JP2009045116A - 収納用立体構造シート - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の紙片等を分類収納するための仕切り付き収納具を、単純な構造と安価な素材で形成可能とする。
【解決手段】逆ハの字型のスリットが多数連なった形状の平面シートを、折り返し片部分で同一方向に折り返すことで略V字型のポケットが積層した立体構造体とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、収納具に関するものであり、特に、紙片や、CD、写真、カード、名詞、雑誌、カタログ、手紙等の、薄い形状のものを分類収納するのに好適な収納具を構成する蛇腹状の部材に関するものである。
カタログや雑誌等を分類し収納、或いは陳列する目的で、様々な形状のラックやスタンドが考案され、製作されている。また、カードや名詞、定期類を整然と、財布やケース内に収納する為の方法も幾つか考案されている。
複数の紙片等を分類収納するためには基本的に仕切り板が不可欠であり、従来のいずれの収納具にあっても仕切り板を構成する為に、構造が複雑化し、部品点数が増え、製作工程にも手間を要することになっていた。
本発明は、仕切り板が非常に簡単な構造で構成される収納具であり、安価でシンプルでありながら、高い機能とデザイン性を有するものである。また、1枚のシートを折り曲げるだけで製作が可能である為、段ボール等、紙のみによる製作も可能となり、環境対策の点からも優れた特徴を有する。
更に、本収納具が伸縮可能な形態として構成された場合、縮小時は、格納効率が高く、また、防塵性を持たせることも可能であり、伸張時は、視認性が高まると共に、出し入れが容易になる、という特徴を有する。
複数の仕切り面がスリットまたは切り抜き穴と屹立片を介して連接し、屹立片を同一方向に折り曲げると各仕切り面が略平行で階層状に積層されるシートであって、隣接する仕切り面は3箇所以上の屹立片で連結され、この屹立片を構成する6本以上の折り曲げ線は、全てが平行であると共に、2本の直線状に配置され得ない様に配置され、一方スリットまたは切り抜き穴は、逆ハの字型に形成された部分を含むことで、屹立片が折り返された状態では、V字型の仕切り面が積層された構造となることで、略V字型の仕切り板により複数の収納ポケットが積層して形成される。
また、仕切り面の一端を固定しておき、もう一端の仕切り面は、各屹立片の折り返し角度の変化により伸縮可能に可動させることも可能であり、更に、この立体構造シートをケース体あるいは筐体にセットしておいても良い。
更に、この立体構造シートを大型、長尺、幅広となるように多数連結した構造として、立体構造シートを壁面、またはパーテーションとして形成することも可能である。
本発明は、蛇腹状に複数の収納ポケットが積層された立体構造シートに関するものであり、広く、収納具全般に応用が可能なものである。構造上不可欠となる仕切り板の構成を非常に安易としたものであり、構成部品点数及び工数の削減、により、安価なコストで製作が可能となり、また、紙系の素材によっても製作が容易であることから、環境負荷の少ない商品とすることが可能である。
更に、本構造体の基本形状は、V字型のポケットが階層状に積層した立体的な反復形状であり、高いデザイン性を有するものである。
また、機能面から考えると、通常のポケット構造であれば、ポケットの深さに足りない紙片等を挿した場合、ポケットの上縁により紙片の上端が隠れてしまい、厄介で有ったが、V字型ポケットの場合、規定よりも小さいサイズの紙片であっても、紙片の上端が隠れることは無い。また、ポケットに挿した状態でも紙片の表紙面が大きく露出しているので、従来のポケットに比べて、紙片の内容が確認しやすい。また、V字型のポケットを形成する各階層の仕切り板となる仕切り面は、紙片をたすき型に押えることで、紙全体をバランスよく保持することが出来る。
更に、隣接するV字型仕切り板を繋ぐ3箇所の屹立片の折り返し角度の変化により、各仕切り板の間隔が変化し本立体構造シートが全体として伸縮可能に形成されることも可能である。その場合、例えば、パスケース等に取り付けることで、折りたたんだ状態ではコンパクトに収縮し、ケースを開いた状態では、見やすく、取り出しやすいように、ポケットの間隔を広げることが可能となる。
