JP2009045157A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動送風機の操作スイッチに関係のない操作スイッチにより、フィルタの塵埃を除去する塵埃除去手段を制御するにより使い勝手を向上させることを可能にした電気掃除機を提供する。
【解決手段】集塵部20及び電動送風機50を内蔵する掃除機本体1と、集塵部20に設けられたフィルタ30と、フィルタ30に付着した塵埃を除去する塵埃除去手段71と、床用吸込具65と、掃除機本体1と床用吸込具65とを接続するパイプユニット70と、パイプユニット70に配設され、把持部66と各種の操作スイッチ67a〜67cとを備えた操作部63と、電動送風機50の停止状態において電動送風機50の動作に直接関係のないパワーブラシスイッチ67cが押下されると塵埃除去手段71を動作させる制御部51とを備えたものである。
【選択図】図22

Description

本発明は、電気掃除機に関し、特に、掃除機本体の集塵部に設けられたフィルタに付着した塵埃を除去する機能を備えた電気掃除機に関するものである。
従来、この種の電気掃除機として、例えば「電動送風機7の駆動により空気とともに吸い込んだ塵埃を捕集するプリーツフィルタ48で捕集した塵埃をプリーツフィルタ48から除去する除去手段51を設ける。電動送風機7が停止している状態で切ボタンを押した際に、除去手段51を駆動させる制御手段61を設ける。電動送風機7が停止している状態で作業者が電動送風機7の切ボタンを押すことで、制御手段61により任意のタイミングで、かつ容易に除去手段51を駆動させることができ…る。」(例えば特許文献1参照)というものが提案されている。
特開2005−65770号公報(要約、図5)
上記の特許文献1に記載の電気掃除機は、電動送風機が停止している状態で作業者が電動送風機の切ボタンを押すことで除去手段(塵埃除去手段)を駆動させることができるようにしているが、切ボタンは電動送風機を停止させるための操作スイッチとして利用者には定着しており、切ボタンにより駆動を開始させるというのは、電気掃除機の使い勝手としては違和感があり、また、切ボタンを誤って操作した場合(例えば切ボタンを連打した場合)には使用者の意図に関係なく除塵処理が開始し、使いづらいという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、電動送風機の操作に関係のない操作スイッチにより、フィルタの塵埃を除去する塵埃除去手段を制御するにより使い勝手を向上させることを可能にした電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明に係る電気掃除機は、集塵部及び電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記集塵部に設けられたフィルタと、前記フィルタに付着した塵埃を除去する塵埃除去手段と、床用吸込具と、前記掃除機本体と前記床用吸込具とを接続するパイプユニットと、前記パイプユニットに配設され、把持部と各種の操作スイッチを備えた操作部と、前記電動送風機の停止状態において、前記操作スイッチの内、前記電動送風機の動作に直接関係のない所定の操作スイッチが押下されると、前記塵埃除去手段を動作させる制御手段とを備えたものである。
本発明によれば、電動送風機の停止状態において、操作スイッチ部の内、電動送風機の動作に直接関係のない所定の操作スイッチが押下されると塵埃除去手段を動作させるようにしており、このため、電気掃除機の使い勝手としては違和感がなく、また、従来の切スイッチのように誤って操作したりする虞がなく、使い勝手が従来のものに比べて向上したものとなっている。
図1(A)(B)は本発明の一実施の形態に係る電気掃除機の全体構成を示す説明図で及び操作部の操作スイッチ部の拡大図である。後述の集塵部や電動送風機などを内蔵した掃除機本体1の前面側に設けた吸込み口には、蛇腹状のホース61の一端が着脱可能に接続されており、ホース61の他端には操作部63を有する手元ハンドル62が設けられている。そして、手元ハンドル62には伸縮自在の延長管64の一端が着脱可能に接続されており、延長管64の他端には床用吸込み具65が着脱可能に接続されている。この床用吸込み具65には、点線で示す回転ブラシ69及び本発明の駆動モータに相当する床ブラシ用モータ108が内蔵されている。なお、図1の蛇腹状のホース61、手元ハンドル62及び延長管64は本発明のパイプユニット70を構成している。
操作部63には、把持部66及び操作スイッチ部67が配設されている。操作スイッチ部67は、図1(B)に示されるように、電動送風機の切スイッチ67a、電源スイッチとしても機能する運転モードスイッチ(強中弱)67b、及びパワーブラシスイッチ67cを備えている。これらのスイッチは従来の電気掃除機と同様な機能を果たすが、パワーブラシスイッチ67cは、本発明の電動送風機の動作に直接関係のない操作スイッチ及び把持部66から最も遠い位置に配設された操作スイッチに相当し、塵埃除去手段を構成している電動機44(後述の図6、図15参照)の駆動を制御する点に特徴がある。ここでは、まず、塵埃除去手段を内蔵した掃除機本体1の構成を説明し(図2〜図17)、次いで、塵埃除去手段を構成する電動機44の制御方法を動作説明をする(図18〜図22)。
図2は掃除機本体の斜視図、図3は図2の側面図、図4は図2の上蓋を開放した状態の斜視図、図5は図3の縦断面図、図6は図5のA−A断面図である。
掃除機本体1は、円筒状の上ケース3及び有底円筒状の下ケース4からなる本体部2と、上面がゆるやかな円弧状に形成された上蓋5とからなり、上蓋5の後部側はヒンジ6(図5)を介して本体部2に連結され、本体部2の上面開口部を開閉する。7は上蓋5をロックするラッチの解除ボタンである。
10は本体部2の前面側に設けられて塵埃等を含む空気の吸込み口8に連通するホース接続口11、及びその両側から斜め上方に延設された門型のハンドル12からなり、本体部2と一体的に設けられたハンドル部材である。13は本体部2の後面側に設けた延設部で、その後面側には排気口14が設けられている。15はコードリール52(図5)に巻かれたコード(図にはプラグが示してある)、16は本体部2の底面に設けた複数の車輪である。なお、図4の101は除塵動作モード選択スイッチ(レバー)であり、自動動作モード又は手動動作モードの何れかが選択できるように構成されており、例えば初期状態においては自動動作モードに設定されている。
本体部2内の前面側には、着脱可能に集塵部20が収容されており、この集塵部20は、図7〜図11に示すように、前面側が本体部2の前面側内壁にほぼ対応した形状に形成されて、その下部には本体部2の吸込み口8に連通する集塵部吸込み口21が設けられており、後部側には後壁22が設けられている。
23は一方の側に設けられて集塵部吸込み口21に連通する集塵室、24は後壁22の後部側(集塵室23の下流側)に設けられて集塵室23と連通し、下部に細塵室24aが設けられた二次フィルタ室で、集塵室23と二次フィルタ室24との間には、比較的大きい塵埃等を捕集する一次フィルタ25が着脱可能に設けられている。そして、集塵室23の外周には、ヒンジ26a(図12)に連結されて集塵室23を開閉する扉26が設けられている。26bは扉26をロックするロック部である。
27は上面に設けられた起倒自在のハンドルで、集塵部20を本体部2内に収容してハンドル27を倒すと集塵部20が本体部2にロックされ、集塵部20を取り出すためにハンドル27を起こすと、ロックが解除されるようになっている。
30は二次フィルタ室24内に着脱かつ回動可能に配設された二次フィルタで、図12に示すように、リング状の外枠、その中心部に位置するボス33、このボス33と外枠との間に設けられた突起34aを有する複数のリブ34からなる枠体31と、枠体31の一部に設けられてばね(図示せず)で付勢された突起部34bと、枠体31の前面側に設けられて、一次フィルタ25を通過した微細な塵埃(以下、細塵という)を捕集するプリーツフィルタ35とからなっている。
このプリーツフィルタ35は、図13に示すように、フィルタ濾材をアコーディオン状、つまりプリーツ状に折り畳んで複数の折り目36を平行に設けて形成したもので、折り目36の間には傾斜面からなり上流側に開口する開口部37が設けられている。
このような枠体31とその前面側に設けたプリーツフィルタ35からなる二次フィルタ30は、プリーツフィルタ35を前面側(上流側)にして、そのボス33が集塵部20の後壁22に設けた支持軸28(図10)に、着脱かつ回動可能に嵌合され、二次フィルタ室24内に配設される。なお、図9に示すように、プリーツフィルタ35の下部には細塵室24aを開閉するシャッタ部35aが設けられており、また、後述の図18、図20に示すように、二次フィルタ30の回動範囲を規制するために、二次フィルタ室24の内壁には所定の間隔(例えば、90°)でストッパ29a,29bが設けられており、二次フィルタ30の外枠32には、このストッパ29a,29bに当接する突起部38が設けられている。
40は二次フィルタ30の後部側(下流側)において、集塵部20に設けた歯車で、図12、図14、図15に示すように、中心部に設けたボス41が、二次フィルタ30のボス33が嵌合された支持軸28に回転自在に嵌合されている。そして、二次フィルタ30には、二次フィルタ30の枠体31に設けた突起部34bと、歯車40に設けた複数の突起40aとによって構成されたクラッチ42により歯車40の回動力が伝達されるようになっており、また二次フィルタ30側の面には、ばね(図示せず)に付勢されて二次フィルタ30に設けた突起34aに当接する除塵子43が設けられている。44は本体部2に設けられて歯車40を駆動する電動機(図6)で、電動機44の出力歯車45の回転は、上蓋5に設けた中間歯車46(図7)を介して歯車40に伝達される。
このような歯車40の回転は、クラッチ42を介して二次フィルタ30に伝達されて二次フィルタ30を回転させる。しかしながら、二次フィルタ30に大きな抵抗(負荷)が作用すると、クラッチ42が滑って電動機44は回転するが、その回転は二次フィルタ30には伝達されないようになっている。なお、この歯車40は、本体部2に設けてもよい。なお、上記の電動機44、出力歯車45、歯車40及び除塵子43及びフィルタ30の突起34aは本発明の塵埃除去手段71(図15)を構成している。
50は歯車40の下流側において本体部2内に設けられた電動送風機、51は電動送風機50の下流側に配置された制御部、52は電動送風機50の下部に設けたコードリールである。
図16は制御部51の構成及びその入出力の関係を示したブロック図である。この制御部51は、操作スイッチ部判定手段102、CPU103、除塵動作モード判定手段104、記憶装置105、電動送風機駆動手段106、床ブラシ用モータ駆動手段107、床ブラシ用モータ108、及び電動機駆動手段109から構成されている。操作スイッチ部判定手段102は操作スイッチ部67からの操作信号を取り込んで押下された操作スイッチを判定してCPU103に出力する。除塵動作モード判定手段104は除塵動作モード選択スイッチ101の設定状態を検出してCPU103に出力する。CPU103は、操作スイッチ部判定手段102及び除塵動作モード判定手段104からの入力に基づいて所定の演算処理を行って電動送風機駆動手段106、床ブラシ用モータ駆動手段107又は電動機駆動手段109を介して、電動送風機50、床ブラシ用モータ108又は電動機44を駆動制御する。なお、CPU103は、除塵動作モード判定手段104からの判定結果に基づいて記憶装置105のフラグ105aをセット又はリセットする。
次に、上記のように構成された電気掃除機の動作について説明する。
図1において、電源コード15を商用電源に接続し、床用吸込み具65を床面上に位置させて手元ハンドル62の操作部63に設けられた運転モードスイッチ67bを押下すると、掃除機本体1に設けた電動送風機50が駆動される。これにより床用吸込み具65から塵埃等を含む空気が吸引され、延長管64、手元ハンドル62、ホース61を経て、掃除機本体1内に吸い込まれる。
掃除機本体1内に吸い込まれた塵埃等を含む空気は、図17に示すように、集塵部吸込み口21から吸い込まれて後壁22に衝突し、風路23bを経て後壁22の側面に沿って集塵室23に至り、一次フィルタ25を経て二次フィルタ室24に吸い込まれる。このとき、一次フィルタ25により空気に含まれた比較的大きい塵埃等が捕捉されて集塵室23内に堆積し、細塵を含む空気が二次フィルタ室24に吸引される。このとき、電動機44は駆動されておらず、二次フィルタ30は、図18に示されるように、その突起部38が一方のストッパ29bに当接し、プリーツフィルタ35の折り目36はほぼ水平に保持されている。なお、風路23bに旋回気流を発生させ、遠心力を利用して空気と塵埃等を分離するサイクロン分離構造を設けてもよい。
二次フィルタ室24に吸い込まれた空気に含まれる細塵は、二次フィルタ30のプリーツフィルタ35で捕集され、清浄化された空気は電動送風機50や制御部51等を冷却した後、後部に設けた排気口14から外部に排出される。
掃除動作が終わって利用者により電動送風機の切スイッチ67aが押下されると、電動送風機50が停止するが、このときの動作を図19のフローチャートに従って説明する。
電動送風機の切スイッチ67aが押下されると、操作スイッチ部判定手段102がそれを検出して図19の処理が開始し、CPU103が電動送風機駆動手段106を介して電動送風機50を停止させる(S11)。そして、記憶装置105のフラグ105aを読み込んで除塵動作モードが自動動作モードに設定されているかどうかを判定し(S12)、自動動作モードに設定されていない場合にはそのまま終了する。自動動作モードに設定されている場合には、電動機駆動手段109を介して塵埃除去手段71を構成している電動機44を駆動する(S13)。但し、この電動機44の駆動を開始するとき(除塵処理を開始するとき)には、電動送風機50が確実に停止状態になっていることが必要なので、電動送風機50を停止させた後、所定時間経過後に電動機44の駆動を開始させる。電動機44が駆動されると歯車40が回転し、クラッチ42を介して二次フィルタ30を図18の矢印方向にほぼ90°回転させる。そして、図20に示すように、二次フィルタ30に設けた突起部38が他方のストッパ29aに当たって停止する。これにより、二次フィルタ30は、プリーツフィルタ35の折り目36がほぼ垂直状態に保持され、プリーツフィルタ35に付着した細塵が落下する。
このとき、二次フィルタ30はその突起部38がストッパ28aに当たって大きな抵抗が加わるため、クラッチ42が滑って二次フィルタ30には歯車40の回転が伝達されない。しかし、電動機44は引き続き駆動されて歯車40を回転させるため、歯車40に設けた除塵子43が二次フィルタ30の突起34aに当たって二次フィルタ30に振動あるいは衝撃を与える。これにより、プリーツフィルタ35に付着した細塵がさらに落下して、二次フィルタ室24の下部に設けた細塵室24a内に集積される。
図19のフローチャートにおいて、CPU103が所定時間(例えば、数秒間)が経過したかどうかを判定し(S14)、所定時間経過したと判定すると、電動機44を反対方向に回転し、二次フィルタ30を反対方向に回転させてその突起部38が他方のストッパ29bに当接して停止し、電動機44も停止する(S15)。これにより、二次フィルタ30は、図18に示すように、プリーツフィルタ35の折り目36が再びほぼ水平状態に戻る。これにより、細塵室24aの開口部は、二次フィルタ30のシャッタ部35aによって閉口されるため、細塵室24aに残った塵埃が二次フィルタ30に再付着するのを防止することができる。
集塵部20の集塵室23等の塵埃が一杯になったときは、図7に示されるように、上蓋5を開放し、集塵部20のハンドル27を起こす。これによりロックが解除されるので集塵部20を引き上げて取り出し、図21に示されるように、集塵室23の扉26を開放して集塵室23等に溜まった塵埃等を廃棄し、再び扉26を閉じる。このとき、必要に応じて二次フィルタ30を交換し、また、一次フィルタ25に付着した大きな塵埃等を除去することができる。この場合、集塵部20の取り出しにあたっては、歯車40と電動機44の出力歯車45との間に設けた中間歯車46は開放された上蓋5に設けられているので、集塵部20を支障なく出し入れすることができる。
塵埃等の廃棄が終わったときは、集塵部20を再び本体部2内に収容し、ハンドル27を倒す。これにより、集塵部20は本体部2にロックされる。そして、上蓋5を閉じれば、これに設けた中間歯車46は、歯車40と電動機44の出力歯車45との間に連結される。
次に、操作スイッチ部67のパワーブラシスイッチ67cが押下されたときの動作を図22のフローチャートに従って説明する。
操作スイッチ部67のパワーブラシスイッチ67cが押下されると、操作スイッチ部判定手段102がそれを検出して図22の処理が開始し、CPU103が電動送風機50が停止中であるかどうかを判定する(S21)。電動送風機50が停止中であると判定した場合には、次に、電動機44が駆動中であるかどうかを判定する(S22)。即ち、パワーブラシスイッチ67cが押下された時点において除塵処理が行われているかどうかを判定する。除塵処理が行われていない場合には、次に、除塵動作モードが手動動作モードであるかどうかを判定する(S23)、手動動作モードでない場合(自動動作モードの場合)にはそのまま終了するが、手動動作モードに設定されている場合には、電動機44を駆動して上記の例と同様にして除塵処理を行う(S24)。それを所定時間継続し(S25)、所定時間経過したと判定すると、電動機44を反対方向に回転し、二次フィルタ30を反対方向に回転させるとその突起部38が他方のストッパ29bに当接して停止し、電動機44も停止し除塵処理が終了する(S26)。
また、上記の判定(S22)において電動機44が動作中であると判定した場合、即ち除塵処理が行われていると判定した場合には除塵処理を終了させるために上記の場合(S15)と同様にして電動機44を反転駆動し、フィルタ30を元の位置に戻す(S27)。このようにして除塵処理中(自動動作モード及び手動動作モードの何れの場合においても)に操作スイッチ部67のパワーブラシスイッチ67cが押下されると除塵処理を終了する。
また、上記の判定(S21)において、電動送風機50が動作中であるという判定がなされた場合には、パワーブラシスイッチ67cの本来の機能、即ち、床ブラシ用モータ108の駆動又は停止制御を行うことになる(S28)。
以上のように本実施の形態においては、電動送風機50が停止している状態で、除塵処理をしておらず、また、除塵動作モードが手動動作モードに設定されている場合に、電動送風機50の動作に関係のない操作スイッチであるパワーブラシスイッチ67cが押下されると、除塵処理を開始するようにしており、操作スイッチ部67の操作に違和感がなく、使い勝手の良いものとなっている。
また、自動動作モード又は手動動作モードにおいて除塵処理をしているときに、パワーブラシスイッチ67cが押下されると除塵処理を終了させるようにしており、任意に除塵処理を終了させることができるので、この点からも使い勝手の良いものとなっている。
また、従来のように電動送風機の切ボタン(切ボタンは把持部から最も近い位置にあり操作し易い位置に配置されている)により除塵動作を開始させるようにした場合には、例えば切ボタンを誤って連打した場合には電動送風機の停止に続いて塵埃処理が利用者の意図に関係なく開始することになる。しかし、本実施の形態においては、除塵処理の開始が電動送風機の動作に関係のない操作スイッチであり、且つ、把持部66から最も遠い位置にあるパワーブラシスイッチ67cの押下により塵埃処理が開始する(手動動作モードの場合)ようにしたので、誤操作の虞が少なく、この点からも使い勝手の良いものとなっている。
なお、上記の実施の形態においては、電動送風機50の動作に関係のない所定のスイッチ或いは把持部66から最も遠い位置にある操作スイッチの例としてパワーブラシスイッチ67cの例を挙げたが、本発明はそのスイッチに限定されるものではなく、例えば操作スイッチ部67に図1(B)に示された操作スイッチ67a〜67c以外のスイッチが配設された場合にはそのスイッチを適用するようにしても良い。
また、図22のフローチャートの判定処理(S23)において手動動作モードではないとき(即ち、自動動作モードのとき)にはそのまま処理を終了する例について説明したが、判定処理(S23)を省略して、自動動作モードのときにおいても除塵処理を開始させるようにしても良い。
以上説明したように、本発明に係る電気掃除機は、集塵部及び電動送風機を内蔵する掃除機本体と、集塵部に設けられたフィルタと、フィルタに付着した塵埃を除去する塵埃除去手段と、床用吸込具と、掃除機本体と床用吸込具とを接続するパイプユニットと、パイプユニットに配設され、把持部と各種の操作スイッチとを備えた操作部と、制御手段とを備え、制御手段が、電動送風機の停止状態において、操作スイッチの内、電動送風機の動作に直接関係のない所定の操作スイッチが押下されると塵埃除去手段を動作させ、或いは塵埃除去手段の動作状態において、前記の所定の操作スイッチが押下されると塵埃除去手段の動作を停止させるようにしたので、電気掃除機の使い勝手としては違和感がなく、また、従来の切スイッチのように誤って操作したりする虞がなく、使い勝手が従来のものに比べて向上したものとなっている。
また、制御手段によって、所定の操作スイッチとして、把持部から最も遠い位置にある操作スイッチが押下されると塵埃除去手段を動作又は停止させるようにしたので、操作スイッチの中でも比較的操作のしづらい位置に配置されることになり、逆に操作をする場合には確信をもってそのスイッチを押すことになるため、使用者のより確実な誤動作の防止が可能になる。
また、床用吸込具が、回転ブラシ及び回転ブラシを回転駆動させる駆動モータを内蔵し、操作スイッチが、駆動モータを制御するためのパワーブラシスイッチを備え、制御手段において、電動送風機が動作状態のときにパワーブラシスイッチが押下されると駆動モータを動作制御し、電動送風機が停止状態のときにパワーブラシスイッチが押下されると塵埃除去手段を動作させるようにし、或いは、塵埃除去手段が動作状態のときにパワーブラシスイッチが押下されると塵埃除去手段の動作を停止させるようにしたので、電動送風機の駆動−停止の動作を制御するスイッチと兼用することなく除塵動作の駆動、停止を行うためのスイッチを設けることができる上、使用者が違和感を感じることのないスイッチの兼用が可能となり、掃除機の使い勝手が向上できる。また、操作スイッチを配置するための限られたスペースの中ですっきりとしたスイッチ配置を実現できる、或いは、装置の大型化を防止することができる。
また、塵埃除去手段を電動送風機の動作停止後に自動的に動作させる自動動作モード又は手動により動作させる手動動作モードの何れかが設定される除塵動作モードを備え、制御手段は、所定の操作スイッチが押下されると、除塵動作モードの設定内容に関係なく、塵埃除去手段を動作又は停止させるようにしたので、普段は使用者の好みに応じて除塵動作の終了後、自動で行われるように(自動動作モード)或いは逆に自動で行われないよう(手動操作モード)に設定しておきながら、吸込み力の低下が感じられたときなど、使用者が意図的に除塵を行いたいときにはモード設定に関係なく、除塵動作を行わせることが可能になり、いちいちモード設定を切り替えるなどの手間がいらなくなる。或いは、自動動作モードに設定されている場合において、電動送風機の動作停止後に自動的に除塵動作が行われているときにおいても、所定の操作スイッチを押下することにより任意に除塵動作を停止させることができる。また、その所定の操作スイッチの押下を電動送風機の動作停止直後に行うことによって除塵動作を開始させないようにし、実質的に自動動作モードを一時的に解除することもできる。
本発明の一実施の形態に係る電気掃除機の掃除機本体の斜視図及び操作スイッチの説明図である。 図1の電気掃除機の掃除機本体の斜視図である。 図2の側面図である。 図2の上蓋を開放した状態の斜視図である。 図3の縦断面図である。 図5のA−A断面図である。 掃除機本体から集塵部を引き出した状態を示す斜視図である。 集塵部の斜視図である。 図8のB−B断面図である。 図8の平断面図である。 図8の扉板を除去した状態を示す斜視図である。 図8の背面図である。 図12のプリーツフィルタの説明図である。 図12の要部拡大図である。 二次フィルタとこれを回転させる歯車との関係を示す説明図である。 空気を吸引した集塵部の作用説明図である。 制御部の詳細を示したブロック図である。 二次フィルタの作用説明図である。 電動送風機の切スイッチを押下したときの処理を示すフローチャートである。 二次フィルタの作用説明図である。 集塵室に溜まった塵埃等を廃棄する状態の説明図である。 パワーブラシスイッチを押下したときの処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 掃除機本体、2 本体部、5 上蓋、20 集塵部、23 集塵室、24 二次フィルタ室、25 一次フィルタ、26 集塵室の扉、27 ハンドル、28 支持軸、29a,29b ストッパ、30 二次フィルタ、35 プリーツフィルタ、36 折り目、37 開口部、38 突起部、40 歯車、42 クラッチ、43 除塵子、44 電動機、46 中間歯車、50 電動送風機、51 制御部、61 ホース、62 手元ハンドル、63 操作部、64 延長管、65 床用吸込み具、66 把持部、67 操作スイッチ部。

Claims (8)

  1. 集塵部及び電動送風機を内蔵する掃除機本体と、
    前記集塵部に設けられたフィルタと、
    前記フィルタに付着した塵埃を除去する塵埃除去手段と、
    床用吸込具と、
    前記掃除機本体と前記床用吸込具とを接続するパイプユニットと、
    前記パイプユニットに配設され、把持部と各種の操作スイッチとを備えた操作部と、
    前記電動送風機の停止状態において、前記操作スイッチの内、前記電動送風機の動作に直接関係のない所定の操作スイッチが押下されると、前記塵埃除去手段を動作させる制御手段と
    を備えたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記制御手段は、所定の操作スイッチとして、前記把持部から最も遠い位置にある操作スイッチが押下されると前記塵埃除去手段を動作させることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 前記床用吸込具は、回転ブラシ及び前記回転ブラシを回転駆動させる駆動モータを内蔵し、
    前記操作スイッチは、前記駆動モータを制御するためのパワーブラシスイッチを備え、
    前記制御手段は、前記電動送風機が動作状態において前記パワーブラシスイッチが押下されると前記駆動モータを制御し、前記電動送風機が停止状態において前記パワーブラシスイッチが押下されると前記塵埃除去手段を動作させることを特徴とする請求項1又は2記載の電気掃除機。
  4. 前記塵埃除去手段を前記電動送風機の動作停止後に自動的に動作させる自動動作モード又は手動により動作させる手動動作モードの何れかが設定される除塵動作モードを備え、
    前記制御手段は、前記所定の操作スイッチが押下されると、前記除塵動作モードの設定内容に関係なく、前記塵埃除去手段を動作させることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電気掃除機。
  5. 集塵部及び電動送風機を内蔵する掃除機本体と、
    前記集塵部に設けられたフィルタと、
    前記フィルタに付着した塵埃を除去する塵埃除去手段と、
    床用吸込具と、
    前記掃除機本体と前記床用吸込具とを接続するパイプユニットと、
    前記パイプユニットに配設され、把持部と各種の操作スイッチとを備えた操作部と、
    前記塵埃除去手段の動作状態において、前記操作スイッチの内、前記電動送風機の動作に直接関係のない所定の操作スイッチが押下されると、前記塵埃除去手段の動作を停止させる制御手段と
    を備えたことを特徴とする電気掃除機。
  6. 前記制御手段は、前記所定の操作スイッチとして、前記把持部から最も遠い位置にある操作スイッチが押下されると、前記塵埃除去手段の動作を停止させることを特徴とする請求項5記載の電気掃除機。
  7. 前記床用吸込具は、回転ブラシ及び前記回転ブラシを回転駆動する駆動モータを内蔵し、
    前記操作スイッチは、前記駆動モータを動作させるためのパワーブラシスイッチを備え、
    前記制御手段は、
    前記電動送風機が動作状態において前記パワーブラシスイッチが押下されると前記駆動モータを制御し、
    前記電動送風機が停止状態で、且つ前記塵埃除去手段の動作状態において前記パワーブラシスイッチが押下されると前記塵埃除去手段の動作を停止させることを特徴とする請求項5又は6記載の電気掃除機。
  8. 前記塵埃除去手段を前記電動送風機の動作停止後に自動的に動作させる自動動作モード又は手動により動作させる手動動作モードの何れかが設定される除塵動作モードを備え、
    前記制御手段は、前記塵埃除去手段が動作している状態において、前記所定の操作スイッチが押下されると、前記除塵動作モードの設定内容に関係なく、前記塵埃除去手段の動作を停止させることを特徴とする請求項5〜7の何れかに記載の電気掃除機。
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