JP2009040864A - 水性ポリウレタンの製造方法 - Google Patents

水性ポリウレタンの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 凝集力を緩和し、常温における変形に由来する接着破壊状態を改善して、高い接着強度を維持させることができる水性ポリウレタンの製造方法を提供する。
【解決手段】 ポリオール成分と有機ジイソシアネート成分を反応させてプレポリマーを得た後、当該プレポリマーにアミノ基を含有するスルホン酸塩を含む鎖延長剤を反応させて得られるウレア結合によって鎖延長されたポリウレタンウレアで、該ウレア結合部にスルホン酸塩が分子量100〜1000の分子鎖を介して結合しているポリウレタンウレアの水性分散体に、HLB10〜18であるポリオキシアルキレンアルキルエーテルを、該ポリウレタンウレアに対して0.2〜2.0重量%添加し、1時間以上熟成させることを特徴とする水性ポリウレタンの製造方法。
【選択図】 なし

Description

本発明は、水性ポリウレタンの製造方法に関する。更に詳しくは、特に、凝集力の高い親水基を有する水性ポリウレタンに対して、凝集力を緩和し、常温における変形に由来する接着破壊状態を改善することができる水性ポリウレタンの製造方法に関するものである。
親水基を内部に有する自己乳化型の水性ポリウレタンは、その分散液として、塗料用、接着剤用、繊維処理用として広く用いられている。
このような水性ポリウレタンの親水基としては、ジメチロールプロピオン酸(DMPA)やジメチロールブタン酸(DMBA)等に由来するカルボン酸塩を含有する水性ポリウレタンが知られているが、カルボン酸塩の場合、加水分解を受けやすいため貯蔵安定性に難があり、かつ、pHに対する安定性や皮膜の耐熱性にも問題が残る。また、カルボン酸塩の場合、スルホン酸塩に比べ親水性が劣るため、安定なポリウレタン分散液を得るためには、高い濃度のカルボン酸塩をポリウレタン中に導入する必要がある。
一方、スルホン酸塩の導入については、N−(2−アミノエチル)−2−アミノエタンスルホン酸塩(AAS塩)(例えば、特許文献1参照)や2−〔β−(β−アミノエチルアミノ)−プロピオンアミド〕−2−メチルプロパンスルルホン酸ナトリウム(EDA−AMPS塩)(例えば、特許文献2,3参照)とイソシアネート末端プレポリマーの反応によるものや、又は、2−(2−アミノエチル)アミノエタンベンゼンスルホン酸ナトリウム、エチレンジアミノ−N,N′−ビス(β−エチルベンゼンスルホン酸ナトリウム)(EDA−NaSS)によるポリウレタンウレアを水性化させる方法、さらには、スルホソジウムイソフタル酸をポリオール中に組み込みポリウレタン化させる方法(例えば、特許文献4参照)が知られている。これらスルホン酸塩系のポリウレタンは、カルボン酸塩に比べると親水性が高いため、ポリウレタン中の親水基の含有量を低く抑えることが可能となり、耐加水分解性や耐熱性の劣化を抑制できるとされる。このため、スルホン酸塩系水性ポリウレタンは、接着剤用途に特に好適に用いられている。
しかしながら、AAS塩は、他のスルホン酸塩系の親水化剤に比べると、エマルジョンの分散安定性が劣るため、さらに親水基量を低減させたエマルジョン設計には不適である。また、スルホソジウムイソフタル酸塩はソフトセグメント部のポリオール中にスルホン酸塩を組み込むため、親水化効率が高いとされているが、ポリオールとの反応には200℃近い温度が必要となり、決して簡便な方法とは言えない。
一方、EDA−AMPS塩及びEDA−NaSSのようなアミノ基含有スルホン酸塩は、簡便にスルホン酸塩基をポリウレタン鎖に導入することが可能であり、かつ、ポリウレタン主鎖とスルホン酸基が一定の長さ以上の分子鎖によって隔てられているため、ポリウレタン主鎖が保護されやすく、その水性化能力も極めて高い。
しかしながら、保護されたポリウレタン主鎖部は、互いに高い凝集力で集合することから過度に結晶化力が高いため、このような親水基を持つ水性ポリウレタンを接着剤として用いる場合には、接着層が硬くなることから破壊変形に対して追従できずに破壊が基材と接着層の界面で進行しやすいという欠点があった。接着破壊において、一旦界面破壊を生じると、全体に伝播しやすく、結果として接着強度が低下するため好ましくない。
