JP2009047353A - エンジン駆動式空気調和装置 - Google Patents

エンジン駆動式空気調和装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009047353A
JP2009047353A JP2007213872A JP2007213872A JP2009047353A JP 2009047353 A JP2009047353 A JP 2009047353A JP 2007213872 A JP2007213872 A JP 2007213872A JP 2007213872 A JP2007213872 A JP 2007213872A JP 2009047353 A JP2009047353 A JP 2009047353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
generator
engine
converter
power
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007213872A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4905293B2 (ja
Inventor
Tomohiko Kato
智彦 加藤
Katsunori Yai
克典 矢井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2007213872A priority Critical patent/JP4905293B2/ja
Publication of JP2009047353A publication Critical patent/JP2009047353A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4905293B2 publication Critical patent/JP4905293B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】エンジン回転数の上限値を増加させ、空調能力を高めるのに有利なエンジン駆動式空気調和装置を提供する。
【解決手段】空気調和装置は、エンジン11により駆動されるコンプレッサ13を備えると共に空調作用を発生させる空調回路と、エンジン11により駆動される発電機52と、発電機52で発生する交流電圧を直流電圧に変換するコンバータ50と、商用電源41で発生する交流電圧を直流電圧に変換すると共にコンバータ50に電気的に繋がる第2電力変換器40と、コンバータ50の出力電力または第2電力変換器40の出力電力により駆動される補機90とを備える。エンジン回転数が所定値よりも高いとき、遮断要素91を遮断作動させ、コンバータ50の出力電力が補機90側に供給されることを遮断する。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンにより圧縮機を駆動して空調作用を発生させるエンジン駆動式空気調和装置に関する。
従来、エンジンにより圧縮機を駆動して空調作用を発生させるエンジン駆動式空気調和装置が知られている(特許文献1,2)。このようなエンジン駆動式空気調和装置は、エンジンと、エンジンにより駆動されるコンプレッサを備え、コンプレッサの駆動により冷媒を循環させることにより空調作用を発生させる空調回路と、エンジンにより駆動される発電機と、発電機で発生する交流電圧を直流電圧に変換する第1電力変換器と、商用電源の交流電圧を直流電圧に変換すると共に第1電力変換器に電気的に繋がる第2電力変換器と、第1電力変換器の出力電力または第2電力変換器の出力電力により駆動される補機とを備えている。
このものによれば、エンジンは、必要な空調能力に対して余分な能力を有している。そして空調時においてエンジンの余分な能力によって発電機を駆動させて発電させて補機を駆動させている。発電機で発電された交流の出力電圧は、第1電力変換器によって直流電圧に変換され、補機側の電源として供給される。発電機側の第1電力変換器からの発電電力が補機の駆動電力として不足するときには、商用電源側の第2電力変換器の出力電力によって不足電力分を補っている。ここで、発電機の出力電圧はエンジンの回転数に依存する。よって、エンジン回転数が増加すると、発電機の回転数が増加し、発電機の出力電圧が増加する。これに対して、エンジン回転数が減少すると、発電機の回転数が減少し、発電機の出力電圧が減少する。
2000−146645号公報 2000−90538号公報
上記した空気調和装置においては、必要空調負荷に応じて、エンジンの回転数を変化させることで空調能力を調整している。
エンジンの回転数が高い場合においては、発電機の回転数が増加し、発電機の出力電圧が高くなる。ここで、エンジンのトルク限界等で第1電力変換器を停止させたいときでも、エンジンの回転数が高いと、エンジンで駆動される発電機の出力電圧が高くなり、商用電源の電源電圧よりも高くなると、発電機側の電流が補機側に流入する。またエンジン回転数が増加して発電機の出力電圧が高くなれば、最悪の場合には、補機側に供給される電圧が補機側の最大定格電圧を越え、補機側の絶縁破壊に至るおそれがある。かかる事情を考慮し、エンジンの回転数の上限値としては、エンジン本来の回転数の上限値に設定されておらず、商用電源電圧の下限値よりも低く抑えられていた。
ところで空気調和装置においては、例えば、気温が低温のときに空気調和機が低温暖房する場合等のように、エンジン排熱の利用性を高めることで空調能力を高めたい場合がある。この場合、エンジン回転数を増加させることにより、低温時における暖房能力等の空調能力を向上させることができるが、上記したように、エンジン回転数の上限値を所定値よりも高くできないため、低温暖房時等のように空調能力を向上させるには限界があった。
