JP2009048815A - 非水電解液二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】オリビン系正極を用いつつ、サイクル特性を向上できる非水電解液二次電池を提供すること。
【解決手段】LiFePOを含有する正極と、リチウムをドープ、脱ドープ可能な負極活物質を含む負極と、非水電解液とを備えた非水電解液二次電池であって、
前記正極の単位面積あたりの放電容量をa(mAh/cm)、前記負極の単位面積あたりの放電容量をb(mAh/cm)とした場合、aとbの関係が0.5≦(a/b)≦0.85であることを特徴とする非水電解液二次電池。
【選択図】なし

Description

本発明は、長寿命かつより安全な非水電解液二次電池に関するものである。
近年、カメラー体型VTR、携帯電話、ラップトップコンピューター等のポータブル電子機器が多く登場し、その小型軽量化が図られている。そしてこれらの電子機器のポータブル電源として、電池、特に二次電池について、エネルギー密度を向上させるための研究開発が活発に進められている。非水電解液を用いた電池、中でも、リチウムイオン二次電池は、従来の水溶液系電解液二次電池である鉛電池、ニッケルカドミウム電池と比較して大きなエネルギー密度が得られるため、期待度が大きくなっており、市場も著しく成長している。
とりわけ近年、リチウムイオン二次電池の軽量、高エネルギー密度という特徴が電気自動車やハイブリッド電気自動車用途に適することから、同電池の大型化、高出力化を目指した検討が盛んとなっている。
リチウムイオン二次電池に代表される非水系二次電池では、正極活物質としてLiCoO、LiNiO、LiMnなどの酸化物正極が用いられることが一般的である。これは高容量、高電圧が得られ、かつ高充填性に優れるため、携帯機器の小型・軽量化に有利であるためである。しかし、これらの正極は充電状態で加熱すると200〜300℃において酸素放出を開始する。また、電解液として可燃性の有機電解液を用いるため、前記の酸素放出が始まると電池が発火する危険性がある。よって前記酸化物正極を用いた場合、特に大型電池での安全性確保は容易ではない。
これに対して、A.K.Padhi等が報告しているオリビン構造を有する正極材料では350℃を超えても酸素放出が起こらず、安全性に非常に優れることが示されている(非特許文献1参照)。
J. Electrocem. Soc., Vol 144, p.1188
このオリビン系正極では充放電がLiFePO、FePOの二層共存状態で進行するため、電位平坦性が非常に高い。このため、通常のLiイオン電池の充電方式である、定電流・定電圧充電を行うと、ほとんど定電流充電状態で充電が行われるという特徴がある。この結果、従来の正極材料(LiCoO、LiNiO、LiMn等)に比べ、同じ充電レートで充電した場合、充電時間の短縮が可能であるが、高い電流値での充電が比較的長く続くため、負極内でのLiイオンの移動が追従せず、負極・電解液界面でのLiイオン濃度が高まり、負極上へのLi金属が析出しやすいという問題が生じる。この結果、従来の正極材料を用いたLiイオン電池で一般的に用いられる正極/負極容量比(a/b)が0.9<(a/b)<1の範囲ではLi金属が析出し、サイクル寿命が充分でないという問題点があった。また、従来の正極材料ではa/b<0.8とすると正極側の電位が4.2V以上の高電位に達して、構造不安定性が高まることや電解液の分解も進行しやすくなるため、サイクル特性が十分でなくなる。また電池内体積に占める負極材料の比率が高まり、電池の高容量化には不利となるため、これまであまり検討されていなかった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、オリビン系正極を用いつつ、サイクル特性を向上できる非水電解液二次電池を提供することにある。
本発明は鋭意検討を重ねた結果、正極/負極容量比を最適化することにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明に至った。
すなわち本発明は下記の非水電解液二次電池を提供する。
LiFePOを含有する正極と、リチウムをドープ、脱ドープ可能な負極活物質を含む負極と、非水電解液とを備えた非水電解液二次電池であって、