英国特許第1336050号 特公昭49−36693号公報 特開平7−228660号公報 特開平10−110021号公報
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、凝集力を緩和し、常温における変形に由来する接着破壊状態を改善して、高い接着強度を維持させることができる水性ポリウレタンの製造方法を提供することにある。
この課題を解決すべく、本発明者らが鋭意研究を重ねた結果、ポリウレタン主鎖とスルホン酸塩が一定の長さ以上の分子鎖によって隔てられているポリウレタンウレアのような凝集力の高い水性ポリウレタンに対し、特定の構造の非イオン性界面活性剤を特定量添加して一定時間熟成することにより、上述の課題を解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。すなわち、本発明は、ポリオール成分と有機ジイソシアネート成分を反応させてプレポリマーを得た後、当該プレポリマーにアミノ基を含有するスルホン酸塩を含む鎖延長剤を反応させて得られるウレア結合によって鎖延長されたポリウレタンウレアで、該ウレア結合部にスルホン酸塩が分子量100〜1000の分子鎖を介して結合しているポリウレタンウレアの水性分散体に、HLB10〜18であるポリオキシアルキレンアルキルエーテルを、該ポリウレタンウレアに対して0.2〜2.0重量%添加し、1時間以上熟成させることを特徴とする水性ポリウレタンの製造方法である。
以下に本発明について詳しく述べる。
本発明の製造方法は、ポリオール成分と有機ジイソシアネート成分を反応させることにより末端にイソシアネート基を有するプレポリマーを得るものである。
上記ポリオール成分については特に制限はなく、通常のポリウレタン製造に用いられるものであれば適宜選択することができる。例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、ブチルエチルプロパンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール等のポリオール成分のほか、これらとコハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸、無水マレイン酸、フマル酸、1,3−シクロペンタンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸成分等からのエステル化反応によって得られるポリエステルポリオール;エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン等の活性水素原子を少なくとも2個有する化合物の1種又は2種以上を開始剤としてエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイド、エピクロルヒドリン、テトラヒドロフラン、シクロヘキシレン等のモノマーの1種又は2種以上を常法により付加重合したポリエーテルポリオール;さらにはポリカーボネートポリオール;ポリカプトラクトンポリオール;ポリブタジエンポリオール等を例示することができる。このようなポリオール成分の分子量としては、通常62〜10000の範囲のものが使用される。
また、上記有機ジイソシアネート成分としては特に制限はなく、通常のポリウレタン製造に用いられるものであれば適宜選択することができる。具体的には、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、1,3−シクロヘキシレンジイソシアネート、1,4−シクロヘキシレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,2’−ジフェニルメタンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、1,5−テトラヒドロナフタレンジイソシアネート等が例示される。これらの中でも、水との反応性が低く、スルホン酸塩の導入が容易な脂肪族及び脂環族のイソシアネートである1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等を好適に用いることができる。
