JP2009044442A - 録画装置および録画予約方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】録画データのメタデータを効率よく利用することができる録画装置および録画予約方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る録画装置10は、CPU11、RAM12、ROM13、ネットワーク接続部14、チューナ15、入力装置16、表示装置17、クロック生成部18および記憶部群20を有する。CPU11は、ROM13内に記憶されたプログラムに従って、録画装置10の処理動作を制御する。CPU11は、ROM13内に記憶された録画予約プログラムおよびプログラムの実行のために必要なデータを、RAM12へロードし、録画予約プログラムに従って、録画データのメタデータを利用して録画予約情報および録画データを編集する処理を実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、設定された録画予約情報にもとづいて録画を行う録画装置および録画予約方法に関する。
放送される番組の録画を行う録画装置には、設定された録画予約情報にもとづいて録画を行うことができるものが多い。録画予約情報は、現在時刻以降に録画する番組について、例えば、録画に必要な日時などの情報を内容とする。このため、録画済みの番組に関する録画予約情報は、一般に、録画が完了すると削除される。したがって、録画済みの番組と、同一の曜日、開始時刻、終了時刻およびチャンネルなどの番組を、新たに録画予約する際にも、改めて録画予約情報を作成しなおす必要がある。
従来、この種の録画予約情報の設定を支援する技術に、特開9−312044号公報(特許文献1)に開示されたものがある。
この特開9−312044号公報(特許文献1)に開示された磁気記録再生装置は、録画予約情報にもとづいて番組の録画を行う際に、録画データの属性を内容とするデータ(録画データのメタデータ)を記憶しておく記憶手段を備える。この記憶手段は、録画予約情報の一覧表示用の記憶手段であり、現在時刻以降に録画すべき番組に関する録画予約情報(録画する日付や曜日、開始時刻、終了時刻、チャンネルなど)に加え、録画データのメタデータ(録画された日付や曜日、開始時刻、終了時刻、チャンネルなど)も記憶しておくようになっている。
録画データのメタデータは、録画予約情報の生成に利用される。また、録画予約情報の一覧は、録画予約情報の一覧表示用の記憶手段に記憶された内容にもとづいて表示される。このため、録画予約情報の一覧には、現在時刻以降に録画すべき番組に関する録画予約情報に加え、録画データのメタデータを利用して生成される、録画済みの番組に関する録画予約情報も表示される。
したがって、この磁気記録再生装置によれば、録画済みの番組と同一の曜日、開始時刻、終了時刻およびチャンネルなどの番組を新たに録画予約する際に、ユーザは、録画予約情報の一覧表示からこの録画済みの番組に関する録画予約情報を選択するだけで、録画予約操作を完了することができるようになっている。
特開平9−312044号公報
ところで、最近、録画予約設定にもとづいて録画を行う録画装置として、HDD/DVDレコーダや、テレビチューナを備えたパーソナルコンピュータなどが利用されるようになってきた。これらの録画装置で利用される録画データを記憶する記憶装置は、大容量化が進んでおり、多数の録画データを記憶することが可能になってきた。この記憶装置の大容量化にともない、設定可能な録画予約情報の数も増加している。
一方、従来の録画予約情報の設定を支援する技術では、録画データのメタデータは、録画予約情報の一覧表示用の記憶装置に記憶される。このため、従来の技術では、任意の録画データのメタデータのみを利用して録画予約情報を生成するなど、録画データのメタデータを効率よく利用することが難しい。従来の技術では、現在時刻以降に録画すべき番組および録画済みの番組に関する録画予約情報が全て一覧に表示されてしまうため、一覧表示される録画予約情報の数は、録画された番組の増加にともない、増加してしまう。
したがって、従来の技術では、録画済みの番組と同一の曜日、開始時刻、終了時刻およびチャンネルなどの番組を新たに録画予約する際、ユーザは、一覧表示される膨大な数の録画予約情報から所望の録画予約情報を探さなければならず、非常に煩雑な作業を要求される。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、録画データのメタデータを効率よく利用することができる録画装置および録画予約方法を提供することを目的とする。
本発明に係る録画装置は、上述した課題を解決するために、録画データに関連付けられた前記録画データの属性を内容とするメタデータを利用する録画装置であって、録画予約情報にもとづいて、前記録画を実行する録画処理手段と、前記録画データの一覧画像を生成して表示させる録画リスト表示制御手段と、前記録画リスト表示制御手段により表示された録画データのうちの少なくとも1つの録画データを選択するための選択手段と、前記選択手段により選択された録画データのメタデータを取得する選択メタデータ取得手段と、前記選択手段により選択された録画データのメタデータにもとづいて、新規に録画予約情報を生成する予約情報生成手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る録画予約方法は、上述した課題を解決するために、録画データに関連付けられた前記録画データの属性を内容とするメタデータを利用する録画予約方法であって、録画予約情報にもとづいて、前記録画を実行するステップと、前記録画データの一覧画像を生成して表示させるステップと、前記一覧画像として表示された録画データのうちの少なくとも1つの録画データの選択を受けるステップと、選択された該録画データのメタデータを取得するステップと、選択された該録画データのメタデータにもとづいて、新規に録画予約情報を生成するステップと、を有することを特徴とする方法である。
本発明に係る録画装置および録画予約方法によれば、録画データのメタデータを効率よく利用することができる。
本発明に係る録画装置および録画予約方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る録画装置の一実施形態を示す概略的な全体構成図である。
