JP2009052544A - 水平軸風車のための筒状体及びその製造方法 - Google Patents

水平軸風車のための筒状体及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 錆の発生や異物の浸入の虞の無い水平軸風車のための筒状体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 水平軸風車の軸体とブレードとの間に配置される筒状体27は、筒状の胴部33と、胴部33の一方端に固定され、ブレードが接続される第1フランジ部35と、胴部33の他方端に固定され、軸体に接続される第2フランジ部36とから構成されている。胴部33は、筒状に形成されたゴム素材51と、ゴム素材51に埋設され、軸方向に平行な方向に対して所定角度傾斜した状態に配置された複数の線条体52とから構成されている。ブレードの回転による遠心力によって引張り力Fが胴部33に生じると、線条体52の作用によって胴部33の両開放端は捻じれるように回転する。これによって第1フランジ部35に接続されるブレードのピッチ角が風速によって自動的に変化することになる。
【選択図】 図4

Description

この発明は水平軸風車のための筒状体及びその製造方法に関し、特に水平軸風車において軸体とブレードとの間に配置される水平軸風車のための筒状体及びその製造方法に関するものである。
発電を目的とする水平軸風車にあっては、起動時の風速が低い時のブレードのピッチ角と、起動後の定格風速におけるブレードのピッチ角とを変えることが好ましい。
そこで、このブレードのピッチ角を風速に応じて自動的に変化させる水平軸風車が提案されている(特許文献1参照)。
この水平軸風車にあっては、ブレードの取付け部がロータ軸の半径方向へ摺動可能にホルダーで支持され、ブレードをロータ軸の中心方向へ牽引するばねが設けられている。そして、ブレードが回転による遠心力によってロータ軸の半径外方向へ移動する時、ブレードをブレード軸線を中心として回転させるように案内する螺旋状のガイド溝とガイドピンとが設けられている。
これによって、ブレードのピッチ角がブレードの回転速度に応じて自動的に変化する。
特開2004−60646号公報
上記のような従来の水平軸風車では、ブレードのピッチ角の可変構造となるガイド溝とガイドピンとが露出している構造となっているため、防錆処理が必要となる。又、錆の発生は防止できたとしても、ガイド溝に異物等が浸入してガイドピンの移動を阻止する虞が無いとは言えない。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、錆の発生や異物の浸入の虞の無い水平軸風車のための筒状体及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、水平軸風車における軸体とブレードとの間に配置される水平軸風車のための筒状体であって、可撓性を有する筒状の胴部と、胴部の一方端に固定され、ブレードが接続される第1接続部と、胴部の他方端に固定され、軸体に接続される第2接続部とを備え、胴部は、その軸方向に引張り力が作用した時、一方端は他方端に対して軸方向を中心に捻じるように回転すると共に、引張り力が消失した時、回転前の状態に復帰するものである。
このように構成すると、軸体の回転に伴うブレードの遠心力が生じると、ブレードのピッチ角が変化する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、胴部は、筒状に形成されたゴム素材と、ゴム素材に埋設され、軸方向に平行な方向に対して所定角度傾斜した状態で、且つ周方向に所定間隔に配置された複数の線条体とを含むものである。
このように構成すると、軸方向に引張り力が生じると、線条体は軸方向に平行な方向に近付くように変形する。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、胴部は、互いに重ね合わされ、断面が同心円状の複数の筒体よりなり、筒体の各々は、筒状に形成されたゴム素材と、ゴム素材に埋設され、軸方向に平行な方向に対して所定角度傾斜した状態で、且つ周方向に所定間隔に配置された複数の線条体とを含むものである。
このように構成すると、胴部における複数の筒体の各々が捻転する。
請求項4記載の発明は、請求項2又は請求項3記載の発明の構成において、線条体は、ナイロンコードを含むものである。
このように構成すると、線条体の軸方向への伸びが抑えられる。
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明の構成において、胴部の一方端においては、胴部の少なくとも一部が内方に向かって直角方向に折り曲げられて第1折り曲げ部を構成し、胴部は第1折り曲げ部を介して第1接続部に第1締結部材によって接続され、胴部の他方端においては、胴部の少なくとも一部が外方に向かって直角方向に折り曲げられて第2折り曲げ部を構成し、胴部は第2折り曲げ部を介して第2接続部に第2締結部材によって接続されるものである。
このように構成すると、胴部は第1折り曲げ部及び第2折り曲げ部を介して、第1締結部材及び第2締結部材によって、第1接続部及び第2接続部に接続される。
