JP2009048561A - 照明付車載器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ICカード挿入部近くに設けられた照明によって、ICカード挿入、取り出しをしやすくする。
【解決手段】車載器1に可動式のライト6を設け、ICカード挿入部周辺に光を照射するようにして、車載器1にICカードを挿入するときや車載器1からICカードを取り出す際の視認性を高めることができる。また、このライト6を点灯させることによりICカード挿入や取り出し忘れを通知することもできる。更に、ライト6の照射方向を所望の向きに調整することができ、例えば、車載器1を車両のコンソールボックス内に設置した場合、コンソールボックス内の所望の方向に光を照射させることによって、コンソールボックスに入っている小物を探しやすくすることができる。
【選択図】図1

Description

自動車に搭載され、車外に設置された路上機とDSRC(Dedicated Short Range Communication)通信を行うDSRC車載器(以下、単に車載器と記す)に関するものであり、車載器に照明部による点灯部を設けたことを特徴とするものである。
近年、有料道路の料金収受にDSRC通信方式を用いて車載器と路上機とが無線通信することにより料金収受を行うETCシステム(Electronic Toll Collection System)が広く普及している。
このシステムに用いられる車載器には、車検情報等車両を特定するための情報や、車載器自体を特定するための車載器情報が記憶されている。またユーザの個人情報が記憶されたICカード情報を車載器に挿入することによって車載器とICカードを電気的に接続し、これら車載器情報とICカード情報とを無線通信を用いて路上機とやりとりし、有料道路の料金収受をノンストップで行うことができるものである。
従って、ETCシステムを利用する際には、ICカードを車載器に挿入しておく必要があるが、ETCシステムを利用しないときには、ICカードを車載器から取り出しておくことが盗難防止の観点から望ましい。そこで利用者が車両を離れることを検出したとき、ICカードの取り忘れを防止する車載器が知られている。(特許文献1参照)しかしながら、このものに記載の技術によれば、ICカードの抜き忘れを防止することはできるものの、車載器からICカードを抜き取る操作や、車載器にICカードを挿入する操作といった、ICカードの出し入れ操作自体を助けるようにはなっていない。
特開2001−14500号公報([0006]、[0021]、図1)
つまり、上記特許文献1にて開示された車載器では、利用者が夜間において、車載器に設けられたICカード挿入口にICカードを挿入しようとするときや取り出そうとするときに、暗がりでの操作を強いられることとなってしまう。その結果、利用者は手探りでICカードを挿入または取り出し操作をしなければならなかった。そこで本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであり、夜間における利用者のICカード操作を助けることができる車載器を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明によれば、車載器に照明手段を設け、この照明手段を点灯及び消灯操作する照明操作手段の操作に応じて、照明手段を点灯及び消灯することができるものである。これにより、特に夜間において車載器からICカードを取り出すときや、車載器へICカードを挿入するときの視認性を高めることができる。
請求項2記載の発明によれば、照明手段による照射方向を可動させることにより、所望の方向を照射することができる。
請求項3記載の発明によれば、照明手段と、この照明手段を点灯及び消灯する照明操作手段とを近傍するほうに配置するものである。これにより、特に照明を消灯させるときに、照明の明かりを頼りにその近傍となるように設置された照明操作手段の操作を行いやすくすることができる。
請求項4記載の発明によれば、照明手段を可動させるために、車載器の筐体に凹部を形成し、この凹部に略球状の透過性レンズを納めて、この透過性レンズを保持する構成とするものである。これにより利用者は透過性レンズを指先で簡単に操作するだけで照射方向を所望の方向へ調整することができる。
請求項5記載の発明によれば、車両の駆動源が起動状態から停止状態へと変化したとき、照明手段を点灯させるものである。これにより、利用者が車両の駆動源をオンからオフとすると、照明手段が点灯し、ICカードを取り出す際の視認性を高めることができる。
