JP2009047213A - 接続機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】配管の誤接続を防止すると共に、切り換え可能に接続できる配管の組み合わせのバリエーションを多くすることができる接続機構を提供する。
【解決手段】第1の配管の端部に設けられたオス側ジョイント及び第2の配管の端部に設けられたメス側ジョイントを介して、前記第1の配管と前記第2の配管とを接続する接続機構であって、前記オス側ジョイントの接続面に配置され、複数の凹部及び複数の凸部の少なくともいずれかを設定可能なオス側設定部を含むオス側アダプタと、前記メス側ジョイントの接続面に配置され、前記オス側設定部の前記複数の凹部及び前記複数の凸部に合致するように複数の凹部及び複数の凸部の少なくともいずれかを設定可能なメス側設定部を含むメス側アダプタとを有することを特徴とする接続機構を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、配管を接続する接続機構に関する。
ビールなどを製造する工場では、製品となるビールを各製造工程(例えば、製麦工程、仕込工程、発酵・貯酒工程、ろ過工程、パッケージング工程など)に移送するために、複数の配管(配管ルート)が設けられている。また、各製造工程で使用されるタンクなどを洗浄する洗浄液を供給するための配管や、かかる洗浄液を排水するための配管も設けられている。これらの配管は、各製造工程や各処理に応じて、互いに切り換えて接続することができるように構成されている。なお、一般的には、配管を接続する作業の効率化を図るために、クイックジョイントが利用されている。
クイックジョイントは、図9に示すように、オス側のジョイント(「プラグ」とも呼ばれる)1100をメス側のジョイント(「ソケット」とも呼ばれる)1200に挿入するだけで、配管を容易に接続すると共に、かかる接続を固定することができる接続機構である。なお、プラグ1100及びソケット1200の各々は、互いに接続する配管の端部に設けられる。ここで、図9は、クイックジョイントを説明するための図であって、図9(a)は、プラグ1100とソケット1200とを接続する前の状態を示し、図9(b)は、プラグ1100とソケット1200とを接続した後の状態を示している。
一方、クイックジョイントは、上述したように、複数の配管を自由、且つ、容易に切り換えて接続することができるため、誤った配管同士であっても容易に接続してしまうという問題を含んでいる。例えば、製品となるビールを次工程に移送するための配管に接続しなければならないのに、洗浄水を排水するための配管に誤って接続(誤接続)してしまう場合がある。特に、近年の工場においては、ビールの製造の効率化やスペースの制約などの関係から、複数の配管が隣接して設けられており、誤接続を招く可能性が一段と高まってきている。誤接続は、製品となるビールが排水されてしまったり、異液がタンクに混入してしまったりするなどの重大な事故を招くため、配管を接続する際の誤接続を防止することが必要である。
そこで、配管を接続する際の誤接続を防止する技術が従来から幾つか提案されている(特許文献1乃至4参照)。特許文献1乃至4は、配管を接続する際の噛合部の形状を雌雄対にして適正な組み合わせの配管でなければ接続できないようにする技術を開示している。
特開平7−80445号公報 特開2000−88165号公報 特開2002−54782号公報 特表2005−507807号公報
しかしながら、特許文献1乃至4に開示された技術は、プラグ及びソケットに雌雄対となる形状を形成しなければならないため、1つの配管を複数の配管に接続する場合などには容易に適用することができるが、複数の配管を互いに接続する場合には適用することが非常に困難である。換言すれば、特許文献1乃至4に開示された技術は、プラグ及びソケットに形成される雌雄対となる形状が限定されてしまうため、切り換え可能に接続できる配管の組み合わせのバリエーションを多くすることができない。