またエンジン回転数の増加に対して、発電機の回転数を低減させる手段として減速機等がある。減速機により発電機の回転数は低減されるため、エンジン回転数を高めにしつつ発電機の回転数を低減できれば、発電機の出力電圧を抑えることができ、エンジン回転数の上限値を高めることができる。しかし減速機等により発電機の回転数を低減させた場合、エンジン回転数が低い場合において、発電機の出力電圧が更に低くなるため、発電能力が低下するという問題があった。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、エンジン回転数を高回転領域に増加させるのに有利であり、低温暖房時の暖房能力等の空調能力の向上に有利なエンジン駆動式空気調和装置を提供することを課題とする。
様相1に係るエンジン駆動式空気調和装置は、エンジンと、エンジンにより駆動されるコンプレッサの駆動に伴い循環する冷媒により空調作用を発生させる空調回路と、エンジンにより駆動される発電機と、発電機で発生する交流電圧を直流電圧に変換する第1電力変換器と、商用電源の交流電圧を直流電圧に変換すると共に第1電力変換器に電気的に繋がる第2電力変換器と、第1電力変換器の出力電力または第2電力変換器の出力電力に基づいて駆動される補機と、発電機の出力電力が補機側に供給されることを遮断可能な遮断要素と、エンジンのエンジン回転数が所定値よりも増加するとき、あるいは、発電機の出力電圧が商用電源の電圧よりも高くなるとき、遮断要素を遮断させ、発電機の出力電力が補機側に供給されることを遮断すると共に、第2電力変換器の出力電力が補機に供給されることを許容する制御手段とを具備することを特徴とする。
エンジンは、ガス燃料を用いるタイプでも、液体燃料を用いるタイプでも良い。空調回路は、コンプレッサの作動により冷媒を圧縮および吸入することにより、冷媒を循環させて空調作用を発生させるものであり、公知の構造が採用される。発電機は、エンジンにより駆動して電気エネルギを生成させるものである。第1電力変換器は、発電機で発生する交流電圧を直流電圧に変換するものである。第2電力変換器は、商用電源の交流電圧を直流電圧に変換すると共に、第1電力変換器に電気的に繋がる。補機は、第1電力変換器の出力電力または第2電力変換器の出力電力に基づいて駆動されるものであり、ポンプのモータ、ファンのモータが例示される。
遮断要素は、発電機側の出力電力が補機に供給されることを遮断可能なものであり、発電機と補機との間に設けられていれば良い。遮断要素としては、半導体スイッチ(サイリスタ、IGBT等)、リレースイッチ、開閉器等のスイッチング要素が例示される。遮断要素は、第1電力変換器と補機との間に設けられている形態が例示される。また遮断要素は、発電機と第1電力変換器との間に設けられている形態が例示される。
発電機側の第1電力変換器の出力側と商用電源側の第2電力変換器の出力側とは、直流電圧によって繋がっている。ここで、エンジン回転数の増加に伴い発電機の回転数が増加し、発電機の出力電圧が上昇する。発電機側の第1電力変換器の出力電圧が商用電源側の第2電力変換器の出力電圧よりも高いとき、発電機側の第1電力変換器の出力電力が補機側に供給され、補機が駆動される。これに対して商用電源側の第2電力変換器の出力電圧が発電機側の第1電力変換器の出力電圧よりも高いとき、第2電力変換器の出力電力が補機に供給され、補機が駆動される。
ここで、エンジン回転数が所定値よりも増加するとき、あるいは、発電機の出力電圧が商用電源の電圧よりも高くなるとき、制御手段は遮断要素を遮断作動させる。この結果、発電機と補機との間が遮断される。従って、発電機側の第1電力変換器の出力電圧が商用電源側の第2電力変換器の出力電圧よりも高いときであっても、発電機側の出力電力が補機側に供給されることが遮断される。そして商用電源側の第2電力変換器の出力電力が補機側に供給される。従って、商用電源側の第2電力変換器の出力電力により補機が駆動される。
即ち、上記したようにエンジン回転数の増加に伴い発電機の回転数が増加して高くなるとき、あるいは、発電機の出力電圧が商用電源の電圧よりも高くなるとき、遮断要素の遮断作用により、発電機側から補機側への電力供給を遮断し、商用電源側の第2電力変換器の出力電力を補機側に供給し、商用電源側の第2電力変換器の出力電力で補機を駆動させる。
このため、エンジン回転数が所定値よりも増加し、発電機側の第1電力変換器の出力電圧が商用電源側の第2電力変換器の出力電圧よりも高いとき、あるいは、発電機の出力電圧が商用電源の電圧よりも高くなるとき、発電機の出力電力が補機側に供給されることが抑えられる。従って、補機の絶縁破壊が抑えられ、補機の保護性が高められる。この結果、エンジン回転数を所定値よりも高くしても補機の保護性が確保されるため、空調運転においてエンジン回転数の上限値を高めることができ、ひいては空調能力(暖房能力または冷房能力)を高めることができる。
遮断要素の遮断作用の基準となるエンジン回転数の所定値としては、エンジン駆動式空気調和装置の種類、エンジン、発電機、補機側の回路等に応じて適宜設定される。例えば2000〜4000rpmの範囲から適宜設定される。2000rpm、2200rpm、2400rpm、2600rpm、2800rpm、3000rpm、3500rpm等が例示される。
様相2に係るエンジン駆動式空気調和装置は、上記した様相において、前記遮断要素を第1電力変換器と補機との間に設けたことを特徴とする。エンジン回転数が所定値よりも増加して、発電機側の第1電力変換器の出力電圧が商用電源側の第2電力変換器よりも高いとき、あるいは、発電機の出力電圧が商用電源の電圧よりも高くなるとき、第1電力変換器の出力側と補機との間に設けられた遮断要素により、第1電力変換器の出力側と補機との間の導通が遮断され、第1電力変換器の出力電力が補機側に供給されることが抑えられる。従って商用電源側の第2電力変換器の出力電力で補機を駆動させることができる。
