JP6491455B2 - 電動機 - Google Patents

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Description

本発明は、電動機に関するものである。
近年、冷凍サイクル装置では、圧縮機の回転速度を調整することで冷凍能力を可変調整可能となっているものが多い。すなわち、前記圧縮機を高回転で運転(定格運転)させることで、前記冷凍サイクル装置の冷凍能力を高めることができる。圧縮機には通常、電動機が組み込まれ、回転数は電気的に制御される。また、電動機の回転数を落とした中間運転(能力が定格の約半分となる運転)を行うことで、必要に応じて冷凍能力を調整することができる。
例えば、前記冷凍サイクル装置が空気調和機に用いられているとする。前記空気調和機の電源投入直後等で冷房又は暖房を行う場合、前記圧縮機を定格運転し、前記冷凍サイクル装置の冷凍能力を高め、冷房又は暖房の出力を上げる。また、一定の温度に到達し、温度維持程度の冷房又は暖房でよい場合、前記圧縮機を中間運転し、冷凍サイクル装置の冷凍能力を低く抑え、少ない消費電力で室温を安定させている。
前記冷凍サイクル装置の消費電力の多くは圧縮機で消費されるものである。そして、前記圧縮機(圧縮機に含まれる電動機)の効率を高めることが消費電力の低減につながる。前記電動機の特性は、コイルの巻線数によって変わり、前記巻線数によって最も高効率となる回転数が決まる。つまり、従来の構成の電動機で、低回転から高回転の全域で効率を高くすることは困難であった。
そこで、特開平6−205573号公報に記載の巻線切替型回転電機のような回転数が変化しても効率の高い状態で運転可能な電動機が提案されている。この巻線切替型回転電機では、電動機の回転数によって電力を供給するコイルを切り替え、コイルの巻線数を変更することで、高回転運転(定格運転)及び低速回転運転(中間運転)で効率の低下を抑制している。
特開平6−205573号公報
特開平6−205573号公報に記載の巻線切替型回転電機は高回転側のコイルと低回転側のコイルとを切り替えて利用するものである。冷凍サイクル装置を備える空気調和機は、圧縮機を利用して居室を冷やす冷房と居室を暖める暖房とを行う構成である。前記空気調和機では、冷房運転と暖房運転との違い、外気温の差等によって必要な冷凍能力が変動するため、圧縮機の回転数を細かく制御する必要がある。このような、回転数を細かく制御する必要がある圧縮機の電動機に前記巻線切替型回転電機を利用しても、長期間の運転で、必ずしも消費電力を低減できるとは限らない。
また、前記巻線切替型回転電機のようにコイルを切り替えて利用するとき、切り換え前後で相対的な巻き数比の変動が大きいと、コイルを切り替えたときに瞬間的に大きな電流が発生し、回転電機(電動機)自体或いは制御回路の故障、破損の原因となり、寿命を縮める原因となっていた。
そこで本発明は、広い回転数範囲で高効率運転を行うことができ、長寿命で無駄の少ない電動機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、複数個のコイルを含むコイルユニットが配置された固定子と、複数の極が形成された回転子と、前記コイルユニットごとに備えられた予備負荷と、前記コイルユニットをスター結線とデルタ結線とで切り替えるとともに、前記複数個のコイルの接続を切り替える制御部とを備えた電動機であって、前記制御部は、前記コイルユニットをスター結線とデルタ結線とに切り替えるとき、前記予備負荷に電流を流し、その電流が流れている状態で切り替えることを特徴とする。
この構成によると、コイルユニットのスター結線又はデルタ結線に切り替えるとき、前記予備負荷に電流を流した状態で行うため、切り替え時の瞬間的な大電流の発生を抑制することができる。これにより、コイルや制御回路に大電流が流れるのを抑制することができ、電動機及び(又は)制御回路の故障、破損や寿命が短くなるのを抑制することができる。
上記構成において、前記制御部は、前記コイルユニットをスター結線とデルタ結線とに切り替えるとき、切り替え前のコイルユニットに対して並列となるように前記予備負荷を接続したのち切り替える。
上記構成において、前記制御部は、前記コイルユニットの複数のコイルのうち、一部のコイルへの電力の供給を制限することで、巻線数を調整してもよい。
上記構成において、前記コイルユニットは、同じ構成のコイルを2個備えており、前記コイルユニットが、2個のコイルを直列に接続したコイルユニットをスター結線で接続した第1状態と、2個のコイルを直列に接続したコイルユニットをデルタ結線で接続した第2状態と、2個のコイルを並列に接続したコイルユニットをスター結線で接続した第3状態と、2個のコイルを並列に接続したコイルユニットをデルタ結線で接続した第4状態とに切り替えられるものであり、前記制御部が第1状態と第2状態との切替え、第2状態と第3状態との切替え及び第3状態と第4状態との切替えを行うとき前記予備負荷に電流を流す中間回路状態とするようにしてもよい。
