JP2009052425A - 内燃機関の吸気制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンジンのシリンダヘッド1のインマニ取付面3とハウジング5の環状端面23との干渉および衝突に起因する異音等の発生を抑制することを課題とする。
【解決手段】 シリンダヘッド1のインマニ取付面3とインテークマニホールド4の結合面16との間に形成される環状隙間をシールする方形環状の第1ガスケット14の内周に、シリンダヘッド1のインマニ取付面3とハウジング5の環状端面23との間に形成される隙間に侵入するように複数の弾性変形部43が一体的に形成されている。これにより、吸気流制御バルブ6がエンジンの吸気負圧を受けて、ハウジング5および吸気流制御バルブ6がシリンダヘッド1のインマニ取付面側に移動した場合であっても、第1ガスケット14の複数の弾性変形部43の弾性変形作用によって、シリンダヘッド1のインマニ取付面3とハウジング5の環状端面23との干渉および衝突を緩和することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関のシリンダヘッドの取付面に接続されるインテークダクトの内部に、ハウジングとバルブとによって構成されるバルブユニットを収容して格納した内燃機関の吸気制御装置に関するものである。
[従来の技術]
従来より、内燃機関の吸気通路の通路断面積を絞って内燃機関の燃焼室内において縦方向の旋回流(タンブル流)を発生させることで、燃焼室内での燃焼効率を高めて燃費効率を向上すると共に、エンジン出力および排気エミッション等のエンジン性能を向上するようにした内燃機関の吸気制御装置が知られている。
ここで、内燃機関の燃焼室内にタンブル流を生成するタンブル制御弁(バルブユニット)は、図3および図4に示したように、内燃機関のシリンダヘッド101のインマニ取付面102に接続されるインテークマニホールド103の内部(特にハウジング格納室104)に格納されたハウジング106と、このハウジング106の内部に開閉自在に収容されたバルブ107とによって構成されている。
そして、シリンダヘッド101のインマニ取付面102とインテークマニホールド103との間には、吸入空気の外部への漏洩を防止するための第1ガスケット111が装着されている。また、インテークマニホールド103の格納室壁面(内壁面)105とハウジング106との間には、ハウジング格納室104内にバルブユニットを弾性支持するための第2ガスケット112が装着されている。
そして、ハウジング106には、内部に軸受け嵌合孔(軸受け孔)が形成された2つのバルブ軸受け部113が設けられている。そして、軸受け孔の孔壁面には、2つのベアリング114が嵌合固定されている。また、2つのベアリング114の内部には、バルブ107の回転軸方向の両端部(2つのバルブ摺動部)を回転方向に摺動自在に軸支する円形状の摺動孔115が形成されている。
そして、バルブユニットのバルブ107は、ハウジング106の内部(軸受け孔)に回転自在に収容される回転軸116を有している。また、バルブ107の重力方向における上端部には、バルブ107を全閉した全閉開度の状態の時(バルブ107の全閉時)にタンブル流を生成するための開口部117が形成されている。
そして、第1ガスケット111は、シリンダヘッド101のインマニ取付面102とインテークマニホールド103の結合面との間に形成される環状隙間をシール(密閉)する機能を有している。また、第2ガスケット112は、インテークマニホールド103の内壁面105とハウジング106との間に形成される環状隙間をシール(密閉)する機能を有している。
そして、内燃機関の吸気制御装置は、図3に示したように、吸気流方向に対して直交する方向(垂直方向)にて、インテークマニホールド103の内壁面105とハウジング106との間に介在する第2ガスケット112を用いてバルブユニットをインテークマニホールド103のハウジング格納室104内に弾性支持している。
一方、バルブ107の回転軸方向の両端部の摺動面と2つのベアリング114の摺動孔115の孔壁面との間には、バルブ107を円滑に回転させるのに必要な隙間が形成されている。
また、ハウジング106は、その吸気流方向の下流側に、シリンダヘッド101のインマニ取付面102に所定の隙間(吸気流方向の隙間)を隔てて対峙する環状端面121を有している。
[従来の技術の不具合]
ところで、図3および図4に示したように、バルブ107のスムーズな回転性を損なわないように、バルブ107の回転軸116と2つのベアリング114との間に隙間が形成された内燃機関の吸気制御装置においては、バルブ107の全閉時に、バルブ107が内燃機関の吸気負圧を強く受けて、その隙間分だけ、バルブユニットが吸気流方向の上流側に移動する可能性がある。
特に、バルブ107の全閉時に、バルブユニットが吸気流方向の下流側に移動すると、ハウジング106の環状端面121がシリンダヘッド101のインマニ取付面102に強く衝突して大きな衝突音(打撃音)が発生し、これが運転者に不快な異音として聞こえてしまうことがある。
この対策として、ハウジングの上流側端面を弾性部材によって押さえ、ハウジングの下流側端面をインテークマニホールドの格納室壁面より吸気通路側に突出した突起部によって押さえることで、インテークマニホールドの格納室内におけるバルブユニットのガタ付き(吸気流方向への移動)を阻止するようにした内燃機関の吸気制御装置が知られている(例えば、特許文献1)。
ところが、この特許文献1に記載の従来周知の内燃機関の吸気制御装置においては、2つの第1、第2ガスケット111、112の他に、ハウジングの上流側端面を押さえる弾性部材を別体配置(別部品で構成)しているので、部品点数および組付工数が多く、コストアップとなるという問題が生じている。
特開2007−046470号公報
本発明の目的は、部品点数および組付工数を減らしてコストを削減することのできる内燃機関の吸気制御装置を提供することにある。また、内燃機関の取付面とハウジングとの干渉および衝突を緩和し、内燃機関の取付面とハウジングとの干渉および衝突に起因する異音等の発生を抑制することのできる内燃機関の吸気制御装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明によれば、ハウジングが、内燃機関の取付面に対して所定(吸気流方向)の隙間を隔てて対峙している。
また、内燃機関の取付面と吸気導入ダクトとの間に装着されたガスケット、あるいは吸気導入ダクトの格納室壁面とハウジングとの間に装着されたガスケットに、内燃機関の取付面とハウジングとの間に配置された弾性変形部を設けたことにより、バルブが内燃機関の吸気負圧を受けて、ハウジングおよびバルブが内燃機関の取付面側に移動しても、ガスケットの弾性変形部の弾性変形作用(衝撃吸収機能)によって、内燃機関の取付面とハウジングとの干渉および衝突を緩和することができる。このため、内燃機関の取付面とハウジングとの干渉および衝突に起因する異音等の発生を抑制することができる。
また、内燃機関の取付面と吸気導入ダクトとの間に装着されたガスケット、あるいは吸気導入ダクトの格納室壁面とハウジングとの間に装着されたガスケットに、弾性変形部を一体的に設けたことにより、部品点数および組付工数の増加を抑制できるので、コストを削減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、吸気導入ダクトの吸気流方向の下流側に、内燃機関の取付面に結合される結合面を設けている。また、吸気導入ダクトの格納室が、吸気導入ダクトの結合面上で開口しているので、ハウジングおよびバルブによって構成されるバルブユニットを吸気導入ダクトの結合面側から格納室内に収容して格納することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、ハウジングの周囲を取り囲むように吸気導入ダクトが配設されている。また、ハウジングの外周面は、吸気導入ダクトの格納室壁面に対して所定の隙間を隔てて対面している。これにより、吸気導入ダクトの格納室内に、ハウジングおよびバルブによって構成されるバルブユニットを組み付ける作業が容易となる。
請求項4に記載の発明によれば、ハウジングの吸気流方向の下流側に形成された環状端面は、内燃機関の取付面に対して所定の隙間を隔てて対面している。これにより、バルブが内燃機関の吸気負圧を受けて、ハウジングおよびバルブが内燃機関の取付面側に移動しても、ガスケットの弾性変形部の弾性変形作用(衝撃吸収機能)によって、内燃機関の取付面とハウジングの環状端面との干渉および衝突を緩和することができる。このため、内燃機関の取付面とハウジングの環状端面との干渉および衝突に起因する異音等の発生を抑制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ガスケットの弾性変形部が、吸気通路の内部に突き出ないように、ハウジングの吸気通路壁面よりも吸気通路側に対して逆側に引っ込んでいる。これにより、吸気抵抗の増加を防止できるので、内燃機関の燃焼室に供給される吸入空気流量の減少を防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、ガスケットに、内燃機関の取付面と吸気導入ダクトとの間に配置された環状のガスケット本体を設けている。
そして、ガスケットの弾性変形部は、ガスケット本体から、内燃機関の取付面とハウジングとの間(に形成される隙間)に侵入するように突き出している。あるいはガスケット本体から、内燃機関の取付面またはハウジングの環状端面に貼り付くように突き出している。このように、内燃機関の取付面と吸気導入ダクトとの間に配置されたガスケット本体から突き出すように弾性変形部を設けたことにより、部品点数および組付工数の増加を抑制できるので、コストを削減することができる。
請求項7に記載の発明によれば、ガスケットに、吸気導入ダクトの格納室壁面とハウジングとの間に配置された環状のガスケット本体を設けている。
そして、ガスケットの弾性変形部は、ガスケット本体から、内燃機関の取付面とハウジングとの間(に形成される隙間)に侵入するように突き出している。あるいはガスケット本体から、内燃機関の取付面またはハウジングの環状端面に貼り付くように突き出している。このように、吸気導入ダクトの格納室壁面とハウジングとの間に配置されたガスケット本体から突き出すように弾性変形部を設けたことにより、部品点数および組付工数の増加を抑制できるので、コストを削減することができる。
請求項8に記載の発明によれば、吸気導入ダクトの吸気流方向の下流側に、内燃機関の取付面に結合される結合面を設けている。また、ハウジングの環状端面は、ハウジングの吸気流方向の下流側に、内燃機関の取付面に対して所定の隙間を隔てて対面している。そして、ハウジングの環状端面は、吸気導入ダクトの結合面よりもガスケットの弾性変形部の厚さ分だけ吸気流方向の上流側に引っ込んでいる。これにより、仮に内燃機関の取付面に吸気導入ダクトの結合面を気密的に密着するように結合した場合でも、内燃機関の取付面とハウジングの環状端面との間で弾性変形部が潰されることはない。したがって、ガスケットの弾性変形部における衝撃吸収機能の低下を防止することができる。
請求項9に記載の発明によれば、バルブに、ハウジングの内部に回転自在に収容される回転軸を設けている。
請求項10に記載の発明によれば、バルブの回転軸方向の両端に、ハウジングに摺動自在に支持される2つの摺動部を設けている。
このようなバルブユニットにおいては、バルブの2つの摺動部とハウジングとの間に、バルブを円滑に回転させるのに必要な隙間を有している。この隙間は、ハウジング内部におけるバルブのスムーズな回転性を損なわない程度の隙間寸法とされている。
本発明を実施するための最良の形態は、部品点数および組付工数を減らしてコストを削減するという目的、および内燃機関の取付面とハウジングとの干渉および衝突を緩和し、内燃機関の取付面とハウジングとの干渉および衝突に起因する異音等の発生を抑制するという目的を、内燃機関の取付面と吸気導入ダクトとの間に装着されたガスケット、あるいは吸気導入ダクトの格納室壁面とハウジングとの間に装着されたガスケットに、内燃機関の取付面とハウジングとの間に配置された弾性変形部を設けることで実現した。
[実施例1の構成]
図1は本発明の実施例1を示したもので、図1(a)はバルブユニット(カートリッジ)を示した図で、図1(b)は内燃機関の吸気制御装置を示した図である。
本実施例の内燃機関の吸気制御装置は、内燃機関(例えば4気筒ガソリンエンジン:以下エンジンと言う)の各気筒毎の燃焼室に吸入空気(吸気)を供給するための吸気導入通路(内燃機関の吸気通路)を開閉する吸気通路開閉装置(スロットル制御装置)と、エンジンの各気筒(シリンダ)内において混合気の燃焼を促進させるための吸気渦流を生成することが可能な吸気渦流発生装置(吸気モジュール)とを備えている。
ここで、エンジンは、吸入空気と燃料との混合気を燃焼室内で燃焼させて得られる熱エネルギーにより出力を発生するもので、吸気行程、圧縮行程、膨張(燃焼)行程、排気行程の4つの行程(ストローク)を周期(サイクル)として繰り返す4サイクルエンジンが採用されている。このエンジンは、例えば自動車等の車両のエンジンルームに搭載されている。そして、エンジンは、エンジンの燃焼室に吸入空気を導入するための吸気管(インテークダクト)と、エンジンの燃焼室より排気ガスを排気浄化装置を経由して外部に排出するための排気管(エキゾーストダクト)とを備えている。
エンジンは、内部にシリンダボアが形成されたシリンダブロック(図示せず)と、このシリンダブロックのヘッド取付面上に金属ガスケットを介して搭載されるシリンダヘッド1とを備えている。
シリンダブロックのシリンダボア内には、連接棒を介してクランクシャフトに連結されたピストンが、シリンダボアの中心軸線方向に摺動自在に支持されている。
シリンダヘッド1の一方側に形成される吸気ポート(インテークポート)2は、ポペット型の吸気バルブ(インテークバルブ)によって開閉される。また、シリンダヘッド1の他方側に形成される排気ポート(エキゾーストポート)は、ポペット型の排気バルブ(エキゾーストバルブ)によって開閉される。
シリンダヘッド1には、先端部が各気筒毎の燃焼室内に露出するようにスパークプラグ(図示せず)が取り付けられている。また、シリンダヘッド1には、エンジンの各気筒毎の吸気ポート2内に最適なタイミングで燃料を噴射するインジェクタ(内燃機関用燃料噴射弁、電磁式燃料噴射弁:図示せず)が取り付けられている。
また、シリンダヘッド1の吸気流方向の上流側(インテークマニホールド側)には、後述するバルブユニットの吸気流制御バルブ6の板厚分だけ図示下方に突出するように凹んだ逃がし溝19が設けられている。
また、シリンダヘッド1の吸気流方向の上流側(インテークマニホールド側)端部には、インマニ取付面(内燃機関の取付面)3を有する複数の結合部が一体的に設けられている。そして、シリンダヘッド1の内部に形成される複数の吸気ポート2は、シリンダヘッド1の各インマニ取付面3上で開口している。また、シリンダヘッド1の結合部には、締結ボルトが挿通される複数のボルト孔を有するフランジ部が一体的に形成されている。
エンジンの吸気管は、エンジンの各気筒毎の燃焼室内に吸入空気(吸気)を供給するためのケーシングであって、吸入空気を濾過するエアクリーナ(濾過エレメント)を収容保持するエアクリーナケース、このエアクリーナケースよりも吸入空気の流れ方向(吸気流方向)の下流側に結合されるスロットルボディ、このスロットルボディよりも吸気流方向の下流側に結合されるサージタンク、およびこのサージタンクよりも吸気流方向の下流側に結合される2重管構造のインテークマニホールド(吸気導入ダクト)4等を有している。
ここで、本実施例のスロットル制御装置は、スロットルバルブのバルブ開度に相当するスロットル開度に応じて、エンジンの各気筒毎の燃焼室に供給される吸入空気の流量を制御するシステムである。
このスロットル制御装置は、エンジンの吸気管の途中に設置されたスロットルボディ、吸気管の内部(吸気通路)を流れる吸入空気量を可変するバタフライ型のスロットルバルブ、およびこのスロットルバルブを閉弁作動方向(または開弁作動方向)に付勢するリターンスプリング(またはデフォルトスプリング)等によって構成されている。
また、スロットルボディは、スロットルバルブを支持固定する回転軸(スロットルバルブの回転軸:シャフト)を開弁作動方向(または閉弁作動方向)に駆動する電動モータを有するアクチュエータを備えている。
ここで、スロットルバルブを駆動する電動モータは、エンジン制御ユニット(エンジン制御装置:以下ECUと言う)によって通電制御されるように構成されている。
ここで、本実施例の吸気渦流発生装置は、エンジンと同様に自動車等の車両のエンジンルームに設置されて、エンジンの各気筒毎の燃焼室内において混合気の燃焼を促進させるための縦方向の吸気渦流(タンブル流)を発生させるシステムである。
この吸気渦流発生装置は、スロットル制御装置と共に、エンジンの吸気系統に組み込まれている。そして、吸気渦流発生装置は、バルブユニット(TCV)を、インテークマニホールド4の内部(ハウジング格納室13)にピンロッド(シャフト)8の軸線方向(回転軸方向)に一定の間隔で並列的に複数配置した多連一体型の吸気通路開閉装置(バルブ開閉装置)である。
吸気渦流発生装置は、エンジンのシリンダヘッド1のインマニ取付面3に結合されるインテークマニホールド4と、このインテークマニホールド4の内部(エンジンの吸気ポート2に連通する第1、第2吸気通路11、12)を流れる吸入空気を制御して燃焼室内においてタンブル流を発生させる複数のバルブユニット(タンブル流制御弁:TCV)と、このTCVの弁体である吸気流制御バルブ6の回転軸7に圧入嵌合されたピンロッド8を駆動する電動モータを有するアクチュエータと、TCVのバルブ開度をスロットル制御装置等の各システムと関連して制御するECUとを備えている。
本実施例の複数のバルブユニット(TCV)は、インテークマニホールド4のハウジング格納室13内に格納されたハウジング5と、このハウジング5の内部(第2吸気通路12)に開閉自在に収容された吸気流制御バルブ6とを有している。
そして、シリンダヘッド1のインマニ取付面3とインテークマニホールド4との間には、吸入空気が外部に漏洩するのを防止するための第1ガスケット14が配置(介装)されている。また、インテークマニホールド4の格納室壁面とハウジング5との間には、インテークマニホールド4のハウジング格納室13内にバルブユニットを弾性支持するための第2ガスケット15が配置(介装)されている。
なお、ハウジング5と吸気流制御バルブ6とによって、インテークマニホールド4の各ハウジング格納室13内に嵌合保持されるバルブユニット(カートリッジ)を構成する。
本実施例のインテークマニホールド4は、樹脂材料によって所定の形状に一体的に形成(樹脂一体成形)されて、エンジンの吸気管のスロットルボディよりも吸気流方向の下流側に気密的に接続されている。このインテークマニホールド4は、各バルブユニット、特に各ハウジング5の周囲を取り囲むように複数の多角筒部を有している。これらの多角筒部は、2重管構造のインテークマニホールド4の外側の多角筒部を構成している。
そして、インテークマニホールド4の内部には、断面方形状(または断面矩形状)の第1吸気通路(吸気導入通路)11が形成されている。各第1吸気通路11は、各第2吸気通路12を介して、エンジンの気筒毎の吸気ポート2に独立して接続されている。
そして、インテークマニホールド4は、第1吸気通路11よりも吸気流方向の下流側に、断面方形状(または断面矩形状)のハウジング格納室13を有している。各ハウジング格納室13は、複数のバルブユニット(カートリッジ)をそれぞれ格納(収容保持)するバルブユニット格納部(バルブユニット格納空間)である。また、ハウジング格納室13の開口断面積は、第1吸気通路11の通路断面積よりも大きくなっている。
そして、インテークマニホールド4の吸気流方向の下流側(シリンダヘッド側)端部には、シリンダヘッド1のインマニ取付面3に気密的に結合される複数の結合面16を有する結合部が一体的に設けられている。
そして、インテークマニホールド4の内部に形成される複数のハウジング格納室13は、インテークマニホールド4の各結合面16上で開口している。また、インテークマニホールド4の結合部には、締結ボルトが捩じ込まれる複数のネジ孔を有するフランジ部が一体的に形成されている。
また、インテークマニホールド4の結合部、特に後記する第1ガスケット嵌合溝31よりも内周側部分には、シリンダヘッド1のインマニ取付面3に対して所定の隙間を隔てて対面する環状端面17が形成されている。
そして、インテークマニホールド4は、その結合面16とシリンダヘッド1のインマニ取付面3とを密着した状態で、複数の締結ボルトを用いて、シリンダヘッド1のインマニ取付面3に締め付けて結合(締結)される。
複数のバルブユニットの各ハウジング5は、樹脂材料によって所定の形状に一体的に形成(樹脂一体成形)されている。複数のハウジング5は、各第2ガスケット15を介して、インテークマニホールド4の各ハウジング格納室13の内部にそれぞれ弾性支持されている。
そして、複数のハウジング5は、内部に吸気流制御バルブ6を開閉自在に収容する多角筒形状の多角筒状体であって、しかも2重管構造のインテークマニホールド4の内側の多角筒部を構成している。これらのハウジング5の内部には、断面方形状(または断面矩形状)の第2吸気通路(内燃機関の吸気通路)12が形成されている。
複数のハウジング5は、各第2吸気通路12の軸線方向(吸気流方向)に対して直交する方向(各第2吸気通路12の重力方向に対して垂直な水平方向)の両側に一対の対向壁部(両側壁部、左右側壁部:以下ハウジング左右壁部と言う)をそれぞれ有している。また、複数のハウジング5は、各第2吸気通路12の軸線方向(吸気流方向)に対して直交する方向(各第2吸気通路12の重力方向)の両側に一対の上下壁部(天壁部、底壁部:以下ハウジング上下壁部と言う)をそれぞれ有している。
そして、複数のハウジング5は、各第2吸気通路12の軸線方向(吸気流方向)の上流端で開口し、インテークマニホールド4の各第1吸気通路11から各第2吸気通路12内に吸入空気を導入するための吸気導入口(入口部)を有している。
また、複数のハウジング5は、各第2吸気通路12の軸線方向(吸気流方向)の下流端で開口し、各第2吸気通路12から各吸気ポート2内に吸入空気を導入するための吸気導出口(出口部)を有している。
複数のハウジング5は、インテークマニホールド4の各ハウジング格納室13の格納室壁面(内壁面)21に対して所定の隙間を隔てて対面する外周面22をそれぞれ有している。また、複数のハウジング5は、その吸気流方向の下流側に、シリンダヘッド1のインマニ取付面3に対して所定の隙間を隔てて対面する環状端面23を有している。
そして、複数のハウジング5は、各第2吸気通路12の重力方向における下方側、つまり各第2吸気通路12の重力方向における下面側(第2吸気通路12の底面側)に、バルブ全開時に吸気流制御バルブ6が第2吸気通路12のメイン通路内に突き出ないように吸気流制御バルブ6を収納(格納)するためのバルブ収納空間24を有している。
ここで、第2吸気通路12のメイン通路とは、バルブ全開時における吸気流制御バルブ6の表裏2面のうちのフラットな面(バルブ表面)と、ハウジング5のハウジング上壁部との間に形成される空間、つまりバルブ収納空間24よりも第2吸気通路12の重力方向における上方側に形成される空間のことで、メイン通路は、インテークマニホールド4の各第1吸気通路11およびシリンダヘッド1の各吸気ポート2と同一の開口面積を有している。
そして、ハウジング5の両側壁部、つまりバルブ収納空間24の両側のハウジング左右壁部には、各第2吸気通路12を隔てて対向する2つのバルブ軸受け部がそれぞれ設けられている。これらのバルブ軸受け部の内部には、2つの支持孔がそれぞれ形成されている。なお、これらの支持孔の内周には、2つの軸受け部材(例えば円筒状のベアリング等)が嵌合保持されている。すなわち、ハウジング5のバルブ軸受け部は、2つのベアリングを介して、吸気流制御バルブ6の回転軸方向の両端部(2つのバルブ摺動部)を回転方向に摺動自在に支持している。
ここで、2つのベアリングは、内部に摺動孔が形成された円筒体であって、ハウジング5の2つのバルブ軸受け部の各支持孔の孔壁面に圧入固定されている。なお、これらのベアリングはなくても良い。
複数のバルブユニットの各吸気流制御バルブ6は、樹脂材料によって所定の形状に一体的に形成(樹脂一体成形)されている。また、複数の吸気流制御バルブ6は、各ハウジング5の軸線方向(吸気流方向)に対して直交する方向に回転中心軸線を有し、1本のピンロッド8に串刺し状態となるように結合された回転型のバルブである。また、複数の吸気流制御バルブ6は、各第2吸気通路12の通路断面積を変更するように、各ハウジング5の内部に開閉自在に収容されている。そして、複数の吸気流制御バルブ6は、各第2吸気通路12を開閉することで、各第2吸気通路12を流れる吸入空気を制御する。
そして、複数の吸気流制御バルブ6は、シャフト貫通孔26の周囲を取り囲むように、しかもピンロッド8の各バルブ保持部の周囲を周方向に取り囲むように配設された回転軸7、およびこの回転軸7の回転中心軸線から回転軸方向に対して垂直な半径方向の一方側(片側)に向かって延びる方形板状(または矩形板状)のバルブ本体等を有している。
また、複数の吸気流制御バルブ6の各回転軸7には、ピンロッド8がその回転軸方向(中心軸線方向)に貫通するシャフト貫通孔26が形成されている。なお、複数の吸気流制御バルブ6毎に形成される各シャフト貫通孔26は、ピンロッド8の断面形状(四角形状)に対応した多角穴形状(四角穴形状)、すなわち、ピンロッド8のバルブ保持部の断面形状と略同一の孔形状に形成され、吸気流制御バルブ6の回転軸7とピンロッド8との相対的な回転が規制されている。
複数の吸気流制御バルブ6は、板状のバルブ本体を全閉した全閉状態の時、つまりバルブ本体の開度(バルブ開度)が全閉位置にて全閉(閉弁)した全閉開度の状態の時(バルブ全閉時)に、回転軸7が、バルブ本体の中央部よりも、吸気流制御バルブ6の板厚方向に対して垂直なバルブ表面方向の片側(第2吸気通路12の重力方向における下方側、図示下方側)に偏った位置に配置されている。すなわち、本実施例のバルブユニットは、吸気流制御バルブ6として、バルブ本体の回転中心を成す回転軸7が、バルブ本体のバルブ中央部よりも、吸気流制御バルブ6の板厚方向に対して垂直なバルブ表面方向の一端側(図示下方側)にズレた片持ち式のバルブを構成している。
また、複数の吸気流制御バルブ6の各回転軸7は、各ハウジング5の内部(2つのバルブ軸受け部の各支持孔内)に回転自在に収容されている。また、回転軸7は、ピンロッド8の周囲を周方向に取り囲むように円筒形状に形成されている。そして、各吸気流制御バルブ6の回転軸方向の両端部(回転軸7の軸線方向の両端部)には、2つのベアリングを介して、ハウジング5の2つのバルブ軸受け部の内周(各支持孔の孔壁面)に回転方向に摺動自在に支持される2つのバルブ摺動部が設けられている。
ここで、複数のバルブユニットは、全ての吸気流制御バルブ6を全閉した全閉開度の状態の時(バルブ全閉時)の、各吸気流制御バルブ6の重力方向におけるバルブ上端面の一部(中央部)を切り欠くことで、エンジンの各気筒毎の燃焼室に供給する吸入空気に偏流(燃焼室内においてタンブル流となる偏流)を生じさせるための長方形状の開口部(切欠き部、スリット)27を設けている。なお、この開口部27は設けなくても良い。また、吸気流制御バルブ6のバルブ左右側面の一部を切り欠くことで、開口部(主開口部)27よりも開口面積が小さい副開口部を形成しても良い。
ここで、本実施例のピンロッド8は、例えば鉄系の金属材料によってその回転軸方向に垂直な断面が多角形状(例えば四角形状)に形成された多角断面シャフト(角形鋼製シャフト)である。このピンロッド8は、複数の吸気流制御バルブ6毎に形成される各シャフト貫通孔26の内部に挿入されている。ピンロッド8は、複数の吸気流制御バルブ6の各回転軸7を串刺し状態となるように結合することで、全ての吸気流制御バルブ6を連動可能に連結する1本の駆動軸である。このピンロッド8は、複数の吸気流制御バルブ6毎に形成される各シャフト貫通孔26の孔壁面に圧入固定されている。
また、多角形状の断面を有するピンロッド8を直接ハウジング5の2つのバルブ軸受け部の各支持孔に支持しても、ピンロッド8を円滑に回転させることはできない。このため、本実施例のピンロッド8は、各回転軸7により被覆され、外周側が回転軸7を介して2つのベアリングの内周面(摺動孔の孔壁面)に回転自在に軸支されている。
なお、本実施例のバルブユニットでは、吸気流制御バルブ6の回転軸7の2つのバルブ摺動部と2つのベアリングの各摺動孔の孔壁面との間に、吸気流制御バルブ6の回転軸7を2つのベアリングの各摺動孔内で円滑に回転させるための、所定の摺動クリアランス(隙間)が形成されている。
2つの第1、第2ガスケット14、15は、2組の対辺よりなる4つの辺で囲まれた長方形環状(または矩形環状)のゴム弾性体(耐油ゴム、例えばクロロピレンゴム:CR、ニトリルゴム:NBR、フロロシリコンゴム)である。
第1ガスケット14は、シリンダヘッド1のインマニ取付面3とインテークマニホールド4の結合面16との間に配置される方形環状(または矩形環状)の第1ガスケット本体41を有している。この第1ガスケット本体41は、インテークマニホールド4の結合面16に形成された方形環状(または矩形環状)の第1ガスケット嵌合溝31内に嵌め込まれている。そして、第1ガスケット本体41は、シリンダヘッド1のインマニ取付面3とインテークマニホールド4の結合面16との間に介在して、シリンダヘッド1のインマニ取付面3とインテークマニホールド4の結合面16との間に形成される環状隙間をシール(密閉)する機能を有している。
第1ガスケット本体41の内周からは、複数の弾性変形部43が、シリンダヘッド1のインマニ取付面3とハウジング5の環状端面23との間に侵入するように突き出している。複数の弾性変形部43は、シリンダヘッド1のインマニ取付面3とハウジング5の環状端面23との間に配置されて、少なくとも吸気流方向への弾性変形が可能な衝撃吸収部である。なお、複数の弾性変形部43は、第1ガスケット本体41を構成する4つの辺にそれぞれ設けられているが、少なくとも1組の対辺に設けられていれば良い。
また、第1ガスケット14の各弾性変形部43は、各第2吸気通路12の内部に突き出さないように、ハウジング5の吸気通路壁面よりも第2吸気通路側に対して逆側に引っ込んでいる。
ここで、本実施例のインテークマニホールド4の環状端面17は、インテークマニホールド4の結合面16よりも第1ガスケット14の弾性変形部43の厚さ分だけ吸気流方向の上流側に引っ込んでいる。また、本実施例のハウジング5の環状端面23は、インテークマニホールド4の結合面16よりも第1ガスケット14の弾性変形部43の厚さ分だけ吸気流方向の上流側に引っ込んでいる。
第2ガスケット15は、インテークマニホールド4の内壁面21とハウジング5の外周面22との間に配置される方形環状(または矩形環状)の第2ガスケット本体42を有している。この第2ガスケット本体42は、ハウジング5の外周面22に形成された方形環状(または矩形環状)の第2ガスケット嵌合溝32内に嵌め込まれている。そして、第2ガスケット本体41は、インテークマニホールド4の内壁面21とハウジング5の外周面22との間に介在して、インテークマニホールド4の内壁面21とハウジング5の外周面22との間に形成される筒状隙間をシール(密閉)する機能、およびインテークマニホールド4からハウジング5に伝わるエンジン振動や車両振動を減衰する機能を有している。
ここで、ピンロッド8を介して、吸気流制御バルブ6を駆動する電動モータは、ECUによって通電制御されるように構成されている。このECUには、制御処理や演算処理を行うCPU、制御プログラムまたは制御ロジックや各種データを保存する記憶装置(ROMやRAM等のメモリ)、入力回路(入力部)、出力回路(出力部)、電源回路、タイマー等の機能を含んで構成される周知の構造のマイクロコンピュータが設けられている。
また、ECUは、イグニッションスイッチがオン(IG・ON)されると、メモリ内に格納された制御プログラムまたは制御ロジックに基づいて、吸気渦流発生装置の電動モータおよびスロットル制御装置の電動モータを通電制御すると共に、点火装置(イグニッションコイル、スパークプラグ等)および燃料噴射装置(電動フューエルポンプ、インジェクタ等)を駆動するように構成されている。これにより、エンジンの運転中に、バルブユニット(TCV)のバルブ開度、吸入空気量、燃料噴射量等が各々制御指令値(制御目標値)となるように制御される。
また、ECUは、イグニッションスイッチがオフ(IG・OFF)されると、メモリ内に格納された制御プログラムまたは制御ロジックに基づく点火制御や燃料噴射制御等を含むエンジン制御等が強制的に終了されるように構成されている。なお、エンジンの停止時または停止後には、吸気渦流発生装置の電動モータへの電力供給が遮断されて、バルブユニット(TCV)のバルブ開度が、リターンスプリングの付勢力によって、全開位置にて開弁した状態(全開開度の状態)となるように制御される。
[実施例1の作用]
次に、本実施例の内燃機関の吸気制御装置(吸気渦流発生装置)の作用を図1に基づいて簡単に説明する。
ECUは、イグニッションスイッチがオン(IG・ON)されると、スロットル制御装置の電動モータを通電制御すると共に、点火装置(イグニッションコイル、スパークプラグ等)および燃料噴射装置(電動フューエルポンプ、インジェクタ等)を駆動する。これにより、エンジンが運転される。このとき、エンジンの特定気筒が排気行程から、吸気バルブが開弁し、ピストンが下降する吸気行程に移行すると、ピストンの下降に従って当該気筒の燃焼室内の負圧(大気圧よりも低い圧力)が大きくなり、開弁している吸気ポート2から燃焼室に混合気が吸い込まれる。
また、ECUは、エンジンが温まっており、吸入空気量(吸気量)が多く必要な時、つまりエンジンの通常運転時に、電動モータへの供給電力を制御(例えば電動モータを通電)する。このとき、電動モータの駆動力を利用して複数の吸気流制御バルブ6およびピンロッド8が開弁作動方向に駆動されるため、複数の吸気流制御バルブ6が開かれる。すなわち、バルブユニット(TCV)のバルブ開度が、全開位置にて開弁した状態(全開開度の状態)となるように制御される。
この場合、エンジンのインテークマニホールド4の第1吸気通路11から、ハウジング5の入口部を経てハウジング5の内部に形成される第2吸気通路12に流入した吸気流は、第2吸気通路12をストレートに通過して、ハウジング5の出口部からエンジンのシリンダヘッド1に設けられる吸気ポート2内に導入される。そして、吸気ポート2を通過した吸気流は、吸気ポート2の吸気弁口から燃焼室内に供給される。このとき、燃焼室内において縦方向の吸気渦流(タンブル流)は発生しない。
一方、ECUは、エンジンが冷えており、吸入空気量(吸気量)が少なくても良い時、つまりエンジン始動時またはアイドル運転時に、電動モータへの供給電力を制御(例えば電動モータを通電)する。このとき、電動モータの駆動力を利用して複数の吸気流制御バルブ6およびピンロッド8が閉弁作動方向に駆動されるため、複数の吸気流制御バルブ6が閉じられる。すなわち、バルブユニット(TCV)のバルブ開度が、全閉位置にて閉弁した状態(全閉開度の状態)となるように制御される。
この場合、エンジンのインテークマニホールド4の第1吸気通路11から、ハウジング5の入口部を経て第2吸気通路12に流入した吸気流は、殆ど吸気流制御バルブ6のバルブ上端面とハウジング5のハウジング上壁部との間の隙間(開口部27)を通過して、ハウジング5の出口部から各吸気ポート2の上層部内に導入され、吸気ポート2の上層部の天壁面に沿って流れる。そして、吸気ポート2の上層部の天壁面に沿って流れる吸気流は、吸気ポート2の吸気弁口から燃焼室内に供給される。このとき、エンジンの各気筒毎の燃焼室内においてタンブル流が発生するため、エンジン始動時またはアイドル運転時における燃焼室内での燃焼効率が向上し、燃費やエミッション(例えばHC低減効果)等が改善される。
[実施例1の効果]
以上のように、本実施例の吸気渦流発生装置においては、第1ガスケット14の第1ガスケット本体41の内周に、複数の弾性変形部43を部分的に、しかも一体的に形成したことにより、吸気流制御バルブ6がエンジンの吸気負圧を受けて、ハウジング5および吸気流制御バルブ6がシリンダヘッド1のインマニ取付面側に移動しても、シリンダヘッド1のインマニ取付面3とハウジング5の環状端面23との間に配置される第1ガスケット14の複数の弾性変形部43の弾性変形作用(衝撃吸収機能)によって、シリンダヘッド1のインマニ取付面3とハウジング5の環状端面23との干渉および衝突を緩和することが可能となる。
したがって、エンジンのシリンダヘッド1のインマニ取付面3とバルブユニット(TCV)のハウジング5の環状端面23との干渉および衝突に起因する異音等の発生を抑制することができる。
また、第1ガスケット14の第1ガスケット本体41の内周に、シリンダヘッド1のインマニ取付面3とハウジング5の環状端面23との間に形成される隙間に侵入するように、複数の弾性変形部43を一体的に形成している。具体的には、シリンダヘッド1のインマニ取付面3とインテークマニホールド4の結合面16との間に配置される第1ガスケット本体41の内周から、シリンダヘッド1のインマニ取付面3とハウジング5の環状端面23との間に形成される隙間に突き出すように、複数の弾性変形部43を設けたことにより、部品点数および組付工数の増加を抑制できるので、コストを削減することができる。 また、本実施例のバルブユニット(TCV)においては、第1ガスケット14の複数の弾性変形部43が、第2吸気通路12の内部に突き出さないように、ハウジング5の吸気通路壁面よりも第2吸気通路側に対して逆側に引っ込んでいる。これにより、第2吸気通路12を流れる吸入空気の吸気抵抗の増加を防止することが可能となるので、エンジンの各気筒毎の燃焼室に供給される吸入空気量の減少を防止することができる。
ここで、本実施例のインテークマニホールド4の環状端面17は、インテークマニホールド4の結合面16よりも第1ガスケット14の弾性変形部43の厚さ分だけ吸気流方向の上流側に引っ込んでいる。また、本実施例のハウジング5の環状端面23は、インテークマニホールド4の結合面16よりも第1ガスケット14の弾性変形部43の厚さ分だけ吸気流方向の上流側に引っ込んでいる。これにより、仮に締結作業によってシリンダヘッド1のインマニ取付面3にインテークマニホールド4の結合面16を気密的に密着するように結合した場合でも、シリンダヘッド1のインマニ取付面3とインテークマニホールド4の環状端面17およびハウジング5の環状端面23との間で複数の弾性変形部43が潰されることはない。したがって、第1ガスケット14の弾性変形部43における衝撃吸収機能の低下を防止することができる。
図2は本発明の実施例2を示したもので、図2(a)はバルブユニット(カートリッジ)を示した正面図で、図2(b)は内燃機関の吸気制御装置を示した図である。
本実施例では、バルブユニット(TCV)のハウジング5の環状端面23が、シリンダヘッド1のインマニ取付面3に対して所定の隙間を隔てて対峙している。また、本実施例では、第1ガスケット嵌合溝31よりも外周側に設けられるインテークマニホールド4の結合面16と、第1ガスケット嵌合溝31よりも内周側に設けられるインテークマニホールド4の環状端面17とが、同一平面上に配置されている。つまり、インテークマニホールド4の環状端面17は、シリンダヘッド1のインマニ取付面3に結合される結合面16を構成している。
また、本実施例の第2ガスケット15は、シリンダヘッド1のインマニ取付面3とハウジング5の環状端面23との間に配置される複数の弾性変形部44を有している。これらの弾性変形部44は、第2ガスケット本体42の前面(吸気流方向の下流側端面)より吸気流方向の下流側に延長された方形環状(または矩形環状)の延長部45の内周から、シリンダヘッド1のインマニ取付面3とハウジング5の環状端面23との間に侵入するように突き出している。
複数の弾性変形部44は、シリンダヘッド1のインマニ取付面3とハウジング5の環状端面23との間に配置されて、少なくとも吸気流方向への弾性変形が可能な衝撃吸収部である。なお、複数の弾性変形部44は、第2ガスケット本体42の延長部45を構成する4つの辺にそれぞれ設けられているが、少なくとも1組の対辺に設けられていれば良い。
また、複数の弾性変形部44は、各第2吸気通路12の内部に突き出さないように、ハウジング5の吸気通路壁面よりも第2吸気通路側に対して逆側に引っ込んでいる。
ここで、本実施例のハウジング5の環状端面23は、インテークマニホールド4の結合面16よりも第2ガスケット15の弾性変形部44の厚さ分だけ吸気流方向の上流側に引っ込んでいる。
以上の構成により、本実施例の吸気渦流発生装置またはバルブユニットは、実施例1と同様な効果を達成することができる。
[変形例]
本実施例では、本発明を、吸気渦流発生装置を備えた内燃機関の吸気制御装置に適用しているが、本発明を、内燃機関の各気筒毎の燃焼室内に吸入される吸入空気量を制御する内燃機関の吸気量制御装置(スロットル制御装置)、吸気通路の通路長や通路断面積を変更する吸気可変弁を備えた内燃機関の可変吸気制御装置に適用しても良い。
本実施例では、吸気渦流発生装置を、エンジンの各気筒毎の燃焼室内にて混合気の燃焼を促進させるための縦方向の吸気渦流(タンブル流)の生成が可能となるように構成したが、吸気渦流発生装置を、エンジンの各気筒毎の燃焼室内にて混合気の燃焼を促進させるための横方向の吸気渦流(スワール流)の生成が可能となるように構成しても良い。また、吸気渦流発生装置を、エンジンの燃焼を促進させるためのスキッシュ渦の生成が可能となるように構成しても良い。
本実施例では、吸気流制御バルブ6の回転軸7を駆動するバルブ駆動装置(アクチュエータ)を、電動モータを備えた電動式アクチュエータによって構成したが、バルブの回転軸を駆動するアクチュエータを、電磁式または電動式負圧制御弁を備えた負圧作動式アクチュエータや、コイル等の電磁石およびムービングコア(またはアーマチャ)を備えた電磁式アクチュエータによって構成しても良い。
また、吸気導入ダクト内部に形成される吸気通路に設置されたバルブを有し、エンジンの燃焼室に吸い込まれる吸入空気(吸気)を制御する吸気制御弁として、本実施例のTCVの代わりに、スロットルボディ内部に形成される吸気通路に設置されたスロットルバルブを有し、エンジンの燃焼室に吸い込まれる吸入空気量(吸気量)を制御する吸気流量制御弁、ハウジング内部に形成される吸気通路に設置されたアイドル回転速度制御バルブを有し、スロットルバルブをバイパスする吸入空気量(吸気量)を制御する吸気流量制御弁等を用いても良い。
また、バルブを有する吸気制御弁として、TCV等の吸気流制御弁または吸気流量制御弁の代わりに、吸気通路開閉弁、吸気通路切替弁、吸気圧力制御弁を用いても良い。また、本発明の吸気制御弁を、タンブル流制御弁やスワール流制御弁等の吸気流制御弁、吸気通路の通路長や通路断面積を変更する吸気可変弁等に適用しても良い。また、エンジンとして、ディーゼルエンジンを用いても良い。また、エンジンとして、多気筒エンジンだけでなく、単気筒エンジンを用いても良い。
また、バルブは、多連一体型のバルブに限定されず、吸気通路に設置されるバルブであれば、1個の片持ち式のバルブまたは1個の両持ち式のバルブのいずれでも良い。
また、吸気流制御バルブ6を、インテークマニホールド4を除く他の吸気管内、あるいはエンジンのシリンダヘッド1の吸気ポート2内に組み込んでも良い。
また、本実施例では、吸気流制御バルブ6の正面形状を方形状または矩形状としているが、吸気流制御バルブ6の正面形状を円形状または楕円形状または長円形状または多角形状としても良い。この場合には、吸気導入ダクトのハウジング(筒部)内の吸気通路の断面形状を吸気流制御バルブ6の正面形状に対応して変更する。
また、本実施例では、1個のハウジング5の内部に1個の吸気流制御バルブ6を開閉自在に組み込んだバルブユニットを、吸気導入ダクトとしてのインテークマニホールド4の内部にピンロッド8の回転軸方向に一定の間隔で複数配置した多連一体型バルブ開閉装置を採用しているが、吸気導入ダクト(その他のエンジン吸気管またはエンジンヘッドカバーまたはシリンダヘッド)の内部にシャフトの回転軸方向に一定の間隔で複数のバルブを直接配置した多連一体型バルブ開閉装置を採用しても良い。この場合には、ハウジング5を廃止できる。
本実施例では、第1ガスケット14の弾性変形部43、および第2ガスケット15の弾性変形部44を、第1、第2ガスケット本体41、42から、シリンダヘッド1のインマニ取付面(内燃機関の取付面)3とハウジング5の環状端面23との間に形成される隙間に侵入するように突き出しているが、第1ガスケット14の弾性変形部43、および第2ガスケット15の弾性変形部44を、第1、第2ガスケット本体41、42から、シリンダヘッド1のインマニ取付面(内燃機関の取付面)3またはハウジング5の環状端面23に貼り付くように突き出しても良い。
(a)は(b)のA−A断面図で、(b)は内燃機関の吸気制御装置を示した概略図である(実施例1)。 (a)は(b)のB−B断面図で、(b)は内燃機関の吸気制御装置を示した概略図である(実施例2)。 (a)は(b)のC−C断面図で、(b)は内燃機関の吸気制御装置を示した概略図である(従来の技術)。 バルブユニットを示した概略図である(従来の技術)。
符号の説明
1 エンジン(内燃機関)のシリンダヘッド
2 エンジンの吸気ポート(内燃機関の吸気ポート)
3 シリンダヘッドのインマニ取付面(内燃機関の取付面)
4 エンジンのインテークマニホールド(吸気導入ダクト)
5 バルブユニットのハウジング
6 バルブユニットの吸気流制御バルブ
7 吸気流制御バルブの回転軸
8 ピンロッド(シャフト)
11 インテークマニホールドの第1吸気通路(吸気導入通路)
12 ハウジングの第2吸気通路(内燃機関の吸気通路)
13 インテークマニホールドのハウジング格納室
14 第1ガスケット
15 第2ガスケット
16 インテークマニホールドの結合面
23 ハウジングの環状端面
41 第1ガスケット本体
42 第2ガスケット本体
43 第1ガスケットの弾性変形部(衝撃吸収部)
44 第2ガスケットの弾性変形部(衝撃吸収部)

Claims (10)

  1. (a)内燃機関の取付面に結合されて、内部に格納室が形成された吸気導入ダクトと、 (b)この吸気導入ダクトの格納室内に格納されて、内部に吸気通路が形成されたハウジングと、
    (c)このハウジングの内部に収容されて、前記吸気通路を開閉するバルブと、
    (d)前記内燃機関の取付面と前記吸気導入ダクトとの間、あるいは前記吸気導入ダクトの格納室壁面と前記ハウジングとの間に装着されたガスケットと
    を備えた内燃機関の吸気制御装置において、
    前記ハウジングは、前記内燃機関の取付面に対して所定の隙間を隔てて対峙しており、 前記ガスケットは、前記内燃機関の取付面と前記ハウジングとの間に配置された弾性変形部を有していることを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の吸気制御装置において、
    前記吸気導入ダクトは、その吸気流方向の下流側に、前記内燃機関の取付面に結合される結合面を有し、
    前記格納室は、前記吸気導入ダクトの結合面上で開口していることを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の内燃機関の吸気制御装置において、
    前記吸気導入ダクトは、前記ハウジングの周囲を取り囲むように配設されており、
    前記ハウジングは、前記吸気導入ダクトの格納室壁面に対して所定の隙間を隔てて対面する外周面を有していることを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載の内燃機関の吸気制御装置において、
    前記ハウジングは、その吸気流方向の下流側に、前記内燃機関の取付面に対して所定の隙間を隔てて対面する環状端面を有していることを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載の内燃機関の吸気制御装置において、
    前記弾性変形部は、前記吸気通路の内部に突き出ないように、前記ハウジングの吸気通路壁面よりも前記吸気通路側に対して逆側に引っ込んでいることを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載の内燃機関の吸気制御装置において、
    前記ガスケットは、前記内燃機関の取付面と前記吸気導入ダクトとの間に配置された環状のガスケット本体を有し、
    前記弾性変形部は、前記ガスケット本体から、前記内燃機関の取付面と前記ハウジングとの間に侵入するように突き出していることを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
  7. 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載の内燃機関の吸気制御装置において、
    前記ガスケットは、前記吸気導入ダクトの格納室壁面と前記ハウジングとの間に配置された環状のガスケット本体を有し、
    前記弾性変形部は、前記ガスケット本体から、前記内燃機関の取付面と前記ハウジングとの間に侵入するように突き出していることを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1つに記載の内燃機関の吸気制御装置において、
    前記吸気導入ダクトは、その吸気流方向の下流側に、前記内燃機関の取付面に結合される結合面を有し、
    前記ハウジングは、その吸気流方向の下流側に、前記内燃機関の取付面に対して所定の隙間を隔てて対面する環状端面を有し、
    前記ハウジングの環状端面が、前記吸気導入ダクトの結合面よりも前記弾性変形部の厚さ分だけ吸気流方向の上流側に引っ込んでいることを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のうちのいずれか1つに記載の内燃機関の吸気制御装置において、
    前記バルブは、前記ハウジングの内部に回転自在に収容される回転軸を有していることを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
  10. 請求項9に記載の内燃機関の吸気制御装置において、
    前記バルブは、その回転軸方向の両端に、前記ハウジングに摺動自在に支持される2つの摺動部を有していることを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
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