様相3に係るエンジン駆動式空気調和装置は、上記した様相において、前記遮断要素を発電機と第1電力変換器との間に設けたことを特徴とする。エンジン回転数が所定値よりも増加して、発電機側の第1電力変換器の出力電圧が商用電源側の第2電力変換器よりも高いとき、あるいは、発電機の出力電圧が商用電源の電圧よりも高くなるとき、発電機と第1電力変換器との間に設けられた遮断要素により、発電機と第1電力変換器の出力側との間の導通が遮断され、発電機の出力電力が補機側に供給されることが抑えられる。従って商用電源側の第2電力変換器の出力電力で補機を駆動させることができる。
エンジン回転数が所定値よりも増加するとき、あるいは、発電機の出力電圧が商用電源の電圧よりも高くなるとき、遮断要素を遮断作動させ、発電機の出力電力が補機側に供給されることを遮断して補機側を保護できると共に、第2電力変換器の出力電力が補機に供給されることを許容する。このようにエンジン回転数の上限値を増加させたとしても補機側を保護できるため、エンジン回転数の上限値を増加させることができる。このため、低温時における暖房能力等のように空調能力を増加させることができる。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1について図1〜図6を参照して説明する。図1は、本実施形態の空気調和装置の構成図を示す。図1に示すように、空気調和装置は、室外機10、室内機30、及び室外機10と室内機30とを循環する冷媒循環通路1より構成される。室外機10は、圧縮機13(13A,13B)を駆動するためのガスエンジンで形成したスタータ機能付きのエンジン11と、ガス状の冷媒と液状の冷媒とを完全に分離するアキュムレータ12と、空調のために冷媒の熱交換を行う室外熱交換器14とを有する。エンジン11の駆動シャフトには発電機52の駆動シャフトが接続されている。室内機30は、室内空気と冷媒とで熱交換を行う室内熱交換器31と、冷媒を膨張させる膨張弁32とを有する。圧縮機13は、ガス状の冷媒を吸い込み、圧縮し、高圧のガス状の冷媒として吐出する。
ここで、空気調和装置で室内を冷房するときの作用を説明する。ガス状の燃料によりエンジン11は駆動し、圧縮機13A、13Bを駆動させる。圧縮機13A、13Bは、アキュムレータ12のガス状の冷媒を吸引ポート12aから流路1xに吸引して圧縮室で圧縮し、高温高圧状態の冷媒ガスとして流路1a側に吐出する。吐出された冷媒は、オイルセパレータ19において、冷媒からオイルが分離される。オイルが分離された冷媒は、四方弁17に至り、四方弁17のポート17aから流路1bを介して室外熱交換器14に流入する。高温高圧のガス状冷媒は、室外熱交換器14で冷却されて凝縮し、液化される。液化された冷媒は、流路1c、フィルタドライヤ22、ボールバルブ23A、流路1d、ストレーナ31nを経由して膨張弁32に至り、膨張弁32において膨張されて低温となる。低温となった冷媒は、ストレーナ31mを経て室内熱交換器31に至り、室内熱交換器31で蒸発され、室内空気を冷却する。次に冷媒は、流路1e、バルブ23B、流路1f、四方弁17のポート17c、ポート17b、二重管熱交換器18、流路1hを経て、アキュムレータ12の帰還ポート12cに戻される。このように帰還された冷媒は、アキュムレータ12において、液状の冷媒とガス状の冷媒とに分離された状態で収納される。
次に、室内を暖房するときの作用を説明する。ガス状の燃料によりエンジン11が駆動し、圧縮機13A、13Bを駆動する。圧縮機13A、13Bは、アキュムレータ12のガス状の冷媒を吸引ポート12aから吸引して圧縮室において圧縮し、高温高圧状態のガスとして流路1a側に吐出する。吐出されたガス状の冷媒は、オイルセパレータ19において、冷媒からオイルが分離される。オイルが分離された冷媒は、四方弁17のポート17c、流路1f、バルブ23B、流路1eを介して室内熱交換器31に流入する。高温高圧の冷媒は、室内熱交換器31で凝縮して液化し、凝縮熱を室内に放出して室内空気を加熱する。これにより室内が暖房される。次に冷媒は、ストレーナ31mを経て膨張弁32で膨張され、ストレーナ31n、流路1d、バルブ23A,フィルタドライヤ22、流路1cを経て、室外熱交換器14に至る。そして、流路1b、四方弁17のポート17a,17b、二重熱交換器18、流路1hを経てアキュムレータ12の帰還ポート12cに戻る。
上記した空調運転において、エンジン11の駆動力に余力があるとき、エンジン11に接続された発電機52は発電を行う。室外機10用の補機として、室外熱交換機14に送風する第1送風機16、エンジン11を冷却するための冷却水ポンプ21が設けられている。また、室内機用の補機として、室内熱交換器31に送風する第2送風機33,34が設けられている。エンジン11が駆動している限り、コンプレッサ13(13A,13B)が駆動するため、空調作用が発揮される。
図2はエンジン駆動式空気調和装置の電気系統を示す。エンジン駆動式空気調和装置は、ガス燃料で駆動されるガスエンジンで形成されたエンジン11と、空調作用を発生させる空調回路(図1参照)と、エンジン11により駆動される発電機52と、発電機52で発生する三相の交流電圧を直流電圧に変換するコンバータ50(第1電力変換器)と、商用電源41で発生する三相の交流電圧(R相,S相,T相)を直流電圧に変換すると共にコンバータ50の出力側に電気的に繋がる第2電力変換器40と、コンバータ50の出力電力または第2電力変換器40の出力電力に基づいて駆動される補機90と、補機90を駆動させるためのインバータ60とを備えている。商用電源41と第2電力変換器40との間に、遮断器(ELB回路)40aおよびノイズフィルタ回路40bが設けられている。
