JP2009053483A - 液晶表示装置用カラーフィルタ及び液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置用カラーフィルタ及び液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】マトリクス部の重なりの段差を低減し、全面の平坦化を図り、額縁部が十分な光学濃度を有する液晶表示装置用カラーフィルタ及び液晶表示装置を提供する。
【解決手段】マトリクス部2と着色画素の領域(表示部)を取り囲む額縁部3からなるブラックマトリクス4を有するカラーフィルタにて、マトリクス部が不連続な独立パターンで構成されること。額縁部の膜厚は、マトリクス部の膜厚より厚いこと。独立パターン間の不連続な部分7には、隣接する2色の着色画素の延長部が重畳された構成であること。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶表示装置用カラーフィルタ及び液晶表示装置に係り、特に、平坦性を有し、且つ額縁部が十分な光学濃度を有する液晶表示装置用カラーフィルタ及び液晶表示装置に関する。
従来のカラーフィルタは、図6に示すように、先ず、ガラス基板11上にマトリクス部12Aと遮光性の額縁部12Bで構成されるブラックマトリクス12を同時に形成してブラックマトリクス基板とし、次に、このブラックマトリクス基板上のマトリクス部12A間の開口部に位置合わせして着色画素13を形成した構成である。
マトリクス部12Aは、マトリクス状に配置した遮光性のものであり、開口部をマトリクス部12A間に有している。着色画素13は、例えば、赤色、緑色、青色のフィルタ機能を有するものである。着色画素13は、赤色、緑色、青色以外に、それらの補色であるシアン、イエロー、マゼンタや、白(透明)、その他の色の画素を形成する場合もある。
ブラックマトリクス12は、図6に示すように、着色画素13間のマトリクス部12Aと、着色画素13が形成された領域(表示部)を囲む額縁部12Bとにより構成されている。額縁部12Bは、画質低下につながるバックライト(光源)からの光の漏れに対する要求が高く、高い遮光性が要求される。
従来、このブラックマトリクス12は、クロム(Cr)、酸化クロム(CrOx)などの金属薄膜等を用いて形成されていた。しかし、金属薄膜を用いると、液晶表示装置での内部反射やIPS(In Plane Swiching)方式に用いたときに生ずる液晶表示装置での電圧の乱れ等の問題が発生してしまう。また、金属薄膜は 光の反射率が高いため、観察者方向への外光の反射があり見づらいものであった。
額縁部12Bは、マトリクス部12Aと同様、同一材料の黒色感光性樹脂組成物を用いてフォトリソグラフィ法によって形成することが主流になっている。この黒色感光性樹脂組成物を用いた樹脂ブラックマトリクスは、クロム金属薄膜のような外光の反射がなく 見やすい表示に適している。しかし、黒色感光性樹脂組成物を用いた額縁部は、膜厚100nm〜200nm程度の薄膜では十分な遮光性を得ることが出来ないので、例えば、1.5μm以上の厚さにして必要な遮光性を得るようにしている。
しかし、樹脂ブラックマトリクスの膜厚が厚くなると、図5に示すように、マトリクス部12Aと着色画素13とが重なる部分で生ずる段差部14が高くなる。この段差部14の高さが高くなると、液晶の配向不良、及びパネルコントラストが低減するという問題が発生する(例えば、特許文献1参照)。
着色画素とマトリクス部の重畳による段差を解消する方法として、マトリクス部の膜厚を薄くすることが提案されている。マトリクス部の膜厚を、例えば、1μm厚に薄くすることが望ましいが、膜厚を薄くすると額縁部での遮光性が維持できない問題がある。
膜厚を薄くしても、額縁部の遮光性を維持するために、光学濃度の高い黒色感光性樹脂組成物を用いることが考えられる。しかし、光学濃度の高い黒色感光性樹脂組成物を用いると、露光時に塗膜の深部まで光が透過しないため、膜の底部では十分に硬化せず、現像後の断面形状が逆台形のオーバーハング形状になり、樹脂ブラックマトリクスが形状不良となる。あるいは、マトリクス部での樹脂ブラックマトリクスの剥がれなどの不良原因と
なる。
一方、樹脂ブラックマトリクスを用いない方法として、画素部分に画素と同色の樹脂を重ね、遮光部分(ブラックマトリクス)に別の色の樹脂を重ねることで、表面が平坦な着色画素を形成する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかし、この方法では、1層目と2層目とにおいて赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色を重ね合わせても十分な遮光性を得ることが出来ない。
特開平11−218607号公報 特開平2−287303号公報
