JP2009051593A - 排紙収容装置及び該排紙収容装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

排紙収容装置及び該排紙収容装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】用紙収容トレイに収容された用紙に対して、満杯に至る途中の時点における収容量の状態を知ることが可能な排紙収容装置を提供する。
【解決手段】排紙収容装置1を、用紙排出口18、用紙通過検出手段21、用紙収容トレイ19、レバー11、回動検出手段12、及び、計測演算手段を備えて構成すると共に、上記の計測演算手段が、用紙通過検出手段21により用紙Pの通過開始が検出された時点から、回動検出手段12によりレバー11の枢軸16の正方向への回動動作開始が検出された時点までの経過時間である当接所要時間を測定すると共に、該当接所要時間に基づいて、用紙Pの収容量の状態を判定して、この判定結果を出力するように構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、プリンタや複写機等の画像形成装置に用いられる排紙収容装置、及び、該排紙収容装置を備えた画像形成装置に関する。
今日、複写機やFAX、印刷装置等は、オフィスにおける事務処理に必要不可欠となっている。これらの複写機やFAX、印刷装置等は、画像形成装置を基にして構成され、この画像形成装置で記録された記録済の用紙は、画像形成装置を構成している排紙収容装置の用紙収容トレイに排出されて収容される。
このような排紙収容装置の用紙収容トレイでは、一般的に、排紙収容装置の用紙排出口から排出された用紙が、用紙収容トレイの上に落下し、この落下した用紙が、排出順に用紙収容トレイに積載されて収容される。
又、上記の用紙収容トレイでは、この用紙収容トレイに収容可能な用紙の最大枚数である収容最大量が、用紙満杯量として定められている。この用紙満杯量を、用紙収容トレイに収容された用紙の量が超えると、排出された用紙が用紙収容トレイから落下したり、用紙収容トレイに積載される順番が狂ったり、或いは、用紙排出口で発生するジャムの原因になったりする。
そこで、排紙収容装置には、用紙収容トレイに収容された用紙の量が、上記の用紙満杯量に達したことを検出する満杯検出の方法が備えられている。この満杯検出の方法としては、さまざまな形態が存在する(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、用紙収容トレイの上方に備えられ、先端が、用紙収容トレイに積載された用紙に接触する形態のレバー(満杯検知フィラー)と、このレバーの基端側に備えられた光センサ(満杯検知用センサ)により、用紙収容トレイに収容された用紙が、用紙満杯量に達したことを検出する満杯検出の方法が記載されている。
この満杯検出の方法として、先端が用紙収容トレイに排出される用紙に接触する形態のレバーを用いる方法は、シンプルな機構で満杯検出を行うことができる点で、優れているといえる。
特開2003−137479公報
ところで、先端が、用紙収容トレイに積載された用紙に接触する形態のレバーを用いた排紙収容装置において、用紙収容トレイに収容された用紙が、用紙満杯量に達したことを検出する満杯検出のほか、満杯に至る途中の時点で、排紙収容装置の用紙収容トレイに収容されている用紙の収容量の状態が分かれば、上記の排紙収容装置を構成要素とする画像形成装置の制御を、きめ細かく行うことができる。
しかしながら、上述した特許文献1に記載の満杯検出の方法では、単に、満杯検出を行うだけで、満杯に至る途中の時点で排紙収容装置の用紙収容トレイに収容されている用紙の収容量の状態を把握することはできない。
そこで、この発明は、このような状況を打開するためになされたものであって、先端が、用紙収容トレイに積載された用紙に接触する形態のレバーを用いた排紙収容装置において、用紙収容トレイに収容された用紙が、用紙満杯量に達したことを検出する満杯検出のほか、満杯に至る途中の時点で、排紙収容装置の用紙収容トレイに収容されている用紙の収容量の状態を知ることが可能な排紙収容装置を提供しようとするものである。
本発明の排紙収容装置としては、第1の排紙収容装置と、第2の排紙収容装置の、2種類の排紙収容装置を構成することができる。この内、本発明の第1の排紙収容装置は、用紙排出口、用紙通過検出手段、用紙収容トレイ、レバー、回動検出手段、及び、計測演算手段を備えて構成されている。この内、用紙排出口は、用紙が前方に向かって一定速度で排出される排出口である。用紙通過検出手段は、用紙排出口の後方に配設されており、排出に先立って、用紙排出口に向かって一定速度で搬送される用紙の通過を検出する検出手段である。
用紙収容トレイは、通常、用紙排出口の下方から前方に向かって形成されており、用紙排出口から排出された用紙が落下して、排出順に積載されて収容されるトレイである。
レバーは、用紙排出口の前方に配設され、基端部に水平に固着された枢軸が、先端部が揺動するように回動可能に支持されると共に、基端部から先端部にかけて前方斜め下に傾斜した形状をしている。
このレバーは、待機状態では、用紙収容トレイに用紙が積載されていない場合は用紙収容トレイの上面に、又、用紙収容トレイに用紙が積載されている場合は用紙収容トレイに積載された最上面の用紙に、共に、先端部が前方斜め下に傾斜して接触している。
回動検出手段は、上記のレバーの枢軸に装着されて、該枢軸の回動動作を検出する検出手段である。そして、計測演算手段は、経過時間測定機能、及び、演算機能を備えている。
上記の構成要素を備えた第1の排紙収容装置は、次のような動作を行う。即ち、一定速度で搬送されて用紙通過検出手段を通過した用紙が、用紙排出口から一定速度で排出され、該用紙の先端がレバーの途中部に当接してレバーの裏面をスライドしながらレバーを途中部から先端部にかけて上方に押上げ、レバーの先端部が排出中の用紙の上面に接触するまで、枢軸を支点としてレバーを正方向に回動させる。そして、排出された用紙が用紙排出口から離れて落下すると、レバーは逆方向に回動して待機状態に戻る。
上記の第1の排紙収容装置は、次のような特徴を備えている。即ち、上記の計測演算手段は、用紙通過検出手段により、用紙の通過開始が検出された時点から、回動検出手段により、レバーの枢軸の正方向への回動動作開始が検出された時点までの経過時間である当接所要時間を測定する。そして、この当接所要時間に基づいて、用紙の収容量の状態を判定して、この判定結果を出力するのである。
上記の第1の排紙収容装置によれば、計測演算手段が、用紙通過検出手段により用紙の通過開始が検出された時点から、回動検出手段によりレバーの枢軸の正方向への回動動作開始が検出された時点までの経過時間である当接所要時間を測定して、この当接所要時間に基づいて、用紙の収容量の状態を判定して出力する。
それ故、用紙収容トレイに収容された用紙が満杯となるまでの途中の時点において、第1の排紙収容装置の用紙収容トレイに収容されている用紙の収容量の状態を、知ることができる。従って、このような第1の排紙収容装置を備えた画像形成装置等の装置の制御を、きめ細かく行うことができる。
