JP2009041914A - 流量計測装置及びこの装置を用いた流体供給システム - Google Patents

流量計測装置及びこの装置を用いた流体供給システム Download PDF

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Abstract

【課題】器具情報の登録可能な数に上限がある場合には、登録数が一度上限に到達してしまうと、例えそれまでの登録器具情報の中に既に必要がなくなった器具情報が存在しても、新たな器具情報を登録することができないこと。
【解決手段】流量情報記憶手段としての記憶メモリー8と、記憶メモリー8に記憶された登録器具情報の中で所定の条件を満たすものを選択して削除する登録器具情報削除手段11とを備えた構成とすることにより、器具情報の登録数が上限に到達してしまっても、既に必要でなくなった登録器具情報を削除することが可能となり、削除した器具情報の替わりに新たな器具情報を登録することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、流路に接続された器具を流量情報を基に判別する器具判別手段を備えた流量計測装置に関するものである。
従来、この種の流量計測装置は、図12に示すように、ガス流路に流れるガス流量を計測するガス流量計測手段1と、この計測結果より流量の増加を検出する流量増加検出手段2と、この流量増加に伴うガス流量の瞬時増減変化を検出する流量増減検出手段3と、前記瞬時増減変化検出時に新たなガス燃焼器具の使用開始を判定する器具判定手段4と、前記流量増加検出手段で検出されたガス流量の増加分を、前記新たなガス燃焼器具の使用開始に伴うガス流量の増加分として登録する流量登録手段5とを備えていた(例えば、特許文献1参照)。
上記構成によって、新たにガス燃焼器具の使用を開始した場合にガス流量は瞬時に増減変化して安定したガス流量になる事に着目し、増減変化を判定時に新たなガス燃焼器具の使用開始を判定することで、簡易な方法で新たなガス燃焼器具の使用開始を判定し、新たなガス燃焼器具の使用によるガス増加分を登録することができるものである。
特開2002−174542号公報
しかしながら、前記従来の構成では、器具情報の登録可能な数に上限がある場合には、登録数が一度上限に到達してしまうと、例えそれまでの登録器具情報の中に既に必要がなくなった器具情報が存在しても、新たな器具情報を登録することができないという課題があった。
前記従来の課題を解決するために、本発明の流量計測装置は、流路に流れる流量を計測する流量計測手段と、前記流量計測手段の流量値と計測された流量値が継続する時間長さの流量情報を記憶する流量情報記憶手段と、前記流路に接続された器具情報を登録する器具登録手段と、前記流量情報記憶手段に記憶された登録器具情報の中で所定の条件を満たすものを選択して削除する登録器具情報削除手段と、前記流量計測手段で計測した流量情報と前記器具登録手段によって登録された流量情報を比較して使用器具を判別する器具判別手段とを備えたものである。
これによって、器具情報の登録数が上限に到達してしまっても、所定の条件を満たす既に必要でなくなった登録器具情報を削除することが可能となり、削除した器具情報の替わりに新たな器具情報を登録することが可能となるのである。
本発明の流量計測装置は、流路に流れる流量を計測する流量計測手段と、前記流量計測手段の流量値と計測された流量値が継続する時間長さの流量情報を記憶する流量情報記憶手段と、前記流路に接続された器具情報を登録する器具登録手段と、前記流量情報記憶手段に記憶された登録器具情報の中で所定の条件を満たすものを選択して削除する登録器具情報削除手段と、前記流量計測手段で計測した流量情報と前記器具登録手段によって登録された流量情報を比較して使用器具を判別する器具判別手段とを備えることで、器具情報の登録数が上限に到達してしまっても、所定の条件を満たす既に必要でなくなった登録器
具情報を削除することができるので、削除した器具情報の替わりに新たな器具情報を登録することができるのである。