本発明の製造方法は、上記により得られたプレポリマーに、アミノ基を含有するスルホン酸塩を含む鎖延長剤を反応させてポリウレタンウレアを得るものである。このポリウレタンウレアは、ウレア結合によって鎖延長されており、該ウレア結合部にスルホン酸塩が分子量100〜1000の分子鎖を介して結合しているものである。
本発明の製造方法において用いられる鎖延長剤としては、アミノ基を含有するスルホン酸塩を含むものであるが、その他エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、イソホロンジアミン、2,4−ジアミノトルエン、4,4‘−ジアミノジフェニルメタン、N、N’−ジメチルエチレンジアミン、4,4‘−ジアミノシクロヘキシルメタン、ピペラジン、2,5−ジメチルピペラジン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、1,2−ジアミノプロパン、ヒドラジンなど一般的に知られているジアミン等の鎖延長剤を含んでいても良い。ここに、アミノ基を含有するスルホン酸塩は、イソシアネート基と反応するアミノ基とポリウレタンに水性化能力を付与するスルホン酸塩の間に分子量100以上の分子鎖が組み込まれているスルホン酸塩である。このようなアミノ基を含有するスルホン酸塩の例としては、ジアミンと(メタ)アクリルアミドアルカンスルホン酸塩の付加反応生成物等が挙げられる。該ジアミンの例としては、エチレンジアミン、1,2−プロパンジアミン、1,4−ブタンジアミン、1,6−ヘキサメチレンジアミン、1,4−ジアミノシクロヘキサンなどが挙げられる。また、(メタ)アクリルアミドアルカンスルホン酸塩の例としては、2−アクリルアミドプロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−メタクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−アクリルアミドブタンスルホン酸、3−アクリルアミドブタン−2−スルホン酸等のアルカリ金属原子又はアンモニウム塩が挙げられる。アルカリ金属原子としては、リチウム、ナトリウム、カリウム等が挙げられる。また、アンモニウムとしては特に限定するものではないが、例えば、アンモニア、メチルアミン、ジメチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、イソプロピルアミン、エタノールアミン、メチルエタノールアミン、エチルエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等から誘導されるアンモニウムが挙げられる。最も好ましくは、エチレンジアミンと2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸のナトリウム塩が選択される。また、該スルホン酸塩のその他の例としては、上述のジアミン類とハロアルキルベンゼンスルホン酸塩の反応により得られるアミノ基含有スルホン酸塩が挙げられる。ここで、ハロアルキルベンゼンスルホン酸の例としては、4−(2−クロロエチル)ベンゼンスルホン酸ナトリウム、4−(2−ブロモエチル)ベンゼンスルホン酸ナトリウム、4−(2−ヨードエチル)ベンゼンスルホン酸ナトリウム、3−(2−クロロエチル)ベンゼンスルホン酸ナトリウム、3−(2−ブロモエチル)ベンゼンスルホン酸ナトリウム、3−(2−ヨードエチル)ベンゼンスルホン酸ナトリウム、4−(2−クロロエチル)ベンゼンスルホン酸カリウム、4−(2−ブロモエチル)ベンゼンスルホン酸カリウム、4−(2−ヨードエチル)ベンゼンスルホン酸カリウム、4−(2−クロロエチル)ベンゼンスルホン酸アンモニウム、4−(2−ブロモエチル)ベンゼンスルホン酸アンモニウム、4−(2−ヨードエチル)ベンゼンスルホン酸アンモニウム等をあげることができる。
