などの情報を取得し、これらの情報を表示しても良い。このように、通話先の電話番号以外の情報を表示することによって、電池2が切れた後の連絡手段として、様々な手段を提示することも可能となる。また、通話先の電話番号が、記憶部53に記憶されている電話帳データに、シークレット設定された電話番号として登録されていれば、メモリ性表示デバイス59へ表示させないようにしても良い。
また、メモリ性表示デバイスへの情報を表示するか否かを、ユーザが選択できても良い。例えば、図4のような表示を表示部58に行うと、メモリ性表示デバイス59への表示を行うか否かをユーザに選択させることができる。通話中に電池2が低電圧状態となったとき、もしくは通話開始時すでに電池2が低電圧状態であるときには、図4のような表示を表示部58に行う。さらに、この表示を行った時もしくはその直後に、電池2が低電圧状態であることを示す警告音を音声入出力部55から出力する。このように警告音を出力することによって、通話中にユーザが画面表示を視認することができない場合であっても、ユーザに画面を確認するように促すことができる。なお、この電池2が低電圧状態になったことの警告は、音に限らず、バイブレータの振動などによって行っても良い。
また、図2では、ステップS108によって、通話終了後に保持していた電話番号を消去しているが、このとき、保持していた電話番号などの情報を消去せずに発着信情報として記憶部53の発着信情報データベースに記憶しておき、低電圧フラグがオンになったときに、この発着信情報をメモリ性表示デバイス59に表示しても良い。このようにすると、ユーザが通話終了後に後でかけ直そうとしていた場合にも対応できる。さらに、このように通話終了後に保持していた電話番号を消去しない場合において、通話後に携帯電話機1の電源を切るユーザ操作を受けたときを、メモリ性表示デバイス59への情報表示タイミングとし、電源を入れたときにこの表示をクリアしても良い。これによって、飛行機の中や病院など、携帯電話機1の電源を入れられないような状況においても、通話をしていた通信先の連絡先を確認することができ、携帯電話機1以外の通信手段によって連絡を取るために連絡先をユーザが記憶しておく必要が無くなる。
メモリ性表示デバイス59に複数の発着信情報を表示させる場合、メモリ性表示デバイス59の表示スペースが限られているために、発着信情報データベースに記憶された全ての発着信情報を表示できない場合がある。そこで、発着信情報に対して優先度付けを行い、優先度の高い発着信情報を優先的にメモリ性表示デバイス59に表示させても良い。発着信情報に対して優先度付けを行う方法としては、以下のように、ユーザ操作に基づいた優先度付けを行う方法が考えられる。
通話先に対して後でかけ直すことを約束していたにもかかわらず、電池2が切れてしまったような場合に優先的にメモリ性表示デバイスへ表示させるために、発着信情報にかけ直す予定であることを示す情報を付加する。この場合、例えば図5のように、後でかけ直す予定であることを示す、かけ直しフラグの情報を発着信情報に追加し、操作部54によってかけ直す予定の設定操作を受けた場合に、かけ直しフラグをオンに設定する。制御部は、低電圧状態となった時に、かけ直しフラグがオンになったものを優先的にメモリ性表示デバイスに表示させる。操作部54によるかけ直す予定の設定操作は、通話中もしくは通話終了後の一定時間内に受け付ける。以降、かけ直す予定の設定操作が可能な状態を、かけ直しフラグの設定待ち状態と称する。
図6は、かけ直しフラグによって発着信情報の表示優先度付けを行う携帯電話機1が通話時に行う処理を示したフローチャートである。操作部54によって発信操作がなされたこと、もしくは通信部56による着信を受けたことを制御部51が取得すると(S201)、通話先の電話番号が発着信情報データベースに登録されている電話番号と一致するか判定する(S202)。通話先の電話番号が発着信情報データベースに登録されている電話番号と一致するならば、その電話番号を含む発着信情報のかけ直しフラグを確認し、かけ直しフラグがオンの状態であれば(S203のYes)、そのかけ直しフラグをオフに設定する(S204)。これは、かけ直す予定に設定した電話番号に対して、かけ直したためである。また、今回の発着信の情報を発着信情報データベースに登録する(S205)。このときのかけ直しフラグは、オフに設定しておく。そして、通話開始時に既に低電圧状態となっていた場合には(S206のYes)、メモリ性表示デバイス59へ表示する発着信情報を選出して(S207)、それを表示する(S208)。このとき、発着信情報の選出は、かけ直しフラグに基づいて行う。そして、かけ直しフラグの設定待ち状態とする(S209)。このかけ直しフラグの設定待ち状態が終了するのは(S213)、通話終了後(S210のYes)、タイマを設定し(S211)、タイマの所定時間が満了したとき(S212のYes)である。かけ直しフラグの設定待ち状態の時には、操作部54のかけ直す予定設定用の操作を受けることによって、発着信情報のかけ直しフラグをオンに設定する。
なお、かけ直しフラグがオンに設定されているときに再度かけ直す予定設定用の操作が入力されるとかけ直しフラグをオフに設定しても良い。もしくは、かけ直す予定設定用の操作が入力された回数に応じて、優先度を変更しても良い。この場合、発着信情報のかけ直しフラグは、オン/オフを記憶するのではなく、重要度を示す数値(例えば、かけ直す予定設定用の操作がなされた回数)を記憶する。この回数が高いほどメモリ型表示デバイス59に表示するときの優先度が高くなる。このように、操作部54によって優先度の高さを調整することができるならば、ユーザにとってより重要なかけ直し先を優先的にメモリ性表示デバイス59に表示させることができる。
また、かけ直しフラグがオンに設定されていても、そのかけ直しフラグがオンに設定された日時から所定の時間が経過すると、制御部51が自動的にオフに設定するようにしても良い。または、かけ直し予定フラグをオン/オフではなく、重要度を示す数値などによって記憶し、発着信日時から時間が経過するにつれてその重要度が下がるようにしても良い。または、発着信情報を表示部58に表示させ、そのかけ直しフラグの設定を操作部54によって受けても良い。もしくは、発着信日時から時間が経過すると、その発着信情報をメモリ性表示デバイスへの表示対象から除外しても良い。これによって、例えば一年前のかけ直し予定が表示されてしまうことを防ぐことができる。
電池2が低電圧状態になったときは、図7のような処理によって発着信情報をメモリ性表示デバイス59へ表示する。図7では、図3と共通しているステップを同じ記号で表し、説明を省略する。電池2が低電圧状態になったときに、発着信情報が登録されていれば(S251)、表示する発着信情報を選出する(S252)。このとき選出される発着信情報の数は、メモリ性表示デバイス59の表示エリアの大きさや表示文字サイズなどに応じて決まる。また、選出される発着信情報は、前述の処理によって設定されたかけ直しフラグに基づいて決定される。選出された発着信情報は、メモリ性表示デバイス59に表示される(S253)。
このようにかけ直しフラグを用いることによって、多数の発着信情報があっても、重要な(ユーザがかけ直したい)発着信情報がメモリ性表示デバイス59の情報が、表示エリアに表示されないという状態を回避することができる。
以上のように、通信先に関する情報をメモリ性表示デバイスに表示することによって、電池が切れたとしても、ユーザはその情報を確認することができるため、ユーザ自信が記憶しておく必要が無い。また、表示対象の情報に対して、優先度付けを行うことによって、重要な情報を漏らさず表示させることができる。
実施例2では、電池が切れる前に、不在着信情報や新規のメール着信情報をメモリ性表示デバイスに表示する携帯端末について説明する。実施例2では携帯電話機について説明するが、PCなどでも良い。実施例2の携帯電話機は、実施例1と同じ構成を持つ携帯電話機であるため、構成についての詳細な説明は省略する。携帯電話機1は、制御部51、電源制御部52、記憶部53、操作部54、音声入出力部55、通信部56、信号処理部57、表示部58、メモリ性表示デバイス59を含み、電池2によって電力を得る。記憶部53には、電話帳データや各種アプリケーションソフトウェア、不在着信情報データベース、メールデータなどや、電池2の電圧が低電圧状態ならばオンに設定される低電圧フラグのような、本実施例の処理に必要なデータの記憶も行う。
図8は、着信時にユーザの応答操作が無ければ不在着信情報として記憶し、その呼び出し終了後に電池2が低電圧状態であれば、不在着信情報を表示する処理を示すフローチャートである。制御部51は、通信部56によって着呼を受けたとき(S301)、操作部54を用いたユーザの応答操作があるかどうかを検出する(S302)。応答操作の無いまま(S302のNo)、呼び出しが終了すると(S303のYes)、その着信時刻と通信先の電話番号を不在着信情報として記憶部53の不在着信情報データベースに記憶する(S304)。記憶部53には、図9に示すように着信時刻と電話番号が対応付けられて記憶される。ユーザからの応答操作があった後(S302のYes)、もしくは、不在着信情報を記憶後(S304)に、記憶部53に記憶された電池2の電圧が低電圧状態か否かを示す低電圧フラグを確認する(S305)。低電圧フラグがオンに設定されていた場合に(S305のYes)、記憶部53の不在着信情報データベースに不在着信情報が記憶されているならば(S306のYes)、その不在着信情報をメモリ性表示デバイス59に表示させる(S307)。このような処理によって、不在着信があったときに、低電圧状態であったならば、すぐにその不在着信情報をメモリ性表示デバイスに表示させることができる。