上記の第1の排紙収容装置において、計測演算手段に次のような機能を備えるようにしてもよい。即ち、この計測演算手段が、当接所要時間に基づいて、用紙の収容量が満杯であることを判定して、この判定結果を出力するようにするのである。
このようにすることにより、用紙収容トレイに収容された用紙が満杯となるまでの途中の時点において、排紙収容装置の用紙収容トレイに収容されている用紙の収容量の状態を知ることができるのみならず、満杯となったときに、この排紙収容装置を備えた画像形成装置等の装置に満杯情報を提供することができる。そのため、これらの装置の制御を、きめ細かく行うことができる。
上記の第1の排紙収容装置の計測演算手段に、さらに、次のような機能を備えるようにしてもよい。即ち、この計測演算手段に、当接所要最大時間を保持させる。そして、用紙通過検出手段が用紙の通過開始を検出した時点から、上記の当接所要最大時間を経過しても、回動検出手段がレバーの枢軸の回動動作開始を検出しないと、ジャムが生じていると判定して、この判定結果を出力する機能を備えるようにするのである。
このようにすることにより、用紙排出口に向かって搬送されている用紙がジャムした場合に、この排紙収容装置を備えた画像形成装置等の装置にジャム情報を提供することができる。そのため、これらの装置の制御を、きめ細かく行うことができる。
本発明の第2の排紙収容装置は、上記の第1の排紙収容装置の構成を、多少変更した排紙収容装置である。即ち、上記の第1の排紙収容装置において、用紙通過検出手段を廃し、上記のレバーに対して、このレバーに装着された回動検出手段のほか、このレバーの動作を検出する他の手段として、到着検出手段を備えたものである。
従って、本発明の第2の排紙収容装置は、上記の第1の排紙収容装置が備えているのと同じ構成要素である、用紙排出口、用紙収容トレイ、レバー、回動検出手段、及び、計測演算手段を備えており、これらの構成要素の機能は、上記の第1の排紙収容装置と全く同じである。従って、これらの構成要素に関する説明は、省略する。
上記の到着検出手段は、該レバーが回動して設定された位置に到着したことを検出する検出手段である。尚、第2の排紙収容装置では、「用紙通過検出手段を廃し」としているが、これは、用紙通過検出手段は、第2の排紙収容装置が本発明に基づき備える機能に対して、必要不可欠の検出手段ではないことを意味するに過ぎない。つまり、第2の排紙収容装置において、用紙通過検出手段を備えることは、第2の排紙収容装置が備える機能に対してなんらの障害ともならない。
上記の構成要素を備えた第2の排紙収容装置は、次のような動作を行う。即ち、用紙排出口から一定速度で排出された用紙の先端がレバーの途中部に当接してレバーの裏面をスライドしながらレバーを途中部から先端部にかけて上方に押上げ、レバーの先端部が排出中の用紙の上面に接触するまで、枢軸を支点としてレバーを正方向に回動させると、到着検出手段が設定された位置に到着したことを検出する。そして、排出された用紙が用紙排出口から離れて落下すると、レバーは逆方向に回動して待機状態に戻る。
上記の第2の排紙収容装置は、次のような特徴を備えている。即ち、計測演算手段は、回動検出手段により、レバーの枢軸の正方向への回動動作開始が検出された時点から、到着検出手段により、レバーが回動して設定された位置にレバーが到着したことが検出された時点までの経過時間である当接後所要時間を測定する。そして、この該当接後所要時間に基づいて、用紙の収容の状態を判定して、この判定結果を出力する。
上記の第2の排紙収容装置によれば、計測演算手段が、回動検出手段によりレバーの枢軸の正方向への回動動作開始が検出された時点から、到着検出手段によりレバーが回動して設定された位置にレバーが到着したことが検出された時点までの経過時間である当接後所要時間を測定して、この当接後所要時間に基づいて、用紙の収容量の状態を判定して出力する。
それ故、用紙収容トレイに収容された用紙が満杯となるまでの途中の時点において、第2の排紙収容装置の用紙収容トレイに収容されている用紙の収容量の状態を、知ることができる。従って、このような第2の排紙収容装置を備えた画像形成装置等の装置の制御を、きめ細かく行うことができる。
上記の第2の排紙収容装置において、計測演算手段に次のような機能を備えるようにしてもよい。即ち、この計測演算手段が、当接所要時間に基づいて、用紙の収容量が満杯であることを判定して、この判定結果を出力するようにするのである。
このようにすることにより、用紙収容トレイに収容された用紙が満杯となるまでの途中の時点において、排紙収容装置の用紙収容トレイに収容されている用紙の収容量の状態を知ることができるのみならず、満杯となったときに、この排紙収容装置を備えた画像形成装置等の装置に満杯情報を提供することができる。そのため、これらの装置の制御を、きめ細かく行うことができる。
上記の第1の排紙収容装置、或いは、上記の第2の排紙収容装置において、回動検出手段を、ロータリエンコーダで構成するようにしてもよい。ロータリエンコーダは、高精度の検出を行うことができるので、このようにすることにより、当接所要時間、或いは、当接後所要時間の測定精度を高めることができる。
又、上記の第1の排紙収容装置、或いは、上記の第2の排紙収容装置を用いた画像形成装置を構成することができる。これらの第1の排紙収容装置、或いは、上記の第2の排紙収容装置を用いた画像形成装置は、これらの第1の排紙収容装置、或いは、上記の第2の排紙収容装置が備える特徴に基づいて、画像形成装置の制御を、きめ細かく行うことができる。
本発明の排紙収容装置によれば、用紙通過検出手段により、用紙の通過開始が検出された時点から、回動検出手段により、レバーの枢軸の正方向への回動動作開始が検出された時点までの経過時間である当接所要時間を測定し、この当接所要時間に基づいて、用紙の収容量の状態を判定して出力することができる。
或いは、回動検出手段により、レバーの枢軸の正方向への回動動作開始が検出された時点から、到着検出手段により、レバーが回動して設定された位置に到着したことが検出された時点までの経過時間である当接後所要時間を測定して、この当接後所要時間に基づいて、用紙の収容量の状態を判定して出力することができる。
そのため、用紙収容トレイに収容された用紙が満杯となるまでの途中の時点において、排紙収容装置の用紙収容トレイに収容されている用紙の収容量の状態を、知ることができる。従って、このような排紙収容装置を備えた画像形成装置等の装置の制御を、きめ細かく行うことができる。
又、本発明の排紙収容装置によれば、当接所要時間、或いは、当接後所要時間に基づいて、満杯となったと判定したときに、この排紙収容装置を備えた画像形成装置等の装置に満杯情報を提供することができる。そのため、これらの装置の制御を、きめ細かく行うことができる。
又、当接所要時間を用いて用紙収容トレイに収容されている用紙の収容量の状態を判定する本発明の排紙収容装置の場合、用紙の通過開始を検出した時点から、上記の当接所要最大時間を経過しても、レバーの枢軸の回動動作開始が検出されないと、ジャム情報を出力することができる。