アミノ基を含有するスルホン酸塩を含む鎖延長剤は、末端にイソシアネート基を有するポリウレタンプレポリマーと反応することで、ポリウレタン主鎖のウレア結合に分子量100以上の分子鎖を介してスルホン酸塩が結合した水性ポリウレタンを与えることができる。このような水性ポリウレタンは、分子鎖の短い親水基に比べて水性化能力が極めて高く、少量でポリウレタンを水中で分散安定化することが可能である。ただし、ポリウレタン主鎖とスルホン酸塩の間の分子鎖が1000を超える場合は、かえって分散安定性が低下し好ましくない。
アミノ基を含有するスルホン酸塩を含む鎖延長剤の添加量は特に限定するものではないが、ポリウレタンの水性化能力を維持して安定なポリウレタン分散液を得ることと、過剰の親水基の導入を防止して水中でのポリウレタン同士の絡み合いを抑制することでゲル化を抑制し、粒子分散化が促進することとのバランスのため、末端にイソシアネート基を有するポリウレタンプレポリマーに対して、0.01〜0.5mmol/g−プレポリマーであることが好ましい。
ポリウレタンの分散安定のため、ウレア結合部に結合するスルホン酸塩の構造が、下記一般式(1)又は下記一般式(2)で表されるスルホン酸塩が好ましく、特に、原料の入手が容易で合成も簡便な下記一般式(3)又は下記一般式(4)で表されるスルホン酸塩が好ましい。
Figure 2009040864
(上記一般式(1)中、R〜Rは各々水素又は炭素数1〜12個のアルキル基、Mはアルカリ金属原子又はアンモニウムを表す。)
Figure 2009040864
(上記一般式(2)中、pは2〜20の整数、Mはアルカリ金属原子又はアンモニウムを表す。
Figure 2009040864
Figure 2009040864
本発明の製造方法は、上記により得られたポリウレタンウレアを水中に分散させた水性分散液に、非イオン界面活性剤として、HLB10〜18であるポリオキシアルキレンアルキルエーテルを、該ポリウレタンウレアに対して0.2〜2.0重量%添加し、1時間以上熟成させるものである。
ここで用いられるHLB10〜18であるポリオキシアルキレンアルキルエーテルとしては、親水部がポリオキシエチレン鎖またはポリオキシエチレン鎖を含むポリオキシアルキレン鎖を有するもので、疎水部であるアルキル基とエーテル結合によって結合されたものである。具体的な例としては、ポリオキシエチレンオクチルエーテル、ポリオキシエチレンデシルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシアルキレンオクチルエーテル、ポリオキシアルキレンデシルエーテル、ポリオキシアルキレンラウリルエーテル、ポリオキシアルキレンセチルエーテル、ポリオキシアルキレンオレイルエーテル、ポリオキシアルキレンステアリルエーテル等の直鎖または分岐型を挙げることができる。また、該ポリオキシアルキレンアルキルエーテルのHLBは10〜18であることが必要である。HLBが10未満の場合、ポリウレタンウレア粒子表面への分散性が不均一になりやすく、かえって接着特性の低下につながりやすい。一方、HLBが18を超える場合は、水溶性が高くなりすぎてポリウレタンウレア表面に選択的に吸着されないため、接着特性の改善にはつながらない。ポリウレタンウレア粒子表面への効率的な分散・吸着のために、HLB10〜18が好ましい。ここに、HLBとは、親水性の指標であり、Hydrophile−Lipophile Balanceのことである。
これらのポリオキシアルキレンアルキルエーテルの添加量は、ポリウレタンウレアに対して0.2〜2.0重量%である。添加量が、0.2重量%以下である場合、接着特性の改善は明確には得られない。一方、添加量が2.0重量%を越える場合は、ポリウレタンウレアの吸水性が上昇し、耐水性が低下するため好ましくない。
さらに、本発明においては、これらのポリオキシアルキレンアルキルエーテルの添加に際して、1時間以上の熟成時間を取ることが必要である。1時間未満の熟成時間である場合、添加したポリオキシアルキレンアルキルエーテルのポリウレタンウレア表面への吸着が均一でないため、接着特性の改善効果を十分に得ることができない。熟成時間としては、1〜10時間が好適であり、それ以上の熟成は経済的効率の面から推奨されない。なお、熟成温度については、添加するポリオキシアルキレンアルキルエーテルの曇点以下であることが好ましい。