前記正極の単位面積あたりの放電容量をa(mAh/cm)、前記負極の単位面積あたりの放電容量をb(mAh/cm)とした場合、aとbの関係が0.5≦(a/b)≦0.85であることを特徴とする非水電解液二次電池。
本発明の非水電解液二次電池によれば、正極/負極容量比を最適化することでLi金属の析出を低減し、サイクル特性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る二次電池の断面構造を表すものである。この二次電池は、電極反応物質としてリチウムを用い、負極の容量が、リチウムの吸蔵および放出による容量成分により表されるいわゆるリチウムイオン二次電池である。この二次電池は、いわゆる円筒型といわれるものであり、ほぼ中空円柱状の電池缶11の内部に、一対の帯状の正極21と帯状の負極22とがセパレータ23を介して巻回された巻回電極体20を有している。電池缶11は、例えばニッケルのめっきがされた鉄により構成されており、一端部が閉鎖され他端部が開放されている。電池缶11の内部には、巻回電極体20を挟むように巻回周面に対して垂直に一対の絶縁板12、13がそれぞれ配置されている。
電池缶11の開放端部には、電池蓋14と、この電池蓋14の内側に設けられた安全弁機構15および熱感抵抗素子(Positive Temperature Coefficient;PTC素子)16とが、ガスケット17を介してかしめられることにより取り付けられており、電池缶11の内部は密閉されている。電池蓋14は、例えば、電池缶11と同様の材料により構成されている。安全弁機構15は熱感抵抗素子16とともに電流遮断封口体を構成する。安全弁機構15は、熱感抵抗素子16を介して電池蓋14と電気的に接続されており、内部短絡あるいは外部からの加熱などにより電池の内圧が一定以上となった場合にディスク板15A(電力導出板)が反転して電池蓋14と巻回電極体20との電気的接続を切断するようになっている。熱感抵抗素子16は、温度が上昇すると抵抗値の増大により電流を制限し、大電流による異常な発熱を防止するものである。ガスケット17は、例えば、絶縁材料により構成されており、表面にはアスファルトが塗布されている。
巻回電極体20の中心には例えばセンターピン24が挿入されている。巻回電極体20の正極21にはアルミニウムなどよりなる正極リード25が接続されており、負極22にはニッケルなどよりなる負極リード26が接続されている。正極リード25は安全弁機構15に溶接されることにより電池蓋14と電気的に接続されており、負極リード26は電池缶11に溶接され電気的に接続されている。
<正極>
図2は図1に示した巻回電極体20の一部を拡大して表すものである。図2に示すように、正極21は、例えば、対向する一対の面を有する正極集電体21Aの両面に正極活物質層21Bが設けられた構造を有している。なお、図示はしないが、正極集電体21Aの片面のみに正極活物質層21Bを設けるようにしてもよい。正極集電体21Aは、例えば、アルミニウム箔などの金属箔により構成されている。
正極活物質層21Bは、正極活物質として、LiFePOを含む。LiFePOはオリビン型結晶構造を有するリチウム化合物である。さらに、必要に応じてグラファイトなどの導電助剤、ポリフッ化ビニリデンなどの結着剤等を含んでいてもよい。導電助剤の含有量は、1.5〜10質量%の範囲内であることが好ましい。また、結着剤の含有量は3〜10質量%の範囲内であることが好ましい。
また、正極活物質層21Bは繊維状炭素を含有することが好ましい。繊維状炭素の含有量は、正極に対し1〜5質量%の範囲内であることが好ましい。上記範囲内の繊維状炭素を含有することで、電池の内部抵抗を低減できる。繊維状炭素としては、平均繊維直径が100〜200nm、平均繊維長が5〜20μmであるものが望ましい。具体的には、気相成長炭素繊維(VGCF)、カーボンナノチューブ等を好ましく用いることができる。
<負極>
負極22は、例えば、対向する一対の面を有する負極集電体22Aの両面に負極活物質層22Bが設けられた構造を有している。なお、図示はしないが、負極集電体22Aの片面のみに負極活物質層22Bを設けるようにしてもよい。負極集電体22Aは、例えば、銅箔などの金属箔により構成されている。
負極活物質層22Bは、負極活物質として、リチウムをドープ、脱ドープ可能な負極材料を1種または複数種含んで構成されており、必要に応じて正極活物質層21Bと同様の結着剤を含んで構成されている。
このような負極活物質としては、例えば、難黒鉛化性炭素、易黒鉛化性炭素、黒鉛、熱分解炭素類、コークス類、ガラス状炭素類、有機高分子化合物焼成体あるいは活性炭などの炭素材料が挙げられる。このうち、コークス類には、ピッチコークス、ニードルコークスあるいは石油コークスなどがある。有機高分子化合物焼成体というのは、フェノール樹脂やフラン樹脂などの高分子材料を適当な温度で焼成して炭素化したものをいい、一部には難黒鉛化性炭素または易黒鉛化性炭素に分類されるものもある。これら炭素材料は、充放電時に生じる結晶構造の変化が非常に少なく、高い充放電容量を得ることができると共に、良好なサイクル特性を得ることができるので好ましい。特に黒鉛は、電気化学当量が大きく、高いエネルギー密度を得ることができるので好ましい。また、難黒鉛化性炭素は、優れた特性が得られるので好ましい。さらにまた、充放電電位が低いもの、具体的には充放電電位がリチウム金属に近いものが、電池の高エネルギー密度化を容易に実現することができるので好ましい。
負極活物質層22Bはさらに、繊維状炭素を含有することが好ましい。繊維状炭素の含有量は、負極に対し0.5〜3質量%の範囲内であることが好ましい。上記範囲内の繊維状炭素を含有することで、電池の内部抵抗を低減できる。繊維状炭素としては、正極に含まれるものと同様のものを用いることができる。
負極活物質としてはまた、リチウムをドープ、脱ドープ可能な金属元素および半金属元素のうちの少なくとも1種を構成元素として含む材料も挙げられる。このような材料を用いれば、高いエネルギー密度を得ることができるからである。特に、炭素材料と共に用いるようにすれば、高エネルギー密度を得ることができると共に、優れたサイクル特性を得ることができるのでより好ましい。この負極材料は金属元素あるいは半金属元素の単体でも合金でも化合物でもよく、またこれらの1種または複数種の相を少なくとも一部に有するようなものでもよい。なお、合金には2種以上の金属元素からなるものに加えて、1種以上の金属元素と1種以上の半金属元素とを含むものも含められ、非金属元素を含んでいてもよい。合金の組織には固溶体、共晶(共融混合物)、金属間化合物あるいはそれらのうちの2種以上が共存するものがある。
上記金属元素または半金属元素としては、例えば、マグネシウム、ホウ素、アルミニウム、ガリウム、インジウム、ケイ素、ゲルマニウム、スズ、鉛、ビスマス、カドミウム、銀、亜鉛、ハフニウム、ジルコニウム、イットリウム、パラジウムあるいは白金が挙げられる。これらは結晶質のものでもアモルファスのものでもよい。
上記金属元素または半金属元素の中でも、短周期型周期表における4B族の金属元素または半金属元素を構成元素として含むものが好ましく、特に好ましいのはケイ素およびスズの少なくとも一方を構成元素として含むものである。ケイ素およびスズは、リチウムを吸蔵および放出する能力が大きく、高いエネルギー密度を得ることができるからである。
本発明の非水電解液二次電池は、正極電極と負極電極の放電容量比が特定の範囲内にあることを必須とする。すなわち、正極の単位面積あたりの放電容量をa(mAh/cm)、負極の単位面積あたりの放電容量をb(mAh/cm)とした場合、aとbの関係が0.5≦(a/b)≦0.85、好ましくは0.65≦(a/b)≦0.8であることを特徴とする。ここで、上記正極の単位面積あたりの放電容量aとは、上記正極の片面をはがし取り、一定の面積(π×7.5mm×7.5mm)に切り出した後、Li金属を対極としたコイン型電池において、0.1mAの定電流で上限電圧3.7V、終止電流値0.05mAの定電流定電圧充電と0.1mAの定電流で終止電圧2.0Vとした定電流放電を二回繰り返し、その2回目の放電容量の値である。また、負極の単位面積あたりの放電容量bは、上記負極の片面をはがし取り、一定の面積(π×7.5mm×7.5mm)に切り出した後、Li金属を対極としたコイン型電池において、0.1mAの定電流で下限電圧0V、終止電流値0.05mAの定電流定電圧充電と0.1mAの定電流で終止電圧2.0Vとした定電流放電を二回繰り返し、その2回目の放電容量の値である。
電極の放電容量比が上記範囲内であれば、リチウム金属の析出を防ぐことができるため、サイクル特性を向上することができる。(a/b)<0.5にすると電池内に電池反応に関与しない負極活物質の量が増加してしまい、電池の抵抗が増加し、高出力が得られないという問題点が生じるため、好ましくない。また、本発明のようにオリビン構造を有する正極活物質の場合は、(a/b)<0.8として、通常の正極側の電位よりも高電位に達しても、構造不安定になることがなく、かつ電池電圧も通常3.6〜3.8Vを上限とするため、電解液の分解が促進されることもない。
<セパレータ>
セパレータ23は、正極21と負極22とを隔離し、両極の接触による電流の短絡を防止しつつ、リチウムイオンを通過させるものである。このセパレータ23は、例えばポリエチレン並びに、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、Al、およびSiOの少なくとも1種を含む、合成樹脂製またはセラミック製の多孔質膜により構成されることが好ましい。これにより、連続充電時における正極と物理的に接触するセパレータの酸化分解を抑制し、急激な電流立ち上がりを阻止することが出来る。セパレータは、ポリエチレン並びに、ポリプロピレンおよびポリテトラフルオロエチレンの少なくとも1種を混合して多孔質膜としてもよく、この多孔質膜にAl、ポリフッ化ビニリデン、SiOを表面に塗布してもよい。また、上記多孔質膜を積層した構造とされていてもよい。ポリオレフィン製の多孔質膜はショート防止効果に優れ、かつシャットダウン効果による電池の安全性向上を図ることができるので好ましい。
<非水電解液>
非水電解液は、非水溶媒と、この溶媒に溶解された電解質塩とを含んでいる。非水溶媒としては、炭酸エチレンあるいは炭酸プロピレンなどの環状の炭酸エステルを用いることができ、炭酸エチレンおよび炭酸プロピレンのうちの一方、特に両方を混合して用いることが好ましい。サイクル特性を向上させることができるからである。
また、非水溶媒としては、これらの環状の炭酸エステルに加えて、炭酸ジエチル、炭酸ジメチル、炭酸エチルメチルあるいは炭酸メチルプロピルなどの鎖状の炭酸エステルを混合して用いることが好ましい。高いイオン伝導性を得ることができるからである。
さらにまた、非水溶媒としては、2,4−ジフルオロアニソールあるいは炭酸ビニレンを含むこと好ましい。2,4−ジフルオロアニソールは放電容量を向上させることができ、また、炭酸ビニレンはサイクル特性を向上させることができるからである。よって、これらを混合して用いれば、放電容量およびサイクル特性を向上させることができるので好ましい。
これらの他にも、非水溶媒としては、炭酸ブチレン、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラク トン、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、4−メチル−1,3−ジオキソラン、酢酸メチル、プロピオン酸メチル、アセトニトリル、グルタロニトリル、アジポニトリル、メトキシアセトニトリル、3−メトキシプロピロニトリル、N,N−ジメチルフォルムアミド、N−メチルピロリジノン、N−メチルオキサゾリジノン、N,N−ジメチルイミダゾリジノン、ニトロメタン、ニトロエタン、スルホラン、ジメチルスルフォキシドあるいはリン酸トリメチルなどが挙げられる。
なお、これらの非水溶媒の少なくとも一部の水素をフッ素で置換した化合物は、組み合わせる電極の種類によっては、電極反応の可逆性を向上させることができる場合があるので、好ましい場合もある。
電解質塩としては、例えばリチウム塩が挙げられ、1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。リチウム塩としては、LiPF、LiBF、LiAsF、LiClO、LiB(C、LiCHSO、LiCFSO、LiN(SOCF、LiC(SOCF、LiAlCl、LiSiF、LiCl、ジフルオロ[オキソラト−O,O’]ホウ酸リチウム、リチウムビスオキサレートボレート、あるいはLiBrなどが挙げられる。中でも、LiPFは高いイオン伝導性を得ることができると共に、サイクル特性を向上させることができるので好ましい。
<製造方法>
本発明の二次電池は、例えば、次のようにして製造することができる。
まず、正極は以下のようにして製造することができる。例えば、上述した正極活物質と、導電剤と、結着剤とを混合して正極合剤を調製し、この該正極合剤をN−メチル−2−ピロリドンなどの溶剤に分散させてペースト状の正極合剤スラリーを作製する。次いで、この該正極合剤スラリーを正極集電体21Aに塗布し溶剤を乾燥させ、ロールプレス機などにより圧縮成型することにより正極活物質層21Bを形成し、正極21を作製する。
また、負極は以下のようにして製造することができる。例えば、上述した負極活物質と、結着剤とを混合して負極合剤を調製し、この該負極合剤をN−メチル−2−ピロリドンなどの溶剤に分散させてペースト状の負極合剤スラリーを作製する。次いで、この該負極合剤スラリーを負極集電体22Aに塗布し溶剤を乾燥させ、ロールプレス機などにより圧縮成型することにより負極活物質層22Bを形成し、負極22を作製する。
ここで、正極電極の単位面積あたりの放電容量aと、負極電極の単位面積あたりの放電容量bとの関係を、0.5≦(a/b)≦0.85とするには、各電極塗布量を調節することで容易に行うことが出来る。
続いて、正極集電体21Aに正極リード25を溶接などにより取り付けると共に、負極集電体22Aに負極リード26を溶接などにより取り付ける。そののち、正極21と負極22とをセパレータ23を介して巻回し、正極リード25の先端部を安全弁機構15に溶接すると共に、負極リード26の先端部を電池缶11に溶接して、巻回した正極21および負極22を一対の絶縁板12、13で挟み電池缶11の内部に収納する。正極21および負極22を電池缶11の内部に収納したのち、電解液を電池缶11の内部に注入し、セパレータ23に含浸させる。そののち、電池缶11の開口端部に電池蓋14、安全弁機構15および熱感抵抗素子16をガスケット17を介してかしめることにより固定する。これにより、図1に示した二次電池が形成される。
この二次電池では、充電を行うと、例えば、正極活物質層21Bからリチウムイオンが放出され、電解液を介して負極活物質層22Bに吸蔵される。また、放電を行うと、例えば、負極活物質層22Bからリチウムイオンが放出され、電解液を介して正極活物質層21Bに吸蔵される。
以上、実施の形態により本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態においては、巻回構造を有する二次電池について説明したが、本発明は、正極および負極を折り畳んだりあるいは積み重ねた構造を有する二次電池についても同様に適用することができる。加えて、いわゆるコイン型、ボタン型、角型あるいはラミネートフィルム型などの二次電池についても適用することができる。
また、上記実施の形態においては、電解液を用いる場合について説明したが、本発明は、他の電解質を用いる場合についても適用することができる。他の電解質としては、例えば、電解液を高分子化合物に保持させたいわゆるゲル状の電解質などが挙げられる。
以下、本発明を実施例及び比較例に基づいて具体的に説明する。本発明は以下に記す実施例の形態に限定されるものではない。
<電極の単位面積あたりの放電容量>
正極の単位面積あたりの放電容量aと、負極の単位面積あたりの放電容量bについて、a/bを算出し、以降の実施例および比較例の電池において、a/bが所定の値となる正極合剤および負極合剤の塗布量を決定するために、コイン型電池を作製した。
まず、カーボンを被覆したLiFePOで示されるオリビン構造を有するリチウムリン酸化合物を85重量部、ポリフッ化ビニリデン10重量部、人造黒鉛5重量部と、分量外のN−メチルピロリドンを混錬し、正極合剤塗料を得た。これを厚さ15μmのアルミニウム箔の片面に塗布、乾燥後、プレスすることにより正極電極を形成した。人造黒鉛90重量部、ポリフッ化ビニリデン10重量部と、分量外のN−メチルピロリドンを混錬し、負極合剤塗料を得た。これを厚さ15μmの銅箔の片面に塗布、乾燥後、プレスすることにより負極電極を形成した。
この正負極電極を直径15mmの円形に打ち抜き、対極をLi金属、厚さ25μmのポリプロピレン製微多孔フィルムをはさんで、電解液は非水電解液としてエチレンカーボネート(EC)とジメチルカーボネート(DMC)との等容量混合溶媒にLiPFを1mol/l溶解させたものを用いて、コイン型の電池を作製した。このコイン型電池を用いて、正極では0.1mAの定電流で上限電圧3.7V、終止電流値0.05mAの定電流定電圧充電と0.1mAの定電流で終止電圧2.0Vとした定電流放電を2回繰り返し、その2回目の放電容量の値をaとした。また、負極の単位面積あたりの放電容量bは、0.1mAの定電流で下限電圧0V、終止電流値0.05mAの定電流定電圧充電と0.1mAの定電流で終止電圧2.0Vとした定電流放電を2回繰り返し、その2回目の放電容量の値である。これにより、a/bを算出することができる。
<実施例1>
正負極とも、金属箔の両面に正極合剤および負極合剤を塗布した以外は、上記コイン型電池で用いたのと同様にして、正極電極および負極電極を作製した。なお、正極合剤および負極合剤の塗布量はa/b=0.85となるように調整した。そして、正極電極と負極電極を厚さ25μmのポリプロピレン製微多孔フィルムを挟んで倦回し、上記コイン型電池で用いたのと同様の非水電解液とともに、直径18mm、高さ65mmの金属ケースに入れ、容量1Ahの18650サイズの円筒型電池を作製した。
<実施例2>
a/b=0.80となるように、正極合剤および負極合剤の塗布量を調節した以外は実施例1と同様にして、円筒型電池を作製した。
<実施例3>
a/b=0.65となるように、正極合剤および負極合剤の塗布量を調節した以外は実施例1と同様にして、円筒型電池を作製した。
<実施例4>
a/b=0.50となるように、正極合剤および負極合剤の塗布量を調節した以外は実施例1と同様にして、円筒型電池を作製した。
<実施例5>
カーボンを被覆したオリビン正極を85重量部、ポリフッ化ビニリデン10重量部、人造黒鉛4重量部と繊維状炭素材料1重量部、分量外のN−メチルピロリドンを混錬し、正極合剤塗料を得た。これを厚さ15μmのアルミニウム箔の両面に塗布、乾燥後、プレスすることにより正極電極を形成した。人造黒鉛89重量部、ポリフッ化ビニリデン10重量部と、繊維状炭素材料1重量部、分量外のN−メチルピロリドンを混錬し、負極合剤塗料を得た。これを厚さ15μmの銅箔の両面に塗布、乾燥後、プレスすることにより負極電極を形成した。なお繊維状炭素は正極負極ともに、平均繊維直径が150nm、平均繊維長が10μmのものを用いた。ここではa/b=0.85となるように、正極合剤および負極合剤の塗布量を調節し、それ以外は実施例1と同様にして、円筒型電池を作製した。
<実施例6>
a/b=0.75となるように、正極合剤および負極合剤の塗布量を調節した以外は実施例5と同様にして、円筒型電池を作製した。
<比較例1>
a/b=0.90となるように、正極合剤および負極合剤の塗布量を調節した以外は実施例1と同様にして、円筒型電池を作製した。
<比較例2>
a/b=0.45となるように、正極合剤および負極合剤の塗布量を調節した以外は実施例1と同様にして、円筒型電池を作製した。
<比較例3>
a/b=0.45となるように、正極合剤および負極合剤の塗布量を調節した以外は実施例5と同様にして、円筒型電池を作製した。
<比較例4>
カーボンを被覆したLiFePOで示されるオリビン構造を有するリチウムリン酸化合物をLiCoOとし、かつa/b=0.50となるように正極合剤および負極合剤の塗布量を調節した以外は実施例1と同様にして、円筒型電池を作製した。
<評価方法1>
実施例1〜6、比較例1〜4において、充電を1A_3.6Vの定電流定電圧で終止電流値0.1A、放電を3A_2.0Vの定電流放電を繰り返す、サイクル試験を行った。初回の放電容量を100%とした場合のサイクル数に伴う放電容量の変化率を容量維持率として算出した。電極の炭素材料が黒鉛のみである実施例1〜4、比較例1、2、4の結果を表1に、炭素材料が黒鉛と繊維状炭素である実施例5、6、比較例3の結果を表2に示した。また、表1の結果をグラフとし、図3に示した。表2の結果と実施例1の結果を合わせてグラフとし、図4に示した。さらに、表1および表2の結果のうち、a/bに対する500サイクル後の容量維持率をグラフとし、図5に示した。
<評価方法2>
実施例1〜6、比較例1〜3において、充電を1A_3.6Vの定電流定電圧で終止電流値0.1Aで行った後、35Aで5秒間放電した際の電池電圧を測定した。このときの電圧が2.0Vを下回らない場合を実施例とした。電極の炭素材料が黒鉛のみである実施例1〜4、および比較例1、2の結果を表1に、炭素材料が黒鉛と繊維状炭素である実施例5、6、および比較例3の結果を表2に示した。
Figure 2009048815
Figure 2009048815
表1、図3の結果より、実施例1と比較例1を対比すると、a/b=0.90の比較例1よりも、a/b=0.85とした実施例1は、容量維持率が格段に向上した。これより、a/bの上限値は0.85であることが分かった。
また、実施例1〜4と、比較例2を対比すると、a/bが小さくなるにつれて容量維持率の低下は抑えられているが、a/b=0.45である比較例2は、評価方法2で試験した35Aで5秒間放電した際の電池電圧が2.0Vを下回るため、好ましくない結果となった。2.0Vを下回ると、電池の抵抗が増大し、必要量の電流を流せなくなる。これに対し、a/b=0.50の実施例3は、電池電圧が2.0Vを上回った。これより、a/bの下限値は0.50であることが分かった。
比較例4は、正極活物質にオリビン構造を有しないリチウム化合物を用いたものであるが、a/b=0.50と、本発明の範囲内であるにも関らず、容量維持率は向上しなかった。a/bが0.50で同じ値の実施例4に比べると、容量維持率が格段に低下した。これより、オリビン構造を有しないリチウム化合物に本発明の放電容量比を適用しても、サイクル特性が向上されないことが分かった。
次に、表2および図4の結果より、炭素材料が黒鉛と繊維状炭素である実施例5は、炭素材料が黒鉛のみである実施例1と、a/b=0.85で同じ値であるが、実施例5の方が容量維持率は向上した。これより、電極の炭素材料に繊維状炭素を含有することで、容量維持率はさらに向上することが分かった。また、繊維状炭素を含み、a/b=0.75とした実施例3は、さらに容量維持率が向上した。
一方、a/b=0.45である比較例3は、35Aで5秒間放電した際の電池電圧が2.0Vを下回るため、好ましくない結果となった。繊維状炭素を含んでいても、a/bが0.50を下回ると好ましい電池電圧が得られないことが分かった。
図5より、a/bが0.85を上回ると、500サイクル後の容量維持率が急激に低下した。これより、a/bの上限が0.85であることを改めて確認できた。さらに、a/bが0.80以下であれば、繊維状炭素の有無に関らず、高い容量維持率が保てるため好ましいことが分かった。
本発明の一実施の形態に係る二次電池の構成を表す断面図である。 図1に示した二次電池における巻回電極体の一部を拡大して表す断面図である。 実施例1〜4、および比較例1、2、4の円筒型二次電池の、サイクル数に伴う容量維持率の変化を示すグラフである。 実施例5、6、および比較例3の円筒型二次電池の、サイクル数に伴う容量維持率の変化を示すグラフである。 a/bに対する、500サイクル後の容量維持率の変化を示すグラフである。
符号の説明
11…電池缶、12、13…絶縁板、14…電池蓋、15…安全弁機構、15A…ディスク板、16…熱感抵抗素子、17…ガスケット、20…巻回電極体、21…正極、21A…正極集電体、21B…正極活物質層、22…負極、22A…負極集電体、22B…負極活物質層、23…セパレータ、24…センターピン、25…正極リード、26…負極リード

Claims (3)

  1. LiFePOを含有する正極と、リチウムをドープ、脱ドープ可能な負極活物質を含む負極と、非水電解液とを備えた非水電解液二次電池であって、
    前記正極の単位面積あたりの放電容量をa(mAh/cm)、前記負極の単位面積あたりの放電容量をb(mAh/cm)とした場合、aとbの関係が0.5≦(a/b)≦0.85であることを特徴とする非水電解液二次電池。
  2. 前記aとbの関係が0.65≦(a/b)≦0.8であることを特徴とする請求項1に記載の非水電解液二次電池。
  3. 前記正極および前記負極の少なくとも一方が、繊維状炭素をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の非水電解液二次電池。
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