上記構成において、前記予備負荷が抵抗値を切り替える可能な構成を有しており、前記制御部は、前記コイルユニットの前記複数個のコイルの接続状態で前記予備負荷の抵抗値を切り替えるようにしてもよい。
本発明によると、広い回転数範囲で高効率運転を行うことができ、長寿命で消費電力を低減することができる電動機を提供することができる。
本発明にかかる電動機を軸と垂直な面で切断した断面図である。 本発明にかかる電動機を示す配線図である。 第1コイル部と第2コイル部を直列に接続したコイルユニットをスター接続した配線図である。 第1コイル部と第2コイル部を直列に接続したコイルユニットをデルタ接続した配線図である。 第1コイル部と第2コイル部を並列に接続したコイルユニットをスター接続した配線図である。 第1コイル部と第2コイル部を並列に接続したコイルユニットをデルタ接続した配線図である。 電動機が切り替わる途中の中間状態を示す配線図である。 電動機が切り替わる途中の中間状態を示す配線図である。 電動機が切り替わる途中の中間状態を示す配線図である。 直列スター状態の等価配線図である。 直列スター状態から直列デルタ状態に切り替わる中間状態の各状態における等価配線図である。 直列スター状態から直列デルタ状態に切り替わる中間状態の各状態における等価配線図である。 直列スター状態から直列デルタ状態に切り替わる中間状態の各状態における等価配線図である。 直列デルタ状態の等価配線図である。 直列デルタ状態から並列スター状態に切り替わる途中の中間状態を示す配線図である。 直列デルタ状態から並列スター状態に切り替わる途中の中間状態を示す配線図である。 直列デルタ状態から並列スター状態に切り替わる途中の中間状態を示す配線図である。 本発明にかかる電動機の他の例の配線図である。 電動機の他の例の中間状態を等価回路図である。 電動機の他の例の中間状態を等価回路図である。 本発明にかかる電動機を利用した空気調和機の概略図である。 図17に示す空気調和機に備えられた冷凍サイクル装置の一例の概略図である。
以下に本発明について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
本発明にかかる電動機について図面を参照して説明する。図1は本発明にかかる電動機を軸と垂直な面で切断した断面図であり、図2は本発明にかかる電動機を示す配線図である。
電動機Aは3相DCブラシレスモータである。電動機Aは、固定子(ステータ)10が9個のスロット11を備えている。そして、ステータ10の内部に回転子(ロータ)20が配置されている。そして、回転子20の中央に出力軸21が一体的に固定されている。回転子20には不図示の永久磁石が配置されている。回転子20としては、例えば、8個の永久磁石を備えた(8極が形成された)ものを挙げることができる。
電動機Aの各スロット11には導線を巻き付けられており、各スロット11がコイル(界磁)を構成している。これらのコイル12には、それぞれ位相が120°ずれた交流電力U相電力、V相電力、W相電力が供給される。そこで、以下の説明では、3相の各相の電力が印加されるコイルをそれぞれ、U相コイルユニット12U、V相コイルユニット12V及びW相コイルユニット12Wの3系統に分けている。電動機AはU相コイルユニット12U、V相コイルユニット12V及びW相コイルユニット12Wにそれぞれ対応した位相の電力を供給することで、回転子20が回転する、すなわち、回転力が発生する。発生した回転力は、回転子20と一体的に固定された出力軸21を介して電動機Aの外部に取り出される。
図2に示すように、U相コイルユニット12U、V相コイルユニット12V及びW相コイルユニット12Wは、第1コイル部121と第2コイル部122とを備えている。第1コイル部121及び第2コイル部122は、構成(巻き数、インピーダンス等)が同じものである。
また、U相コイルユニット12U、V相コイルユニット12V及びW相コイルユニット12Wには、第1コイル部121、第2コイル部122とは別に予備負荷Z1、Z2、Z3がそれぞれ設けられている。なお、電動機Aには、交流が供給されるため、予備負荷Z1、Z2、Z3としては、通常の抵抗のほか、誘導性のもの(コイル)や、容量性のもの(キャパシタ)或いは、これらを組み合わせたものが用いられる。なお、以下の説明において、結線や配線について説明する場合、コイルユニットは第1コイル部と第2コイル部とを接続したものとして扱う場合もある。