以上の方法により得られた水性ポリウレタンは、親水基による高い凝集性が緩和されるため、帆布やPVCの表面に塗布してコンタクト接着した場合、接着破壊による変型に追随することができることから、高い接着強度を維持することが可能となる。
本発明の製造方法によれば、優れた水性化能力を有する凝集力の高いポリウレタンの柔軟性を向上させることで、接着特性の大幅な改善が可能となる。このため、分散安定性が高く接着性能に優れた水性ポリウレタンの製造法として、工業的に極めて有用である。
以下に、本発明を、実施例を用いて詳細に説明するが、それらの内容は本発明の範囲を特に制限するものではない。
<イソシアネート量測定>
プレポリマー試料に過剰量のジブチルアミンを加え、含まれるイソシアネートを全て反応させた。余剰のジブチルアミン量をNaOHで滴定することで消費されたジブチルアミン量を算出し、イソシアネート量を求めた。
<粒径分布>
マイクロトラックUPA150(日機装(株)製)を使用して、分散媒屈折率1.33の条件で粒径分布を測定し、メジアン径を求めた。
<分子量測定>
試料濃度2.5mg/mlでゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法により測定した。カラムは、TSKgel SuperH−7000+4000+2000+Guardcolumn SuperH−H(東ソー(株)製)を用い、カラム温度は35℃とした。溶離液はTHFを使用し、流速0.5mm/minとした。ポリスチレン検量線により、重量平均分子量を求めた。
<接着強度,接着破壊状態>
基材として9号帆布(150mm×25mm)を用い、帆布2枚の双方の片面に約300g/mを刷毛にて塗布し、80℃で5分間乾燥を行った後、2枚のハンドローラーを用いて圧着させ試験片とした。1日放置後、テンシロン型引張試験機にて23℃雰囲気下における180°剥離試験を行い、接着強度を測定した。同時に接着破壊の状態を観察し、以下のように分類した。
凝集破壊:○(破壊変形に追随して、接着層の破壊が安定的に継続)
界面剥離:△(接着層が破壊変形に追随せず、基材界面に亀裂が生じ伝播)
接着層剥離:×(基材双方の接着面の融合不良)
製造例1:エチレンジアミン−アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸塩付加体(EDA−AMPS塩)の合成
41.4gの2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸を500mlのイオン交換水に溶解し、48%水酸化ナトリウム41.4gを徐々に添加した。次いで、エチレンジアミン12gを室温で徐々に添加した後、60℃で5時間反応させた。得られた生成物を、H−NMRで観察した結果、エチレンジアミン由来のメチレン基及び2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸由来のビニル基が検出されず、両成分が等モルで結合したことが確認された。この反応溶液を蒸発、濃縮させることで、50%の固形分を有する薄黄色の2−[β−(β−アミノエチルアミノ)−プロピオンアミド]−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウム水溶液(EDA−AMPS塩)を得た。
製造例2:エチレンジアミノ−N,N′−ビス(β−エチルベンゼンスルホン酸ナトリウム(EDA−NaSS)の合成
撹拌機、温度計、冷却管を備えた500mlフラスコ(反応器)において、2−ブロモエチルベンゼンスルホン酸ナトリウム88.1g(0.30モル)を水300gに溶解させ、これにエチレンジアミン9.0g(0.15モル)を添加してから、90℃に昇温、5時間反応を行った。反応の進行により、エチレンジアミノ−2,2’−ビス(エチルベンゼンスルホン酸ナトリウム)のHBr付加塩が析出した。反応後室温付近に冷却し、48%−NaOH水溶液29.0g(0.30モル)を10分で添加し、30分間撹拌した。ここで、NaOHの添加により反応液は均一に溶解した。その後、反応液を反応器より取り出し、水をエバポレーター(50℃)で除去し、これにメタノール300mlを加えしばらく撹拌した。さらに、この混合液を吸引ろ過し、結晶を分離、80℃で乾燥を行い、EDA−NaSS(エチレンジアミノ−2,2’−ビス(エチルベンゼンスルホン酸ナトリウム))58.1g(収率82.1%)を得た。なお、生成物の確認はH−NMRにより行った。得られた結晶は、水中に溶解し、EDA−NaSS40重量%水溶液とした。
製造例3:PUD−1の合成
攪拌翼を備えた500ml3つ口フラスコにブチレングリコール−アジピン酸系ポリエステル(ニッポラン4010、日本ポリウレタン製、分子量2000、OH価56mg−KOH/g)40.2g(水酸基量:40.1mmol)を加え、120℃で30分間真空下に脱水を行なった。次に、温度を80℃に冷却し、ヘキサメチレンジイソシアネート4.0g(イソシアネート量48.1mmol)をフラスコ内に添加し窒素気流下に反応を開始した。4時間後、イソシアネート残留量が1.0重量%(10.8mmol)に到達したところで温度を50℃に下げて反応を停止し、アセトン100gを加えてプレポリマー溶液を得た。得られたプレポリマー溶液に、製造例1で得た50重量%EDA−AMPS塩水溶液1.73g(3mmol)とジエタノールアミン0.16g(1.5mmol)を加え、20分間反応を行い、その後、ホモミキサーにより10,000回転(周速度10.5m/s)で攪拌しながらイオン交換水65gを徐々に添加し、ポリウレタンウレアを水中に乳化分散した。得られた乳化分散液は、40℃の水浴中でエバポレーターにより残留するアセトンを留去した。アセトン留去後の乳化分散液は、固形分濃度が47重量%であり、メジアン粒径が0.22μm、重量平均分子量14.4万の安定なポリウレタンウレアの水性分散体(水性ポリウレタン)であった。
製造例4:PUD−2の合成
攪拌翼を備えた500ml3つ口フラスコにブチレングリコール−アジピン酸系ポリエステル(ニッポラン4010、日本ポリウレタン製、分子量2000、OH価56mg−KOH/g)40.2g(水酸基量:40.1mmol)を加え、120℃で30分間真空下に脱水を行なった。次に、温度を80℃に冷却し、ヘキサメチレンジイソシアネート4.4g(イソシアネート量52mmol)をフラスコ内に添加し窒素気流下に反応を開始した。4時間後、イソシアネート残留量が1.3重量%(14.3mmol)に到達したところで温度を50℃に下げて反応を停止し、アセトン100gを加えてプレポリマー溶液を得た。得られたプレポリマー溶液に、製造例2で得た40重量%EDA−NaSS水溶液3.54g(6mmol)とジエタノールアミン0.32g(3mmol)を加え、を加え、20分間反応を行い、その後、ホモミキサーにより10,000回転(周速度10.5m/s)で攪拌しながらイオン交換水65gを徐々に添加し、ポリウレタンウレアを水中に乳化分散した。得られた乳化分散液は、40℃の水浴中でエバポレーターにより残留するアセトンを留去した。アセトン留去後の乳化分散液は、固形分濃度が48重量%であり、メジアン粒径が0.19μm、重量平均分子量14.5万の安定なポリウレタンウレアの水性分散体(水性ポリウレタン)であった。
実施例1
製造例3で得られたEDA−AMPS塩系の水性ポリウレタン100g(ポリウレタンウレア47g)に、非イオン界面活性剤A(ノイゲンXL100、第一工業製薬(株)製、ポリオキシアルキレン分岐デシルエーテル、HLB14.7)の5重量%水溶液を7.1g(対ポリウレタンウレア0.75重量%)を添加し、25℃雰囲気下で3時間、マグネティックスターラーで緩やかに攪拌し、熟成した。熟成後の水性ポリウレタンを、帆布を基材として接着試験を行ったところ、接着層内部で破壊変形に追随しながら徐々に進行する凝集破壊状態を維持しながら17kgf/inchの高い接着強度を示した。
水性ポリウレタンのスルホン酸塩の種類及び含有量、水性分散体の種類、熟成温度、熟成時間、接着強度及び接着破壊状態を表1に示す。
