JP2009051642A - エレベータ乗りかご - Google Patents

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Abstract

【課題】 災害や故障等でエレベータが緊急停止し、エレベータ内に搭乗者が長時間閉じ込められても、搭乗者の生命や健康を損なわず、身の安全を確保できるエレベータ乗りかごを提供する。
【解決手段】 非常用ユニットを備えたエレベータ乗りかごであって、非常用ユニットは、非常用物資を収納する収納箱と、収納箱を収納する収納部とからなり、収納箱は、エレベータ床面に設置可能な接地面と、接地面と平行に対向する天面と、接地面と天面を結ぶ側面とからなり、収納部は、複数の収納箱を収納可能な収納部本体と、収納部本体に設けられた唯一の開口部と、開口部を塞ぐ開閉扉と、開閉扉を施錠する施錠部とを備え、複数の収納箱は、垂直方向に積み重ね可能であること特徴とする。また、開閉扉は、人手による破壊が可能であっても良い。また、収納箱の接地面には凸状又は凹状の嵌合部が設けられ、天面には接地面に設けられた嵌合部と嵌合する凹状又は凸状の嵌合部が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、災害や非常事態等によってエレベータが緊急停止した時、救助されるまで間、搭乗者の安全を確保するためのエレベータ乗りかごに関する。
エレベータは、高層ビルや高層マンション等は当然設置されているが、近年では中・低層階のビルやマンション等にも設置されるようになり、我々の生活に必須な装置となっている。
ところで、阪神淡路大震災では様々な被害が報告されたが、ライフライン切断による電力供給停止や、揺れによるエレベータシステムの故障等によって、エレベータが非常停止し、エレベータ内に搭乗者が長時間閉じ込められるという事故が数多く報告された。特に、災害時は、非常に混乱しており、多くの人が避難するのに精一杯で、エレベータ内に人が閉じ込められていることを感知できなかったり、救助する順番の関係でも、長時間エレベータ内に閉じ込められることもある。
また、近年のエレベータシステムは、快適性、スピード重視のため非常に複雑化している。そのため、故障や誤作動を起こした時、復旧までに相当な時間を要することがあり、救出が遅れるといったケースもある。
また、エレベータは建造物内に設けられているため、エレベータシステムを新しくするには相当の費用や工事期間が必要となる。そのため、古い建造物にはエレベータシステムを変えていないものもあり、老朽化によって故障し、エレベータ内に閉じ込められるケースも多い。
そして、従来は、エレベータシステムのエラーや故障を起こさないことが、エレベータの安全・信頼と考えられていたため、実際に災害や故障が生じた時、二次的被害が大きくなるケースが多かった。
以上のことから、災害や故障等でエレベータが緊急停止し、エレベータ内に搭乗者が長時間閉じ込められても、搭乗者の生命や健康を損なわず、身の安全を確保できるエレベータシステムや救護装置等の開発が切望されていた。
上記課題を解決するため本発明に係るエレベータ乗りかごは、非常用ユニットが備えられ、非常用ユニットは、非常用物資を収納する収納箱と、収納箱を収納する収納部とからなり、収納箱は、エレベータ床面に設置可能な接地面と、接地面と平行に対向する天面と、接地面と天面を結ぶ側面とからなり、収納部は、複数の収納箱を収納可能な収納部本体と、収納部本体に設けられた唯一の開口部と、開口部を塞ぐ開閉扉と、開閉扉を施錠する施錠部とを備え、複数の収納箱は、垂直方向に積み重ね可能であること特徴とする。
また、開閉扉は、人手による破壊が可能であっても良い。また、収納部は、エレベータ乗りかごの床の一部で、開閉扉の表面がエレベータ乗りかごの床と同一面上にあっても良い。また、収納部は、エレベータ乗りかごの壁面の一部で、開閉扉の表面がエレベータ乗りかごの壁面と同一面上にあっても良い。
また、収納箱の接地面には凸状又は凹状の嵌合部が設けられ、天面には接地面に設けられた嵌合部と嵌合する凹状又は凸状の嵌合部が設けられていても良い。また、収納箱外周面の一部にクッション部材を設けても良い。
また、施錠部は、暗証番号入力して開錠するための暗証番号入力手段と、情報を表示する表示手段と、エレベータ乗りかご外からの信号を受信する通信部とを備え、通信部が特別信号を受信した時、施錠部は自動的に開錠しても良い。また、施錠部は、地震波を感知する地震波感知部を備え、地震波感知部が地震波を感知した時に自動的に開錠しても良い。