本発明は、以上のような事情の下になされたものであり、着色画素とブラックマトリクスのマトリクス部の重なりにより生ずる段差を低減し、カラーフィルタ全面での平坦化を図るとともに、額縁部が十分な光学濃度を有する液晶表示装置用カラーフィルタ、及び液晶表示装置を提供することを課題とする。
本発明は、透明基板上に複数色の着色画素と、該着色画素を区分するマトリクス部と該着色画素が形成された領域(表示部)を取り囲む額縁部からなるブラックマトリクスとで構成されるカラーフィルタにおいて、前記マトリクス部が不連続な独立パターンで構成されることを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明による液晶表示装置用カラーフィルタにおいて、前記額縁部の膜厚は、前記マトリクス部の膜厚より厚いことを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明による液晶表示装置用カラーフィルタにおいて、前記マトリクス部の膜厚が、0.5μm〜1.0μmの範囲にあることを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明による液晶表示装置用カラーフィルタにおいて、前記独立パターン間の不連続な部分には、隣接する2色の着色画素の延長部が重畳された構成であることを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明による液晶表示装置用カラーフィルタにおいて、前記着色画素が、平面視で矩形であり、かつ、前記マトリクス部が該着色画素の4辺を囲むマトリクス状に配設されていることを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明による液晶表示装置用カラーフィルタにおいて、前記着色画素が、平面視でストライプであり、かつ、前記マトリクス部が該着色画素を区分するストライプ状に配設されていることを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタである。
また、本発明は、上記発明による液晶表示装置用カラーフィルタにおいて、前記マトリクス部が、バインダー樹脂、光重合性モノマー、光開始剤、及び黒色顔料を含む黒色感光性樹脂組成物を用いて形成されたことを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタである。
また、本発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載する液晶表示装置用カラーフィルタを備えることを特徴とする液晶表示装置である。
本発明は、カラーフィルタを、薄膜のマトリクス部を独立したパターンの並びとすることで、着色画素と遮光層の重なりで生ずる段差が低減されるとともに、膜厚の厚い額縁部を採用する事で額縁部では十分な光学濃度を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1、2は、本発明の請求項1に係る液晶表示装置用カラーフィルタを示す断面図、及び平面図である。図1、2に示すように、透明基板1上に、着色画素間のマトリクス部2と、表示領域を囲む額縁部3が形成されている。表示領域におけるマトリクス部2により区分された領域には、複数色の着色画素、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)からなる着色画素5が形成されている。
図2に示すように、本発明におけるマトリクス部2は、前記図6に示すような連続したライン状のものではなく、不連続な独立パターンで構成されている。
また、図3は、本発明の請求項2に係る液晶表示装置用カラーフィルタを示す断面図である。この液晶表示装置用カラーフィルタは、額縁部3の膜厚が、マトリクス部2の膜厚より厚いことを特徴としている。
このようなカラーフィルタでは、遮光要求の高い額縁部の膜厚を一定に維持することにより、所定の光学濃度を維持するとともに、有効画面に相当するマトリクス部2の膜厚を小さくすることにより、マトリクス部2と着色画素5との重なりにより生ずる段差部6の高さを小さくすることができる。これによって液晶の配向不良及びパネルコントラストの低減を防止することができる。
また、図4は、本発明の請求項4に係る液晶表示装置用カラーフィルタを示す平面図である。図4に示すように、独立パターン間の不連続な部分7に隣接する2色の着色画素5が重畳されて形成されている。
以上のように構成される液晶表示装置用カラーフィルタに用いられる透明基板1としては、特に限定されるものではなく、ガラス基板、シリコン基板、ポリカーボネート基板、ポリエステル基板、芳香族ポリアミド基板、ポリアミドイミド基板、ポリイミド基板、Al基板、GaAs基板等の表面が平坦な基板などが挙げられる。