請求項6記載の発明は、水平軸風車における軸体とブレードとの間に配置された筒状の胴部を有する、水平軸風車のための筒状体の製造方法であって、シート状の弾性体に対して長手方向に平行で且つ幅方向に同一間隔で複数の線条体を埋設してベースシートを形成する工程と、ベースシートから幅方向に対して所定角度傾斜した方向を長手方向の一辺とする矩形状のシート体を取り出す工程と、取り出されたシート体を一辺が開口端部の一方となるように筒状に曲げて胴部を形成する工程とを備えたものである。
このように構成すると、線条体の配置が規則化された胴部を容易に形成できる。
請求項7記載の発明は、水平軸風車における軸体とブレードとの間に配置された筒状の胴部を有する、水平軸風車のための筒状体の製造方法であって、シート状の弾性体に対して長手方向に平行で且つ幅方向に同一間隔で複数の線条体を埋設してベースシートを形成する工程と、ベースシートから、幅方向に対して所定角度傾斜した方向を長手方向とする矩形状のシート体を取り出す工程と、取り出されたシート体の第1長辺と第2長辺とにおける各々の端縁から内方への第1範囲と第2範囲とにおいて、弾性体に複数の切り込みを線条体に沿って平行に等間隔に形成する工程と、切り込みが形成されたシート体を第1長辺と第2長辺とが開口端部の各々になるように筒状に曲げる工程と、筒状に曲げられたシート体の第1範囲を内方に向かって直角方向に折り曲げて第1折り曲げ部を形成すると共に、第2範囲を外方に向かって直角方向に折り曲げて第2折り曲げ部を形成して胴部を形成する工程とを備えたものである。
このように構成すると、ベースシートから、線条体の配置が規則化され、第1折り曲げ部及び第2折り曲げ部を有する胴部が形成される。
請求項8記載の発明は、水平軸風車における軸体とブレードとの間に配置された筒状の胴部を有する、水平軸風車のための筒状体の製造方法であって、シート状の弾性体に対して長手方向に平行で且つ幅方向に同一間隔で複数の線条体を埋設してベースシートを形成する工程と、ベースシートから、幅方向に対して同一の所定角度傾斜した方向を長手方向とするほぼ同一の矩形状の第1シート体及び第2シート体を取り出す工程と、取り出された第1シート体及び第2シート体の各々の第1長辺と第2長辺とにおける各々の端縁から内方への第1範囲と第2範囲とにおいて、弾性体に複数の切り込みを線条体に沿って平行に等間隔に形成する工程と、切り込みが形成された第1シート体及び第2シート体を重ね合わせ、各々の第1長辺と第2長辺とが開口端部の各々になるように一体的に筒状に曲げる工程と、筒状に曲げられた第1シート体及び第2シート体の各々の第1範囲を重ね合わせた状態で内方に向かって直角方向に折り曲げて第1折り曲げ部を形成すると共に、各々の第2範囲を重ね合わせた状態で外方に向かって直角方向に折り曲げて第2折り曲げ部を形成して胴部を形成する工程とを備えたものである。
このように構成すると、ベースシートから、線条体の配置が規則化され、第1折り曲げ部及び第2折り曲げ部を有する2層よりなる胴部が形成される。
請求項9記載の発明は、水平軸風車における軸体とブレードとの間に配置された筒状の胴部を有する、水平軸風車のための筒状体の製造方法であって、シート状の弾性体に対して長手方向に平行で且つ幅方向に同一間隔で複数の線条体を埋設してベースシートを形成する工程と、ベースシートから、幅方向に対して同一の所定角度傾斜した方向を長手方向とするほぼ同一の矩形状の第1シート体及び第2シート体を取り出す工程と、ベースシートから、幅方向に対して所定角度と同一角度で傾斜した方向を長手方向とし、第1シート体に対して短手方向のみが短い矩形状の第3シート体を少なくとも1枚取り出す工程と、取り出された第1シート体及び第2シート体の間に取り出された第3シート体を挟むように重ね合わせ、第1シート体及び第2シート体の各々の第1長辺と第2長辺とにおける各々の端縁から内方であって第3シート体が接しない第1範囲と第2範囲とにおいて、弾性体に複数の切り込みを線条体に沿って平行に等間隔に形成する工程と、第3シート体を介して重ね合わされた第1シート体及び第2シート体の各々の第1長辺と第2長辺とが開口端部の各々になるように一体的に筒状に曲げる工程と、筒状に曲げられた第1シート体及び第2シート体の各々の第1範囲を内方に向かって直角方向に折り曲げて第1折り曲げ部を形成すると共に、各々の第2範囲を外方に向かって直角方向に折り曲げて第2折り曲げ部を形成して胴部を形成する工程とを備えたものである。
このように構成すると、ベースシートから、線条体の配置が規則化され、第1折り曲げ部及び第2折り曲げ部を有する3層以上の胴部が形成される。
以上説明したように、請求項1記載の発明は、回転に伴ってブレードに遠心力が生じると、ブレードのピッチ角が変化するので、起動時と起動後のピッチ角を適切な角度に自動的に設定することが可能となる。又、胴部自体が両端部が捻じれるように回転するため、錆の発生や異物の浸入の虞が無い。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、軸方向に引張り力が生じると線条体は軸方向に平行な方向に近付くように変形するため、線条体の配置によって胴部の捻転の程度を制御することが容易となる。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、胴部における複数の筒体の各々が捻転するため、胴部の捻転が安定する。又、胴部の捻転力の調整が容易となる。
請求項4記載の発明は、請求項2又は請求項3記載の発明の効果に加えて、線条体の軸方向への伸びが抑えられるため、胴部の回転がより安定する。
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、胴部は第1折り曲げ部及び第2折り曲げ部を介して、第1締結部材及び第2締結部材によって、第1接続部及び第2接続部に接続されるため、これらを確実に、且つ容易に固定することが可能となる。
請求項6記載の発明は、線条体の配置が規則化された胴部を容易に形成できるため、筒状体の安定した機能が発揮される。又、大きなベースシートを形成すれば、複数の筒状体の形成も容易となる。
請求項7記載の発明は、ベースシートから、線条体の配置が規則化され、第1折り曲げ部及び第2折り曲げ部を有する胴部が形成されるため、接続部が一体となった筒状体が容易に製造できる。
請求項8記載の発明は、ベースシートから、線条体の配置が規則化され、第1折り曲げ部及び第2折り曲げ部を有する2層よりなる胴部が形成されるため、接続部が一体となり、1枚のシート体によるものに比べて相対的に側壁の厚い筒状体が容易に製造できる。
請求項9記載の発明は、ベースシートから、線条体の配置が規則化され、第1折り曲げ部及び第2折り曲げ部を有する3層以上の胴部が形成されるため、接続部が一体となり、側壁が相当厚い筒状体が容易に製造できると共に回転力による筒状体の変形度合いを容易に調整することができる。
図1はこの発明の第1の実施の形態による水平軸風車のための筒状体を組み込んだ水平軸風車の外観形状を示した概略斜視図である。
図を参照して、水平軸風車15は、支柱21に支持され、その内部に発電機が収納されている発電機本体17と、発電機本体17の前方に配置され、発電機本体17の発電機に回転軸を介して連結される軸体18と、軸体18の側壁24に接続され、軸体18から外方に伸びる3枚のブレード20a〜ブレード20cとから構成されている。ブレード20a〜ブレード20cが風を受けて回転すると、その回転が軸体18を介して発電機本体17に伝達され、風力に応じた発電がなされる構造となっている。
尚、この実施の形態にあっては、ブレード20a〜ブレード20cは、風速に応じて各々のピッチ角が変化するように軸体18に接続されている。
図2は図1で示した“X”部分の拡大分解斜視図であり、図3は図2で示したIII−IIIラインの拡大断面図であって、各構成部品を接続した状態を示した図である。
これらの図を参照して、筒状体27は、可撓性を有する筒状の胴部33と、胴部33のブレード20a側の一方端に固定される第1フランジ部35と、胴部33の軸体18側の他方端に固定される第2フランジ部36とから構成されている。筒状体27の第1フランジ部35はブレード20aの固定部28にボルト・ナット42を介して接続されている。一方、筒状体27の第2フランジ部36は軸体18の側壁24に形成されている接続部25にボルト・ナット43を介して接続されている。
又、筒状体27、ブレード20a及び接続部25が接続された状態でこれらを貫通するように支持軸31がその中心部に取り付けられている。尚、支持軸31はブレード20aを支持し、接続部25に対するブレード20aの変位を制限したり傾きを防止するためのものである。そのため支持軸31のブレード20a側には固定部28より若干離れた位置にナット39が取り付けられ、支持軸31の接続部25側の端部にはナット40が接続部25に当接した状態に取り付けられている。
尚、これらの組立て手順については後述する。
図4は図3で示した筒状体27の構成部品を示すための分解斜視図である。
図を参照して、上述のように筒状体27は胴部33と、第1フランジ部(第1接続部)35と、第2フランジ部(第2接続部)36とから構成されている。胴部33は弾性体であるゴム素材51を主体として構成されており、その内部にナイロンコード(一方向性繊維)等よりなる複数の線条体52がゴム素材51の軸方向に対して所定角度傾斜した状態で且つ互いに一定間隔で埋設されている。この線条体52の機能によって、ゴム素材51の軸方向に引張り力Fが生じると線条体52は軸方向に近付こうと変形する。その結果、胴部33は矢印で示す方向に回転することになる。即ち、ゴム素材51はその軸方向に引張り力が作用した時、一方端は他方端に対して軸方向を中心に捻じるように回転することになる。一方、作用した引張り力が消失した時、ゴム素材51はその弾性機能によって回転前の状態に復帰することになる。
第1フランジ部35は鉄製の円盤状の金属板45の一方面にゴムシート46が貼り付けられており、胴部33のゴム素材51とは加流接着により一体化されている。尚、金属板45の中心には図3で示した支持軸31が貫通できる程度の軸用開口54が形成されており、その周囲には図3で示したボルト・ナット42を取り付けるためのボルト用開口55が複数形成されている。
一方、第2フランジ部36は鉄製の円盤状の金属板48を中心として構成され、金属板48の一方面にゴムシート49が貼り付けられており、胴部33のゴム素材51と加流接着にて一体化されている。又、第2フランジ部36の中心部には図3の支持軸31に対して十分大きな作業用開口57が形成されており、その周囲には図3で示したボルト・ナット43の取付け用のボルト用開口58が複数形成されている。
図3に戻って、接続部25に対するブレード20a及び筒状体27の取付け手順について説明する。
先ず、筒状体27の軸用開口54を介して支持軸31の一方端をブレード20aの内部に貫通させる。この状態で支持軸31の先端側にナット39を螺合させた後、これを点溶接することによって支持軸31に固定する。この時ナット39の位置は、組立て後において固定部28の内面側から所定距離離れた位置となるように固定する。
次に、筒状体27の第1フランジ部35とブレード20aの固定部28とを、ボルト・ナット42によって接続する。この時、筒状体27の第2フランジ部36には大きな作業用開口57が形成されているため、作業用開口57側からボルト・ナット42の固定が可能となる。
次に、支持軸31の他方端部を接続部25に貫通させ、その状態で接続部25と第2フランジ部36とをボルト・ナット43によって接続する。筒状体27と接続部25との接続が終了すると、支持軸31の他方端に対して接続部25の内部からナット40を螺合させ、これを点溶接等によって支持軸31及び接続部25に固定する。
このようにして、ブレード20aは筒状体27を介して接続部25に接続されるが、ブレード20aの重量は支持軸31を介して接続部25によって支持されることになる。又、筒状体27の胴部33はその表面がゴム素材51によって全体が覆われているため、従来例の構造で問題となる錆の発生や異物の混入が生じる虞が無い。
次に、図2から図4を参照して、この発明の第1の実施の形態による筒状体の機能について説明する。
ブレード20aが風を受けて軸体18の周りに回転を始めると、その回転速度に伴った遠心力が筒状体27の軸方向に発生することになる。ブレード20aは図3に示されているようにその固定部28が支持軸31に対して摺動自在なように接続されているため、ブレード20aに生じた遠心力は筒状体27に対してその軸方向に生じる引張り力Fとして伝達されることになる。引張り力Fが生じると、図4で示したように胴部33は矢印の方向に捻じれるように回転しようとする。ここで、胴部33の両端は第1フランジ部35及び第2フランジ部36に固定されている。又、第2フランジ部36は図3に示されているように接続部25に対してボルト・ナット43を介して軸方向に回転できないように固定されている。そのため、胴部33の捻転は第1フランジ部35の回転としてブレード20aの固定部28に伝達されることになる。その結果、ブレード20aの軸体18に対するピッチ角が変化することになる。即ち、ブレード20aのピッチ角はブレード20aの遠心力の大きさ、即ち風速の大きさによってその角度が変化することになる。
一方、風速が低下して、ブレード20aに生じる遠心力が減少してくると、筒状体27に加わる引張り力Fも減少することになる。すると、胴部33の捻じれによる回転が緩和され、回転前の状態に近付くように変化する。その結果、ブレード20aのピッチ角も、起動時の状態に近付くように変化することになる。
尚、胴部33は引張り力Fによって捻じれが生じた時、その長手方向の長さが若干長くなる。そのため、図3で示す第1フランジ部35及び固定部28の位置が図面において右方向に移動することになる。そこで、支持軸31に取り付けられたナット39が固定部28に当接してその動きを阻害しないように、ナット39は固定部28から離れた位置に取り付けられている。
図5は図4で示した筒状体の胴部を製造するための基となるベースシートの外観形状を示した平面図であり、図6は図5で示したVI−VIラインの拡大断面図である。
これらの図を参照して、ベースシート60は、長手方向に平行で且つ幅方向に同一間隔で配置されたn本の複数の線条体52a,線条体52b〜線条体52nと、これらの線条体52を埋設するシート状のゴム素材51とから構成されている。線条体52は具体的にはタイヤコードとして用いられるナイロンコードであり、ゴム素材51は天然ゴム、EPDM、SBR又はこれらの混合ゴムによって構成されている。このようにして、規則正しく配置された線条体52がゴム素材51に埋設されたベースシート60が精度良く製造されることになる。
図7は図5で示したベースシート60から“Y”部分を切り取って取り出した場合の平面図である。
図を参照して、図5のベースシート60から取り出されたシートは、図4で示した筒状体27の胴部33を展開した状態に相当するものとなる。図5においては、ベースシート60からその幅方向に対してθだけ傾斜した方向を長手方向の一辺(長辺)とするシート体としてこれを取り出している。従って、図7で示すように、胴部33としての短辺方向に対して線条体52は角度θだけ傾斜した状態でゴム素材51に埋設されている状態となる。このようにして得られた胴部33を長辺側が開口端部となるように筒状に曲げることによって図4で示した胴部33を製造することができる。これによって、胴部33は、線条体52が規則正しくゴム素材51に埋設されているため、引張り力による捻転が安定して発揮され、取付け状態の信頼性を向上する。
尚、図5においては、“Y”部分のみを切り取り対象としているが、同様にして、同じ傾斜角度のものや、異なった傾斜角度のものを容易に精度良く取り出すことが可能となる。又、ベースシート60を更に大きく形成することによって、複数の筒状体を一度に形成することも容易となる。
このようにして、1つの水平軸風車の各ブレードに対して使用する筒状体を同一のベースシートから取得するようにすれば、各筒状体における機能のばらつきが抑えられ、水平軸風車全体の信頼性が向上する。