また、暗証番号入力手段を照らす照射灯が設けられていても良い。また、照射灯は、地震波感知部が地震波を感知した時に自動的に点灯しても良い。また、暗証番号入力手段及び/又は暗証番号入力近傍には、蓄積した光を発する蓄光処理が施されていても良い。
また、エレベータ乗りかごは、地震波を感知する地震波感知部を備え、施錠部は、地震波感知部が地震波を感知した時に自動的に開錠しても良い。
本発明に係るエレベータ乗りかごは、非常用ユニットが備えられ、非常用ユニットは、非常用物資を収納する収納箱と、収納箱を収納する収納部とからなるため、エレベータ内に長時間閉じ込められても搭乗者の生命及び安全の確保が可能となる。更に、複数の収納箱は、垂直方向に積み重ね可能であるため、エレベータ天井部から脱出する時に、収納箱を階段状に摘み上げて安全且つ安定した足場とすることができ、安全且つ迅速に避難や救出ができる。
また、開閉扉は、人手による破壊が可能であるため、エレベータ搭乗者が施錠部の開錠方法を知らなくても、非常物資を手にすることができ、搭乗者の安全及び生命の確保が可能となる。
また、収納部は、エレベータ乗りかごの床又は壁面の一部で、開閉扉の表面がエレベータ乗りかごの床又は壁面と同一面上にあるため、エレベータ乗りかご内のスペースを確保することができる。
また、収納箱の接地面には凸状又は凹状の嵌合部が設けられ、天面には接地面に設けられた嵌合部と嵌合する凹状又は凸状の嵌合部が設けられているため、階段状又は垂直方向に収納箱を積み上げた時、収納箱が位置ずれしなくなり、安全に収納箱上に載ることができる。更に、嵌合部によって収納部内に整然と収納箱を収納することができる。
また、収納箱外周面の一部にクッション部材を設けたため、長時間エレベータ内に閉じ込められても、収納箱を椅子として座ることができ、疲労を低減させることができる。
また、施錠部は、暗証番号入力して開錠するための暗証番号入力手段と、情報を表示する表示手段を有しているため、収納箱及び非常物資の盗難やいたずらを防止することができる。更に、施錠部は、エレベータ乗りかご外からの信号を受信する通信部とを備え、通信部が特別信号を受信した時、施錠部は自動的に開錠するため、エレベータ外部から施錠部を開錠でき、搭乗者が開錠方法を知らなくても収納箱及び非常物資を手にすることができる。
また、施錠部又はエレベータ乗りかごには、地震波を感知する地震波感知部を備え、施錠部は、地震波感知部が地震波を感知した時に自動的に開錠するため、エレベータが地震によって緊急停止したと同時に非常物資を手にすることができ、搭乗者の安全を確実に確保することができる。
また、暗証番号入力手段を照らす照射灯が設けられているため、電力供給停止等による停電状態でも、収納部本体の位置を把握でき、暗証番号入力が可能となる。また、照射灯は、地震波感知部が地震波を感知した時に自動的に点灯するため、地震が発生すると同時に照射灯を点灯させることができ、エレベータ内の混乱を防ぐことができる。また、暗証番号入力手段及び/又は暗証番号入力近傍には、蓄積した光を発する蓄光処理が施されているため、照射灯が点灯しなくても、暗証番号入力が可能となる。
本発明に係るエレベータ乗りかご2について図を参照にしながら説明する。図1及び図2は、本発明に係るエレベータ乗りかご2を示した説明図である。なお、これらの図は本発明を説明するためだけのものであり、本発明を何ら限定するものではない。
本発明に係るエレベータは、建築物内外に設けられ、エレベータ乗りかご2を上下動させる手段と、制御装置を有し、所定フロアにて搭乗者が乗降できれば、具体的な形態やシステムについては特に限定しない。また、エレベータ乗りかご2は、一般的なエレベータシステムで使用されているもので良く、ボックス状の乗りかご本体と、扉と、階ボタンとを有していれば、その他の設備や装備などについてはどの様なものが設けれていても良い。
本発明に係るエレベータ乗りかご2は、非常用ユニット4が備えられていることを特徴とする。本発明に係る非常用ユニット4は、非常用物資を収納する収納箱6と、収納箱6を収納する収納部とからなることを特徴とする。
図2中では、非常用物資として飲料水と救急箱が示されているが、この他にも、例えば、乾パン等の非常食、簡易トイレ、トイレ用カーテン、懐中電灯、緊急用ラジオ、無線機、ロープ、軍手、毛布、携帯型カイロ、簡易扇風機等が挙げられるが、その他にも適宜設定して収納すれば良い。複数の収納箱6には、全て同じ内容のものを収納しても良いし、収納箱6毎に内容物を変えても良く、適宜設定すれば良い。