前記したように空調回路は、エンジン11の駆動シャフトにより駆動されるコンプレッサ13(13A,13B)をもち、コンプレッサ13(13A,13B)の駆動により冷媒を循環させることにより空調作用を発生させる。発電機52は、巻線を有するステータと、巻線と鎖交すると共にステータに対して回転する永久磁石を有するロータとを備えている。ロータはエンジン11により回転駆動され、ステータの巻線の内部を回転し、発電を行う。
補機90としては、上記した空調回路で使用されている第1送風機16または冷却水ポンプ21等が相当する。図2に示すように、エンジン11と発電機52との間には、エンジン11の回転速度を増速(変速)して発電機52に伝達する増速機(変速機)59が設けられている。
図2において、コンバータ50は、発電機52で発生する三相の交流電圧を直流電圧に変換するため半導体スイッチ50a(例えばIGBT)と、環流用のダイオード50cとの組を複数(6組)を備えている。コンバータ50の出力側には、平滑用のコンデンサ50dが接続されている。
図2に示すように、商用電源41側の第2電力変換器40は、商用電源41で発生する交流電圧(R相,S相,T相)を全波整流して直流電圧に変換するため、順変換用の複数個(6個)のダイオード42を備えている。第2電力変換器40の出力側には、平滑用のコンデンサ44aが接続されている。
インバータ60(PWMインバータ)は、直流電圧を交流電圧に変換して補機90を駆動させるものである。インバータ60は、第2電力変換器40からの直流電圧またはコンバータ50からの直流電圧を交流電圧に変換するため半導体スイッチ60a(例えばIGBT)と、環流用のダイオード60cとを備えている組を6組有する。インバータ60には補機90が接続されている。モータコントローラ80がインバータ60に接続されており、インバータ60における半導体スイッチ60aのスイッチングを制御し、補機90に供給される電圧をPWM制御する。
図2に示すように、エンジン11の出力シャフトには発電機52が増速機59を介して接続されている。発電機52から導出された3本の交流電線53には、コンバータ50が接続されている。交流電線53の3本のうち2本には、電流値を検出するためのカレントトランス51が取り付けられている。コンバータ50の出力側には直流電線54が2本導出されている。
交流電圧を発生させる商用電源41の電圧が第2電力変換器40に入力される。コンバータ50から導出されている直流電線54は、第2電力変換器40から出力している直流電線2本と、直流中間54xを介して接続されている。従って発電機52側のコンバータ50の出力側と商用電源41側の第2電力変換器40の出力側とは、直流中間54xを介して直流電圧によって繋がっている。直流電線54はインバータ60に接続されている。この直流電線54には、電流センサ55が接続されている。
コンバータ50を制御するためのマイコンで構成されているPWMコンバータ制御手段70が設けられている。PWMコンバータ制御手段70には、前記したカレントトランス51、負荷電流センサ55等の各種センサが接続されている。これらの各センサ信号はPWMコンバータ制御手段70に入力される。PWMコンバータ制御手段70は、コンバータ50における各半導体スイッチ50aのスイッチング時間を制御し、コンバータ50の出力電圧を制御する。
ここで、図2において、PWMコンバータ制御手段70はカレントトランス51より発電機回転数を推定する。PWMコンバータ制御手段70は信号S1によりスイッチ91のオンおよびオフを制御する。またPWMコンバータ制御手段70は、スイッチ91のスイッチ状態信号S2をマイコン1Aに出力する。また、マイコン1Aは、運転/停止信号S3をPWMコンバータ制御手段70に出力することにより、コンバータ50の運転および停止を制御する。また、マイコン1Aは、スイッチ91のスイッチ状態信号S2をPWMコンバータ制御手段70から入力することで、コンバータ50の運転および停止を制御する。ここで、PWMコンバータ制御手段70、マイコン1Aおよびモータコントローラ80は制御手段を構成する。
図2に示すように、遮断要素としてはスイッチ91(半導体スイッチ,サイリスタ)は、コンバータ50の出力側と第2電力変換器40の出力側との間に接続されている。従ってスイッチ91はコンバータ50と補機90との間に配置されている。PWMコンバータ制御手段70により、スイッチ91は、これのゲートGに入力された制御信号によりターンオン・ターンオフ制御される。
スイッチ91は、スイッチング機能と一方向給電性を備えている。即ち、スイッチ91は、ターンオン時には導通するため、発電機52側のコンバータ50の出力電圧が第2電力変換器40側に供給されることを許容するが、第2電力変換器40の出力電圧がコンバータ50側に供給されることを許容しない。
しかしながら、スイッチ91のターンオフ時には、第2電力変換器40とコンバータ50との間が非導通となるため、第2電力変換器40の出力電力がコンバータ50に供給されることが抑止され、同様に、コンバータ50の出力電力が第2電力変換器40側に供給されることも抑止される。
図3は発電機52の発電特性を示す。図3では、縦軸の左軸は発電機52の出力電圧[V]を示す。縦軸の右軸は発電機52の発電機電流[A]を示す。横軸の下軸はエンジン11および発電機52の回転数[rpm]を示す。特性線W1は商用電源41の最低電圧に相当する電圧を示す。特性線W2は発電機52の出力電圧を示す。特性線W3は発電機52の出力電流を示す。図3において、特性線W2に示すように、エンジン回転数が増加して発電機52の回転数が増加して発電機52の出力電圧が増加すれば、特性線W3に示すように、発電機52の出力電流は次第に減少する。ここで、発電機52のコイルをリアクトルとし、コンバータ50の半導体スイッチ50aのスイッチング量により、発電機52の出力電圧は適宜昇圧される。従ってコンバータ50は昇圧回路として働き、コンバータ50の出力電圧は特性線W1を越えることができる。