第1の発明は、流路に流れる流量を計測する流量計測手段と、前記流量計測手段の流量値と計測された流量値が継続する時間長さの流量情報を記憶する流量情報記憶手段と、前記流路に接続された器具情報を登録する器具登録手段と、前記流量情報記憶手段に記憶された登録器具情報の中で所定の条件を満たすものを選択して削除する登録器具情報削除手段と、前記流量計測手段で計測した流量情報と前記器具登録手段によって登録された流量情報を比較して使用器具を判別する器具判別手段とを備えた構成とすることにより、器具情報の登録数が上限に到達してしまっても、所定の条件を満たす既に必要でなくなった登録器具情報を削除することが可能であり、削除した器具情報の替わりに新たな器具情報を登録することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の流量計測装置の登録器具情報削除手段は、複数の所定の条件を用いて登録器具情報を削除する機能を備えた構成とすることにより、複数の削除可能な条件のうちいずれか一つでも満していれば、他の削除可能な条件を満たしていない場合でも、その登録器具情報を削除することが可能であり、より効率よく既に必要でなくなった登録器具情報を削除することができる。
第3の発明は、特に、第1または2の発明の流量計測装置の登録器具情報削除手段は、所定の期間以上使用した実績がない器具の登録器具情報を削除する機能を備えた構成とすることにより、買い替えや廃棄等の理由でユーザーに使用されなくなった器具の登録器具情報を削除することが可能であり、よりユーザーの使用実態に合わせて既に必要でなくなった登録器具情報を削除することができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の流量計測装置の登録器具情報削除手段は、所定の期間以上使用した実績がない器具が存在しても、その器具が暖房器具等のある特定の季節にしか使用しないような器具である場合には、更に別途定めた所定の期間を過ぎるまで登録器具情報を削除しない機能を備えた構成とすることにより、ある特定の季節にしか使用しないような器具についても、必要な器具情報を誤って削除しないようにすることができる。
第5の発明は、特に、第1または2の発明の流量計測装置の登録器具情報削除手段は、所定の回数未満しか使用した実績がない器具の登録器具情報を削除する機能を備えた構成とすることにより、器具のイレギュラーな動作やユーザーの誤操作等の理由で誤って別器具として登録されてしまった登録器具情報を削除することが可能であり、より正確に器具の正常な動作以外の既に必要でなくなった登録器具情報を削除することができる。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか1つの発明の流量計測装置の登録器具情報削除手段は、削除可能な条件を満たす登録器具情報が複数存在する場合には、一番優先順位の高いものを選択して削除する機能を備えた構成とすることにより、例えば特定の行事にしか使用しないため、使用頻度が少ないが後日使用することが明らかである器具を保有しているような場合でも、その器具の優先順位が一番高くならない限りは、登録器具情報が削除されないようにすることが可能であり、登録器具情報の削除を必要最小限に抑えることができる。
第7の発明は、特に、第1〜5のいずれか1つの発明の流量計測装置の登録器具情報削除手段は、削除可能な条件を満たす登録器具情報が複数存在する場合には、削除可能な条件を満たす登録器具情報を一度に全て削除する機能を備えた構成とすることにより、登録
器具情報の登録数を必要最小限にすることが可能であり、登録器具情報の登録数が多くなるにつれて器具判別手段の負荷が増加することにより、器具判別手段の処理速度の低下や消費電力の増大等が発生してしまうような場合でも、器具判別手段にかかる負荷を最小限に抑えることができる。
第8の発明は、特に、第1〜7のいずれか1つの発明の流量計測装置の登録器具情報削除手段は、削除に対する保護の指定がある特定の登録器具情報については、削除可能な条件を満たしていても、その登録器具情報を削除しない機能を備えた構成とすることにより、使用契約等の理由で必要な器具を保護することが可能となり、使用頻度が少ない場合でも削除してはいけない必要な器具情報を誤って削除しないようにすることができる。
