JP2009041340A - 防水扉装置 - Google Patents
防水扉装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009041340A JP2009041340A JP2007210303A JP2007210303A JP2009041340A JP 2009041340 A JP2009041340 A JP 2009041340A JP 2007210303 A JP2007210303 A JP 2007210303A JP 2007210303 A JP2007210303 A JP 2007210303A JP 2009041340 A JP2009041340 A JP 2009041340A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof door
- pit
- rope
- waterproof
- door device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Barrages (AREA)
- Special Wing (AREA)
Abstract
【解決手段】 防水扉4を昇降変位させるための電動式ウィンチ17及び手動ウィンチ19をピット3外に設置する。これにより、地下に設けられたピット3内に昇降手段を設置する必要がなく、防水扉装置1の施工性及びメンテナンス作業性を向上させることができる。さらに、ピット3が地下に設けられているので、防水扉4がピット3内に格納されると、防水扉4が地下に隠れた状態となり、防水扉装置1が設置された周辺の景観を大きく損ねることはない。
【選択図】図1
Description
このため、特許文献1に記載の発明のごとく、昇降装置がピット内に配設されていると、メンテナンス作業時に、作業員が狭いピット内に入って作業を行う必要があるので、施工性の問題に加えて、メンテナンス作業時の作業性が低いという問題がある。
請求項4に記載の発明では、ロープ(13)の他端側を引き上げる第2引上機(19)を備え、ロープ(13)の他端側は、第2引上機(19)を介して地面に対して固定されることを特徴とする。
なお、各引上機は、請求項5に記載の発明のごとく、第1引上機(17)を電動式のウィンチにて構成し、第2引上機(19)を手動式のウィンチにて構成することが望ましい。
(第1実施形態)
1.図面の説明
図1(a)は防水扉4が上昇した状態を示す防水扉装置の正面図であり、図1(b)は防水扉4がピット3内に収納された状態を示す防水扉装置の正面図であり、図2(a)は防水扉4が上昇した状態を示す防水扉装置の側面図であり、図2(b)は防水扉4がピット3内に収納された状態を示す防水扉装置の側面図である。
本実施形態に係る防水扉装置1は、海岸線の近傍に設けられた堤防に設置されるものである。
そして、レール部9A、9Bは、ガイドプレート5の面5Aに設けられ、かつ、防水扉4が完全にピット3に収納された状態から防水扉4が完全に上昇する手前までにおいてガイドローラ7Aが接触するものであり、レール部9C、9Dは、ガイドプレート5のうち面5Aと対向する面5Cに設けられて防水扉4が完全に上昇したときにガイドローラ7に接触するものである。
このため、電動式ウィンチ17及び手動ウィンチ19のうち少なくとも一方のウィンチにてロープ13を巻き上げるようにロープ13を引き上げると、ロープ13のうち電動式ウィンチ17と手動ウィンチ19との間に繋ぐ部分の長さが短くなるので、防水扉4は引き上げた(巻き上げた)ロープ長さの1/2だけ上昇する。
本実施形態では、防水扉4を昇降変位させるための昇降手段なす電動式ウィンチ17及び手動ウィンチ19が、ピット3外に設置された構成となるので、地下に設けられたピット3内に昇降手段を設置する必要がなく、防水扉装置1の施工性及びメンテナンス作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、動滑車15A、15Bを介して防水扉4を引き上げるので、ロープ13を引き上げるための引き上げ力を小さくすることができるので、電動式ウィンチ17及び手動ウィンチ19の小型を図りながら、電動式ウィンチ17及び手動ウィンチ19を安価なものとすることができる。
また、本実施形態では、ロープ13の一端側が電動式ウィンチ17に連結され、他端側が手動ウィンチ19に連結されているので、電動式ウィンチ17の予備機を成す手動ウィンチ19を容易に防水扉装置1に設置することができる
また、防水扉4が完全に上昇したときには、前述したように、リップシール11は、防水扉4と面5Aとに挟まれて押し潰された状態で防水扉4及び面5Aに接触して防水扉4と堤防20側との隙間を密閉するので、防水扉4と堤防20側とを水密にシールでき、防水扉4と堤防20側との隙間から水が漏れることを確実に防止できる。
本実施形態では、ガイドローラ7が特許請求の範囲に記載されたガイド手段に相当し、電動式ウィンチ17及び手動ウィンチ19が特許請求の範囲に記載された昇降手段に相当し、電動式ウィンチ17が特許請求の範囲に記載された第1引上機に相当し、手動ウィンチ19が特許請求の範囲に記載された第2引上機に相当し、レール部9C、9Dが特許請求の範囲に記載された移動手段に相当する。
図7(a)及び図7(b)は、本実施形態の特徴を示す図である。
そして、本実施形態では、防水扉4の上端部のうち、ガイドプレート5に対応する部位以外の部位に、水平方向に突出したフランジ部4Aを設けられ、かつ、防水扉4がピット3に収納された状態においては、フランジ部4Aによりピット3の上端側開口部3Bが閉塞されるように構成されている。
これにより、本実施形態では、防水扉4がピット3に収納されている間に、ピット3に砂や砂利等の異物が入り込んでしまうことを防止できるので、防水扉4とピット3との隙間に異物が噛み混んで、防水扉4が上昇できなくなるといった不具合の発生を未然に防止できる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、防潮扉装置に本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、河川の氾濫を防止する防水扉装置にも適用できる。
