JP2009267720A - 通信開始システム - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの制御装置と1つの接続装置との間で簡単に通信が開始でき、誤って別の制御装置がさらに接続されても該接続された制御装置に前記接続装置からの要求を解釈されないようにする通信開始システムを得る。
【解決手段】接続装置は、通信開始時に宛て先の制御装置が接続された通信路に識別情報登録要求の通信パケットをブロードキャスト送信し、制御装置は、識別情報登録要求の通信パケットを受信したとき、該通信パケットに付与されている識別情報を1対1識別情報記憶手段に格納するとともに、以降受信するブロードキャスト送信された通信パケットのうち、1対1識別情報記憶手段に格納されている識別情報と同じ識別情報が付与されている通信パケットだけを選別して自装置に受け付ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、制御装置と接続装置との間で、自装置の識別情報を添付してブロードキャスト送信できる機能を有する通信方法を用いた通信を確立する通信開始システムに関するものである。
従来から、プログラマブルコントローラ(以下、単にPLCという)などの制御装置と、該制御装置を設定するパソコンやプログラマブル表示器などの接続装置との間を接続する接続方法には、必要な設定を極力少なくし、出来るだけ簡単な方法を採用するように、ユーザ側から要望されている。
一方、ブロードキャスト送信機能を有する通信方法を用いると、送信元および送信先の装置は互いのアドレスを示すアドレス情報を知らなくても通信ができる。例えば、イーサネット(登録商標)を利用するUDP/IPによれば、パケットの送信元の装置は、宛て先の装置のIPアドレスを知らなくても、宛て先のIPアドレスを255.255.255.255に設定してパケットを送信すると、該パケットはルーターを越えない範囲のイーサネット(登録商標)ネットワークで接続されている全ての装置に受信される。制御装置と接続装置との間で通信を行う際、一本のケーブルで接続し、このようなブロードキャスト送信に対応した通信方法で1対1通信ができると、相手装置の識別情報(UDP/IPプロトコルの場合は宛て先のIPアドレス)を調べて指定する設定を行うことなくデータを送受信できるので、非常に便利である。
これに関連する技術として、UDP/IPのブロードキャスト送信機能を利用する技術として、エンジニアリングツールは同一ネットワークに接続する全てのノードに対して情報収集コマンドをブロードキャスト通信し、PLCは受信した情報収集コマンドに対し、自局の機器情報及びIPアドレスをレスポンスとして返信し、エンジニアリングツールは受信したレスポンスに基づいて接続先のPLCを設定する接続技術が特許文献1に開示されている。
特開2007−243825号公報
しかしながら、制御装置と接続装置との間を一本のケーブルで接続し、ブロードキャスト通信プロトコルで通信する方法においては、例えばイーサネット(登録商標)ケーブルにスイッチングハブなどの分岐装置を使用してケーブルの延長などを行っている場合、ユーザが誤って複数台の制御装置を接続してしまうケースが考えられる。この場合、接続装置から送信されるコマンドが接続されている全ての制御装置に受信されて解釈されてしまうという問題があった。
上記特許文献1の技術は、複数のPLCと複数のエンジニアリングツールが接続されているネットワーク上でも1対1通信を行うことができるようにするためのものであり、上記した問題を防止できるが、収集したIPアドレスから相手先のIPアドレスを指定する設定が必要になるので、ユーザが要望する簡単な接続方法とは言いがたいものであった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、1つの制御装置と1つの接続装置との間で簡単に通信が開始でき、誤って別の制御装置がさらに接続されても該制御装置に前記接続装置からの要求を解釈されないようにする通信開始システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御装置と該制御装置の設定を行う接続装置との間で送信元の装置の識別情報を付与した通信パケットをブロードキャスト送信する通信方式を用いて1対1通信を行う通信開始システムであって、前記接続装置は、通信開始時に宛て先の制御装置が接続された通信路に識別情報登録要求の通信パケットをブロードキャスト送信する1対1通信確立手段を備え、前記制御装置は、1つの接続装置の識別情報を格納する1対1識別情報記憶手段と、前記識別情報登録要求の通信パケットを受信したとき、該通信パケットに付与されている識別情報を前記1対1識別情報記憶手段に格納するとともに、以降受信するブロードキャスト送信された通信パケットのうち、前記1対1識別情報記憶手段に格納されている識別情報と同じ識別情報が付与されている通信パケットだけを選別して自装置に受け付ける通信コマンド解析手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、1つの制御装置と1つの接続装置との間で簡単に通信が開始でき、誤って別の制御装置がさらに接続されても該接続された制御装置に前記接続装置からの要求を解釈されないようにする通信開始システムを得ることができる。
以下に、本発明にかかる接続システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
以下の説明においては、制御装置の一例としてPLCを、該PLCに接続する接続装置の一例としてパソコンを、使用することとして説明する。また、PLCとパソコン間の接続は、イーサネット(登録商標)ケーブルで接続し、UDP/IPをブロードキャスト送信用の通信プロトコルとして使用することとする。まず、PLCとパソコンとの間をイーサネット(登録商標)ケーブルで接続し、UDP/IPのブロードキャスト送信機能を用いてパソコンからPLCの設定を行うための要求コマンドを送信し、PLCから該要求コマンドに対する応答を同様にUDP/IPのブロードキャスト送信機能を利用して送信する通常の接続例を説明する。図1は、この例を説明する図である。
図1において、パソコン1とPLC2との間がイーサネット(登録商標)ケーブル3で物理的に1対1に接続されている。パソコン1およびPLC2は、夫々予め、m.m.m.m、k.k.k.kのIPアドレスが割り当てられているとする。パソコン1は、宛て先IPアドレスを、UDP/IPにおいてブロードキャスト送信を行うための決め事として255.255.255.255とし、宛て先ポートを予め指定されているポートとして例えば5008とし、自パソコン1の識別情報である送り元IPアドレス、送り元ポートとしてm.m.m.mとポート番号nとをヘッダに付与した要求コマンドのUDPパケットを送信する。
該要求コマンドのUDPパケットは、ブロードキャスト送信されたものなので、イーサネット(登録商標)ケーブル3で接続されているPLC2に受信される。該要求コマンドを受信したPLC2はこの要求コマンドに対応する処理を行い、該要求コマンドのUDPパケットに対する応答として、同様に宛て先IPアドレスと宛て先ポートとを夫々255.255.255.255、5008とし、送り元IPアドレスと送り元ポートとを夫々k.k.k.k、ポート番号nとしたヘッダを付与した応答のUDPパケットをブロードキャスト送信し、パソコン1は同様に該UDPパケットを受信する。
このように、イーサネット(登録商標)ケーブルで物理的に1対1接続されている場合、相手装置が1つしかないので、ブロードキャスト送信により接続した一台の相手装置にパケットを送信することができる。しかしながら、このように1対1接続しているイーサネット(登録商標)ケーブル3に、例えば分岐装置などを利用してさらに別のPLCが誤って接続されると、該接続されたPLCもブロードキャスト送信された要求コマンドおよび応答のUDPパケットを受信してしまい、該要求コマンドに対応する処理を行ってしまう。また、誤って別のパソコンが接続され、該接続されたパソコンから要求コマンドがブロードキャスト通信のUDPパケットで送信されると、PLC2は該要求コマンドに対応した処理を行ってしまう。
本実施の形態の通信開始システムは、パソコン1とPLC2とが1対1の接続を確立しているイーサネット(登録商標)ケーブルに誤って別のPLCが接続されても、該誤って接続されたPLCはパソコン1からの要求コマンドを受け付けないようにすることが主たる特徴となっている。
このような特徴を実現する本実施の形態の接続システムの機能構成を説明する。図2は、本実施の形態の通信開始システムの構成を説明する図である。
図2において、本実施の形態にかかる通信開始システム1000は、図1の構成と同様に、パソコン1とPLC2とがイーサネット(登録商標)ケーブル3で接続された構成となっている。
パソコン1は、イーサネット(登録商標)ケーブル3を通してUDP/IPによる通信を行うイーサネット(登録商標)通信部11と、図示しない記憶部に記憶されているプログラムが図示しない制御部によって実行されてPLC2の設定を行う動作を実現するPLC設定プログラム部12と、を備える。
さらに、PLC設定プログラム部12は、PLC2の設定を行うコマンドである要求コマンドを送信する前に、IPアドレス登録確認コマンドおよびIPアドレス登録コマンドのUDPパケットをイーサネット(登録商標)通信部11を介してブロードキャスト送信し、PLC2と1対1の通信を確立する1対1通信確立部121を有する。
パソコン1は、上記説明した機能部のほかに通常の一般的なパソコンが備える、例えば入力部および表示部のヒューマンマシンインターフェースなど、他の機能部を備えるようにしてもよいが、本実施の形態におけるパソコン1の本質から外れるので、説明を省略している。
PLC2は、イーサネット(登録商標)ケーブル3を通してUDP/IPによる通信を行う通信インターフェースであるイーサネット(登録商標)通信部21と、SRAMなどの記憶装置で構成され、自PLC2との通信が確立されたパソコン1のIPアドレスを格納する1対1IPアドレス格納部22と、通信コマンド解析部23と、制御部24とをさらに備える。
通信コマンド解析部23は、イーサネット(登録商標)通信部21がブロードキャスト送信されたUDPパケットを受信したとき、該UDPパケットが示す各種コマンドを解析し、IPアドレス登録確認処理を行う。すなわち、受信したUDPパケットがIPアドレス登録確認コマンドであった場合、1対1IPアドレス格納部22にIPアドレスが格納されているか否かを判断し、格納されている場合、イーサネット(登録商標)通信部11にIPアドレス登録済応答を示すUDPパケットをブロードキャスト送信させる。格納されていない場合、IPアドレス未登録応答を示すUDPパケットをブロードキャスト送信させる。
また、通信コマンド解析部23は、1対1IPアドレス格納部22にIPアドレスが格納されていない状態でIPアドレス登録コマンドのUDPパケットを受信すると、IPアドレス登録処理を行う。すなわち、通信コマンド解析部23は、受信したIPアドレス登録コマンドのUDPパケットのヘッダに記述されている送信元の装置のIPアドレスを1対1IPアドレス格納部22に格納する。つまり、パソコン1からIPアドレス登録コマンドが送信されてくると、通信コマンド解析部23は、パソコン1のUDPパケットのヘッダに記述されているパソコン1のIPアドレスを格納する。
また、通信コマンド解析部23は、自PLC2を設定する要求コマンドのUDPパケットを受信した場合、該UDPパケットの送信元のIPアドレスと1対1IPアドレス格納部22に格納されているIPアドレスとが等しいか否かを判定し、等しい場合、該受信した要求コマンドを制御部24に入力する。UDPパケットの送信元のIPアドレスと1対1IPアドレス格納部22に格納されているIPアドレスとが異なる場合、IPアドレス登録コマンドを送信してきたパソコン1とは異なるパソコン、すなわち誤って接続されたパソコンからの要求コマンドであるので、通信コマンド解析部23は、該要求コマンドに対する応答として、イーサネット(登録商標)通信部21にエラー応答をUDPパケットでブロードキャスト送信させる。
制御部24は、自PLC2が産業用機械などの図示しない外部装置の制御を行うための制御信号の算出と自PLC2の全般的な制御とを実行する他、通信コマンド解析部23から入力された自PLC2を設定する要求コマンドに対応する処理である通信コマンド処理を行い、該通信コマンド処理結果の応答をイーサネット(登録商標)通信部21を介してブロードキャスト送信する。
次に、このように構成される本実施の形態の通信開始システム1000の動作を説明する。以下に説明する各動作にてパソコン1とPLC2との間に送受信される各種コマンドおよび応答は、全てUDP/IPのブロードキャスト送信機能を利用したパケットで送受信されるものである。まず、パソコン1とPLC2とがイーサネット(登録商標)ケーブル3で1対1に接続され、パソコン1がPLC2の設定を行うためにPLC設定プログラム部12を起動したときのパソコン1の動作を説明する。図3は、該動作を説明するフローチャートである。
図3において、まず、1対1通信確立部121は、IPアドレス登録確認コマンドを送信し、接続されているPLC2から応答を受信する(ステップS1)。そして、1対1通信確立部121は、応答がIPアドレス未登録応答であったか否かを判定する(ステップS2)。IPアドレス未登録応答であった場合(ステップS2、Yes)、1対1通信確立部121は、IPアドレス登録コマンドを送信し、PLC2からIPアドレス登録完了応答を受信する(ステップS3)。以上の動作にてパソコン1とPLC2との通信が確立され、以降は、PLC設定プログラム部12がPLC2の設定を行う要求コマンドを送信し、その都度応答を受信する(ステップS4)。
すでにパソコン1とPLC2との間に通信が確立されているイーサネット(登録商標)ケーブル3に、分岐装置などを用いて本実施の形態のパソコン1と同じ構成のパソコンを誤って接続し、PLC設定プログラム部12を起動したとき、1対1通信確立部121は、ステップS1にてIPアドレス登録確認コマンドを送信し、PLC2からIPアドレス登録応答を受信する。すると、誤って接続されたパソコンの1対1通信確立部121は、ステップS22にて、IPアドレス未登録応答ではないと判定し(ステップS2、No)、通信エラーとなる(ステップS5)。
次に、該パソコン1と接続されているPLC2の動作を説明する。図4は、該動作を説明するフローチャートである。
図4において、パソコン1とPLC2との通信が開始されるとき、PLC2の通信コマンド解析部23は、パソコン1から送信されてくるIPアドレス登録コマンドを受信すると、1対1IPアドレス格納部22を参照し、IPアドレスが格納されていない場合はIPアドレス未登録応答を送信し、格納されている場合はIPアドレス未登録済応答を送信する、IPアドレス登録確認処理を実行する(ステップS11)。そして、1対1IPアドレス格納部22にIPアドレスが格納されていない場合において、続いて送信されてくるIPアドレス登録コマンドを受信すると、通信コマンド解析部23は、該IPアドレス登録コマンドの送信元のIPアドレスを1対1IPアドレス格納部22に格納し、IPアドレス登録完了応答を送信する、IPアドレス登録処理を実行する(ステップS12)。
これにより、IPアドレス登録確認コマンドおよびIPアドレス登録コマンドを送信したパソコン1とIPコマンド登録完了応答を送信したPLC2との間に1対1の通信が確立される。誤って接続された途中参加のパソコンがある場合は、すでにステップS12にて別のパソコンのIPアドレスが1対1IPアドレス格納部22に登録された状態となっているので、該途中参加のパソコンは、ステップS1にてIPアドレス登録済応答を受信し、通信エラーとなる。
続いて、PLC2が要求コマンドを受信すると(ステップS13)、通信コマンド解析部23は、該要求コマンドの送信元のIPアドレスが1対1IPアドレス格納部22に格納されているIPアドレスと等しいか否かを判定する(ステップS14)。等しい場合(ステップS14、Yes)、通信コマンド解析部23は、該受信した要求コマンドはすでに接続が確立されたパソコン1から送信された要求コマンドであると解釈し、該要求コマンドを制御部24に入力し、制御部24は入力された要求コマンドに対する処理である通信コマンド処理を実行する(ステップS15)。そして制御部24は応答をイーサネット(登録商標)通信部21を介して送信し(ステップS16)、ステップS13に移行する。
ステップS14にて、要求コマンドの送信元のIPアドレスが1対1IPアドレス格納部22に格納されているIPアドレスと異なる場合(ステップS14、No)、通信コマンド解析部23は、該要求コマンドを受信した自PLC2は、該要求コマンドを送信したパソコン1との間に通信が確立されていないと解釈し、エラー応答を送信する(ステップS17)。すなわち、該要求コマンドを受信した自PLC2は、他のPLC2とパソコン1との間ですでに通信が確立されたイーサネット(登録商標)ケーブル3に誤って接続されたPLCであるということになり、その場合は受信した要求コマンドを受け付けない。したがって、誤って接続されたPLC2は、受信した要求コマンドに対する通信コマンド処理を行わない。
なお、以上の説明においては、PLCとパソコンとの間でイーサネット(登録商標)を利用したUDP/IPを使用する場合について説明したが、本発明の実施の形態の適用範囲はこれに限らず、制御装置と接続装置との間で自装置の識別情報を添付してブロードキャスト送信できる機能を有する通信方法を使用する通信システムに広く適用できるものである。すなわち、制御装置はPLC以外のものであってもよい。また、接続装置としては、制御装置を設定する装置であれば、パソコン以外の装置であってよく、例えばプログラマブル表示器であってもよい。また、通信方法はイーサネット(登録商標)を利用したUDP/IPに限る必要はなく、ブロードキャスト送信機能を有し、通信内容に自装置の識別情報を添付する通信方法であれば種類は問わない。また、物理的な接続規格は、該通信方法が実現できるような接続規格であればイーサネット(登録商標)に限る必要はない。
このように、本実施の形態によれば、ブロードキャスト送信機能を有する通信方法によって制御装置と接続装置との間で簡単に1対1の通信が開始でき、かつ既に1対1の通信が確立された制御装置と接続装置との間の通信路に別の制御装置が接続されても、該接続された制御装置は接続装置からの要求を受け付けないように構成したので、1つの制御装置と1つの接続装置との間で簡単に通信が開始でき、誤って別の制御装置がさらに接続されても該制御装置に前記接続装置からの要求を解釈されないようにする効果が得られる。また、前記通信路に別の接続装置が接続され、該接続された接続装置から通信の開始の要求が送信されても、該接続された接続装置との通信が確立されないように構成したので、誤って別の接続装置が接続されても、該接続装置からは制御装置が受け付け可能なコマンドを送信できないという効果が得られる。
以上のように、本発明にかかる通信開始システムは、制御装置と接続装置との間で、自装置の識別情報を添付してブロードキャスト送信できる機能を有する通信方法を用いた通信を確立する通信開始システムに適用して好適である。
パソコンとPLCとの間でUDP/IPのブロードキャスト送信機能を利用して通信する例を説明する図である。 本実施の形態の通信開始システムの機能構成を説明する図である。 本実施の形態の通信開始システムにおけるパソコンの動作を説明するフローチャートである。 本実施の形態の通信開始システムにおけるPLCの動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 パソコン
2 PLC
3 イーサネット(登録商標)ケーブル
11 イーサネット(登録商標)通信部
12 PLC設定プログラム部
21 イーサネット(登録商標)通信部
22 1対1IPアドレス格納部
23 通信コマンド解析部
24 制御部
121 1対1通信確立部
1000 通信開始システム

Claims (2)

  1. 制御装置と該制御装置の設定を行う接続装置との間で送信元の装置の識別情報を付与した通信パケットをブロードキャスト送信する通信方式を用いて1対1通信を行う通信開始システムであって、
    前記接続装置は、通信開始時に宛て先の制御装置が接続された通信路に識別情報登録要求の通信パケットをブロードキャスト送信する1対1通信確立手段を備え、
    前記制御装置は、
    1つの接続装置の識別情報を格納する1対1識別情報記憶手段と、
    前記識別情報登録要求の通信パケットを受信したとき、該通信パケットに付与されている識別情報を前記1対1識別情報記憶手段に格納するとともに、以降受信するブロードキャスト送信された通信パケットのうち、前記1対1識別情報記憶手段に格納されている識別情報と同じ識別情報が付与されている通信パケットだけを選別して自装置に受け付ける通信コマンド解析手段と、
    を備えることを特徴とする通信開始システム。
  2. 前記通信コマンド解析手段は、
    接続装置によりブロードキャスト送信された識別情報登録確認要求の通信パケットを受信したとき、前記1対1識別情報記憶手段に識別情報が格納されているか否かを判断し、格納されていないと判断した場合、識別情報未登録応答の通信パケットをブロードキャスト送信し、
    前記1対1通信確立手段は、
    通信開始時に、前記識別情報登録確認要求の通信パケットをブロードキャスト送信し、前記宛て先の制御装置の通信コマンド解析手段から前記識別情報未登録応答の通信パケットを受信した後、前記識別情報登録要求をブロードキャスト送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信開始システム。
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