第9の発明は、特に、第1〜8のいずれか1つの発明の流量計測装置の登録器具情報削除手段は、削除可能な登録器具情報が存在しない場合には、ユーザーまたは事業者にその旨を報知する機能を備えた構成とすることにより、再び新たな器具情報を登録できるようにするために、業者による登録器具情報の見直し、登録数の上限の再設定、流量情報記憶手段の増設等、状況に合わせた対応を迅速に行うことができる。
第10の発明は、特に、第9の発明の流量計測装置の登録器具情報削除手段は、登録器具情報の登録数が所定の警告値に到達した場合には、ユーザーまたは事業者にその旨を報知する機能を備えた構成とすることにより、登録器具情報の登録数が上限に到達して新たな器具情報が登録できなくなってしまう前に、業者による登録器具情報の見直し、登録数の上限の再設定、流量情報記憶手段の増設等、状況に合わせた対応を更に迅速に行うことができる。
第11の発明は、特に、第1〜10のいずれか1つの発明の流量計測装置は、瞬時流量計測手段としての超音波流量計を用いた構成とすることにより、一定時間毎の瞬時計測を容易に行うことができる。
第12の発明は、特に、第1〜11のいずれか1つの発明の流量計測装置において家庭用ガス供給管に接続された流量計測装置を用いた流体供給システムを構築することにより、ガス事業者が用意した新料金メニューなどを利用することができ、ガス拡販やガス器具拡販を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における流量計測装置のブロック図を示すものである。
図1において流量計測装置は、流路6に流れる流量を計測する流量計測手段としての超音波流量計7と、超音波流量計7の流量値と計測された流量値が継続する時間長さの流量情報を記憶する流量情報記憶手段としての記憶メモリー8と、流路6に接続されたガス器具9の器具情報を登録する器具登録手段10と、記憶メモリー8に記憶された登録器具情報の中で所定の条件を満たすものを選択して削除する登録器具情報削除手段11と、超音波流量計7で計測した流量情報と器具登録手段10によって登録された流量情報を比較して使用器具を判別する器具判別手段12とを備えたものである。ここで、13と14と15はガス器具、16はガス管路、17は流量計測装置としてのガスメータ、18は流路遮断弁、19は操作手段である。
以上のように構成された流量計測装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、ガス器具9の器具登録の動作について説明する。
器具登録の動作は基本的に接続されたガス器具9を動作させて行う。例えば、流量情報は、ガス器具9を始動させた時の計測流量とその流量が継続する継続時間を始動流量(1)及び継続時間(1)、最大燃焼動作させた時の計測流量を最大流量(1)、最小燃焼動作させた時の計測流量を最小流量(1)、ガス器具9の種類を器具名(1)として、記憶メモリー8に登録させる。
ここで、登録方法は、器具登録手段10を登録動作モードに設定して行うもので、例えば、始動流量(1)と継続時間(1)は、器具Aの記憶メモリーを始動流量(1)及び継続時間(1)の入力状態にして、ガス器具9の始動開始時の流量とその流量が継続する継続時間を計測して記憶させる、最大流量(1)は、器具Aの記憶メモリーを最大流量(1)の入力状態にして、ガス器具9を最大燃焼動作させた時の流量を計測して記憶させる。同様に最小流量(1)も、メモリーを最小流量の入力状態にして、ガス器具9を最小燃焼動作させたときの流量を計測して記憶させる。更に、器具名(1)は、器具登録手段10の登録メニューの中から、例えばガスファンヒータを選択して登録するものである。
ただし、ガス器具9の流量情報がデーターベース等で事前にわかっているような場合には、ガス器具9を動作させて登録する必要はなく、この場合は操作手段19により器具名及び流量情報を直接入力して登録する。
同様の手順で、ガス器具13についても器具Bのメモリーに始動流量(2)、継続時間(2)、最大流量(2)、最小流量(2)、器具名(2)を登録していく。