本実施形態によれば、前述したようにエンジン11のエンジン回転数が増加すると、発電機52の回転数が増加し、発電機52の出力電圧が上昇する。ここで、スイッチ91がオン状態のとき、コンバータ50の出力電圧(直流電圧)が第2電力変換器40の出力電圧(直流電圧)よりも高い場合、発電機52側のコンバータ50の出力電力(直流電力)がインバータ60に供給され、インバータ60により三相の交流電圧に変換され、補機90に供給され、補機90が駆動される。これに対して、スイッチ91がオン状態のとき、商用電源41側の第2電力変換器40の出力電圧(直流電圧)がコンバータ50の出力電圧(直流電圧)よりも高い場合、第2電力変換器40の出力電力(直流電力)がインバータ60に供給され、インバータ60により三相の交流電圧に変換され、補機90に供給され、補機90が駆動される。
ところでエンジン11の回転数を増加させる必要がある場合がある。例えば、低温暖房時等のように暖房能力を高めるとき等のように空調能力を高めたいときである。この場合、エンジン11の回転数を増加させて高回転数領域(例えば2200rpm以上)とさせるため、それに応じてコンプレッサ13(13A,13B)が駆動し、高い空調能力が発揮される。この場合、エンジン11の回転数が所定値よりも増加し、発電機52の回転数が増加し、発電機52の出力電圧が上昇して高くなる。この場合、コンバータ50の出力電圧が第2電力変換器40の出力電圧よりも高くなるため、コンバータ50の出力電力がインバータ60を介して交流電圧に変換され、補機90が駆動される。
この点について本実施形態によれば、通常運転時には、PWMコンバータ制御手段70は、遮断要素としてのスイッチ91をオンとする信号をスイッチ91のゲートGに出力し、スイッチ91のアノードAとカソードK間を導通させている。しかしながら、エンジン11の回転数が所定値よりも増加するとき、あるいは、発電機52の出力電圧が商用電源41の電源電圧(下限値)よりも高くなるとき(なったとき)、制御手段としてのPWMコンバータ制御手段70は、遮断要素としてのスイッチ91をターンオフとする信号をスイッチ91のゲートGに出力する。
これによりスイッチ91のアノードAとカソードK間を非導通とする。この結果、発電機52側のコンバータ50の出力電圧が商用電源側の第2電力変換器40の出力電圧よりも高いときであっても、スイッチ91がオフとされるため、コンバータ50の高い出力電圧が補機90側に供給されることが遮断される。そして、商用電源側の第2電力変換器40の出力電力がインバータ60を介して補機90に供給され、補機90は商用電源側の第2電力変換器40の出力電力で駆動される。
本実施形態によれば、上記したようにエンジン回転数が所定値よりも増加するとき、あるいは、発電機52の出力電圧が商用電源41の電源電圧(下限値)よりも高くなるとき(なったとき)には、スイッチ91をターンオフさせる。そして発電機52側のコンバータ50の出力電力で補機90を駆動させるのではなく、商用電源41側の第2電力変換器40の出力電力により補機90を駆動させる。このため、コンバータ50の半導体スイッチ50a等が動作していないときであっても、発電機52で発電された高い発電電圧がインバータ60側および補機90側に供給されることが抑制される。このためインバータ60の半導体スイッチ60a、補機90等の絶縁破壊が抑えられ、インバータ60および補機90の保護性が高められる。このためエンジン回転数の上限値を従来よりも増加させて高くすることができ、従って、低温暖房等に適するように空調能力を高めることができる利点が得られる。本実施形態によれば、上記したようにインバータ60の半導体スイッチ60a、補機90等の絶縁破壊が抑えられるため、発電機52の回転数の上限値を高くすることができ、エンジン回転数の上限値も同様に高くすることができる。
ところで、エンジン駆動式空調装置においては、部分負荷効率の向上のため、コンプレッサ13の回転数を段階的に変化させることにしている。この必要性から、エンジン回転数の下限値を低くしてエンジン回転数範囲を低回転方向へも拡大させることが要請されている。
しかしながら空調運転時においてエンジン回転数を低くすると、必然的に発電機52の回転数が低くなり、発電機52からの出力電圧が低くなる。この場合、図3の特性によれば、同一電力を得るためには、発電機52から出力電流が増加するため、発熱ロスが増加したり、エンジン11のトルクが増加し、最悪の場合、エンジン11の停止を誘発させるおそれがある。このため従来では、空調運転時においてエンジン回転数の下限値を低くするには、限界がある。
この点について本実施形態によれば、前述したようにエンジン回転数の上限値を増加させるときであっても、スイッチ91をターンオフさせれば、発電機52側のコンバータ50の出力電力が補機90側に供給されなくなり、インバータ60の半導体スイッチ60a、補機90を絶縁破壊させるおそれが抑えられるため、エンジン回転数の上限値、発電機52の回転数の上限値を高くすることができる利点が得られる。従って、発電機52の回転数を高めるべく、エンジン11と発電機52との間に設けられた増速機59の増速比を高く設定することができる。
このように増速機59の増速比を高く設定すれば、エンジン11のエンジン回転数が低いときであっても、発電機52の回転数が高くなり、発電機52から必要な出力電圧が得られる。従って本実施形態によれば、エンジン回転数の下限値を従来よりも低下させることができる。結果としてエンジン回転数範囲を高回転領域および低回転領域の双方に拡大することができ、空気調和制御の範囲を広げることができる利点が得られる。