これらの基板には、シランカップリング剤などの薬品による薬品処理、プラズマ処理、イオンプレーティング処理、スパッタリング処理、気相反応処理、真空蒸着処理などの前処理を施すことができる。
本実施の形態に係る液晶表示装置用カラーフィルタのブラックマトリクスに使用される黒色感光性樹脂組成物は、バインダー樹脂、光重合性モノマー、光開始剤、及び黒色着色剤を含む。
黒色着色剤としては、カーボンブラック、黒鉛、鉄黒、アニリンブラックシアニンブラック、及びチタンブラック等が挙げられる。遮光性、画像特性等の面から、カーボンブラックが好ましい。具体的には、例えば、三菱化学社製:商品名「MA7」、「MA8」、「MA11」、「MA100」、「MA220」、「MA230」、「#52」、「#50」、「#47」、「#45」、「#2700」、「#2650」、「#2200」、「#1000」、「#990」、及び「#900」等、テグサ社製:商品名「Printex95」、「Printex90」、「Printex85」、「Printex75」、「Printex55」、「Printex45」、「Printex40」、「Printex30」、「Printex3」、「PrintexA」、「PrintexG」、「SpecialBlack550」、「SpecialBlack350」、「SpecialBlack250」、及び「SpecialBlack100」等、キャボット社製:商品名「Monarch460」、「Monarch430」、「Monarch280」、「Monarch120」、「Monarch800」、「Monarch4630」、「REGAL99」、「REGAL99R」、「REGAL415」、「REGAL415R」、「REGAL250」、「REGAL250R」、「REGAL330」、「BLACK PEARLS480」、及び「BLACK PEARLS130」等、コロンビアンカーボン社製:商品名「RAVEN11、「RAVEN15」、「RAVEN30」、「RAVEN35」、「RAVEN40」、「RAVEN410」、「RAVEN420」、「RAVEN450」、「RAVEN500」、「RAVEN780」、「RAVEN850」、「RAVEN890H」、「RAVEN1000」、「RAVENl020」、「RAVEN1040」等が挙げられる。
本実施の形態に係る液晶表示装置用カラーフィルタの着色画素に使用される着色感光性組成物は、バインダー樹脂、光重合性モノマー、光開始剤、及び着色剤を含む。
着色剤は、赤色(Red)として、C.I.No9、97、122、123、149、168、177、180、192、215など、緑色(Green)としてC.I.Pig.7、36、青色(Blue)としてC.I.No.15、22、60、64など、黄色(Yellow)としてC.I.No.20、24、83、86、93、109、117、139、153など、紫色(Violet)としては、C.I.No19、23、29、30、40、50などの有機顔料が一般的に用いられる。
以上の黒色感光性樹脂組成物及び着色感光性組成物に使用されるバインダー樹脂、光重合性モノマー、光開始剤として、以下のものを挙げることができる。
バインダー樹脂としては、アクリル酸、メタクリル酸、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレートなどのアルキルアクリレートまたはアルキルメタクリレート、環状のシクロヘキシルアクリレートまたはメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレートまたはメタクリレート、スチレンなどの内から3〜5種類程度のモノマーを用いて合成した、分子量5000〜100000程度の樹脂を好ましく用いることができる。
また、アクリル系樹脂の一部に不飽和二重結合を付加させた樹脂として、上記のアクリル樹脂、イソシアネート基と少なくとも1個以上のビニル基を有するイソシアネートエチルアクリレート、メタクリロイルイソシアネートなどの化合物を反応させて得られる、酸価50〜150の感光性共重合体が、耐熱性、現像性等の点から好ましく使用できる。
更に、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ポリカルボン酸グリシジルエステル、ポリオールポリグリシジルエステル、脂肪族又は脂環式エポキシ樹脂、アミンエポキシ樹脂、トリフェノールメタン型エポキシ樹脂、ジヒドロキシベンゼン型エポキシ樹脂などのエポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸を反応させて得られるエポキシ(メタ)アクリレート等の通常の光重合可能な樹脂等やカルド樹脂も使用できる。
光重合性モノマーは、多官能(メタ)アクリレートモノマーであって、本発明の感光性樹脂成分の主剤をなすものであり、例えば、エチレングリコール(メタ)アクリレート、
ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ヘキサンジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)アクリレート、グリセリントリ(メタ)アクリレート、グリセリンテトラ(メタ)アクリレート、テトラトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等が挙げられ、これらの成分は単独又は混合物として使用される。
光開始剤としては、例えば、アセトフェノン、2、2−ジエトキシアセトフェノン、p−ジメチルアセトフエノン、p−ジメチルアミノプロピオフェノン、ジクロロアセトフェノン、トリクロロアセトフェノン、p−tert−ブチルアセトフェノン等のアセトフェノン類ベンゾフェノン、例えば2−クロロベンゾフェノン、p,p−ビスジメチルアミノベンゾフェノン等のベンゾフェノン類、ベンジル、ペンゾイン、ペンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル等のペンゾインエーテル類、例えばベンジルジメチルケタール、テオキサンソン、2−クロロチオキサンソン、2,4−ジエチルチオキサンソン、2−メチルチオキサンソン、2−イソプロピルチオキサンソン等の硫黄化合物、例えば2−エチルアントラキノンオクタメチルアントラキノン、1、2−ベンズアントラキノン、2、3−ジフェニルアントラキノン等のアントラキノン類、例えば2,4−トリクロロメチル−(4’−メトキシフェニル)−6−トリアジン、2,4−トリクロロメチル−(4’−メトキシナフチル)−6−トリアジン、2,4−トリクロロメチル−(ピペロニル)−6−トリアジン、2,4−トリクロロメチル−(4’−メトキシスチリル)−6−トリアジン等のトリアジン類、例えばアゾピスイソブチロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、クメンパーオキシド等の有機過酸化物、例えば2−メルカプトベンゾイミダゾール、2−メルカプトペンゾオキサゾール、2−メルカプトペンゾチアゾール等のチオール化合物等が挙げられ、これらを単独で、または、2種以上混合して使用することができる。
また、単独では光重合開始剤として機能しないが、上記化合物と組合せて使用することで光重合開始剤の能力を増大させる化合物を、必要に応じて添加することができる。そのような化合物として、例えばベンゾフェノンと組合せて使用すると効果のあるトリエタノールアミン等の3級アミンを挙げることができる。
更に分散時の作業性を向上させるため、溶剤を添加して希釈することができる。溶剤としては、メタノール、エタノール、エチルセロソルブ、エチルセロソルプアセテート、メチルセロソルブ、メチルセロソルブアセテート、ジグライム、シクロヘキサノン、エチルベンゼン、キシレン、酢酸イソアミル、酢酸nアミル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、トリエチレングリコール、トリエチリングリコールモノメチルエーテル、トリエチリングリコールモノメチルエーテルアセテート、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、液体ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、乳酸エステル、及びエチルエトキシプロピオネートなどが挙げられ、これらを単独で、あるいは2種以上混合して使用することができる。また、本発明の効果を損なわない範囲内で、各種の添加剤等を配合することができる。
黒色感光性樹脂組成物及び着色感光性組成物を基板上に適用するために、これらを含む分散液を調製することができる。上述したこれらの材料は、2本ロールミル、3本ロールミル、サンドミル、及びペイントコンディジョナー等の分散機を用いて混練することができる。
次に、ブラックマトリクスの製造方法として、フォトリソグラフィ法を用いた例について説明する。
先ず、ガラス基板上に黒色感光性樹脂組成物をスピンコート法で塗布した後、必要に応じて加熱、例えば100℃で3分間加熱して溶剤などの揮発成分を乾燥させ(プリベーク)、黒色感光性樹脂層を形成する。
黒色感光性樹脂組成物や着色感光性組成物の塗布方法としては、例えば、スプレーコート法、スピンコート法、ロールコート法、及びカーテンコート法等の公知の方法を使用することができる。
黒色感光性樹脂層を冷却した後、所定のパターンのフォトマスクを介して、活性エネルギー線を露光する。露光に用いられるエネルギー線の光源としては、紫外線電子線等波長300〜450nmの光を用いることができ、例えば、超高圧水銀、水銀蒸気アーク、カーボンアーク、キセノンアーク等から照射される光を用いることができる。