なお、器具登録手段10を登録動作モードに設定する自動または手動のいずれでもよいものとする。
なお、登録された情報は、必要に応じて、始動流量、継続時間、最大流量、最小流量、始動流量の全てが含まれていなくてもよいものとする。
また登録された情報は、器具名及び流量情報共に登録後に操作手段19より追加及び訂正してもよいものとする。
また登録する器具の数が更に増えた場合についても、同様の手順で器具C、器具Dといように登録できるものとする。
次に器具判別手段12の動作について説明する。
器具情報が登録されたガス器具9が動作すると、図2に示すようなフローチャートに従って処理が行われて、超音波流量計7で計測された流量値が、登録されている最小流量または最大流量または始動流量のいずれかと一致し、かつその流量値が継続した継続時間も登録された継続時間と一致するので、登録器具が運転されたと判別する。
そして全く新規の登録していないガス器具14が動作すると、超音波流量計7で計測された流量値は、登録されている最小流量または最大流量または始動流量のいずれも一致しないか、その流量値が継続した継続時間が登録された継続時間と一致しないので、登録されていない特定器具が運転されたとして判別する。この場合についても、ガス器具9及びガス器具13を登録した時と同様の手順で新たに器具情報の追加登録を行う。
次に登録器具情報削除手段11の動作について説明する。新たな全く新規の登録していないガス器具15が動作すると、ガス器具14と同様に、登録されていない特定器具が運転されたとして判別された後、図3に示すようなフローチャートに従って処理が行われる。まず記憶メモリー8に登録されている登録器具情報の登録数が上限に到達しているかを調べ、上限に到達していない場合は、そのままガス器具15の器具情報を追加登録する。上限に到達している場合は、記憶メモリー8に登録されている登録器具情報の中から、削除可能と判断するための所定の条件を満たすものがあるかどうかを調べ、条件を満たすものがある場合は、条件を満たす登録器具情報を削除した後、ガス器具15の器具情報を追加登録する。条件を満たすものがない場合は、これ以上器具情報を登録することができないため、ガス器具15の器具情報の追加登録を中止する。
このように器具情報の登録数が上限に到達してしまっても、削除可能と判断できる所定の条件を満たすものがある場合には、既に必要でなくなった登録器具情報を削除することが可能となり、削除した器具情報の替わりに新たな器具情報を登録することができる。
また、図4に示すように、登録器具情報削除手段11が、例えば削除条件1及び削除条件2のように複数の所定の条件を用いて登録器具情報を削除する機能を備えた場合は、複数の削除可能な条件のうちいずれか一つの条件でも満していれば、他の削除可能な条件を満たしていない場合でも、その登録器具情報を削除することが可能であり、より効率よく既に必要でなくなった登録器具情報を削除することができる。
なお、条件の数についての限定はなく、任意の数を取ることが可能である。
また、図5に示すように、登録器具情報削除手段11が、例えば未使用期間がM日以上になるというように所定の期間以上使用した実績がない器具の登録器具情報を削除する機能を備えた場合は、買い替えや廃棄等の理由でユーザーに使用されなくなった器具を想定して登録器具情報を削除することが可能であり、よりユーザーの使用実態に合わせて既に必要でなくなった登録器具情報を削除することができる。
また、図6に示すように、登録器具情報削除手段11が、例えば未使用期間がM日以上になるというように所定の期間以上使用した実績がない器具が存在しても、その器具が暖房器具等のある特定の季節にしか使用しないような器具であれば、更に未使用期間がL日以上になるというように別途定めた所定の期間を過ぎるまで登録器具情報を削除しない機能を備えた場合には、ある特定の季節にしか使用しないような器具についても、必要な器具情報を誤って削除しないようにすることができる。
