JP7270841B2 - 電動機駆動装置及び空気調和機 - Google Patents

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Description

本開示は、電動機駆動装置及び空気調和機に関する。
電動機の固定子巻線(以下「巻線」とも言う。)の結線状態を切り替える機械式リレーを有する結線切替部と、電動機に交流電力を供給して電動機を駆動するインバータとを備えた電動機駆動装置が実用されている。電動機駆動装置は、巻線に流れる電流が過電流閾値を超えたときにインバータを停止させる保護動作を行う。また、巻線の結線状態に応じて過電流閾値を変更する電動機駆動装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2018/078851号
しかしながら、機械式リレーを有する結線切替部は、切り替えを指令する指令信号を受けた時点から切替遅延時間が経過した後に機械式リレーの状態が切り替わる特性を有している。つまり、巻線の結線状態は、結線切替部が巻線の結線状態をスター結線(Y結線)からデルタ結線(Δ結線)へ切り替えることを指令する指令信号を受けた時点から切替遅延時間が経過するまでの間はY結線状態のままであり、切替遅延時間が経過した後にΔ結線状態に切り替わる。したがって、電動機の回転動作期間中に、結線切替部による結線状態の切り替えを行い、切り替えを指令する指令信号の受信と同時に過電流閾値を現状の値より高い値に切り替えると、切替遅延時間の間に(例えば、過電流閾値を高い値に切り替えた直後に)電動機の巻線に過大な電流が流れ、電動機の永久磁石に不可逆減磁を発生させるおそれがある。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、電動機の回転動作期間中に結線状態を切り替え、過電流閾値を切り替えた場合であっても、固定子巻線に過大な電流を流す状態を発生させない電動機駆動装置及びこれを備えた空気調和機を提供することを目的とする。
本開示に係る電動機駆動装置は、機械式リレーを有し、前記機械式リレーの状態の切り替えによって電動機の固定子巻線の結線状態を第1の結線状態及び第2の結線状態のいずれかに切り替える結線切替部と、前記機械式リレーを介して前記固定子巻線に電力を供給するインバータと、前記固定子巻線に流れる巻線電流に対応する値を検出する電流検出部と、前記結線切替部及び前記インバータを制御する制御装置と、を有し、前記制御装置は、前記電動機の回転動作期間中に前記結線状態を切り替える場合、前記結線状態を前記第1の結線状態から前記第2の結線状態へ切り替えることを指令する第1の信号及び前記結線状態を前記第2の結線状態から前記第1の結線状態へ切り替えることを指令する第2の信号のいずれかを前記結線切替部に出力し、前記巻線電流に対応する前記値の過電流閾値を第1の値及び前記第1の値より高い第2の値のいずれかに設定し、前記巻線電流に対応する前記値が前記過電流閾値を超えたときに予め決められた過電流保護動作を行い、及び前記結線状態を前記第1の結線状態から前記第2の結線状態へ切り替え且つ前記過電流閾値を前記第1の値から前記第2の値へ切り替える場合、少なくとも前記第1の信号を前記結線切替部に出力した時点から前記機械式リレーの状態の切り替えが完了して前記結線状態が前記第2の結線状態に切り替わる時点までの第1の遅延時間の間は、前記過電流閾値を前記第1の値に維持する。
本開示によれば、電動機の回転動作期間中に結線状態を切り替え、過電流閾値を切り替えた場合であっても、固定子巻線に過大な電流を流す状態を発生させることがない。
実施の形態に係る空気調和機の構成を示す概略図である。 実施の形態に係る電動機駆動装置の構成を示す図である。 図2の電動機駆動装置のY結線状態における電流経路の一例を示す図である。 図2の電動機駆動装置のΔ結線状態における電流経路の一例を示す図である。 図2のインバータの構成を示す図である。 図2の電動機の巻線及び結線切替部の構成を示す回路図である。 図2の結線切替部の構成の例を示す回路図である。 (A)及び(B)は、Y結線状態及びΔ結線状態における巻線をそれぞれ示す図である。 機械式リレーを通って電動機の巻線に流れる電流の一例を示す波形図である。 (A)は、実施の形態に係る電動機駆動装置におけるY結線状態からΔ結線状態への切り替えを示すタイミング図であり、(B)は、比較例の電動機駆動装置におけるY結線状態からΔ結線状態への切り替えを示すタイミング図である。 (A)は、実施の形態に係る電動機駆動装置におけるΔ結線状態からY結線への切り替えを示すタイミング図であり、(B)は、比較例の電動機駆動装置におけるΔ結線状態からY結線状態への切り替えを示すタイミング図である。 結線状態をY結線状態からΔ結線状態に切り替えるときの動作を示すフローチャートである。 結線状態をΔ結線状態からY結線状態に切り替えるときの動作を示すフローチャートである。 空気調和機に適用された電動機駆動装置の動作を示すフローチャートである。 電動機の巻線と結線切替部の他との例を示す回路図である。