従って、用紙排出口に向かって搬送されている用紙がジャムした場合に、この排紙収容装置を備えた画像形成装置等の装置にジャム情報を提供することができる。そのため、これらの装置の制御を、きめ細かく行うことができる。
次に、本発明の実施の形態における排紙収容装置について、本実施の形態における排紙収容装置を備えた複写機を例に、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態における排紙収容装置を構成要素として用いた複写機(以下、本複写機と称する)の構成を示した構成図である。
図1において、本複写機は、モノクロ画像読取装置31と、モノクロ画像記録装置32とで構成されている。本複写機は、モノクロ画像読取装置31に載置された紙片状の原稿から、光学的なスキャナを備えたこのモノクロ画像読取装置31で画像情報を読取り、この画像情報を基にして、モノクロ画像記録装置32により、用紙Pに記録画像を形成するものである。本発明の実施の形態における排紙収容装置は、上記のモノクロ画像記録装置32の構成要素の一部として用いられているので、以下、このモノクロ画像記録装置32を中心に説明する。
このモノクロ画像記録装置32は、モノクロの文字や図形等を用紙Pに記録するものである。図1において、モノクロ画像記録装置32は、モノクロ画像形成ユニット60、定着ユニット63、第1用紙収納トレイ41、第2用紙収納トレイ42、第3用紙収納トレイ43、第4用紙収納トレイ44、水平供給搬送路51、水平排出搬送路52、第1垂直搬送路53、第2垂直搬送路54、第3垂直搬送路55、及び、水平帰還搬送路56で構成されている。又、モノクロ画像記録装置32は、水平排出搬送路52の前端部である用紙排出口18に、用紙収容トレイ19が備えられている。
又、各用紙収納トレイには、給紙ローラ及び分離ローラが備えられている。即ち、第1用紙収納トレイ41には、給紙ローラ41a、及び、分離ローラ41bが、第2用紙収納トレイ42には、給紙ローラ42a、及び、分離ローラ42bが、第3用紙収納トレイ43には、給紙ローラ43a、及び、分離ローラ43bが、そして、第4用紙収納トレイ44には、給紙ローラ44a、及び、分離ローラ44bが、それぞれ備えられている。
これらの給紙ローラは、各用紙収納トレイに収納されている用紙Pを搬送路に搬出すのに用いられ、分離ローラは、用紙Pが重なって搬送路に搬出されそうになった場合に、下側に重なっている用紙Pを分離して用紙収納トレイに戻すために用いられる。
又、第1用紙収納トレイ41から搬出された用紙Pは、第1垂直搬送路53、及び、水平供給搬送路51を搬送されてモノクロ画像形成ユニット60に至る。又、第2用紙収納トレイ42、第3用紙収納トレイ43、或いは、第4用紙収納トレイ44から搬出された用紙Pは、第2垂直搬送路54、及び、水平供給搬送路51を搬送されてモノクロ画像形成ユニット60に至る。
上記のモノクロ画像記録装置32では、モノクロ画像形成ユニット60には定着機能は含まれず、上述したように、別に、定着ローラ64と加圧ローラ65とで構成される定着ユニット63が独立して存在している。又、上記のモノクロ画像形成ユニット60には、感光体ドラム61と加圧ローラ62とで構成される部分が備えられており、感光体ドラム61の表面に形成されたモノクロ画像が、用紙Pに転写される。
即ち、一様な電位に帯電された感光体ドラム61を、モノクロ画像読取装置31から出力された画像情報に応じた光で露光して、感光体ドラム61上に静電潜像を形成し、形成された静電潜像を現像剤であるトナーで現像して可視像化し、さらに、トナーにより可視像化されたこの画像を用紙Pに転写し、転写された用紙P上のトナーを定着ユニット63で定着させて、堅牢な記録画像を形成する。そして、この記録画像が形成された記録済の用紙Pを、用紙排出口18から用紙収容トレイ19に排出して積載する。
上述したように、本実施の形態における排紙収容装置は、上記のモノクロ画像記録装置32の構成要素の一部として用いられている。そこで、次に、本実施の形態における排紙収容装置について説明する。
本実施の形態における排紙収容装置は、第1の排紙収容装置と、第2の排紙収容装置の、2種類の排紙収容装置を構成することができる。図1に示す本複写機には、第1の排紙収容装置1が用いられている。そこで、まず、第1の排紙収容装置1について説明する。
図2は、第1の排紙収容装置1の構成を拡大して表した構成図である。図2において、第1の排紙収容装置1は、用紙探知レバー11、ロータリエンコーダ12、用紙排出口18、用紙収容トレイ19、用紙通過検出部21、及び、図示されていない計測演算部で構成されている。
用紙排出口18は、本複写機のキャビネット前面壁26を開口して設けられている。この用紙排出口18は、用紙排出ローラ17,17で構成され、用紙搬送路24を搬送されてきた用紙Pを、本複写機の外部に備えられた用紙収容トレイ19に向かって排出する部分である。
用紙通過検出部21は、用紙排出口18の後方の用紙搬送路24上に配設されており、排出に先立って、用紙排出口に向かって一定速度でこの用紙搬送路24を搬送される用紙Pの通過を検出するものである。この用紙通過検出部21は、用紙Pの通過を感知する用紙感知レバー22と、この用紙感知レバー22の動きを検出する光センサ23とで構成されている。前述の用紙通過検出手段は、この用紙通過検出部21が該当する。
用紙Pが、用紙搬送路24上を搬送されて用紙感知レバー22の上を通過すると、用紙感知レバー22が押し下げられて、光センサ23から用紙通過信号が出力される。この光センサ23は、用紙Pが用紙感知レバー22の上を通過している間は、用紙通過信号を出力し、用紙Pが用紙感知レバー22の上を通過していないときは、用紙通過信号を出力しない。
用紙収容トレイ19は、用紙排出口18の下方のキャビネット前面壁26から前方に向かって、上方に傾斜した板状に形成されている。この用紙収容トレイ19は、用紙排出口18から排出された用紙Pが落下して、排出順に積載されて収容されるトレイである。
用紙探知レバー11は、用紙排出口18の前方に配設されている。前述のレバーは、この用紙探知レバー11が該当する。この用紙探知レバー11は、基端部11cに、水平に固着された探知レバー枢軸16が、先端部11aが揺動するように回動可能に、探知レバー枢軸支持片15に支持されると共に、基端部11cから先端部11aにかけて前方斜め下に傾斜した形状をしている。又、探知レバー枢軸16を支持する探知レバー枢軸支持片15は、キャビネット前面壁26に突設されている。
上記の用紙探知レバー11は、待機状態では、用紙収容トレイ19に用紙Pが積載されていない場合は(図2、図4参照)、用紙収容トレイ19の上面に、又、用紙収容トレイ19に用紙Pが積載されている場合は(図5、図6参照)、用紙収容トレイ19に積載された最上面の用紙Pに、共に、先端部11aが前方斜め下に傾斜して接触している。
ロータリエンコーダ12は、上記の用紙探知レバー11の探知レバー枢軸16に装着されて、この探知レバー枢軸16の回動動作を検出する検出手段である。前述の回動検出手段は、このロータリエンコーダ12が該当する。
