JP2010123331A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】高いエネルギー密度を得ることができると共に、安定したサイクル特性を有する非水電解質二次電池を提供すること。
【解決手段】正極活物質層を有する正極および負極活物質層を有する負極と共に電解液を備えた非水電解液二次電池であって、正極活物質層及び負極活物質層の少なくとも何れかに質量平均分子量が50万以上のポリフッ化ビニリデン系樹脂を含む結着剤とポリビニルピロリドンとを含む非水電解質二次電池。活物質、少なくとも質量平均分子量が50万以上のポリフッ化ビニリデン系樹脂を含む結着剤、及びポリビニルピロリドンを含む活物質層を電極集電体に設けた電極。活物質、少なくとも質量平均分子量が50万以上のポリフッ化ビニリデン系樹脂を含む結着剤、及びポリビニルピロリドンを含む合剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、高エネルギー密度と高サイクル特性を両立することのできる非水電解質二次電池、並びにこれに用いる正極、負極、正極合剤、及び負極合剤に関する。
近年、携帯電話、PDA(personal digital assistant;個人用携帯型情報端末機器)およびノート型コンピュータに代表される携帯型電子機器の小型化および軽量化が精力的に進められ、その一環として、それらの駆動電源である電池、特に二次電池のエネルギー密度の向上が強く望まれている。
高エネルギー密度を得ることができる二次電池としては、例えば、リチウム(Li)を電極反応物質として用いた二次電池が知られている。中でも、負極にリチウムを吸蔵および離脱することが可能な炭素材料を用いたリチウムイオン二次電池は、広く実用化されている。また、Liイオン伝導性に優れるという観点から結着剤にポリフッ化ビニリデンが用いられている。
ところが、負極に炭素材料を用いたリチウムイオン二次電池は、既に理論容量近くまで技術が進歩しているので、更にエネルギー密度を向上させる手段として、活物質層の厚みを厚くして電池内における活物質層の割合を高くし、集電体およびセパレータの割合を低くすることが検討されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、活物質層内のエネルギー充填量を上げる方法として、結着剤に高分子化されたポリフッ化ビニリデンを用いることで、活物質層内の結着剤量を減らし、活物質量を相対的に上げることが検討されている。ポリフッ化ビニリデンを高分子化することで接着性を向上させる検討は例えば、特許文献2で記されている。
しかしながら、例えばポリフッ化ビニリデンを質量平均分子量50万以上に高分子化すると溶剤への溶解性が極端に低下したり、塗料内のポリフッ化ビニリデンの流動性が低下することから、適切な塗料を得るための溶剤量が増大するため、乾燥時の急激な結着剤の収縮により、乾燥後の塗膜に亀裂が発生したり、また、乾燥時の急激な溶剤の移動による結着剤の表面層への偏在により、逆に集電体近傍の接着性が低下したりする問題があった。
特開平9−204936号公報 特開2000−260475
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、高いエネルギー密度を得ることができると共に、安定したサイクル特性を有する非水電解質二次電池、並びに正極、負極、正極合剤、及び負極合剤を提供することにある。
本発明は、以下の通りである。
1)正極活物質層を有する正極および負極活物質層を有する負極と共に電解液を備えた非水電解液二次電池であって、正極活物質層及び負極活物質層の少なくとも何れかに質量平均分子量が50万以上のポリフッ化ビニリデン系樹脂を含む結着剤とポリビニルピロリドンとを含む非水電解質二次電池。
2)正極活物質、少なくとも質量平均分子量が50万以上のポリフッ化ビニリデン系樹脂を含む結着剤、及びポリビニルピロリドンを含む正極活物質層を正極集電体に設けた正極。
3)負極活物質、少なくとも質量平均分子量が50万以上のポリフッ化ビニリデン系樹脂を含む結着剤、及びポリビニルピロリドンを含む負極活物質層を負極集電体に設けた負極。
4)正極活物質、少なくとも質量平均分子量が50万以上のポリフッ化ビニリデン系樹脂を含む結着剤、及びポリビニルピロリドンを含む正極合剤。
5)負極活物質、少なくとも質量平均分子量が50万以上のポリフッ化ビニリデン系樹脂を含む結着剤、及びポリビニルピロリドンを含む負極合剤。
本願明細書において、正極活物質層及び負極活物質層の少なくとも何れかを意味する場合は、単に「活物質層」とも言う。同様に、正極集電体と負極集電体の少なくとも何れかを意味する場合は、単に「集電体」とも言う。また、正極合剤と負極合剤の少なくとも何れかを意味する場合は、単に「合剤」とも言う。
本発明では、活物質層形成用スラリー(以下、単に「スラリー」とも言う)にポリビニルピロリドンを含むようにしたのでポリビニルピロリドンが活物質や導電剤の表面に選択的に付着し、分散性が向上する。従って、質量平均分子量が50万以上のポリフッ化ビニリデン系樹脂を用いて活物質層内の結着剤量を減らし、高エネルギー密度としながら、十分な密着性を備えた電極および電池が得られる。
上記スラリーにおいて、活物質層が正極の場合、正極合剤スラリー、活物質層が負極の場合、負極合剤スラリーともいう。
本発明の非水電解質二次電池は、正極活物質層及び負極活物質層の一方または両方に質量平均分子量が50万以上のポリフッ化ビニリデン系樹脂を含む結着剤とポリビニルピロリドンとを含む。
本発明に用いられる結着剤について説明する。
ポリフッ化ビニリデン系樹脂としては、フッ化ビニリデンの単独重合体、フッ化ビニリデンの共重合体、及びそれらの修飾(変性)体が挙げられる。ポリフッ化ビニリデン系樹脂の具体例としては、ポリフッ化ビニリデン、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、フッ化ビニリデン−テトラフルオロエチレン共重合体、フッ化ビニリデン−カルボン酸修飾(変性)体、あるいはフッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン−カルボン酸修飾(変性)体などが挙げられる。ポリフッ化ビニリデン系樹脂の固有粘度は1.7dl/g〜20dl/gの範囲内にあるものが好ましく、より好ましくは、2.0dl/g〜15dl/gである。
結着剤としては、ポリフッ化ビニリデン系樹脂単独でも他の樹脂との併用でもよく、併用し得る樹脂としては、例えばポリアクリロニトリルなどのアクリロニトリルを主成分として含む単独重合体または共重合体等も挙げられる。併用し得る結着剤としては、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
ポリフッ化ビニリデン系樹脂は、質量平均分子量が70万以上であることが好ましく、90万〜110万であることが更に好ましい。この範囲で活物質層と集電体との密着性を確保することができると共にサイクル特性が向上する。
本発明において、ポリフッ化ビニリデン系樹脂は、結着剤中50〜100質量%が好ましく、80〜100質量%が更に好ましい。
本発明において、活物質層中の結着剤の割合は、1〜7質量%が好ましく、更に好ましくは、2〜5質量%である。1質量%以下であると、結着性が保てず、活物質を集電体に固定化することができない恐れがある。7質量%を超えると、電子伝導性およびイオン伝導性を持たない結着剤が、活物質を覆ってしまい、速やかな充放電ができなくなる恐れがある。
本発明に用いられるポリビニルピロリドンとしては、質量平均分子量が5000〜600000のものが好ましい。具体的には、東京化成工業株式会社製K15(質量平均分子量10000)等が挙げられる。
ポリビニルピロリドンの活物質層中における含有量が、活物質層に対して0.01〜0.5質量%であることが好ましく、0.01〜0.1質量%が更に好ましい。
ポリビニルピロリドンの分子量、使用量を上記範囲とすることで活物質層と集電体との密着性を確保することができると共にサイクル特性が向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る二次電池の断面構造を表すものである。この二次電池は、いわゆる円筒型といわれるものであり、ほぼ中空円柱状の電池缶11の内部に、帯状の正極21と負極22とがセパレータ23を介して巻回された巻回電極体20を有している。電池缶11は、例えばニッケル(Ni)のめっきがされた鉄(Fe)により構成されており、一端部が閉鎖され他端部が開放されている。電池缶11の内部には、巻回電極体20を挟むように巻回周面に対して垂直に一対の絶縁板12,13がそれぞれ配置されている。
電池缶11の開放端部には、電池蓋14と、この電池蓋14の内側に設けられた安全弁機構15および熱感抵抗素子(Positive Temperature Coefficient;PTC素子)16とが、ガスケット17を介してかしめられることにより取り付けられており、電池缶11の内部は密閉されている。電池蓋14は、例えば、電池缶11と同様の材料により構成されている。安全弁機構15は、熱感抵抗素子16を介して電池蓋14と電気的に接続されており、内部短絡あるいは外部からの加熱などにより電池の内圧が一定以上となった場合にディスク板15Aが反転して電池蓋14と巻回電極体20との電気的接続を切断するようになっている。熱感抵抗素子16は、温度が上昇すると抵抗値の増大により電流を制限し、大電流による異常な発熱を防止するものである。ガスケット17は、例えば、絶縁材料により構成されており、表面にはアスファルトが塗布されている。
巻回電極体20の中心には例えばセンターピン24が挿入されている。巻回電極体20の正極21にはアルミニウム(Al)などよりなる正極リード25が接続されており、負極22にはニッケルなどよりなる負極リード26が接続されている。正極リード25は安全弁機構15に溶接されることにより電池蓋14と電気的に接続されており、負極リード26は電池缶11に溶接され電気的に接続されている。
図2は図1に示した巻回電極体20の一部を拡大して表すものである。
正極21は、例えば、対向する一対の面を有する正極集電体21Aの両面に正極活物質層21Bが設けられた構造を有している。なお、図示はしないが、正極集電体21Aの片面のみに正極活物質層21Bを設けるようにしてもよい。正極集電体21Aは、例えば、アルミニウム箔,ニッケル箔あるいはステンレス箔などの金属箔により構成されている。
正極活物質層21Bは、例えば、正極活物質として、電極反応物質であるリチウムを吸蔵および放出することが可能な正極材料のいずれか1種または2種以上を含んで構成されている。リチウムを吸蔵および放出することが可能な正極材料としては、例えば、リチウム酸化物、リチウム硫化物、リチウムを含む層間化合物、あるいはリチウムリン酸化合物などのリチウム含有化合物が挙げられる。中でも、リチウムと遷移金属元素とを含む複合酸化物、またはリチウムと遷移金属元素とを含むリン酸化合物が好ましく、特に遷移金属元素としてコバルト(Co),ニッケル,マンガン(Mn),鉄,アルミニウム,バナジウム(V),およびチタン(Ti)のうちの少なくとも1種を含むものが好ましい。その化学式は、例えば、LiMIOあるいはLiMIIPOで表される。式中、MIおよびMIIは1種類以上の遷移金属元素を含み、xおよびyの値は電池の充放電状態によって異なり、通常、0.05≦x≦1.10、0.05≦y≦1.10である。
リチウムと遷移金属元素とを含む複合酸化物の具体例としては、リチウムコバルト複合酸化物(LiCoO)、リチウムニッケル複合酸化物(LiNiO)、リチウムニッケルコバルト複合酸化物(LiNi1−zCo(z<1))、リチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物(LiNi(1−v−w)CoMn(v+w<1))、あるいはスピネル型構造を有するリチウムマンガン複合酸化物(LiMn)などが挙げられる。リチウムと遷移金属元素とを含むリン酸化合物の具体例としては、例えばリチウム鉄リン酸化合物(LiFePO)あるいはリチウム鉄マンガンリン酸化合物(LiFe1−uMnPO(u<1))が挙げられる。
リチウムを吸蔵および放出することが可能な正極材料としては、また、他の金属化合物あるいは高分子材料も挙げられる。他の金属化合物としては、例えば、酸化チタン、酸化バナジウムあるいは二酸化マンガンなどの酸化物、または硫化チタンあるいは硫化モリブデンなどの二硫化物が挙げられる。高分子材料としては、例えば、ポリアニリンあるいはポリチオフェンが挙げられる。
正極活物質層21Bは、必要に応じて導電剤を含んでいてもよい。導電剤としては、例えば、黒鉛,カーボンブラックあるいはケッチェンブラックなどの炭素材料が挙げられ、1種または2種以上が混合して用いられる。また、炭素材料の他にも、導電性を有する材料であれば金属材料あるいは導電性高分子材料などを用いるようにしてもよい。
負極22は、例えば、対向する一対の面を有する負極集電体22Aの両面に負極活物質層22Bが設けられた構成を有している。なお、図示はしないが、負極集電体22Aの片面のみに負極活物質層22Bを設けるようにしてもよい。負極集電体22Aは、例えば、銅箔,ニッケル箔あるいはステンレス箔などの金属箔により構成されている。
負極活物質層22Bは、例えば、負極活物質として、電極反応物質であるリチウムを吸蔵および放出することが可能な負極材料のいずれか1種または2種以上を含んで構成されており、必要に応じて、例えば正極活物質層21Bと同様の導電剤を含んでいてもよい。
リチウムを吸蔵および放出することが可能な負極材料としては、例えば、黒鉛、難黒鉛化性炭素あるいは易黒鉛化性炭素などの炭素材料が挙げられる。これらの炭素材料は、充放電時に生じる結晶構造の変化が非常に少なく、高い充放電容量を得ることができると共に、良好な充放電サイクル特性を得ることができるので好ましい。特に、黒鉛は電気化学当量が大きく、高いエネルギー密度を得ることができるので好ましい。
黒鉛としては、真密度が2.10g/cm以上のものが好ましく、2.18g/cm以上のものであればより好ましい。なお、このような真密度を得るには、(002)面のC軸結晶子厚みが14.0nm以上であることが必要である。また、(002)面の面間隔は、0.340nm未満であることが好ましく、0.335nm以上0.337nm以下の範囲内であればより好ましい。黒鉛は、天然黒鉛であってもよいし、人造黒鉛であってもよい。
難黒鉛化性炭素としては、(002)面の面間隔が0.37nm以上、真密度が1.70g/cm未満であると共に、空気中での示差熱分析(differential thermal analysis;DTA)において、700℃以上に発熱ピークを示さないものが好ましい。
リチウムを吸蔵および放出することが可能な負極材料としては、また、リチウムを吸蔵および放出することが可能であり、金属元素および半金属元素のうちの少なくとも1種を構成元素として含む負極材料も挙げられる。このような負極材料を用いれば、高いエネルギー密度を得ることができるからである。この負極材料は金属元素あるいは半金属元素の単体でも合金でも化合物でもよく、また、これらの1種または2種以上の相を少なくとも一部に有するようなものでもよい。なお、本発明において、合金には2種以上の金属元素からなるものに加えて、1種以上の金属元素と1種以上の半金属元素とを含むものも含める。また、非金属元素を含んでいてもよい。その組織には固溶体、共晶(共融混合物)、金属間化合物あるいはそれらのうちの2種以上が共存するものがある。
この負極材料を構成する金属元素あるいは半金属元素としては、例えば、リチウムと合金を形成可能なマグネシウム(Mg)、ホウ素(B)、アルミニウム、ガリウム(Ga)、インジウム(In)、ケイ素(Si)、ゲルマニウム(Ge)、スズ(Sn)、鉛(Pb)、ビスマス(Bi)、カドミウム(Cd)、銀(Ag)、亜鉛(Zn)、ハフニウム(Hf)、ジルコニウム(Zr)、イットリウム(Y)、パラジウム(Pd)あるいは白金(Pt)が挙げられる。これらは結晶質のものでもアモルファスのものでもよい。
中でも、この負極材料としては、短周期型周期表における4B族の金属元素あるいは半金属元素を構成元素として含むものが好ましく、特に好ましいのはケイ素およびスズの少なくとも一方を構成元素として含むものである。ケイ素およびスズは、リチウムを吸蔵および放出する能力が大きく、高いエネルギー密度を得ることができるからである。
スズの合金としては、例えば、スズ以外の第2の構成元素として、ケイ素、ニッケル、銅(Cu)、鉄、コバルト、マンガン、亜鉛、インジウム、銀、チタン(Ti)、ゲルマニウム、ビスマス、アンチモン(Sb)、およびクロム(Cr)からなる群のうちの少なくとも1種を含むものが挙げられる。ケイ素の合金としては、例えば、ケイ素以外の第2の構成元素として、スズ、ニッケル、銅、鉄、コバルト、マンガン、亜鉛、インジウム、銀、チタン、ゲルマニウム、ビスマス、アンチモンおよびクロムからなる群のうちの少なくとも1種を含むものが挙げられる。
スズの化合物あるいはケイ素の化合物としては、例えば、酸素(O)あるいは炭素(C)を含むものが挙げられ、スズまたはケイ素に加えて、上述した第2の構成元素を含んでいてもよい。
セパレータ23は、正極21と負極22とを隔離し、両極の接触による電流の短絡を防止しつつ、リチウムイオンを通過させるものである。セパレータ23は、例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリプロピレンあるいはポリエチレンなどよりなる合成樹脂製の多孔質膜、またはセラミック製の不織布などの無機材料よりなる多孔質膜により構成されており、これらの2種以上の多孔質膜を積層した構造とされていてもよい。中でも、ポリオレフィン製の多孔質膜は短絡防止効果に優れ、かつシャットダウン効果による電池の安全性向上を図ることができるので好ましい。特に、ポリエチレンは、100℃以上160℃以下の範囲内においてシャットダウン効果を得ることができ、かつ電気化学的安定性にも優れているので、セパレータ23を構成する材料として好ましい。また、ポリプロピレンも好ましく、他にも、化学的安定性を備えた樹脂であればポリエチレンあるいはポリプロピレンと共重合させたり、またはブレンド化したりすることで用いることができる。
セパレータ23には、電解液が含浸されている。電解液は、例えば、溶媒と、この溶媒に溶解された電解質塩とを含んでいる。
溶媒としては、例えば、4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オン、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、炭酸ブチレン、炭酸ビニレン、炭酸ジメチル、炭酸ジエチル、炭酸エチルメチル、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、4−メチル−1,3−ジオキソラン、酢酸メチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、アセトニトリル、グルタロニトリル、アジポニトリル、メトキシアセトニトリル、3−メトキシプロピロニトリル、N,N−ジメチルフォルムアミド、N−メチルピロリジノン、N−メチルオキサゾリジノン、ニトロメタン、ニトロエタン、スルホラン、ジメチルスルフォキシド、リン酸トリメチル、リン酸トリエチル、あるいはエチレンスルフィドが挙げられる。中でも、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、炭酸ビニレン、炭酸ジメチル、炭酸エチルメチルあるいはエチレンスルフィドは、優れた充放電容量特性および充放電サイクル特性を得ることができるので好ましい。溶媒には、上記に加えて、ビストリフルオロメチルスルホニルイミドトリメチルヘキシルアンモニウムなどの常温溶融塩を含むようにしてもよい。
電解質塩としては、例えば、六フッ化リン酸リチウム(LiPF)、ビス(ペンタフルオロエタンスルホニル)イミドリチウム(Li(CSON)、過塩素酸リチウム(LiClO)、六フッ化ヒ酸リチウム(LiAsF)、四フッ化ホウ酸リチウム(LiBF)、トリフルオロメタンスルホン酸リチウム(LiSOCF)、ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドリチウム(Li(CFSON)、トリス(トリフルオロメタンスルホニル)メチルリチウム(LiC(SOCF)、塩化リチウム(LiCl)および臭化リチウム(LiBr)のうち、いずれか1種または2種以上の材料を混合したものを用いることができる。
この二次電池は、例えば、次のようにして製造することができる。
まず、正極活物質と、導電剤と、質量平均分子量50万以上のポリフッ化ビニリデンを含む結着剤と、ポリビニルピロリドンとを含むものを混合した後N−メチル−2−ピロリドンなどの溶剤に分散させてペースト状の正極合剤スラリーとする。続いて、この正極合剤スラリーを正極集電体21Aに塗布したのち溶剤を揮発させ、さらにロールプレス機などにより圧縮成型して正極活物質層21Bを形成し、正極21を作製する。
また、負極活物質および質量平均分子量50万以上のポリフッ化ビニリデンを含む結着剤と、ポリビニルピロリドンとを含むものを混合した後N−メチル−2−ピロリドンなどの溶剤に分散させてペースト状の負極合剤スラリーとする。続いて、この負極合剤スラリーを負極集電体22Aに塗布し溶剤を乾燥させたのち、ロールプレス機などにより圧縮成型して負極活物質層22Bを形成し、負極22を作製する。
尚、質量平均分子量50万以上のポリフッ化ビニリデンを含む結着剤は、正極合剤スラリー及び負極合剤スラリーのうち一方の結着剤にのみ採用されていてもよい。この場合、ポリビニルピロリドンは、正極合剤スラリー及び負極合剤スラリーのうち、少なくとも、ポリフッ化ビニリデンを含む結着剤が含まれている合剤スラリーに、含ませる。
正極合剤スラリー及び負極合剤スラリーのうち両方に分子量50万以上のポリフッ化ビニリデンを含む結着剤が含まれている場合は、そのうちの少なくとも一方に、ポリビニルピロリドンを含ませる。
次いで、正極集電体21Aに正極リード25を溶接などにより取り付けると共に、負極集電体22Aに負極リード26を溶接などにより取り付ける。そののち、正極21と負極22とをセパレータ23を介して巻回し、正極リード25の先端部を安全弁機構15に溶接すると共に、負極リード26の先端部を電池缶11に溶接して、巻回した正極21および負極22を一対の絶縁板12,13で挟み電池缶11の内部に収納する。正極21および負極22を電池缶11の内部に収納したのち、電解液を電池缶11の内部に注入し、セパレータ23に含浸させる。そののち、電池缶11の開口端部に電池蓋14,安全弁機構15および熱感抵抗素子16をガスケット17を介してかしめることにより固定する。これにより、図1に示した二次電池が完成する。
この二次電池では、充電を行うと、例えば、正極活物質層21Bからリチウムイオンが放出され、電解液を介して負極活物質層22Bに吸蔵される。また、放電を行うと、例えば、負極活物質層22Bからリチウムイオンが放出され、電解液を介して正極活物質層21Bに吸蔵される。
本発明の具体的な実施例について詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
(実施例1−1〜1−4、比較例1−1〜1−10)
図1、2に示した円筒型の二次電池を作製した。まず、リチウム・コバルト複合酸化物を、レーザ回折法で得られる累積50%粒径が15μmの粉末状とし、正極活物質とした。
続いて、このリチウム・コバルト複合酸化物94質量%と、導電剤としてケッチェンブラック3質量%と、結着剤としてポリフッ化ビニリデン3質量%とを混合し、さらにポリビニルピロリドン(質量平均分子量:10000)を全固形材料に対して0.1重量%添加(ただし、比較例1−1〜1−7は無添加)したのち、溶剤であるN−メチル−2−ピロリドンに分散させて正極合剤スラリーとした。ここでは、質量平均分子量(以下、単に分子量とも記す)が異なるポリフッ化ビニリデンを用いた。スラリー粘度が同等になるようにN−メチル−2−ピロリドン量を調整した。次いで、この正極合剤スラリーを厚み15μmの帯状のアルミニウム箔よりなる正極集電体21Aの両面に均一に塗布して130℃で十分に乾燥させたのち、圧縮成型して正極活物質層21Bを形成し正極21を作製した。正極活物質層21Bの片面における厚みは100μm、体積密度は3.52g/cmとした。正極21を作製したのち、正極集電体21Aの一端にアルミニウム製の正極リード25を取り付けた。
また、負極活物質として平均粒径25μmの粒状黒鉛粉末90質量%と、結着剤である質量平均分子量30万のポリフッ化ビニリデン10質量%とを混合し、溶剤であるN−メチル−2−ピロリドン(NMP)に分散させて負極合剤スラリーとした(この場合、分散性確保のため後述の固形分比が所定となる)。そののち、この負極合剤スラリーを厚み10μmの帯状銅箔よりなる負極集電体22Aの両面に均一に塗布して乾燥させ、圧縮成型して負極活物質層22Bを形成し負極22を作製した。その際、負極活物質層22Bの片面における厚みは90μm、体積密度は1.75g/cmとした。負極22を作製したのち、負極集電体22Aの一端にニッケル製の負極リード26を取り付けた。