図10は、電池2が低電圧状態となったときに、不在着信情報が記憶部53の不在着信情報データベースに記憶されていれば、メモリ性表示デバイス59に表示させる処理を示したフローチャートである。制御部51は、電源制御部52から電池2の電圧を示す情報を取得する(S351)。この情報によって電池2が低電圧状態であることが判断できると(S352のYes)、記憶部53に記憶された低電圧フラグをオンに設定する(S353)。このとき、不在着信情報が記憶部53の不在着信情報データベースに記憶されていれば(S354のYes)、その不在着信情報をメモリ性表示デバイス59に表示する(S355)。その後、電池2の電圧の情報を取得したときに(S351)、電圧が通常状態であれば(S356のYes)、低電圧フラグをオフに設定し(S357)、メモリ性表示デバイス59の表示をクリアする(S358)。これによって、電池2が低電圧状態になったときには、不在着信情報をメモリ性表示デバイス59に表示させることができる。
以上、図8、図10を用いて説明したように、不在着信があったときに電池2が低電圧状態であったときにはすぐに不在着信情報をメモリ性表示デバイス59に表示させることができ、低電圧状態になったときに不在着信情報があったときには、その情報を表示させることができる。これによって、例えば鞄の中に携帯電話機1を入れていたときなど、ユーザが確認していない間に、不在着信があった後に電池2が切れていたとしても、不在着信情報がメモリ性表示デバイス59に表示されるため、ユーザはその情報を確認することができ、携帯電話機1以外の電話機などによって通信先に連絡を取ることができる。
なお、不在着信という電話による着信の情報だけでなく、未読メールの着信情報を表示しても良い。例えば、図11のように記憶された受信メールのデータベースから、未読メールのメール着信時間やメール送信元のアドレスを抽出し、メモリ性表示デバイス59に表示させても良い。これによって、電池2が切れたとしても、その直前で未読であったメールの存在をユーザに知らせることができる。なお、表示する情報は、メール着信時間やメール送信元のアドレスだけでなく、メールタイトルやメール本文の一部であっても良い。メールタイトルやメール本文の一部を表示する場合には、おおよそのメール内容をユーザに知らせることができるため、そのメールに対する連絡が必要か必要でないかの判断材料となる。
また、不在着信情報や未読メールの着信情報をメモリ性表示デバイス59に表示するときは、電話番号やメールの送信元アドレスなどから記憶部53に記憶された電話帳データを検索し、それらに関連付けられた名称、グループ、住所などの情報を表示しても良い。
さらにこのとき、ユーザが電話番号を記憶していると思われる不在着信か、ユーザが電話番号を記憶していないと思われる不在着信かによって、表示される情報の種類数を変えても良い。例えば、ユーザが電話番号を記憶していると思われる不在着信情報については、着信日時と電話番号もしくは、着信日時と名称の2つの情報を表示し、ユーザが電話番号を記憶していないと思われる不在着信情報については、着信日時と電話番号と名称の3つの情報を表示する。電話番号に対してユーザが記憶しているかどうかの判断は、図12に示す方法で行う。操作部54のテンキーなどによって電話番号が直接入力されたとき(S401)、入力された電話番号が電話帳データに登録されていれば(S402のYes)、電話帳データに記憶されているユーザ記憶フラグをオンに設定する(S403)。ユーザ記憶フラグは、電話帳データに登録されている電話番号と対応付けて記憶されており、ユーザが記憶していると思われる電話番号に対応付けられたユーザ記憶フラグは、オンに設定する。このユーザ記憶フラグは、オン/オフの状態を記憶するのでも良いし、ユーザが電話帳データとして登録されている電話番号を直接入力した回数などを記憶して、回数が多いほどユーザが記憶していると思われる可能性が高いと判断しても良い。このようにユーザ記憶フラグに直接入力された回数を記憶する場合には、一定回数以上直接入力された電話番号の不在着信をメモリ性表示デバイス59への表示対象とする。また、最後に電話番号を直接入力されてから、時間が経過した場合、ユーザ記憶フラグはオフの状態(ユーザ記憶フラグに回数を登録する場合には、回数を減少させる)にしても良い。これによって、ユーザが以前覚えていた電話番号でも、忘れてしまうことに対応することができる。
図12に示した処理に従って記憶されたユーザ記憶フラグを用いて、メモリ性表示デバイス59に表示する文字列を決定するときの処理を図13に示す。低電圧状態になって不在着信情報をメモリ性表示デバイス59に表示させる状態になったとき、まず記憶部53の不在着信情報データベースから、1件の不在着信情報を処理対象として読み込む(S451)。不在着信情報を取得するときは、例えば最新のデータから順に取得するなどのルールに従って順番に行う。取得した不在着信情報が、電話帳データに登録されている電話番号でないならば(S452のNo)、不在着信情報として記憶されている不在着信日時と電話番号を表示用文字列の配列に格納する(S453)。取得した不在着信情報が、電話帳データに登録されている電話番号であるならば(S452のYes)、その電話番号に対応付けられた名称とユーザ記憶フラグの情報を電話帳データから読み出す(S454)。そして、このユーザ記憶フラグがオンの状態ならば(S455のYes)、名称および不在着信日時を表示用文字列の配列に格納し(S456)、ユーザ記憶フラグがオフの状態ならば(S455のNo)、名称、電話番号、および不在着信日時を表示用文字列の配列に格納する(S457)。