Figure 2009040864
実施例2
非イオン界面活性剤として、非イオン界面活性剤B(ノニオンK220、日本油脂(株)製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB16.2)の10重量%水溶液3.5g(対ポリウレタンウレア0.75重量%)を用いた以外は、実施例1と同様に水性ポリウレタンを調製し熟成した。熟成後の水性ポリウレタンを、帆布を基材として接着試験を行ったところ、接着層内部で破壊変形に追随しながら徐々に進行する凝集破壊状態を維持しながら18kgf/inchの高い接着強度を示した。
水性ポリウレタンのスルホン酸塩の種類及び含有量、水性分散体の種類、熟成温度、熟成時間、接着強度及び接着破壊状態を表1に示す。
実施例3
製造例4で得られたEDA−NaSS系の水性ポリウレタン100g(ポリウレタン48g)に、非イオン界面活性剤B5重量%水溶液を7.2g(対ポリウレタンウレア0.75重量%)を添加した以外は、実施例1と同様に水性ポリウレタンを調製し熟成した。熟成後の水性ポリウレタンを、帆布を基材として接着試験を行ったところ、接着層内部で破壊変形に追随しながら徐々に進行する凝集破壊状態を維持しながら16kgf/inchの高い接着強度を示した。
水性ポリウレタンのスルホン酸塩の種類及び含有量、水性分散体の種類、熟成温度、熟成時間、接着強度及び接着破壊状態を表1に示す。
実施例4
熟成時間を1時間とした以外は、実施例2と同様に水性ポリウレタンを調製し熟成した。熟成後の水性ポリウレタンを、帆布を基材として接着試験を行ったところ、接着層内部で破壊変形に追随しながら徐々に進行する凝集破壊状態を維持しながら17kgf/inchの高い接着強度を示した。
水性ポリウレタンのスルホン酸塩の種類及び含有量、水性分散体の種類、熟成温度、熟成時間、接着強度及び接着破壊状態を表1に示す。
実施例5
非イオン界面活性剤Bの10重量%水溶液の添加量を1.4g(対ポリウレタンウレア0.3重量%)とした以外は、実施例2と同様に水性ポリウレタンを調製し熟成した。熟成後の水性ポリウレタンを、帆布を基材として接着試験を行ったところ、接着層内部で破壊変形に追随しながら徐々に進行する凝集破壊状態を維持しながら15kgf/inchの高い接着強度を示した。
水性ポリウレタンのスルホン酸塩の種類及び含有量、水性分散体の種類、熟成温度、熟成時間、接着強度及び接着破壊状態を表1に示す。
実施例6
非イオン界面活性剤Bの10重量%水溶液の添加量を7.1g(対ポリウレタンウレア1.5重量%)とした以外は、実施例2と同様に水性ポリウレタンを調製し熟成した。熟成後の水性ポリウレタンを、帆布を基材として接着試験を行ったところ、接着層内部で破壊変形に追随しながら徐々に進行する凝集破壊状態を維持しながら18kgf/inchの高い接着強度を示した。
水性ポリウレタンのスルホン酸塩の種類及び含有量、水性分散体の種類、熟成温度、熟成時間、接着強度及び接着破壊状態を表1に示す。
比較例1
実施例1において、界面活性剤を添加しないまま、水性ポリウレタンの接着試験を行った。その結果、接着層が破壊変形に追随せず、基材界面に亀裂が生じ伝播する界面剥離が観察され、接着強度は12kgf/inchに低下した。
水性ポリウレタンのスルホン酸塩の種類及び含有量、水性分散体の種類、熟成温度、熟成時間、接着強度及び接着破壊状態を表2に示す。
Figure 2009040864
比較例2
実施例3において、界面活性剤を添加しないまま、水性ポリウレタンの接着試験を行った。その結果、接着層が破壊変形に追随せず、基材界面に亀裂が生じ伝播する界面剥離が観察され、接着強度は10kgf/inchに低下した。
水性ポリウレタンのスルホン酸塩の種類及び含有量、水性分散体の種類、熟成温度、熟成時間、接着強度及び接着破壊状態を表2に示す。
比較例3
非イオン界面活性剤Bの10重量%水溶液の添加量を0.5g(対ポリウレタンウレア0.1重量%)とした以外は、実施例2と同様に水性ポリウレタンを調製し熟成した。熟成後の水性ポリウレタンを、帆布を基材として接着試験を行ったところ、接着層が破壊変形に追随せず、基材界面に亀裂が生じ伝播する界面剥離が観察され、接着強度は13kgf/inchであった。
