JP2009043150A - 画像管理装置および画像管理方法及びプログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像管理装置および画像管理方法及びプログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 範囲を指定して複数の画像を同一の処理の対象として設定する際に、意図しない画像を処理対象とすることを減少させることができる画像管理装置を提供する。
【解決手段】 複数の画像の中から始点画像と終点画像とを指定する範囲指定画面において、始点画像を表示するための始点画像表示領域6171と、終点画像を表示するための終点画像表示領域6172とを同時に表示する表示手段と、
前記複数の画像のうち、前記始点画像表示領域6171に表示された画像と前記終点画像表示領域6172に表示された画像との間に挟まれる全ての画像を表示できるよう制御する表示制御手段と、
前記複数の画像のうち、前記指定手段によって指定された前記始点画像と前記終点画像とに挟まれる画像を同一の処理を行う対象として設定する設定手段(6176)と
を有することを特徴とする。
【選択図】 図13

Description

本発明は、記憶媒体に記録された画像データの閲覧や画像処理の対象を管理する画像管理装置、画像管理方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
今日デジタルカメラが普及し、デジタルカメラで撮影した画像やパーソナルコンピュータ(以下PCと呼ぶ)などから取り込まれた画像はデジタルカメラやPCなどの記録装置により各種記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像は、閲覧や編集、整理といった目的でデジタルカメラやPCなどの各種画像再生装置で再生される。近年、記録媒体の大容量化が進み、多くの画像を保存することが可能となった。そのため、画像の印刷、消去、属性変更などを実行する際に複数の画像に対して一度に処理を実行できることが望まれる。
例えばこのような技術として特許文献1では、ある日付からある日付までの範囲を指定して、その範囲内の日に撮影された画像に対して一度に印刷できるような画像表示装置が提案されている。
特開2005−349822
しかしながら特許文献1に記載されている画像表示装置では、日付の範囲を指定する際にそれぞれの日付の先頭の画像しか確認することができず、指定する範囲内にどのような画像があるか確認して範囲を指定することができない。そのため、意図していない画像まで印刷してしまう恐れがある。
そこで本発明では、範囲を指定して複数の画像を同一の処理の対象として設定する際に、意図しない画像を処理対象とすることを減少させることができる画像管理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、
複数の画像の中から始点画像と終点画像とを指定する指定手段と、
前記指定手段による指定を行う範囲指定画面において、始点画像を表示するための始点画像表示領域と、終点画像を表示するための終点画像表示領域とを同時に表示する表示手段と、
前記複数の画像のうち、前記始点画像表示領域に表示された画像と前記終点画像表示領域に表示された画像との間に挟まれる全ての画像を表示できるよう制御する表示制御手段と、
前記複数の画像のうち、前記指定手段によって指定された前記始点画像と前記終点画像とに挟まれる画像を同一の処理を行う対象として設定する設定手段と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、範囲を指定して複数の画像を同一の処理の対象として設定する際に、指定しようとする範囲内の全ての画像を確認することができ、意図しない画像を処理対象とすることを減少させることができる。
以下、図を参照しながらこの発明による画像管理装置、画像管理方法の実施形態について説明する。以下に説明する実施の形態においては、この発明による装置、方法を静止画像と動画との撮影が可能なデジタルカメラである撮像装置に適用した場合を例にして説明する。
(デジタルカメラの構成について)
図1は実施形態によるデジタルカメラの外観図である。図1において、28は表示部であり、画像や各種情報を表示する。72は電源スイッチであり、電源オン、電源オフを切り替える。61はシャッターボタンである。60はモード切替スイッチであり、デジタルカメラ100における各種モードを切り替える。より具体的には、静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のモードの切り替えが可能である。111は接続ケーブルであり、デジタルカメラ100と外部機器を接続する。112はコネクタであり、接続ケーブル111とデジタルカメラ100とを接続する。
70は操作部であり、ユーザからの各種操作を受け付ける。操作部70は図示の各種ボタンや、表示部28の画面上に設けられたタッチパネル等の操作部材を有する。操作部70の各種ボタンとは、具体的に例示すると、消去ボタン、メニューボタン、SETボタン、十字に配置された4方向ボタン(上ボタン、下ボタン、右ボタン、左ボタン)、ホイール73等である。200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。201は記録媒体スロットであり、記録媒体200を格納する。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となる。202は記録媒体スロット201の蓋である。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。図2において、103は撮影レンズ、101は絞り機能を備えるシャッター、22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像部である。23はA/D変換器であり、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する場合や、音声制御部11から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する場合に用いられる。102はバリアであり、デジタルカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像部を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
12はタイミング発生部であり、撮像部22、音声制御部11、A/D変換器23、D/A変換器13にクロック信号や制御信号を供給する。タイミング発生部12は、メモリ制御部15及びシステム制御部50により制御される。24は画像処理部であり、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、直接メモリ制御部15を介して、メモリ32に書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。尚、メモリ32は、マイク10において録音された音声データ、静止画像、動画像および画像ファイルを構成する場合のファイルヘッダを格納するのにも用いられる。従って、メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