以下に、実施の形態に係る電動機駆動装置及び空気調和機を、図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、種々の変更が可能である。なお、以下の説明において、同じ符号が付された構成要素は、同じ又は同様の機能を持つ。
図1は、実施の形態に係る空気調和機2の構成を示す概略図である。図1に示されるように、空気調和機2は、冷凍サイクル装置900を含み、冷凍サイクル装置900は、四方弁902の切り替え動作により暖房運転又は冷房運転を行うことができる。なお、冷凍サイクル装置900は、冷蔵庫、給湯機、などのような各種の冷凍サイクル適用機器に適用可能である。
暖房運転時には、実線矢印で示されるように、冷媒が圧縮機901で加圧されて送り出され、四方弁902、室内の熱交換器903、膨張弁904、室外の熱交換器905及び四方弁902を通って圧縮機901に戻る。冷房運転時には、破線矢印で示されるように、冷媒が圧縮機901で加圧されて送り出され、四方弁902、室外の熱交換器905、膨張弁904、室内の熱交換器903及び四方弁902を通って圧縮機901に戻る。
暖房運転時には、熱交換器903が凝縮器として作用して熱放出を行い(つまり、室内を暖房し)、熱交換器905が蒸発器として作用して熱吸収を行う。冷房運転時には、熱交換器903が蒸発器として作用して熱吸収を行い(つまり、室内を冷房し)、熱交換器905が凝縮器として作用して熱放出を行う。電動機駆動装置1は、電動機40を可変速制御し、圧縮機901は、電動機40によって駆動される。
図2は、実施の形態に係る電動機駆動装置1の構成を示す図である。電動機駆動装置1は、電動機40を駆動するための回路である。図2に示されるように、電動機駆動装置1は、リアクトル11と、整流回路20と、コンデンサ21と、インバータ30と、制御装置50と、結線切替部60と、電流検出部70と、制御電源生成回路80とを備える。
電動機駆動装置1には、交流電源入力端子を介して外部の交流電源10から交流電圧が印加される。印加される電圧は、例えば、振幅の実効値が100V又は200Vなどであり、周波数が50Hz又は60Hzなどである。整流回路20は、交流電源10からリアクトル11を介して交流電圧を受けて、これを整流することで、直流電圧を生成する。整流回路20は、ダイオードなどの整流素子をブリッジ接続することで形成された全波整流回路である。コンデンサ21は、整流回路20で生成された直流電圧を平滑化して、直流電圧を出力する。
結線切替部60は、電動機40の巻線41、42、43の結線状態を切り替える回路である。結線切替部60は、機械式リレー61、62、63を有する。機械式リレーは、電磁的に接点が開閉する電磁開閉器である。結線切替部60は、電動機40の巻線41、42、43の結線状態を第1の結線状態としてのY結線状態及び第2の結線状態としてのΔ結線状態のいずれかに切り替える機能を持つ。図3は、電動機駆動装置1のY結線状態における電流経路の一例を矢印付きの太い破線で示す図である。図4は、電動機駆動装置1のΔ結線状態における電流経路の一例を矢印付きの太い破線で示す図である。結線切替部60は、電動機40の回転子が回転している回転動作期間中に(すなわち、回転動作を停止させずに)、機械式リレー61、62、63の状態の切り替え動作を行うことによって、電動機40の巻線41、42、43の結線状態の切り替えを完了させることができる。
インバータ30は、機械式リレー61、62、63を介して電動機40の巻線41、42、43に交流電力を供給する。また、インバータ30には、回転動作期間中の電動機40の巻線41、42、43から機械式リレー61、62、63を介して逆起電圧が印加される。