さらに、電動機Aは、U相コイルユニット12U、V相コイルユニット12V及びW相コイルユニット12Wそれぞれの第1コイル部121、第2コイル部122の接続の組み合わせを変更するとともに、各コイルユニットに電力を供給する駆動回路3を備えている。なお、U相コイルユニット12U、V相コイルユニット12V及びW相コイルユニット12Wは、同一の構成を有している。
駆動回路3は、モータコントローラ31、スイッチング素子321、322、323、331〜334、341〜344、351〜354及び制御部36を備えている。モータコントローラ31は、U相コイルユニット12U、V相コイルユニット12V及びW相コイルユニット12Wのそれぞれに電力を供給するドライバ回路である。モータコントローラ31は不図示の電源からの電力を電動機Aの駆動に適した電力(電圧の波形、周波数、周期等)に変換している。そして、モータコントローラ31は、U相電力を出力するU端子311、V相電力を出力するV端子312及びW相電力を出力するW端子313を備えている。
次にスイッチング素子について説明する。U相コイルユニット12U、V相コイルユニット12V、W相コイルユニット12WのU端子311、V端子312及びW端子313と接続しているのと反対側には、それぞれ、スイッチング素子321、322、323が取り付けられている。スイッチング素子321、322、323は配線を切り替えるためのスイッチング素子である。スイッチング素子321、322、323をA接点に接続すると、U相コイルユニット12U、V相コイルユニット12V、W相コイルユニット12Wがスター結線で結線される。逆に、スイッチング素子321、322、323をB接点に接続すると、U相コイルユニット12U、V相コイルユニット12V、W相コイルユニット12Wがデルタ結線で結線される。
つまり、スイッチング素子321、322、323は、U相コイルユニット12U、V相コイルユニット12V、W相コイルユニット12Wをスター結線とデルタ結線に切り替えるためのスイッチである。そのため、制御部36は、スイッチング素子321、322、323を同期制御する。例えば、スター結線にするとき、制御部36は、同じタイミングでスイッチング素子321、322、323をそれぞれのA接点に接続する。
スイッチング素子331、332、333、334は、U相コイルユニット12Uに設けられている。スイッチング素子331、スイッチング素子334は接続方向を切り替える切り替えスイッチになっている。また、スイッチング素子332、333は、ON又はOFF(回路の接続又は切断)を切り替えるスイッチである。
スイッチング素子331及びスイッチング素子332は第1コイル部121と第2コイル部122とを直列又は並列のいずれかの接続方法で接続するスイッチである。スイッチング素子331をA接点に接続するとともに、スイッチング素子332をOFFにすることで、第1コイル部121と第2コイル部122とを直列に接続できる。また、スイッチング素子331をB接点に接続するとともに、スイッチング素子332をONにすることで第1コイル部121と第2コイル部122とを並列に接続できる。
スイッチング素子333は、予備負荷Z1に電力を供給する回路を接続又は切断するON/OFFスイッチである。スイッチング素子334は、予備負荷Z1をスター結線の配線又はデルタ接点の配線に切り替えて接続する切り替えスイッチである。
スイッチング素子341、342、343、344はV相コイルユニット12Vの接続を切り替えるためのスイッチング素子である。また、スイッチング素子351、352、353、354はV相コイルユニット12Vの接続を切り替えるためのスイッチング素子である。スイッチング素子341、351はスイッチング素子331と、スイッチング素子342、352はスイッチング素子332と、スイッチング素子343、353はスイッチング素子333と、スイッチング素子344、354はスイッチング素子334とそれぞれ対応するスイッチング素子である。そのため、V相コイルユニット12V及びW相コイルユニット12Wに備えられている各スイッチング素子は、対応するU相コイルユニット12Uに備えられている角スイッチング素子と同じ構成及び動作を行う。
スイッチング素子321、322、323、331〜334、341〜344、351〜354としては、IGBT、パワーMOSFET等の素子及びこれらを組み合わせたものを挙げることができるが、これに限定されない。
電動機Aは、3相のコイルユニットをスター結線とデルタ結線とで切り替えて使うことが可能な構成となっている。また、本発明にかかる電動機Aでは、各コイルユニットの第1コイル部121と第2コイルユニット122を直列又は並列に切り替えることができる。以下に、スイッチング素子を切り替えたときの電動機の状態について図面を参照して説明する。