図6は、本発明に係る収納箱6の一例を示した説明図である。収納箱6は、非常物資を収納するボックスのことで、エレベータ床面に設置可能な接地面10と、接地面10と平行に対向する天面8と、接地面10と天面8を結ぶ側面12とを備えている。図6に示された収納箱6は、直方体となっているが、接地面10と天面8と側面12を有し、複数の収納箱6を垂直方向に積み重ね可能であれば、円筒状、台錐状等であっても良く、適宜設定すれば良い。収納箱6の寸法は適宜設定すれば良いが、30cm程度の高さ、30cm程度の横幅、50cm程度の奥行きを有していれば、相当量の非常用物資を収納することができる。この収納箱6を垂直方向に積み重ね可能とすることで、図7に示されたように収納箱6を階段状に積み上げることができる。これにより、エレベータ乗りかご2の天井部からの脱出時に、安全且つ確かな足場とすることができ、子供やお年寄り等、身軽に行動できない人でも、安全且つ迅速に脱出又は救出が可能となる。
収納箱6の材料等については、成型が容易で、人が載っても破損しない程度の強度を有する材料を使用するのが良い。具体例としては、鉄、アルミ、ステンレス等の金属や、プラスチック、アクリル等の樹脂等が良い。その他にも、例えば、段ボールや木材等も使用可能であるが、強度補強したり、難燃処理等の何らかの補強や処理を施すのが良い。また、収納箱6の枠を金属や樹脂等で形成し、外周面を紙類や他の材料で形成しても良い。
また、収納箱6の天面8及び接地面10には、凸状又は凹状の嵌合部が設けられても良い。天面8及び接地面10にどの様な嵌合部を設けても良いが、天面8に凸状嵌合部14を設け、接地面10に凹状嵌合部16を設けるのが良い。嵌合部の形状は、凸状嵌合部14及び凹状嵌合部16が嵌合すれば良く、適宜設定すれば良い。また、収納箱6が複数の場合は、凸状嵌合部14の形状及び形成位置、凹状嵌合部16の形状及び形成位置は全て同一であった方が良い。図6に示された収納箱6は、嵌合部として接地面10の中央に収納箱6内部側へ一直線状に凹んだ凹部を設け、天面8に凹部と嵌合する凸部を設けている。また、図2、図7、図8に示されたように、必ずしも凸状嵌合部14を設ける必要は無い。図7に示されたように、階段状に収納箱6を積み上げた時、凸状嵌合部14があるとつまずくおそれがあるため、収納箱6を階段状に積み上げる時、足場となる収納箱6の天面8は平坦である方が良い。
また、収納箱6外周面の一部にクッション部材を設けても良い。これにより、図8に示されたように、搭乗者が収納箱6を椅子として座ることができ、疲労の低減が可能となる。このクッション部材は、椅子として使用する材料、硬度、質感のものを使用するのが良い。クッション部材を設ける箇所としては、収納箱6の外周面の任意の箇所で良いが、天面8や接地面10に設ける場合は、クッション部材によって嵌合状態に支障が生じないように設けるのが良い。
また、収納箱6の一部又は全部は、外側から収納物を視認可能であっても良い。例えば、収納箱6の外周面に窓部を設けても良い。この窓部は、収納箱6の外周の一部を空洞状にくり抜いても良いし、ガラスやアクリル等の透明板を嵌め込んでも良い。また、収納箱6全体を透明材料で形成しても良く、視認可能とする方法は適宜設定すれば良い。また、収納箱6外周面を、格子状や網目状にしても良い。
次に、本発明に係る収納部について説明する。図3は本発明に係る収納部の一実施の形態を示した説明図で、図4は開閉扉22を開いた状態を示した説明図である。本発明に係る収納部は、複数の収納箱6を収納する収納部本体18と、収納部本体18に設けられた唯一の開口部20と、開口部20を塞ぐ開閉扉22と、開閉扉22の開閉を制御する施錠部24とを備えることを特徴とする。
収納部本体18の形状については、複数の収納箱6を収納できれば、収納箱6の形状や収納方法、エレベータ乗りかご2の形状やスペース等を考慮し、適宜設定すれば良い。また、収納部本体18の寸法についても、収納箱6の形状や寸法に応じて適宜設定すれば良いが、図4に示されたように、収納部本体18内に5〜6個の収納箱6を収納する場合は、180〜200cm程度の高さ、30cm程度の横幅、50cm程度の奥行きを有していれば良い。図4に示された収納部本体18は、直方体の収納箱6を複数縦に積み上げて収納しているが、収納箱6を横に並べ収納可能であっても良い。また、収納部本体18の材料についても特に限定しないが、災害や非常事態でも破損しない強度を有し、難燃性を有する材料で形成するのが良く、金属又は強化プラスチック等を使用するのが良い。その他の材料で形成しても良いが、その時は、補強部材を設けたり、難燃処理を施すのが好ましい。