このロータリエンコーダ12は、回転盤13と、光センサ14とで構成されている。回転盤13は、用紙探知レバー11の探知レバー枢軸16に固着されて、この探知レバー枢軸16を支点として、この探知レバー枢軸16と一体で回転する。
回転盤13には、この回転盤13の中心に対して放射状の細長いスリットが、この回転盤13の円周に沿って形成されている。光センサ14は、このスリットが形成されている回転盤13の周端部を挟むようにして、探知レバー枢軸支持片15に取付けられている。この光センサ14の出力は、回転盤13のスリット部分では光を感知して出力され、スリット間では光を感知しないで出力されず、ロータリエンコーダ12は、この仕組を用いて、回転盤13の回動動作を検出する。即ち、用紙探知レバー11が回動(回転)すると、回転盤13も回転するので、ロータリエンコーダ12からパルス信号が出力される。
計測演算部は、経過時間測定機能、及び、この経過時間測定機能により測定された経過時間に基づいて、演算を行う機能を備えている。この計測演算部は、本複写機を構成するモノクロ画像記録装置が備えている図示されていない制御部と一体で構成されている。この計測演算部の機能の詳細については、後述する。
又、本複写機を構成する上記のモノクロ画像記録装置が備えている制御部は、マイクロプロセッサを中心に、HDDや半導体メモリ等で構成されており、この制御部の処理機能は、HDDや半導体メモリに搭載されたソフトウエアにより、実現される。
次に、上記の第1の排紙収容装置1の動作について説明する。図3は、この第1の排紙収容装置1において、用紙探知レバー11の形状が直線状であると仮定した場合の、排紙収容装置1の構成を模式的に示した模式図である。図3において、D0は、用紙搬送路24に備えられている用紙通過検出部21の用紙感知レバー22の位置を示している。又、LOは、用紙探知レバー11が支持されている探知レバー枢軸16の位置を示している。
上述したように、用紙探知レバー11は、待機状態では、用紙収容トレイ19に用紙Pが積載されていない場合は、用紙収容トレイ19の上面に、又、用紙収容トレイ19に用紙Pが積載されている場合は、用紙収容トレイ19に積載された最上面の用紙Pに、共に、先端部11aが前方斜め下に傾斜して接触している。
図3において、用紙収容トレイ19に用紙Pが積載されていない場合(以下、用紙無積載時と称する)に、用紙探知レバー11が接触している用紙収容トレイ19の上面の位置が、E1である。又、用紙収容トレイ19に用紙Pが満杯で積載されている場合(以下、用紙満積載時と称する)に、用紙探知レバー11が接触している用紙収容トレイに積載された最上面の用紙の位置が、D3である。Hは、この用紙収容トレイ19に用紙Pが満杯で積載されている場合における用紙Pの積載高さ(用紙量)であり、枚数で表される。
又、Hxは、用紙収容トレイ19に収容された用紙Pが満杯となるまでの途中の時点における場合(以下、用紙中間積載時と称する)の、用紙収容トレイ19に積載されている用紙Pの積載高さ(用紙量)であり、枚数で表される。又、この場合における、用紙探知レバー11が接触している用紙収容トレイに積載された最上面の用紙の位置が、E2である。尚、図3では、用紙Pは、用紙排出口18から排出された後、用紙Pの後端が用紙排出口18から離れるまでの間において、少なくとも、用紙Pの先端が、D3に至るまでは、用紙搬送路24の延長線上である用紙排出軌跡25をたどって排出されるものとみなしている。
上記の第1の排紙収容装置1では、一定速度で搬送されて用紙通過検出部21を通過した用紙Pは、用紙排出口18から搬送速度と同じ一定速度で排出され、この用紙Pの先端が用紙探知レバー11の途中部11bに当接して用紙探知レバー11の裏面をスライドしながら用紙探知レバー11を途中部11bから先端部11aにかけて上方に押上げ、用紙探知レバー11の先端部11aが排出中の用紙Pの上面に接触するまで、探知レバー枢軸16を支点として用紙探知レバー11を正方向に回動させる。そして、排出された用紙Pが用紙排出口18から離れて落下すると、用紙探知レバー11は逆方向に回動して、上述した待機状態に戻る。
図4は、上記の用紙無積載時の場合に、最初の用紙が排出される際の上述した動作の軌跡を示したものであり、図5は、上記の用紙満積載時の場合における上述した動作の軌跡を示したものである。又、図6は、上記の用紙中間積載時の場合における上述した動作の軌跡を示したものである。次に、これらの各場合について、第1の排紙収容装置1の動作を詳しく説明する。
用紙無積載時の場合、図4において、用紙Pは、一定速度で用紙排出口18に向けて搬送される(図4(a))。用紙Pの先端が用紙通過検出部21を通過すると(図4(b))、用紙通過検出部21から用紙通過信号が出力される。このときの用紙Pの先端の位置は、図3のD0である。
用紙Pは、さらに搬送されて、用紙排出ローラ17により用紙排出口18から前方へ排出され、用紙Pの先端が用紙探知レバー11の途中部11bに当接する(図4(c))。すると、用紙探知レバー11が動き出すので、ロータリエンコーダ12からパルス信号が出力される。又、このときの用紙Pの先端の位置は、図3のD1である。さらに、用紙Pは、用紙探知レバー11の裏面をスライドしながら用紙探知レバー11を途中部11bから先端部11aにかけて上方に押上げ、用紙探知レバー11の先端部11aが排出中の用紙Pの上面に接触するまで、探知レバー枢軸16を支点として用紙探知レバー11を正方向に回動させる(図4(d))。用紙探知レバー11の先端部11aが排出中の用紙Pの上面に接触したときの、用紙Pの先端の位置は、図3のD3である。
用紙満積載時の場合、図5において、用紙Pは、一定速度で用紙排出口18に向けて搬送される(図5(a))。用紙Pの先端が用紙通過検出部21を通過すると(図5(b))、用紙通過検出部21から用紙通過信号が出力される。このときの用紙Pの先端の位置は、図3のD0である。
用紙Pは、さらに搬送されて、用紙排出ローラ17により用紙排出口18から前方へ排出され、用紙Pの先端が用紙探知レバー11の途中部11bに当接する(図5(c))。すると、用紙探知レバー11が動き出すので、ロータリエンコーダ12からパルス信号が出力される。又、このときの用紙Pの先端の位置は、図3のD3である。この場合、用紙Pの先端が当接する用紙探知レバー11の途中部11bは、実質的には、用紙探知レバー11の先端部11aであり(図5(d))、用紙探知レバー11の先端部11aが、排出中の用紙Pの上面に接触している。この状態における用紙Pの先端の位置は、図3のD3である。
用紙中間積載時の場合、図6において、用紙Pは、一定速度で用紙排出口18に向けて搬送される(図6(a))。用紙Pの先端が用紙通過検出部21を通過すると(図6(b))、用紙通過検出部21から用紙通過信号が出力される。このときの用紙Pの先端の位置は、図3のD0である。