図4は、空気調和装置のエンジン11が回転しているときにおいて、コンバータ50を通常起動させるときにおけるタイミングチャートを示す。図4〜図6において、『運転指令』は、コンバータ50の運転指令信号を示す。『スイッチ91』は、スイッチ91を構成するサイリスタのゲート信号を示す。『スイッチon-off信号(コンバータ側出力)』は、スイッチ91がオンしたことをPWMコンバータ制御手段70がマイコン1Aに知らせる信号であり、基本的にはサイリスタで形成されたスイッチ91のオンオフと同じである。『ゲート信号』は、コンバータ50の半導体スイッチ50aのゲート信号を示す。『エンジン回転数』はエンジンの回転数(rpm)を示す。『負荷電力』は、負荷としての補機90に供給される電力を示す。『発電量』は、発電機52で発生される発電電力を示す。
図4において、時刻はt1,t2,t3,t4,t5,t6の順に進行する。時刻t2において、コンバータ50を起動させる運転指令(コンバータの運転指令)が出力される。時刻t2の前の時刻t1において、即ち、コンバータ50を起動させて発電電力を発生させるに先だって、エンジン回転数を低下させる指令が出力される。その理由としては、コンバータ50を起動させる前にエンジン回転数を低下させることにより、発電機52側の出力電圧を商用電源41側の出力電圧よりも低く設定し、商用電源41側の出力電力で補機90を駆動させるためである。このようにエンジン回転数が低下したら、時刻t2においてコンバータ50を起動運転させる運転指令がオフからオンとされる。その後、時刻t3においてスイッチ91をオフからオンとさせるオン指令が出力される。従って、スイッチ91のアノードAおよびカソードKが導通する。更に、時刻t3においてスイッチ91がオン状態となったことを示す信号がPWMコンバータ制御手段70からマイコン1Aに出力される。その後、時刻t4から、コンバータ50の半導体スイッチ50aのゲート信号のオン状態が開始される。これにより発電機52側の発電電力が補機90側に出力可能となる。このようにコンバータ50がオンとされるため、時刻t5から発電量が次第に増加する。時刻t6において空調能力を増加調整するため、エンジン回転数を増加させる。なお時刻t6においてエンジン回転数を減少させることもある。
図5は、空気調和装置の運転を通常に停止するときにおけるタイミングチャートを示す。時刻はt11,t12,t13の順に進行する。この場合、図5に示すように、時刻t11においてコンバータ50の運転を停止させる指令が出力されると共に、エンジン回転数が次第に低下し、最終的にはエンジン11は停止する(時刻t13)。時刻t12においてコンバータ50の半導体スイッチ50aのゲート信号状態がオンからオフとなり、コンバータ50側の出力電力がオフとされる。次に、時刻t13においてスイッチ91がオフとされ、スイッチ91のアノードAとカソードKとが非導通とされ、コンバータ50と補機90との導通が遮断される。更に、時刻t13付近においてエンジン回転数が0となり、エンジン11が停止し、同様に、発電機52の回転も停止して発電量がゼロとなる。
(実施形態2)
図6は実施形態2を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。以下、相違する部分を中心として説明する。図6に示すように、コンバータ50のコンバータ出力側には、遮断要素として機能するリレースイッチ95が設けられている。リレースイッチ95は、コンバータ50の出力側と第2電力変換器40の出力側との間に設けられており、発電機52と補機90との間に設けられている。リレースイッチ95はスイッチング機能をもつ。更に、コンバータ50のコンバータ出力と直流中間54xとの間には、逆流防止要素として機能する逆流防止ダイオード97が設けられている。逆流防止ダイオード97は、コンバータ50の出力電圧が第2電力変換器40側に供給されることを許容する。しかしながら逆流防止ダイオード97は、第2電力変換器40の出力電圧がコンバータ50側に供給されることを抑止する。
(実施形態3)
図7および図8は実施形態3を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。以下、相違する部分を中心として説明する。図7に示すように、エンジン11と発電機52との間には増速機59が設けられていない。更に、発電機52とコンバータ50との間には、遮断要素として機能するリレースイッチで形成された交流スイッチ91Eが設けられている。交流スイッチ91がオンされると、発電機52の出力電圧が発生し、コンバータ50に給電される。交流スイッチ91がオフされると、発電機52は回転するものの、発電機52の発電電力は発生されない。マイコン2Aは、エンジン11の回転数信号に基づいてエンジン回転数を検出する。マイコン1Aは、スイッチ信号S1により交流スイッチ91Eのオンおよびオフを制御する。また、マイコン1Aは、スイッチ状態信号S2をPWMコンバータ制御手段70に出力することにより、コンバータ50を制御する。また、マイコン1Aは、運転/停止信号S3をPWMコンバータ制御手段70に出力することにより、コンバータ50の運転および停止を制御する。ここで、PWMコンバータ制御手段70、マイコン1A,マイコン2A、モータコントローラ80は制御手段を構成する。
エンジン11の回転数が所定値よりも増加するとき、補機90を絶縁破壊を抑える等のため、マイコン1Aは、コンバータ50の運転を停止させる運転/停止信号S3をPWMコンバータ制御手段70に出力し、コンバータ50の運転を停止させ、且つ、スイッチ信号S1を交流スイッチ91Eに出力し、交流スイッチ91Eをオンからオフに切り替える。即ち、エンジン11のエンジン回転数が所定値よりも増加し、発電機52側の出力電圧が商用電源側の出力電圧よりも高くなる場合であっても、補機90を絶縁破壊を抑える等のため、コンバータ50が停止されると共に、交流スイッチ91Eがオフに切り替えられるため、発電機52側の出力電力が補機90側に供給されることが遮断される。
図8は、エンジン11のエンジン回転数が増加するとき、交流スイッチ91Eを制御する形態を表すタイミングチャートを示す。図8において、『交流スイッチ』は、交流スイッチ91Eのオンオフ指令をマイコン1Aが交流スイッチ91Eに出力するスイッチ信号S1の状態を示す。図8において、『交流スイッチ状態信号』は、交流スイッチ91Eのオンまたはオフの状態をマイコン1AがPWMコンバータ制御手段70に出力するスイッチ状態信号S2の状態を示す。図8において、『運転指令』は、コンバータ50の運転および停止指令をマイコン1AがPWMコンバータ制御手段70に出力する運転/停止信号S3の状態を示す。時刻はt42,t43,t44…として順に進行する。
図8に示すように、エンジン回転数が時刻t42において増加し始める。エンジン回転数が増加し始める時刻t42よりも前の時刻t41において、マイコン1Aは、運転/停止信号S3によりコンバータ50をオンからオフに切り替える信号を出力する。これによりコンバータ50はオンからオフに切り替えられ、停止される。このため発電量は時刻t41付近から次第に減少してゼロとなる。この場合、負荷電力は発電電力ではなく、商用電源の出力電力となり、補機90は商用電源の出力電力で駆動される。そして、エンジン回転数が増加して回転数Neに到達すると(時刻t43)、マイコン1Aは、スイッチ信号S1により交流スイッチ91Eをオンからオフに切り替える信号を交流スイッチ91Eに出力する。これにより交流スイッチ91Eはオンからオフに切り替えられ、コンバータ50と発電機52との間の導通は遮断される。
また図8に示すように、エンジン回転数が回転数Neから回転数Noに減少する場合には、回転数Noに到達した時刻t46において、マイコン1Aは、スイッチ信号S1により交流スイッチ91Eをオフからオンに切り替え、発電機52とコンバータ50との間を導通させる。更に、マイコン1Aは、運転/停止信号S3によりコンバータ50をオフからオンに切り替える(時刻t47)。このため発電量が次第に増加し始める(時刻t47〜)。
(その他)
本発明は上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。上記した実施形態1によれば、エンジン11と発電機52との間には増速機59が設けられているが、増速機59が設けられていない場合でも良い。
本発明は家庭用、業務用、産業用等の空気調和装置に利用できる。
実施形態1に係り、空気調和装置の空調回路を示す構成図である。 空気調和装置の電気系統を示す構成図である。 エンジン回転数に応じて発電機特性を示すグラフである。 通常起動時のタイミングチャートである。 通常停止時のタイミングチャートである。 実施形態2に係り、空気調和装置の電気系統を示す構成図である。 実施形態3に係り、空気調和装置の電気系統を示す構成図である。 エンジン回転数が変動する場合のタイミングチャートである。
符号の説明
11はエンジン、13はコンプレッサ、52は発電機、50はコンバータ、40は第2電力変換器、90は補機、60は負荷インバータ、59は増速機、91はスイッチ(遮断要素)を示す。

Claims (3)

  1. エンジンと、
    前記エンジンにより駆動される前記コンプレッサの駆動に伴い循環する冷媒により空調作用を発生させる空調回路と、
    前記エンジンにより駆動される発電機と、
    前記発電機で発生する交流電圧を直流電圧に変換する第1電力変換器と、
    商用電源の交流電圧を直流電圧に変換すると共に前記第1電力変換器に電気的に繋がる第2電力変換器と、
    前記第1電力変換器の出力電力または前記第2電力変換器の出力電力に基づいて駆動される補機と、
    前記発電機の出力電力が前記補機側に供給されることを遮断可能な遮断要素と、
    前記エンジンのエンジン回転数が所定値よりも増加するとき、あるいは、前記発電機の出力電圧が前記商用電源の電圧よりも高くなるとき、前記遮断要素を遮断させ、前記発電機の出力電力が前記補機側に供給されることを遮断すると共に、前記第2電力変換器の出力電力が前記補機に供給されることを許容する制御手段とを具備することを特徴とするエンジン駆動式空気調和装置。
  2. 請求項1において、前記遮断要素は、前記第1電力変換器と前記補機との間に設けられていることを特徴とするエンジン駆動式空気調和装置。
  3. 請求項1において、前記遮断要素は、前記発電機と前記第1電力変換器との間に設けられていることを特徴とするエンジン駆動式空気調和装置。
JP2007213872A 2007-08-20 2007-08-20 エンジン駆動式空気調和装置 Expired - Fee Related JP4905293B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007213872A JP4905293B2 (ja) 2007-08-20 2007-08-20 エンジン駆動式空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007213872A JP4905293B2 (ja) 2007-08-20 2007-08-20 エンジン駆動式空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009047353A true JP2009047353A (ja) 2009-03-05
JP4905293B2 JP4905293B2 (ja) 2012-03-28

Family

ID=40499736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007213872A Expired - Fee Related JP4905293B2 (ja) 2007-08-20 2007-08-20 エンジン駆動式空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4905293B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012042176A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Osaka Gas Co Ltd エンジン駆動ヒートポンプ装置
EP3382294A4 (en) * 2015-11-27 2019-07-31 Toshiba Carrier Corporation AIR CONDITIONING SYSTEM AND INDOOR UNIT USED THEREIN

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001272135A (ja) * 2000-03-29 2001-10-05 Yanmar Diesel Engine Co Ltd エンジンヒートポンプの排熱回収機構
JP2004316934A (ja) * 2003-04-10 2004-11-11 Aisin Seiki Co Ltd 発電機能付きのエンジン駆動式空気調和装置
JP2005265220A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Aisin Seiki Co Ltd ガスヒートポンプ式空気調和装置
JP2007113874A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Daikin Ind Ltd トレーラー用冷凍装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001272135A (ja) * 2000-03-29 2001-10-05 Yanmar Diesel Engine Co Ltd エンジンヒートポンプの排熱回収機構
JP2004316934A (ja) * 2003-04-10 2004-11-11 Aisin Seiki Co Ltd 発電機能付きのエンジン駆動式空気調和装置
JP2005265220A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Aisin Seiki Co Ltd ガスヒートポンプ式空気調和装置
JP2007113874A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Daikin Ind Ltd トレーラー用冷凍装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012042176A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Osaka Gas Co Ltd エンジン駆動ヒートポンプ装置
EP3382294A4 (en) * 2015-11-27 2019-07-31 Toshiba Carrier Corporation AIR CONDITIONING SYSTEM AND INDOOR UNIT USED THEREIN

Also Published As

Publication number Publication date
JP4905293B2 (ja) 2012-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6530174B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP6129331B2 (ja) 直流電源装置、電動機駆動装置、空気調和機および冷蔵庫
JP5264849B2 (ja) 電力変換装置及び冷凍空気調和装置
JP6491455B2 (ja) 電動機
JP4615008B2 (ja) 電動機の出力馬力と効率を上げるためのシステムと方法
JP5711683B2 (ja) モータ駆動装置、及びこれを備えた空気調和機、並びにモータ駆動方法
US9543884B2 (en) Motor control device of air conditioner using distributed power supply
WO2015001618A1 (ja) 逆流防止装置、電力変換装置及び冷凍空気調和装置
CN112272917B (zh) 电机驱动装置及制冷循环应用设备
JP6235381B2 (ja) 圧縮機
JP4905293B2 (ja) エンジン駆動式空気調和装置
US11512885B2 (en) Variable speed drive with secondary windings
JP5478959B2 (ja) ガスヒートポンプ式空気調和機を用いた系統連系システム
JP2007017026A (ja) 発電機能付きガスヒートポンプ式空気調和装置
JP4179832B2 (ja) ヒートポンプ装置
JP5391677B2 (ja) ヒートポンプ式空気調和装置の室外機
JP2007327697A (ja) 冷凍装置
JP5353188B2 (ja) ヒートポンプ装置
JP2009079801A (ja) エンジン駆動式空気調和装置
JP2005265220A (ja) ガスヒートポンプ式空気調和装置
JP6152667B2 (ja) 空気調和装置
JP7241968B2 (ja) 空気調和機
JP6201354B2 (ja) 空気調和装置
JP6173488B2 (ja) インバータ装置及びインバータ装置を用いた空気調和機
JP7242901B2 (ja) モータ駆動装置及び冷凍サイクル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111226

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4905293

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees