JP2009053102A - 光学式ロータリーエンコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】パルス円板の位置検出用パターン部の反り量を低減させることにより、検出精度の低下を抑えた光学式ロータリーエンコーダを得ること。
【解決手段】位置検出用パターンが形成されたパルス円板7と、ハウジング1に回転自在に保持され、前記パルス円板7を頂部2tに接着して保持する回転軸2と、前記パルス円板7の位置検出用パターンに光を照射する発光素子8と、前記発光素子8からの光を前記パルス円板7の位置検出用パターンを介して受光する受光素子11と、を備える光学式ロータリーエンコーダ100において、前記パルス円板7を前記回転軸2の頂部2tに接着する接着剤層の中央部の厚さを、前記中央部の周囲の厚さより薄くした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学式ロータリーエンコーダに関するものであり、特に、サーボシステムの回転位置検出に用いられ、超高分解能を有し、工作機械等の絶対位置を高精度で検出する光学式ロータリーエンコーダに関する。
従来、中央部に軸穴の無い回転コード盤(パルス円板)の裏面中央部と回転軸の頂部の載置面とが、該載置面の凹部内の接着剤を介して固定された光学式ロータリーエンコーダが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特公平8−12086号公報
しかしながら、上記従来の光学式ロータリーエンコーダでは、凹部内の接着剤が硬化してパルス円板を回転軸の頂部の載置面に接着固定するとき、接着剤が軸方向に収縮する。接着剤の軸方向収縮により、パルス円板の中央部が凹部内に引き込まれ、中央部が、凹部の縁部に当接している部分よりも凹部内に変位する。
パルス円板の中央部の凹部内への変位により、パルス円板の外周部の位置検出用パターンが、反対側に浮き上がるように反ってしまい、パルス円板の位置検出用パターンとインデックススケールとの間の設定ギャップ(例えば、160μm)が狂い、パルス円板を透過(又は反射)する光強度の変調率が低下(変化)して光学式ロータリーエンコーダの検出精度が低下する、という問題があった。
また、光学式ロータリーエンコーダの温度変化により、接着剤が軸方向に収縮又は膨張してパルス円板の外周部の反り量が変動し、パルス円板の位置検出用パターンとインデックススケールとの間のギャップが変動し、同様に、光学式ロータリーエンコーダの検出精度が低下する、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、凹部内の接着剤の軸方向の収縮量又は膨張量を低減させてパルス円板の外周部の位置検出用パターンの反り量を低減させることにより、検出精度の低下を抑えた光学式ロータリーエンコーダを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、位置検出用パターンが形成されたパルス円板と、ハウジングに回転自在に保持され、前記パルス円板を頂部に接着して保持する回転軸と、前記パルス円板の位置検出用パターンに光を照射する発光素子と、前記発光素子からの光を前記パルス円板の位置検出用パターンを介して受光する受光素子と、を備える光学式ロータリーエンコーダにおいて、前記パルス円板を前記回転軸の頂部に接着する接着剤層の中央部の厚さを、前記中央部の周囲の厚さより薄くしたことを特徴とする。
この発明によれば、パルス円板を回転軸の頂部に接着する接着剤層の中央部の厚さを、前記接着剤層の中央部の周囲の厚さより薄くしたので、薄くした中央部の接着剤層の軸方向の収縮量又は膨張量が小さくなり、パルス円板の外周部の位置検出用パターンの反り量を低減させ、検出精度の低下を抑える、という効果を奏する。また、パルス円板の中央部は、薄くした接着剤層により接着されているので、パルス円板の接着強度が低下することもない。