用紙Pは、さらに搬送されて、用紙排出ローラ17により用紙排出口18から前方へ排出され、用紙Pの先端が用紙探知レバー11の途中部11bに当接する(図6(c))。すると、用紙探知レバー11が動き出すので、ロータリエンコーダ12からパルス信号が出力される。又、このときの用紙Pの先端の位置は、図3のD2である。さらに、用紙Pは、用紙探知レバー11の裏面をスライドしながら用紙探知レバー11を途中部11bから先端部11aにかけて上方に押上げ、用紙探知レバー11の先端部11aが排出中の用紙Pの上面に接触するまで、探知レバー枢軸16を支点として用紙探知レバー11を正方向に回動させる(図6(d))。用紙探知レバー11の先端部11aが排出中の用紙Pの上面に接触したときの、用紙Pの先端の位置は、図3のD3である。
上記の排紙収容装置1では、上述したように、用紙Pの搬送速度及び排出速度は同じで一定である。従って、搬送、或いは、排出される距離と、当該距離を搬送、排出されるのに要する時間とは、比例関係にある。そこで、上記の排紙収容装置1の動作から、次のことが分かる。
即ち、図3において、用紙排出口18から前方へ排出された用紙Pの先端が用紙探知レバー11の途中部11bに当接する位置で、用紙無積載時の場合のD1から、用紙満積載時の場合のD3まで、用紙Pが移動するのに要する時間Tmaxは、用紙満積載時の場合の用紙Pの積載高さHが、高くなると長く、低くなると短くなる関係にある。即ち、Tmaxは、Hと比例関係にあり、
H/Tmax=C(比例定数)―――(1)
が成り立つ。
そうすると、用紙排出口18から前方へ排出された用紙Pの先端が用紙探知レバー11の途中部11bに当接する位置が、用紙無積載時の場合のD1から、用紙中間積載時の場合における用紙Pの先端が、用紙探知レバー11の途中部11bに当接する位置D2までの、用紙Pが移動するのに要する時間Txは、用紙中間積載時の場合における用紙Pの積載高さHxとは、上記(1)式と同じ関係が認められ、
Hx/Tmax=C(比例定数)――(2)
が成り立つ。
そうすると、上記の(1)式、及び、(2)式から、次の式が成立する。
Hx=(Tx/Tmax)H ――(3)
即ち、予め、H、及びTmaxを測定しておくことにより、用紙中間積載時におけるTxを測定することで、この時点における用紙Pの量Hxを、演算で求めることができる。
上記のTmax、及び、Txは、第1の排紙収容装置1では、次のようにして求めることができる。図3において、用紙無積載時の場合において、用紙Pの先端が用紙通過検出部21を通過した時点から、用紙Pの先端が用紙探知レバー11の途中部11bに当接した時点までの経過時間(これを、当接所要時間と称する)は、図7に示すように、用紙通過検出部21から用紙通過信号の立ち上がりのタイミングと、ロータリエンコーダ12からパルス信号が出力されるタイミングとから、求めることができる。図3のTgsは、この用紙無積載時の場合の当接所要時間である。
同様にして、図3において、用紙満積載時の場合の当接所要時間を求めることができ、図3のTgmは、用紙満積載時の場合の当接所要時間である。又、用紙中間積載時の場合における当接所要時間を求めることができ、図3のTgxは、用紙中間積載時の場合の当接所要時間である。
そうすると、図3において、次の式が成立する。
Tmax=Tgm−Tgs ――――――(4)
Tx=Tgx−Tgs ―――――――(5)
従って、上記の(3)式〜(5)式により、次の式が成立する。
Hx=H(Tgx−Tgs)/(Tgm−Tgs)―(6)
上述した計測演算部は、予め求められた上記のTgm、Tgs、及び、Hを用いると共に、用紙通過検出部21、及び、ロータリエンコーダ12の出力により、上記のTgxを求めることで、上記の(6)式により、Hxを演算で求めることができる。
但し、上記の(6)式により、Hxを演算で求めることができるのは、用紙探知レバー11の形状が直線状であると仮定しているからである。実際の用紙探知レバー11の形状は、図2からも分かるように、用紙探知レバー11の途中部11bが多少屈曲しており、上記の(2)式は、厳密には成立しない。
そこで、図8に示すように、第1の排紙収容装置1における用紙Pの積載状態をランク分けして、それに見合う実際の用紙Pの用紙量の範囲を定め、その用紙量に対応する当接所要時間を、実際の第1の排紙収容装置1を用いて実測し、この実測した当接所要時間を基にして、上述した式を用いて演算による用紙量を求める。
その上で、上述した計測演算部に、図8の積載状態と演算による用紙量とを対応付けて、比較基準として記憶させる。そして、第1の排紙収容装置1の使用に際し、計測演算部が測定した当接所要時間に基づき、上記の演算式により求めたHxが該当するランクの積載状態を、第1の排紙収容装置1の計測演算部の出力として、出力する。
又、上記の計測演算部は、さらに、次のような機能を備えている。まず、計測演算部は、上記の当接所要時間の最大値である当接所要最大時間を、実際の第1の排紙収容装置1を用いて実測し、この当接所要最大時間を計測演算部に記憶する。
その上で、第1の排紙収容装置1の使用に際し、用紙通過検出部21が用紙通過信号を出力した時点から、上記の当接所要最大時間を経過しても、ロータリエンコーダ12からパルス信号が出力されない場合は、ジャムが生じていると判定して、この判定結果を出力する。
用紙通過検出部21が用紙通過信号を出力した時点から、上記の当接所要最大時間を経過しても、ロータリエンコーダ12からパルス信号が出力されない状態は、上記の当接所要最大時間を経過しても、用紙Pの先端が用紙探知レバー11の途中部11bに当接していない場合である。このような状態になるのは、用紙Pが正常に搬送・排出されていない場合であるので、この場合にジャムが生じていると判定している。
上記の第1の排紙収容装置1によれば、用紙通過検出部21により、用紙Pの通過開始が検出された時点から、ロータリエンコーダ12により、用紙探知レバー11の探知レバー枢軸16の正方向への回動動作開始が検出された時点までの経過時間である当接所要時間を測定し、この当接所要時間に基づいて、用紙の収容量の状態を判定して出力することができる。
そのため、用紙中間積載時の場合において、第1の排紙収容装置1の用紙収容トレイ19に収容されている用紙Pの収容量の状態を知ることができる。従って、この第1の排紙収容装置1を備えた本複写機の制御を、きめ細かく行うことができる。
又、上記の第1の排紙収容装置1によれば、当接所要時間に基づいて満杯となったと判定したときに、この第1の排紙収容装置1を備えた本複写機に満杯情報を提供することができる。そのため、この第1の排紙収容装置1を備えた本複写機の制御を、きめ細かく行うことができる。
又、用紙Pの通過開始を検出した時点から、当接所要最大時間を経過しても、用紙探知レバー11の探知レバー枢軸16の回動動作開始を検出されないと、ジャムが生じたと判定して、この判定結果を出力することができる。
従って、用紙排出口18に向かって搬送されている用紙Pがジャムした場合に、この第1の排紙収容装置1を備えた本複写機にジャム情報を提供することができる。そのため、これらの装置の制御を、きめ細かく行うことができる。