そこで、本発明は、配管の誤接続を防止すると共に、切り換え可能に接続できる配管の組み合わせのバリエーションを多くすることができる接続機構を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての接続機構は、第1の配管の端部に設けられたオス側ジョイント及び第2の配管の端部に設けられたメス側ジョイントを介して、前記第1の配管と前記第2の配管とを接続する接続機構であって、前記オス側ジョイントの接続面に配置され、複数の凹部及び複数の凸部の少なくともいずれかを設定可能なオス側設定部を含むオス側アダプタと、前記メス側ジョイントの接続面に配置され、前記オス側設定部の前記複数の凹部及び前記複数の凸部に合致するように複数の凹部及び複数の凸部の少なくともいずれかを設定可能なメス側設定部を含むメス側アダプタとを有することを特徴とする。かかる接続機構によれば、オス側設定部の凹部又は凸部と、メス側設定部の凹部又は凸部とを設定することで、第1の配管と第2の配管との接続を可能とする様々なオス側アダプタとメス側アダプタとの組み合わせを設定することができる。前記オス側設定部の前記凹部及び前記凸部の少なくともいずれかと、前記メス側設定部の前記凹部及び前記凸部の少なくともいずれかとが相反する形状の場合に、前記第1の配管と前記第2の配管との接続が可能となることを特徴とする。前記複数の凹部は、ネジ孔で構成され、前記複数の凸部は、前記ネジ孔に螺合可能なネジで構成されることを特徴とする。前記オス側設定部及び前記メス側設定部には、前記ネジ孔を前記ネジで埋めた複数の平部を設定可能であり、前記オス側設定部の前記平部に対して前記メス側設定部が前記平部又は前記凹部である場合に、前記第1の配管と前記第2の配管との接続が可能となることを特徴とする。前記オス側設定部の前記凹部及び前記凸部と前記メス側設定部の前記凹部及び前記凸部は、接続される配管の組み合わせごとに設定可能であることを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、例えば、配管の誤接続を防止すると共に、切り換え可能に接続できる配管の組み合わせのバリエーションを多くすることができる接続機構を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一側面としての接続機構1の構成を示す図である。接続機構1は、複数の配管(配管ライン)を切り換え可能に接続する接続機構である。接続機構1は、例えば、ビールを製造する製造工場などにおいて、製品となるビールを次工程に移送するための配管、各工程で使用されるタンクに洗浄液を供給するための配管、かかる洗浄液を排水するための配管などを切り換え可能に接続する接続機構として好適である。接続機構1は、図1に示すように、オス側ジョイント10と、メス側ジョイント20と、オス側アダプタ30と、メス側アダプタ40とを有する。
オス側ジョイント10及びメス側ジョイント20の各々は、互いに接続する配管(例えば、第1の配管と第2の配管)の端部に設けられ、第1の配管と第2の配管とを接続する。オス側ジョイント10及びメス側ジョイント20は、本実施形態では、クイックジョイントとして具現化され、オス側ジョイント10をメス側ジョイント20に挿入することで、第1の配管と第2の配管とを容易に接続すると共に、第1の配管と第2の配管との接続を固定する。なお、オス側ジョイント10及びメス側ジョイント20(即ち、クイックジョイント)は、当業界で周知のいかなる構成をも適用することができるので、ここでは詳しい構造及び動作の説明は省略する。
オス側アダプタ30は、オス側ジョイント10の接続面に配置される。また、メス側アダプタ40は、メス側ジョイント20の接続面に配置される。具体的には、オス側アダプタ30及びメス側アダプタ40の各々は、金属などの剛性を有する材料で構成され、図2に示すように、オス側ジョイント10の接続面又はメス側ジョイント20の接続面を囲むようなリング形状の板部材である。ここで、図2は、オス側アダプタ30及びメス側アダプタ40を説明するための図である。なお、図2(a)は、図1においてα方向から見たオス側アダプタ30の構成の一例を示す図であり、図2(b)は、図1においてβ方向から見たメス側アダプタ40の構成の一例を示す図である。
オス側アダプタ30は、図2(a)に示すように、凹部(例えば、5mm程度の窪み)、凸部(例えば、5mm程度の突起)、或いは、平部を設定可能なオス側設定部310を有する。オス側設定部310は、本実施形態では、オス側アダプタ30の円周上の5つの設定点PA1乃至PA5で構成され、設定点PA1乃至PA5の各々に、凹部、凸部、或いは、平部を設定することができる。図2(a)では、設定点PA1及びPA2に凹部(白点)が設定され、設定点PA3乃至PA5に平部(黒点)が設定されている。なお、オス側設定部310の設定点PA1乃至PA5の数及び位置は、図2(a)に示す数及び位置に限定されるものではなく、任意に設定することができる。オス側設定部310における凹部、凸部又は平部の具体的な設定については、後で詳細に説明する。