以下に、本発明にかかる光学式ロータリーエンコーダの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる光学式ロータリーエンコーダの実施の形態1を示す縦断面図であり、図2は、実施の形態1の光学式ロータリーエンコーダの回転軸とパルス円板とを接着剤で接着した状態を示す縦断面図である。
図1に示すように、実施の形態1の光学式ロータリーエンコーダ100は、軸直角平面であるモジュール設置部1aが形成されたハウジング1と、ハウジング1の同軸の第1、第2の軸受孔1b、1cに夫々嵌合される第1、第2の軸受3、4と、第1、第2の軸受3、4の内輪3b、4bに保持され回転自在な回転軸2と、回転軸2の回転入力部としてのハブ嵌合部2dに嵌合するハブ6と、回転軸2の頂部としての円盤状の円板保持部2aに接着されて保持されるパルス円板7と、モジュール設置部1aの段上に設置、保持される発光素子モジュール(LEDモジュール)8と、発光素子モジュール8の頂部8aに設置されたインデックススケール9と、ハウジング1に立設された支柱1dに取付けられた回路基板(制御基板)10に保持されてパルス円板7の外周部と対向する受光素子11と、を備えている。発光素子モジュール8は、インデックススケール9を介してパルス円板7に光を照射する。なお、インデックススケール9は、必須のものではなく、設置しなくてもよい。
次に、実施の形態1の光学式ロータリーエンコーダ100の組立方法及び各部の詳細な構造について説明する。まず、回転軸2の軸受嵌合部2cに接着剤を塗布し、第1の軸受3の内輪3bを軸受嵌合部2cに嵌合し、円板保持部2aの下側に第1の軸受3の内輪3bを当接させ、第1の軸受3を回転軸2に位置決めして装着する。接着剤は、すぐに固化しないように、熱硬化型又は一定時間後に硬化するものを用いる。
上記の工程と前後して、ハウジング1のモジュール設置部1aの段上に発光素子モジュール8を設置する(ネジで固定する)。また、ハウジング1の第1の軸受孔1b側の内フランジ1e上に予圧バネ5を配置する。また、第1の軸受孔1bに接着剤を塗布する。
次に、第1の軸受3を装着した回転軸2を、回転入力部(ハブ嵌合部)2d側から第1、第2の軸受孔1b、1cに挿入し、第1の軸受孔1bに第1の軸受3の外輪3aを嵌合させる。次に、第2の軸孔1c及び回転軸2の軸受嵌合部2cに接着剤を塗布し、第2の軸受4の外輪4aを第2の軸受孔1cに、内輪4bを回転軸2の軸受嵌合部2cに嵌合させる。
その後、円板保持部2aの頂部2tを押圧し、予圧バネ5を第1の軸受3の外輪3aで圧縮し、第1の軸受3に予圧をかけながら、回転軸2を下方へ押し込み、円板保持部2aの頂部2tと発光素子モジュール8の頂部8aとの軸方向ギャップを精密調整する。
次に、回転軸2のハブ嵌合部(回転入力部)2dに、ハブ6の頂部を第2の軸受4の内輪4bに当接させ、接着剤が硬化していない状態で、ハブ6を焼嵌め固定し、高精度寸法に調整された軸方向ギャップを維持する。その後、接着剤を硬化させ、回転軸2と第1、第2の軸受3、4の内輪3b、4b、及び、第1、第2の軸受孔1b、1cと第1、第2の軸受3、4の外輪3a、4aとを固定する。
次に、図2を参照して、実施の形態1の光学式ロータリーエンコーダ100の特徴的な構成である回転軸2とパルス円板7の接着部の構造について説明する。図2に示すように、回転軸2の頂部としての円板保持部2aの頂部2tの中央部には、円形の凹部2aaが設けられている。凹部2aaの中央部に、凹部2aaの底面からの高さが凹部2aaの深さより低い凸部2abが設けられている。
凹部2aaの深さdは、d≒150μmとされ、凸部2abの深さtは、t=10〜50μmとされている。円板保持部2aの頂部2tへのガラス製のパルス円板7の接着固定は、凹部2aaの外側の頂部2tをパルス円板7との当て面とし、凸部2ab上を含む凹部2aa内に、UV硬化型接着剤等の光硬化型接着剤15を、接着剤15の上面が当て面より高くならないように充填し、中央部が薄い接着剤層15を形成し、接着剤層15により、パルス円板7を、回転軸2の円板保持部2aの頂部2tに、回転軸2の回転中心にパルス円板7の中心マークを合わせるように精密位置決めし、光硬化型接着剤15を光硬化させて行なう。接着剤層15の中央部の厚さは、接着剤層15の中央部の周囲の厚さの略1/15〜1/3の厚さとなる。
光硬化型接着剤15の硬化の過程において、接着剤15硬化前は、当て面と凹部2aaの接着剤15上面は同じ高さでパルス円板7に接しているが、接着剤15は、硬化するに従って軸方向に収縮し、パルス円板7の中央部が接着剤15の収縮方向に引張られて変形するので、パルス円板7外周部(位置検出用パターン形成部)は、収縮方向と逆向きに反る。
また、当て面から遠い接着中心部ほど当て面の支えがないので接着剤15の接着硬化収縮による変形量が大きく、中心部を基点に反るほど、パルス円板7の外周部に形成された位置検出用パターンの径と反り量とは比例するので、位置検出用パターンが形成されたパルス円板7の外周側ほど反り量(正規の位置からのずれ)が大きくなり、その結果としてエンコーダ100の位置検出精度が低下することになる。
従って、パルス円板7の反り量を低減させることが重要であり、上記のように、接着剤層15中央部の厚さ(10〜50μm)をその周囲の厚さ(150μm)よりも薄くするのがよい。これにより、接着剤層15の中央部では、硬化収縮量や温度変化による膨張・収縮量が減少し、パルス円板7の反り量を減少させることができる。
接着剤層15中央部の厚さをその周囲の厚さより薄くする具体的な手段として、ひとつは、接着剤15を充填する凹部2aaの中央部(φ4)に、凹部2aaの外側の当て面よりも高くならないほどの凸の段差(凸部)を設ければよい(接着強度の観点から、接着剤層15外周部の厚さが150μm程度の部分が必要であり、全体を薄くすることはできない。)。
例えば、接着剤層15外周部(外径φ12)の厚さ150μmに対し、接着剤層15中央部(外径φ4)の厚さを10μm〜50μm(外周部の厚さに対して1/15〜1/3)の厚さにすると、パルス円板7(厚さ1mm、外径φ50)外周部の反り量は、薄くなっていない場合に比べて1/6〜1/2程度に低減される。
次に、図1に示すように、発光素子モジュール8の頂部8aにインデックススケール9を精密位置決めして接着剤等により固定する。最後に、ハウジング1に立設された支柱1dに、受光素子11を取付けた回路基板10を固定し、実施の形態1の光学式ロータリーエンコーダ100を完成させる。完成した光学式ロータリーエンコーダ100は、図示しないサーボモータのハウジングに取付けられ、ハブ6がサーボモータの出力軸の後端に連結され、光学式ロータリーエンコーダ100を備えるサーボモータとなる。
サーボモータの出力軸の回転位置は、次のようにして検出される。電源を投入し、発光素子モジュール8に設置された発光素子(LED)を発光させると、光は、インデックススケール9に形成されたスリット窓群を通過し、その後、パルス円板7のスリット窓(位置検出用パターン)を通過し、光信号となって受光素子11に照射される。受光素子11は、照射された光量に比例した電流を発生する。
サーボモータの出力軸が回転して光学式ロータリーエンコーダ100の回転軸2が回転すると、発光素子8から発光された光は、回転スケールであるパルス円板7と固定スケールであるインデックススケール9のパターン相対位置変化により強度変調され、受光素子11へ到達する光量が正弦波状に振幅変化する光信号となる。この光信号による発光電流を波形整形回路で電圧に変換し、パルス波形に整形して外部に出力する。
以上説明した実施の形態1の光学式ロータリーエンコーダ100によれば、回転軸2の頂部2tの中央部に凹部2aaを設け、凹部2aaの中央部に、凹部2aaの底面からの高さが凹部2aaの深さより低い凸部2abを設け、凸部2ab上を含む凹部2aa内に接着剤15を充填して中央部が薄い接着剤層15を形成し、接着層15によりパルス円板7を回転軸2の頂部2tに接着したので、凹部2aa内の中央部の接着剤15の収縮量又は膨張量を低減してパルス円板7の外周部の位置検出用パターン部の反り量を低減させ、光学式ロータリーエンコーダ100の検出精度の低下を抑えることができる。
実施の形態2.
図3は、本発明にかかる光学式ロータリーエンコーダの実施の形態2の要部である回転軸とパルス円板とを接着剤で接着した状態を示す縦断面図である。実施の形態2の光学式ロータリーエンコーダ200は、図3に示す回転軸22とパルス円板27の形態のみが、実施の形態1の光学式ロータリーエンコーダ100と異なっているので、異なる部分について説明し、他の部分の説明は省略する。
図3に示すように、回転軸22の頂部としての円板保持部22aの頂部22tの中央部には、円形の凹部22aaが設けられている。透明樹脂製のパルス円板27の下側の凹部22aaに対向する領域の中央部に、パルス円板27の凹部22aaに対向する領域の表面(下面)からの高さが凹部22aaの深さより低い凸部27abが設けられている。
凹部22aaの深さdは、d≒150μmとされ、凸部27abと凹部22aa底面との軸方向距離sは、s=10〜50μmとされている。凸部27ab下を含む凹部22aa内に光硬化型接着剤25を充填して中央部が薄い接着剤層25を形成し、接着剤層25によりパルス円板27を回転軸22の円板保持部22aの頂部22tに、回転軸22の回転中心にパルス円板27の中心マークを合わせるように精密位置決めして接着する。接着剤層25の中央部の厚さは、接着剤層25の周辺部の厚さの1/15〜1/3の厚さとなる。
薄くなっている中央部の接着剤層25の軸方向の収縮量又は膨張量は、凸部27abが設けられていないときに比べて小さくなり、パルス円板27の外周部の反り量を低減させている。
以上説明した実施の形態2の光学式ロータリーエンコーダ200によれば、回転軸22の頂部22tの中央部に凹部22aaを設け、パルス円板27の凹部22aaに対向する領域の中央部に、パルス円板27の凹部22aaに対向する領域の表面(下面)からの高さが凹部22aaの深さより低い凸部27abを設け、凸部27ab下を含む凹部22aa内に接着剤25を充填し、凹部22aa内に凸部27abを嵌入させて中央部が薄い接着剤層25を形成して、接着剤層25によりパルス円板27を回転軸22の頂部22tに接着したので、凹部22aa内の中央部の接着剤25の収縮量又は膨張量を低減してパルス円板27の外周部の反り量を低減させ、光学式ロータリーエンコーダ200の検出精度の低下を抑えることができる。
実施の形態3.
図3は、本発明にかかる光学式ロータリーエンコーダの実施の形態3の要部である回転軸とパルス円板とを接着剤で接着した状態を示す縦断面図である。実施の形態3の光学式ロータリーエンコーダ300は、図4に示す回転軸32の形態のみが、実施の形態1の光学式ロータリーエンコーダ100と異なっているので、異なる部分について説明し、他の部分の説明は省略する。
図4に示すように、回転軸32の頂部としての円板保持部32aの頂部32tの中央部には、円形の凹部32aaが設けられ、凹部32aaの中央部に凹部32aaの深さより低い凸部32abが設けられている。凹部32aaの外周部には、環状溝32acが形成されている。
凹部32aaの深さdは、d≒150μmとされ、凸部32abの深さtは、t=10〜50μmとされている。環状溝32acの深さは、凹部32aaの深さよりも深くても、浅くしても、同じでもよい。凸部32ab上を含む凹部32aa内に光硬化型接着剤35を充填して中央部が薄い接着剤層35を形成し、接着剤層35によりパルス円板7を回転軸32の円板保持部32aの頂部32tに精密位置決めして接着する。
凹部32aaに充填された接着剤35が多めになり、表面張力により多少山盛りになったとき、パルス円板7が接着されると、山盛り余剰分が環状溝32ac内に流入し、環状溝32acに収容される。それ故、接着剤35が円板保持部32aの頂部32tとパルス円板7との間に浸入してパルス円板7の精密位置決めを妨げるようなことはない。なお、凹部32aa内に凸部32abを設ける替わりに、パルス円板7の下面に凸部を設けてもよい。
以上説明した実施の形態3の光学式ロータリーエンコーダ300によれば、回転軸32の頂部32tの中央部に凹部32aaを設け、凹部32aaの中央部に凹部32aaの深さより低い凸部32abを設け、凸部32ab上を含む凹部32aa内に接着剤35を充填して中央部が薄い接着剤層35を形成し、接着層35によりパルス円板7を回転軸32の頂部32tに接着し、接着剤35の余剰分を環状溝32acに収容したので、パルス円板7が回転軸32に精密位置決めされるとともに、凹部32aa内の中央部の接着剤35の収縮量又は膨張量を低減してパルス円板7の外周部の反り量を低減し、光学式ロータリーエンコーダ300の検出精度の低下を抑えることができる。
以上のように、本発明にかかる光学式ロータリーエンコーダは、サーボシステムの回転位置検出に用いられ、超高分解能を有し、工作機械等の絶対位置を高精度で検出するエンコーダとして有用である。
本発明にかかる光学式ロータリーエンコーダの実施の形態1を示す縦断面図である。 実施の形態1の光学式ロータリーエンコーダの回転軸とパルス円板とを接着剤で接着した状態を示す縦断面図である。 本発明にかかる光学式ロータリーエンコーダの実施の形態2の要部を示す縦断面図である。 本発明にかかる光学式ロータリーエンコーダの実施の形態3の要部を示す縦断面図である。
符号の説明
1 ハウジング
1a モジュール設置部
1b 第1の軸受孔
1c 第2の軸受孔
1d 支柱
1e 内フランジ
2,22,32 回転軸
2a,22a,32a 円板保持部
2aa,22aa,32aa 凹部
2ab,32ab 凸部
2d ハブ嵌合部(回転入力部)
2t,22t,32t 頂部
3 第1の軸受
4 第2の軸受
5 予圧バネ
7,27 パルス円板
27ab 凸部
8 発光素子モジュール(発光素子)
8a 頂部
9 インデックススケール
10 回路基板(制御基板)
11 受光素子
15,25,35 光硬化型接着剤(接着剤層)
100,200,300 光学式ロータリーエンコーダ

Claims (5)

  1. 位置検出用パターンが形成されたパルス円板と、
    ハウジングに回転自在に保持され、前記パルス円板を頂部に接着して保持する回転軸と、
    前記パルス円板の位置検出用パターンに光を照射する発光素子と、
    前記発光素子からの光を前記パルス円板の位置検出用パターンを介して受光する受光素子と、
    を備える光学式ロータリーエンコーダにおいて、
    前記パルス円板を前記回転軸の頂部に接着する接着剤層の中央部の厚さを、前記中央部の周囲の厚さより薄くしたことを特徴とする光学式ロータリーエンコーダ。
  2. 前記回転軸の頂部の中央部に凹部を設け、前記凹部の中央部に、前記凹部の底面からの高さが前記凹部の深さより低い凸部を設け、前記凸部上を含む前記凹部内に接着剤を充填して、前記接着剤層を形成したことを特徴とする請求項1に記載の光学式ロータリーエンコーダ。
  3. 前記回転軸の頂部の中央部に凹部を設け、前記パルス円板の前記凹部に対向する領域の中央部に、前記パルス円板の前記凹部に対向する領域の表面からの高さが前記凹部の深さより低い凸部を設け、前記凸部下を含む前記凹部内に接着剤を充填して、前記接着剤層を形成したことを特徴とする請求項1に記載の光学式ロータリーエンコーダ。
  4. 前記接着剤層の中央部の厚さが、10〜50μmの厚さであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の光学式ロータリーエンコーダ。
  5. 前記回転軸の頂部の凹部の外周部に、前記凹部に充填された接着剤の余剰分が流入する環状溝が形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の光学式ロータリーエンコーダ。
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