JP2009051327A - 車両のバンパ取付け部構造 - Google Patents

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Naoki Koshio
直紀 小塩
Naoki Sakai
直樹 堺
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Abstract

【課題】フェンダーライニングの車幅方向外側の取付け面部と、バンパサイド部の車輪側の端部から車幅方向内側に延びるフランジとをバンパホルダの下端面に重ねて共締め固定する作業を簡単かつ正確に行うことができるようにして、組付け作業の作業性を向上させることができるバンパ取付け部構造を提供する。
【解決手段】バンパホルダ3の取付け部42を車体パネル10の被取付け部10Aに取付け固定し、バンパサイド部6の第1係合部をバンパホルダ3の第1被係合部に係合し、フェンダーライニング2の車幅方向外側D2の取付け面部43と、バンパサイド部6の車輪側の端部から車幅方向内側D1に延びるフランジ9とをバンパホルダ3の下端面3Kに重ねて共締め固定し、バンパホルダ3の下端部28に第2係合部12を設け、第2係合部12に係合する第2被係合部22をフェンダーライニング2に設けてある。
【選択図】図8

Description

本発明は、
バンパホルダの取付け部を車体パネルの被取付け部に取付け固定し、
バンパ本体部から車体側面に回り込むバンパサイド部の第1係合部を前記バンパホルダの第1被係合部に係合し、
フェンダーライニングの車幅方向外側の取付け面部と、前記バンパサイド部の車輪側の端部から車幅方向内側に延びるフランジとを前記バンパホルダの下端面に重ねて共締め固定してある車両のバンパ取付け部構造に関する。
この種のバンパ取付け部構造においては、バンパサイド部の車輪側の端部から車幅方向内側に延びるフランジでフェンダーライニングの車幅方向外側の端部を覆い隠すことでバンパ取付け部の周りの見栄えを良くしている。バンパ取付け部構造の一例として特許文献1の技術がある。
図11に、バンパ取付け部構造の組付け途中の状態を示してある。図11は、車両右側のバンパ取付け部構造を車両前方側から見た縦断面図であり、符号Uは上側、D1は車幅方向内側(車両の左右中心側)、D2は車幅方向外側(車両の左右外方側)である。
この図に示すように、従来、
(1) バンパホルダ3の取付け部42を車体パネル10の被取付け部10Aに重ね合わせ、スクリューSをスクリュー孔H2に挿入して前記取付け部42を被取付け部10Aに取付け、
(2) バンパホルダ3の下端部28の下端面3Kにフェンダーライニング2の取付け面部43を下方から重ね合わせ、
(3) 車幅方向外側からバンパサイド部6のフランジ9をフェンダーライニング2の取付け面部43に近づけるとともに、前記取付け面部43に下方から重ね合わせ、
(4) スクリュー孔H2にスクリュー(図示せず)を挿入して、前記フランジ9と取付け面部43をバンパホルダ3の下端面3Kに共締め固定していた。
この手段によれば、前記(2)の工程で、バンパホルダ3の下端面3Kに重ね合わせたフェンダーライニング2の取付け面部43を拘束するものは何もなく、フェンダーライニング2が車体パネル10等に比べると軟らかい部材で形成されていることもあって、前記(4)の共締め固定前に、フェンダーライニング2の取付け面部43が下方に位置ずれして、バンパホルダ3の下端面3Kから離間することがあった(図11の二点鎖線参照)。
特開2003−118516号公報
上記のように、共締め固定前にフェンダーライニング2の取付け面部43がバンパホルダ3の下端面3Kから離間すると、車幅方向外側D2からバンパサイド部6のフランジ9をフェンダーライニング2の取付け面部43に近づけたときに、前記フランジ9が前記取付け面部43の上面等に干渉して、フランジ9を取付け面部43に下方から重ね合わせにくくなることがあった。また、フランジ9と取付け面部43とバンパホルダ3の下端面3Kとに形成した共締め固定用のスクリュー等の締結部材の挿入孔H2同士を正確に位置決めすることが困難になっていた。
この問題を解消するために、車幅方向外側D2からバンパサイド部6のフランジ9をフェンダーライニング2の取付け面部43に近づけるときに、作業者がフェンダーライニング2を持ち上げでおくことも考えられるが、この手段では、フランジ9を取付け面部43に近づける動作と、フェンダーライニング2を持ち上げる動作との二つの動作を同時に行わなければならず作業に手間がかかる。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、フェンダーライニングの車幅方向外側の取付け面部と、バンパサイド部の車輪側の端部から車幅方向内側に延びるフランジとをバンパホルダの下端面に重ねて共締め固定する作業を簡単かつ正確に行うことができるようにして、組付け作業の作業性を向上させることができるバンパ取付け部構造を提供する点にある。
本発明の特徴は、
バンパホルダの取付け部を車体パネルの被取付け部に取付け固定し、
バンパ本体部から車体側面に回り込むバンパサイド部の第1係合部を前記バンパホルダの第1被係合部に係合し、
フェンダーライニングの車幅方向外側の取付け面部と、前記バンパサイド部の車輪側の端部から車幅方向内側に延びるフランジとを前記バンパホルダの下端面に重ねて共締め固定してある車両のバンパ取付け部構造であって、
前記バンパホルダの下端部に第2係合部を設け、前記第2係合部に係合する第2被係合部を前記フェンダーライニングに設けてある点にある。(請求項1)
この構成により、バンパホルダの下端面にフェンダーライニングの取付け面部を下方から重ね合わせ、フェンダーライニングの第2被係合部とバンパホルダの下端部の第2係合部とを係合させることで、フェンダーライニングの取付け面部がバンパホルダの下端面から下方に離れなくなる。その結果、車幅方向外側からバンパサイド部のフランジをフェンダーライニングの取付け面部に近づけたときに、前記フランジが前記取付け面部の上面等に干渉することを回避することができ、フランジを取付け面部に下方から重ね合わせやすくすることができる。また、フランジと取付け面部とバンパホルダの下端面とに形成した共締め固定用のスクリュー等の締結部材の挿入孔同士を正確に位置決めすることができる。従って、フェンダーライニングの車幅方向外側の取付け面部と、バンパサイド部の車輪側の端部から車幅方向内側に延びるフランジとをバンパホルダの下端面に重ねて共締め固定する作業を簡単かつ正確に行うことができて、組付け作業の作業性を向上させることができる(請求項1)。
本発明において、
前記バンパホルダの下端部に、この下端部から車幅方向外側に突出する係合爪を設けて前記第2係合部を構成し、前記フェンダーライニングの取付け面部の車幅方向外側の側部に、この側部から上方に折曲する折曲片を設けるとともに、前記折曲片に、前記係合爪に係合する係合孔を形成して前記第2被係合部を構成してあると、第2係合部と第2被係合部とを車幅方向外側(車両の左右外方側)で係合させることになって、係合作業を簡単に行うことができ、しかも、第2係合部と第2被係合部を容易に成形することができる。(請求項2)
本発明において、
前記フェンダーライニングの成形の際に、前記折曲片を前記フェンダーライニングの取付け面部に沿う状態に薄肉ヒンジ部を介して前記取付け面部に連設し、前記フェンダーライニングの前記バンパホルダへの組付けの際に前記折曲片を前記薄肉ヒンジ部周りに上方に折曲して、前記折曲片の係合孔を前記バンパホルダの係合爪に係合させてあると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
前記フェンダーライニングの成形の際に、前記折曲片を前記フェンダーライニングの取付け面部に沿う状態に薄肉ヒンジ部を介して前記取付け面部に連設してあるから、前記折曲片と取付け面部とを成形するための成形型の形状を簡素化できるとともに、フェンダーライニングの成形の際に、型抜きできなくなる不具合を回避することができる。さらに、フェンダーライニングのバンパホルダへの組付けの際に折曲片を薄肉ヒンジ部周りに上方に折曲することで、折曲片の係合孔をバンパホルダの係合爪に容易に係合させることができる。(請求項3)
本発明において、
前記バンパホルダの本体部から車幅方向外側に立ち上がるとともに、車両前後方向で前記係合爪の両側に位置する一対の第1リブを前記バンパホルダに設け、前記一対の第1リブの頂部を前記係合爪の先端よりも車幅方向外側に位置させてあると、次の作用を奏することができる。(請求項4)
バンパホルダの下端面に重ね合わせたフェンダーライニングの取付け面部にバンパサイド部のフランジを近づけるときに、一対の第1リブの頂部でバンパサイド部を受け止めて、バンパサイド部が係合爪に衝突することを防止することができ、係合孔と係合爪との係合解除を防止することができる。(請求項4)
本発明によれば、
フェンダーライニングの車幅方向外側の取付け面部と、バンパサイド部の車輪側の端部から車幅方向内側に延びるフランジとをバンパホルダの下端面に重ねて共締め固定する作業を簡単かつ正確に行うことができるようにして、組付け作業の作業性を向上させることができるバンパ取付け部構造を提供することができた。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に車両としての自動車の後部車体の分解斜視図を示してある。符号1はリヤバンパ、2は、ホイールハウスを形成する左右一対のフェンダーライニング、3は左右一対のバンパホルダ、4はフェンダーパネルである。
[リヤバンパ1の構造]
前記リヤバンパ1は、車幅方向D(車両の左右方向)に沿うバンパ本体部5と、このバンパ本体部5から車体側面に回り込む左右一対のバンパサイド部6とから成る。そして、バンパ本体部5の上端部に設けた車幅方向Dに沿う第1フランジ25を、バックドアの開口周縁の下端部26に複数の取付けボルトで取付け固定し、バンパ本体部5の下端部に設けた車両前方側Frに延びる第2フランジ27を、車体の後端部下端から下方に突出する複数のバンパステー7の下側折曲部7Aに、下方から複数のクリップで取付け固定してある。
バンパサイド部6はフェンダーパネル4と共にホイールアーチ部8を形成し、車輪側の端部が円弧状になっている。このバンパサイド部6の車両前方側Frの端部には、バンパホルダ3の第1被係合部21(図5参照)に対する第1係合部11を設けてある。また、バンパサイド部6の上端部をバンパ本体部5に対して上方に隆起させ、バンパサイド部6の車輪側の端部に、車幅方向内側D1に延びる第3フランジ9(フランジに相当)を設けてある(図6,図8参照)。
[フェンダーライニング2の構造]
フェンダーライニング2は樹脂製である。図2〜図4に右側のフェンダーライニング2を示してある。これらの図に示すように、フェンダーライニング2を車輪の後部上半部に対応させて円弧状に形成し、車両前後方向から見た縦断面において上面部2Aを上方に湾曲させてある。そして、フェンダーライニング2の複数の第1取付け面部41にクリップ孔H1を形成し、複数のクリップ孔H1に各別に挿通させた複数のクリップで第1取付け面部41を車体パネル10に取付け固定してある。
[バンパホルダ3の構造]
バンパホルダ3は、バンパサイド部6の車両前方側Frの端部と車体パネル10との間に介在して、バンパサイド部6の車両前方側Frの端部を補強する役割や、バンパサイド部6の車両前方側Frの端縁をフェンダーパネル4の車両後方側の端縁に対して正確に位置決めする役割を果している。このバンパホルダ3は、図1,図5〜図10に示すように、複数の第2取付け面部42(取付け部に相当)を備えた細長い板状の本体部35と、この本体部35から車幅方向外側D2に立ち上がる格子状のリブ部13とから成り、本体部35が、車体パネル10の形状に対応して車幅方向Dに複数箇所で折曲している(図6参照)。バンパホルダ3は後ろ上がり傾斜縦姿勢(上端部側ほど車両後方側に位置する傾斜縦姿勢)で車体パネル10に取付けられる。また、バンパホルダ3の下端面3Kはホイールアーチ部8に沿うように、前記本体部35の長手方向に対して傾斜させてある。前記リヤバンパ1とフェンダーライニング2とバンパホルダ3のそれぞれの構造については、次のバンパ取付け部構造を説明する際にさらに詳しく説明する。
[バンパ取付け部構造]
図6〜図10にバンパ取付け部構造を示してある。図6〜図8は、車両右側のバンパサイド部6等を車両前方側Frから見た縦断面図である。符号Uは上方を示している。これらの図に示すように、右側のバンパホルダ3の複数の第2取付け面部42からスクリュー孔形成用のボス15が車幅方向内側D1に突出し、車体パネル10にボス15を挿入させるボス挿入孔16を形成してある。
そして、ボス15にスクリュー孔H2を形成し、このスクリュー孔H2に挿入させたスクリューSで第2取付け面部42を車体パネル10の被取付け面部10A(被取付け部に相当)に取付け固定してある。この場合、ボス15のスクリュー孔H2にスクリューSをねじ込むと、ボス15が車両前後方向に広がって、ボス15がボス挿入孔16に固定される。右側のバンパサイド部6の車両前方側Frの端部に設けた第1係合部11は、バンパホルダ3に設けた第1被係合部21(図5参照)に係合している。
さらに、右側のフェンダーライニング2の車両前方側の端部に、車幅方向外側D2に位置する第3取付け面部43(取付け面部に相当)を設け、この第3取付け面部43と、バンパサイド部6の車輪側の端部から車幅方向内側D1に延びる第3フランジ9とをバンパホルダ3の下端面3Kに下方から重ね合わせ、第3フランジ9と第3取付け面部43とバンパホルダ3の下端部28とに形成したスクリュー孔H2にスクリューSを挿入して、これら三者をスクリューSで共締め固定してある。このようにして第3フランジ9によりフェンダーライニング2の車輪側の端部を覆い隠してバンパサイド部6の周りの見栄えを良くしてある。
また、バンパホルダ3の下端部28に第2係合部12を設け、第2係合部12に上下方向(厳密には斜め上下方向)で係合する第2被係合部22をフェンダーライニング2に設けてある。つまり、バンパホルダ3の下端部28に、この下端部28から車幅方向外側D2に突出する係合爪17を設けて前記第2係合部12を構成し、フェンダーライニング2の第3取付け面部43の車幅方向外側D2の側部に、この側部から上方に折曲する折曲片20を設けるとともに、この折曲片20に、係合爪17に係合する係合孔23を形成して前記第2被係合部22を構成してある。図6〜図10の符号36は係合爪17を成形する際の型抜き用の孔である。
図9に示すように、前記リブ部13のうちバンパホルダ3の長手方向に延びる一対の第1リブ31を車両前後方向で係合爪17の両側に配置してある。また、前記係合爪17を、バンパホルダ3から車幅方向外側D2に突出する爪本体部18と、前記爪本体部18から上方に屈曲する爪部19とで構成し、爪本体部18を板面がバンパホルダ3の長手方向を向く板状に形成してある。そして、バンパホルダ3に形成した格子状のリブ部13のうち、バンパホルダ3の長手方向と交差する方向に延びる第2リブ32の長手方向中央部の頂部から前記爪本体部18を立ち上がらせてある。爪本体部18は第2リブ32とほぼ同一肉厚の長方形状に形成されている。また、第2リブ32の長手方向で爪部19は爪本体部18と同一長さに設定されている。爪部19が係合する前記係合孔23は長方形に形成されている(図10参照)。
前記第2リブ32の一端部は、一対の第1リブ31のうちの車両前方側の第1リブ31と一体に連なり、第2リブ32の他端部は、車両後方側の第1リブ31よりも第2リブ32側に位置する第3リブ33に一体に連なっている。この第3リブ33は、バンパホルダ3の長手方向に延びており、第2リブ32が前記車両前方側の第1リブ31と第3リブ33とに架設された状態になっている。これにより、第2リブ32が第1リブ31と第3リブ33に強固に支持されて上下方向に倒れにくくなり、爪本体部18が上下方向に倒れにくくなっている。そして、一対の第1リブ31の頂部31Tが係合爪17の先端よりも車幅方向外側D2に位置するように一対の第1リブ31の高さ寸法を設定して、一対の第1リブ31の頂部31Tを前記係合爪17の先端よりも車幅方向外側に位置させてある(図7,図8参照)。
図2〜図4に示すように、フェンダーライニング2の成形の際に、前記折曲片20をフェンダーライニング2の第3取付け面部43に沿う状態に薄肉ヒンジ部24を介して第3取付け面部43に連設し、図7に示すように、フェンダーライニング2のバンパホルダ3への組付けの際に、折曲片20を薄肉ヒンジ部24周りに上方Uに折曲して、その折曲片20の係合孔23をバンパホルダ3の係合爪17の爪部19に係合させてある。図7,図8に示すように、折曲片20を折曲したときの係合孔23の位置の上方に係合爪17の爪部19が位置するように構成し、爪部19の背面に前記係合孔23に対するガイド用傾斜面19Gを形成してある。そして、折曲片20の前記上方Uへの折曲に伴って、係合孔23の内周部が前記ガイド用傾斜面19Gにガイドされ、係合孔23に爪部19が入り込んで、係合孔23と爪部19とが係合する。
このとき、フェンダーライニング2は比較的柔軟な樹脂製であるので、フェンダーライニング2が弾性変形して係合が容易になるとともに、係合孔23にも爪部19の挿入を容易にする傾斜面が形成されているので係合が容易となる。
これにより、両者の係合状態をより安定化することができる。
[リヤバンパ1とフェンダーライニング2とバンパホルダ3の組付けの手順]
この手順は次の通りである。
(1) バンパホルダ3の第2取付け面部42を車体パネル10に車幅方向外側D2から重ね、バンパホルダ3の前記ボス15を車体パネル10のボス挿入孔16に挿入させ、前記第2取付け面部42のスクリュー孔H2にスクリューSを挿入させ、このスクリューSでバンパホルダ3を車体パネル10の被取付け面部10Aに取付け固定する(図9参照)。
(2) フェンダーライニング2の第1取付け面部41のクリップ孔H1にクリップを挿入し、このクリップで第1取付け面部41を車体パネル10に取付け固定する。また、フェンダーライニング2の第3取付け面部43を下方からバンパホルダ3の下端面3Kに重ね合わせ、折曲片20を薄肉ヒンジ部24周りに上方に折曲して、折曲片20の係合孔23をバンパホルダ3の係合爪17に係合させる(図10参照)。これにより、フェンダーライニング2の第3取付け面部43がバンパホルダ3の下端面3Kから下方に離間できなくなる。
(3−1) リヤバンパ1を車両後方側から車体に接近させて、バンパサイド部6の車両前方側Frの端部に設けた複数の第1係合部11を、バンパホルダ3に設けた複数の第1被係合部21に係合する。このとき、バンパサイド部6の端部の第3フランジ9が、バンパホルダ3の車両側方側を車両の後方側から前方側に通過する。
(3−2) バンパサイド部6の第3フランジ9をフェンダーライニング2の第3取付け面部43に重ね合わせる。そして、第3フランジ9とフェンダーライニング2の第3取付け面部43とバンパホルダ3の下端部28とに形成したスクリュー孔H2に下方からスクリューSを挿通させて、これら三者を共締め固定する(図8参照)。
(3−3) バンパ本体部5の第1フランジ25を、バックドアの開口周縁の下端部26に複数の取付けボルトで取付け固定し、バンパ本体部5の第2フランジ27を、複数のバンパステー7の下側折曲部7Aに、下方から複数のクリップで取付け固定する。
[別実施形態]
[1] 上記の実施形態では、フェンダーライニング2の成形の際に、前記折曲片20をフェンダーライニング2の第3取付け面部43に沿う状態に薄肉ヒンジ部24を介して第3取付け面部43に連設したが、この構造に換えて、フェンダーライニング2の成形の際に、前記折曲片20をフェンダーライニング2の第3取付け面部43に対して上方に折曲した状態に第3取付け面部43に連設してあってもよい。
[2] フェンダーライニング2を車体パネル10に取付けた後にバンパホルダ3を車体パネル10に取付けてもよい。
[3] 左側のバンパサイド部の取付け構造は、上記の実施形態で説明した右側のバンパサイド部の取付け構造とほぼ同一であり、本発明を左側のバンパサイド部の取付け構造(すなわちバンパ取付け部構造)にも適用することができる。
[4] 前記第2リブ32を第1リブ31の両方又は別の一方(他方)に連ならせてあってもよい。
車両としての自動車の後部車体の分解斜視図 右側のフェンダーライニングを車両前方側から見た図 右側のフェンダーライニングを上方から見た図 右側のフェンダーライニングを車幅方向内側から見た図 車幅方向内側から見たバンパホルダを示す図 図5のA−A断面図 フェンダーライニングをバンパホルダに取付ける方法を示す断面図 バンパサイド部とフェンダーライニングをバンパホルダに取付けた状態を示す断面図 バンパホルダを車体パネルに取付けた状態を示す斜視図 フェンダーライニングをバンパホルダに取付けた状態を示す斜視図 従来の技術を示す図
符号の説明
2 フェンダーライニング
3 バンパホルダ
3K バンパホルダの下端面
5 バンパ本体部
6 バンパサイド部
9 フランジ(第3フランジ)
10 車体パネル
10A 被取付け部(被取付け面部)
11 第1係合部
12 第2係合部
17 係合爪
18 爪本体部
19 爪部
20 折曲片
21 第1被係合部
22 第2被係合部
23 係合孔
24 薄肉ヒンジ部
28 バンパホルダの下端部
31 第1リブ
31T 第1リブの頂部
32 第2リブ
35 バンパホルダの本体部
42 バンパホルダの取付け部(第2取付け面部)
43 フェンダーライニングの車幅方向外側の取付け面部(第3取付け面部)
D1 車幅方向内側
D2 車幅方向外側
Fr 車両前方側
U 上方

Claims (4)

  1. バンパホルダの取付け部を車体パネルの被取付け部に取付け固定し、
    バンパ本体部から車体側面に回り込むバンパサイド部の第1係合部を前記バンパホルダの第1被係合部に係合し、
    フェンダーライニングの車幅方向外側の取付け面部と、前記バンパサイド部の車輪側の端部から車幅方向内側に延びるフランジとを前記バンパホルダの下端面に重ねて共締め固定してある車両のバンパ取付け部構造であって、
    前記バンパホルダの下端部に第2係合部を設け、前記第2係合部に係合する第2被係合部を前記フェンダーライニングに設けてある車両のバンパ取付け部構造。
  2. 前記バンパホルダの下端部に、この下端部から車幅方向外側に突出する係合爪を設けて前記第2係合部を構成し、
    前記フェンダーライニングの取付け面部の車幅方向外側の側部に、この側部から上方に折曲する折曲片を設けるとともに、前記折曲片に、前記係合爪に係合する係合孔を形成して前記第2被係合部を構成してある請求項1記載の車両のバンパ取付け部構造。
  3. 前記フェンダーライニングの成形の際に、前記折曲片を前記フェンダーライニングの取付け面部に沿う状態に薄肉ヒンジ部を介して前記取付け面部に連設し、
    前記フェンダーライニングの前記バンパホルダへの組付けの際に前記折曲片を前記薄肉ヒンジ部周りに上方に折曲して、前記折曲片の係合孔を前記バンパホルダの係合爪に係合させてある請求項2記載の車両のバンパ取付け部構造。
  4. 前記バンパホルダの本体部から車幅方向外側に立ち上がるとともに、車両前後方向で前記係合爪の両側に位置する一対の第1リブを前記バンパホルダに設け、
    前記一対の第1リブの頂部を前記係合爪の先端よりも車幅方向外側に位置させてある請求項2又は3記載の車両のバンパ取付け部構造。
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CN113002465A (zh) * 2019-12-20 2021-06-22 本田技研工业株式会社 外装部件的连接构造

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CN113002465A (zh) * 2019-12-20 2021-06-22 本田技研工业株式会社 外装部件的连接构造
CN113002465B (zh) * 2019-12-20 2024-05-07 本田技研工业株式会社 外装部件的连接构造

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