図3は、本発明の一実施例を示す立体構造シートであり、仕切り面の側面及び背面が遮蔽され、筐体に収められた形状となっている。屹立片は、同一の折り曲げ高さであるが、仕切り面をゆるく湾曲させることで、本図のように、全体として仕切り面を大きな曲面として形成することもできる。本例のように形成された立体構造シートは、デザイン的に優れているだけでなく、厚み方向についても少スペース化が図れる。
次に本発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1は、仕切り面1a〜1dが、隣接する両側部屹立片2a〜2c及び底部屹立片3a〜3cより繋がっており、屹立片を折り返す前の平面状態の展開図である。
仕切り面は逆ハの字型にスリット4が設けられていることで、各屹立片を同一方向に折り返していくと、各仕切り面1は略V字形状になり、分離される。また、本例のように、屹立片の長さが等しく、折り返し高さが全て同じである場合、仕切り面は、等間隔で平行に形成される。スリット4は、切り込み線ではなく、例えば細長い穴として形成することも可能である。
このように形成された本発明のシート材の屹立片を同方向に折り曲げると、V字型の仕切り面1により複数の収納ポケット5がいくつも並んだ形となり、ポケットの左右は屹立片2a〜2cにより閉じられ、また、ポケットの底部は、屹立片3a〜3cにより底板として形成される。
上部から差し込まれた、紙片等は、屹立片2a〜2cにより、左右位置が整えられ、屹立片3a〜3cにより、底部が定まる為、複数の紙片等を整然と並べて保管収納することが可能となる。
図2は、図1に示した本発明立体構造シートの屹立片を屈曲させて立体構造とした状態を示してる。
図3は、図2に示した仕切り面の積層数を増して、側面及び背面を遮蔽したものであり、箱型構造にすることで、防塵性が高まり、取り扱いや設置が容易になる。本例では、仕切り面の各積層段と、側面板6の階段状切り欠き部分とがかみ合うように形成されており、仕切り面と屹立片の折り返し位置が側面板6により定まる為、全体としての形状が決まり剛性も高まる。
このように形成された本発明品は、壁面に固定して利用する以外にも、自立可能となるように脚部を設けて床上や卓上に置いて使用することもできる。
本例では、側面板の形状に沿って、本構造体の表側となる仕切り面が、全体に大きく湾曲するように形成され、デザイン的にも優れた形状となる。
図4は、仕切り面に対して屹立片が、繰り返し折り曲げ自在に形成されている例を示したものである。本例の立体構造シートは、仕切り面の奥の端面1aと一体として繋がる背面板10と、仕切り面の最前面である端面1gの間にリンク7が渡されており、仕切り面の両端面1gと1aが平行を保ったまま、各仕切り面が平行にスライドしながら安定して可動伸縮させることができる構造となる。
このように形成することで、本収納具を利用する時は、ポケットの間隔を広げ、不使用時には、折り畳んで薄型コンパクトな形状とすることも可能である。
図5、図6は、カードケースや財布の内部に本立体構造シートを取り付けた例を示したものである。
図5は、折り返されたケース8の内面に、仕切り面の両端面を取り付けたものである。屹立片が同じ長さの場合、本来仕切り面は平行に可動するものとなるが、仕切り面が柔軟な素材であった場合、仕切り面が少しずつ湾曲しながら、また、側部屹立片のみ大きく開くことで、全体として、本図のような開閉構造にも追従させることが可能となる。本例では、本立体構造シートは扇状に大きくひろがり、各ポケットへの、収納、取り出し、及びカード等の検索が容易になる。
図6は、本立体構造シートの仕切り面の一端に係着部分9を形成した例である。本図の例では、フック状の差し込み片が係着部分として形成されており、任意の財布やカードケース等に差し込み片を挟んで固定可能となる。本例では、必要に応じて仕切り面の自由端側を引き伸ばすことで、ポケットの間隔が広がり、カードが探しやすくなり、また、出し入れもしやすくなる。係着部分は、この他にも、面ファスナーや、粘着材及び、クリップ状のものであっても良い。本立体構造シートは、折り畳んだポジションで保持されるようにロック機構が付加されていても良いが、本発明は、特にその固定方法及び保持の方法を限定するものではない。
収納ポケットの幅となる両側部屹立片2の間隔を収納予定品の規定寸法よりも若干小さくして、挿入時の押圧力によりポケット幅が広かる弾力を持って広がるように構成することも可能である。
この場合、具体的にはCDディスク等、剛性の高い物体の収納を前提としており、ディスクを半分以上差し込んだ際に、両側部屹立片2の弾力性、または、同屹立片に配置された弾性体により、によりディスクがしっかりと保持される効果が生まれる。
本発明立体構造シートは、V字型の仕切り面が側方向に連接している形状で製作することも可能である。つまり、縦方向だけでなく横方向にも収納ポケットが形成され、収納ポケット数を増やすことができ、収納ポケットのサイズを複数種類形成することも容易である。
通常、このような大型化に際しては、部材点数のアップが不可欠であるが、本発明の立体構造シートでは、基本的に仕切りを形成する表面シートが1枚で済むため、大幅なコストダウンが可能である。
また、このように大型化することで本発明立体構造シートをパーテーションの仕切り面として形成したり、あるいは、壁面全体を構成してしまうことも可能である。
本発明の収納用立体構造シートは、単純な構造の素材シートを用いることで、機能的な収納具を安価で提供可能なものである。本立体構造シートは様々な素材シートを利用することが可能であると共に、形状に関するフレキシビリティーも高いので、デザイン性にも優れた形状を構成することができる。また、ポケットとなる階層部分を折り畳み構造とすることも可能であり、本立体構造シートをコンパクトな形状に保管収納することも可能であるため、携帯品にも適したものとなる。
以上本発明は、様々な物品、紙片、シート、カード類の収納、分別、保管に適した、収納用の立体構造シートである。
本立体構造シートの一実施例を示す展開図 本立体構造シートの一実施例を示す斜視図 本立体構造シートの一実施例を示す斜視図 本立体構造シートの一実施例を示す斜視図 本立体構造シートの一実施例を示す斜視図 本立体構造シートの一実施例を示す斜視図
符号の説明
1a〜1g…仕切り面
2a〜2e…側部屹立片
3a〜3e…底部屹立片
4…スリット
5…収納ポケット
6…側面板
7…リンク棒
8…二つ折りケース
9…仕切り面一端の係着部分
10…背面板

Claims (5)

  1. 複数の仕切り面がスリットと屹立片を介して連接し、各屹立片を同一方向に折り曲げると各仕切り面が略平行で階層状に積層される立体構造シートであって、スリットは逆ハの字型に形成されることで、仕切り面が略V字形状となり、隣接する二つの仕切り面を隔絶する屹立片は、このV字形状の先端底部間と、両側部分間に形成されることで、底部屹立片が底面となり、両側部屹立片が側方向ガイドとして形成される収納ポケットとなり、略V字型の仕切り面により複数の収納ポケットが積層して構成されることを特徴とする立体構造シート。
  2. 仕切り面の一端は固定された状態であり、もう一端の仕切り面は、各屹立片の折り返し角度の変化により伸縮可能に可動するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の立体構造シート。
  3. 復元性を有する柔軟な素材で形成され、各屹立片の折り返し角度が可変可能である仕切り面の両端面を、財布等の略二つ折りケースの対向面にそれぞれ固定し、ケースを閉じた状態では、各仕切り面同士が近接した状態で縮小して折り畳まれ、ケースを開いた状態では、両側部屹立片が大きく開くと共に、各仕切り面が湾曲して、扇形に開くことを特徴とした請求項1または2記載の立体構造シート。
  4. 側面及び背面及び底面のいずれか、或いは全てが、側面板あるいは、背面板あるいは、底面板により、遮蔽されていることを特徴とする請求項1または2記載の立体構造シート。
  5. 積層される仕切り面により壁面または、パーテーション等が形成されることを特徴とする請求項1記載の立体構造シート。
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