水性ポリウレタンのスルホン酸塩の種類及び含有量、水性分散体の種類、熟成温度、熟成時間、接着強度及び接着破壊状態を表2に示す。
比較例4
非イオン界面活性剤として、非イオン界面活性剤C(DKS NL−Dash404、第一工業製薬(株)製、ポリオキシアルキレンラウリルエーテル、HLB8.0)の5重量%水溶液を用いた以外は、実施例1と同様に水性ポリウレタンを調製し熟成した。熟成後の水性ポリウレタンを、帆布を基材として接着試験を行ったところ、接着層が破壊変形に追随せず、基材界面に亀裂が生じ伝播する界面剥離が観察され、接着強度は4kgf/inchに低下した。
水性ポリウレタンのスルホン酸塩の種類及び含有量、水性分散体の種類、熟成温度、熟成時間、接着強度及び接着破壊状態を表2に示す。
比較例5
非イオン界面活性剤添加後の熟成時間を0.5時間とした以外は、実施例2と同様に水性ポリウレタンを調製した。この水性ポリウレタンを、帆布を基材として接着試験を行ったところ、接着層が破壊変形に追随せず、基材界面に亀裂が生じ伝播する界面剥離が観察され、接着強度は9kgf/inchで改善は認められなかった。
水性ポリウレタンのスルホン酸塩の種類及び含有量、水性分散体の種類、熟成温度、熟成時間、接着強度及び接着破壊状態を表2に示す。
比較例6
非イオン界面活性剤として、非イオン界面活性剤D(レオドールTW−L106、花王(株)製、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、HLB13.3)の5重量%水溶液を用いた以外は、実施例1と同様に水性ポリウレタンを調製し熟成した。熟成後の水性ポリウレタンを、帆布を基材として接着試験を行ったところ、接着層が破壊変形に追随せず、基材界面に亀裂が生じ伝播する界面剥離が観察され、接着強度は10kgf/inchで改善は認められなかった。
水性ポリウレタンのスルホン酸塩の種類及び含有量、水性分散体の種類、熟成温度、熟成時間、接着強度及び接着破壊状態を表2に示す。

Claims (3)

  1. ポリオール成分と有機ジイソシアネート成分を反応させてプレポリマーを得た後、当該プレポリマーにアミノ基を含有するスルホン酸塩を含む鎖延長剤を反応させて得られるウレア結合によって鎖延長されたポリウレタンウレアで、該ウレア結合部にスルホン酸塩が分子量100〜1000の分子鎖を介して結合しているポリウレタンウレアの水性分散体に、HLB10〜18であるポリオキシアルキレンアルキルエーテルを、該ポリウレタンウレアに対して0.2〜2.0重量%添加し、1時間以上熟成させることを特徴とする水性ポリウレタンの製造方法。
  2. ウレア結合部に結合しているスルホン酸塩の構造が、下記一般式(1)又は下記一般式(2)で表されることを特徴とする請求項1記載の水性ポリウレタンの製造方法。
    Figure 2009040864
    (上記一般式(1)中、R〜Rは各々水素又は炭素数1〜12個のアルキル基、Mはアルカリ金属原子又はアンモニウムを表す。)
    Figure 2009040864
    (上記一般式(2)中、pは2〜20の整数、Mはアルカリ金属原子又はアンモニウムを表す。)
  3. ウレア結合部に結合しているスルホン酸塩の構造が、下記一般式(3)又は下記一般式(4)で表されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の水性ポリウレタンの製造方法。
    Figure 2009040864
    Figure 2009040864
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021185335A1 (zh) * 2020-03-20 2021-09-23 佛山市精信汇明科技有限公司 一种亲水性二异氰酸酯及其制备方法和应用
CN115404044A (zh) * 2021-05-27 2022-11-29 林语桐 一种粘合剂及其制备方法

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