このように、表示用文字列の配列に文字列を追加した結果、表示可能文字数を超えた時点で(S458のYes)、表示用文字列の配列に格納された文字列をメモリ性表示デバイス59に表示させる(S459)。このような処理によって、ユーザが記憶していると思われる情報については、表示を省略することができ、メモリ性表示デバイス59の表示スペースを有効に活用することができる。なお、このようにユーザが記憶していると思われる情報について表示を省略する方法は、不在着信の表示に限らず、実施例1で説明した発着信情報の表示や、後述するスケジュールに対応付けられた電話番号などに対しても適用することができる。
このように、メモリ性表示デバイスの表示スペースが限られていることの対策として、1つの不在着信情報について表示する情報を絞ることによって表示スペースを削減して多くの情報を表示させることができる。これに加えて、重要な不在着信情報を優先的に表示させることにより、ユーザに伝えるべき情報が表示されないことも防ぐこともできる。特定の不在着信情報を優先的に表示させる方法には、以下に示すような方法がある。
例えば、表示部58へ表示されていない不在着信情報を優先的にメモリ性表示デバイス59へ表示させても良い。これは、表示部58に表示しているならば、ユーザが既にその不在着信情報の確認を行ったと考えられるためである。不在着信情報が表示部58に表示されたか否かの判定のために、不在着信情報ごとに表示部58に表示されたことを示すフラグを付加する。このフラグは、不在着信情報を不在着信情報データベースに記憶するときにオフに設定しておく。そして、制御部51が操作部54によってこの不在着信情報を表示部58に表示するための操作がなされたことを検出すると、この不在着信情報を読み出して表示部58に表示させ、フラグをオンに設定する。こうすることで、フラグがオンに設定されていれば、表示部58に表示されたと判断することができる。このように表示部58に表示されていない不在着信情報を優先的にメモリ性表示デバイス59に表示している状態で、表示部58に不在着信情報が表示された場合には、メモリ性表示デバイス59の表示を更新する。これによって、ユーザが確認していない不在着信があったことを、ユーザに示すことができる。
また、例えば、不在着信情報として記憶されている着信の日時から所定の時間が経過しているならば、メモリ性表示デバイス59への表示対象から除外する方法でも良い。このように、着信日時から所定の時間が経過した不在着信情報を表示しないことで空いたスペースに、不在着信情報以外の情報を表示することができる。
また、例えば、発信したが通信先からの応答が得られなかった場合に、その通信先電話番号からかかってきた不在着信情報を優先的に表示させても良い。発信して通信先からの応答が得られていない状態は、電話帳データに応答待ち状態を記憶する応答待ちフラグを格納することによって、管理する。もしくは、発信した電話番号を蓄積する発信履歴を記憶し、発信履歴情報に応答待ちフラグを格納する。
ここで、応答待ちフラグを設定するときの処理について、図14および図15を用いて説明する。図14および図15では、電話帳データに対応付けて応答待ちフラグを記憶する場合を例にしている。図14は、発信操作がなされたときに応答待ちフラグの設定を行う処理を示したフローチャートである。操作部54を用いて発信操作がなされたことを制御部51が取得すると(S501)、入力された電話番号と電話帳に登録されている電話番号とのマッチングを行う(S502)。入力された電話番号が電話帳データに登録されている場合で(S502のYes)、通信先が通話に応答しなければ(S503のNo)、該当する電話帳データの応答待ちフラグをオンに設定する(S504)。また、通信先が通話に応答すれば(S503のYes)、該当する電話帳データの応答待ちフラグをオフに設定する(S505)。このような図14の処理によって、通信先に対して発信したが、通信先からの応答が得られなかった状態を記憶することができる。応答が得られなかった状態は、通話が開始されなかったことによって自動的に判断しても良いし、操作部54を用いた所定のユーザ操作がなされたときを、応答を待っている状態と判断しても良い。
図15は、着信があったときに、応答待ちフラグを設定する処理を示したフローチャートである。通信部56によって着信を受けたことを制御部51が取得すると(S551)、入力された電話番号と電話帳に登録されている電話番号とのマッチングを行う(S552)。入力された電話番号が電話帳データに格納されている場合であって(S552のYes)、ユーザがその着信に応答した場合には(S553のYes)、該当する電話帳データの応答待ちフラグをオフに設定する(S554)。これによって、応答を待っていた通信先からの着信があったときに応答待ちフラグを更新することができる。また、このように応答待ちフラグを更新するだけでなく、最後にオンに設定された日時から一定時間が経過したときには、自動的にオフに設定するようにしても良い。以上のように応答待ちフラグを設定することによって、不在着信情報のうち、通信先からの着信を待っている電話番号からの不在着信情報を優先的にメモリ性表示デバイス59に表示させることができる。このため、多数の不在着信情報があっても、通信先からの着信を待っている電話番号からの不在着信情報が、表示領域から漏れてしまうという状況を回避することができる。なお、応答待ちフラグは、メールの送信と受信に応じてオン/オフの設定を行っても良い。
この場合、メールを送信したときにその送信先のメールアドレスに対応付けて記憶された応答待ちフラグをオンに設定し、メールを受信したときに応答待ちフラグをオフに設定する。また、電話による応答待ちフラグのオン/オフとメールによる応答待ちフラグのオン/オフを併用しても良い。こうすることで、携帯電話機1からの発信手段と通信先からの返信手段を問わないで、優先的にメモリ性表示デバイス59に表示させる電話帳データの決定を行うことができる。
また、特定の不在着信情報を優先的に表示する方法として、例えば、同じ電話番号から複数回の不在着信があった場合に、その電話番号からの不在着信情報を優先的に表示しても良い。また、同じメールアドレスから複数のメールを受信し、そのメールが未読状態であるときに、そのメール着信情報を優先的に表示しても良い。このような未応答回数の管理は、電話帳データに対応付けて未応答回数を記憶することによって行う。もしくは、着信電話番号やメール着信の履歴を記憶する着信履歴情報を記憶し、着信履歴情報と対応付けて未応答回数を記憶しても良い。
未応答回数を設定するときの処理について図16〜図18を用いて説明する。図16〜図18では、電話帳データに対応付けて応答待ちフラグを記憶する場合を例にしている。
図16は、音声着信があったときに、必要に応じて未応答回数を更新する処理を示すフローチャートである。着信したときに(S601)、その通信先電話番号が、電話帳データに登録されている電話番号であって(S602のYes)、その着信に対して操作部54を用いて応答操作が入力されなかった場合には(S603のNo)、未応答回数に1を加える(S604)。着信に対して操作部54を用いて応答操作が入力された場合には(S603のYes)、未応答回数の情報を0にクリアする(S605)。
図17は、操作部54によって発信操作がなされたときに、未応答回数を更新する処理を示すフローチャートである。操作部54を用いた発信操作がなされたことを制御部51が取得すると(S651)、発信先の電話番号が、電話帳データに登録された電話番号かどうかを確認する(S652)。電話帳データに登録された電話番号であって(S652のYes)、通信先が応答した場合(S653のYes)、未応答回数の情報を0にクリアする(S654)。これによって、通信先と連絡が取れた場合には未応答ではないと判断して、未応答回数の情報を更新することができる。また、制御部51が定期的に不在着信情報をチェックして、所定の時間が経過した不在着信情報があった場合には、該当する電話番号の未応答回数をカウントダウンするように制御しても良い。これによって、時間の経過した不在着信情報が優先的に表示されてしまうのを防ぐことができる。なお、未読メールの回数を不在着信情報に加えるためには、メールを受信したときに、そのメールアドレスに関連付けられた未応答回数に1を加え、未読メールを読み出して表示したときに、未応答回数をクリアする。
未応答回数を記憶しているときに、電池2が低電圧状態となった場合には、不在着信情報と未応答回数を不在着信情報や電話帳データから読み出して、図18のように統合し、未応答回数の値が大きいものを優先的にメモリ性表示デバイス59に表示する。このように統合されたデータをメモリ性表示デバイス59に表示するため、何度も同じ電話番号の不在着信情報が表示されず、メモリ性表示デバイス59の限られた表示スペースを有効活用することができる。
また、特定の不在着信情報を優先的に表示する方法として、例えば、不在着信時に録音メッセージが残されたならば、優先的に表示するという方法でも良い。これは、一般的に、通信先が通話に応じないとき、連絡を取る必要があるときほど録音メッセージを残す可能性が高いことを利用する。この場合、不在着信情報には、不在着信情報に対応付けて、「録音メッセージを残したか否か」を示す録音フラグを記憶する。制御部51は、不在着信時に、通信先が録音メッセージを残した場合に、録音フラグをオンに設定する。オンに設定された録音フラグがオフに設定されるのは、操作部54による操作を受けて録音メッセージが音声入出力部55より出力されたときや、不在着信情報が表示部58に表示されたときである。電池2が低電圧状態になったときには、不在着信情報に記憶された録音フラグを確認し、録音フラグがオンに設定されている不在着信情報を優先的にメモリ性表示デバイス59に表示する。これによって、録音メッセージを残すような緊急性が高いと思われる不在着信情報を優先して表示することができる。
以上のように、実施例2の携帯電話機は、電池が低電圧状態となったときに、不在着信情報や新規のメール着信情報をメモリ性表示デバイス59に表示するため、それらの情報をユーザが確認しないまま、電池が切れてしまったとしても、その情報をユーザに提示することができる。
実施例3では、スケジュール機能を搭載した携帯機器の電池が切れる前に、スケジュール情報をメモリ性表示デバイスに表示する場合について説明する。なお、携帯電話機を例にして説明するが、スケジュール管理機能があるものなら、PCやPDAなどでも良い。
実施例3の携帯電話機は、実施例1と同じ構成を持つ携帯電話機であるため、構成についての詳細な説明は省略する。携帯電話機1は、制御部51、電源制御部52、記憶部53、操作部54、音声入出力部55、通信部56、信号処理部57、表示部58、メモリ性表示デバイス59を含み、電池2によって電力を得る。記憶部53には、電話帳データや各種アプリケーションソフトウェア、スケジュールデータベースなどや、電池2の電圧が低電圧状態ならばオンに設定される低電圧フラグのような、本実施例の処理に必要なデータの記憶も行う。
図19は、記憶部53のスケジュールデータベースに記憶されるスケジュールデータの例である。図19に示した例では、スケジュールデータとして、スケジュールの開始時刻・終了時刻と、どのようなスケジュールなのかを表す種別と、スケジュール内容とが記憶される。また、スケジュールと対応付けて電話番号やメールアドレスなどの連絡先を記憶することができる。これらのスケジュールデータは、操作部54を用いたユーザ操作によって入力される。
図20は、電池2が低電圧状態となったときに、スケジュールデータをメモリ性表示デバイス59に表示する制御部51の処理を示したフローチャートである。制御部51は、電源制御部52から電池2の電圧を示す情報を取得する(S701)。このとき、電池2が低電圧状態であるならば(S702のYes)、記憶部53のスケジュールデータベースにスケジュールが登録されているか確認する(S703)。スケジュールが登録されていたならば(S703のYes)制御部51は内蔵している計時手段を用いて現在時刻を取得する(S704)。そして、スケジュールデータベースから、開始時刻が現在時刻から最も近い未来に予定されているスケジュールデータを取得する(S705)。このとき取得するスケジュールデータは、開始時刻と現在時刻との差に係わらず所定の件数分抽出しても良いし、現在時刻から所定の時間内に開始時刻が設定されているスケジュールデータを抽出しても良い。このように抽出されたスケジュールデータは、メモリ性表示デバイス59に表示する(S706)。なお、スケジュールデータベースにスケジュールデータが登録されていない場合には、スケジュールデータが無いことを示す情報を表示しても良い。このようにして表示されたメモリ性表示デバイス59の表示は、制御部51が電源制御部52から、電池2が低電圧状態ではない通常状態であることを示す情報を取得したとき(S707のYes)にクリアする(S708)。
以上のような処理によって、電池2が切れたとしても、電池2が切れた時点から近い未来に予定されているスケジュールデータをメモリ性表示デバイス59に表示することができる。このため、ユーザが端末内のスケジュールを確認しようとしたときに電池2が切れていたとしても、スケジュールを確認することができる。また、スケジュールデータとして対応する電話番号やメールアドレスなどの連絡先が記憶されていた場合には、このような情報も表示することができる。
以上、実施例1乃至実施例3で、電池が低電圧状態になったときにユーザにとって必要と思われる情報をメモリ型表示デバイスに表示する携帯機器について説明した。なお、実施例1乃至実施例3では、不在着信の情報のみや、スケジュールの情報のみを表示する場合について説明したが、これらの情報を複合して表示させても良い。この場合には、どの情報を優先してメモリ性表示デバイスに表示させるのか、予めユーザ設定によって決めておいても良い。このように、上記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜変更しても良い。
本発明の実施形態に係る携帯電話機の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る携帯電話機が通話中もしくは通話を開始しようとしているときに通話フラグを設定する処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る携帯電話機が電話番号をメモリ性表示デバイスに表示させる処理を示すフローチャート 本発明の実施形態に係る携帯電話機が表示部に表示させるユーザインタフェースの例。 本発明の実施形態に係る携帯電話機に記憶する発着新情報にかけ直しフラグの情報を追加した例。 本発明の実施形態に係る携帯電話機が通話時にかけ直しフラグを設定する処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る携帯電話機が着信時に発着信情報をメモリ性表示デバイスに表示させる処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る携帯電話機が不在着信情報をメモリ性表示デバイスに表示させる処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る携帯電話機の不在着信データベースに記憶されるデータの例。 本発明の実施形態に係る携帯電話機が低電圧状態となったときに不在着信情報をメモリ性表示デバイスに表示させる処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る携帯電話機の受信メールデータベースに記憶されるデータの例。 本発明の実施形態に係る携帯電話機がユーザ記憶フラグを設定する処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る携帯電話機がメモリ性表示ディスプレイに表示させる文字列を決定するときの処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る携帯電話機で発信操作がなされたときに応答待ちフラグの設定を行う処理を示したフローチャート。 本発明の実施形態に係る携帯電話機に着信があったときに応答待ちフラグを設定する処理を示したフローチャート。 本発明の実施形態に係る携帯電話機に音声着信があったときに、必要に応じて未応答回数を更新する処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る携帯電話機で発信操作がなされたときに、未応答回数を更新する処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る携帯電話機の不在着信情報を統合した例。 本発明の実施形態に係る携帯電話機のスケジュールデータベースに記憶されるスケジュールデータの例。 本発明の実施形態に係る携帯電話機の電池が低電圧状態となったときに、スケジュールデータをメモリ性表示デバイスに表示するための、制御部の処理を示したフローチャート。
符号の説明
1 携帯電話機、2 電池、51 制御部、52 電源制御部、53 記憶部、54 操作部、55 音声入出力部、56 通信部、57 信号処理部、58 表示部、59 メモリ性表示デバイス

Claims (14)

  1. メモリ性表示デバイスを有し、電池によって電力を得る携帯端末であって、
    前記電池の電圧を取得する電池電圧取得手段と、
    所定の情報を記憶する記憶手段と、
    前記電池電圧取得手段によって前記電池の電圧が所定の閾値以下に移行したことが検出されたときに、前記記憶手段に記憶された所定の情報を前記メモリ性表示デバイスに表示する制御手段とを有することを特徴とする携帯端末。
  2. 前記制御手段は、前記メモリ性表示デバイスに前記記憶手段に記憶させた所定の情報を表示させた後に、前記記憶手段に記憶させた所定の情報を変更した場合には、前記メモリ性表示デバイスの表示を書き換えることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. メモリ性表示デバイスを有し、電池によって電力を得る携帯端末であって、
    操作手段と、
    識別情報を有する通信先と通信を行う通信手段と、
    前記電池の電圧を取得する電池電圧取得手段と、
    前記操作手段によって通信先への発信操作を受けた時、もしくは通信先からの着信時に、前記通信手段によって取得した通信先の識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記電池電圧取得手段によって前記電池の電圧が所定の閾値以下に移行したことが検出されたときに、前記記憶手段に記憶された通信先の識別情報を前記メモリ性表示デバイスに表示させる制御手段を有することを特徴とする携帯端末。
  4. 前記電池電圧取得手段によって、前記電池の電圧が所定の閾値以下に移行したことが検出された時に、前記制御部は、前記操作手段によって前記メモリ性表示デバイスへの表示指示を示す操作が入力されたか否かを検出し、前記メモリ性表示デバイスへの表示指示を示す操作が入力された場合には、前記メモリ性表示デバイスに前記記憶手段に記憶された通信先の識別情報を表示させることを特徴とする請求項3に記載の携帯端末。
  5. メモリ性表示デバイスを有し、電池によって電力を得る携帯端末であって、
    操作手段と、
    識別情報を有する通信先と通信を行う通信手段と、
    前記操作手段によって通信先への発信操作を受けた時、もしくは通信先からの着信時に、前記通信手段によって取得した通信先の識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記通信手段による通信終了後、所定の時間内に前記操作手段によって自端末の電源を切る操作を受けた場合、前記記憶手段に記憶された通信先の識別情報を前記メモリ性表示デバイスに表示させる制御手段を有することを特徴とする携帯端末。
  6. 前記通信手段による通信中または通信終了後所定の時間内に前記操作手段によって所定の操作を受けた場合に、通信先の識別情報と対応付けてかけ直す予定であることを示す情報を前記記憶手段に記憶し、