請求項6記載の発明によれば、外部接続手段からDSRC路上機付近を通過するという情報が入力され、且つICカード検出手段によってICカードが車載器に挿入されていないことが検出されたとき、照明手段を点灯させるものである。これにより、DSRC通信を行う前に、照明を点灯させ、ICカードを車載器へ挿入し易くすることができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明が適用された車載器の外観図である。車載器1は、予め指定された車載器取り付け店などで車両のダッシュボード、コンソールボックス、グローブボックスなどといった利用者が希望する位置に取り付けられる。
また、車載器1は、車両に搭載されたバッテリによって駆動するようになっている。ICカード挿入部5は、ICカード20を車載器1に差込むための差込口である。利用者がこの車載器1を利用するとき、まず車載器1に設けられたICカード挿入部5にICカード20を挿入する。車載器1に挿入されたICカード20は、車載器1内に保持される。なお、ICカードを車載器1に保持させるとき、車載器1内に設けられた突起が押下され、ICカード20が車載器1に保持されているか否かを検出できるようになっている。これで、ETCシステムを用いた料金収受を行うことができる。
履歴/ダイアグボタン2は、車載器1が過去にどこの料金所でいつ、いくらの通行料を支払ったかといった利用履歴を車載器1に設けられたスピーカ11から報知させるときや、車載器1に異常がないかどうかをチェックするときに用いられるボタンである。車載器1にICカード20が挿入された状態において、利用者が履歴/ダイアグボタン2を押下すると、ICカード20から情報が読み出され、車載器1に設けられた後述する記憶手段9に記憶されている過去の利用履歴を読出し、内容を確認することができる。
また、このボタンを繰り返し押下することで、利用履歴の新しいものから順次古いものを確認することができるようになっている。また、ICカード20が挿入されていない状態において、利用者が履歴/ダイアグボタン2を押下すると、車載器1は車載器1内で自己診断を行い、車載器1が正常に機能する状態であるか否かをチェックするようになっている。このように1つの操作ボタンに複数の機能を持たせることにより、車載器1全体としての小型化や低コスト化が図られている。
また、音量/照明ボタン3は車載器1に設けられたスピーカ11から報知される音量を調整するときや、後述するライト6の点灯及び消灯の操作を行うボタンである。この音量/照明ボタン3を短い時間押下すると、音量の調整ができるようになっている。また、音量/照明ボタン3を長い時間押下すると、後述するライト6の点灯や消灯操作することができ、このライト6によって車載器1の周辺を照射することができる。なお、音量/照明ボタン3が本願請求項の照明操作手段に相当する。
ここで、ライト6について図3を用いて説明する。
図3は、図1に記した車載器1の筐体の断面A−A矢視図である。車載器1に設けられた回路基板301には、発光素子であるLED31が搭載されている。そしてLED31と対向する位置の筐体34は、その一部に孔を開けた形状となるように加工されている。そして、この孔部に内包する位置にレンズ33が嵌め込まれている。
このレンズ33はレンズホルダ32と、このレンズホルダ32を筐体34に取り付けることによって形成される空間よって保持される。なお、LED31とレンズ33が本願請求項の照明手段に相当する。そして、レンズ33の周りの筐体に、筐体指よけ35を設けることにより、レンズホルダ32と筐体34によって保持されたレンズ33の可動操作を簡便に行うことができる。なお、レンズ33が本願請求項の透過性レンズに相当し、また、筐体指よけ35、レンズホルダ32、筐体34によってレンズ33を可動とする構造が本願請求項の可動手段に相当する。また、筐体指よけ35が本願請求項凹部に相当する。そして、レンズ33はポリカーボネイト等の透過性の材質によって形成されており、可動構造となっている。
LED31から発せられた光は、まずレンズ33底部の平面に当たり、レンズ33内に入る。次に、屈折によって光の向きがレンズ中央に収束する向きに変えられレンズ33上部(筐体34側)からレンズ外に抜ける。このとき、光は屈折によって拡散され、所望の照射範囲を形成するようになっている。以上が図3を用いたライト6の説明である。
図1に戻り車載器1の構成を説明する。外部接続インターフェイス7は、車載器1が搭載されている車両と情報をやり取りするインターフェイスであり、車両のイグニション情報を受信することができる。また、この外部接続インターフェイス7は、この車両に搭載されているナビゲーション装置と接続されている。そして、車載器1はナビゲーション装置によって算出された案内経路(利用者の出発位置と利用者が設定した目的地との間の道路経路)の途中にETCゲートが存在するか否かという情報を外部接続インターフェイス7を介して得ることができる。