3D…パッキン、4…防水扉、4A…フランジ部、5…ガイドプレート、
7…ガイドローラ、9A〜9c…レール部11…リップシール、13…ロープ、
15A、15B…動滑車、17…電動式ウィンチ、19…手動ウィンチ、
20…堤防、20A…開口部、21…排出口、21…排水通路、21A…排出口、
23…逆止弁、25…開閉弁、27…作業坑。
Claims (7)
- 地面より下方の地中に設けられたピット内に昇降可能に収納された防水扉と、
前記防水扉の昇降変位を案内するガイド手段と、
前記ピット外に設置され、前記防水扉を昇降変位させるための昇降手段と
を備えることを特徴とする防水扉装置。 - 前記昇降手段は、前記防水扉に連結されたロープを引き上げる第1引上機を有して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の防水扉装置。
- 前記防水扉には、前記ロープが掛けられる動滑車が固定されており、
さらに、前記ロープの一端側が前記第1引上機に連結され、前記ロープの他端側が、地面に対して固定されることを特徴とする請求項2に記載の防水扉装置。 - 前記ロープの他端側を引き上げる第2引上機を備え、
前記ロープの他端側は、前記第2引上機を介して地面に対して固定されることを特徴とする請求項3に記載の防水扉装置。 - 前記第1引上機は、電動式のウィンチであり、
さらに、前記第2引上機は、手動式のウィンチであることを特徴とする請求項4に記載の防水扉装置。 - 前記防水扉の上端部には、水平方向に突出したフランジ部が設けられており、
さらに、前記防水扉が、前記ピットに収納された状態においては、前記フランジ部により前記ピットの上端側開口部が閉塞されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の防水扉装置。 - 前記防水扉が上昇したときに、前記防水扉と堤防側との隙間を密閉する変形可能なリップシールと、
前記防水扉が上昇したときに前記防水扉を前記堤防側に移動させる移動手段と
を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の防水扉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007210303A JP4880544B2 (ja) | 2007-08-10 | 2007-08-10 | 防水扉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007210303A JP4880544B2 (ja) | 2007-08-10 | 2007-08-10 | 防水扉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009041340A true JP2009041340A (ja) | 2009-02-26 |
JP4880544B2 JP4880544B2 (ja) | 2012-02-22 |
Family
ID=40442359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007210303A Expired - Fee Related JP4880544B2 (ja) | 2007-08-10 | 2007-08-10 | 防水扉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4880544B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013534282A (ja) * | 2010-08-05 | 2013-09-02 | フロッドブレイク,エルエルシー | 自動作動洪水ガード |
JP2014098252A (ja) * | 2012-11-13 | 2014-05-29 | Lixil Suzuki Shutter Corp | 防水板装置 |
KR101553695B1 (ko) | 2015-07-06 | 2015-09-17 | 주식회사 금성이앤씨 | 스마트 수문 |
JP2019522747A (ja) * | 2016-06-13 | 2019-08-15 | アールエスエー プロテクティブ テクノロジーズ,エルエルシーRsa Protective Technologies,Llc | 格納式洪水壁システムの方法およびシステム |
US10975538B2 (en) | 2016-06-13 | 2021-04-13 | Rsa Protective Technologies, Llc | Method and system for a retractable floodwall system |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6126723A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-06 | Kawasaki Steel Corp | 冷延板の成形加工性および表面性状の優れたフエライト系ステンレス熱延鋼帯の製造方法 |
JP2000319857A (ja) * | 1999-05-07 | 2000-11-21 | Spacetech:Kk | 防潮装置 |
JP2000345537A (ja) * | 1999-06-04 | 2000-12-12 | Tsutomu Odawara | 浮力式床面止水装置 |
JP2003027855A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-01-29 | Fm Valve Seisakusho:Kk | フロート形防水装置 |