収納部本体18は、図1に示されたように、エレベータ乗りかご2内に設置するのが良いが、エレベータ乗りかご2の床の一部を収納部本体18としても良い。エレベータ乗りかご2の容量や形状によっては、収納部本体18を設置すると搭乗スペースが狭くなる場合もあるため、収納部本体18をエレベータ乗りかご2の床内に設け、搭乗スペースを確保しようとするものである。同様に、エレベータ乗りかご2の壁面の一部を収納部本体18としても良い。収納部をエレベータ乗りかご2の床面又は壁面の一部とした場合は、開閉扉22の表面がエレベータ乗りかご2の床面又は壁面と同一面上になるのが良い。
収納箱6入出用の開口部20は、収納部本体18に一箇所のみ形成されていれば良く、その形状や形成位置などについては、収納箱6の形状や収納部本体18の形状、収納箱6の収納方法、収納箱6を取り出す方向等を考慮して適宜設定すれば良い。また、開閉扉22は、施錠時に内容物の取り出しが出来ないように開口部20を塞ぐことができれば、どの様な形状、構造、形態であっても良い。図3及び図4では、板状の扉を使用しているが、格子状や網目状でも良い。また、開閉扉22は、人手による破壊が可能であると更に良い。開閉扉22の具体的な強度や硬度の数値は適宜設定すれば良いが、一般的な成人男性が何も持たずに開閉扉22を叩き割る又は蹴破ることができ、一般的な成人女性が何かしらの硬物を利用して開閉扉22を叩き割ることができる程度の強度又は硬度を有していれば良い。人手による破壊が可能な開閉扉22は、プラスチック、アクリル、ガラス等で形成するのが良い。また、開閉扉22は、内容物が視認可能なように、透明に形成しても良いし、窓部を設けても良い。
また、施錠部24は開閉扉22を施錠できれば良く、例えば、南京錠等の簡易な錠前や、図3に示されたようなダイヤル式のキーシステム、図5に示されたような暗証番号入力によるキーシステム等を使用することができる。その他の施錠方法でも良く、施錠部24の形態、手段、装置、システムについては適宜設定すれば良い。また、施錠部24は、非常事態やエレベータ緊急停止時に、開錠手段を持たない又は開錠方法を知らない者でも開錠可能であると更に良い。この方法としては、例えば、施錠部24に外部と通信可能な通信手段を設け、外部から特定信号を送ると、自動で開錠するようなシステムにしても良い。その他にも、施錠部24にモニター等の表示手段26を設け、外部から特定信号を送ると、表示手段26に開錠方法や暗証番号等を表示されるシステムでも良い。また、エレベータ乗りかご2内又は施錠部24に地震波を感知する地震波感知部を設け、地震波感知部が地震波を感知したら、自動的に開錠したり、表示手段26に開錠方法や暗証番号等を表示させるシステムでも良い。
また、図5に示されたように、暗証番号入力や施錠部24を照らす目的で、施錠部24の一部や、施錠部24近傍に照射灯30を設けても良い。この照射灯30は、エレベータへの電源供給停止時に、収納部本体18の位置を知らせたり、暗証番号入力手段28を見やすくするものである。照射灯30としては、消費電力や寿命等を考慮するとLEDを使用するのが良いが、蛍光灯、白熱灯等の他のライトでも使用可能である。照射灯30の設置位置、設置数、照射方向等については、施錠部24の施錠手段、構造、形態、装置等に応じて設定すれば良い。また、この照射灯30は、上記した地震波感知部が地震波を感知したら、自動的に照射するようになっていても良い。この照射灯30の電源は、収納部に関係する他の装置や手段の電源を使用しても良いが、照射灯30専用の電源を設けるのが良い。
また、施錠部24や施錠部24の近傍に蓄光処理が施されていても良い。蓄光処理とは、通常時にエレベータ乗りかご2内の光を蓄え、エレベータが停電状態となった時に光を発する物質を設けたり、薬品を塗布することである。具体的には、蛍光テープを貼付したり、蛍光塗料を塗布するのが良いが、その他には、施錠部24や暗証番号入力手段28等を蛍光材料で形成しても良い。
以上が本発明に係るエレベータ乗りかご2に関する発明であるが、本発明の目的を逸脱しない限り、種々の条件や設定は変更が可能である。
本発明に係る非常用ユニットを備えたエレベータ乗りかごを示した説明図である。 本発明に係る非常用ユニットを備えたエレベータ乗りかごを示した説明図である。 本発明に係る収納部本体の一実施の形態を示した説明図である。 本発明に係る非常用ユニットの一実施の形態を示した説明図である。 本発明に係る収納部本体の一実施の形態を示した説明図である。 本発明に係る収納箱の一実施の形態を示した説明図である。 本発明に係る非常用ユニットの一使用例を示した説明図である。 本発明に係る非常用ユニットの一使用例を示した説明図である。
符号の説明
2 エレベータ乗りかご
4 非常用ユニット
6 収納箱
8 天面
10 接地面
12 側面
14 凸状嵌合部
16 凹状嵌合部
18 収納部本体
20 開口部
22 開閉扉
24 施錠部
26 表示手段
28 暗証番号入力手段
30 照射灯

Claims (12)

  1. 建物内外に設置されるエレベータのエレベータ乗りかごであって、該エレベータ乗りかご内には非常用ユニットが備えられ、該非常用ユニットは、非常用物資を収納する収納箱と、該収納箱を収納する収納部とからなり、該収納箱は、エレベータ床面に設置可能な接地面と、該接地面と平行に対向する天面と、該接地面と該天面を結ぶ側面とからなり、前記収納部は、複数の該収納箱を収納可能な収納部本体と、該収納部本体に設けられた唯一の開口部と、該開口部を塞ぐ開閉扉と、該開閉扉を施錠する施錠部とを備え、複数の該収納箱は、垂直方向に積み重ね可能であること特徴とするエレベータ乗りかご。
  2. 前記開閉扉は、人手による破壊が可能であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ乗りかご。
  3. 前記収納部は、前記エレベータ乗りかごの床の一部で、前記開閉扉の表面が該エレベータ乗りかごの床と同一面上にあることを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータ乗りかご。
  4. 前記収納部は、前記エレベータ乗りかごの壁面の一部で、前記開閉扉の表面が該エレベータ乗りかごの壁面と同一面上にあることを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータ乗りかご。
  5. 前記接地面には凸状又は凹状の嵌合部が設けられ、前記天面には該接地面に設けられた嵌合部と嵌合する凹状又は凸状の嵌合部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエレベータ乗りかご。
  6. 前記収納箱外周面の一部にクッション部材を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のエレベータ乗りかご。
  7. 前記施錠部は、暗証番号入力して開錠するための暗証番号入力手段と、情報を表示する表示手段と、該エレベータ乗りかご外からの信号を受信する通信部とを備え、該通信部が特別信号を受信した時、該施錠部は自動的に開錠することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のエレベータ乗りかご。
  8. 前記施錠部は、地震波を感知する地震波感知部を備え、該地震波感知部が地震波を感知した時に自動的に開錠することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のエレベータ乗りかご。
  9. 前記エレベータ乗りかごは、地震波を感知する地震波感知部を備え、前記施錠部は、該地震波感知部が地震波を感知した時に自動的に開錠することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のエレベータ乗りかご。
  10. 前記暗証番号入力手段を照らす照射灯が設けられていることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載のエレベータ乗りかご。
  11. 前記照射灯は、前記地震波感知部が地震波を感知した時に自動的に点灯することを特徴とする請求項10に記載のエレベータ乗りかご。
  12. 前記暗証番号入力手段及び/又は該暗証番号入力近傍には、蓄積した光を発する蓄光処理が施されていることを特徴とする請求項71〜11のいずれかに記載のエレベータ乗りかご。
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