その後、未露光部をアルカリ現像液例えば2.5%炭酸ナトリウム水溶液で現像した後、よく水洗し、さらに水洗して乾燥し、230℃で60分間加熱処理を行うことでブラックマトリクスの額縁部が形成される。
続いて、額縁部に囲まれた領域に、黒色感光性樹脂組成物を、額縁部を形成する場合よりも薄く塗布し、同様にしてパターン加工し、着色画素間のマトリクス部を形成する。
マトリクス部の矩形又は円形パターンの間に着色画素がパターニングされていることが望ましい。マトリクス部の独立パターン間に着色画素がパターニングされていることで、カラーフィルタ有効画面内で遮光性、光学濃度を補足することができマトリクス部の膜厚を薄くすることができる。
マトリクス部の矩形又は円形パターンの一部に着色画素が積層されていることが望ましい。積層されていることにより、カラーフィルタ有効画面内で遮光性、光学濃度を補足し、更に着色画素が積層されていることで白抜け防止になる。
マトリクス部の矩形、多角形又は円形などの独立パターンを並べて形成する際のピッチは、0.5μmより大きく40μmより小さい方が好ましい。また独立パターン間の間隔は、0.1μmから5μmの再現性ある範囲であれば良い。パターンの再現性からは0.5μm〜4μmの間隔が、さらに好ましい。独立パターンの長さが40μm以上では有効画面内の十分な平坦性向上効果を得にくい。
更に、ブラックマトリクスの膜厚は、額縁部で0.6〜2.5μmであり、着色画素間のマトリクス部で0.5〜1.0μmであるのが好ましい。額縁部の膜厚が0.6μm未満では、十分な遮光性を得ることが出来ないことと、着色画素の膜厚と額縁部との膜厚差が大きくなり、着色画素と額縁部での液晶セルギャップの制御がやや困難となる。
着色画素間のマトリクス部の膜厚が0.5μm未満では、カラーフィルタ有効画面内で必要な遮光性、光学濃度を確保できないので好ましくない。また、1.0μmを超えると
、着色画素との重なりで生じる段差が大きくなり、高画質再現に必要な高いレベルでの液晶配向が得られなくなるため、1.0μm以下にすることが好ましい。なお、マトリクス部の膜厚は、複数の着色層が形成されるカラーフィルタの平坦性を確保するために、極力、薄い(0.5μmに近い)膜厚が好ましい。
また、図4に示すように、マトリクス部の不連続な部分7には着色画素が形成されている方が好ましく、隣接する2色の着色画素がこの部分で重畳している。
重畳する部分の着色画素の幅は、0.5μm〜3μmの範囲であることが好ましい。
ブラックマトリクスの額縁部とマトリクス部を1枚のフォトマスクで露光・現像する場合、額縁部とマトリクス部の膜厚差は小さい方が良い。しかしながら、用いるフォトマスクをハーフトーンマスクとしたり、マトリクス部の開口幅を得るべく、マトリクス部の画線幅より細くして、開口部からの露光量を抑えることにより、1枚のフォトマスクでマトリクス部と額縁部の形成は可能である。
カラーフィルタは、液晶表示装置として色純度を確保するために前記した有機顔料をアクリル樹脂などの母材中に、固形比の重量%で10%〜40%分散して用いるのが一般的である。着色画素の膜厚は、塗布適性やパターン形状、耐熱性などの信頼性を考慮して、0.6μmから2.5μmの範囲が好ましい。透過型カラーフィルタとして、色純度とカラーフィルタの平坦性を確保するためには、1.2μmから2.5μmの範囲がより好ましい。
マトリクス部の膜厚及び画線幅と、この上に塗布形成する着色画素との関係は、カラーフィルタの平坦性に影響する。本発明者らは、マトリクス部の膜厚に対して、着色画素の塗布材料である溶剤を含む着色感光性組成物の塗布直後の膜厚(乾燥前のウエットの状態)が、2倍〜5倍あるいはこれ以上厚いことが、平坦性向上に効果があることを見いだした。
しかしながら、前記したようにカラーフィルタの色純度と生産性からの制限で、塗布直後の膜厚を4倍を大きく超える条件に設定することは困難である。なお、塗布直後の膜厚は、硬化した着色画素の1.3倍から1.4倍が目安となる。従って、遮光パターンが1μmの膜厚のとき、着色材料の塗布直後の膜厚は、2〜4μm、着色画素としての乾燥膜厚に換算すると、およそ1.5〜3μmとなり、マトリクス部の膜厚の1.5倍以上の膜厚(マトリクス部1μmに対し着色画素のミニマム1.5μm)が、平坦性向上に必要な着色画素の膜厚となる。
液晶表示装置のセルギャップのばらつきは、色むらや液晶応答速度、視野角などに微妙に影響するため、±0.15μm、好ましくは±0.1μm(範囲で0.2μm)以内に制御する必要がある。
ブラックマトリクスの額縁部の光学濃度は、額縁部はバックライトからの余分な光を遮断するために高い遮光性が必要であるので、3.0以上は必要である。
着色画素の製造方法としては、所望の色数の着色画素が形成されるまで、上記の製造方法を繰り返して着色画素のパターン加工を行うことにより、例えば、青色感光性組成物を用いてパターン加工された青色着色画素を、赤色感光性組成物を用いてパターン加工された赤色着色画素を得る。このようにして、本実施の形態に係るカラーフィルタを得ることができる。
以下に本発明の実施例を示し、本発明をより具体的に説明するが、本発明はこの実施例により何ら限定されるものではない。
<実施例1>
[額縁部及びマトリクス部の形成]
下記に示す組成の黒色感光性樹脂組成物を調製した。
・ビスフェノールA型エポキシアクリレート樹脂
(重量平均分子量:約6500、酸価70mgKOH/g)4.0重量部
・ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 2.0重量部
・IRGACURE369(チバスペシャリティーケミカル社製)
1.0重量部
・IRGACURE OXE−02
(チバスペシャリティーケミカル社製) 0.5重量部
・カーボンブラック(御国色素社製EX−2816) 40重量部
・シクロヘサノン 50重量部
得られた黒色感光性樹脂組成物を厚さ1.0mmのガラス基板上にスピンコーターを用いて、乾燥膜厚1.8μmとなるように塗布し、90℃で1分間乾燥させた。その後、額縁部形成用マスクを通して、露光量300mJ/cm2 の紫外線を照射し、2.5質量%の炭酸ナトリウム溶液で現像した後、良く水洗した。
水洗し、乾燥した後、200℃で30分間ポストベークし、遮光性の額縁部を形成した。
続いて、額縁部を形成した基板上に、黒色感光性樹脂組成物を乾燥膜厚0.5μmになるように塗布し、90℃で1分間乾燥させた。その後、マトリクス状に配列させる着色画素(矩形)間を区分する、マトリクス部を マスクを介して、露光量300mJ/cm2 の紫外線を照射し、2.5質量%の炭酸ナトリウム溶液で現像した後、良く水洗した。
水洗し、乾燥した後、200℃で30分間ポストベークし、4.0×10μm線幅のマトリクス部をパターン間隔2.0μm、パターンピッチ20μmにて、図2に示すマトリクス状の配列で形成した。0.5μm(マトリクス部)の膜厚での光学濃度は、1.5であり、先に形成した額縁部の光学濃度は、5を超えるものであった。なお、後述する着色画素の画素ピッチは、100μmとした。
[着色感光性組成物の調製]
着色画素の形成に用いる着色感光性組成物を着色する着色剤として、以下のものを使用した。
・赤色用顔料:C.I.PigmentRed254
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製「イルガーフォーレッドB-CF」)およびC.I.PigmentRed177(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製「クロモフタールレッドA2B」)
・緑色用顔料:C.I.PigmentGreen36(東洋インキ製造製「リオノールグリーン6YK」)、およびC.I.PigmentYellow150(バイエル社製「ファンチョンファーストイエローY-5688」)
・青色用顔料:C.I.PigmentBlue15(東洋インキ製造製「リオノールブルーES」)C.I.PigmentViolet23(BASF社製「パリオゲンバイオレット5890」)
以上のそれぞれの顔料を用いて、赤色・緑色・青色の着色感光性組成物を調製した。
<赤色着色感光性組成物の調製>
下記組成の混合物を均一に攪拌混合した後、直径1mmのガラスビースを用いて、サンド
ミルで5時間分散した後、1.5μmのフィルタで濾過し、赤色顔料の分散体を調製した。
・赤色顔料:C.I.PigmentRed254 18重量部
・赤色顔料:C.I.PigmentRed177 2重量部
・アクリルワニス(固形分20%) 108重量部。
その後、下記組成の混合物を均一になるように攪拌混合した後、1.5μmのフィルタで濾過して赤色着色感光性組成物を得た。
・上記分散体 150重量部
・トリメチロールプロパントリアクリレート 13重量部
(新中村化学社製「NKエステルATMPT」)
・光開始剤 3重量部
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製「Irgacure907」)
・増感剤(保土ヶ谷化学社製「EAB−F」) 1重量部
・シクロヘキサノン 253重量部。
<緑色着色感光性組成物の調製>
それぞれ下記組成となるように,赤色着色感光性組成物と同様の方法で調製した。
・緑色顔料:C.I.PigmentGreen36 16重量部
・黄色顔料:C.I.PigmentYellow150 8重量部
・アクリルワニス(固形分20%) 102重量部
・トリメチロールプロパントリアクリレート 14重量部
(新中村化学社製「NKエステルATMPT」)
・開始剤 4重量部