上記の上記の第1の排紙収容装置1では、計測演算部が測定した当接所要時間に基づき、上記の演算式により、Hxを求めて該当するランクの積載状態を、第1の排紙収容装置1の計測演算部の出力として、出力している。しかし、このようにせずに、次のようにしてもよい。
即ち、計測演算部に、図8の積載状態と当接所要時間とを対応付けて、比較基準として記憶させる。そして、第1の排紙収容装置1の使用に際し、計測演算部が測定した当接所要時間に基づき、該当するランクの積載状態を、第1の排紙収容装置1の計測演算部の出力として、出力するのである。
上記の第1の排紙収容装置1では、用紙通過検出部21が用紙通過信号を出力した時点から、上記の当接所要最大時間を経過しても、ロータリエンコーダ12からパルス信号が出力されない場合は、ジャム情報を出力する。しかし、ジャムの検出方法としては、このほか、用紙通過検出部21が出力する用紙通過信号の長さをチェックするようにしてもよい。
即ち、上記の用紙通過信号の最大値を、実際の第1の排紙収容装置1を用いて実測して求めると共に、第1の排紙収容装置1の使用に際し、用紙通過検出部21が出力する用紙通過信号を、この用紙通過信号の最大値と比較して、この用紙通過信号の最大値よりも長いと、ジャムが生じていると判断するのである。
次に、第2の排紙収容装置2について説明する。図1に示す本複写機には、第1の排紙収容装置1に代えて、この第2の排紙収容装置2を用いることができる。
図9は、第2の排紙収容装置2の構成を拡大して表した構成図である。図9において、第2の排紙収容装置2は、用紙探知レバー11、ロータリエンコーダ12、用紙排出口18、用紙収容トレイ19、到着検出光センサ29、及び、図示されていない計測演算部で構成されている。
本発明の第2の排紙収容装置2は、上記の第1の排紙収容装置の構成を、多少変更した排紙収容装置である。即ち、上記の第1の排紙収容装置1において、上記の用紙探知レバー11に対して、この用紙探知レバー11に装着されたロータリエンコーダ12のほか、この用紙探知レバー11の動作を検出する他の手段として、到着検出光センサ29を備えたものである。
従って、この第2の排紙収容装置2は、上記の第1の排紙収容装置1が備えているのと同じ構成要素である、用紙排出口18、用紙収容トレイ19、用紙探知レバー11、ロータリエンコーダ12、及び、計測演算手段を備えており、これらの構成要素の機能は、上記の第1の排紙収容装置1と全く同じである。従って、これらの構成要素に関する説明は、省略する。
上記の到着検出光センサ29は、用紙探知レバー11が回動して設定された位置に到着したことを検出するものである。この到着検出光センサ29は、用紙探知レバー11の基端部11cに設けられた後端部11dが、用紙探知レバー11の回動により、到着検出光センサ29に挟まれるような状態となるように配設されている。
即ち、用紙探知レバー11の後端部11dが、用紙探知レバー11の回動により、到着検出光センサ29に挟まれるような状態となると、到着検出光センサ29から到着検出信号が出力される。
次に、上記の第2の排紙収容装置2の動作について説明する。この説明においても、第1の排紙収容装置1と同様、図3を用いる。従って、この第2の排紙収容装置2において、用紙探知レバー11の形状が直線状であると仮定しているのは、第1の排紙収容装置1と同様である。
図3において、LOは、用紙探知レバー11が支持されている探知レバー枢軸16の位置を示している。用紙探知レバー11が、待機状態では、用紙収容トレイ19に用紙Pが積載されていない場合は、用紙収容トレイ19の上面に、又、用紙収容トレイ19に用紙Pが積載されている場合は、用紙収容トレイ19に積載された最上面の用紙Pに、共に、先端部11aが前方斜め下に傾斜して接触しているのは、第1の排紙収容装置1と同様である。
そこで、図3において、第1の排紙収容装置1と同様、用紙無積載時の場合に、用紙探知レバー11が接触している用紙収容トレイ19の上面の位置が、E1である。又、用紙満積載時の場合に、用紙探知レバー11が接触している用紙収容トレイに積載された最上面の用紙の位置が、D3である。Hは、この用紙収容トレイ19に用紙Pが満杯で積載されている場合における用紙Pの積載高さ(用紙量)であり、枚数で表される。
又、Hxは、用紙中間積載時の場合の、用紙収容トレイ19に積載されている用紙Pの積載高さ(用紙量)であり、枚数で表される。又、この場合における、用紙探知レバー11が接触している用紙収容トレイに積載された最上面の用紙の位置が、E2である。尚、図3では、第1の排紙収容装置1と同様、用紙Pは、用紙排出口18から排出された後、用紙Pの後端が用紙排出口18から離れるまでの間において、少なくとも、用紙Pの先端が、D3に至るまでは、用紙搬送路24の延長線上である用紙排出軌跡25をたどって排出されるものとみなしている。
上記の第1の排紙収容装置1では、用紙Pは、用紙排出口18から搬送速度と同じ一定速度で排出され、この用紙Pの先端が用紙探知レバー11の途中部11bに当接して用紙探知レバー11の裏面をスライドしながら用紙探知レバー11を途中部11bから先端部11aにかけて上方に押上げ、用紙探知レバー11の先端部11aが排出中の用紙Pの上面に接触するまで、探知レバー枢軸16を支点として用紙探知レバー11を正方向に回動させる。そして、排出された用紙Pが用紙排出口18から離れて落下すると、用紙探知レバー11は逆方向に回動して、上述した待機状態に戻る。
図10は、用紙無積載時の場合に、最初の用紙が排出される際の上述した動作の軌跡を示したものであり、図11は、用紙満積載時の場合における上述した動作の軌跡を示したものである。又、図12は、用紙中間積載時の場合における上述した動作の軌跡を示したものである。次に、これらの各場合について、第1の排紙収容装置1の動作を詳しく説明する。
用紙無積載時の場合、図10において、用紙Pは、一定速度で用紙排出口18に向けて搬送される(図10(a))。用紙Pは、さらに搬送されて、用紙排出ローラ17により用紙排出口18から前方へ排出され、用紙Pの先端が用紙探知レバー11の途中部11bに当接する(図10(c))。すると、用紙探知レバー11が動き出すので、ロータリエンコーダ12からパルス信号が出力される。又、このときの用紙Pの先端の位置は、図3のD1である。さらに、用紙Pは、用紙探知レバー11の裏面をスライドしながら用紙探知レバー11を途中部11bから先端部11aにかけて上方に押上げ、用紙探知レバー11の先端部11aが排出中の用紙Pの上面に接触するまで、探知レバー枢軸16を支点として用紙探知レバー11を正方向に回動させる(図10(d))。そして、用紙探知レバー11の先端部11aが排出中の用紙Pの上面に接触したときに、到着検出光センサ29から到着検出信号が出力される。このときの用紙Pの先端の位置は、図3のD3である。
用紙満積載時の場合、図11において、用紙Pは、一定速度で用紙排出口18に向けて搬送される(図11(a))。用紙Pの先端が用紙通過検出部21を通過すると(図11(b))、用紙通過検出部21から用紙通過信号が出力される。このときの用紙Pの先端の位置は、図3のD0である。