電流検出部70は、電動機40の巻線41、42、43に流れる巻線電流に対応する値Icを検出する。図2の例では、電流検出部70は、巻線電流に対応する値Icとして、母線電流、すなわち、インバータ30の入力電流を検出する。電流検出部70は、直流母線に挿入されたシャント抵抗を含み、検出結果を示すアナログ信号を制御装置50に供給する。この信号(すなわち、電流検出信号)は、制御装置50で図示しないA/D(Analog to Digital)変換部によりデジタル信号に変換されて制御装置50の内部での処理に用いられる。なお、電流検出部70は、インバータ30の入力電流を検出しているが、インバータ30の出力電流、すなわち、電動機40の巻線41、42、43のうちの1つ又は複数の巻線に流れる電流を検出する検出部であってもよい。
制御電源生成回路80は、コンデンサ21の両電極間の電圧、すなわち、母線電圧を受けて降圧し、制御電源電圧V50及び切替電源電圧V60を生成し、制御電源電圧V50を制御装置50に供給するとともに、切替電源電圧V60を結線切替部60に供給する。
制御装置50は、インバータ30を制御することによって電動機40の回転数(すなわち、回転速度)を制御する。また、制御装置50は、結線切替部60に結線状態の切り替えを実行させる。制御装置50は、電動機40の巻線41、42、43に流れる交流電流の値がゼロに近づけられている電流制御期間(後述の図9に示されるPc)内に、機械式リレー61、62、63の切り替え動作を実行させる。
巻線41、42、43の結線状態の切り替えは、結線状態をY結線状態及びΔ結線状態のいずれかに切り替える切り替え、又は巻線の巻数の切り替えである。巻線の巻数の切り替えについては、後述の図15に示される。
制御装置50は、例えば、制御情報をソフトウェアプログラムとして記憶する記憶装置としてのメモリと、このプログラムを実行する情報処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)とを備えたマイコン(マイクロコンピュータ)、又はDSP(Digital Signal Processor)などで構成される。また、制御装置50は、専用のハードウェア(例えば、処理回路)で構成されてもよい。
図5は、図2のインバータ30の構成を示す図である。図5に示されるように、インバータ30は、インバータ主回路310と、駆動回路350とを有する。インバータ主回路310の入力端子は、コンデンサ21の電極に接続されており、電圧V20が印加される。整流回路20の出力、コンデンサ21の電極、及びインバータ主回路310の入力端子を結ぶ線は、直流母線である。
インバータ30は、制御装置50から受け取るPWM(Pulse Width Modulation)信号Sm1~Sm6によって制御されて、インバータ主回路310の6つのアームのスイッチング素子311~316がオン、オフ動作する。このオン、オフ動作によって、インバータ30は、周波数可変で電圧可変の3相交流電流を生成し、この3相交流電流を電動機40に供給する。スイッチング素子311~316には、還流用の整流素子321~326がそれぞれ並列接続されている。
電動機40は、3相永久磁石同期電動機であり、巻線41、42、43の端部が電動機40の外部に引き出されており、Y結線状態及びΔ結線状態のいずれかへの切り替えが可能なものである。この切り替えは、結線切替部60により行われる。Y結線状態は第1の結線状態であり、Δ結線状態が第2の結線状態である。
電動機40の巻線41、42、43に流れる駆動電流である巻線電流に対応する値Icが過電流閾値Ioverを越えた場合に、インバータ30からの駆動電流の供給を低減(例えば、停止)する。過電流閾値Ioverは、過電流から電動機40を保護するための電流レベル、すなわち、駆動電流によって永久磁石である希土類磁石に不可逆減磁が発生しないようにするための駆動電流の上限値である。
図6は、電動機40の巻線41、42、43及び結線切替部60の構成を示す回路図である。図6に示されるように、電動機40の、U相、V相、W相から成る3つの相の巻線41、42、43の第1の端部41a、42a、43aは、外部端子41c、42c、43cにそれぞれ接続されている。電動機40の、U相、V相、W相の巻線41、42、43の第2の端部41b、42b、43bは、外部端子41d、42d、43dにそれぞれ接続されている。このように、電動機40は、結線切替部60と接続されている。また、外部端子41c、42c、43cには、インバータ30のU相、V相、W相の出力線331、332、333が接続されている。