圧縮/伸張部16は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮、伸張する。圧縮/伸張部16は、シャッター101をトリガにしてメモリ32に格納された撮影画像を読み込んで圧縮処理を行い、処理を終えたデータをメモリ32に書き込む。また、記録媒体200の記録部19などからメモリ32に読み込まれた圧縮画像に対して伸張処理を行い、処理を終えたデータをメモリ32に書き込む。圧縮/伸張部16によりメモリ32に書き込まれた画像データは、システム制御部50のファイル部においてファイル化され、インターフェース18を介して記録媒体200に記録される。また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。13はD/A変換器であり、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。28は画像表示部であり、LCD等の表示器上に、A/D変換器23からのアナログ信号に応じた表示を行う。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。
10はマイクである。マイク10から出力された音声信号は、アンプ等で構成される音声制御部11を介してA/D変換器23に供給され、A/D変換器23においてデジタル信号に変換された後、メモリ制御部15によってメモリ32に格納される。一方、記録媒体200に記録されている音声データは、メモリ32に読み込まれた後、D/A変換器13によりアナログ信号に変換される。音声制御部11は、このアナログ信号によりスピーカ39を駆動し、音声出力する。
不揮発性メモリ56は電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
50はシステム制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、上述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。また、メモリ32やメモリ制御部15、D/A変換器13を介して表示部28の表示制御も行う。
52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。
モード切替スイッチ60、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替えることができる。第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中(半押し)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。システム制御部50は、第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了(全押し)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種設定が可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替える。
80は電源制御部であり、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
30は電源部であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。33及び34はコネクタであり、電源部30と電源制御部80とを接続する。
40はRTC(Real Time Clock)であり、日付及び時刻を計時する。RTC40は、電源制御部80とは別に内部に電源部を保持しており、電源部30が落ちた状態であっても、計時状態を続ける。システム制御部50は起動時にRTC40より取得した日時を用いてシステムタイマを設定し、タイマ制御を実行する。
18はメモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。35は該記録媒体200とインターフェース18との接続のためのコネクタである。98は記録媒体着脱検知部であり、コネクタ35に記録媒体200が装着されているか否かを検知する。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部19、デジタルカメラ100とのインターフェース37、及び、記録媒体200とデジタルカメラ100とを接続するためのコネクタ36を備えている。
通信部110は、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信処理を行う。コネクタ(無線通信の場合はアンテナ)112は、通信部110を介してデジタルカメラ100を他の機器と接続する。
(全体フロー)
図3は、本実施形態のデジタルカメラ100の全体的な動作を説明するフローチャートである。
電源スイッチ72が操作され電源がオンに切り替わると、ステップS301においてシステム制御部50はフラグや制御変数等を初期化する。続いて、ステップS302において、記録媒体200に記録されているファイルに関する管理処理を開始する。
次に、ステップS303、S305、S307において、システム制御部50は、モード切替スイッチ60の設定位置を判断する。静止画記録モードに設定されていたならば処理はステップS303からステップS304へ進み、静止画記録モード処理を実行する。モード切替スイッチ60が動画記録モードに設定されていたならば、処理はステップS303、S305を経てステップS306へ進み、動画記録モード処理を実行する。また、モード切替スイッチ60が再生モードに設定されていた場合、処理はステップS303、S305、S307を経てステップS308へ進み、再生モード処理を実行する。ステップS308の再生モード処理は図4を用いて後述する。
また、その他のモードに設定されていた場合、処理はステップS309へ進み、システム制御部50は選択されたモードに応じた処理を実行する。その他のモードとしては例えば記録媒体200に格納されたファイルの送信を行う送信モード処理、外部機器からファイルを受信して記録媒体200に格納する受信モード処理が含まれる。 ステップS304、S306、S308、S309のうちのモード切替スイッチ60によって設定されたモードに対応した処理を実行した後、処理はステップS310へ進む。ステップS310において、システム制御部50は電源スイッチ72の設定位置を判断する。電源スイッチ72が電源オンに設定されていれば、ステップS303に処理を戻す。一方、電源スイッチ72が電源オフに設定されていたならば、処理はステップS310からステップS311へ進み、システム制御部50は終了処理を行う。終了処理には、例えば以下の処理が含まれる。すなわち、表示部28の表示を終了状態に変更し、レンズバリア102を閉じて撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含むパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源供給が不要な部分への電源を遮断する。ステップS311の終了処理が完了すると、本処理を終了し、電源をOFF状態へ移行する。
(再生処理)
図4に本実施形態のデジタルカメラ100の再生モードの動作を説明するフローチャートを示す。図4のフローチャートは、図3のステップS308の詳細を示している。
ステップS4001において、システム制御部50は、記録媒体200から最新画像情報を取得する。最新画像情報の取得を総枚数計算や検索リスト作成よりも先に行うことで、再生モードに入るとすばやくそれらの処理の画像表示ができるというメリットがある。ステップS4002において、システム制御部50は、ステップS4001における最新画像情報の取得が正しく行われたかどうかをチェックする。最新画像情報を取得できなかった場合、処理はステップS4009に進む。ステップS4009において、システム制御部50は、画像データがないことをユーザに通知するべく、「画像がありません」というメッセージ表示を表示部28において行う等の画像なし時入力待ち状態となる。画像なし時入力待ち状態の処理については図5をもちいて後述する。最新画像情報を取得できない場合とは、画像が一枚もないような状態や、メディア不良によって画像情報が取得できなかったような状態等が考えられる。最新画像情報が取得できれば、少なくとも画像が1枚は存在すると判断され、処理はステップS4003へ進む。