図3〜図6は第1コイル部と第2コイル部を直列又は並列に接続したコイルユニットをスター結線又はデルタ結線したときの配線図である。なお、電動機Aにおいて対応するスイッチング素子は同期して駆動されるものであるため、以下の説明では、U相コイルユニット12Uに含まれるスイッチング素子について主に説明し、V相コイルユニット12V、W相コイルユニット12Wのスイッチング素子は同時に同じ動作をするものとして説明する。なお、以下の説明において配線図では、電力が供給される(電流が流れる又は電圧が印加される)回路を太線で示す。
図3は第1コイル部と第2コイル部を直列に接続したコイルユニットをスター接続した配線図である。図3に示すように、制御部36が、U相コイルユニット12Uのスイッチング素子331をA接点に接続し、スイッチング素子332をOFFにすることで、第1コイル部231と第2コイル部232とが直列に接続される。V相コイルユニット12V、W相コイルユニット12Wも同様に対応するスイッチング素子を操作することで、各コイルユニットの第1コイル部231と第2コイル部232とが直列に接続される。そして、スイッチング素子321、322、323をA接点に接続する。これにより、電動機Aは、第1コイル部231と第2コイル部232を直列に接続したコイルユニットをスター結線した直列スター状態となる。
図4は第1コイル部と第2コイル部を直列に接続したコイルユニットをデルタ接続した配線図である。図4に示すように、図3の状態からスイッチング素子321、322、323をB接点に切り替えることで、電動機Aは、第1コイル部231と第2コイル部232を直列に接続したコイルユニットをデルタ結線した直列デルタ状態となる。
図5は第1コイル部と第2コイル部を並列に接続したコイルユニットをスター接続した配線図である。図5に示すように、制御部36が、U相コイルユニット12Uのスイッチング素子331をB接点に接続し、スイッチング素子332をONにすることで、第1コイル部231と第2コイル部232とが並列に接続される。V相コイルユニット12V、W相コイルユニット12Wも同様に対応するスイッチング素子を操作することで、各コイルユニットの第1コイル部231と第2コイル部232とが並列に接続される。そして、スイッチング素子321、322、323をA接点に接続する。これにより、第1コイル部231と第2コイル部232を並列に接続したコイルユニットをスター結線した並列スター状態となる。
図6は第1コイル部と第2コイル部を並列に接続したコイルユニットをデルタ接続した配線図である。図6に示すように、図5の状態からスイッチング素子321、322、323をB接点に切り替えることで、電動機Aは、第1コイル部231と第2コイル部232を並列に接続したコイルユニットをデルタ結線した並列デルタ状態となる。
次に、電動機Aの巻線の切替えについて説明する。3相ブラシレスモータである電動機Aでは一般的に、巻線数が多いと低回転での効率が高く(最高効率に達し)、高回転では効率が低下する。一方、巻線数が少ないと低回転での効率は低いが高回転での効率が高くなる(最高効率に達する)。
電動機Aは、上述のとおり、スイッチング素子を切り替えることで、相対的な巻線数を変更する構成となっている。例えば、直列スター状態のときの巻線数を基準としたとき、相対的な巻き数比は、直列デルタ状態のとき1/√3、並列スター状態のとき1/2、並列デルタ状態のとき1/2√3になる。つまり、電動機Aでは、状態を切り替えることで巻線数を変更したときと同じ効果を得ることができる。
例えば、電動機Aでは、起動時、低回転時には、大きなトルクが必要であるため、直列デルタ状態であることが好ましい。その後、回転速度が上昇するとともに、相対的な巻き数比を小さくすることで、電動機Aの効率の低下を抑制しつつ、回転速度を上げることができる。一方、電動機Aを駆動している状態で、上述の各状態に切り替えるとき、切り替え時に瞬間的に大きな電流が流れる。瞬間的であっても大電流が流れると回路を破損したり、回路の寿命が短くなってしまったりする。そこで、本発明の電動機Aは、切り替わり時に予備負荷に電流を流すことで、瞬間的に大きな電流が流れるのを抑制している。以下にスイッチング素子の切替えについて説明する。
まず、直列スター状態から直列デルタ状態に切り替わる手順について説明する。図7、図8、図9は電動機が切り替わる途中の中間状態を示す配線図である。さらに図10A―図10Eは直列スター状態から直列デルタ状態に切り替わる中間状態の各状態における等価配線図である。