図7は、図2の結線切替部60の構成の例を示す回路図である。結線切替部60は、励磁コイル611、621、631に電流が流されているときと、電流が流されていないときとで、異なる状態になる。励磁コイル611、621、631は、半導体スイッチ604を介して、切替電源電圧V60を受けるように接続される。図2及び図7に示される例では、半導体スイッチ604の開閉は、制御装置50から出力される制御信号である指令信号S1又はS2により制御される。指令信号S1を第1の信号と言い、指令信号S2を第2の信号と言う。
機械式リレー61の共通接点61cは、リード線61eを介して外部端子41dに接続されている。常閉接点61bは、中性点ノード64に接続され、常開接点61aは、インバータ30のV相の出力線332に接続されている。機械式リレー62の共通接点62cは、リード線62eを介して外部端子42dに接続されている。常閉接点62bは、中性点ノード64に接続され、常開接点62aは、インバータ30のW相の出力線333に接続されている。機械式リレー63の共通接点63cは、リード線63eを介して外部端子43dに接続されている。常閉接点63bは、中性点ノード64に接続され、常開接点63aは、インバータ30のU相の出力線331に接続されている。
励磁コイル611、621、631に電流が流れていないときは、機械式リレー61、62、63が、図7に示されるように、常閉接点側に切り替った状態、すなわち、共通接点61c、62c、63cが常閉接点61b、62b、63bに接続された状態(すなわち、導通状態)にあり、常開接点61a、62a、63aに接続されていない状態(すなわち、非導通状態)にある。この状態では、電動機40は、Y結線状態にある。
励磁コイル611、621、631に電流が流れているときは、機械式リレー61、62、63が図7の状態とは逆になり、常開接点側に切り替った状態、すなわち、共通接点61c、62c、63cが常開接点61a、62a、63aに接続された状態にあり、常閉接点61b、62b、63bに接続されていない状態(すなわち、非導通状態)にある。この状態では、電動機40は、Δ結線状態にある。
ここで、電動機40としてY結線状態及びΔ結線状態のいずれかへの切り替えが可能なものを用いることの利点について説明する。図8(A)及び(B)は、Y結線状態及びΔ結線状態における巻線をそれぞれ示す図である。図8(A)は、Y結線状態の巻線の結線状態、図8(B)は、Δ結線状態の巻線の結線状態をそれぞれ示す。
Y結線状態における線間電圧をV、巻線に流れ込む電流をIとし、Δ結線状態における線間電圧をVΔ、巻線に流れ込む電流をIΔとし、各相の巻線に掛かる電圧が互いに等しいとすると、以下の式(1)及び(2)が成立する。
Δ=V/(√3) (1)
Δ=(√3)×I (2)
Y結線状態における電圧V及び電流Iと、Δ結線状態における電圧VΔ及び電流IΔとが式(1)及び(2)の関係を有するとき、Y結線状態とΔ結線状態とで電動機40に供給される電力が互いに等しい。つまり、電動機40に供給される電力が互いに等しいとき、Δ結線状態の方が電流は大きく、駆動に必要な電圧が低い。
以上の性質を利用し、負荷条件などに応じて結線状態を選択することが考えられる。例えば、低負荷時にはY結線状態で低速運転し、高負荷時にはΔ結線状態で高速運転することが考えられる。このようにすることで、低負荷時で効率化が可能であり、高負荷時で高出力化が可能である。
この点について、空気調和機の圧縮機を駆動する電動機の場合を例に、さらに詳しく述べる。空気調和機の圧縮機駆動用の電動機40としては、省エネルギー化の要求に応えるため、回転子に永久磁石を備えた同期電動機が広く用いられている。また、空気調和機においては、室温と設定温度との差が大きいときは、電動機40を高速で回転させる高速運転によって室温を設定温度に早く近づけ、室温が設定温度に近いときは、電動機40を低速で回転させる低速運転によって室温を維持するようにしている。一般に、このように制御する場合、全運転時間に対する低速運転の時間の占める割合が大きい。
同期電動機を用いた場合、回転数が上がると逆起電力が増加し、駆動に必要な電圧値が増加する。この逆起電力は、上記のようにY結線状態の場合の方がΔ結線状態の場合に比べて高い。高速運転時における逆起電力を抑制するために、永久磁石の磁力を小さくする、又は、巻線の巻数を減らすことが考えられる。しかし、そのようにすると、同一出力トルクを得るための電流が増加するため、電動機40及びインバータ30に流れる電流が増加し、効率が低下する。