正極21および負極22をそれぞれ作製したのち、正極21と負極22とを厚み22μmの微多孔性ポリエチレンフィルムよりなるセパレータ23を介して積層し、直径3.2mmのセンターピン24の周囲に巻回することにより巻回電極体20を作製した。次いで、巻回電極体20を一対の絶縁板12,13で挟み、負極リード26を電池缶11に溶接すると共に、正極リード25を安全弁機構15に溶接して、巻回電極体20をニッケルめっきした鉄製の電池缶11の内部に収納した。続いて、電池缶11の内部に電解液を注入し、ガスケット17を介して電池蓋14を電池缶11にかしめることにより円筒型の二次電池を作製した。
その際、電解液として、ビニレンカーボネート(VC)と、炭酸エチレン(EC)と、フルオロエチレンカーボネート(FEC)と、炭酸ジエチル(DEC)と、炭酸プロピレン(PC)とを、1:30:10:49:10の割合で混合した溶媒に、電解質塩として六フッ化リン酸リチウムを1.0mol/kgの割合で溶解させたものを用いた。
作製した実施例1−1〜1−4、比較例1−1〜1−10の二次電池について、充放電を行い、放電容量維持率を調べた。その際、充電は、0.7Cの定電流で、電池電圧が4.2Vに達するまで行なったのち、4.2Vの定電圧で、充電の総時間が4時間になるまで行い、放電は、0.5Cの定電流で電池電圧が3.0Vに達するまで行った。1Cというのは、理論容量を1時間で放電しきる電流値である。放電容量維持率(サイクル特性)は、1サイクル目の放電容量に対する100サイクル目の放電容量の割合、すなわち(100サイクル目の放電容量/1サイクル目の放電容量)×100(%)とし、それぞれ相対比で示した。結果を表1に示す。
剥離特性は、オートグラフDCS−500(島津製作所製)を用いて正極活物質層にテープを貼り付け、180℃の方向に50mm/分で引っ張り、引っ張る際にかかる荷重を測定した値の相対比で表す。固形分比は、スラリー質量に対するスラリーからNMPを除いた質量の割合で相対比で表す(以下、同様)。
Figure 2010123331
表1に示したように、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)の質量平均分子量が50万以上になると、溶解度低下と分散性低下から極端にスラリー中の溶剤量が増大してしまう。スラリー中の溶剤量が増大すると、厚い電極を塗工する際に、ポリフッ化ビニリデンの電極表面部への偏析が発生し、剥離特性が低下する。ポリビニルピロリドンを加えた実施例では、スラリーの分散性が改善され、溶剤量を増大させることなく、適切なスラリーを得ることが出来る。もともと高分子化されたポリフッ化ビニリデンは剥離特性に優れるため、電極表面部への偏析が抑制された状態においては、剥離特性を逆に向上する結果となった。質量平均分子量が50万未満のポリフッ化ビニリデンでは、剥離特性が弱く、ポリビニルピロリドンを添加しても改善されない。また、質量平均分子量が70万を超えるポリフッ化ビニリデンを用いるとより高い効果が得られた。
(実施例2−1〜2−7)
続いて、ポリビニルピロリドン(PVP)の添加量が異なる点を除き、他は実施例1−1と同様の構成を有する実施例2−1〜2−7としての二次電池を作製した。
これらの実施例2−1〜2−7の二次電池についても、実施例1−1と同様にして充放電を行い、放電容量維持率を調べた。その結果を表2に示す。
Figure 2010123331
表2に示したように、ポリビニルピロリドン(PVP)の添加量が0.01重量%未満であると、溶剤量を減らす効果が少なく、剥離特性は改善するが大きく改善しない。0.5重量%を超えても、それ以上に溶剤量を減らす効果が見られない上に、Liイオン伝導性に乏しいポリビニルピロリドン量が活物質層に多量に含んでしまうため、サイクル特性の若干の低下も見られた。ポリビニルピロリドンを含まない比較例1−1に比べると、実施例2−1〜2−7では、剥離特性が良好な高エネルギー密度の電極を仕上げることが出来るという点ではポリビニルピロリドンの添加量によらず効果がある。
(実施例3−1〜3−3、比較例3−1〜3−7)
続いて、正極にポリビニルピロリドンを添加せず、負極にポリビニルピロリドンを添加した点を除き、他は実施例1−1と同様の二次電池を作製した。これらの実施例3−1〜3−3、比較例3−1〜3−7の二次電池についても、実施例1−1と同様にして充放電を行い、放電容量維持率を調べた。その結果を表3に示す。なお、正極のPVDFの分子量は、30万である。
Figure 2010123331
表3に示したように、正極同様に、負極に質量平均分子量50万以上のポリフッ化ビニリデンを用い、ポリビニルピロリドンを添加すると、剥離特性、サイクル特性に優れる高エネルギー密度の電池を得ることができる。
以上、実施の形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は実施の形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。
また、上記実施の形態および実施例では、巻回構造を有する円筒型の二次電池について具体的に挙げて説明したが、本発明は、巻回構造を有する楕円型あるいは多角形型の二次電池、または、正極および負極を折り畳んだり複数積層したりするなど他の形状を有する二次電池についても同様に適用することができる。加えて、本発明は、コイン型,ボタン型,角形あるいはラミネートフィルム型などの他の形状を有する二次電池についても同様に適用することができる。
また、上記実施の形態および実施例では、電解質として電解液を用いる場合について説明したが、電解液を高分子化合物などの保持体に保持させたゲル状の電解質を用いるようにしてもよい。このような高分子化合物としては、例えば、ポリアクリロニトリル,ポリフッ化ビニリデン,フッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンとの共重合体,ポリテトラフルオロエチレン,ポリヘキサフルオロプロピレン,ポリエチレンオキサイド,ポリプロピレンオキサイド,ポリフォスファゼン,ポリシロキサン,ポリ酢酸ビニル,ポリビニルアルコール,ポリメタクリル酸メチル,ポリアクリル酸,ポリメタクリル酸,スチレン−ブタジエンゴム,ニトリル−ブタジエンゴム,ポリスチレンあるいはポリカーボネートが挙げられる。特に電気化学的安定性の点からはポリアクリロニトリル,ポリフッ化ビニリデン,ポリヘキサフルオロプロピレンあるいはポリエチレンオキサイドが好ましい。電解液に対する高分子化合物の割合は、これらの相溶性によってもことなるが、通常、電解液の5質量%以上50質量%以下に相当する高分子化合物を添加することが好ましい。
本発明の実施の形態に係る二次電池の構成を表す断面図である。 図1に示した二次電池における巻回電極体の一部を拡大して表す断面図である。
符号の説明
11…電池缶、12,13…絶縁板、14…電池蓋、15…安全弁機構、15A…ディスク板、16…熱感抵抗素子、17…ガスケット、20…巻回電極体、21…正極、21A…正極集電体、21B…正極活物質層、22…負極、22A…負極集電体、22B…負極活物質層、23…セパレータ、24…センターピン、25…正極リード、26…負極リード。

Claims (7)

  1. 正極活物質層を有する正極および負極活物質層を有する負極と共に電解液を備えた非水電解液二次電池であって、正極活物質層及び負極活物質層の少なくとも何れかに質量平均分子量が50万以上のポリフッ化ビニリデン系樹脂を含む結着剤とポリビニルピロリドンとを含む非水電解質二次電池。
  2. 前記ポリビニルピロリドンの正極活物質層中または負極活物質層中における含有量が、正極活物質層または負極活物質層に対して0.01質量%以上0.5質量%以下である請求項1に記載の非水電解質二次電池。
  3. 前記ポリフッ化ビニリデン系樹脂は、質量平均分子量が70万以上である請求項1に記載の非水電解質二次電池。
  4. 正極活物質、少なくとも質量平均分子量が50万以上のポリフッ化ビニリデン系樹脂を含む結着剤、及びポリビニルピロリドンを含む正極活物質層を正極集電体に設けた正極。
  5. 負極活物質、少なくとも質量平均分子量が50万以上のポリフッ化ビニリデン系樹脂を含む結着剤、及びポリビニルピロリドンを含む負極活物質層を負極集電体に設けた負極。
  6. 正極活物質、少なくとも質量平均分子量が50万以上のポリフッ化ビニリデン系樹脂を含む結着剤、及びポリビニルピロリドンを含む正極合剤。
  7. 負極活物質、少なくとも質量平均分子量が50万以上のポリフッ化ビニリデン系樹脂を含む結着剤、及びポリビニルピロリドンを含む負極合剤。
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