JP2009044457A - 通信回線制御装置、及び通信回線制御方法 - Google Patents

通信回線制御装置、及び通信回線制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 宅内ネットワーク構築を容易にする。
【解決手段】 少なくともWAN用のデータを送受信するためのWANインタフェースを有する回線コネクタ121と、WAN用のデータ及びLAN用のデータを送受信できるWAN/LAN共用インタフェースを有する回線コネクタ122と、ルータのWANインターフェースと接続するWAN接続コネクタ13と、前記ルータのLANインターフェースと接続するLAN接続コネクタ14と、前記回線コネクタ121と前記回線コネクタ122又は前記WAN接続コネクタ13との間のデータの送受信、及び前記回線コネクタ122と前記LAN接続コネクタ14との間のデータの送受信がなされるよう、前記回線コネクタ121及び前記回線コネクタ122との接続を決定するコネクタ間接続決定部17とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信回線制御装置、及び通信回線制御方法に関し、特に宅内ネットワーク環境でのインターネットへの回線と宅内のローカルのネットワークの回線との通信回線制御技術に関するものである。
近年、家庭内のパーソナルコンピュータをインターネットに接続する方式として、FTTH(Fiber To The Home)が普及してきている。
又、宅内で2台以上のコンピュータを接続してLAN(Local Area Network)を構成し、FTTHを利用してWAN(Wide Area Network)であるインターネットに接続することが起こってきている。
図3に2台以上のコンピュータを保有し、FTTHを利用してインターネットに2台以上のパーソナルコンピュータを接続する従来の宅内ネットワークの接続形態の構成図を示す(例えば、特許文献1を参照)。
図3において、311、312、313はユーザが使用する複数のクライアントのパーソナルコンピュータ、32は高速・広帯域のネットワークに接続させるブロードバンドルータ、3211から3213はブロードバンドルータ32のLANインタフェース、322はブロードバンドルータ32のWANインタフェース、33はユーザ宅内に設置されるFTTHの光終端装置(ONU:Optical Network Unit)、331は光終端装置33の宅内インターフェース、332は光終端装置33の光インターフェース、34はFTTH回線、35はISP(Internet Service Provider :インターネット・サービス・プロバイダ)の局終端装置(OLT:Optical Line Terminal)、36はインターネットである。
図3において、ユーザが使用する複数のクライアントのパーソナルコンピュータ311312、313は高速・広帯域のネットワークに接続させるブロードバンドルータ32のLANインタフェース3211、3212、3213にそれぞれ接続され、ブロードバンドルータ32のWANインタフェース322は、ユーザ宅内に設置されるFTTHの光終端装置33の宅内インターフェース331に接続される。そして、ユーザ宅内の光終端装置33の光インターフェースは、FTTH回線34に接続され、ISPの局終端装置35を経由して、インターネット36に接続される。この接続形態により、クライアントのパーソナルコンピュータ311、312、313からインターネット36へのアクセスが可能となる。
図3に示す例においては、ブロードバンドルータ32が設置された部屋301と同一の部屋にパーソナルコンピュータ311及び312を配置し、部屋301の隣の部屋302にパーソナルコンピュータ313を配置した宅内ネットワークが構築されている。
通常、ブロードバンドルータ32とクライアントのパーソナルコンピュータ311から313或いはユーザ宅内光終端装置33との間は、伝送媒体としてIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers :(米国)電気電子学会)802.3によってLAN規格として規格化された10BASE−T或いは100BASE−TX、1000BASE−Tと称される(以降において、10/100/1000BASE−TXと記載するものとする。)ツイスト・ペア・ケーブルで接続されるようになっている。
次に、図4は、上記従来の技術によるブロードバンドルータ32の構成図である。
図4に示すように、ブロードバンドルータ32は、回線制御部323と、WAN側への通信を制御するWAN側制御部324と、LAN側への通信を制御するLAN側制御部325と複数のWAN/LAN共用インタフェースを備える10/100/1000コネクタ部326、WAN側制御部324とLAN側制御部325に接続され、10/100/1000コネクタ部326に接続されたデバイスの属性を自動判別する接続デバイス属性自動判別部327を備えている。
接続デバイス属性自動判別部327は、接続される10/100/1000BASE−TXツイスト・ペア・ケーブルのストレート又はクロスの接続方式に従ってストレート/クロス変換を行うストレート/クロススイッチ327a及びストレート/クロススイッチ327aからの通信パスをWAN側制御部324又はLAN側制御部325の何れかに切り替えて接続するWAN/LANスイッチ327bとを有しており、これにより自らが有する10/100/1000コネクタ部をWAN及びLANとで物理的に共用すると共に、ブロードバンドルータ32に接続するデバイスの属性を自動判別することができる。
特許第3821783号公報
近年、WANに接続される機器として、パーソナルコンピュータのみならず、AV機器その他の一般家電(以下、宅内装置と称す)を用いることが提案されている。このような宅内装置においては、独自のIPアドレスが割り当てられることによりWAN上で識別され、WANとデータの授受を行うものがある。
しかしながら、かかる宅内装置を上述の宅内ネットワークに導入する場合、以下のような課題があった。すなわち、宅内装置はWAN上で識別されるがLAN上では識別されないため、ブロードバンドルータ32に接続してLANに組み込むことはできない。
このような宅内装置の配置には、別途ブロードバンドルータ32が接続するのとは別個にWAN用の配線を用意する必要がある。特に、図3に示すように、ブロードバンドルータ32が設置されていない部屋302に宅内装置314を配置する場合は、部屋301から部屋302へWAN用の配線315を別途引き回す必要があり、宅内ネットワークの導入の阻害要因となってしまう。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、宅内ネットワーク構築を容易にすることができる通信回線制御装置及び通信回線制御方式を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、第1の本発明は、少なくともWAN用のデータを送受信するためのWANインタフェースを有する第1の回線コネクタ部と、
WAN用のデータ及びLAN用のデータを送受信できるWAN/LAN共用インタフェースを有する第2の回線コネクタ部と、
ルータのWANインターフェースと接続するWAN接続コネクタ部と、
前記ルータのLANインターフェースと接続するLAN接続コネクタ部と、
前記第1の回線コネクタ部と前記第2の回線コネクタ部又は前記WAN接続コネクタ部との間のデータの送受信、及び前記第2の回線コネクタ部と前記LAN接続コネクタ部との間のデータの送受信がなされるよう、前記第1の回線コネクタ部及び前記第2の回線コネクタ部との接続を決定するコネクタ間接続決定部とを備えた、通信回線制御装置である。
また、第2の本発明は、前記第2の回線コネクタ部は、WANとデータの送受信を行う第1の通信装置、及び前記ルータが属するLANとデータの送受信を行う第2の通信装置が接続できる接続器に接続される、第1の本発明の通信回線制御装置である。
また、第3の本発明は、少なくともLAN用のデータを送受信するためのLANインタフェースを有する第3の回線コネクタ部と、
前記WAN接続コネクタ部の、前記ルータの前記WANインターフェースとの接続状態を検出するWAN接続状態検出部と、
前記LAN接続コネクタ部の、前記ルータの前記LANインターフェースとの接続状態を検出するLAN接続状態検出部とを備え、
前記コネクタ間接続決定部は、
前記WAN接続コネクタ部及び前記LAN接続コネクタ部のそれぞれの接続が検出された際、WANに接続する前記第1の回線コネクタ部と前記ルータのLANインターフェースに接続する前記LAN接続コネクタ部との間で送受信されるデータを、前記第2の回線コネクタ部と第3の回線コネクタ部との間で送受信されるよう決定する、第1の本発明の通信回線制御装置である。
また、第4の本発明は、前記コネクタ間接続決定部は、
前記WAN接続コネクタ部及び前記LAN接続コネクタ部のそれぞれの接続の少なくとも一方が検出されない際は、前記第1の回線コネクタ部と第2の回線コネクタ間又は前記第3の回線コネクタ部との間のみでデータの送受信を行わせる、第3の本発明の通信回線制御装置である。
また、第5の本発明は、前記WAN接続検出部は、前記第1の回線コネクタ部が接続要求に対する接続応答を受信したことでWANと接続したことを検出することを検出し、
前記LAN接続検出部は、前記LAN接続コネクタ部が前記接続要求に対する応答を受信したことでLANと接続したことを検出する、第3の本発明の通信回線制御装置である。
また、第6の本発明は、前記第3の回線コネクタ部はWAN用のデータも送受信することが可能な、第3の本発明の通信回線制御装置である。
また、第7の本発明は、前記第1の回線コネクタ部はLAN用のデータも送受信することが可能な、第1の本発明の通信回線制御装置である。
また、第8の本発明は、少なくともWAN用のデータを送受信するためのWANインタフェースを有する第1の回線コネクタ部と、WAN用のデータ及びLAN用のデータを送受信できるWAN/LAN共用インタフェースを有する第2の回線コネクタ部と、ルータのWANインターフェースと接続するWAN接続コネクタ部と、前記ルータのLANインターフェースと接続するLAN接続コネクタ部とを用い、前記第1の回線コネクタ部と前記第2の回線コネクタ部又は前記WAN接続コネクタ部との間のデータの送受信、及び前記第2の回線コネクタ部と前記LAN接続コネクタ部との間のデータの送受信がなされるよう、前記第1の回線コネクタ部及び前記第2の回線コネクタ部との接続を決定するコネクタ間接続決定工程を備えた、通信回線制御方法である。
また、第9の本発明は、前記第2の回線コネクタ部は、WANとデータの送受信を行う第1の通信装置、及び前記ルータが属するLANとデータの送受信を行う第2の通信装置が接続できる接続器に接続される、第8の本発明の通信回線制御方法である。
また、第10の本発明は、少なくともLAN用のデータを送受信するためのLANインタフェースを有する第3の回線コネクタ部を用い、
前記WAN接続コネクタ部の、前記ルータの前記WANインターフェースとの接続状態を検出するWAN接続状態検出工程と、
前記LAN接続コネクタ部の、前記ルータの前記LANインターフェースとの接続状態を検出するLAN接続状態検出工程とを備え、
前記コネクタ間接続決定工程は、
前記WAN接続コネクタ部及び前記LAN接続コネクタ部のそれぞれの接続が検出された際、WANに接続する前記第1の回線コネクタ部と前記ルータのLANインターフェースに接続する前記LAN接続コネクタ部との間で送受信されるデータを、前記第2の回線コネクタ部と第3の回線コネクタ部との間で送受信されるよう決定する、第8の本発明の通信回線制御方法である。
また、第11の本発明は、第1の本発明の通信回線制御装置の、前記第1の回線コネクタ部と前記第2の回線コネクタ部又は前記WAN接続コネクタ部との間のデータの送受信、及び前記第2の回線コネクタ部と前記LAN接続コネクタ部との間のデータの送受信がなされるよう、前記第1の回線コネクタ部及び前記第2の回線コネクタ部との接続を決定するコネクタ間接続決定部としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
また、第12の本発明は、第11の本発明のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
以上のような本発明によれば、宅内ネットワーク構築を容易にすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1(a)は、本発明の実施の形態の通信回線制御装置及び当該通信回線制御装置と接続されるブロードバンドルータの構成図である。
図において、10は通信回線制御装置、11はブロードバンドルータである。
通信回線制御装置10において、121、122、123…12nはそれぞれWAN/LAN共用インタフェースを有する複数の回線コネクタ(図1(a)には4つのみ明示)、13はブロードバンドルータ11のWANインターフェースと接続するWAN接続コネクタ、14はブロードバンドルータ11のLANインターフェースと接続するLAN接続コネクタ、15はWAN接続コネクタの接続状態を検出するWAN接続検出部、16はLAN接続コネクタの接続状態を検出するLAN接続検出部、17はWAN接続検出部15とLAN接続検出部16の接続状態により、複数の回線コネクタ121、122から12n間のデータ接続を決定するコネクタ間接続決定部である。
又、ブロードバンドルータ11において、WAN接続コネクタ18は、通信回線制御装置10のWAN接続コネクタ13と接続するWANインタフェースであり、LAN接続コネクタ19は、通信回線制御装置10のLAN接続コネクタ14と接続するLANインタフェースである。
又、図1(b)は、コネクタ間接続決定部17の構成を模式的に示す図である。図1(b)に示すように、コネクタ間接続決定部17は、各コネクタからデータの入力を受ける入力インタフェース17aと、入力インタフェース17aに入力したデータを読みとって宛先を判別する判別部17bと、判別部17bの読み取り結果に応じてデータを振り分けて各コネクタへ出力する出力インタフェース17cと、判別部17bの動作を制御する制御本体17dと、WAN接続検出部15及びLAN接続検出部16がそれぞれ接続を検出したことを確認する確認部17eとを備える。入力インタフェース17a〜制御本体17dの各部は、確認部17eの検知に応じて起動する。
図2は、本発明の実施の形態の通信回線制御装置を用いて構築した宅内ネットワークの接続の一例を示す。図2は、宅内のパーソナルコンピュータが異なる部屋で使用され、又、ブロードバンドルータ11に加えて、WAN回線に直接接続して用いられる宅内装置が、ブロードバンドルータ11とは異なる部屋で使用される場合の宅内接続の構成図である。なお、図1(a)と同じ構成については、同一の番号を付与する。
図2において、201はブロードバンドルータ11が設置される部屋、202は宅内装置としての映像受信装置23が設置されている部屋、21は部屋201と部屋202間を接続するWAN/LAN共有回線、221、222、223は複数のクライアントのパーソナルコンピュータ、23はWAN回線のデータを受信する宅内装置としての映像受信装置、24は映像受信装置23で受信した映像データを表示する映像表示装置、25はWANとしてのインターネット、26はインターネット25に接続されるISPの局終端装置、27はFTTH回線、28はユーザ宅内に設置されるFTTHの光終端装置、281はFTTH回線27に接続される光終端装置28の光インターフェース、282は光終端装置28の宅内側のWANインタフェース、29は部屋201からのWAN/LAN共有回線21に接続され、部屋202内のパーソナルコンピュータ223と及び映像受信装置23に対してデータを送受信するためのデータ送受信装置であり、例えばハブとして実現される。
なお、以下の説明においては、TCP/IPに準拠して、パーソナルコンピュータ221、222、223はユーザの設定又はブロードバンドルータ11からの割り当てにより決定されるローカルIPアドレスを有し、ブロードバンドルータ11及び映像受信装置23は、インターネット25上から互いを識別するためのグローバルIPアドレスが、ユーザの設定又は光終端装置28を提供するISP側の設定により割り当てられているものとする。
以上の構成において、通信回線制御装置10は本発明の通信回線制御装置10に相当し、ブロードバンドルータ11は本発明のルータに相当する。又、回線コネクタ121は本発明の第1の回線コネクタ部に相当し、122は第2の回線コネクタ部に相当し、123…12nは本発明の第3の回線コネクタ部に相当する。
又、WAN接続コネクタ13は本発明のWAN接続コネクタ部に相当し、LAN接続コネクタ14は本発明のLAN接続コネクタ部に相当する。又、WAN接続検出部15は本発明のWAN接続状態検出部に相当し、LAN接続検出部16は本発明のLAN接続状態検出部に相当する。又、コネクタ間接続決定部17は本発明のコネクタ間接続決定部に相当する。又、映像受信装置23は本発明の第1の通信装置に相当し、コンピュータ223は本発明の第2の通信装置に相当する。又、データ送受信装置29は本発明の接続器に相当する。
以上のような構成を有する本発明の実施の形態の通信回線制御装置の動作について以下に説明するとともに、これにより、本発明の通信回線制御方法の一実施の形態について説明を行う。
はじめに、通信回線制御装置10とブロードバンドルータ11との接続を完成する。具体的には、通信回線制御装置10のWAN接続コネクタ13とブロードバンドルータ11のWAN接続コネクタ13とをツイスト・ペア・ケーブルで接続する。次に通信回線制御装置10のLAN接続コネクタ14とブロードバンドルータ11のLAN接続コネクタ19とをツイスト・ペア・ケーブルで接続する。
上記接続が完成すると、通信回線制御装置10のWAN接続検出部15はWAN接続コネクタ13の接続状態を検出する。又、通信回線制御装置10のLAN接続検出部16はLAN接続コネクタ14の接続状態を検出する。
コネクタ間接続決定部17においては、確認部17eがWAN接続検出部15とLAN接続検出部16がともに接続状態であることを確認すると、回線コネクタ121と回線コネクタ122との間の接続を確立し、これらコネクタ間でデータの送受信を行なうようにする。
又、通信回線制御装置10の回線コネクタ122、123…12nとブロードバンドルータのLANインターフェースと接続するLAN接続コネクタ14との間の接続を確立し、これらコネクタ間でデータでデータの送受信を行なうようにする。
更に、回線コネクタ121とブロードバンドルータ11のWAN接続コネクタ18と接続するWAN接続コネクタ13と間の接続を確立し、これらコネクタ間でデータを送受信するようにする。
以上の工程により、インターネット25と、部屋201及び201に接続された各コンピュータ及び宅内装置とのデータ送受信環境が構築される。
次に、上記のように構築されたデータ送受信環境における、各パーソナルコンピュータ221〜223、映像受信装置23、及びインターネット25の相互間のデータの送受信の動作について説明する。
第一に、部屋201に設置されたコンピュータ221及び222の通信について説明する。コンピュータ221及び222同士のデータの送受信は、LAN内で行われる。このとき各コンピュータ221と222との間でのデータは、回線コネクタ123及び回線コネクタ12nのそれぞれが、コネクタ間接続決定部17で処理される。又は、LAN接続コネクタ14を介してブロードバンドルータ11で処理される。
第二に、ブロードバンドルータ11が設置されていない部屋201とは別の部屋202に設置されたパーソナルコンピュータ223又は映像受信装置23とインターネット25との間のデータの送受信について説明する。
パーソナルコンピュータ223からインターネット25へアクセスする場合、パーソナルコンピュータ223は、別の部屋201のブロードバンドルータ11を経由して、インターネット25へデータを送信する。
パーソナルコンピュータ223からインターネット25へのデータはデータ送受信装置29が受信し、部屋201の通信回線制御装置10の回線コネクタ122に接続されたWAN/LAN共有回線21に送信される。
送信されたデータは、通信回線制御装置10側で回線コネクタ122により受信され、コネクタ間接続決定部17へ入力する。コネクタ間接続決定部17においては、判別部17bが入力インタフェース17bから入力したデータに含まれるグローバルIPアドレスを参照し、当該データをブロードバンドルータ11を経由すべきデータであるとして、出力インタフェース17cを介して、ブロードバンドルータ11のLANインターフェースと接続するLAN接続コネクタ14に送信する。
データをLAN接続コネクタ19から受信したブロードバンドルータ11は、データの宛先をインターネット25向けにへ変更し(一例:IPマスカレード等によるローカルIPアドレスからグローバルIPアドレスへの変換による)、WAN接続コネクタ18から通信回線制御装置10へ送信を行う。
このデータをWAN接続コネクタ13で受信した通信回線制御装置10においては、当該データはコネクタ間接続決定部17を経由して、回線コネクタ121から光終端装置28の宅内側のWANインタフェース282へ送信される。光終端装置28は受信したデータをFTTH回線27に接続される局終端装置26の光インターフェースへ送信する。FTTH回線27からデータを受信した局終端装置26はインターネット25へデータを送信する。
次に、パーソナルコンピュータ223がインターネット25からデータ受信する場合、パーソナルコンピュータ223は、LANを経由して当該データを受信する。すなわち、インターネット25からデータを受信した局終端装置26は、FTTH回線27へデータを送信する。送信されたデータは光終端装置28の光インターフェースで受信され、宅内側のWANインタフェース282へ送信される。
WANインタフェース282から出力されたデータは、通信回線制御装置10にて回線コネクタ121で受信され、コネクタ間接続決定部17に入力される。このデータはブロードバンドルータ11を経由するべきデータであるため、コネクタ間接続決定部17においては、判別部17bはデータに含まれるグローバルIPアドレスを参照して、当該データをWAN接続コネクタ13に送信する。
当該データをWAN接続コネクタ18で受信したブロードバンドルータ11は、データの宛先をパーソナルコンピュータ223へ変更し(一例:IPマスカレード等によるグローバルIPアドレスからローカルIPアドレスへの変換による)、LAN接続コネクタ22から送信を行う。通信回線制御装置10にてLAN接続コネクタ22で受信されたデータは、コネクタ間接続決定部17を経由して回線コネクタ122からWAN/LAN共有回線21に送信される。このときコネクタ間接続決定部17においては、判別部17bはローカルIPアドレスを参照してデータを各回線コネクタにスルーさせている。
データを受信したデータ送受信装置29はパーソナルコンピュータ223へデータを送信し、パーソナルコンピュータ223はインターネット25からのデータを受信する。
以上説明したように、ブロードバンドルータ11が設置されている部屋201とは別の部屋202に設置されたパーソナルコンピュータ223とインターネット25との間のデータの送受信は、通信回線制御装置10が当該データをブロードバンドルータ11を経由させることにより実現されている。
なお、パーソナルコンピュータ223が、部屋201内のコンピュータ221又は222とデータの送受信を行うときは、コンピュータ221及び222間の場合と同様、送受信されるデータは、ブロードバンドルータ11のLAN接続コネクタ19を介して、ブロードバンドルータ11の処理によりなされる。
次に、宅内装置としての映像受信装置23がインターネット25から映像データを受信する場合の動作を説明する。
映像受信装置23が直接インターネット25から映像を受信しようとする場合、まず映像要求データをインターネット25に対して送信する。映像要求データはまずデータ送受信装置29が受信し、部屋201の通信回線制御装置10の回線コネクタ122に接続されたWAN/LAN共有回線21に送信され、コネクタ間接続決定部17に受信される。
このデータはインターネット25へ直接送信可能なデータであり、コネクタ間接続決定部17の判別部17bは入力インタフェース17aから入力したデータに含まれるグローバルIPアドレスを参照し、当該映像要求データを出力インタフェース17cを介して回線コネクタ121へ送信する。
回線コネクタ121から光終端装置28の宅内側のWANインタフェース282へ送信される。次の光終端装置28は受信したデータを光インターフェース281を介してFTTH回線27へ送信する。FTTH回線27から局終端装置26でこのデータを受信したISP側の局終端装置26はインターネット25へ送信する。
次に、上記映像要求データを受けて送信された映像データをインターネット25から受信した局終端装置26は、FTTH回線27へデータを送信する。そのデータは光終端装置28の光インターフェース281で受信され、宅内側のWANインタフェース282へ送信され、コネクタ間接続決定部17に受信される。
この映像データはインターネット25から映像受信装置23を直接宛先として指定されたデータであるため、コネクタ間接続決定部17においては、判別部17bは、映像データに含まれるグローバルIPアドレスを参照し、当該映像データを回線コネクタ122へ送信する。映像データは回線コネクタ122からWAN/LAN共有回線21を通って、データ送受信装置29に受信される。データ送受信装置29は映像受信装置23へ映像データを送信する。映像データは映像受信装置23で受信され、映像表示装置24で表示される。
以上説明したように、ブロードバンドルータ11が設置されている部屋201とは別の部屋202に設置された映像受信装置23とインターネット25との間のデータの送受信は、通信回線制御装置10が当該データを直接光終端装置28へ送受信させることにより実現されている。
一方、通信回線制御装置10のWAN接続コネクタとLAN接続コネクタの双方、又はいずれか一方がブロードバンドルータ11のLANインターフェースと接続されていない状態がWAN接続検出部15、LAN接続検出部16によって検出された場合は、コネクタ間接続決定部17は、当該非接続状態を確認部17eが確認すると、これに応じて制御本体17dが判別部17bの動作を停止させ、ブロードバンドルータ11を介したデータの送受信を停止する。この場合、回線コネクタ121から12n間で直接データの送受信を行なうようにする。
なお、上記の説明においては、通信回線制御装置10とブロードバンドルータ11の接続確認を通信回線制御装置10のWAN接続コネクタ13とブロードバンドルータ2のWAN接続コネクタ18との間、及び通信回線制御装置10のLAN接続コネクタ14とブロードバンドルータ11のLAN接続コネクタ19の間が、いずれもツイスト・ペア・ケーブルで物理的に接続されたことを、WAN接続検出部15及びLAN接続検出部16がそれぞれ検出し、コネクタ間接続決定部17の確認部17eが確認を行なうものとしたが、接続確認の方法は、これに限定されるものではない。通信回線制御装置10のWAN接続検出部15は回線コネクタ121が接続要求に対する接続応答を受信したことでWANと接続したこと、及びLAN接続検出部16は通信回線制御装置10のLAN接続コネクタ14が接続要求に対する応答を受信したことでLANと接続したことの2点で接続確認を行なうようにしてもよい。要するに、本発明のWAN接続状態検出部及びLAN接続状態検出部による各接続状態の検出方法は、その具体的な内容に限定されるものではなく、周知の各種方法を用いることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、映像受信装置23及びコンピュータ223に対し、WAN/LAN共有回線21を用いて接続した場合、接続された各装置に応じてデータの送受信先をブロードバンドルータ11側又は直接インターネット25側へと切り替えるコネクタ間接続決定部17を備えた通信回線制御装置を用いたことにより、ブロードバンドルータ11が設置された部屋201とは異なる部屋202にてこれらの装置を使用する場合でも、各部屋間は1本の回線で接続することが可能となる。
したがって、直接インターネット25とデータの送受信を行う宅内装置を導入した場合においても、余剰にWAN用配線を設置する必要や手間を省いて、容易に宅内ネットワークを構築することが可能となる。
なお、上記の説明においては、通信回線制御装置10は、複数の回線コネクタ121〜123…12nの全てがWAN/LAN共用インタフェースを備えたものであるとしたが、本発明の第1の回線コネクタ部に相当する回線コネクタ121は、インターネット25への直接接続に用いる限り、WANからのデータを送受信するWANインタフェースのみを有する回線コネクタであってもよい。又、回線コネクタ121〜123は、ブロードバンドルータ11とデータの送受信を行うLAN用の装置を接続する用途である限り、LANからのデータを送受信するWANインタフェースのみを有する回線コネクタであってもよい。
又、上記の説明においては、通信回線制御装置10は、ブロードバンドルータ11と接続するためのLAN用コネクタとして回線コネクタ123…12nを用いた構成としたが、これら回線コネクタは省略した構成としてもよい。この場合、各回線コネクタ122、123…12nに接続されていたパーソナルコンピュータ221、222はブロードバンドルータ11側に直接、又はハブ、ブリッジを介して間接的に接続することができる。要するに、本発明の回線コネクタ部は、最小限、WANインタフェースを有する第1の回線コネクタ部と、WAN/LAN共用インタフェースを有する第2の回線コネクタ部とを備えた構成であればよく、その他の回線コネクタは、設計、必要に応じて任意の種類のインタフェースを有するものを、任意の個数用いるようにすればよい。
又、本発明のルータはブロードバンドルータ11であるとしたが、所謂ブロードバンドルータに限定されるものではなく、LAN間の接続に用いられる機能を有するものであれば、接続に用いられるケーブルの種類、規格、等の具体的な構成に限定されない。したがって、本発明の通信回線制御装置の各回線コネクタ部も、ルータと接続可能なものであれば、その具体的な構成や、規格等に限定されるものではない。これにより、ツイスト・ペア・ケーブルの代わりに同軸ケーブル、電灯線等を用いた有線ネットワークや、電波や赤外線を用いた無線ネットワークにおいても、本発明を実施することが可能となる。
又、本発明の第1の通信装置としては、宅内装置としての映像受信装置23を例としたが、インターネット25のようなWANと直接通信する機能を有するものであればいかなる装置であってもよく、当該通信機能以外の機能によって限定されるものではない。同様に、本発明の第2の通信装置としては、コンピュータ223を例としたが、LANと通信する機能を有するものであればいかなる装置であってもよく、当該通信機能以外の機能によって限定されるものではない。
又、上記の説明においては、本発明の接続器であるデータ送受信装置29はハブを例としたが、第1の通信装置及び第2の通信装置を接続可能であって、通信回線制御装置の第2の回線コネクタ部と接続可能な機器であれば、その具体的な構成によって限定されない。部屋の壁に埋設して用いる態様であってもよいし、他の通信装置に内蔵されていてもよい。
又、上記の説明においては、TCP/IPに準拠して、パーソナルコンピュータ221、222、223はローカルIPアドレスを有し、グローバルIPアドレスが割り当てられているものとし、コネクタ間接続決定部17は、判別部17bがローカルIPアドレス及びグローバルIPアドレスにより出力先を判断することで接続先を決定するものとしたが、決定動作に必要な識別が可能であるならば、アドレスを割り当てるプロトコルによって本発明は限定されるものではない。又、決定動作に必要な識別が可能であるアドレスは、映像受信装置23からインターネット25へ送信を行うデータに関しては、データ送受信装置29が付加してもよい。
又、データ列に含まれるIPアドレスを識別する代わりに、erthernet等の、データリンク層内の識別子を用いて、接続先を決定するようにしてもよい。
更に、上記の説明においては、TCP/IPに準拠して、パーソナルコンピュータ221、222、223はローカルIPアドレスを有し、グローバルIPアドレスが割り当てられているものとし、コネクタ間接続決定部17はローカルIPアドレス及びグローバルIPアドレスにより接続先を決定するものとしたが、インターネット25から回線コネクタ121で受信されたデータは接続先を決定することなく、ブロードバンドルータ11のWAN接続コネクタ18と接続するWAN接続コネクタ13とWAN/LAN共有回線21に接続する回線コネクタ122に送信する構成としてもよい。
なお、本発明にかかるプログラムは、上述した本発明の通信回線制御装置の全部または一部の手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムであってもよい。
又、本発明は、上述した本発明の通信回線制御装置の全部または一部の手段の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且つ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協動して前記機能を実行する記録媒体であってもよい。
なお、本発明の上記「一部の手段」とは、それらの複数の手段の内の幾つかの手段を意味し、あるいは、一つの手段の内の一部の機能を意味するものである。
又、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であってもよい。
又、本発明のプログラムの一利用形態は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータと協働して動作する態様であってもよい。
又、記録媒体としては、ROM等も含まれる。
又、上述した本発明のコンピュータは、CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアや、OS、更に周辺機器を含むものであってもよい。
なお、以上説明した様に、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア的に実現してもよい。
本発明にかかる通信回線制御装置、及び通信回線制御方法等は、宅内ネットワーク構築を容易にする効果を有し、通信回線制御装置、及び通信回線制御方法等、例えば宅内ネットワーク環境でのインターネットへの回線と宅内のローカルのネットワークの回線との通信回線制御技術として有用である。
(a)本発明の実施の形態の通信回線制御装置及びこれに接続されるブロードバンドルータの構成図(b)コネクタ間接続決定部17の構成を模式的に示す図 本発明の実施の形態の宅内ネットワークの接続形態の一例 従来の接続形態の構成図 従来のブロードバンドルータの構成図
符号の説明
10 通信回線制御装置
11、32 ブロードバンドルータ
121、122…12n 回線コネクタ
13、18 WAN接続コネクタ
14、19 LAN接続コネクタ
15 WAN接続検出部
16 LAN接続検出部
17 コネクタ間接続決定部
17a 入力インタフェース
17b 判別部
17c 出力インタフェース
17d 制御本体
17e 確認部
201、202 部屋
21 WAN/LAN共有回線
221、222、223、311、312、313 パーソナルコンピュータ
23 映像受信装置
24 映像表示装置
25、36 インターネット
26、35 局終端装置
27、34 FTTH回線
28、33 光終端装置
281、332 光インターフェース
282 WANインタフェース
29 データ中継装置
3211、3212、3213 LANインタフェース
322 WANインタフェース
331 宅内インターフェース

Claims (12)

  1. 少なくともWAN用のデータを送受信するためのWANインタフェースを有する第1の回線コネクタ部と、
    WAN用のデータ及びLAN用のデータを送受信できるWAN/LAN共用インタフェースを有する第2の回線コネクタ部と、
    ルータのWANインターフェースと接続するWAN接続コネクタ部と、
    前記ルータのLANインターフェースと接続するLAN接続コネクタ部と、
    前記第1の回線コネクタ部と前記第2の回線コネクタ部又は前記WAN接続コネクタ部との間のデータの送受信、及び前記第2の回線コネクタ部と前記LAN接続コネクタ部との間のデータの送受信がなされるよう、前記第1の回線コネクタ部及び前記第2の回線コネクタ部との接続を決定するコネクタ間接続決定部とを備えた、通信回線制御装置。
  2. 前記第2の回線コネクタ部は、WANとデータの送受信を行う第1の通信装置、及び前記ルータが属するLANとデータの送受信を行う第2の通信装置が接続できる接続器に接続される、請求項1に記載の通信回線制御装置。
  3. 少なくともLAN用のデータを送受信するためのLANインタフェースを有する第3の回線コネクタ部と、
    前記WAN接続コネクタ部の、前記ルータの前記WANインターフェースとの接続状態を検出するWAN接続状態検出部と、
    前記LAN接続コネクタ部の、前記ルータの前記LANインターフェースとの接続状態を検出するLAN接続状態検出部とを備え、
    前記コネクタ間接続決定部は、
    前記WAN接続コネクタ部及び前記LAN接続コネクタ部のそれぞれの接続が検出された際、WANに接続する前記第1の回線コネクタ部と前記ルータのLANインターフェースに接続する前記LAN接続コネクタ部との間で送受信されるデータを、前記第2の回線コネクタ部と第3の回線コネクタ部との間で送受信されるよう決定する、請求項1に記載の通信回線制御装置。
  4. 前記コネクタ間接続決定部は、
    前記WAN接続コネクタ部及び前記LAN接続コネクタ部のそれぞれの接続の少なくとも一方が検出されない際は、前記第1の回線コネクタ部と第2の回線コネクタ間又は前記第3の回線コネクタ部との間のみでデータの送受信を行わせる、請求項3に記載の通信回線制御装置。
  5. 前記WAN接続検出部は、前記第1の回線コネクタ部が接続要求に対する接続応答を受信したことでWANと接続したことを検出することを検出し、
    前記LAN接続検出部は、前記LAN接続コネクタ部が前記接続要求に対する応答を受信したことでLANと接続したことを検出する、請求項3に記載の通信回線制御装置。
  6. 前記第3の回線コネクタ部はWAN用のデータも送受信することが可能な、請求項3に記載の通信回線制御装置。
  7. 前記第1の回線コネクタ部はLAN用のデータも送受信することが可能な、請求項1に記載の通信回線制御装置。
  8. 少なくともWAN用のデータを送受信するためのWANインタフェースを有する第1の回線コネクタ部と、WAN用のデータ及びLAN用のデータを送受信できるWAN/LAN共用インタフェースを有する第2の回線コネクタ部と、ルータのWANインターフェースと接続するWAN接続コネクタ部と、前記ルータのLANインターフェースと接続するLAN接続コネクタ部とを用い、前記第1の回線コネクタ部と前記第2の回線コネクタ部又は前記WAN接続コネクタ部との間のデータの送受信、及び前記第2の回線コネクタ部と前記LAN接続コネクタ部との間のデータの送受信がなされるよう、前記第1の回線コネクタ部及び前記第2の回線コネクタ部との接続を決定するコネクタ間接続決定工程を備えた、通信回線制御方法。
  9. 前記第2の回線コネクタ部は、WANとデータの送受信を行う第1の通信装置、及び前記ルータが属するLANとデータの送受信を行う第2の通信装置が接続できる接続器に接続される、請求項8に記載の通信回線制御方法。
  10. 少なくともLAN用のデータを送受信するためのLANインタフェースを有する第3の回線コネクタ部を用い、
    前記WAN接続コネクタ部の、前記ルータの前記WANインターフェースとの接続状態を検出するWAN接続状態検出工程と、
    前記LAN接続コネクタ部の、前記ルータの前記LANインターフェースとの接続状態を検出するLAN接続状態検出工程とを備え、
    前記コネクタ間接続決定工程は、
    前記WAN接続コネクタ部及び前記LAN接続コネクタ部のそれぞれの接続が検出された際、WANに接続する前記第1の回線コネクタ部と前記ルータのLANインターフェースに接続する前記LAN接続コネクタ部との間で送受信されるデータを、前記第2の回線コネクタ部と第3の回線コネクタ部との間で送受信されるよう決定する、請求項8に記載の通信回線制御方法。
  11. 請求項1に記載の通信回線制御装置の、前記第1の回線コネクタ部と前記第2の回線コネクタ部又は前記WAN接続コネクタ部との間のデータの送受信、及び前記第2の回線コネクタ部と前記LAN接続コネクタ部との間のデータの送受信がなされるよう、前記第1の回線コネクタ部及び前記第2の回線コネクタ部との接続を決定するコネクタ間接続決定部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。
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