ステップS4003において、システム制御部50は、ステップS4001で取得した最新画像情報を元に記録媒体200から最新画像データを読み込む。そして、ステップS4004において、システム制御部50は、ファイル解析処理を行い、読み込んだ最新画像データにおける画像の撮影情報や属性情報等を取得する。ステップS4005において、システム制御部50は、読み込んだ最新画像データを表示する。さらに、このとき、ステップS4004で取得された撮影情報や属性情報等も表示する。また、ステップS4004のファイル解析結果に応じて、ファイルの一部が壊れているなど不正なデータということがわかればエラー表示も合わせて行われる。
ステップS4006において、システム制御部50は、記録媒体200に記録されている画像の総枚数取得処理を開始する。このステップS4006の処理はバックグランドで稼動し、その完了を待たずに次の処理に進むことができる。
次に、ステップS4007において、システム制御部50は、検索管理処理を行い検索リストの作成を開始する。検索リストとは画像データに付与された属性情報を予め取得し管理するリストである。予め検索リストを作っておくことで属性ごとの再生や消去といった処理を迅速に行うことが可能となる。検索リスト作成処理も総枚数計算同様にバックグランドで実行されるので、その完了を待たずに次の処理を実行させることができる。
続いて、ステップS4008において、システム制御部50は、入力待ち状態に入る。この入力待ち状態における処理は図6のフローチャートにより後述する。
(画像なし時入力待ち処理)
図5は図4のステップ4009における画像なし時入力待ち状態の処理を示すフローチャートである。
S4010では画像がないことがわかるように画像がありませんとメッセージ表示を行う。
S4011では入力があるかチェックし、なければ入力があるまで待つ。ここでいう入力とはユーザによるボタン、電池蓋に対する操作や、電源の低下などを知らせるイベントなどが含まれる。
何か入力があった場合はS4012へ進み入力が終了ボタンだったかどうかチェックする。入力が終了ボタン以外だった場合はS4014へ進みその他のボタン処理へ進む。たとえば画像がなくても入力がメニューボタンだった場合はメニュー表示を行い設定変更などを行うことができる。ステップS4014でその他の処理を終えるとステップS4011に戻り再び入力をまつ。
一方、ステップS4012で入力が終了ボタンだった場合はS4013へ進み、再生モードを終わり、図3のS310へ進む。
(再生入力待ち処理)
図6は、再生モード処理における入力待ち状態の処理を説明するフローチャートである。
ステップS1701において、システム制御部50は、ユーザによる操作入力があるかどうかをチェックする。ここでいう操作入力とは、ユーザによるボタン、電池蓋に対する操作や、電源の低下などを知らせるイベントなどが含まれる。何も入力がなければ入力があるまで待つ。何らかの操作入力があった場合、処理はステップS1702へ進む。
ステップS1702において、システム制御部50は、当該操作入力が操作部70に含まれる画像送りボタンの入力かどうかを判定する。操作入力が画像送りボタンであった場合、処理はステップS1703へ進み、システム制御部50は次の表示画像を読み込む。画像送りのボタンは送り方向に応じた一対のボタンで構成されており、操作されたボタンに対応する送り方向に応じて次の表示画像が読み込まれ、画像が順次表示されることになる。次に、ステップS1704において、システム制御部50は、ステップS1703で読み込まれた画像データに対して撮影情報や属性情報などのファイル解析処理を行う。そして、ステップS1705において、システム制御部50は、ステップS1703で読み込んだ画像データの表示を行う。このとき、ステップS1704におけるファイル解析処理の結果を用いて、撮影情報や属性情報等を表示する。また、ステップS1704のファイル解析結果に応じて、ファイルの一部が壊れているなど不正なデータと判別された場合は、エラー表示も合わせて行う。表示が完了するとステップS1701の入力待ち状態へ戻る。
ステップS1702において入力が画像送りボタンではないと判定された場合、ステップS1706において、システム制御部50は、当該操作入力が終了ボタンかどうかを判定する。終了ボタンであると判定された場合、処理はステップS1707へ進み、システム制御部50は、図4のステップS4007からバックグランドで並行処理されている検索管理処理を終了する。ここでは、検索リストが作成途中ならばその作成処理を中断させ、既に作成が完了していれば何も行わない。次にステップS1708において、システム制御部50は、図4のステップS4006からバックグランドで並行処理されている総画像枚数計算の終了処理を行う。この処理もステップS1707の処理同様、総枚数計算がまだ途中だったならばその計算処理を中断し、既に完了していれば何も行わない。そして、再生モード処理を終了し、図3のステップS310へ進む。
ステップS1706で操作入力が終了ボタンではないと判定された場合、処理はステップS1709へ進む。ステップS1709において、システム制御部50は、図4のステップS4006で開始した総画像枚数計算の処理が完了しているかチェックする。そして、まだ完了していない場合はステップS1701の操作入力待ち状態へ戻る。このとき、まだ完了していない旨を伝えるメッセージやアイコン表示を行うことも考えられる。以上の処理により、画像送りボタンによる画像送り操作と終了ボタンによる終了操作は画像枚数計算の完了を待たずに実行されるが、他の操作入力理は総画像枚数計算処理が完了するまでは無視されることになる。
ステップS1709で総画像枚数が終了していると判定された場合、処理はステップS1710へ進む。ステップS1710において、システム制御部50は、操作部70の操作により分類情報設定メニューが選択されたかどうかを判定する。分類情報設定メニューが選択されたと判断された場合、処理はステップS1711へ進み、システム制御部50は分類情報設定モードの処理を実行する。ここで、分類情報とは画像の属性情報として画像に付加されている情報であり、画像の操作に適した情報である。この分類情報としては、「人物」、「風景」、「イベント」といった撮影の際のパラメータ等を基にして単数あるいは複数、自動的に付与される情報がある。また、ユーザによって手動で付与される「カテゴリ1」、「カテゴリ2」、「カテゴリ3」といった分類情報や、外部機器に画像データを転送する際に転送先でメール送信等の特別な処理を促すための「作業用」といった分類情報もある。分類情報は、撮影時などに装置によって自動的に付与されるか、再生時であるこのステップS1711におけるユーザ操作等により付与されるものとする。ステップS1710において、分類情報設定メニューの選択ではなかった場合、処理はステップS1712へ進む。
ステップS1712において、システム制御部50は、当該操作入力が操作部70に含まれる消去ボタンの操作であるかどうかを調べる。消去ボタンの操作入力であると判定された場合、処理はステップS1713へ進む。ステップS1713において、システム制御部50は、現在表示部28に表示されている画像データの消去を実行する。画像データの消去が完了するとステップS1714において消去後の総枚数をチェックする。総枚数が0になっていた場合はステップS1715へ進み、システム制御部50は、画像データがないことをユーザに通知するべく、「画像がありません」というメッセージ表示を表示部28において行う等の画像なし時入力待ち状態となる。画像なし時入力待ち状態の処理は図5をもちいて前述したとおりである。一方、消去後に画像データが残っている場合はステップS1716へ進み、システム制御部50は、次の画像データを表示するべく、次の表示対象の画像データを読み込む。ここで表示対象となる画像データは、消去された画像データのファイル番号の次のファイル番号の画像データとする。尚、最新の画像データが消去された場合は、消去された画像データのファイル番号よりも1つ前のファイル番号の画像データを表示対象とする。続いてステップS1717において、システム制御部50は、ステップS1716で表示対象として読み込んだ画像データに対してファイル解析処理を行い、撮影情報や属性情報などを得る。そして、ステップS1718において、システム制御部50は、ステップS1716で読み込んだ画像データを表示部28に表示する。このとき、ステップS1717で取得された撮影情報や属性情報なども表示する。また、ステップS1717のファイル解析結果に応じて、ファイルの一部が壊れているなど不正なデータであると判定されたならば、その旨のエラー表示も行う。表示が完了するとステップS1701の操作入力待ち状態へ戻る。
ステップS1712において当該操作入力が消去ボタンでない場合、処理はステップS1719に進む。ステップS1719において、システム制御部50は、図4のステップS4007で開始された検索管理処理が完了しているかどうかをチェックする。まだ検索管理処理が完了していない場合は、ステップS1701の操作入力待ち状態へ戻る。このとき、上述した総枚数計算が完了していないときと同様に、まだ検索リスト作成処理が完了していない旨を伝えるメッセージやアイコン表示を行うようにしてもよい。以上の処理により、上述した処理以外の操作入力理は検索管理処理が完了するまでは無視されることになる。ここで、上述した処理とは、画像送り操作(S1702〜S1705)、終了操作(S1706〜S1708)、分類情報設定モードの実行(S1710、S1711)及び画像消去操作(S1712〜S1718)である。
ステップS1719で検索リスト作成が完了していると判定された場合、処理はステップS1720へ進む。ステップS1720において、システム制御部50は、当該操作入力がジャンプ指示かどうかを判定する。操作入力がジャンプ指示であると判断された場合はステップS1721のジャンプモードへ遷移する。ジャンプモードとは目的の画像にすばやくアクセスするためのジャンプ再生を行うことのできるモードである。ジャンプ再生とは、特定の属性情報を選択し、その属性情報の単位毎に表示すべき画像データを順次切り替える再生方法である。すなわち、特定の属性情報を有する画像ファイルにジャンプする処理である。ジャンプの単位となる属性情報(以下、ジャンプキーという)の具体例としては、撮影日、分類情報、フォルダ、動画等がある。例えば、撮影日をジャンプキーとした場合のジャンプ再生(以下、日付ジャンプという)では、撮影日を基準として、例えば2006年1月1日、2006年1月2日、…、といった日付単位のグループに画像データが分類される。そしてユーザ操作による画像送りが行われるたびに各グループを代表する画像データが1枚ずつ表示される。つまり、画像送りの操作により、各撮影日の代表画像データにジャンプすることになる。なお、ジャンプキーは属性情報に基づくものでなくともよく、例えば、「10枚単位で表示」、「100枚単位で表示」といった、静止画像の枚数単位や、動画像単位でも選択可能である。
操作入力がジャンプ指示でない場合、処理はステップS1722に進み、システム制御部50は、当該操作入力が選択操作か否かを判定する。操作入力が選択操作と判断された場合はステップS1723の選択操作へ遷移する。選択操作の処理については図7を用いて後述する。
ステップS1722で操作入力がジャンプ指示ではないと判断された場合、処理はステップS1724へ進む。ステップS1724ではそれ上記以外の操作入力に応じた処理を行う。たとえば、画像の編集処理や、マルチ再生への切り替えや、拡大/縮小表示や、メニューボタンによるメニュー表示などである。尚、マルチ再生とは、画像データの縮小画像を表示部28の一画面に複数枚並べて表示する再生モードである。
(選択操作処理)
図7は図6のステップS1723における選択操作処理を示すフローチャートである。本処理は、ユーザにより選択操作処理に遷移する操作が行われることでスタートする。
ステップS6101において、システム制御部50は、処理選択用の画面を表示する。この処理選択画面は、図11に示すようなメニュー画面である。このメニュー画面により、ユーザは、これから画像ファイルに対して行う処理をGUIを通して選択することが可能である。選択可能な処理としては、例えば、スライドショー2801、分類情報設定2802、消去2803、プロテクト2804、印刷2805、送信2806等である。分類情報設定とは、画像にある分類情報を付与し、画像を閲覧しやすくするためのものである。例えば、ある日付の画像群や、ある範囲に含まれる画像群にイベントという分類情報を付与した場合、前述した図6のステップS1721のジャンプモードなどにおいてその分類情報が付与された画像に素早くアクセスすることができるようになる。
ステップS6102〜S6107において、システム制御部50は、処理選択としてスライドショー、消去、プロテクト、印刷、送信、分類情報設定のいずれが選択されたかを判定する。そして、ステップS6108〜S6113では、選択された処理の判定に応じて、それぞれ対応する処理モード(スライドショー、消去、プロテクト、印刷、送信、分類情報設定)を設定し、システムメモリ52に記憶する。尚、いずれの処理も選択されずに、選択操作を終了する要求があったならば、ステップS6114より本処理を終了する。また、いずれの処理も選択されず、処理選択終了の要求も無いならば、処理をステップS6101に戻す。
以上のようにして処理モードが選択されたならば、処理はステップS6115に進む。ステップS6115において、システム制御部50は、表示部28に処理対象選択方法を選択するための選択画面を表示する。これは図12に示すような画面表示であり、この画面により、ユーザは、処理を行う対象(画像)の選択方法をGUIを通して選択することが可能である。処理を行う対象の選択方法には例えば以下のようなものがある。
・全画像ファイルから対象を1つあるいは複数選択するファイル選択2811、
・範囲を指定し、指定された範囲に含まれる画像を全て選択する範囲指定2812、
・日付別にまとめて選択する日付選択2813、
・分類情報別にまとめて選択する分類情報選択2814、
・フォルダ別にまとめて選択するフォルダ選択2815、
・全ての画像ファイルを選択する全選択2816。
ステップS6116〜S6121では、ファイル選択、日付選択、分類情報選択、フォルダ選択、全選択、範囲指定のいずれが、操作部70のユーザ操作により選択されたかを判定する。そして、ステップS6123〜S6128において、システム制御部50は、選択された方法に応じて、それぞれ選択モードとして画像ファイル、日付、分類情報、フォルダ、全画像、範囲指定を設定し、システムメモリ52に記憶する。
ステップS6116〜S6121でいずれの選択方法も選択されず、選択方法の選択終了の要求があった場合は、ステップS6122により本処理を終了する。いずれの選択方法も選択されず、且つ、選択方法の選択終了の要求も無い場合は、ステップS6115に戻る。
ステップS6123〜S6127でそれぞれ選択モードとして画像ファイル、日付、分類情報、フォルダ、全画像を設定するとステップS6130に進む。ステップS6130では選択処理を行う。選択処理については図10を用いて後述する。続いてステップS6131に進み、選択された画像を対象として同一の処理を実行する。
一方ステップS6128で選択モードとして範囲指定を設定するとステップS6129に進む。ステップS6129では図8を用いて後述する範囲指定処理を行う。続いてステップS6131に進み、ステップS6129の範囲指定で選択された画像を対象として同一の処理を実行する。
ステップS6131で処理を実行すると、選択操作処理を終了する。選択操作処理を終了すると、図6の再生入力待ち状態へ戻る。
(範囲指定処理)
図8は図7のステップS6129における範囲指定処理を示すフローチャートである。範囲指定処理とは、画像をある順番にソートし、始点の画像と終点の画像を指定することで、始点の画像と終点の画像の間に含まれる複数の画像を一括して選択する処理である。
範囲指定処理が開始されるとまずステップS6141において、最初に指定する点が始点となるように、指定点種別に始点を設定しシステムメモリ52に記憶する。ステップS6142では現在表示対象となっている画像のIDを取得する。ステップS6143では範囲指定画面を表示し、ステップS6142で取得したIDの画像のサムネイルを始点画像として表示する。
ステップS6144では現在表示対象となっている画像の画像IDを指定点IDとして設定する。指定点IDを設定すると、操作部70からの操作を待つ。
ここで言う画像IDとは、カメラが画像を管理するためのユニークなIDである。ステップS6144での範囲指定画面の表示例を図13に示す。
図13には始点画像を表示するための領域である始点画像表示領域6171、終点画像を表示するための終点画像表示領域6172が表示され、それぞれ、始点画像、終点画像が表示される。ユーザはこの始点画像表示領域6171、終点画像表示領域6172を用いて始点画像、終点画像を指定する。なお、終点画像が未指定の場合は終点画像表示領域6172には何も表示されないか、デフォルトの終点画像を表示するものとする。範囲指定画面にはまた、始点画像番号6173、終点画像番号6174、指定画像数6175、範囲指定完了GUI6176、指定モード切替GUI6177が表示される。ここで、始点画像番号6173と終点画像番号6174に示される画像番号とは、それぞれの画像が範囲指定処理を行っている際の画像の並び順(ソート順)で先頭から何番目に位置している画像かを示す番号である。画像の並び順としては撮影日時やファイル名順などが考えられる。始点画像表示領域6171、終点画像表示領域6172が同時に表示されていることで、ユーザはどの画像からどの画像までを範囲として指定しているのか識別することができる。
S6145では、操作待ちうけ中に始点終点切替要求があったか否かを判定し、始点終点切替え要求があったと判定するとステップS6146に進む。本実施の形態では始点終点切替え要求は、操作部70に含まれる右ボタンあるいは左ボタンの操作により発生する。ステップS6146では、ステップS6145で現在の指定点種別が始点の際に右ボタンが操作されると終点を、現在の指定点種別が終点の際に左ボタンが操作されると始点を新たな指定点種別として設定する。また図13の始点画像表示領域6171、あるいは終点画像表示領域6172のうち、新たに設定された指定点種別である方の画像に対してカーソル表示をする。新たな指定点種別を設定するとステップS6144へ戻り、現在表示対象となっている画像の画像IDを指定点IDとして設定して再び操作部70からの操作を待つ。
ステップS6147では画像送り要求があったか否かを判定し、画像送り要求があったと判定するとステップS6148へ進む。本実施の形態では、画像送り要求は操作部70に含まれるホイール73の操作により発生する。ステップS6148では、指定点種別で設定されている指定点(始点か終点)の画像を画像送りを行って変更する。このように、画像送りを行って表示された画像を指定点として指定することにより、ユーザはこれから指定しようとしている画像と、もう一方の指定点として既に指定された画像との間の画像を全て閲覧することができる。このように構成することにより、ユーザは今から指定しようとしている範囲に含まれる画像を全て確認した上で範囲を指定することができ、意図しない画像が含まれることを防止することができる。指定点の画像を変更するとステップS6144へ戻り、ステップS6148で変更された現在表示対象となっている画像の画像IDを指定点IDとして設定して再び操作部70からの操作を待つ。
ステップS6149では指定モード切替要求があったか否かを判定し、指定モード切替要求があったと判定するとステップS6150へ進む。本実施の形態では、指定モード切替要求は操作部70に含まれるSETボタンの操作により発生する。ステップS6150では、全画面指定処理を実行して、指定点の画像の選択を全画面で詳細に行えるようにする。全画面指定処理については図9を用いて後述する。全画面指定処理を終了するとステップS6144へ戻り、全画面指定処理で指定された現在表示対象となっている画像の画像IDを指定点IDとして設定して再び操作部70からの操作を待つ。
ステップS6151では終点IDの指定が完了しているか否かを判定し、終点IDの指定が完了していると判定されるとS6152へと進む。終点IDの指定が完了していなければステップS6144へ戻り、現在表示対象となっている画像の画像IDを指定点IDとして設定して再び操作部70からの操作を待つ。
ステップS6152では範囲指定終了指示があったか否かを判定する。本実施の形態では、範囲指定終了指示は操作部70を用いて図13における範囲指定完了GUI6176を操作することにより行われる。範囲指定終了指示がない場合にはステップS6144へ戻り、現在表示対象となっている画像の画像IDを指定点IDとして設定して再び操作部70からの操作を待つ。範囲指定終了指示があれば、指定点に指定された画像の間に挟まれた画像を同一の処理の対象として一括して選択し、本処理を抜ける。
ここで、S6148での指定点の画像変更に関して詳細に述べる。指定された始点、終点と、それによって選択された画像の画像番号との関係を図17に示す。
図17(a)は、始点として指定している画像よりも画像番号の大きい画像を終点として指定した場合の例である。この場合は図の太線部に示した範囲、すなわち始点に指定された画像番号の画像から終点に指定された画像番号までの画像が一意に選択される。
図17(b)と図17(c)は始点として指定されている画像よりも画像番号の小さい画像を終点として指定した場合の例である。始点として指定されている画像よりも画像番号の小さい画像を終点として指定すると、始点と終点に挟まれる画像番号を有する画像としては図17(b)と図17(c)の2種類の範囲の解釈が可能となる。図17(b)は終点に指定された画像から、画像番号が大きくなる方向に、始点に指定された画像番号までの画像が選択される例である。言い換えれば、始点から画像番号が小さくなる方向に終点までに含まれる画像を選択している例である。図17(c)は、始点に指定された画像から画像番号が大きくなる方向に画像番号最大の画像までが選択され、画像番号を最大から最小へ遷移し、画像番号最小の画像から画像番号が大きくなる方向に終点に指定された画像番号までの画像が選択される例である。
このように始点として指定されている画像よりも画像番号の古い画像を終点として指定すると、範囲指定処理でどの画像を選択できるのか2種類想定できるためユーザーを混乱させる恐れがある。そこで本実施形態では、始点が既に指定されている状態で終点を指定しようとした場合、既に指定されている始点より手前、すなわち始点より画像番号の小さい画像に画像送りできないように制御する。このように制御することで始点より画像番号の小さい画像を指定できないようにしている。同様に、終点が既に指定されている状態で始点を指定しようとした場合、既に指定されている終点よりも後ろの画像、すなわち終点より画像番号の大きい画像に画像送りできないように制御することで、終点より画像番号の大きい画像を指定できないように制御する。さらに、画像番号が最小の画像と最大の画像間の遷移を許可すると前述のような始点と終点が交差してしまう状況が発生するため、画像番号が最大の画像と最小の画像間で遷移する画像送りはできないように制御する。
なお上記のような構成ではなく、始点・終点をまたぐ画像送り、画像番号が最小と最大の画像間を遷移する画像送りを許可し、始点と終点が交差している場合は表示されている画像は指定点としての指定を受け付けなくしてもよい。この際、指定できない旨のガイダンスや警告を表示する。例えば、指定点として指定できる範囲外の画像を指定しようとした場合に、画面上に「指定範囲外です」といったガイダンスを表示する。
一方、上記のように始点と終点が交差するように指定しようとした場合、自動的に始点と終点を入れ替えるようにして、常に指定された2点の間を選択できる範囲として見なすことも可能である。
さらに、範囲指定処理によって複数の画像を、ある分類情報を設定する対象もしくは解除対象として選択しようとしている場合、始点画像もしくは終点画像にその分類情報が設定されている場合は画像中でその旨を識別できるよう強調表示してもよい。
(全画面指定処理)
図9は、図8のステップS6150における全画面指定処理を示すフローチャートである。
全画面指定処理が開始されるとまず、ステップS6161で現在表示対象となっている画像のうち、指定点とし指定されている画像のIDを取得し、ステップS6162でその画像を全画面表示する。このときの表示例を図14に示す。図14では指定点種別3001に、現在の指定点種別は何か、すなわち始点もしくは終点のどちらを指定する状態なのかを表示する。画面3002には画像を全画面表示する。全画面表示では、図13に示した範囲指定処理での画像表示より大きな表示サイズで画像が表示されるため、より詳細に画像を確認して指定点の画像を指定することが可能となる。指定点指定GUI3003によって、操作部70に含まれるSETボタンを操作することで画面3002に表示されている画像を指定点に指定し、全画面指定処理を抜けることが可能である旨を示している。
続いて図9のステップS6163では操作部70からの操作を待つ。操作部70からの操作入力があると次のステップS6164以降の処理に進む。
ステップS6164では、画像送り要求があったか否かを判定し、画像送り要求があったと判定するとステップS6165へ進む。ステップS6165では、操作指示通りに画像を送り画面3002に表示する。画像送りを行うとステップS6163へ戻り再び操作部70からの操作を待つ。
ステップS6166では指定点設定要求があったか否かを判定し、指定点設定要求があったと判定するとステップS6168へ進み、指定点設定要求が無かったと判定するとステップS6167へ進む。本実施の形態では、指定点設定要求は操作部70に含まれるSETボタンの操作により発生する。ステップS6168では、画面3002に現在表示している画像を、事前に設定されシステムメモリ52に記憶されている指定点種別の指定点として設定(指定)し、全画面指定処理を終了する。
ステップS6167ではその他の再生処理をする。ここでいうその他の再生処理とは、画像の拡大/縮小表示、マルチ再生への切替、ジャンプモード処理、画像の情報表示切替などが挙げられる。その他の再生処理により例えば、指定したい範囲が広い場合などには、マルチ再生やジャンプモードに遷移することで目的の画像に素早くアクセスすることができる。また、似たような画像が複数枚ある場合などには、画像を拡大したり、情報表示を詳細表示に切り替えることにより画像の詳細な情報を見ながら範囲を指定することができるため誤った範囲を指定してしまうことを防ぐことが可能となる。
なお、図14の画面3002に表示している画像が図13の範囲指定画面において既に始点、もしくは終点として指定されていた場合、その旨を画面上に表示してもよい。このような表示をすることで、例えば画像送り中に図13によって始点、もしくは終点に指定されていた画像がどれであるか確認した上で指定点の指定をすることができる。
また、画面上にポジションバーを設け、現在表示している画像の位置、さらに始点または終点として既に指定されている画像があればその位置を表示することも可能である。または、図15のように、始点または終点として既に指定されている画像があればその画像のサムネイルを画面上に表示し、どの画像が始点もしくは終点として指定されているかを表示するのもよい。図15の始点画像表示領域3004に表示された画像は始点として既に指定された画像、終点画像表示領域3005に表示された画像は終点として既に指定された画像である。
(選択処理)
図10は図7のステップS6128における選択処理を示すフローチャートである。
選択処理が開始されると、ステップS2741〜S2745において、システム制御部50は、システムメモリ52に記憶された処理モードを判定する。システムメモリ52には、上記ステップS6108〜S6113のいずれかにより、処理モードが記憶されている。ステップS2746〜S2751では、ステップS2741〜S2745による判定の結果に応じて、設定されている処理モードに対応した選択画面表示を行う。即ち、ステップS2746ではスライドショー選択表示、ステップS2747では消去選択表示、ステップS2748ではプロテクト選択表示を行う。またステップS2749では印刷選択表示、ステップS2750では送信選択表示、ステップS2751では分類情報設定選択表示を行う。尚、本例では、処理モードとしてスライドショー、消去、プロテクト、印刷、送信、分類情報設定のいずれかが選択される。従って、ステップS2741〜S2745のいずれにおいてもNOと判定された場合は、処理モードとして「分類情報設定」が設定されているものとし、ステップS2751で分類情報設定選択表示が行われる。図16に選択表示画面の一例を示す。
続いて、ステップS2752において画像送りの操作ありと判定されたならば、ステップS2753において画像送りを実行する。画像送りにおいて、システム制御部50は、カーソル2847のあたっている画像ファイル群(グループ)の画像データ表示部2844において、当該画像ファイル群内での画像送りを行う。また、ステップS2754において画像ファイル群の切り替え操作があったならば、ステップS2755において処理対象の画像ファイル郡を切り替える。この処理により、処理対象の画像ファイル群が切り替わり、カーソルが移動する。例えば、画像ファイル群選択肢2841にカーソルが移動し処理対象となる。上記画像送り操作は、処理対象となっている画像ファイル群についておこなわれる。従って、画像ファイル群選択肢2841にカーソルが当たっている状態で画像送り操作が行われると、画像ファイル群内で画像送りが行われ、画像ファイル群選択肢2841の画像データ表示部2844に表示される画像が切り替わることになる。
本実施形態では、例えば左右ボタンにより画像送り操作を行い、上下ボタンにより画像ファイル群の切り替えを行うものとする。
ステップS2756において画像ファイル群の選択操作があったならば、ステップS2757において、操作された画像ファイル群を、選択中の処理モードにおける対象画像ファイルとして追加選択する。一方、画像ファイル群の選択解除操作があったならば、処理はステップS2758からステップS2759へ進む。ステップS2759において、システム制御部50は、操作された画像ファイル群を、選択中の処理モードにおける対象画像ファイルから選択解除する。選択完了の指示があったならば、ステップS2760から本処理を終了する。一方、選択終了の指示が無いならば、ステップS2741に戻り、上記処理を繰り返す。このようにして、各処理モードについて複数の画像ファイル群を選択することができる。
図16は上記複数の選択方法のうち日付による選択方法が選択された場合の選択表示画面の一例を示す図である。2841、2842、2843は、それぞれ2001年1月22日の画像ファイル群選択肢、2005年3月20日の画像ファイル群選択肢、2004年7月10日の画像ファイル群選択肢を表すGUI表示である。2848はそれぞれの日付内に含まれる処理対象として有効な画像ファイルの数の表示である。2847は選択中の画像ファイル群を示すカーソルである。2846はカーソルと共に移動する選択指示GUIである。操作部70によりGUIを通してユーザは日付単位でまとめて複数の画像ファイルを選択することが可能である。2844は各画像データ群毎の画像データを表示する画像データ表示部である。カーソル2847のあたっている日付内の画像データ表示部2844では、操作部70の入力により日付毎の画像ファイル群内での画像送りが可能となっている(S2752,S2753)。
本実施形態では、操作部70の上下ボタンによりカーソル2847を上下に移動させる(S2754、S2755)。そして、カーソル2847のあたっている画像ファイル群については、左右ボタンによって画像データ表示部2844において当該画像ファイル群内の画像送りができる(S2752、S2753)。これによりユーザは画像ファイル群の内容を選択表示画面上で容易に確認しながら処理対象とする画像ファイル群を選ぶことができる。尚、この画像送りで表示される画像ファイルについては図18を用いて後述する。
ユーザは選択されていない画像ファイル群にカーソル2847があたっている状態でSETボタンを押すことにより処理対象とする画像ファイル群を選択することができる(S2756、S2757)。また、既に処理対象として選択されている画像ファイル群にカーソル2847をあててSETボタンを押すと、選択状態が解除される(S2758、S2759)。選択された画像ファイル群には選択されたことを示すチェックマーク2845が表示される。画像ファイル群は複数選択することができ、選択された画像ファイル群は続くステップS6131でまとめて処理される。他の選択モード(分類情報選択、フォルダ選択等)の場合も同様の選択表示画面(画像ファイル群を選択するGUI)となる。
図18に処理別の選択表示画面ごとの処理対象として有効な画像ファイルの例を示す。処理対象として有効な画像ファイルは、上記画像送り操作(S2752、S2753)において画像送り対象となる画像ファイルでも有る。また、処理対象として有効な画像ファイルの数2848はこの図18に従って処理対象として選択される画像ファイルの数である。
例えば消去処理ではプロテクト属性の画像ファイルは消去処理対象としないため、有効な画像ファイルの数2848で表示される数に当該画像群内のプロテクト属性のある画像ファイルの数は含まれない。即ち、プロテクト属性のない画像ファイルの数のみが表示される。図16のような選択表示画面における選択候補の画像ファイル群について、処理対象として有効な画像ファイルの数を表示することで、ユーザに処理対象の数を把握させて的確な選択をさせることができる。もちろんこの時、画像ファイル群に含まれるが処理対象として有効でない画像ファイルの数や、画像ファイル群に含まれる画像ファイルの総数を表示してもよい。また、処理対象として有効でない画像ファイルが画像ファイル群に含まれることをユーザに通知する表示などを行ってもよい。これによりユーザはより的確な確認をしてから画像ファイル群を選択することができる。
また、画像データ表示部2844における、画像ファイル群内の画像送りでは、処理対象として有効なもののみが表示される。図18によれば、スライドショー、プロテクトでは対象を全画像ファイルとしてるため、画像データ表示部2844での画像送りは、当該画像ファイル群のすべての画像ファイルが対象となり、選択不可の制限も無い。一方、消去処理はプロテクト属性の画像ファイルは消去対象としないため、画像送り対象はプロテクト属性の無い画像ファイルのみとなる。
また、消去処理において、カーソル2847のあたっている画像ファイル群がすべてプロテクト属性の画像ファイルであるような場合は、消去処理の実行対象が存在しない。このため、当該画像ファイル群を選択できないことをユーザが識別可能なように識別表示する。これはたとえば選択指示GUI2846を非アクティブにすることにより表現可能である。印刷処理においては印刷対象を静止画のみとしたため画像送り対象は静止画像ファイルのみである。カーソル2847のあたっている画像ファイル群がすべて静止画以外の場合、たとえば動画、音声である場合は、印刷の実行対象が存在しないため、上記のように、当該画像ファイル群の選択の不可をユーザが識別可能なように表示する。送信処理においては送信対象を未送信画像ファイルのみとしたため画像送り対象は未送信画像ファイルのみである。カーソル2847のあたっている画像ファイル群がすべて送信済み画像ファイルである場合は、送信の実行対象が存在しないため、上記のように画像ファイル群の選択の不可をユーザが識別可能なように表示する。尚、コンテンツが1つも存在しない場合は、いずれの処理モードにおいても実行対象が存在しないので、当該画像ファイル群の選択指示GUIを非アクティブにする。
以上のように、処理を選択して処理モードを設定したあとに処理対象を選択することで、予め設定された処理内容に応じて処理対象として有効な画像ファイル数の表示、画像ファイル群の選択可否判定及び画像送り対象の決定を行う。これにより処理対象の無い画像ファイル群を選択させたり、処理対象でない画像ファイルの画像データの表示を行うことがなく、ユーザに的確な処理対象の選択を行わせることができる。なお、ここで説明した、予め設定された処理内容に応じて処理対象として有効な画像ファイル数の表示、画像ファイル群の選択可否判定及び画像送り対象の決定は図8で前述した範囲指定処理においても同様に行うことができる。
なお、上述した実施の形態の処理は、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或いは装置に提供してもよい。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、前述した実施形態の機能を実現することができる。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどを用いることができる。或いは、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることもできる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれている。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれてもよい。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含むものである。
本発明の一実施形態のとしてのデジタルカメラの外観図である。 本発明の一実施形態のとしてのデジタルカメラの構成ブロック図である。 デジタルカメラ100の全体的な動作を示すフローチャートである。 デジタルカメラ100の再生処理を示すフローチャートである。 デジタルカメラ100の再生処理中の画像なし時入力待ち処理を示すフローチャートである。 デジタルカメラ100再生処理における、再生入力待ちの処理を示すフローチャートである。 デジタルカメラ100の選択操作処理を示すフローチャートである。 デジタルカメラ100の範囲指定処理を示すフローチャートである。 デジタルカメラ100の全画面指定処理を示すフローチャートである。 デジタルカメラ100の選択処理を示すフローチャートである。 デジタルカメラ100の選択操作処理における処理選択の際の画面表示例である。 デジタルカメラ100の選択操作処理における処理対象選択方法の選択の際の画面表示例である。 デジタルカメラ100の範囲指定処理の画面表示例である。 デジタルカメラ100の全画面指定処理の画面表示例である。 デジタルカメラ100の全画面指定処理の別の画面表示例である。 デジタルカメラ100の選択処理の画面表示例である。 デジタルカメラ100の範囲指定処理における指定範囲の概念図である。 デジタルカメラ100の各処理モード毎の選択操作対象の一覧を示す図である。
符号の説明
100 デジタルカメラ
39 スピーカー
10 マイク
11 音声制御部
12 タイミング発生部
13 D/A変換器
28 表示部
102 バリア
103 レンズ
101 シャッター
22 撮像部
23 A/D変換器
24 画像処理部
15 メモリ制御部
32 メモリ
16 圧縮/伸張部
70 操作部
61 シャッターボタン
60 モード切替スイッチ
30 電源部
50 システム制御部
40 RTC
52 システムメモリ
56 不揮発性メモリ
110 通信部
112 コネクタ(アンテナ)
111 接続ケーブル
19 記録部
200 記録媒体
201 記録媒体スロット

Claims (18)

  1. 複数の画像の中から始点画像と終点画像とを指定する指定手段と、
    前記指定手段による指定を行う範囲指定画面において、始点画像を表示するための始点画像表示領域と、終点画像を表示するための終点画像表示領域とを同時に表示する表示手段と、
    前記複数の画像のうち、前記始点画像表示領域に表示される画像と前記終点画像表示領域に表示される画像との間に挟まれる全ての画像を表示できるよう制御する表示制御手段と、
    前記複数の画像のうち、前記指定手段によって指定された前記始点画像と前記終点画像とに挟まれる画像を選択する選択手段と
    を有することを特徴とする画像管理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記範囲指定画面において前記複数の画像を順次表示するよう制御し、
    前記指定手段は前記表示制御手段によって順次表示される画像に対して前記始点画像あるいは前記終点画像の指定をすることを特徴とする請求項1記載の画像管理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記範囲指定画面において、前記順次表示される画像を前記始点画像表示領域に表示される画像あるいは前記終点画像表示領域に表示される画像よりも大きく表示するよう制御することを特徴とする請求項2記載の画像管理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記範囲指定画面において前記複数の画像を、順次表示、拡大/縮小表示、複数の画像を同時に表示するマルチ再生、特定の基準に基づいた単位毎に画像を順次切り替え表示するジャンプ再生のすくなくとも1つを行うよう制御し、
    前記指定手段は前記表示制御手段によって表示される画像に対して、前記始点画像あるいは前記終点画像の指定をすることを特徴とする請求項1記載の画像管理装置。
  5. 前記表示制御手段は更に、前記範囲指定画面において表示されている画像が、前記始点画像表示領域に表示された画像あるいは前記終点画像表示領域に表示された画像であった場合その旨を識別可能に表示するよう制御することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の画像管理装置。
  6. 前記表示制御手段は更に、前記範囲指定画面において、前記始点画像表示領域に表示された画像と前記終点画像表示領域に表示された画像が、前記複数の画像を特定の順番で並べた場合の当該特定の順番の中で何番目の画像かを表示するよう制御することを特徴とする請求項1記載の画像管理装置。
  7. 前記表示制御手段は更に、前記範囲指定画面において、前記始点画像表示領域に表示された画像と前記終点画像表示領域に表示された画像の、前記複数の画像を特定の順番で並べた場合の当該特定の順番の中での位置を示すポジションバーを表示することを特徴とする請求項1記載の画像管理装置。
  8. 前記表示手段は更に、前記範囲指定画面において、前記始点画像表示領域と前記終点画像表示領域と前記画像送りによる画像表示をするための領域とを同時に表示することを特徴とする請求項2または3記載の画像管理装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記複数の画像を特定の順番で並べた場合、前記範囲指定画面において当該特定の順番で並べられた複数の画像のうち、前記始点画像表示領域に表示された画像より前の画像、または前記終点画像表示領域に表示された画像よりも後の画像を表示することが可能であることを特徴とする請求項1記載の画像管理装置。
  10. 前記表示制御手段は前記範囲指定画面において、前記始点画像表示領域に表示された画像よりも前の画像、または、前記終点画像表示領域に表示された画像よりも後の画像を表示した場合と、前記始点画像と前記終点画像が前記特定の順番の中で交差するように指定されようとした場合の少なくとも一方の場合において、前記指定手段による指定ができない旨のガイダンスを表示するよう制御することを特徴とする請求項9記載の画像管理装置。
  11. 前記指定手段は、前記範囲指定画面において、前記始点画像と前記終点画像が前記特定の順番の中で交差するように指定されようとした場合は、前記始点画像と前記終点画像を入れ替えて指定することを特徴とする請求項9記載の画像管理装置。
  12. 前記選択手段によって選択される画像を同一の処理を行う対象とすることを特徴とする請求項1記載の画像管理装置。
  13. 前記同一の処理は、消去、プロテクト、分類情報設定、送信、印刷、スライドショーのうち少なくともいずれかであることを特徴とする請求項12記載の画像管理装置。
  14. 前記表示制御手段は、前記同一の処理が分類情報設定である場合、前記範囲指定画面における画像表示とともに、当該画像に設定された分類情報のうち前記分類情報設定で設定もしくは解除対象として選択されている分類情報を識別可能に表示することを特徴とする請求項12記載の画像管理装置。
  15. 前記始点画像表示領域に表示される画像と前記終点画像表示領域に表示される画像との間に挟まれる画像のうち前記同一の処理の対象として有効でない画像がある場合、前記表示制御手段は、当該同一の処理の対象として有効でない画像について当該同一の処理が有効でないことを示す識別表示、または当該同一の処理の対象として有効な画像の数あるい有効でない画像の数に関する情報の表示、または当該同一の処理の対象として有効でない画像を表示対象としない表示のうち少なくともいずれかを行うよう制御することを特徴とする請求項12記載の画像処理装置。
  16. 複数の画像の中から始点画像と終点画像とを指定する指定工程と、
    前記指定工程による指定を行う範囲指定画面において、始点画像を表示するための始点画像表示領域と、終点画像を表示するための終点画像表示領域とを同時に表示する表示工程と、
    前記複数の画像のうち、前記始点画像表示領域に表示される画像と前記終点画像表示領域に表示される画像との間に挟まれる全ての画像を表示できるよう制御する表示制御工程と、
    前記複数の画像のうち、前記指定工程によって指定された前記始点画像と前記終点画像とに挟まれる画像を選択する選択工程と
    を有することを特徴とする画像管理方法。
  17. コンピュータを、
    複数の画像の中から始点画像と終点画像とを指定する指定手段、
    前記指定手段による指定を行う範囲指定画面において、始点画像を表示するための始点画像表示領域と、終点画像を表示するための終点画像表示領域とを同時に表示する表示手段、
    前記複数の画像のうち、前記始点画像表示領域に表示される画像と前記終点画像表示領域に表示される画像との間に挟まれる全ての画像を表示できるよう制御する表示制御手段、
    前記複数の画像のうち、前記指定手段によって指定された前記始点画像と前記終点画像とに挟まれる画像を選択する選択手段と
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  18. コンピュータを、
    複数の画像の中から始点画像と終点画像とを指定する指定手段、
    前記指定手段による指定を行う範囲指定画面において、始点画像を表示するための始点画像表示領域と、終点画像を表示するための終点画像表示領域とを同時に表示する表示手段、
    前記複数の画像のうち、前記始点画像表示領域に表示される画像と前記終点画像表示領域に表示される画像との間に挟まれる全ての画像を表示できるよう制御する表示制御手段、
    前記複数の画像のうち、前記指定手段によって指定された前記始点画像と前記終点画像とに挟まれる画像を選択する選択手段と
    として機能させることを特徴とするプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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