そこで、電動機の回転数に応じて結線状態を切り替えることが考えられる。例えば、高速での運転が必要な場合には、Δ結線状態とする。このようにすることで、駆動に必要な電圧を(Y結線状態において必要な電圧に比べ)1/(√3)にすることができる。このため、巻線の巻数を減らす必要もなく、また、弱め磁束制御を用いる必要もない。
一方、低速回転では、Y結線状態とすることでΔ結線状態の場合に比べて電流値を1/(√3)にできる。さらに、電動機を、巻線をY結線状態においての低速運転に適したように設計することが可能となり、Y結線を速度範囲の全域にわたり使用する場合に比べて、電流値を低減することが可能となる。この結果、インバータ30の損失を低減することができ、効率を高めることが可能となる。
図9は、電動機40の機械式リレー61、62、63を通って巻線に流れる電流の一例を示す波形図である。図9は、結線切替前後の電流波形の一例を示している。制御装置50は、電動機40の回転子が回転している回転動作期間中に結線状態を切り替える機能を持つ。電動機40の巻線に流れる電流、すなわち、機械式リレー61、62、63に流れる電流の値(実効値)を、図9に示される電流制御期間Pcのように、ゼロにする制御をさせることができる。よって、機械式リレー61、62、63に電流が流れていない状態で機械式リレー61、62、63の切り替え動作を行うことができ、機械式リレー61、62、63の接点間にアーク放電を生じさせることが無い。このため、機械式リレー61、62、63の接点溶着を防止し、信頼性の高い電動機駆動装置を実現できる。
図10(A)は、実施の形態に係る電動機駆動装置1におけるY結線からΔ結線への切り替えを示すタイミング図であり、図10(B)は、比較例の電動機駆動装置におけるY結線からΔ結線への切り替えを示すタイミング図である。制御装置50は、電動機40の回転子が回転している回転動作期間中に結線状態を切り替える場合、結線状態をY結線状態からΔ結線状態へ切り替えることを指令する指令信号S1及び結線状態をΔ結線状態からY結線状態へ切り替えることを指令する指令信号S2のいずれかを結線切替部60に出力する。また、制御装置50は、過電流閾値IoverをY結線用の第1の値I1及び第1の値I1より高いΔ結線用の第2の値I2のいずれかに設定し、巻線電流に対応する値Icが過電流閾値Ioverを超えたときに予め決められた過電流保護動作を行う。過電流保護動作は、例えば、インバータ30の停止である。なお、例えば、結線状態をY結線状態からΔ結線状態に切り替える際には、指令信号S1の出力の時点t11から切替遅延時間の1.0倍より長く5.0倍以内の時点t13で過電流閾値Ioverを切り替えることが可能である。或いは、指令信号S1の出力の時点t11から切替遅延時間である第1の遅延時間P1の値の1.5倍の秒数から最大1.0秒までの間の時点t13で過電流閾値Ioverを切り替えることが可能である。
制御装置50は、結線状態をY結線状態からΔ結線状態へ切り替え且つ過電流閾値Ioverを第1の値I1から第2の値I2へ切り替える場合、少なくとも指令信号S1を結線切替部60に出力した時点(後述の図10(A)における時点t11)から機械式リレー61、62、63の状態の切り替えが完了して結線状態がΔ結線状態に切り替わる時点(後述の図9(A)における時点t12)までの第1の遅延時間P1の間は、過電流閾値Ioverを第1の値I1に維持する。制御装置50は、結線状態をY結線状態からΔ結線状態へ切り替え且つ過電流閾値Ioverを第1の値I1から第2の値I2へ切り替える場合、第1の遅延時間P1の経過後に前記過電流閾値Ioverを第1の値I1から第2の値I2に切り替える。例えば、I2=(√3)×I1である。
図11(A)は、実施の形態に係る電動機駆動装置1におけるΔ結線からY結線への切り替えを示すタイミング図であり、図11(B)は、比較例の電動機駆動装置におけるΔ結線からY結線への切り替えを示すタイミング図である。制御装置50は、結線状態をΔ結線状態からY結線状態へ切り替え且つ過電流閾値Ioverを第2の値I2から第1の値I1へ切り替える場合、少なくとも指令信号S2を結線切替部60に出力した時点t21から機械式リレーの状態の切り替えが完了して結線状態がY結線状態に切り替わる時点t22までの第2の遅延時間P2の間は、過電流閾値Ioverを第1の値I1に設定する。
制御装置50は、結線状態をΔ結線状態からY結線状態へ切り替え且つ過電流閾値Ioverを第2の値I2から第1の値I1へ切り替える場合、第2の遅延時間P2が開始する時点t21の前の時点t20に過電流閾値Ioverを第2の値I2から第1の値I1に切り替える。例えば、I1=I2/(√3)である。
図12は、結線状態をY結線状態からΔ結線状態に切り替えるときの動作(ステップS100)を示すフローチャートである。図12及び図10(A)に示されるように、制御装置50は、電動機40の結線状態の切り替えの指令信号S1を結線切替部60に出力する(時点t11、ステップS101)。第1の遅延時間P1が経過した後に、機械式リレー61、62、63の状態がΔ結線状態に切り替わる(時点t12、ステップS102)。次に、制御装置50は、過電流閾値Ioverを第1の値I1から第2の値I2に切り替える(時点t13、ステップS103)。
図13は、結線状態をΔ結線状態からY結線状態に切り替えるときの動作(ステップS200)を示すフローチャートである。図13及び図11(A)に示されるように、制御装置50は、制御装置50は、過電流閾値IoverをΔ結線用の第2の値I2からY結線用の第1の値I1に切り替えることを指令する指令信号を生成し、過電流閾値Ioverを第2の値I2から第1の値I1に切り替える(時刻t20、ステップS201)。次に、制御装置50は、電動機40の結線状態の切り替えの指令信号S2を結線切替部60に出力する(時点t21、ステップS202)。第1の遅延時間P1が経過した後に、機械式リレー61、62、63の状態がΔ結線状態に切り替わる(時点t22、ステップS203)。
図14は、空気調和機2に適用された電動機駆動装置1の動作を示すフローチャートである。先ず、制御装置50は、結線切替部60に指令信号を出力して電動機40の結線状態をY結線状態に設定する(ステップS301)。次に、制御装置50は、過電流閾値IoverをY結線用の第1の値I1に設定する(ステップS302)。次に、制御装置50は、インバータ30に制御信号を出力して電動機40を回転起動させ(ステップS303)、Y結線状態で電動機40の駆動制御を行う(ステップS304)。
Y結線状態で電動機40の駆動中に、制御装置50は、空気調和機2の図示しない制御部からの空調負荷の要求に応じて電動機40の回転数を制御する(ステップS305)。次に、制御装置50は、空調負荷の能力が空調負荷の要求に足りているか否かを判断する。つまり、制御装置50は。空調負荷の要求に適した結線状態がY結線状態であるかΔ結線状態であるかを判断する(ステップS306)。
ステップS306における要求に適した状態がY結線状態であるときは、制御装置50は、Y結線状態における電動機40の運転を行う(ステップS307)。つまり、制御装置50は、現状の結線状態がY結線状態であれば、Y結線状態での運転を継続し、現状の結線状態がΔ結線状態であれば、図12にステップS100として示される切り替え動作を行う。
ステップS306における要求に適した状態がΔ結線状態であるときは、制御装置50は、Δ結線状態における電動機40の運転を行う(ステップS308)。つまり、制御装置50は、現状の結線状態がY結線状態であれば、図13にステップS200として示される切り替え動作を行い、現状の結線状態がΔ結線状態であれば、Δ結線状態での運転を継続する。
次に、制御装置50は、電動機40の駆動停止指令の入力があるか否かを判定し(ステップS309)、駆動停止指令が無い場合には、処理をステップS305に戻して電動機40の運転を継続し、駆動停止指令がある場合には、駆動停止信号をONにして電動機40の運転を停止する(ステップS310)。
以上に説明したように、実施の形態に係る電動機駆動装置1によれば、機械式リレー61、62、63の状態の切り替えによって電動機40の結線状態をY結線状態からΔ結線状態に切り替えるときに、図10(A)に示されるように、機械式リレー61、62、63の状態の切り替えが完了した時点t12より後の時点t13で過電流閾値IoverをY結線用の第1の値I1からΔ結線用の第2の値I2に切り替えている。このように、機械式リレー61、62、63の状態の切り替えが完了する前には、過電流閾値Ioverを第1の値I1よりも高い第2の値I2に切り替えない制御によって、電動機40の巻線41、42、43に過大な電流が流れる状態を発生させることがない。したがって、電動機40の永久磁石に不可逆減磁を発生させないことができる。