尚、図7においてθを大きくすれば、同一の引張り力に対して筒状体としての捻じれの程度は小さくなる。これによって、ピッチ角の変化の大きさの必要性に応じてθを決定することによって、適切な筒状体を容易に得ることが可能となる。
図8はこの発明の第2の実施の形態による筒状体の断面図であって第1の実施の形態の図3に対応するものであり、図9は図8で示したIX−IXラインの拡大断面図であり、図10は図8で示したX−Xラインの拡大断面図である。
尚、説明に当たっては、基本的には第1の実施の形態と同一であるため、その相違点を中心に説明する。
これらの図を参照して、この実施の形態にあっては、胴部33と第1フランジ部35及び第2フランジ部36の各々との接続方法が大きく異なっている。即ち、胴部33と第1フランジ部35とは第1締結部材であるボルト・ナット42でリング状の押さえプレート88を介して固定されており、胴部33と第2フランジ部36とは第2締結部材であるボルト・ナット43でリング状の押さえプレート89を介して固定されている。以下に詳細を説明する。
胴部33においては、ブレード20a側の一方端において複数の切り込みが形成されており、これらが形成された一方端が内方に向かって直角方向に折り曲げられた、第1折り曲げ部74を備えている。第1折り曲げ部74の各々は、ボルト用開口55が形成されており、第1フランジ部35及びブレード20aの固定部28と共にボルト・ナット42によって、第1折り曲げ部74の軸体側に配置されたリング状の押さえプレート88を介して接続されている。又、胴部33の軸体側の他方端においては複数の切り込みが形成されており、これらが形成された一方端が外方に向かって直角方向に折り曲げられた、第2折り曲げ部75を備えている。第2折り曲げ部75の各々は、第1折り曲げ部74と同様に、ボルト用開口58が形成されており、第2フランジ部36及び接続部25と共にボルト・ナット43によって、第2折り曲げ部75のブレード20a側に配置されたリング状の押さえプレート89を介して接続されている。押さえプレート88、89によって、ボルト・ナット42、43の締結による押圧力は均一に第1折り曲げ部74及び第2折り曲げ部75に伝えられている。
上記のように、胴部33は第1折り曲げ部74及び第2折り曲げ部75を介して、第1締結部材であるボルト・ナット42及び第2締結部材であるボルト・ナット43によって、押さえプレート88、89を介して第1接続部である第1フランジ部35及び第2接続部である第2フランジ部36に接続されるため、これらを確実に、且つ容易に固定することができる。
図11は図8で示した筒状体の製造方法を示す図である。
図を参照して、図5のベースシート60から“Y”部分を切り取って取り出されたシート体5は、図8で示した筒状体27の胴部33を展開した状態に相当するものとなる。
まず(1)に示されているように、このシート体5の長手方向の第1長辺76における端縁から内方への第1範囲61において、弾性体51に線条体52a、52b〜52nに沿って平行に等間隔で複数の切り込み85を形成する。シート体5の長手方向の第2長辺77における端縁から内方への第2範囲62においても、第1の範囲61と同様に複数の切り込み86を弾性体51に形成する。
次に(2)に示されているように、複数の切り込み85、86が形成されたシート体5の第1長辺76及び第2長辺77が、胴部における開口端部の各々となるように筒状に曲げる。
次に、筒状に曲げられたシート体5の第1範囲61を開口の内方に向かって直角方向に折り曲げて、図9で示したような第1折り曲げ部74を形成し、更に第1締結部材用のボルト用開口55を第1折り曲げ部74の各々に形成する。又、第2範囲62においては、第2範囲62を開口の外方に向かって直角方向に折り曲げて、図10で示したような第2折り曲げ部75を形成し、更に第2締結部材用のボルト用開口58を第2折り曲げ部75の各々に形成する。このようにして、図8で示した胴部33を形成する。
このような方法で胴部33を形成すると、ベースシート60から、線条体52a、52b〜52nの配置が規則化され、第1折り曲げ部74及び第2折り曲げ部75を有する胴部33が形成される。従って、胴部33における接続部が一体となった筒状体が容易に製造することができる。
図12はこの発明の第3の実施の形態による筒状体の断面図であって第2の実施の形態の図8に対応するものであり、図13は図12で示した“A”部分の拡大図である。
尚、説明に当たっては、基本的には第2の実施の形態と同一であるため、その相違点を中心に説明する。
これらの図を参照して、この実施の形態にあっては、胴部33の構成が大きく異なっている。即ち、胴部33は、互いに重ね合わされ、断面が同心円状である第1筒体71、第2筒体72及び第3筒体73により構成されている。各筒体の材質は、図4において説明した胴部の材質と同一である。
次に、胴部33と第1フランジ部35及び第2フランジ部36の各々との接続方法の相違点について説明する。