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製「Irgacure907」)
・増感剤(保土ヶ谷化学社製「EAB−F」) 2重量部
・シクロヘキサノン 257重量部。
<青色着色感光性組成物の調製>
それぞれ下記組成となるように,赤色着色感光性組成物と同様の方法で調製した。
・青色顔料:C.I.PigmentBlue15 50重量部
・紫色顔料:C.I.PigmentViolet23 2重量部
・分散剤(ゼネカ社製「ソルスバーズ20000」) 6重量部
・アクリルワニス(固形分20%) 200重量部
・トリメチロールプロパントリアクリレート 19重量部
(新中村化学社製「NKエステルATMPT」)
・光開始剤 4重量部
(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製「Irgacure907」)
・増感剤(保土ヶ谷化学社製「EAB-F」) 2重量部
・シクロヘキサノン 214重量部。
[着色画素の形成]
上記により得られた着色感光性組成物を用いて、着色画素を形成した。
まず、遮光性パターンを形成したガラス基板に、赤色着色感光性組成物をスピンコートにより、仕上り膜厚が1.8μmとなるように塗布した。90℃で5分間乾燥した後、着色画素形成用のストライプ状フォトマスクを通して、ブラック遮光性パターンとの重畳幅を2.1μmとし、露光量300mJ/cm2 の紫外線を照射し、2.5質量%の炭酸ナトリウム溶液で現像した後、良く水洗した。
水洗し、乾燥した後、赤色の着色画素を得た。その後、230℃で30分焼成した。次に、赤色着色感光性組成物と同様にして、緑色着色感光性組成物をスピンコートにより、仕上り膜厚が1.8μmとなるように塗布した。90℃で5分間乾燥した後、前述の赤色着色感光性組成物と隣接した位置にパターンが形成されるように、フォトマスクを通して露光し、現像することで、緑色着色画素を得た。その後、230℃で30分焼成した。更に、赤色着色感光性組成物、緑色着色感光性組成物と同様にして、青色着色感光性組成物についても仕上り膜厚が1.8μmとなるように塗布し、赤色、緑色の着色画素と隣接した青色着色画素を得た。その後、230℃で30分焼成した。
このようにして、透明基板上に赤、緑、及び青3色のストライプ状の着色画素、各画素の重畳幅2.1μm、及びマトリクス部のパターン間に着色画素を有するカラーフィルタが得られた。
このときの着色画素とマトリクス部の重なりからできる段差は0.15μmであり、良好であった。また、額縁部の光学濃度はおよそ5であった。なお、段差測定は触針式の表面粗さ測定器を用い、測定個所は遮光性パターンの中央部位を画素ピッチ方向に測定した。
<実施例2>
着色画素間のマトリクス部の膜厚を1.0μmとする以外は実施例1と同等の工程と条件で作製し、実施例2の液晶表示装置用カラーフィルタを得た。
このときの着色画素と遮光性パターンの重なりからできる段差は0.3μmであり、良好であった。また、額縁部の光学濃度はおよそ5であった。なお、段差測定は触針式の表面粗さ測定器を用い、測定個所はマトリクス部の中央部位を画素ピッチ方向に測定した。
<実施例3>
マトリクス部を4μm幅のストライプ状(一方向の)パターンの並び(マトリクス部は、20μmピッチ、遮光性パターン間のギャップは2μmと実施例1と同様)とする以外は、実施例1と同様に、額縁部、遮光性パターン、着色画素を形成した。
このときの着色画素とマトリクス部の重なりからできる段差は0.15μmであり、良好であった。また、額縁部の光学濃度はおよそ5であった。なお、段差測定は触針式の表面粗さ測定器を用い、測定個所はマトリクス部の中央部位を画素ピッチ方向に測定した。
<比較例1>
実施例で用いた黒色感光性樹脂組成物を用い、厚さ1.0mmのガラス基板上にスピンコーターを用いて、乾燥膜厚0.5μmとなるように塗布し、90℃で1分間乾燥させた。その後、額縁部パターン形成用及び着色画素間のマトリクス部形成用(連続したブラックマトリクスパターン)のマスクを通して、露光量300mJ/cm2 の紫外線を照射し、2.5質量%の炭酸ナトリウム溶液で現像した後、良く水洗した。
水洗し、乾燥した後、200℃で30分間ポストベークし、ブラックマトリクスを形成した。マトリクス部の画線幅は4μm(ピッチ100μm)であり、図6に示す連続したパターンが形成され、その膜厚は0.5μmであった。なお、マトリクス部は連続したパターン(以下の実施例ではマトリクス部の画線幅は4μmとした)にて、実施例1と同じ黒色感光性着色組成物により形成するものである。
次に、実施例1と同じ着色感光性樹脂組成物を用い、実施例1と同様にして、赤色着色画素、緑色着色画素、及び青色着色画素を、それぞれ膜厚1.8μm、画素ピッチ100μmにて形成した。