用紙Pは、さらに搬送されて、用紙排出ローラ17により用紙排出口18から前方へ排出され、用紙Pの先端が用紙探知レバー11の途中部11bに当接する(図11(c))。すると、用紙探知レバー11が動き出すので、ロータリエンコーダ12からパルス信号が出力される。又、このときの用紙Pの先端の位置は、図3のD3である。この場合、用紙Pの先端が当接する用紙探知レバー11の途中部11bは、実質的には、用紙探知レバー11の先端部11aであり(図11(d))、用紙探知レバー11の先端部11aが、排出中の用紙Pの上面に接触している。この状態で、到着検出光センサ29から到着検出信号が出力される。このときの用紙Pの先端の位置は、図3のD3である。
用紙中間積載時の場合、図12において、用紙Pは、一定速度で用紙排出口18に向けて搬送される(図12(a))。用紙Pの先端が用紙通過検出部21を通過すると(図12(b))、用紙通過検出部21から用紙通過信号が出力される。このときの用紙Pの先端の位置は、図3のD0である。
用紙Pは、さらに搬送されて、用紙排出ローラ17により用紙排出口18から前方へ排出され、用紙Pの先端が用紙探知レバー11の途中部11bに当接する(図12(c))。すると、用紙探知レバー11が動き出すので、ロータリエンコーダ12からパルス信号が出力される。又、このときの用紙Pの先端の位置は、図3のD2である。さらに、用紙Pは、用紙探知レバー11の裏面をスライドしながら用紙探知レバー11を途中部11bから先端部11aにかけて上方に押上げ、用紙探知レバー11の先端部11aが排出中の用紙Pの上面に接触するまで、探知レバー枢軸16を支点として用紙探知レバー11を正方向に回動させる(図12(d))。そして、用紙探知レバー11の先端部11aが排出中の用紙Pの上面に接触したときに、到着検出光センサ29から到着検出信号が出力される。このときの用紙Pの先端の位置は、図3のD3である。
上記の排紙収容装置1では、上述したように、用紙Pの搬送速度及び排出速度は同じで一定である。従って、搬送、或いは、排出される距離と、当該距離を搬送、排出されるのに要する時間とは、比例関係にある。そこで、上記の排紙収容装置1の動作から、次のことが分かる。
即ち、図3において、上述した第1の排紙収容装置1と同様、(1)式〜(3)式が成立する。即ち、予め、H、及びTmaxを測定しておくことにより、用紙中間積載時におけるTxを測定することで、この時点における用紙Pの量Hxを、演算で求めることができる。
上記のTmax、及び、Txは、第2の排紙収容装置2では、次のようにして求めることができる。図3において、用紙無積載時の場合において、用紙Pの先端が用紙探知レバー11の途中部11bに当接した時点から、用紙探知レバー11の先端部11aが排出中の用紙Pの上面に接触した時点までの経過時間(これを、当接後所要時間と称する)は、図13に示すように、ロータリエンコーダ12からパルス信号が出力されるタイミングと、到着検出光センサ29から到着検出信号が出力されるタイミングとから、求めることができる。図3のTfsは、この用紙無積載時の場合の当接後所要時間である。
同様にして、図3において、用紙満積載時の場合の当接後所要時間を求めることができ、これはほとんど0である。又、用紙中間積載時の場合における当接後所要時間を求めることができ、図3のTfxは、用紙中間積載時の場合の当接所要時間である。
そうすると、図3において、次の式が成立する。
Tmax=Tfs ――――――――(7)
Tx=Tfs−Tfx ――――――(8)
従って、上記の(3)式、(7)式、及び、(8)式により、次の式が成立する。
Hx=H(Tfs−Tfx)/Tfs ――――(9)
上述した計測演算部は、予め求められた上記のTfs、及び、Hを用いると共に、ロータリエンコーダ12、及び、到着検出光センサ29の出力により、上記のTfxを求めることで、上記の(9)式により、Hxを演算で求めることができる。
但し、上記の(9)式により、Hxを演算で求めることができるのは、第1の排紙収容装置1と同様、用紙探知レバー11の形状が直線状であると仮定しているからである。実際の用紙探知レバー11の形状は、図9からも分かるように、用紙探知レバー11の途中部11bが多少屈曲しており、上記の(2)式は、厳密には成立しない。
そこで、図14に示すように、第2の排紙収容装置2における用紙Pの積載状態をランク分けして、それに見合う実際の用紙Pの用紙量の範囲を定め、その用紙量に対応する当接後所要時間を、実際の第2の排紙収容装置2を用いて実測し、この実測した当接後所要時間を基にして、上述した式を用いて演算による用紙量を求める。
その上で、上述した計測演算部に、図8の積載状態と演算による用紙量とを対応付けて、比較基準として記憶させる。そして、第2の排紙収容装置2の使用に際し、計測演算部が測定した当接後所要時間に基づき、上記の演算式により求めたHxが該当するランクの積載状態を、第2の排紙収容装置2の計測演算部の出力として、出力する。
上記の第2の排紙収容装置2は、上述した第1の排紙収容装置1が備える効果において、ジャム情報を出力する以外の全ての効果を備えている。即ち、用紙収容トレイ19に収容された用紙Pが満杯となるまでの途中の時点において、第2の排紙収容装置の用紙収容トレイ19に収容されている用紙Pの収容量の状態を知ることができる。従って、この第2の排紙収容装置2を備えた本複写機の制御を、きめ細かく行うことができる。
又、上記の第2の排紙収容装置2は、第1の排紙収容装置1と同様、当接後所要時間に基づいて満杯となったと判定したときに、この第2の排紙収容装置2を備えた本複写機に満杯情報を提供することができる。そのため、本複写機の制御を、きめ細かく行うことができる。
上記の第2の排紙収容装置2では、計測演算部が測定した当接後所要時間に基づき、上記の演算式により、Hxを求めて該当するランクの積載状態を、第2の排紙収容装置2の計測演算部の出力として、出力している。しかし、このようにせずに、次のようにしてもよい。
即ち、計測演算部に、図8の積載状態と当接後所要時間とを対応付けて、比較基準として記憶させる。そして、第2の排紙収容装置2の使用に際し、計測演算部が測定した当接後所要時間に基づき、該当するランクの積載状態を、第2の排紙収容装置2の計測演算部の出力として、出力するのである。
又、上記の各実施の形態では、排紙収容装置を構成要素として用いた装置として、モノクロ画像読取装置31と、モノクロ画像記録装置32とで構成された複写機を用いて説明しているが、本実施の形態における排紙収容装置を構成要素とする装置は、これには限られず、カラー画像読取装置と、カラー画像記録装置とで構成されている複写機や、複写機以外に、FAXやプリンタ、或いは、これら全ての機能を備えた複合機等も、上記の各実施の形態における排紙収容装置を構成要素とする装置として、構成することができる。