JP2005002723A (ja) * | 2003-06-13 | 2005-01-06 | Kubota Corp | ポンプゲート |
-
2007
- 2007-08-10 JP JP2007210303A patent/JP4880544B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6126723A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-06 | Kawasaki Steel Corp | 冷延板の成形加工性および表面性状の優れたフエライト系ステンレス熱延鋼帯の製造方法 |
JP2000319857A (ja) * | 1999-05-07 | 2000-11-21 | Spacetech:Kk | 防潮装置 |
JP2000345537A (ja) * | 1999-06-04 | 2000-12-12 | Tsutomu Odawara | 浮力式床面止水装置 |
JP2003027855A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-01-29 | Fm Valve Seisakusho:Kk | フロート形防水装置 |
JP2005002723A (ja) * | 2003-06-13 | 2005-01-06 | Kubota Corp | ポンプゲート |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013534282A (ja) * | 2010-08-05 | 2013-09-02 | フロッドブレイク,エルエルシー | 自動作動洪水ガード |
JP2014098252A (ja) * | 2012-11-13 | 2014-05-29 | Lixil Suzuki Shutter Corp | 防水板装置 |
KR101553695B1 (ko) | 2015-07-06 | 2015-09-17 | 주식회사 금성이앤씨 | 스마트 수문 |
JP2019522747A (ja) * | 2016-06-13 | 2019-08-15 | アールエスエー プロテクティブ テクノロジーズ,エルエルシーRsa Protective Technologies,Llc | 格納式洪水壁システムの方法およびシステム |
US10975538B2 (en) | 2016-06-13 | 2021-04-13 | Rsa Protective Technologies, Llc | Method and system for a retractable floodwall system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4880544B2 (ja) | 2012-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009091736A (ja) | 防水扉装置 | |
JP4880544B2 (ja) | 防水扉装置 | |
KR100909485B1 (ko) | 유압권양수문 | |
KR100768082B1 (ko) | 양방향 와이어드럼을 이용한 수문 개폐장치 | |
CN103939142B (zh) | 水压可控式隧道排水系统及其水压控制装置 | |
KR101351061B1 (ko) | 상하 분리가 가능한 이중 구조의 레이디얼 게이트 및 이를 개폐하기 위한 권양기 | |
KR200464944Y1 (ko) | 승강식 가동보 | |
KR100497044B1 (ko) | 펌프 일체형 수문 및 그 구동방법 | |
KR101816815B1 (ko) | 승강식 홍수방지용 벽체 구조물 | |
KR200382030Y1 (ko) | 펌프 일체형 수문 | |
KR101181496B1 (ko) | 셔터식 침수방지게이트 | |
KR200426008Y1 (ko) | 양방향 와이어드럼을 이용한 수문 개폐장치 | |
JP2010248861A (ja) | 一方弁付き汚濁防止用カーテン | |
KR101563886B1 (ko) | 상부 돌출높이 최소화를 고려한 지하터널용 수문 시스템 | |
JP4550233B2 (ja) | 可動防水装置 | |
KR20100038509A (ko) | 인양 수문 | |
KR20080074060A (ko) | 토사 이동 적재용 버킷 구동장치 | |
KR101317313B1 (ko) | 인양 및 전도수문 일체형 복합게이트 | |
JP2019039172A (ja) | 浚渫用グラブバケットおよび浚渫方法 | |
KR102704916B1 (ko) | 하강 압하력이 있는 와이어 인양식 펌프게이트 시스템 | |
KR101885903B1 (ko) | 수문 시스템 | |
KR200308734Y1 (ko) | 반달회전수문 | |
JP4495999B2 (ja) | 可動水路床を有するゲート設備 | |
KR100594630B1 (ko) | 가변 수량 자동 수문 | |
KR100890029B1 (ko) | 수문 수납형 조력발전 방조제용 수로 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100623 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110905 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110913 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110926 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111108 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |