JP2009050200A - 植栽ブロック - Google Patents

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JP2009050200A JP2007219767A JP2007219767A JP2009050200A JP 2009050200 A JP2009050200 A JP 2009050200A JP 2007219767 A JP2007219767 A JP 2007219767A JP 2007219767 A JP2007219767 A JP 2007219767A JP 2009050200 A JP2009050200 A JP 2009050200A
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TOKIWA CONCRETE KOGYO KK
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TOKIWA CONCRETE KOGYO KK
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    • Y02B80/32Roof garden systems

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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

【課題】通水性と保水性のある植栽ブロックは根のある草木の苗をそこで育てることはできないという問題がある。
【解決手段】通水性と保水性のある成型可能なセメント系材料により構成し、所望形状の縁により囲まれる凹部を形成して有底構造としたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般の土壌上は勿論のことビルの屋上やベランダ等で芝生や草木の育成を行うことができるブロックに関する。
従来の植栽ブロックは、連続した空隙を有するコンクリートブロックの空隙中に培養土壌材を充填させたもの(例えば、特許文献1参照)がある。
また、多孔質セラミックの植栽ボードを組み込んだ植栽ブロックもある(例えば、特許文献2参照)。
特開平8−85908公報 特開2002−281845公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術においては、予め培養土壌を充填させる必要があり、その培養土壌によって種子から植物を育成させるものであり、苗をそこで育てることはできないという問題がある。
また、特許文献2の技術においても、芝生等の毛根の細い植物の育成に適するもので、根のある草木の苗をそこで育てることはできないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とするもので、通水性および保水性を有すると共に土を入れて苗からの育成も行うことができる植栽ブロックとすることを目的とする。
そこで本発明は、通水性と保水性のある成型可能なセメント系材料により構成し、所望形状の縁により囲まれる凹部を形成して有底構造としたことを特徴とする。
このようにした本発明は、凹部に砂等を敷いて芝生を植えることは勿論のこと、土を入れて草木や野菜の苗を植えることができる。種を蒔いて育てることも可能であり、このようにして植えられた草木は、雨や遣り水がブロックの空隙中に保水されているために一般土壌に地植えで育成されている草木と同様の水遣りでよく、また、遣り水や降雨による過剰な水はブロック内から適宜に滲出するために根腐されをおこすことがないという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による実施例を説明する。
図1は実施例1を示す説明図、図2は断面説明図である。
1はブロック本体であり、実施例では30cm角で高さ9cmであり、周囲に2.5cmの縁2があり、その縁2に囲まれる深さ7cmの凹部3を形成して有底ブロックとしている。なお、これら各寸法は全く自由であって適宜に決定するものである。また、このような偏平形状である必要もなく、四角形である必要もないもので、多角形、曲面による変形形状等自由である。凹部3の深さや所望の外形に応じて適宜に決定すればよい。
このブロックを形成する素材は、例えば、短径が1〜5mmの木質細片100体積部に対し、比表面積5000cm/g以上の粉末度を有するセメント系バインダ25〜35体積部および細骨材として砂25〜35体積部、それに20〜35体積部の水を混練して上記のような所望のブロック形状に成型・固化するものであり、空隙率が25〜35%の通水性と保水性を有するブロックとなる。なお、通水性と保水性を有し成型可能なブロックであれば上記の素材に限るものではなく、セメント系のブロックであればどのような素材構成でもよい。
以上の構成の植栽ブロックによると、庭の土の上は無論のこと、ベランダや屋上に並べて設置し(植木鉢のように単体で使用してもよい。)、凹部3に砂等を敷いて芝生を植えることは勿論のこと、土を入れて草木や野菜の苗を植えることができる。種を蒔いて育てることも可能である。
このようにして植えられた草木は、雨や遣り水がブロックの空隙中に保水されるために一般土壌に地植えで育成されている草木と同様の水遣りでよく、遣り水や降雨による過剰な水はブロック内から適宜に滲出するために根腐されをおこすことはない。
したがって、上記の如く、屋上やベランダにおいても、地植えした草木と同様の手間で育成することができることになり、これによって屋上の全面緑化が可能となる。
図3は断面説明図である。
本実施例は、屋上やベランダに置いて一層具合のよい形状の植栽ブロックであり、上記実施例1と同様に通水性および保水性を有し、縁2に囲まれた凹部3を有する任意形状のブロックの底部に脚4を付けた構造であり、底面の全面が屋上やベランダに直接付かないようにしたものである。
この脚4は、例えば、図示する如く、底部下面の略4隅に突起状に脚4を形成したものでよく、脚4の構造は任意であり、上記以外では例えば、2本以上の突条を任意方向に形成して脚としてもよいし、切り込みを入れた糸尻状の突条を形成して脚としてもよい。
このように脚を設けることにより、屋上やベランダ上に設置した場合に、ブロックの底面と屋上面との間に隙間ができるためにブロックから滲出した水がその隙間から流出することができ、屋上面やベランダ面をいつまでも水にぬれた状態にすることがなく、ブロックを設置した屋上面やベランダ面の腐蝕や長時間にわたる水分による害を防ぐことができると共にブロック本体内に保有している水の量および凹部内の土の水の量を適正に保つことができる。
実施例1を示す説明図 断面説明図 実施例2を示す断面説明図
符号の説明
1 ブロック本体
2 縁
3 凹部
4 脚

Claims (2)

  1. 通水性と保水性のある成型可能なセメント系材料により構成し、所望形状の縁により囲まれる凹部を形成して有底構造としたことを特徴とする植栽ブロック。
  2. 請求項1において、底面に脚を形成したことを特徴とする植栽ブロック。
JP2007219767A 2007-08-27 2007-08-27 植栽ブロック Pending JP2009050200A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012235711A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Moss World Inc 苔育成用ブロック及びそれを用いた屋上緑化構造

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