電動機Aは直列スター状態で始動する。電動機Aの各スイッチング素子は、図3に示す状態となっており、電動機Aは、図10Aの「(1)直列スター状態」に示すように、第1コイル部121と第2コイル部122とを直列に接続したコイルユニットをスター結線した状態になる。
この状態で、回転数が上昇すると、効率が低下してくる。そこで、制御部36は、直列デルタ状態に切り替えるため、スイッチング素子334をA接点に接続するとともに、スイッチング素子333をONにする(図7参照)。このように接続することで、予備負荷Z1を第1コイル部121と第2コイル部122とを直列に接続したコイルと並列に接続した状態となる。なお、U相コイルユニット12U、V相コイルユニット12V及びW相コイルユニット12Wはそれぞれ予備負荷Z1、Z2、Z3を並列に接続した状態でスター結線になっている。このとき、電動機Aは、図10Bの「(2)第1の状態」になる。なお、予備負荷Z1、Z2、Z3の結線は、スイッチング素子334、344、354に制御されるものであるため、コイル部と独立して結線状態を切り替えることができる。
そして、制御部36は、スイッチング素子321、322、323をA接点からB接点に切り替える。スイッチング素子321、322、323の接点が切り替わる瞬間、第1コイル部121、第2コイル部122は解列される(図8参照)。一方で、予備負荷Z1、Z2、Z3がスター結線された状態、すなわち、図10Cに示す(3)第2の状態になる。そして、スイッチング素子321、322、323がB接点に接続されたとき(図9参照)、予備負荷Z1、Z2、Z3はスター状態を維持したまま、第1コイル部121と第2コイル部122が直列の各コイルユニット12U、12V、12Wがデルタ結線された、図10Dに示す(4)第3の状態になる。
そして、制御部36は、スイッチング素子333をOFFにすることで、予備負荷Z1への電力の供給を停止する。制御部36が、V相コイルユニット12V、W相コイルユニット12Wでも同時に、スイッチング素子343、353をOFFにすることで(図4参照)、電動機Aは直列デルタ状態、すなわち、図10Eに示す(5)直列デルタ状態になる。
「図10Cの(3)第2の状態」から「図10Dの(4)第3の状態」に切り替わるとき、予備負荷Z1、Z2、Z3がスター結線されている状態を維持して切り替わる。つまり、本発明にかかる電動機Aでは、コイルユニットの配線を切り替えるとき、予備負荷を用いて疑似的な回路を構成しておき、回路を切り替えたのちに予備負荷を解列するようにすることで、切り替え時に予備負荷に一定の電流を流し続ける。これにより、切り替え時に電圧が急激に変化しにくいので、瞬間的な大電流の発生を抑制することができる。
以上のように直列スター状態から直列デルタ状態に切り替えるとき、予備負荷に電流を流しつつスイッチングすることで、電動機Aの回路に瞬間的な大電流が発生するのを抑制できる。
電動機Aは、直列デルタ状態で回転数を上げると、効率が低下する。そのため、より効率が高くなるように、相対的な巻き数比が小さい並列スター状態に切り替える。図11−図13は直列デルタ状態から並列スター状態に切り替わる途中の中間状態を示す配線図である。
図4に示す、直列デルタ状態から、スイッチング素子334をB接点に接続するとともに、スイッチング素子333をONにする(図11参照)。これにより、U相コイルユニット12Uは、第1コイル部121と第2コイル部122を直列にしたコイルに予備負荷Z1を並列にした状態になる。そして、電動機Aは、同様な構成のV相コイルユニット12V、W相コイルユニット12Wとでデルタ結線された状態となる。
その後、スイッチング素子321、322、323をB接点からA接点に切り替える。スイッチング素子321、322、323をB接点からA接点に切り替えるタイミングと同時に、スイッチング素子331をB接点に切り替えるとともに、スイッチング素子332をONにする(図12参照)。
スイッチング素子331をB接点に切り替えるとともにスイッチング素子332をONにすることで、第1コイル部121と第2コイル部122が直列から並列に切り替わる。V相コイルユニット12V、W相コイルユニット12Wも、対応するスイッチング素子が切り替えられることで、第1コイル部121と第2コイル部122が並列になる。
スイッチング素子321、322、323の接点が切り替わる瞬間、第1コイル部121、第2コイル部122は解列される(図12参照)。一方で、予備負荷Z1、Z2、Z3がデルタ結線された状態を維持する。そして、スイッチング素子321、322、323がA接点に接続されたとき(図13参照)、予備負荷Z1、Z2、Z3がデルタ結線されている状態で、第1コイル部121と第2コイル部122が並列の各コイルユニット12U、12V、12Wがスター結線される。