    前記制御手段によってメモリ性表示デバイスに情報を表示する際、前記記憶手段に記憶されている通信先識別情報にかけ直す予定であることを示す情報が対応付けられている場合に、その通信先識別情報を前記メモリ性表示デバイスに表示することを特徴とする請求項3又は請求項5に記載の携帯端末。
  7. メモリ性表示デバイスを有し、電池によって電力を得る携帯端末であって、
    操作手段と、
    音声信号の送受信を行う通信手段と、
    前記電池の電圧を取得する電池電圧取得手段と、
    前記通信手段によって着信した時に、着信に対して前記操作手段による応答操作がなされなかった場合、着信日時および前記通信手段によって取得した通信先の識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記電池電圧取得手段によって前記電池の電圧が所定の閾値以下に移行したことが検出されたときに、前記記憶手段に記憶された着信日時および識別情報のうち、所定の件数分の着信日時および識別情報を前記メモリ性表示デバイスに表示させる制御手段を有することを特徴とする携帯端末。
  8. メモリ性表示デバイスを有し、電池によって電力を得る携帯端末であって、
    操作手段と、
    メールの送受信を行うメール手段と、
    前記メール手段によって受信したメールを記憶する記憶手段と、
    前記メール送受信手段によって受信したメールが未開封状態であるかどうかを判定するメール未開封判定手段と、
    前記電池の電圧を取得する電池電圧取得手段と、
    前記電池電圧取得手段によって前記電池の電圧が所定の閾値以下に移行したことが検出されたときに、前記記憶手段に記憶されたメールのうち、前記メール未開封判定手段によって未開封状態であると判定されたメールの少なくとも送信元のメールアドレスを前記メモリ性表示デバイスに表示させる制御手段を有することを特徴とする携帯端末。
  9. 前記制御手段によって前記メモリ性表示デバイスに前記記憶手段に記憶されている着信日時および通信先の識別情報を表示するときには、記憶された着信日時および通信先の識別情報のうち、読み出されていない着信日時および通信先の識別情報を優先的に表示することを特徴とする請求項7に記載の携帯端末。
  10. 前記制御手段によって前記メモリ性表示デバイスに前記記憶手段に記憶されている着信日時および通信先の識別情報を表示するときには、以前、前記通信手段によって発信した時に応答が無かった識別情報からの着信日時およびその識別情報を優先的に表示することを特徴とする請求項7に記載の携帯端末。
  11. 前記制御手段によって前記メモリ性表示デバイスに前記記憶手段に記憶されているメールを表示するときには、以前、メール送受信手段によってメールを送信したときの送信先の識別情報と同一の識別情報が送信元であるメールを優先的に前記メモリ性表示デバイスに表示させることを特徴とする請求項8に記載の携帯端末。
  12. 前記制御手段によって前記メモリ性表示デバイスに前記記憶手段に記憶されている通信先の識別情報を表示するときには、前記記憶手段に多く記憶されている識別情報を優先的に前記メモリ性表示デバイスに表示させることを特徴とする請求項7に記載の携帯端末。
  13. メモリ性表示デバイスを有し、電池によって電力を得る携帯端末であって、
    操作手段と、
    音声信号の送受信を行う通信手段と、
    前記電池の電圧を取得する電池電圧取得手段と、
    前記通信手段によって着信した時に、着信に対して前記操作手段による応答操作がなされなかった場合、着信日時および前記通信手段によって取得した通信先の識別情報を記憶し、前記着信日時および前記通信先の識別情報と対応付けて通信先から受信したメッセージを記憶する記憶手段と、
    前記電池電圧取得手段によって前記電池の電圧が所定の閾値以下に移行したことが検出されたときに、前記記憶手段に記憶された着信日時および識別情報のうち、前記記憶手段に記憶されたメッセージと対応付けて記憶されている識別情報を優先的に前記メモリ性表示デバイスに表示させる制御手段を有することを特徴とする携帯端末。
  14. メモリ性表示デバイスを有し、電池によって電力を得る携帯端末であって、
    操作手段と、
    現在の時刻を取得する計時手段と、
    前記電池の電圧を取得する電池電圧取得手段と、
    少なくとも時刻情報およびテキストデータを含むスケジュールデータを単数又は複数記憶する記憶手段と、
    前記電池電圧取得手段によって前記電池の電圧が所定の閾値以下に移行したことが検出されたときに、前記計時手段によって現在時刻を取得し、前記記憶手段に記憶されたスケジュールデータの時刻情報が前記現在時刻よりも後のスケジュールデータを、前記現在時刻に近いものを優先的に前記メモリ性表示デバイスに表示させる制御手段を有することを特徴とする携帯端末。
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