額縁部の膜厚と着色画素の平均膜厚の差は1.3μmであり、このときの着色画素とマトリクス部の重なりからできる段差は0.25μmと実施例1と比べ大きいものであった。また、額縁部の光学濃度は、1.5で低い値である。
<比較例2>
着色画素間のマトリクス部のパターン膜厚を1.5μmとした。マトリクス部の膜厚以外は比較例1と同等の工程と条件で作製し、実施例2の液晶表示装置用カラーフィルタを得た。
額縁部の膜厚と着色画素の平均膜厚の差は0.5μmであり、このときの着色画素とマトリクス部の重なりからできる段差は0.6μmと実施例1及び3と比べ大きいものであった。また、額縁部の光学濃度は、4.5である。
<比較例3>
実施例1で用いた黒色感光性樹脂組成物を用い、厚さ1.0mmのガラス基板上にスピンコーターを用いて、乾燥膜厚1.8μmとなるように塗布し、90℃で1分間乾燥させた。その後、額縁部パターン形成用及び着色画素間のマトリクス部形成用(連続したマトリクスパターン)のマスクを通して、露光量300mJ/cm2 の紫外線を照射し、2.5質量%の炭酸ナトリウム溶液で現像した後、良く水洗した。
水洗し、乾燥した後、200℃で30分間ポストベークし、ブラックマトリクスの額縁部を形成した。
続いて、ブラックマトリクスの額縁部を形成した基板上に、黒色感光性樹脂組成物を乾燥膜厚0.5μmになるように塗布し、90℃で1分間乾燥させた。その後、着色画素間の矩形のマトリクス部用(連続したブラックマトリクスパターン)マスクを通して、露光量300mJ/cm2 の紫外線を照射し、2.5質量%の炭酸ナトリウム溶液で現像した後、良く水洗した。
水洗し、乾燥した後、200℃で30分間ポストベークし、4.0μm線幅の連続したパターン、画素ピッチ100μmにて、着色画素間のマトリクス部を形成した。マトリクス部の膜厚での光学濃度は、1.5であり、額縁部の光学濃度は、5を超えるものであった。
着色画素の形成方法は実施例1同様に行った。
このときの着色画素とマトリクス部の重なりからできる段差は0.25μmであり、良好であるが、実施例1に比べ段差が高くなる。
本発明の請求項1に係る液晶表示装置用カラーフィルタを示す断面図である。 本発明の請求項1に係る液晶表示装置用カラーフィルタを示す平面図である。 本発明の請求項2に係る液晶表示装置用カラーフィルタを示す断面図である。 本発明の請求項4に係る液晶表示装置用カラーフィルタを示す平面図である。 従来の液晶表示装置用カラーフィルタを示す断面図である。 従来の液晶表示装置用カラーフィルタを示す平面図である。
符号の説明
1、11…透明基板
2、12A…マトリクス部
3、12B…額縁部
4、12…ブラックマトリクス
5、13…着色画素
6、14…段差部
7…重畳部

Claims (8)

  1. 透明基板上に複数色の着色画素と、該着色画素を区分するマトリクス部と該着色画素が形成された領域(表示部)を取り囲む額縁部からなるブラックマトリクスとで構成されるカラーフィルタにおいて、前記マトリクス部が不連続な独立パターンで構成されることを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタ。
  2. 前記額縁部の膜厚は、前記マトリクス部の膜厚より厚いことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置用カラーフィルタ。
  3. 前記マトリクス部の膜厚が、0.5μm〜1.0μmの範囲にあることを特徴とする請求項1又は2記載の液晶表示装置用カラーフィルタ。
  4. 前記独立パターン間の不連続な部分には、隣接する2色の着色画素の延長部が重畳された構成であることを特徴とする請求項1、2、又は3記載の液晶表示装置用カラーフィルタ。
  5. 前記着色画素が、平面視で矩形であり、かつ、前記マトリクス部が該着色画素の4辺を囲むマトリクス状に配設されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液晶表示装置用カラーフィルタ。
  6. 前記着色画素が、平面視でストライプであり、かつ、前記マトリクス部が該着色画素を区分するストライプ状に配設されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液晶表示装置用カラーフィルタ。
  7. 前記マトリクス部が、バインダー樹脂、光重合性モノマー、光開始剤、及び黒色顔料を含む黒色感光性樹脂組成物を用いて形成されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の液晶表示装置用カラーフィルタ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載する液晶表示装置用カラーフィルタを備えることを特徴とする液晶表示装置。
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