また、実施の形態に係る電動機駆動装置1によれば、機械式リレー61、62、63の状態の切り替えによって電動機40の結線状態をΔ結線状態からΔ結線状態に切り替えるときに、図11(A)に示されるように、機械式リレー61、62、63の状態の切り替えの指令信号S2が出力される時点t21の前の時点t20に過電流閾値IoverをΔ結線用の第2の値I2からY結線用の第1の値I1に切り替える。このように、機械式リレー61、62、63の状態の切り替えの指令信号S2が出力される時点t21の前に、過電流閾値Ioverを第2の値I2よりも低い第1の値I1に切り替える制御によって、電動機40の巻線41、42、43に過大な電流が流れる状態を発生させることがない。したがって、電動機40の永久磁石に不可逆減磁を発生させないことができる。
また、電動機40に、ディスプロシウムなどの希土類元素の含有によって減磁耐力を強化した永久磁石を使用する必要がないので、電動機40のコストを低減しつつ、減磁保護が可能になる。
また、結線切替部60は、機械式リレー61、62、63を用いているので、半導体リレーを用いた場合に比べ、損失を低減することができる。
また、実施の形態に係る電動機駆動装置1によれば、電動機40の回転動作期間中に結線状態を切り替えることができるので、空気調和機2の運転を停止させることなく、快適性を保ったまま運転継続が可能である。さらに、圧縮機901の差圧起動による圧縮機故障の発生を抑制することが可能である。例えば、空気調和機2の圧縮機901に電動機40を適用した場合、空調軽負荷条件では結線状態をY結線状態にし、過電流閾値IoverとしてY結線用の第1の値I1を採用し、空気調和機2の電流値を抑制しつつAPF(通年エネルギー消費効率:Annual Performance Factor)の計算に効果的な指数である中間条件での運転効率を向上させて高効率化を実現することができる。一方で、空調の過負荷運転では、結線状態をΔ結線状態にし、過電流閾値IoverとしてΔ結線用の第2の値I2を採用し、ハイパワー運転を実現することができる。
図15は、電動機の巻線と結線切替部の他との例を示す回路図である。図15では、巻線41、42、43の各々の巻数を切り替え可能な電動機40aに、電動機駆動装置が接続されている例を説明している。図15の例では、例えば、各相の巻線41、42、43が、2以上の巻線部分から成るものを用いる。この場合、各相の巻線41、42、43を構成する2以上の巻線部分の各々の両端部を、電動機40aの外部に接続可能として、結線切替部60で巻線41、42、43の結線状態を切り替える。また、結線切替部60は、巻線部分を並列接続及び直列接続のいずれかに切り替えることができる電動機にも適用できる。
図15には、Y結線された電動機において各相の巻線を2つの巻線部分で構成し、該巻線部分の各々の両端部を、電動機40aの外部に接続可能として、結線切替部60で結線状態を切り替える構成を示す。具体的には、U相の巻線41が2つの巻線部分411、412で構成され、V相の巻線42が2つの巻線部分421、422で構成され、W相の巻線43が2つの巻線部分431、432で構成されている。
巻線部分411、421、431の第1の端部は、外部端子41c、42c、43cを介してインバータ30の出力線331、332、333にそれぞれ接続されている。巻線部分411、421、431の第2の端部は、外部端子41g、42g、43gを介して機械式リレー617、627、627の共通接点にそれぞれ接続されている。巻線部分412、422、432の第1の端部は、外部端子41h、42h、43hを介して機械式リレー618、628、638の共通接点にそれぞれ接続されている。巻線部分412、422、432の第2の端部は、外部端子41d、42d、43dを介して中性点ノード64にそれぞれ接続されている。
機械式リレー617、627、637の常閉接点は、機械式リレー618、628、638の常閉接点にそれぞれ接続されている。機械式リレー617、627、637の常開接点は、中性点ノード64に接続されている。機械式リレー618、628、638の常開接点は、インバータ30の出力線331、332、333に接続されている。機械式リレー617、627、637、618、628、638により、結線切替部60が構成されている。
このような結線切替部60が使用されている場合にも、図6で示したものと同様に、電流制御期間Pcに結線切替部60の機械式リレーの切り替え動作を行うことができる。
図15に示される構成の場合、機械式リレー617、627、637、618、628、638が図示のように常閉接点側に切り替えられた状態では、電動機40aは、直列結線状態となり、機械式リレー617、627、637、618、628、638が図示とは逆の常開接点側に切り替えられた状態では、電動機40aは並列結線状態となる。
なお、以上の実施の形態に示した構成は、例に過ぎず、別の公知の技術と組み合わせることも可能である。
1 電動機駆動装置、 2 空気調和機、 10 交流電源、 11 リアクトル、 20 整流回路、 21 コンデンサ、 30 インバータ、 31 上アーム、 32 下アーム、 40、40a 電動機、 41、42、43 巻線、 50 制御装置、 60 結線切替部、 61、62、63 機械式リレー、 70 電流検出部、 80 制御電源生成回路。

Claims (8)

  1. 機械式リレーを有し、前記機械式リレーの状態の切り替えによって電動機の固定子巻線の結線状態を第1の結線状態及び第2の結線状態のいずれかに切り替える結線切替部と、
    前記機械式リレーを介して前記固定子巻線に電力を供給するインバータと、
    前記固定子巻線に流れる巻線電流に対応する値を検出する電流検出部と、
    前記結線切替部及び前記インバータを制御する制御装置と、
    を有し、
    前記制御装置は、
    前記電動機の回転動作期間中に前記結線状態を切り替える場合、前記結線状態を前記第1の結線状態から前記第2の結線状態へ切り替えることを指令する第1の信号及び前記結線状態を前記第2の結線状態から前記第1の結線状態へ切り替えることを指令する第2の信号のいずれかを前記結線切替部に出力し、
    前記巻線電流に対応する値の過電流閾値を第1の値及び前記第1の値より高い第2の値のいずれかに設定し、前記巻線電流に対応する値が前記過電流閾値を超えたときに予め決められた過電流保護動作を行い、及び
    前記結線状態を前記第1の結線状態から前記第2の結線状態へ切り替え且つ前記過電流閾値を前記第1の値から前記第2の値へ切り替える場合、少なくとも前記第1の信号を前記結線切替部に出力した時点から前記機械式リレーの状態の切り替えが完了して前記結線状態が前記第2の結線状態に切り替わる時点までの第1の遅延時間の間は、前記過電流閾値を前記第1の値に維持する
    電動機駆動装置。
  2. 前記制御装置は、前記結線状態を前記第1の結線状態から前記第2の結線状態へ切り替え且つ前記過電流閾値を前記第1の値から前記第2の値へ切り替える場合、前記第1の遅延時間の経過後に前記過電流閾値を前記第1の値から前記第2の値に切り替える
    請求項1に記載の電動機駆動装置。
  3. 前記制御装置は、前記結線状態を前記第2の結線状態から前記第1の結線状態へ切り替え且つ前記過電流閾値を前記第2の値から前記第1の値へ切り替える場合、少なくとも前記第2の信号を前記結線切替部に出力した時点から前記機械式リレーの状態の切り替えが完了して前記結線状態が前記第1の結線状態に切り替わる時点までの第2の遅延時間の間は、前記過電流閾値を前記第1の値に設定する
    請求項1又は2に記載の電動機駆動装置。
  4. 前記制御装置は、前記結線状態を前記第2の結線状態から前記第1の結線状態へ切り替え且つ前記過電流閾値を前記第2の値から前記第1の値へ切り替える場合、前記第2の遅延時間の前に前記過電流閾値を前記第2の値から前記第1の値に切り替える
    請求項3に記載の電動機駆動装置。
  5. 前記結線状態の切り替えは、前記インバータの出力電流がゼロになるように前記制御装置によって前記インバータが制御されている期間に行われる
    請求項1から4のいずれか1項に記載の電動機駆動装置。
  6. 前記第1の結線状態は、Y結線状態であり、
    前記第2の結線状態は、Δ結線状態である、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の電動機駆動装置。
  7. 前記第1の結線状態と前記第2の結線状態は、互いに前記巻線の巻数が異なる結線状態であり、
    前記第1の結線状態における巻数は、前記第2の結線状態における巻数より多い
    請求項1から5のいずれか1項に記載の電動機駆動装置。
  8. 前記電動機を駆動する、請求項1から7のいずれか1項に記載の電動機駆動装置と、
    前記電動機と、
    を備えた空気調和機。
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