ICカード排出ボタン4は車載器1に挿入されているICカード20を車載器1から排出するボタンである。このボタンを押下すると車載器1に挿入されたICカード20が排出されるようになっている。
次に、車載器1の構成について図2を用いて説明する。
本発明が適用された車載器1は、ICカード20が車載器1に挿入されているか否かを検出するICカード検出部11、ICカード20に記憶されている履歴を読み出したり、車載器1が正常に機能しているか否かを確認する履歴/ダイアグボタン2、車載器1から発せられる音量を設定したり、ライト6の点灯消灯操作を行う音量/照明ボタン3、車載器1周辺を照射するライト6、車両に搭載されたナビゲーション装置や、車両に設けられた車両用ネットワークと接続する外部接続インターフェイス7、有料道路の入口や出口、あるいはガソリンスタンドやコンビニエンスストアに設けられた路上機と無線通信を行うための無線部8、ICカード20から読み出した情報や路上機とデータをやり取りするための情報を記憶するメモリ9、これらを全体制御するCPU10より構成されている。なお、CPU10が本願請求項の制御手段に相当する。
次に、これら車載器1に設けられた各構成間の関係について説明する。
まず車両の駆動源がオフからオンとされると、外部接続インターフェイス7を介して車両の駆動源がオンとされたことを示す信号がCPU10に伝えられる。CPU10はこの信号を受信すると、車載器1にICカード20が挿入されているかどうかを検出するためにICカード検出部11に対して指示を出し、この指示を受けたICカード検出部11は、ICカード20の挿入有無の検出を行い、その検出結果をCPU10へ通知する。
そしてICカード検出部11によりICカード20が挿入されていることが検出されたとき、CPU10はICカード20に記憶されている情報を読み出し、メモリ9に記憶させる。その後、車外に設置された路上機から車載器10へ通信が試みられると、この信号は無線部8を介してCPU10へ伝えられる。CPU10は路上機との通信を行い、路上機から要求される情報をメモリ9から読み出し、無線部8を介して路上機へ返す。また、路上機から送信される情報をメモリ9に記憶させる。この処理を繰り返して路上機と車載器1との間で料金収受処理が行われる。
なお、ICカード20が検出されなかったとき、CPU10はICカード検出部11へICカード20の検出を繰り返し行うようにさせる。
ちなみに、ICカード20から読み出され、車載器1のメモリ9に記憶される情報は無線通信を用いて行うサービスに必要な情報であり、このサービスを利用するに当たり、利用者を特定するための情報、課金請求先を特定することを可能とするクレジット口座番号、利用者が過去にサービスを利用した利用履歴等である。これで、車載器1はいつでも無線通信を用いたサービスを受けられる状態となる。
そして、CPU10はICカード20が車載器1に挿入された状態において履歴/ダイアグボタン2が押下されたことを検出すると、先にICカード20から読み出して、メモリ9に記憶させた情報から利用履歴を読出し、スピーカや図示しない表示手段といった報知手段を介して利用者に報知する。なお、CPU10、はICカード20が車載器1に挿入されていない状態で履歴/ダイアグボタン2が押下されたことを検出すると、車載器1自体が正常であるか否かをチェックするダイアグ機能を起動する。このようにCPU10は、履歴/ダイアグボタン2ボタン操作が同じように行われても、ICカード20が車載器1に挿入されているときと、いないときで異なる機能が発揮されるように制御する。
また、CPU10は、音量/照明ボタン3が短い時間(例えば0.5秒未満)押下されたことを検出すると、スピーカ11から報知される音量の調整を行う。この操作を繰り返すことにより音量を小→中→大→小といった具合に任意に調整することができる。
また、CPU10は、音量/照明ボタン3が長い時間(例えば、0.5秒以上)押下されたことを検出すると、ライト6を点灯させ、再度音量/照明ボタン3が長い時間押下されたことを検出すると、このライト6を消灯させる。このように、CPU10は、音量/照明ボタン3を長い時間押下したときは車載器1にICカード20が入っている、入っていないに関わらず、いつでもライト6を点灯または消灯させるように制御するので、夜間など操作をしにくいときであっても、ライト6の点灯操作を簡単に行うことができる。
つぎに、ライト6の照明方向を変更する機構について図4、図5を用いて説明する。なお、図4に記す符号は、図3と同じであるため説明を省く。図4は、図1に記した車載器1の筐体の断面A−A矢視図である。図4に示すようにレンズ33を矢印の方向に可動させることにより照射範囲を変えられる構成となっている。以上が図4の説明である。ここで図4の構成について図5を用いより詳しく説明する。