メス側アダプタ40は、図2(b)に示すように、オス側設定部310に対応して、凹部、凸部、或いは、平部を設定可能なメス側設定部410を有する。メス側設定部410は、本実施形態では、オス側設定部310と同様に、凹部、凸部、或いは、平部を設定することができる5つの設定点PB1乃至PB5で構成される。図2(b)では、設定点PB1及び設定点PB2に凸部(黒点)が設定され、設定点PB3乃至PB3に平部(白点)が設定されている。なお、メス側設定部410における凹部、凸部又は平部の具体的な設定については、オス側設定部310と同様である。
ここで、図3を参照して、オス側設定部310及びメス側設定部410における凹部、凸部又は平部の具体的な設定について説明する。なお、本実施形態では、オス側設定部310に凹部及び平部を設定し、メス側設定部410に凸部を設定する場合を例に説明する。
オス側設定部310の設定点PA1乃至PA5は、図3に示すように、ネジ孔SHで構成されている。ネジ孔SHにネジ孔SHよりも長いネジ部を有するネジSWを螺合することで、設定点PA3乃至PA5に平部を設定することができる。但し、ネジSWは、メス側アダプタ40側において、ネジ部がネジ孔SHから突出しないように、ネジ孔SHに螺合させる必要がある。また、ネジSWは、メス側アダプタ40の反対側において、廻り止めナットSNによって固定される。これにより、ネジ孔SHに螺合したネジSWがネジ孔SHから抜け落ちることを防止できる。
メス側設定部410の設定点PB1乃至PB5は、図3に示すように、ネジ孔SH’で構成されている。ネジ孔SH’にネジ孔SH’よりも長いネジ部SW’aと、棒状部SW’bとを含むネジSW’を螺合することで、設定部PB1及びPB2に凸部を設定することができる。但し、ネジSW’は、棒状部SW’bがオス側アダプタ30側に位置するように、ネジ孔SH’に螺合させる。これにより、棒状部SW’bがオス側アダプタ30側に位置する。換言すれば、棒状部SW’bが凸部として機能し、対応するオス側アダプタ30に設定された凹部に入る。また、ネジSW’は、オス側アダプタ30の反対側において、廻り止めナットSN’によって固定され、ネジ孔SH’から抜け落ちることが防止されている。
なお、ネジSW’の棒状部SW’bの直径は、ネジ孔SHの直径よりも小さくなるように設定する。例えば、ネジSW’の棒状部SW’bの直径が4mmである場合、ネジ孔SHの直径は5mm以上に設定することが好ましい。これにより、オス側設定部310に設定された凹部と、後述するメス側設定部410に設定された凸部とがスムーズに接続されるため、クイックジョイントの機能を損なうことなく、第1の配管と第2の配管を接続することができる。
オス側設定部310の設定点PA1乃至PA5の各々における凹部とメス側設定部410の設定点PB1乃至PB5の各々における凸部とが合致した場合(図2参照)、図4に示すように、オス側ジョイント10をメス側ジョイント20に挿入することが可能となり、第1の配管と第2の配管とを接続することができる。換言すれば、オス側設定部310における設定点PA1乃至PA5の各々の形状(凹部又は凸部)と、メス側設定部420における設定点PB1乃至PB5の各々の形状(凹部又は凸部)とが全て相反する場合には、第1の配管と第2の配管との接続が可能となる。ここで、図4は、オス側ジョイント10とメス側ジョイント20とが接続されている状態を示す図である。
従って、オス側設定部310において、図5(a)に示すように、設定点PA1及びPA3に凹部(白点)を、設定点PA2、PA4及びPA5に平部(黒点)を設定し、メス側設定部410において、図5(b)に示すように、設定点PB1及びPB3に凸部(黒点)を、設定点PB2、PB4及びPB5に平部(白点)を設定した場合も、図4に示したように、オス側ジョイント10をメス側ジョイント20に挿入することが可能となり、第1の配管と第2の配管とを接続することができる。ここで、図5は、オス側アダプタ30及びメス側アダプタ40を説明するための図である。なお、図5(a)は、図1においてα方向から見たオス側アダプタ30の構成の一例を示す図であり、図5(b)は、図1においてβ方向から見たメス側アダプタ40の構成の一例を示す図である。
一方、図2(a)に示すオス側アダプタ30と図5(b)に示すメス側アダプタ40とを組み合わせた場合(即ち、オス側設定部310の設定点PA1乃至PA5を図2(a)に示すように設定し、メス側設定部410の設定点PB1乃至PB5を図5(b)に示すように設定した場合)、図6に示すように、オス側ジョイント10をメス側ジョイント20に挿入することが不可能となり、第1の配管と第2の配管とを接続することができない。詳細には、オス側設定部310の設定点PA3には平部が設定されているが、メス側設定部410の設定点PB3には凸部が設定されている(即ち、凸部と凹部が不一致である)ため、オス側アダプタ30とメス側アダプタ40とが離間してしまう。これにより、オス側ジョイント10をメス側ジョイント20に完全に挿入することができず、第1の配管と第2の配管とを接続することができなくなる。なお、オス側設定部310の設定点PA2には凹部が設定され、メス側設定部410の設定点PB2には平部が設定されているが、このような設定は、オス側アダプタ10とメス側アダプタ40との離間には関与しない。同様に、オス側設定部310の設定点に平部が設定され、かかる設定点に対応するメス側設定部410の設定点に平部又は凹部が設定されていても、オス側アダプタ10とメス側アダプタ40との離間には関与しない。ここで、図6は、オス側ジョイント10とメス側ジョイント20とが接続されていない状態を示す図である。
また、図5(a)に示すオス側アダプタ30と図2(b)に示すメス側アダプタ40とを組み合わせた場合(即ち、オス側設定部310の設定点PA1乃至PA5を図5(a)に示すように設定し、メス側設定部410の設定点PB1乃至PB5を図2(b)に示すように設定した場合)も同様に、オス側設定部310における凹部とメス側設定部410における凸部とが一致しない設定点が存在するため、第1の配管と第2の配管とを接続することができない。
このように、接続機構1においては、オス側設定部310の設定点PA1乃至PA5における凹部(平部)とメス側設定部410の設定点PB1乃至PB2における凸部(平部)を任意に設定することで、図7に示すように、第1の配管と第2の配管との接続を可能にしたり、不可能にしたりすることができる。換言すれば、オス側設定部310における凹部の設定及びメス側設定部410における凸部の設定によって、第1の配管と第2の配管との接続を可能とする様々なオス側アダプタ30とメス側アダプタ40との組み合わせを設定することができる。図7を参照するに、オス側アダプタ30(オス側設定部310)においては、白点が凹部を、黒点が平部を示しており、メス側アダプタ40(メス側設定部410)においては、黒点が凸部を、白点が平部を示している。また、矢印で結ばれたオス側アダプタ30とメス側アダプタ40の組み合わせは配管の接続が可能であることを示し、矢印で結ばれていないオス側アダプタ30とメス側アダプタ40の組み合わせは配管の接続が不可能であることを示している。従って、ビールなどを製造する工場において、切り換え可能に接続する複数の配管に接続機構1を適用することで、配管の誤接続を防止すると共に、切り換え可能に接続できる配管の組み合わせのバリエーションを多くすることができる。
図8は、ビールなどを製造する工場において、切り換え可能に接続する複数の配管に接続機構1を適用した場合の例を示す図である。図8では、薬液タンクA乃至Cに貯留された液体を払い出す払出口に接続された配管にオス側アダプタ30を設け、薬液タンクA乃至Cからの液体を移送する1系配管乃至4系配管、及び、薬液タンクA乃至Cからの液体を排水する排水配管にメス側アダプタ40を設けている。また、オス側アダプタ30のオス側設定部310の各々における凹部は白点で示されるように設定され、メス側アダプタ40のメス側設定部410の各々における凸部は黒点で示されるように設定されている。
この場合、薬液タンクAの払出口に接続された配管は、1系配管に接続することができるが、2系配管乃至4系配管に接続することができない。従って、薬液タンクAの払出口に接続された配管が2系配管乃至4系配管に誤って接続されてしまうこと(誤接続)を防止することができる。また、薬液タンクBの払出口に接続された配管は、2系配管及び4系配管に接続することができるが、1系配管及び3系配管に接続することができない。従って、薬液タンクBの払出口に接続された配管が1系配管及び3系配管に誤って接続されてしまうこと(誤接続)を防止することができる。また、薬液タンクCの払出口に接続された配管は、3系配管及び4系配管に接続することができるが、1系配管及び2系配管に接続することができない。従って、薬液タンクCの払出口に接続された配管が1系配管及び2系配管に誤って接続されてしまうこと(誤接続)を防止することができる。なお、薬液タンクA乃至Cの払出口に接続された全ての配管は、排水配管に接続することができる。
このように、接続機構1によれば、オス側設定部の凹部及びメス側設定部の凸部を適切に設定することで、配管の誤接続を防止すると共に、切り換え可能に接続できる配管の組み合わせのバリエーションを多くすることができる。なお、本実施形態では、オス側ジョイントのオス側設定部には凹部(又は平部)、メス側ジョイントのメス側設定部には凸部(又は平部)を設定しているが、オス側の設定部に凸部を加えて、メス側設定部に凹部を加えて設定することで、切り換え可能に接続できる配管の組み合わせのバリエーションを更に多くすることができる。また、オス側設定部及びメス側設定部の設定点を多くすることで、切り換え可能に接続できる配管の組み合わせのバリエーションを更に多くすることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、オス側設定部及びメス側設定部における凹部、凸部又は平部の設定は、ネジ孔及びネジを利用することに限定するものではない。
本発明の一側面としての接続機構の構成を示す図である。 図1に示す接続機構のオス側アダプタ及びメス側アダプタを説明するための図であって、図2(a)は、図1においてα方向から見たオス側アダプタの構成の一例を示す図であり、図2(b)は、図1においてβ方向から見たメス側アダプタの構成の一例を示す図である。 図1に示す接続機構のオス側アダプタのオス側設定部及びメス側アダプタのメス側設定部における凹部、凸部又は平部の設定を説明するための図である。 図1に示す接続機構において、オス側ジョイントとメス側ジョイントとが接続されている状態を示す図である。 図1に示す接続機構のオス側アダプタ及びメス側アダプタを説明するための図であって、図5(a)は、図1においてα方向から見たオス側アダプタの構成の一例を示す図であり、図5(b)は、図1においてβ方向から見たメス側アダプタの構成の一例を示す図である。 図1に示す接続機構において、オス側ジョイントとメス側ジョイントとが接続されていない状態を示す図である。 第1の配管と第2の配管との接続を可能とする様々なオス側アダプタとメス側アダプタとの組み合わせの一例を示す図である。 ビールなどを製造する工場において、図1に示す接続機構を切り換え可能に接続する複数の配管に適用した場合の例を示す図である。 クイックジョイントを説明するための図であって、図9(a)は、プラグとソケットとを接続する前の状態を示し、図9(b)は、プラグとソケットとを接続した後の状態を示している。
符号の説明
1 接続機構
10 オス側ジョイント
20 メス側ジョイント
30 オス側アダプタ
310 オス側設定部
PA1乃至PB5 設定点
40 メス側アダプタ
320 メス側設定部
PB1乃至PB5 設定点
SH ネジ孔
SW及びSW’ ネジ

Claims (5)

  1. 第1の配管の端部に設けられたオス側ジョイント及び第2の配管の端部に設けられたメス側ジョイントを介して、前記第1の配管と前記第2の配管とを接続する接続機構であって、
    前記オス側ジョイントの接続面に配置され、複数の凹部及び複数の凸部の少なくともいずれかを設定可能なオス側設定部を含むオス側アダプタと、
    前記メス側ジョイントの接続面に配置され、前記オス側設定部の前記複数の凹部及び前記複数の凸部に合致するように複数の凹部及び複数の凸部の少なくともいずれかを設定可能なメス側設定部を含むメス側アダプタとを有することを特徴とする接続機構。
  2. 前記オス側設定部の前記凹部及び前記凸部の少なくともいずれかと、前記メス側設定部の前記凹部及び前記凸部の少なくともいずれかとが相反する形状の場合に、前記第1の配管と前記第2の配管との接続が可能となることを特徴とする請求項1記載の接続機構。
  3. 前記複数の凹部は、ネジ孔で構成され、
    前記複数の凸部は、前記ネジ孔に螺合可能なネジで構成されることを特徴とする請求項1記載の接続機構。
  4. 前記オス側設定部及び前記メス側設定部には、前記ネジ孔を前記ネジで埋めた複数の平部を設定可能であり、
    前記オス側設定部の前記平部に対して前記メス側設定部が前記平部又は前記凹部である場合に、前記第1の配管と前記第2の配管との接続が可能となることを特徴とする請求項3記載の接続機構。
  5. 前記オス側設定部の前記凹部及び前記凸部と前記メス側設定部の前記凹部及び前記凸部は、接続される配管の組み合わせごとに設定可能であることを特徴とする請求項1記載の接続機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014152833A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Tokyo Electron Ltd ガス導入配管接続構造及びこれを用いた熱処理装置
JP2018155039A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 日立建機株式会社 配管接続構造及びそれを適用した建設機械

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