予備負荷Z1、Z2、Z3には電流が流れた状態で、各コイルユニット12U、12V、12Wは、第1コイル部121と第2コイル部122が直列のデルタ結線状態から、並列のスター結線状態に切り替わる。そのため、スイッチング素子321、322、323の切り替わりによる瞬間的な大電流の発生を抑制することができる。
そして、制御部36は、スイッチング素子333をOFFにすることで、予備負荷Z1への電力の供給を停止する。制御部36が、V相コイルユニット12V、W相コイルユニット12Wでも同時に、スイッチング素子343、353をOFFにすることで(図5
参照)、電動機Aは並列スター状態になる。
以上のように直列デルタ状態から並列スター状態に切り替えるとき、予備負荷に電流を流しつつスイッチングすることで、電動機Aの回路に瞬間的な大電流が発生するのを抑制できる。
また、制御部36が、直列スター状態から直列デルタ状態に切り替えたときと同じようにスイッチング素子を切り替えることで、電動機Aを並列スター状態から並列デルタ状態に切り替えることが可能である(図6参照)。なお、電動機Aを並列スター状態から並列デルタ状態に切り替えるときも、電動機Aの回路に瞬間的な大電流が発生するのを抑制できる。
以上示したように、本発明にかかる電動機Aでは、スター結線とデルタ結線、コイルの巻線(直列と並列)を切り替えることができるため、これらを適宜組み合わせることで、広い回転数で効率のよい駆動が可能である。また、スター結線からデルタ結線に切り替わるとき、予備負荷に電流を流した状態で切り替えるため、切り替わり時に瞬間的に大電流が発生するのを抑制することができる。これにより、電動機A自体や駆動回路を長寿命化することが可能である。
なお、予備負荷Z1、Z2、Z3は、全て同じインピーダンスを有しているとともに、そのインピーダンスとしては、上述のようなコイルユニットを切り替えるときに、瞬間的な大電流を抑えることができるものを広く採用することができる。
(第2実施形態)
本発明にかかる電動機の他の例について図面を参照して説明する。図14は本発明にかかる電動機の他の例の配線図であり、図15、図16は図14に示す電動機の他の例の中間状態を等価回路図である。図15に示す電動機Bは、U相コイルユニット12Uと並列となるように設けられた2個の予備負荷Z11、Z12を備えている。また、V相コイルユニット12Vと並列となるように設けられた2個の予備負荷Z21、Z22を備えており、W相コイルユニット12Wと並列となるように設けられた2個の予備負荷Z31、Z32とを備えている。これ以外は、電動機Aと同じであり、実質上同じ部分には同じ符号を付すとともに、同じ部分の詳細な説明は省略する。また、電動機Bも電動機Aと同様、U相コイルユニット12U、V相コイルユニット12V及びW相コイルユニット12Wは同じ構成であるため、代表してU相コイルユニット12Uを用いて説明する。
電動機Aでは、3相それぞれの相のコイルユニットにコイルユニットと並列に接続可能な予備負荷を備えている。そして、予備負荷のインピーダンスを適切に設定することで、スター結線とデルタ結線とに切り替える時の瞬間的な大電流の発生を抑制している。しかしながら、第1コイル部及び第2コイル部の巻き数、インピーダンス等によっては、直列と並列及びスター結線とデルタ結線とを切り替えたときに、瞬間的に発生する大電流を十分に抑制できない場合や急激なトルク変動を伴ってしまったりする場合がある。
そこで、予備負荷を第1予備負荷Z11と第2予備負荷Z12とし、スイッチング素子333の替わりにA接点とB接点とに切り替えることができるスイッチング素子335を用いる。そして、スイッチング素子335をA接点に接続したとき、第2予備負荷Z12だけに電力を供給できる。また、B接点に接続したとき、第1予備負荷Z11と第2予備負荷Z12とを直列に接続しタ状態で電力を供給できる。
例えば、図15に示すような、第1コイル部121と第2コイル部122とを直列につないだコイルユニットをスター結線する場合について説明する。スイッチング素子335をB接点に接続し、第1予備負荷Z11と第2予備負荷Z12とを直列に接続し、インピーダンスを大きくした状態で、第1コイル部121と第2コイル部122と直列に接続したU相コイルユニット12Uと並列に接続する。なお、V相コイルユニット12V、W相コイルユニット12Wについても同様であり、このように予備負荷を接続したU相コイルユニット12U、V相コイルユニット12V及びW相コイルユニット12Wをスター結線する。
また、図16に示すような、第1コイル部121と第2コイル部122とを並列につないだコイルユニットをスター結線する場合、コイルの相対的な巻き数比が小さくなる。そのため、予備負荷は小さい方が良い。そこで、スイッチング素子335をA接点に接続し、第2予備負荷122にだけ電力を供給するようにする。そして、並列に接続された第1コイル部121と第2コイル部122とに、第2予備負荷Z12を並列に接続する。なお、V相コイルユニット12V、W相コイルユニット12Wについても同様であり、このように予備負荷を接続したU相コイルユニット12U、V相コイルユニット12V及びW相コイルユニット12Wをスター結線する。
なお、電動機Bの使用する予備負荷の個数を切り替える部分以外は、電動機Aと同じ構成であることから、各状態への切替えの手順は、電動機Aと同じである。
このように、コイルユニットに備えられているコイルの相対的な巻き数比に応じて予備負荷のインピーダンスを調整することで、スター結線とデルタ結線とを切り替えるとき、コイルユニットの相対的な巻き数比が大きく変化する場合でも瞬間的な大電流を抑制できる。
なお、2個の予備負荷を用いているが、これに限定されない。1個でもインピーダンスを可変のものを利用してもよいし、3個以上の予備負荷をスイッチング素子を利用して、切り替える又は組み合わせるようにして用いてもよい。
これ以外の特徴については、第1実施形態と同じである。
(第3実施形態)
本発明にかかる電動機の利用例について図面を参照して説明する。図17は本発明にかかる電動機を利用した空気調和機の概略図であり、図18は図17に示す空気調和機に備えられた冷凍サイクル装置の一例の概略図である。空気調和機Acでは、冷凍サイクル装置Rc内を循環する冷媒の状態変化を利用して熱又は冷熱を得る流体装置である。冷凍サイクル装置では、冷媒に対して仕事をする圧縮機41を備えており、圧縮機41からの仕事によって、冷媒は状態変化する。
そして、冷凍サイクル装置Rcを備えた空気調和機Acは、居室Rmの内部(壁)に設置される室内機IMと、居室Rmの外部に設置される室外機OMとを有する。なお、扉、窓等の開口は空調を行うときに閉じ、壁、天井等と一体と考えてもよいため、省略している。空気調和機Acは、居室Rmの空気を室内機IMに取込み、口調した空気を吐出することで居室Rm内の空調を行っている。
図18に示すように冷凍サイクル装置Rcは、圧縮機41、四方弁42、室外熱交換器43、減圧部44、室内熱交換器45等の機器を備えている。そして、これらの機器が冷媒配管で接続されているとともに、内部に冷媒が封入されており、公知の冷媒回路を構成している。
図18に示すように、冷凍サイクル装置Rcにおいて、圧縮機41、四方弁42、室外熱交換器43、減圧部44、室外ファン431及びアキュムレータ46は室外機OMに配置されており、室内熱交換器45及び室内ファン451は室内機IMに配置されている。なお、減圧部44は室外機OMではなく、室内機IMに設けられていてもよい。
圧縮機41は冷媒を圧縮する装置であり、本発明にかかる電動機A(B)を含む構成となっている。圧縮機41には冷媒が流出する流出配管Poと流入する流入配管Piが接続されており、流出配管Po及び流入配管Piはともに四方弁42に接続されている。また、圧縮機41に冷媒が流入する流入配管には、アキュムレータ46が取り付けられている。圧縮機41に戻る冷媒は気相と液相とが混じった状態である。冷媒はアキュムレータ46を通過することで液体と気体とに分離される。そして、気体の冷媒が圧縮機41に流入する。
四方弁42は冷媒回路の流れ方向を変更するものである。つまり、流出配管Poと流入配管Piの接続先(室外熱交換器43又は室内熱交換器45)を切り替える。例えば、四方弁42が流出配管Poと室外熱交換器43とを接続し、流入配管Piと室内熱交換器45とを接続すると、空気調和機Acは居室Rm内を冷却する冷房運転となる。また、四方弁42を逆接続すると、居室Rm内を加熱する暖房運転となる。
減圧部44は冷媒の圧力を低下させるものであり、ここでは、膨張弁が採用される。室外熱交換器43及び室内熱交換器45はそれぞれ、居室Rmの外部及び内部の空気と冷媒との間の熱交換を行うためのものであり、例えば、冷媒配管に断面積を増やすためのフィンが設けられた構成を挙げることができる。このフィンに空気を吹き付け、強制的に空気を送り込むことで熱交換の効率を高めることが可能である。そのため、冷凍サイクル装置Rcでは、室外熱交換器43の近傍に室外ファン431を、室内熱交換器45の近傍に室内ファン451を設け、各熱交換器に送風することで、冷媒と空気との間で効率よく熱交換を行う。
本発明にかかる電動機A(B)は、広い回転数で効率のよい運転が可能である。そして、効率よい運転に切り替えるときに瞬間的な大電流の発生を抑制するので、長寿命化が可能である。すなわち、長期間にわたって連続的に運転したとしても、状態を切り替えるときの瞬間的な大電流を抑制するため、長期間の連続運転が要求され得る空気調和機や冷蔵庫等の冷凍サイクル装置の圧縮機として適している。
上述の各実施形態では、各相のコイルユニットの第1コイル部及び第2コイル部を直列又は並列に接続するものを挙げているが、これに限定されるものではない。スイッチング素子を適切に配置することで、第1コイル部又は第2コイル部のいずれか一方を利用するような構成とすることも可能である。また、第1コイル部及び第2コイル部としては、同じ構成(巻き数、インピーダンス)であるものとしているが、これに限定されるものではない。
上述の各実施形態では、各相のコイルユニットが第1コイル部と第2コイル部の2個のコイルを備えているものを例に説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、3個以上のコイル部を備える構成であってもよい。また、コイルユニットが1個のコイル部から構成されるものとし、コイルユニットをスター結線からデルタ結線に切り替える時に、予備負荷を利用する構成も本発明と同様の効果を得ることが可能である。
上述の実施形態では、冷凍サイクル装置を空気調和機に使用しているものを挙げているが、これに限定されるものではなく、例えば、冷蔵庫、乾燥洗濯機、湯沸かし器等の長期間にわたり熱交換を行うもので、運転条件が変動する装置の熱交換装置として用いることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの内容に限定されるものではない。また本発明の実施形態は、発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の改変を加えることが可能である。
A、B 電動機
10 固定子
11 スロット
12U U相コイルユニット
12V V相コイルユニット
12W W相コイルユニット
121 第1コイル部
122 第2コイル部
20 回転子
21 出力軸
31 モータコントローラ
311 U端子
312 V端子
313 W端子
321、322、323 スイッチング素子
331、332、333、334、335 スイッチング素子(U相コイルユニット)
341、342、343、344、345 スイッチング素子(V相コイルユニット)
351、352、353、354、355 スイッチング素子(W相コイルユニット)
36 制御部
Rc 冷凍サイクル装置
41 圧縮機
42 四方弁
43 室外熱交換器
431 室外ファン
44 減圧部
45 室内熱交換器
451 室内ファン
46 アキュムレータ

Claims (5)

  1. 複数個のコイルを含むコイルユニットが配置された固定子と、
    複数の極が形成された回転子と、
    前記コイルユニットごとに備えられた予備負荷と、
    前記コイルユニットをスター結線とデルタ結線とで切り替えるとともに、前記複数個のコイルの接続を切り替える制御部とを備えた電動機であって、
    前記制御部は、前記コイルユニットをスター結線とデルタ結線とに切り替えるとき、前記予備負荷に電流を流し、その電流が流れている中間回路状態で切り替えを行い、
    前記中間回路状態は、前記コイルユニットが切替後の結線状態であるとともに前記予備負荷が切替前の結線状態であることを特徴とする電動機。
  2. 前記中間回路状態において、コイルユニットが解列されて予備負荷にのみ電流が供給されている状態となる請求項1に記載の電動機。
  3. 前記制御部は、前記コイルユニットの複数のコイルのうち、利用するコイルにのみ電力を供給して、前記コイルユニットの巻線数を調整する請求項1又は請求項2に記載の電動機。
  4. 前記コイルユニットは、同じ構成のコイルを2個備えており、
    前記コイルユニットが、
    2個のコイルを直列に接続したコイルユニットをスター結線で接続した第1状態と、
    2個のコイルを直列に接続したコイルユニットをデルタ結線で接続した第2状態と、
    2個のコイルを並列に接続したコイルユニットをスター結線で接続した第3状態と、
    2個のコイルを並列に接続したコイルユニットをデルタ結線で接続した第4状態とに切り替えられるものであり、
    前記制御部が第1状態と第2状態との切替え、第2状態と第3状態との切替え及び第3状態と第4状態との切替えを行うとき前記中間回路状態とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電動機。
  5. 前記予備負荷が抵抗値を切り替え可能な構成を有しており、
    前記制御部は、前記コイルユニットの前記複数個のコイルの接続状態で前記予備負荷の抵抗値を切り替える請求項1から請求項4のいずれかに記載の電動機。
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