図5は、レンズ33を筐体に保持するための機構について示したものである。レンズホルダ32には凹部が設けられており、筐体34には凸部が設けられている。そしてこれらの凹凸がレンズ33を内包した状態で勘合することにより、レンズ33が保持される。なおレンズ33は、指先で押下することによりレンズの向きを変えることができる。また、レンズ33には不織布の緩衝材531が貼り付けられている。この緩衝材531はレンズ33とレンズホルダ32との間に摩擦を持たせるためのものである。このような機構とすることによりレンズ33を回転させ、照射範囲を所望の位置へ調整することができるので、利用者が照射したい方向を照射することができる。なお、レンズホルダ32が、本願請求項の保持部材に相当する。以上が図5の説明である。
次に、外部接続インターフェイス7について説明する。外部接続インターフェイス7は、車両内に設けられ、イグニション状態、車両の速度、スピードメータへ通知するデータなどの情報がやりとりされる車両内ネットワークと接続されており、この車両内ネットワークを介して車両のイグニション状態を入手することができる。外部接続インターフェイス7はまた、周知のナビゲーション装置とも接続されており、ナビゲーション装置によって算出された案内経路(例えば、利用者の現在位置から目的地に至るまでの道路経路)上に、ETCゲートが有るか無いかという情報を得ることができるようになっている。これら車両のイグニションの状態やナビゲーション装置により算出された案内経路上に有料道路が有るか無いかといった情報は、外部接続インターフェイス7を介してCPU10へ伝えられる。
CPU10は外部接続インターフェイス7を介して得た情報及び利用者が音量/照明ボタン3をどのように操作したかを勘案し、ライト6の点灯及び消灯制御する。
そこで、本発明のCPU10がライト6をどのように点灯及び消灯制御を行うか図6のフローを用いて説明する。
まず、車載器1はこの車載器1が搭載された車両のバッテリから電源供給を受けられるようになっており、車両の駆動源が停止状態かであるか、起動状態であるかを外部接続インターフェイス7を介して検出できるようになっている。そして、ステップS110(以下、ステップはSと称す)は、車両の駆動源がオフ(アクセサリがオフ)とされているかオンとされているかを判断する。S110で車両の駆動源がオフとされていると(S110:OFF)S120に進む。
S120は利用者によって音量/照明ボタン3がどのように操作されたかを判断するステップである。ここでCPU10は、音量/照明ボタン3が長押しされライト6をオフとする操作であると判断すると(S120:OFF)、CPU10はライト6を消灯させる。そしてS110へ戻るように制御する。またCPU10は、音量/照明ボタン3が長押しされ、ライト6をオン(S120:ON)とする操作であると判断するとS130に進む。
S130は、音量/照明ボタン3が押下されてから、ライト6を所定の時間点灯させておくために、その点灯時間を計時するタイマを起動させる処理である。CPU10は、このタイマが有効(所定時間に達するまで)の間はライト6を点灯させ(S140)このタイマが無効(所定時間に達した)となったときにライト6を消灯する。
次に車両の駆動源がオンとされているときの動作について説明する。CPU10は、S110にて車両の駆動源がオン(アクセサリがオン)と判断すると(S110:ON)、S210の制御に進む。
S210は音量/照明ボタン3がON(点灯)の状態からOFF(消灯)の状態へと操作されたのか、あるいは音量/照明ボタン3がOFF(消灯)の状態からON(点灯)の状態へと操作されたのかといった音量/照明ボタン3の操作がなされたか否かを判断する。ここで音量/照明ボタン3の操作がなされないとき(S210:変化なし)は、S220に進む。
S220は、ナビゲーション装置によって算出された情報に基づいて判断するものであって、具体的には利用者が移動先の目的地として設定している経路中に有料道路があり、この有料道路の利用料金決裁に車載器1が利用される可能性があるかないかという情報に基づいてCPU10が判断する。なお、車載器1とナビゲーション装置とが電気的に接続されていないときや、ナビゲーション装置が目的地を設定しないときは、S220のステップは省略されS230に進む。そして、有料道路がない(S220:高速なし)と判断するとS230の処理に進む。
S230では車両の駆動状態に変化があるかないかを判断する。そして、駆動状態がオンのままであるとき(S230;ON)は、S210の制御に戻り、音量/照明ボタン3が押下されず(S210:変化なし)、ナビゲーション装置によって経路中に有料道路がない(S220:高速なし)の間は、S210→S220→S230→S210の処理が繰り返される。そして、駆動状態がオンからオフ(S230:OFF)とされると、S240のステップへ進む