この実施の形態にあっては、第1筒体71、第2筒体72及び第3筒体73が断面状態において層を成すように構成されている。これらの筒体のうち、最も内方に位置する第1筒体71と最も外方に位置する第3筒体73とによって、図8で示したものと同様に、各々の筒体のブレード20a側の一方端に第1折り曲げ部74が形成される。更に、各々の筒体の軸体側の他方端に第2折り曲げ部75が形成されている。各折り曲げ部の形状と、各折り曲げ部と第1フランジ部35及び第2フランジ部36の各々との接続方法は、図8で示したものと同様である。又、第2筒体72においては、第1フランジ部35及び第2フランジ部36と接続していないが、第1筒体71と第3筒体73とに覆われているため、その配置位置は保持される。
このような筒状体27にあっては、第1筒体71、第2筒体72及び第3筒体73の各々が前述した引張力Fによって捻転するため、胴部33の捻転が安定する。又、複数の筒体によって胴部が形成されているため、捻転力の調整が容易となる。
図14は図12で示した筒状体の製造方法の前半工程を示す図であり、図15は図14の前半工程に続く第1後半工程を示す断面図であり、図16は図15の第1後半工程に続く第2後半工程を示す断面図である。
まず、図14の(1)に示されているように、図5のベースシート60から“Y”部分に相当するほぼ同一の矩形状の第1シート体5a及び第2シート体5bを取り出す。更に、第1シート体5aとベースシート60において幅方向に対して所定角度が同一角度で傾斜した方向を長手方向とする、第1シート体5aに対して短手方向のみが短い矩形状の第3シート体5cを取り出す。そして、第1シート体5a及び第2シート体5bの間に第3シート体5cを挟むように重ね合わせる。
次に図14の(2)に示されているように、第1シート体及び第2シート体5bの各々の第1長辺76a、76bにおける各々の端縁から内方であって、第3シート体5cが接しない第1範囲61において、各々の弾性体51に線条体52a、52b〜52nに沿って平行に等間隔で複数の切り込み85を形成する。第1シート体及び第2シート体5bの各々の第2長辺77a、77bにおける各々の端縁から内方であって、第3シート体5cが接しない第2範囲62においても、第1範囲61と同様に複数の切り込み86を各々の弾性体51に形成する。
次に図14の(3)に示されているように、第3シート体5cを介して重ね合わされた第1シート体5a及び第2シート体5bの各々の第1長辺76a、76b及び第2長辺77a、77bが、胴部における開口端部の各々となるように一体的に筒状に曲げる。すると、第1長辺76a、76b側の開口端部においては、図15の(1)に示されているような断面形状となり、第2長辺77a、77b側の開口端部においては、図16の(1)に示されているような断面形状となる。このとき、第1シート体5a及び第2シート体5bには、これらの円周の差によって切り込み部分に隙間81、82が発生することになる。
次に図15の(2)に示されているように、筒状に折り曲げられたこれらのシート体のうち、第1シート体5a及び第2シート体5bの各々の第1範囲61を、開口の内方に向かって直角方向に折り曲げて第1折り曲げ部74を形成する。更に、形成された第1折り曲げ部74の各々に第1締結部材用のボルト用開口55を形成する。このとき、第1折り曲げ部74の各々の間には重ね合わせ部84が発生する。
次に図16の(2)に示されているように、筒状に折り曲げられたこれらのシート体のうち、第1シート体5a及び第2シート体5bの各々の第2範囲62を、開口の外方に向かって直角方向に折り曲げて第2折り曲げ部75を形成する。更に、形成された第2折り曲げ部75の各々に第2締結部材用のボルト用開口58を形成する。
このような方法で胴部33を形成すると、ベースシート60から、線条体52a、52b〜52nの配置が規則化され、第1折り曲げ部74及び第2折り曲げ部75を有する3層の胴部33が形成される。従って、胴部33における接続部が一体となり、側壁が相当厚い筒状体が容易に製造することができると共に、回転力による筒状体の変形度合いを容易に調整することができる。
尚、図14〜図16においては第1シート体、第2シート体及び第3シート体によって胴部を形成する方法であるが、第3シート体が複数枚あっても同様に胴部を形成することができる。又は、第3シート体が無くても同様に胴部を形成することができる。
更に、図14〜図16においては第1後半工程、これに続く第2後半工程の順序により折り曲げ部を形成しているが、第1後半工程と第2後半工程との順序は逆であっても良い。
尚、上記の第1の実施の形態では、胴部の両端をフランジ部に加硫接着して一体化しているが、これに代えて、接続部を構成する二枚の円板の周縁を胴部の両端部の内面で囲い、その外面全周を2本のホースバンド等で締め付けるようにして一体化して使用しても良い。
又、上記の第2及び第3の実施の形態では、特定形状を有する第1折り曲げ部が形成されているが、胴部33のブレード20a側の一方端において胴部33の少なくとも一部が内方に向かって直角方向に折り曲げられて第1折り曲げ部を構成し、胴部33は第1折り曲げ部を介して第1フランジ部35によって接続されるものであれば、他の形状であっても良い。
更に、上記の第2及び第3の実施の形態では、特定形状を有する第2折り曲げ部が形成されているが、胴部33の軸体側の他方端において胴部33の少なくとも一部が外方に向かって直角方向に折り曲げられて第2折り曲げ部を構成し、胴部33は第2折り曲げ部を介して第2フランジ部36によって接続されるものであれば、他の形状であっても良い。
更に、上記の第2及び第3の実施の形態では、胴部33は両端に折り曲げ部を備えているが、片側のみに折り曲げ部を備えるものであっても良い。