本実施の形態における排紙収容装置を構成要素として用いた複写機の構成図である。 本実施の形態における第1の排紙収容装置の構成図である。 本実施の形態における第1の排紙収容装置、及び、第2の排紙収容装置の構成を示した模式図である。 (a)〜(d)は、本実施の形態における第1の排紙収容装置の用紙無積載時の場合の動作を示した説明図である。 (a)〜(d)は、本実施の形態における第1の排紙収容装置の用紙満積載時の場合の動作を示した説明図である。 (a)〜(d)は、本実施の形態における第1の排紙収容装置の用紙中間積載時の場合の動作を示した説明図である。 本実施の形態における第1の排紙収容装置の当接所要時間を示したタイムチャートである。 本実施の形態における第1の排紙収容装置の用紙の積載状態をランク別に示したテーブルである。 本実施の形態における第2の排紙収容装置の構成図である。 (a)〜(d)は、本実施の形態における第2の排紙収容装置の用紙無積載時の場合の動作を示した説明図である。 (a)〜(d)は、本実施の形態における第2の排紙収容装置の用紙満積載時の場合の動作を示した説明図である。 (a)〜(d)は、本実施の形態における第2の排紙収容装置の用紙中間積載時の場合の動作を示した説明図である。 本実施の形態における第2の排紙収容装置の当接後所要時間を示したタイムチャートである。 本実施の形態における第2の排紙収容装置の用紙の積載状態をランク別に示したテーブルである。
符号の説明
1 排紙収容装置
2 排紙収容装置
11 用紙探知レバー
11a 先端部
11b 途中部
11c 基端部
11d 後端部
12 ロータリエンコーダ
13 回転盤
14 光センサ
15 探知レバー枢軸支持片
16 探知レバー枢軸
17 用紙排出ローラ
18 用紙排出口
19 用紙収容トレイ
21 用紙通過検出部
22 用紙感知レバー
23 光センサ
24 用紙搬送路
25 用紙排出軌跡
26 キャビネット前面壁
29 到着検出光センサ
31 モノクロ画像読取装置
32 モノクロ画像記録装置
41 第1用紙収納トレイ
41a 給紙ローラ
41b 分離ローラ
42 第2用紙収納トレイ
42a 給紙ローラ
42b 分離ローラ
43 第3用紙収納トレイ
43a 給紙ローラ
43b 分離ローラ
44 第4用紙収納トレイ
44a 給紙ローラ
44b 分離ローラ
51 水平供給搬送路
52 水平排出搬送路
53 第1垂直搬送路
54 第2垂直搬送路
55 第3垂直搬送路
56 水平帰還搬送路
60 モノクロ画像形成ユニット
61 感光体ドラム
62 加圧ローラ
63 定着ユニット
64 定着ローラ
65 加圧ローラ
P 用紙

Claims (7)

  1. 前方に向かって用紙が排出される用紙排出口と、
    前記用紙排出口に向かって搬送される用紙の通過を検出する用紙通過検出手段と、
    前記用紙排出口から排出された用紙が落下して、積載される用紙収容トレイと、
    基端部に水平に固着された枢軸が、先端部が揺動するように回動可能に支持され、待機状態では、前記用紙収容トレイに用紙が積載されていない場合は前記用紙収容トレイの上面に、又、前記用紙収容トレイに用紙が積載されている場合は前記用紙収容トレイに積載された最上面の用紙に、共に、前記先端部が前方斜め下に傾斜して接触するレバーと、
    該レバーの枢軸の回動動作を検出する回動検出手段と、
    経過時間測定機能、及び、演算機能を備えた計測演算手段と、を備えており、
    一定速度で搬送されて前記用紙通過検出手段を通過した用紙が、前記用紙排出口から一定速度で排出され、該用紙の先端が前記レバーの途中部に当接して前記レバーの裏面をスライドしながら前記レバーを途中部から先端部にかけて上方に押上げ、前記レバーの先端部が排出中の前記用紙の上面に接触するまで、前記枢軸を支点として前記レバーを正方向に回動させると共に、排出された前記用紙が前記用紙排出口から離れて落下すると、前記レバーは逆方向に回動して前記待機状態に戻る排紙収容装置であって、
    前記計測演算手段は、前記用紙通過検出手段により用紙の通過開始が検出された時点から、前記回動検出手段により前記レバーの枢軸の正方向への回動動作開始が検出された時点までの経過時間である当接所要時間を測定すると共に、該当接所要時間に基づいて、用紙の収容量の状態を判定して、該判定結果を出力することを特徴とする排紙収容装置。
  2. 請求項1記載の排紙収容装置において、
    前記計測演算手段は、前記当接所要時間に基づいて、用紙の収容量が満杯であることを判定して、該判定結果を出力する排紙収容装置。
  3. 請求項1又は2記載の排紙収容装置において、
    前記計測演算手段は、当接所要最大時間を保持しており、前記用紙通過検出手段が用紙の通過開始を検出した時点から、前記当接所要最大時間を経過しても、前記回動検出手段が前記レバーの枢軸の回動動作開始を検出しないと、ジャムが生じていると判定して、該判定結果を出力する排紙収容装置。
  4. 前方に向かって用紙が排出される用紙排出口と、
    前記用紙排出口から排出された用紙が落下して、積載される用紙収容トレイと、
    基端部に水平に固着された枢軸が、先端部が揺動するように回動可能に支持され、待機状態では、前記用紙収容トレイに用紙が積載されていない場合は前記用紙収容トレイの上面に、又、前記用紙収容トレイに用紙が積載されている場合は前記用紙収容トレイに積載された最上面の用紙に、共に、前記先端部が前方斜め下に傾斜して接触するレバーと、
    該レバーの枢軸の回動動作を検出する回動検出手段と、
    該レバーが回動して設定された位置に到着したことを検出する到着検出手段と、
    経過時間測定機能、及び、演算機能を備えた計測演算手段と、を備えており、
    前記用紙排出口から一定速度で排出された用紙の先端が前記レバーの途中部に当接して前記レバーの裏面をスライドしながら前記レバーを途中部から先端部にかけて上方に押上げ、前記レバーの先端部が排出中の前記用紙の上面に接触するまで、前記枢軸を支点として前記レバーを正方向に回動させると、前記到着検出手段が前記設定された位置に前記レバーが到着したことを検出すると共に、排出された前記用紙が前記用紙排出口から離れて落下すると、前記レバーは逆方向に回動して前記待機状態に戻る排紙収容装置であって、
    前記計測演算手段は、前記回動検出手段により前記レバーの枢軸の正方向への回動動作開始が検出された時点から、前記到着検出手段により前記レバーが回動して設定された位置に到着したことが検出された時点までの経過時間である当接後所要時間を測定すると共に、該当接後所要時間に基づいて、用紙の収容量の状態を判定して、該判定結果を出力することを特徴とする排紙収容装置。
  5. 請求項4記載の排紙収容装置において、
    前記計測演算手段は、前記当接後所要時間に基づいて、用紙の収容量が満杯であることを判定して、該判定結果を出力する排紙収容装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の排紙収容装置において、
    前記回動検出手段は、ロータリエンコーダで構成されている排紙収容装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の排紙収容装置を備えた画像形成装置。
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