S240は、車載器1にICカード20が挿入されているか否かを判断する。CPU10は、ICカード検出部11に対して車載器1にICカード20が挿入されているか否かを検出させ、挿入されていないとき(S240:未挿入)は、S250に進む。
S250はライト6が点灯中であるか、消灯中であるかを判断する。そして、点灯中である(S250:点灯中)と判断したときは、上述したS130、S140の処理によりライト6を所定時間点灯維持した後に消灯する。これは、車両の駆動源を停止させると、そのとき利用者がライト6を点灯させているにもかかわらず、ライト6が消灯してしまうといったことを防ぐとともに、車両の駆動源停止後、所定時間が経過した後にはライト6を消灯することで、ライト6による電流の消費を所定量に抑えられるようにするためである。
また、ライト6が消灯中(S250:消灯中)であるときは、S110の処理に戻る。なお、S240にて車載器1にICカード20が挿入されていると判断されたとき(S240:挿入)はS260に進む。
S260は車両の駆動源がオンからオフとされ、車載器1にICカード20が挿入されていることが検出されたときから、ライト6を所定時間点滅させるために、その点滅時間を計時するタイマを起動する。CPU10は、このタイマによる計時が有効(所定時間に達するまで)の間は、S270の処理にてライト6を点滅させる。そして、S260で起動させたタイマによる計時が無効(所定時間に達した)となったときに、ライト6を点滅させることを終えて、ライト6を消灯させる。そしてS280に進む。
S280では、CPU10は、ライト6を所定時間点灯させておくために、その点灯時間を計時するタイマを起動する。そして、CPU10はこのタイマによる計時が有効(所定時間に達するまで)の間は、S290の処理にてライト6を点灯させる。そして、S280で起動させたタイマによる計時が無効(所定時間に達した)となったとき、ライト6を点灯させることを終えて、ライト6を消灯させる。そして再びS110に戻る。
つまり、車両の駆動源が停止された(S230:OFF)状態において、ICカード20が車載器1に挿入されていると判断(S240:挿入)すると、ICカード20が車載器1に挿入されたままの状態で利用者が車両から離れてしまうことを防止するために、利用者の音量/照明ボタン3の操作に関わらず、ライト6を点滅させて(S270)利用者の注意を車載器1に向けるようにするのである。そして利用者が車載器1からICカード20を取り出すタイミングで、ライト6を点灯(S290)をすることによって利用者がICカード20を取り外しやすくしようとするのである。
これにより、ライト6によって車載器1周辺が照射されるので、夜間であってもICカード20を車載器1から簡単に取り出すことができる。
なお、S220にて利用者がナビゲーション装置を操作し、目的地を設定し、この目的地に至るまでの経路上に有料道路がある場合、CPU10は(S220:高速あり)と判断し、S310に進む。これは、有料道路に入る際に、ETCシステムを用いた料金収受が行われるときにライト6を点灯させることで、ICカード20の挿入を促すものである。
S310は、車載器1にICカード20が挿入されているか否かを判断する。ICカード検出部11を介して車載器1にICカード20が挿入されていることが検出されると、CPU10はICカード20が挿入されている(S310:挿入)と判断し、S230に進む。また、車載器1にICカード20が挿入されていないと判断(S310:未挿入)すると、S320に進む。
S320は、このステップとなったときにライト6が点灯しているのか、消灯しているのかという点灯状態をメモリ9へ記憶させる処理である。なお、ここでメモリ9へ記憶された点灯状態は、後述するS370で読み出される。そして、S320にてメモリ9に点灯状態を記憶させるとS330に進む。
S330は、ライト6を所定時間点滅させる時間を計時するタイマを起動させる。そして、CPU10は、このタイマによる計時が所定時間に達するまでの間、ライト6を点滅させる(S340)。
そして、このタイマによる計時が所定時間に達すると、ライト6の点滅を終えて、S350の処理を行う。
S350は、ライト6を所定時間点灯させる点灯時間を計時するタイマを起動させる。そしてCPU10は、このタイマによる計時が所定時間に達するまでの間、ライト6を点灯させる(S360)。
そして、タイマによる計時が所定時間に達すると、CPU10はS320にてメモリ9に記憶させた点灯状態を読み出して、ライト6をその点灯状態へと復帰させる(S370)。
つまり、S220にて有料道路を利用する可能性があると判断されたのにも係らず車載器1にICカード20が挿入されていない(S310)と判断されたときは、利用者が設定したライト6の点灯または消灯にかかわらず、一旦ライト6を点滅させて(S340)利用者の注意を車載器1に向け、更にライト6を点灯(S360)をすることより、ライト6によって車載器1周辺が照射される。このように制御することによって、夜間であってもICカード20を車載器1へ挿入しやすくすることができる。
ところで、車載器S110は車両内の任意の場所に搭載することができ、図7に車載器1をコンソールボックス内に搭載したときの搭載図を示す。この場合、ライト6により照射される明かりにより、コンソールボックス内を照射することができるためコンソールボックス内に収納されている小物を探しやすくすることができる。また、ICカード挿入部5や履歴/ダイアグボタン2、音量/照明ボタン3周辺を照射することができるためICカード20の出し入れや、操作ボタンの操作をしやすくすることができる。
また、図8は、車載器1をドライバの足元付近に取り付けたときの搭載図である。ライト6の照射方向を足元に調整すると、足元を照射することができるので小物などを足元に落としてしまっても探しやすくすることができるという効果が期待できる。
本発明の車載器1の外観図である。 本発明の車載器1の構成図である。 本発明の車載器1に設けられたライト6の断面図である。 本発明の車載器1に設けられたライト6の光源を傾斜させたときの断面図である。 本発明の車載器1に設けられたライト6の取り付け図である。 本発明の車載器1に関する制御フローである。 本発明の車載器1をコンソールボックスに取り付けたときの搭載図である。 本発明の車載器1をドライバの足元付近に取り付けたときの搭載図である。
符号の説明
1・・・車載器
2・・・履歴/ダイアグボタン
3・・・音量/照明ボタン
5・・・ICカード挿入部
6・・・ライト
7・・・外部接続インターフェイス
10・・・CPU
11・・・ICカード検出部
31・・・LED
32・・・レンズホルダ
33・・・レンズ
35・・・筐体指よけ

Claims (6)

  1. 車両に搭載され、車外に設置されたDSRC路上機とDSRC通信する車載器であって、
    照明手段と、
    前記照明手段の点灯及び消灯操作する照明操作手段と、
    前記照明操作手段の操作に応じて前記照明手段を点灯及び消灯する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする車載器。
  2. 前記照明手段は、照明の照射方向を変更する可動手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車載器。
  3. 前記照明手段は、前記照明操作手段の近傍に設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の車載器。
  4. 前記可動手段は、前記車載器の筐体に形成された凹部と、この凹部に納められた略球状の透過性レンズと、この透過性レンズを保持する保持部材とから構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の車載器。
  5. 前記制御手段は、前記車両の駆動源が起動状態から停止状態へと変化したとき、前記照明手段を点灯するように制御することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の車載器。
  6. 前記車載器は、前記車両がDSRC路上機付近を通過するか否かの情報が入力される外部接続手段と、
    前記車載器にICカードが挿入されているか否かを検出するICカード検出手段とを有し、
    前記制御手段は、前記外部接続手段から前記DSRC路上機付近を通過するという情報が入力され、且つ前記ICカード検出手段によって前記ICカードが前記車載器に挿入されていないことが検出されたとき、前記照明手段を点灯するように制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の車載器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011128689A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Denso Corp Etc車載装置
JP2012003556A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Denso Corp 車両用通信装置

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