更に、上記の第2及び第3の実施の形態では、ボルト・ナット42、43は押さえプレート88、89を介して締結されているが、押さえプレート88、89を介さずに締結されていても良い。
更に、上記の第3の実施の形態では、第1筒体71、第2筒体72及び第3筒体73によって胴部33は構成されているが、互いに重ね合わされ、断面が同心円状の複数の筒体により構成されているものであっても良い。
更に、上記の各実施の形態では、筒状体の胴部の構造を特定しているが、軸方向に引張り力が生じると捻転する機能を有するのであれば他の構造であっても良い。
更に、上記の各実施の形態では、胴部の構造として線条体がゴム素材に完全に埋設されているが、線条体はその一部が埋設されていても同様の効果を奏する。尚、線条体はナイロンコード以外の他の材料でも良く、又、線条体はゴム素材の内面又は外面に接着され一体化されても同様の効果を奏する。この場合、線条体に相当する部分をゴム素材の凸部となるように形成しても同様の効果を奏する。
更に、上記の各実施の形態では、胴部の両端に接続部としてフランジ部を形成しているが、フランジ以外の形状の接続部であってもブレードや軸体に胴部が接続できるものであれば良い。
更に、上記の各実施の形態では、線条体はシート展開時に直線状に配置されているが、用途に応じて曲線状に配置されたものを筒状体に使用しても良い。あるいは、直線状部分と曲線状部分とを接続した線条体を使用しても良い。
更に、上記の各実施の形態では、複数の線条体は特定本数のものが一定間隔で配置されているが、本数はこれに限定されるものではなく、間隔も必ずしも一定間隔でなくても良い。
更に、上記の各実施の形態では、線条体を埋設するゴム素材に特定のゴム材料を使用しているが、他の種類のゴム材料を使用しても良い。
更に、上記の各実施の形態では、線条体を埋設する材料としてゴム素材としているが、他の材料であっても可撓性及び弾性を有し、且つ線条体を埋設できるものであれば、同様に使用することができる。
更に、上記の各実施の形態では、線条体を埋設する材料は特に水平軸風車の設置条件を考慮に入れて決められていないが、設置場所が寒冷地から温暖地まで多岐にわたる場合、温度による剛性変化の少ない材料を使用するのが好ましい。又は、寒冷地と温暖地とで材料を使い分けるようにしても良い。
この発明の第1の実施の形態による筒状体を用いた水平軸風車の概略形状を示した斜視図である。 図1で示した“X”部分の拡大分解斜視図である。 図2で示したIII−IIIラインの拡大断面図であって、各部品を組み立てた状態を示した図である。 図2で示した筒状体の構成部品を示すための拡大分解斜視図である。 図4で示した胴部を製造するための基となるベースシートの概略形状を示した平面図である。 図5で示したVI−VIラインの拡大断面図である。 図5で示したベースシートから“Y”部分を取り出した状態の平面図である。 この発明の第2の実施の形態による筒状体の断面図であって第1の実施の形態の図3に対応するものである。 図8で示したIX−IXラインの拡大断面図である。 図8で示したX−Xラインの拡大断面図である。 図8で示した筒状体の製造方法を示す図である。 この発明の第3の実施の形態による筒状体の断面図であって第2の実施の形態の図8に対応するものである。 図12で示した“A”部分の拡大図である。 図12で示した筒状体の製造方法の前半工程を示す図である。 図14の前半工程に続く第1後半工程を示す断面図である。 図15の第1後半工程に続く第2後半工程を示す断面図である。
符号の説明
5…シート体
15…水平軸風車
18…軸体
20…ブレード
27…筒状体
33…胴部
35…第1フランジ部
36…第2フランジ部
51…ゴム素材
52…線条体
60…ベースシート
61…第1範囲
62…第2範囲
71…第1筒体
72…第2筒体
73…第3筒体
74…第1折り曲げ部
75…第2折り曲げ部
76…第1長辺
77…第2長辺
85、86…切り込み
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (9)

  1. 水平軸風車における軸体とブレードとの間に配置される水平軸風車のための筒状体であって、
    可撓性を有する筒状の胴部と、
    前記胴部の一方端に固定され、前記ブレードが接続される第1接続部と、
    前記胴部の他方端に固定され、前記軸体に接続される第2接続部とを備え、
    前記胴部は、その軸方向に引張り力が作用した時、前記一方端は前記他方端に対して前記軸方向を中心に捻じるように回転すると共に、前記引張り力が消失した時、回転前の状態に復帰する、水平軸風車のための筒状体。
  2. 前記胴部は、
    筒状に形成されたゴム素材と、
    前記ゴム素材に埋設され、前記軸方向に平行な方向に対して所定角度傾斜した状態で、且つ周方向に所定間隔に配置された複数の線条体とを含む、請求項1記載の水平軸風車のための筒状体。
  3. 前記胴部は、互いに重ね合わされ、断面が同心円状の複数の筒体よりなり、
    前記筒体の各々は、
    筒状に形成されたゴム素材と、
    前記ゴム素材に埋設され、前記軸方向に平行な方向に対して所定角度傾斜した状態で、且つ周方向に所定間隔に配置された複数の線条体とを含む、請求項1記載の水平軸風車のための筒状体。
  4. 前記線条体は、ナイロンコードを含む、請求項2又は請求項3記載の水平軸風車のための筒状体。
  5. 前記胴部の前記一方端においては、前記胴部の少なくとも一部が内方に向かって直角方向に折り曲げられて第1折り曲げ部を構成し、前記胴部は前記第1折り曲げ部を介して前記第1接続部に第1締結部材によって接続され、
    前記胴部の前記他方端においては、前記胴部の少なくとも一部が外方に向かって直角方向に折り曲げられて第2折り曲げ部を構成し、前記胴部は前記第2折り曲げ部を介して前記第2接続部に第2締結部材によって接続される、請求項1から請求項4のいずれかに記載の水平軸風車のための筒状体。
  6. 水平軸風車における軸体とブレードとの間に配置された筒状の胴部を有する、水平軸風車のための筒状体の製造方法であって、
    シート状の弾性体に対して長手方向に平行で且つ幅方向に同一間隔で複数の線条体を埋設してベースシートを形成する工程と、
    前記ベースシートから、前記幅方向に対して所定角度傾斜した方向を長手方向の一辺とする矩形状のシート体を取り出す工程と、
    前記取り出されたシート体を前記一辺が開口端部の一方となるように筒状に曲げて前記胴部を形成する工程とを備えた、水平軸風車のための筒状体の製造方法。
  7. 水平軸風車における軸体とブレードとの間に配置された筒状の胴部を有する、水平軸風車のための筒状体の製造方法であって、
    シート状の弾性体に対して長手方向に平行で且つ幅方向に同一間隔で複数の線条体を埋設してベースシートを形成する工程と、
    前記ベースシートから、前記幅方向に対して所定角度傾斜した方向を長手方向とする矩形状のシート体を取り出す工程と、
    前記取り出されたシート体の第1長辺と第2長辺とにおける各々の端縁から内方への第1範囲と第2範囲とにおいて、前記弾性体に複数の切り込みを前記線条体に沿って平行に等間隔に形成する工程と、
    前記切り込みが形成されたシート体を前記第1長辺と前記第2長辺とが開口端部の各々になるように筒状に曲げる工程と、
    前記筒状に曲げられたシート体の前記第1範囲を内方に向かって直角方向に折り曲げて第1折り曲げ部を形成すると共に、前記第2範囲を外方に向かって直角方向に折り曲げて第2折り曲げ部を形成して前記胴部を形成する工程とを備えた、水平軸風車のための筒状体の製造方法。
  8. 水平軸風車における軸体とブレードとの間に配置された筒状の胴部を有する、水平軸風車のための筒状体の製造方法であって、
    シート状の弾性体に対して長手方向に平行で且つ幅方向に同一間隔で複数の線条体を埋設してベースシートを形成する工程と、
    前記ベースシートから、前記幅方向に対して同一の所定角度傾斜した方向を長手方向とするほぼ同一の矩形状の第1シート体及び第2シート体を取り出す工程と、
    前記取り出された第1シート体及び第2シート体の各々の第1長辺と第2長辺とにおける各々の端縁から内方への第1範囲と第2範囲とにおいて、前記弾性体に複数の切り込みを前記線条体に沿って平行に等間隔に形成する工程と、
    前記切り込みが形成された第1シート体及び第2シート体を重ね合わせ、各々の前記第1長辺と前記第2長辺とが開口端部の各々になるように一体的に筒状に曲げる工程と、
    前記筒状に曲げられた第1シート体及び第2シート体の各々の前記第1範囲を重ね合わせた状態で内方に向かって直角方向に折り曲げて第1折り曲げ部を形成する共に、各々の前記第2範囲を重ね合わせた状態で外方に向かって直角方向に折り曲げて第2折り曲げ部を形成して前記胴部を形成する工程とを備えた、水平軸風車のための筒状体の製造方法。
  9. 水平軸風車における軸体とブレードとの間に配置された筒状の胴部を有する、水平軸風車のための筒状体の製造方法であって、
    シート状の弾性体に対して長手方向に平行で且つ幅方向に同一間隔で複数の線条体を埋設してベースシートを形成する工程と、
    前記ベースシートから、前記幅方向に対して同一の所定角度傾斜した方向を長手方向とするほぼ同一の矩形状の第1シート体及び第2シート体を取り出す工程と、
    前記ベースシートから、前記幅方向に対して前記所定角度と同一角度で傾斜した方向を長手方向とし、前記第1シート体に対して短手方向のみが短い矩形状の第3シート体を少なくとも1枚取り出す工程と、
    前記取り出された第1シート体及び第2シート体の間に前記取り出された第3シート体を挟むように重ね合わせ、前記第1シート体及び前記第2シート体の各々の第1長辺と第2長辺とにおける各々の端縁から内方であって前記第3シート体が接しない第1範囲と第2範囲とにおいて、前記弾性体に複数の切り込みを前記線条体に沿って平行に等間隔に形成する工程と、
    前記第3シート体を介して前記重ね合わされた第1シート体及び第2シート体の各々の前記第1長辺と前記第2長辺とが開口端部の各々になるように一体的に筒状に曲げる工程と、
    前記筒状に曲げられた第1シート体及び第2シート体の各々の前記第1範囲を内方に向かって直角方向に折り曲げて第1折り曲げ部を形成すると共に、各々の前記第2範囲を外方に向かって直角方向に折り曲げて第2折り曲げ部を形成して前記胴部を形成する工程とを備えた、水平軸風車のための筒状体の製造方法。
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