また、図7に示すように、登録器具情報削除手段11が、例えば使用回数がN回未満しかないというように所定の回数未満しか使用した実績がない器具の登録器具情報を削除する機能を備えた場合には、器具のイレギュラーな動作やユーザーの誤操作等の理由で誤って別器具として登録されてしまった登録器具情報を想定して削除することが可能であり、より正確に器具の正常な動作以外の既に必要でなくなった登録器具情報を削除することができる。
また、図8に示すように、登録器具情報削除手段11が、削除可能な条件を満たす登録器具情報が複数存在した時に、一番優先順位の高いものを選択して削除する機能を備えた場合には、例えば特定の行事にしか使用しないため、使用頻度が少ないが後日使用することが明らかである器具を保有してたとしても、その器具の優先順位が一番高くならない限りは、登録器具情報が削除されないようにすることが可能であり、登録器具情報の削除を必要最小限に抑えることができる。
また、図9に示すように、登録器具情報削除手段11が、削除可能な条件を満たす登録器具情報が複数存在した時に、削除可能な条件を満たす登録器具情報を一度に全て削除する機能を備えた場合には、記憶メモリー8に登録されている登録器具情報の登録数を必要最小限にすることが可能であり、登録器具情報の登録数が多くなるにつれて器具判別手段12の負荷が増加することにより、器具判別手段12の処理速度の低下や消費電力の増大等が発生してしまうような場合でも、器具判別手段12にかかる負荷を最小限に抑えることができる。
また、図10に示すように、登録器具情報削除手段11が、削除に対する保護の指定がある特定の登録器具情報については、削除可能な条件を満たしていても、その登録器具情報を削除しない機能を備えた場合には、使用契約等の理由で必要な器具を保護することが可能となり、使用頻度が少なくても削除してはいけない必要な器具情報を誤って削除しないようにすることができる。
また、図11に示すように、登録器具情報削除手段11が、削除可能な登録器具情報が存在しない時に、ユーザーまたは事業者にその旨を報知する機能を備えた場合には、再び新たな器具情報を登録できるようにするために、業者による登録器具情報の見直し、登録数の上限の再設定、記憶メモリー8の増設等、状況に合わせた対応を迅速に行うことができる。
なお、報知する機能を行う手段としては、メッセージの表示、ランプの点灯や点滅、有線や無線を使用した外部へのエラー信号の転送等、多くの方法が考えられるが、本発明では方法そのものは限定しないものとする。
また、図12に示すように、登録器具情報削除手段11が、登録器具情報の登録数が上限に対してある程度の余裕を持たせた所定の警告値に到達した時に、ユーザーまたは事業者にその旨を報知する機能を備えた場合には、登録器具情報の登録数が上限に到達して新たな器具情報が登録できなくなってしまう前に、業者による登録器具情報の見直し、登録数の上限の再設定、記憶メモリー8の増設等、状況に合わせた対応を更に迅速に行うことができる。
なお、警告値と上限の間に持たせる余裕の数については任意の数でよいものとする。
なお、以上の説明は超音波流量計を用いた場合について説明したが、他の瞬間式の流量計測手段でも、同様の効果が得られることは明白である。そして、瞬時流量計を用いることで、流量に関係なく計測タイミングが設定できるので、器具判別するときに計測タイミングを変更することができる。また、器具判別した後の処理は説明を省略したが、ガスメータでは、登録器具ごとの積算流量の計測や、登録器具ごとに安全管理(保安機能)処理を設定することも可能であることは明白である。また、ガスメータで説明したが、工業用流量計や水道メータにおいても同様に、流量計測装置の下流側に接続された使用器具の判別に使用することができる。
また、本発明の流量計測装置を用いた流体(ガス)の供給源も含む流体供給システムも本発明に含まれる。
以上のように、本発明にかかる流量計測装置は、流路に流れる流量を計測する流量計測手段と、前記流量計測手段の流量値と計測された流量値が継続する時間長さの流量情報を記憶する流量情報記憶手段と、前記流路に接続された器具情報を登録する器具登録手段と
、前記流量情報記憶手段に記憶された登録器具情報の中で所定の条件を満たすものを選択して削除する登録器具情報削除手段と、前記流量計測手段で計測した流量情報と前記器具登録手段によって登録された流量情報を比較して使用器具を判別する器具判別手段とを備えた構成とすることにより、器具情報の登録数が上限に到達してしまっても、既に必要でなくなった登録器具情報を削除することが可能であり、削除した器具情報の替わりに新たな器具情報を登録することができるので、ガス以外の流量測定の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における流量計測装置のブロック図 同流量計測装置の処理を示すフローチャート 同流量計測装置の他の処理を示すフローチャート 同流量計測装置の他の処理を示すフローチャート 同流量計測装置の他の処理を示すフローチャート 同流量計測装置の他の処理を示すフローチャート 同流量計測装置の他の処理を示すフローチャート 同流量計測装置の他の処理を示すフローチャート 同流量計測装置の他の処理を示すフローチャート 同流量計測装置の他の処理を示すフローチャート 同流量計測装置の他の処理を示すフローチャート 同流量計測装置の他の処理を示すフローチャート 従来の流量計測装置のブロック図
符号の説明
7 超音波流量計
8 記憶メモリー
9 ガス器具
10 器具登録手段
11 登録器具情報削除手段
12 器具判別手段
13、14、15 ガス器具
17 ガスメータ

Claims (12)

  1. 流路に流れる流量を計測する流量計測手段と、前記流量計測手段の流量値と計測された流量値が継続する時間長さの流量情報を記憶する流量情報記憶手段と、前記流路に接続された器具情報を登録する器具登録手段と、前記流量情報記憶手段に記憶された登録器具情報の中で所定の条件を満たすものを選択して削除する登録器具情報削除手段と、前記流量計測手段で計測した流量情報と前記器具登録手段によって登録された流量情報を比較して使用器具を判別する器具判別手段とを備えた流量計測装置。
  2. 登録器具情報削除手段は、複数の所定の条件を用いて登録器具情報を削除する請求項1に記載の流量計測装置。
  3. 登録器具情報削除手段は、所定の期間以上使用した実績がない器具の登録器具情報を削除する請求項1または2に記載の流量計測装置。
  4. 登録器具情報削除手段は、所定の期間以上使用した実績がない器具が存在しても、その器具が暖房器具等のある特定の季節にしか使用しないものである場合には、更に別途定めた所定の期間を過ぎるまで登録器具情報を削除しない請求項3に記載の流量計測装置。
  5. 登録器具情報削除手段は、所定の回数未満しか使用した実績がない器具の登録器具情報を削除する請求項1または2に記載の流量計測装置。
  6. 登録器具情報削除手段は、削除可能な条件を満たす登録器具情報が複数存在する場合には、一番優先順位の高いものを選択して削除する請求項1〜5のいずれか1項に記載の流量計測装置。
  7. 登録器具情報削除手段は、削除可能な条件を満たす登録器具情報が複数存在する場合には、削除可能な条件を満たす登録器具情報を一度に全て削除する請求項1〜5のいずれか1項に記載の流量計測装置。
  8. 登録器具情報削除手段は、削除に対する保護の指定がある特定の登録器具情報については、削除可能な条件を満たしていても、その登録器具情報を削除しない請求項1〜7のいずれかに記載の流量計測装置。
  9. 登録器具情報削除手段は、削除可能な登録器具情報が存在しない場合には、ユーザーまたは事業者にその旨を報知する請求項1〜8のいずれかに記載の流量計測装置。
  10. 登録器具情報削除手段は、登録器具情報の登録数が所定の警告値に到達した場合には、ユーザーまたは事業者にその旨を報知する請求項9に記載の流量計測装置。
  11. 流量計測手段は、瞬時流量計測手段としての超音波流量計を用いた請求項1〜10のいずれか1項に記載の流量計測装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の流量計測装置を用いた流体供給システム。
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