録画装置10は、CPU11、RAM12、ROM13、ネットワーク接続部14、チューナ15、入力装置16、表示装置17、クロック生成部18および記憶部群20を有する。
CPU11は、ROM13内に記憶されたプログラムに従って、録画装置10の処理動作を制御する。CPU11は、ROM13内に記憶された録画予約プログラムおよびプログラムの実行のために必要なデータを、RAM12へロードし、録画予約プログラムに従って、録画データのメタデータを利用して録画予約情報および録画データを編集する処理を実行する。
なお、本実施形態において、録画データとは、録画済み番組の映像データおよび音声データをいうものとする。また、録画データのメタデータとは、録画データに対応する録画済み番組について、少なくとも録画された日付または曜日、録画の開始時刻、終了時刻およびチャンネルの情報を含むほか、録画画質、タイトル名(番組名など)の情報を含むものとする。
CPU11は、録画予約プログラムによって、少なくとも録画処理部、録画リスト表示制御部、録画データ選択判定部、メニュー表示制御部、メニュー選択判定部、予約情報編集処理部、同一番組編集処理部、各種処理実行部および選択メタデータ取得部として機能する。
録画処理部は、録画予約情報にもとづいて録画を実行し、録画データとこの録画データのメタデータとを関連付けて、録画ファイル記憶部23に記憶させる機能を有する。録画処理部は、時刻判定部、メタデータ収集部、録画実行部、録画ファイル書込み部、繰り返し指定判定部、予約情報削除部、緊急録画判定部および終了指示判定部を有する。
予約情報編集処理部は、録画データのメタデータを利用して録画予約情報(少なくとも録画すべき日付(曜日を含む)、録画の開始時刻、終了時刻およびチャンネルの情報を含むほか、録画画質の情報を含む)を編集する機能を有する。予約情報編集処理部は、同一予約情報判定部、同一予約情報抽出部、予約情報リスト表示制御部、予約情報編集受付部および予約情報生成部を有する。
同一番組編集処理部は、録画データのメタデータを利用して録画データを編集する機能を有する。同一番組編集処理部は、同一番組判定部、同一番組抽出部、同一番組リスト表示制御部、指示判定部および一括処理部を有する。
この各部は、RAM12の所要のワークエリアを、データの一時的な格納場所として利用する。なお、この機能実現部は、CPU11を用いることなく回路などのハードウエアロジックによって構成してもよい。
RAM12は、CPU11が実行するプログラムおよびデータを一時的に格納するワークエリアを提供する。
ROM13は、録画装置10の起動プログラム、録画予約プログラムや、これらのプログラムを実行するために必要な各種データを記憶する。
なお、ROM13は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、CPU11により読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有し、ROM13内のプログラムおよびデータの一部または全部は電子ネットワークを介してダウンロードされるように構成してもよい。
ネットワーク接続部14は、ネットワークの形態に応じた種々の情報通信用プロトコルを実装する。ネットワーク接続部14は、この各種プロトコルに従って録画装置10と他の電気機器とを接続する。この接続には、電子ネットワークを介した電気的な接続などを適用することができる。ここで電子ネットワークとは、電気通信技術を利用した情報通信網全般を意味し、LAN(Local Area Network)やインターネット網のほか、電話通信回線網、光ファイバ通信ネットワーク、ケーブル通信ネットワークおよび衛星通信ネットワークなどを含む。
チューナ15は、テレビジョン放送信号1を受信し、放送される番組の映像データ、音声データおよびEPG(Electronic Program Guide)データなどを受信する。EPG(電子番組表)データは、番組開始日時および終了日時、番組名、チャンネル、番組内容、ジャンル名、出演者などの、番組に関する情報を内容とし、地上波デジタル放送やインターネットにより配信されている。録画装置10のCPU11は、このEPGデータにもとづき、表示装置17にEPG画像を表示する。
入力装置16は、たとえば録画装置10の筐体外面に設けられるハードキー、リモートコントローラ、キーボードなどの一般的な入力装置により構成され、ユーザの操作に対応した操作入力信号をCPU11に出力する。
表示装置17は、たとえば液晶ディスプレイやCRTディスプレイなどの一般的な表示出力装置により構成され、CPU11の制御に従って、録画予約情報の一覧、録画データの一覧およびEPGなどの、各種画像を表示する。
クロック生成部18は、所定の周波数で電気信号を出力し、この信号をCPU11に与える。CPU11は、クロック生成部18の出力信号を監視し、現在時刻(所定の基準時刻からの経過時間)を取得することができる。
記憶部群20は、EPGデータ記憶部21、録画予約情報記憶部22および録画ファイル記憶部23を有する。
EPGデータ記憶部21は、放送局がテレビジョン放送信号1にEPGデータを多重して送信している場合、チューナ15が受信したEPGデータを格納する。また、EPGデータがインターネット配信されている場合は、ネットワーク接続部14を介してEPGサーバデータベース30から取得したEPGデータを格納する。
図2は、録画予約情報の一覧画像の一例を示す説明図である。図2の録画予約情報の一覧画像は、2007年7月14日(土)19時32分において設定されている録画予約情報のうち、7月15日(日)から7月20(土)までの一週間分の録画予約情報について、抜粋して例示したものである。
録画予約情報記憶部22は、録画予約情報(少なくとも録画すべき日付(曜日を含む)、録画の開始時刻、終了時刻およびチャンネルの情報を含むほか、録画画質の情報を含む)を記憶する。
この録画予約情報記憶部22に記憶されている録画予約情報にもとづいて、CPU11は、図2に示す録画予約情報の一覧画像を作成し、表示装置17に表示させる。図2には、録画予約情報の一覧画像の項目として、録画予定日(曜日含む)、開始時刻、終了時刻、チャンネルおよび画質を表示させる場合の例について示した。
図2に示すように、連続ドラマBおよび連続ドラマEに対応する録画予約情報は、毎週所定の曜日に録画すべき内容となっている。この場合、ユーザの利便性を考慮し、録画予定日に「毎週」の文字が記載されるようにするとよい。所定の周期(毎週や毎日など)で繰り返し録画すべき番組に対応する録画予約情報は、録画が実行された後も、維持される。一方、バラエティA、ドラマCおよび連続ドラマDに対応する録画予約情報は、それぞれ、設定された録画予定日に録画が行われた後、削除される。
図3は、録画データの一覧画像の一例を示す説明図である。図3の録画データの一覧画像は、2007年7月21日(土)10時16分(図2の約1週間後)において録画ファイル記憶部23に記憶されている録画データのうち、図2で例示した録画予約情報にもとづき録画された番組に関する録画データのみを、抜粋して例示したものである。
録画ファイル記憶部23は、録画データと、この録画データのメタデータ(少なくとも録画された日付または曜日、録画の開始時刻、終了時刻およびチャンネルの情報を含むほか、録画画質、タイトル名の情報を含む)とを、関連付けて記憶する。なお、本実施形態では、録画データおよびこの録画データのメタデータを総称して、録画ファイルという。録画ファイル記憶部23には、録画済みの番組の数だけ、録画ファイルが記憶される。
この録画ファイル記憶部23に記憶されている録画データのメタデータにもとづいて、CPU11は、図3に示す録画データの一覧画像を作成し、表示装置17に表示させる。図3には、録画データの一覧画像の項目として、録画日(曜日ふくむ)、チャンネル、タイトル名および画質を表示させる場合の例について示した。
録画データの一覧画像に表示されるタイトル名としては、EPGデータ記憶部21に記憶されている番組名を用いることができる。また、ユーザにより入力装置16を介して入力されたタイトル名を用いてもよい。
図4は、録画予約情報の一覧画像の他の例を示す説明図である。図4の録画予約情報の一覧画像は、2007年7月21日(土)10時16分(図3と同時刻)において設定されている録画予約情報のうち、図2に示した録画予約情報に関連するものについて、抜粋して例示したものである。
図2に示した録画予約情報が実行され、図3に示した録画データが取得された結果、図4に示すように、図2に示した録画予約情報のうち、所定の周期(毎週や毎日など)で繰り返し録画すべき番組に対応する録画予約情報のみが、維持されることになる。
なお、録画予約情報記憶部22および録画ファイル記憶部23は、外部の記憶装置を利用してもよい。この場合、録画装置10のCPU11は、ネットワーク接続部14を介して外部の記憶装置を制御し、録画予約情報、録画データおよび録画データのメタデータの読み出しおよび書込み処理を行う。
EPGサーバデータベース30は、EPGサーバがインターネット配信するEPGデータを保存している。
次に、本実施形態に係る録画装置10の動作の一例について説明する。
図5は、図1に示す画像装置のCPU11により、録画データのメタデータを利用して録画予約情報および録画データを編集する処理を実行する際の手順を示すフローチャートである。図5において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。
この手順は、録画リスト表示制御部によって録画データの一覧画像(図3参照)が表示装置17に表示された時点でスタートとなる。
まず、ステップS1において、録画データ選択判定部は、録画データの一覧から録画データが選択されたかどうかを判定する。選択された場合は、ステップS2に進む。一方、選択されない場合は、引き続き録画データが選択されたかどうかを監視する。
図6は、録画データの一覧から選択された録画データについて、操作メニューを表示した様子を示す説明図である。
ステップS2において、メニュー表示制御部は、録画データの一覧から選択された録画データについて、この選択された録画データに関する各種処理の選択肢を操作メニューとして表示する。ユーザは、入力装置16を介して操作メニューの選択肢を選択することにより、各種処理を実行すべき指示を録画装置10に与えることができる。図6に示すように、操作メニューの選択肢には、録画データのメタデータを利用する処理の選択肢として、‘予約情報の編集’および‘同一番組の編集’が含まれる。
次に、ステップS3において、メニュー選択判定部は、ユーザにより入力装置16を介して‘予約情報の編集’が選択されたかどうかを判定する。‘予約情報の編集’が選択された場合、ステップS4に進む。一方、選択されていない場合、ステップS5に進む。
次に、ステップS4において、予約情報編集処理部は、メニュー選択判定部から‘予約情報の編集’が選択された旨の情報を受け、録画予約情報の一覧画像を表示して、選択された録画データのメタデータを利用して録画予約情報を編集する処理を実行して、録画データのメタデータを利用して録画予約情報および録画データを編集する処理を実行する一連の手順は終了となる。
一方、ステップS5において、メニュー選択判定部は、ユーザにより入力装置16を介して‘同一番組の編集’が選択されたかどうかを判定する。‘同一番組の編集’が選択された場合、ステップS6に進む。一方、選択されていない場合、ステップS7に進む。
次に、ステップS6において、同一番組編集処理部は、メニュー選択判定部から‘同一番組の編集’が選択された旨の情報を受け、録画ファイル記憶部23を検索し、選択された録画データのメタデータと、同一のメタデータに関連付けられた録画データ(同一録画データ)を抽出する。そして、同一録画データの一覧画像(同一番組の一覧画像)を表示して、同一録画データの全削除などの編集処理を実行して、一連の手順は終了となる。
なお、本実施形態において、同一のメタデータとは、録画時間帯が少なくとも一部重複し、チャンネルが同一であり、かつ同一の曜日または同一のタイトル名を含むメタデータをいう。
次に、ステップS7において、メニュー選択判定部は、ユーザにより入力装置16を介して‘予約情報の編集’および‘同一番組の編集’を除いた他の選択肢(‘再生’、‘削除’など)が選択されたかどうかを判定する。他の選択肢が選択された場合、ステップS8に進む。一方、他の選択肢が選択されていない場合、ステップS3に戻る。
次に、ステップS8において、各種処理実行部は、メニュー選択判定部から選択された選択肢の情報を受け、選択された選択肢に応じた処理を実行して、一連の手順は終了となる。たとえば、‘再生’が選択された場合は、録画済み番組を再生し、‘削除’が選択された場合は、録画ファイル記憶部23から、録画ファイル(録画データおよびこの録画データのメタデータ)を削除して、一連の手順は終了となる。
以上の手順により、録画データのメタデータを利用して、録画予約情報および録画データを編集することができる。
続いて、録画データのメタデータを利用して、録画予約情報を編集する処理を実行する際の手順について説明する。
図7は、図5のステップS4でCPU11により実行される、録画予約情報の編集処理の手順を示す、サブルーチンフローチャートである。図7において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。
ステップS41において、選択メタデータ取得部は、図5のステップS2で選択された録画データについて、この録画データのメタデータを録画ファイル記憶部23から読み出し、同一予約情報判定部に与える。
次に、ステップS42において、同一予約情報判定部は、選択メタデータ取得部から受けたメタデータと、同一の曜日を含み、録画時間帯が少なくとも一部重複し、かつチャンネルが同一である録画予約情報(以下、同一予約情報という)が、録画予約情報記憶部22に記憶されているかどうか判定する。同一予約情報が記憶されている場合は、ステップS43に進む。一方、同一予約情報が記憶されていない場合は、ステップS46に進む。
次に、ステップS43において、同一予約情報抽出部は、録画予約情報記憶部22から、同一予約情報(選択された録画データのメタデータと同一の曜日を含み、録画時間帯が少なくとも一部重複し、かつチャンネルが同一である録画予約情報)を抽出する。
この結果、選択された録画データに対応する録画済みの番組と関連する番組の録画予約情報を抽出することができる。なお、本実施形態においては、所定の周期(毎週や毎日など)で放送される番組どうし(同一のシリーズ番組に属する番組どうし)に対して、番組が関連するというものとする。
次に、ステップS44において、予約情報リスト表示制御部は、抽出された同一予約情報が選択された状態で録画予約情報の一覧画像を作成し、表示装置17に表示させる。このとき、さらに、同一予約情報に関する操作メニューが表示されるようにしてもよい。
次に、ステップS45において、予約情報編集受付部は、ユーザにより入力装置16を介して、録画予約情報の変更や削除などの、録画予約情報の編集要求を受付け、要求された編集処理を実行する。
以上のステップS41〜S45の手順により、同一予約情報が存在する場合における、録画データのメタデータを利用した録画予約情報の編集処理を実行することができる。
ここで、録画データのメタデータを利用して録画予約情報を編集する処理において、同一予約情報が録画予約情報記憶部22に記憶されている場合について、具体例を用いて簡単に説明する。
図8は、図3に示した録画データの一覧画像において選択された録画データについて、同一予約情報を編集する際の様子について示す説明図である。
同一予約情報が存在する録画データとは、所定の周期で繰り返し録画されるように録画予約情報が設定された番組の録画データである。
同一予約情報が存在する録画データについて、ユーザが録画予約情報を編集したいと所望する場合として、たとえば、録画された番組を再生して視聴した結果、ユーザが、この番組を面白くないと感じ、次回以降の録画について必要なしと判断し、この番組の録画予約情報を削除する必要があると考える場合が挙げられる。
また、録画された番組を再生して視聴した結果、ユーザが、頻繁に他番組(たとえばスポーツ中継など)の延長の影響を受けやすい番組であると認識し、この番組の録画時間帯をシフトするまたは録画終了時間を延長するなどの変更が必要であると考える場合や、録画画質を変更したいと考える場合も、同一予約情報が存在する録画データについてユーザが録画予約情報を編集したいと所望する場合として挙げられる。
たとえば、図3および図4に示したように、7月16日(月)に録画された連続ドラマBの録画データに対応する録画予約情報は、所定の周期(毎週や毎日など)で繰り返し録画すべき内容であり、録画予約情報記憶部22に維持されたままになっている(7月21日(土)時点)。つまり、7月16日(月)に録画された連続ドラマBの録画データについて、同一予約情報が録画予約情報記憶部22に記憶されている。
このため、図8に示すように、録画データの一覧画像から7月16日(月)の連続ドラマBが選択され(図5のステップS1)、操作メニューが表示され(図5のステップS2)、この操作メニューから‘予約情報の編集’が選択されると(図5のステップS3のYES)、録画予約情報記憶部22に記憶された同一予約情報が抽出される(図7のステップS43)ことにより、選択された録画データに対応する録画済みの番組(図8に示す例では連続ドラマB)と関連する番組の録画予約情報が抽出される。そして、同一予約情報が選択された状態で、録画予約情報の一覧画像が表示される(図7のステップS44)。なお、図8には、同一予約情報に関する操作メニューがあわせて表示される場合の例について示した。
したがって、ユーザは、たとえば連続ドラマなど、所定の周期(毎週や毎日など)で放送される番組(シリーズ番組)について、周期的に繰り返し録画すべき設定により録画された番組を再生して視聴した結果、録画予約情報の設定に対する不満を感じた場合に、EPG画像を表示させたり、録画予約情報の一覧画像を自ら呼び出したりする手間を掛けることなく、録画済みの番組の視聴後速やかに容易に録画予約情報の設定を編集(変更や削除など)することができる。
さて、図7のステップS42で録画予約情報記憶部22に同一予約情報が記憶されていないと判定された場合、ステップS46において、予約情報生成部は、選択された録画データのメタデータにもとづいて、新規に録画予約情報を生成し、録画予約情報記憶部22に記憶させる。
次に、ステップS47において、予約情報リスト表示制御部は、ステップS46で生成された録画予約情報が選択された状態で録画予約情報の一覧画像を作成し、表示装置17に表示させる。このとき、さらに、同一予約情報に関する操作メニューが表示されるようにしてもよい。
次に、ステップS48において、予約情報編集受付部は、ユーザにより入力装置16を介して、録画予約情報の変更や削除などの、録画予約情報の編集要求を受付け、要求された編集処理を実行する。
以上のステップS41、S42およびステップS46〜S48の手順により、同一予約情報が存在しない場合における、録画データのメタデータを利用した録画予約情報の編集処理を実行することができる。
ここで、録画データのメタデータを利用して録画予約情報を編集する処理において、同一予約情報が録画予約情報記憶部22に記憶されていない場合について、具体例を用いて簡単に説明する。
図9は、図3に示した録画データの一覧画像において選択された録画データについて、メタデータにもとづき新規に生成された録画予約情報を編集する際の様子について示す説明図である。
同一予約情報が存在しない録画データとは、一度の放送分だけ録画されるように録画予約情報が設定された番組の録画データである。
同一予約情報が存在しない録画データについて、ユーザが録画予約情報を編集したいと所望する場合として、たとえば、録画された番組が、連続ドラマなどの所定の周期ごとに放送される番組(シリーズ番組)であって、この録画された番組を再生して視聴した結果、ユーザが、この番組を面白いと感じ、次回以降も録画したいと所望し、この番組の録画予約情報を周期的に繰り返し録画すべき設定に変更する必要があると考える場合が挙げられる。
たとえば、図3および図4に示したように、7月20日(金)に録画された連続ドラマDの録画データに対応する録画予約情報は、一度の放送分だけ録画されるように設定されていたため、録画予約情報記憶部22から削除されている(7月21日(土)時点)。つまり、7月20日(金)に録画された連続ドラマDの録画データについて、同一予約情報が録画予約情報記憶部22に記憶されていない。
このため、図9に示すように、録画データの一覧画像から7月20日(金)の連続ドラマDが選択され(図5のステップS1)、操作メニューが表示され(図5のステップS2)、この操作メニューから‘予約情報の編集’が選択されると(図5のステップS3のYES)、この番組の録画データのメタデータにもとづいて新規に録画予約情報が生成され(図7のステップS46)る。そして、この生成された録画予約情報が選択された状態で、録画予約情報の一覧画像が表示される(図7のステップS47)。図9には、生成された録画予約情報に関する操作メニューがあわせて表示される場合の例について示した。
したがって、ユーザは、たとえば連続ドラマなど、所定の周期(毎週や毎日など)で放送される番組(シリーズ番組)について、一度の放送分だけ録画すべき設定により録画された番組を再生して視聴した結果、録画予約情報の設定を周期的に繰り返し録画すべき設定に変更したいと考える場合に、EPG画像を表示させたり、録画予約情報の一覧画像を自ら呼び出したりする手間を掛けることなく、録画済みの番組の視聴後速やかに容易に録画予約情報を新規に追加設定することができる。
なお、図9には、新規に録画予約情報を生成する際に、録画予定日を、選択された録画データのメタデータの曜日で毎週録画を行う設定とする場合の例について示した。この録画予定日は、図5のステップS3で‘予約情報の編集’が選択された時点における直近のメタデータと同一の曜日について、一度の放送分だけ録画されるように設定してもかまわない。ユーザは、録画予約情報の一覧画像が表示された後、録画予約情報の全ての項目について、所望の変更を指示することが可能である(図7のステップS48)。
また、録画装置10は、録画予約情報の設定をせずとも、いわゆるワンタッチ録画により録画を実行することができるようになっている。ワンタッチ録画は、録画予約情報を設定していない番組について、ユーザが番組を視聴中に、直ちにこの番組を録画したいと所望した場合などに行われる。
ワンタッチ録画を行う方法として、入力装置16の録画ボタンを押すだけで録画を直ちに開始する方法や、EPG画像から現在放送中の番組のうち所望の番組を選択することにより録画を開始する方法などがある。EPG画像経由で録画する場合は、タイトル名の情報を、EPGデータ記憶部21から取得することができる。その他の場合は、タイトル名の情報が取得できない場合があるが、ユーザは、録画後、録画データの一覧画像にて、録画データのタイトル名を設定することが可能である(図6の操作メニュー参照)。
図10は、ワンタッチ録画が行われた場合の録画データの一覧画像の一例を示す説明図である。
図10において、7月17日(火)に録画されているバラエティFは、図2に示す録画予約情報の一覧に存在しない番組である。これは、ユーザが、バラエティFをいわゆるワンタッチ録画により録画するべく、録画装置10に入力装置16を介して指示したことを意味する。
図11は、図10に示したワンタッチ録画された番組であるバラエティFの録画データのメタデータと、この番組の放送時間等とを示す説明図である。
ワンタッチ録画は、ユーザにより入力装置16を介して手動で録画開始および録画終了の指示が行われる録画方法である。このため、図11に示すように、ワンタッチ録画が実行された場合には、録画開始時刻および録画終了時刻は、実際の番組の放送開始時刻および放送終了時刻と、異なってしまうことが多い。
この、ワンタッチ録画により録画された番組が、連続ドラマなどの所定の周期ごとに放送される番組(シリーズ番組)であって、この録画された番組を再生して視聴した結果、ユーザが、この番組を面白いと感じ、次回以降も録画したいと所望し、この番組の録画予約情報を周期的に繰り返し録画すべき設定に変更する必要があると考える場合にも、同一予約情報が存在しない場合における、録画データのメタデータを利用した録画予約情報の編集処理を実行すると便利である。
図12は、図3に示した録画データの一覧画像において選択された録画データがワンタッチ録画により録画された番組に関する録画データである場合について、メタデータにもとづき新規に生成された録画予約情報を編集する際の様子について示す説明図である。
図12に示すように、ワンタッチ録画によって録画された録画データのメタデータにもとづき、新規に生成されて一覧画像に追加された録画予約情報について、ユーザは、録画開始時刻および録画終了時刻を変更するだけで、容易に周期的に繰り返し録画すべき設定の録画予約情報を作成することができる。
続いて、録画データのメタデータを利用して、録画データを編集する処理を実行する際の手順について説明する。
図13は、図5のステップS6でCPU11により実行される、録画データの編集処理の手順を示す、サブルーチンフローチャートである。図13において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。
ステップS61において、選択メタデータ取得部は、図5のステップS2で選択された録画データについて、この録画データのメタデータを録画ファイル記憶部23から読み出し、同一番組判定部に与える。
次に、ステップS62において、同一番組判定部は、選択メタデータ取得部から受けたメタデータと、同一のメタデータ(録画時間帯が少なくとも一部重複し、チャンネルが同一であり、かつ同一の曜日または同一のタイトル名を含むメタデータ)に関連付けられた録画データ(同一録画データ)が、録画ファイル記憶部23に記憶されているかどうか判定する。同一録画データが記憶されている場合は、ステップS63に進む。一方、同一録画データが記憶されていない場合は、録画データを編集する処理を実行する一連の手順は終了となる。
次に、ステップS63において、同一番組抽出部は、録画ファイル記憶部23から、同一録画データを抽出する。
この結果、選択された録画データに対応する録画済みの番組と関連する番組の録画データを抽出することができる。
図14は、図3に示した録画データの一覧画像において選択された録画データについて、同一録画データを編集する際の様子について示す説明図である。
ステップS64において、同一番組リスト表示制御部は、抽出された同一録画データの一覧画像を生成し、表示装置17に表示させる(図14参照)。このとき、ユーザが同一録画データ全体に対して行う処理(一括して削除する処理や一括してフォルダ移動させる処理など)を容易に指示できるように、同一録画データの一覧画像を生成するとよい。図14には、ユーザが各種処理を指示するためのソフトキーを表示させる場合の例について示した。図14に示すように、ソフトキーには、同一録画データ全体に対して行う処理に対応するキーとして、‘一括削除’および‘一括フォルダ移動’のキーが含まれる。
次に、ステップS65において、指示判定部は、ユーザにより入力装置16を介して同一録画データを一括削除すべき指示があったか(‘一括削除’キーが選択されたか)どうか判定する。一括削除すべき指示があった場合は、ステップS66に進む。一方、この指示がない場合は、ステップS67に進む。
次に、ステップS66において、一括処理部は、抽出された同一録画データを、全て、録画ファイル記憶部23から削除して、一連の手順は終了となる。
一方、ステップS67において、指示判定部は、ユーザにより入力装置16を介して同一録画データを一括してフォルダ移動すべき指示があったか(‘一括フォルダ移動’キーが選択されたか)どうか判定する。一括フォルダ移動すべき指示があった場合は、ステップS68に進む。一方、この指示がない場合は、ステップS69に進む。
図15は、一括処理部により生成されるフォルダ操作画像の一例を示す説明図である。
ステップS68において、一括処理部は、フォルダ操作画像を生成して表示装置17に表示させ、この画像によって、ユーザに対し、同一録画データを移動させるべきフォルダを指定するよう促す。そして、一括処理部は、同一録画データを、ユーザによって指定されたフォルダに、一括して移動させて、一連の手順は終了となる。
他方、ステップS69において、指示判定部は、ユーザにより入力装置16を介して‘一括削除’および‘一括フォルダ移動’のキーを除いた他のキー(図14に示す例では、‘戻る’のキー)が選択されたかどうか判定する。他のキーが選択された場合、ステップS70に進む。一方、他のキーが選択されていない場合、ステップS65に戻る。
次に、ステップS70において、一括処理部は、選択されたキーに応じた処理を実行して、一連の手順は終了となる。
以上の手順により、録画データのメタデータを利用して、同一録画データを一括して操作することにより、録画データの編集を行うことができる。
なお、同一録画データを一括して操作する処理は、図13に示した一括削除処理や一括フォルダ移動処理に限られず、たとえば、同一録画データを一括してDVDなどの他の記憶媒体にダビングする処理などが考えられる。
続いて、録画予約情報にもとづいて録画を実行し、録画データとこの録画データのメタデータとを関連付けて、録画ファイル記憶部23に記憶させる際の手順について説明する。図5、図7、および図13に示した手順は、すべて、録画ファイル記憶部23が、録画データとこの録画データのメタデータとを関連付けて記憶していることが前提となって行われる。
図16は、図1に示す画像装置のCPU11により、録画予約情報にもとづいて録画を実行し、録画データとこの録画データのメタデータとを関連付けて、録画ファイル記憶部23に記憶させる際の手順を示すフローチャートである。図16において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。
なお、あらかじめ、録画予約情報記憶部22には、録画予約情報が記憶されているものとする。
ステップS81において、時刻判定部は、クロック生成部18の出力を監視し、録画予約情報記憶部22に記憶されている録画予約情報の開始時刻に、現在時刻と一致するものがあるかどうか判定する。現在時刻と一致する開始時刻が設定されている録画予約情報(以下、対象録画予約情報という)がある場合は、この対象録画予約情報をメタデータ収集部に与え、ステップS82に進む。一方、現在時刻と一致するものがない場合は、ステップS90に進む。
なお、時刻判定部は、録画予約情報の開始時刻に、現在時刻の少し後(たとえば10秒後など)と一致するものがあるかどうかを判定するよう構成してもよい。
次に、ステップS82において、メタデータ収集部は、現在の日付(曜日)および現在の時刻(録画開始時刻)の情報を取得する。また、メタデータ収集部は、録画予約情報記憶部22から、時刻判定部から受けた対象録画予約情報のチャンネル、画質の情報を取得する。さらに、メタデータ収集部は、EPGデータ記憶部21を参照して、これから録画する番組のタイトル名を取得する。そして、メタデータ収集部は、取得した日付(曜日)、開始時刻、チャンネル、タイトル名および画質の情報を、RAM12の所要のワークエリアに格納する。
次に、ステップS83において、録画実行部は、対象録画予約情報に設定されているチャンネルの番組を、対象録画予約情報に設定されている画質にて、録画を開始し、録画データ(映像データおよび音声データ)を、順次録画ファイル記憶部23に記憶させる。
次に、ステップS84において、時刻判定部は、現在時刻が、対象録画予約情報に設定されている終了時刻に達したかどうか判定する。終了時刻に達した場合、ステップS85に進む。一方、終了時刻に達していない場合は、引き続き現在時刻が対象録画予約情報に設定されている終了時刻に達したかどうか監視する。
次に、ステップS85において、録画実行部は、録画を終了する。
次に、ステップS86において、メタデータ収集部は、現在の時刻(録画の終了時刻)を取得し、この終了時刻の情報を、RAM12の所要のワークエリアに格納する。
この結果、RAM12の所要のワークエリアには、録画データのメタデータである、日付(曜日)、開始時刻、終了時刻、チャンネル、タイトル名および画質の情報が格納される。
なお、ユーザは、録画データのタイトル名を、録画データの一覧画像にて変更することができる(図6の操作メニュー参照)。
次に、ステップS87において、録画ファイル書込み部は、RAM12の所要のワークエリアからメタデータを読み出し、録画データに関連付けて、録画ファイル記憶部23に記憶させる。
次に、ステップS88において、繰り返し指定判定部は、対象録画予約情報が所定の周期(毎週や毎日など)で繰り返し録画すべき設定をされたものであるかどうかを判定する。対象録画予約情報が繰り返し録画すべき設定をされたものでない場合、ステップS89に進む。一方、繰り返し録画すべき設定をされたものである場合は、一連の録画予約情報にもとづいて録画を実行して録画データとこの録画データのメタデータとを関連付けて録画ファイル記憶部23に記憶させる手順は終了となる。
次に、ステップS89において、予約情報削除部は、対象録画予約情報を、録画予約情報記憶部22から削除して、一連の手順は終了となる。
他方、ステップS81で対象録画予約情報がないと判定された場合、ステップS90において、緊急録画判定部は、ユーザにより入力装置16を介してワンタッチ録画を実行すべき旨の指示があったかどうか判定する。ワンタッチ録画を実行すべき旨の指示があった場合は、ステップS91に進む。一方、指示がなかった場合は、ステップS81に戻る。
次に、ステップS91において、メタデータ収集部は、現在の日付(曜日)、現在の時刻(録画開始時刻)、現在のチャンネルおよび画質の情報を取得する。なお、画質の情報は、ワンタッチ録画を実行すべき旨の指示があった時点であらかじめ録画装置10に設定されているワンタッチ録画時の画質の情報を利用することができる。そして、メタデータ収集部は、取得した日付(曜日)、開始時刻、チャンネルおよび画質の情報を、RAM12の所要のワークエリアに格納し、ステップS92に進む。
なお、EPG画像経由でワンタッチ録画する場合は、タイトル名の情報をEPGデータ記憶部21から取得し、このタイトル名の情報もRAM12の所要のワークエリアに格納する。その他の方法でワンタッチ録画する場合は、タイトル名の情報が取得できない場合があるが、ユーザは、録画後、録画データの一覧画像にて、録画データのタイトル名を設定することが可能である(図6の操作メニュー参照)。
次に、ステップS92において、録画実行部は、現在のチャンネルの番組またはEPG画像経由で指定されたチャンネルの番組を、現在の画質(またはあらかじめ録画装置10に設定されているワンタッチ録画時の画質)にて、録画を開始し、録画データ(映像データおよび音声データ)を、順次録画ファイル記憶部23に記憶させる。
ワンタッチ録画が、入力装置16の録画ボタンを押すだけで録画を直ちに開始する方法で開始された場合は、終了判定部は、ステップS93において、ユーザから入力装置16を介してワンタッチ録画を終了すべき指示があったかどうか判定する。終了すべき指示があった場合は、ステップS85に進む。一方、終了すべき指示がなかった場合は、引き続き終了すべき指示があったかどうか監視する。
また、ワンタッチ録画が、EPG画像から現在放送中の番組のうち所望の番組を選択することにより録画を開始する方法で開始された場合は、終了判定部は、ステップS93において、現在時刻が、EPGデータ記憶部21に記憶された終了時刻に達したかどうか判定する。終了時刻に達した場合、ステップS85に進む。一方、現在時刻に達していない場合は、引き続き現在時刻が対象録画予約情報に設定されている終了時刻に達したかどうか監視する。
以上の手順により、録画予約情報にもとづいて録画を実行し、録画データとこの録画データのメタデータとを関連付けて、録画ファイル記憶部23に記憶させることができる。
本実施形態に係る録画装置10は、録画データの一覧画像経由で、任意の録画データについて、メタデータを利用することができる。したがって、この録画装置10は、録画データのメタデータを非常に効率よく利用することができる。
また、この録画装置10によれば、ユーザは、録画データの一覧画像経由で、任意の録画データについて、録画予約情報の設定を編集(変更や削除など)することができる。このため、この録画装置10によれば、ユーザは、録画した番組を視聴してから、この番組に関する録画予約情報をきわめて容易に変更することができるため、非常に利便性が向上する。
さらに、本実施形態に係る録画装置10によれば、ユーザは、録画データの一覧画像経由で、同一番組の一覧画像を表示させることができ、同一番組について、一括削除、一括フォルダ移動、一括ダビングなど、様々な一括処理を容易に行うことができるため、非常に利便性が向上する。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
たとえば、テレビジョン放送信号1にEIT(Event Information Table)が含まれ、EITにシリーズ記述子(Series Descriptor)が含まれ、かつシリーズ記述子に所定の周期(毎週や毎日など)で放送される番組(シリーズ番組)をユニークに識別するためのID(series_id)(シリーズID)の情報が含まれる場合には、録画予約情報にシリーズIDの情報を含めることができる。また、図16のステップS82において、メタデータ収集部は、このシリーズIDを取得することができるため、録画データのメタデータにもシリーズIDを含めることができる。
この場合、図7の手順で、選択された録画データに対応する録画済みの番組と関連する番組の録画予約情報を抽出することがより容易になる。具体的には、まず、ステップS42において、同一予約情報判定部は、選択メタデータ取得部から受けたメタデータと同一のシリーズIDを有する録画予約情報の有無を判定する。そして、ステップS43において、同一予約情報抽出部は、録画予約情報記憶部22から、このシリーズIDを有する録画予約情報を抽出すればよい。
また、図13の手順で、選択された録画データに対応する録画済みの番組と関連する番組の録画データを抽出することもより容易になる。具体的には、まず、ステップS62において、同一番組判定部は、選択メタデータ取得部から受けたメタデータと同一のシリーズIDを有するメタデータの有無を判定する。そして、ステップS63において、同一番組抽出部は、録画ファイル記憶部23から、このシリーズIDを有する録画データを抽出すればよい。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
本発明に係る録画装置の一実施形態を示す概略的な全体構成図。 録画予約情報の一覧画像の一例を示す説明図。 録画データの一覧画像の一例を示す説明図。 録画予約情報の一覧画像の他の例を示す説明。 図1に示す画像装置のCPUにより、録画データのメタデータを利用して録画予約情報および録画データを編集する処理を実行する際の手順を示すフローチャート。 録画データの一覧から選択された録画データについて、操作メニューを表示した様子を示す説明図。 図5のステップS4でCPUにより実行される、録画予約情報の編集処理の手順を示す、サブルーチンフローチャート。 図3に示した録画データの一覧画像において選択された録画データについて、同一予約情報を編集する際の様子について示す説明図。 図3に示した録画データの一覧画像において選択された録画データについて、メタデータにもとづき新規に生成された録画予約情報を編集する際の様子について示す説明図。 ワンタッチ録画が行われた場合の録画データの一覧画像の一例を示す説明図。 図10に示したワンタッチ録画された番組であるバラエティFの録画データのメタデータと、この番組の放送時間等とを示す説明図。 図3に示した録画データの一覧画像において選択された録画データがワンタッチ録画により録画された番組に関する録画データである場合について、メタデータにもとづき新規に生成された録画予約情報を編集する際の様子について示す説明図。 図5のステップS6でCPUにより実行される、録画データの編集処理の手順を示す、サブルーチンフローチャート。 、図3に示した録画データの一覧画像において選択された録画データについて、同一録画データを編集する際の様子について示す説明図。 一括処理部により生成されるフォルダ操作画像の一例を示す説明図。 図1に示す画像装置のCPUにより、録画予約情報にもとづいて録画を実行し、録画データとこの録画データのメタデータとを関連付けて、録画ファイル記憶部に記憶させる際の手順を示すフローチャート。
符号の説明
10 録画装置
11 CPU
12 RAM
13 ROM
14 ネットワーク接続部
15 チューナ
16 入力装置
17 表示装置
18 クロック生成部
20 記憶部群
21 EPGデータ記憶部
22 録画予約情報記憶部
23 録画ファイル記憶部

Claims (10)

  1. 録画データに関連付けられた前記録画データの属性を内容とするメタデータを利用する録画装置であって、
    録画予約情報にもとづいて、前記録画を実行する録画処理手段と、
    前記録画データの一覧画像を生成して表示させる録画リスト表示制御手段と、
    前記録画リスト表示制御手段により表示された録画データのうちの少なくとも1つの録画データを選択するための選択手段と、
    前記選択手段により選択された録画データのメタデータを取得する選択メタデータ取得手段と、
    前記選択手段により選択された録画データのメタデータにもとづいて、新規に録画予約情報を生成する予約情報生成手段と、
    を備えたことを特徴とする録画装置。
  2. 前記選択手段により選択された録画データのメタデータにもとづいて、該録画データに対応する録画済みの番組と関連する番組の録画予約情報を抽出する同一予約情報抽出手段と、
    前記同一予約情報抽出手段により抽出された録画予約情報の編集を受付ける予約情報編集受付手段と、
    をさらに備えた請求項1記載の録画装置。
  3. 前記選択手段により選択された録画データのメタデータにもとづいて、該録画データに対応する録画済みの番組と関連する番組の録画データを抽出する同一番組抽出手段と、
    前記同一番組抽出手段により抽出された録画データの全てを対象とする処理を実行する一括処理手段と、
    をさらに備えた請求項1記載の録画装置。
  4. 前記選択手段により選択された録画データのメタデータにもとづいて、該録画データに対応する録画済みの番組と関連する番組の録画データを抽出する同一番組抽出手段と、
    前記同一番組抽出手段により抽出された録画データの全てを対象とする処理を実行する一括処理手段と、
    をさらに備えた請求項1記載の録画装置。
  5. 前記一括処理手段は、
    前記同一番組抽出手段により抽出された録画データの全てを一括して削除する機能を有する請求項3または4に記載の録画装置。
  6. 前記一括処理手段は、
    前記同一番組抽出手段により抽出された録画データの全てを一括して所要のフォルダへ移動させる機能を有する請求項3または4に記載の録画装置。
  7. 前記録画リスト表示制御手段により表示された録画データのうちの少なくとも1つが前記選択手段により選択された場合、該録画データのメタデータを利用する処理の選択肢を含むメニューを表示させるメニュー表示制御手段、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の録画装置。
  8. 録画データに関連付けられた前記録画データの属性を内容とするメタデータを利用する録画予約方法であって、
    録画予約情報にもとづいて、前記録画を実行するステップと、
    前記録画データの一覧画像を生成して表示させるステップと、
    前記一覧画像として表示された録画データのうちの少なくとも1つの録画データの選択を受けるステップと、
    選択された該録画データのメタデータを取得するステップと、
    選択された該録画データのメタデータにもとづいて、新規に録画予約情報を生成するステップと
    を有することを特徴とする録画予約方法。
  9. 前記選択された録画データのメタデータにもとづいて、該録画データに対応する録画済みの番組と関連する番組の録画予約情報を抽出するステップと、
    該抽出された録画予約情報の編集を受付けるステップと、
    をさらに有する請求項8記載の録画予約方法。
  10. 前記選択された録画データのメタデータにもとづいて、該録画データに対応する録画済みの番組と関連する番組の録画データを抽出するステップと、
    該抽出された録画データの全てを対象とする処理を実行するステップと、
    をさらに有する請求項8記載の録画予約方法。
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