JP2009036168A - 排水ポンプ - Google Patents

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義之 久米
Tomoya Kato
友也 加藤
Masayuki Imai
正幸 今井
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Abstract

【課題】ドレン管からポンプ部へ逆流するドレン水がポンプ部から溢れて飛散する場合でも、ドレン水がモータ部の金属部分へ接触するのを一層確実に防止することができる排水ポンプを提供する。
【解決手段】モータ部の出力軸6には、水切り板11よりも下方の部位において、その周面6aと底面6bとが絶縁性の被覆層30で覆われている。排水ポンプのモータ部のコイルの絶縁が破壊されて出力軸6が帯電しているような場合に、排水ポンプの稼働停止時にドレン管から逆流するドレン水が水切り板11に向かって飛散することがあっても、被覆層30が出力軸6を覆っていることによって出力軸6はドレン水に触れることがないので、ドレン水を通じた電流漏れを防止することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、排水ポンプに関し、特に、空調機器の室内機に組み込まれ、冷房時や除湿時において空気中の水蒸気が凝縮して発生するドレンを室外に排出するのに用いられる排水ポンプに関する。
従来、業務用等の大型の空調機器においては、屋外に配置された室外機と、天井等にビルトインされた室内機とからなるセパレータ型のものが提供されている。図2は、従来のセパレータ型の空調機器の設置例を示す概略図である。図2に示すように、セパレータ型の空調機器31は、圧縮機34と凝縮器35とを備える室外機32、及び膨張弁36と蒸発器37とを内蔵した室内機33を冷媒用配管38で接続して構成されている。室外機32において圧縮機34で圧縮された気体冷媒が凝縮器35で冷却されて液体冷媒となり、この液体冷媒が室内機33に供給されて膨張弁36で圧力が低下され、蒸発器37で気化するときに気化熱として熱を奪うことで周囲の空気を冷却する。なお、図中の矢印は空調機器31を循環する冷媒の流れる方向を示す。
ここで、空調機器31の室内器33においては、冷房・除湿運転時に室内空気中の水分が蒸発器37に触れて、蒸発器37のフィンの表面上に凝縮して付着し、付着した水分は蒸発器37の下方に設けられたドレンパン39内に滴下する。建物の天井構造45においては、通常、立上がり部46が存在しており、ビルトインされた室内機33の場合、ドレンパン39に溜まったドレン水を、当該立上がり部46を越えて室外に排水する必要がある。そのため、ドレンパン39内のドレン水を強制的に排水するために排水ポンプ1が設けられており、排水ポンプ1によってドレン管40に送出されたドレン水は、高さHを有する立上がり管40aによって立上がり部46を越えて送られ、その後、傾斜配管部41を通じて室外に排水されている。
図3は排水ポンプ1の一部を断面で示す側面図である。図3に示すように、排水ポンプ1は、モータ部2とポンプ部3とを備えており、モータ部2は、ステータ4及びロータ5を有しており、ロータ5の出力軸6がモータ部2の下方に配置されているポンプ部3内に延びている。ポンプ部3は、ポンプハウジング7と、ポンプハウジング7内に内蔵された回転羽根8とを備えている。ポンプハウジング7の上方は蓋部9で覆われており、蓋部9には出力軸6が上方から貫通する貫通孔10が形成されている。出力軸6は、その下端においてポンプ部3内で回転羽根8に連結されており、回転羽根8を駆動する。ポンプハウジング7には、ポンプ部3からドレン水の排水のためのドレン管40(図2参照)が接続されている。出力軸6によって回転される回転羽根8は、ドレンパン39内のドレン水を吸い上げ、吸い上げたドレン水をドレン管40に送出する。
排水ポンプ1の運転停止時には、立上がり管40a(図2参照)に溜まったドレン水がその重力によってドレン管40を逆流し、排水ポンプ1の蓋体9に形成されている貫通孔10から上方に吹き出すことがある。貫通孔10から吹き出すドレン水がモータ部3へ飛散するのを防止するため、出力軸6には、蓋体9の上方の位置に、円板状の水切り板11が嵌着されている。なお、モータ部2において出力軸6には、円筒部13とその一端に形成された円環板状のフランジ部14とから成る樹脂製のカラー12が取り付けられており、水切り板11が出力軸6を上昇してモータ部2のケーシング15に接触するのを防止している。なお、排水ポンプの公知例として、特許文献1に記載のものがある。
モータ部2のステータ4において、ロータ5と一体の出力軸6は、ケーシング15に設けられた軸受16,17を介して支持されている。また、巻回されたコイル18を絶縁テープ18aで覆う樹脂製のボビン19と、ボビン19の内部を貫通するとともにモータ部2のケーシング15の外側に配設される鉄心20とを備えている。コイル18に通電することにより、ステータ4には電磁石が形成される。
ところで、巻回されているコイル18を覆うボビン19は肉厚が2mm未満の樹脂製であり、樹脂の劣化等に起因してボビン割れが生る。ボビン割れによって、コイル18の基礎絶縁が無効となるときには、事実上、絶縁が破壊されていてコイル18からの導電経路(図3中の矢印付き経路S1)が形成される。コイル18が巻かれる鉄心20とロータ5の隙間は3.5mm程度未満であるため、この隙間も導電経路(図3中の矢印付き経路S2)となる。出力軸6は金属製であるため、ロータ5と接触している出力軸6はやはり導電経路(図3中の矢印付き経路S3)となる。このように、排水ポンプ1の出力軸6は、コイル18からのこれら導電経路S1〜S3を通じて帯電する可能性がある。排水ポンプ1の運転停止によって、ドレン管40の立上がり管40a内のドレン水が逆流して水切り板11に向かって飛散するとき、飛散水が排水ポンプ1の帯電した出力軸6に触れることは、次の電源投入時の漏電の可能性やモータ部2の作動不良の原因になるなど、好ましいことではない。なお、基礎絶縁の破壊によって帯電した出力軸6は充電部として扱われ、IEC60335−1やJIS C 9335−1には「通常の使用で接触可能となっている又はなる可能性のある導電性液体は充電部と直接接触してはならない」と規定されており、この規格に適合するように対策を施す必要がある。
特開2000−240581号公報
そこで、ドレンパンに溜まったドレン水を排水する排水ポンプにおいて、モータ部の出力軸に設けられた水切り部材の少なくとも下側の構造を、当該出力軸とドレン水との接触を防止する構造にする点で解決すべき課題がある。
この発明の目的は、逆流するドレン水がポンプ部から溢れて吹き出す場合でも、飛散するドレン水がモータ部の出力軸に接触するのを防止することができる排水ポンプを提供することである。
上記の課題を達成するため、この発明による排水ポンプは、ステータ及びロータを有するモータ部と、前記ロータの出力軸が上方から貫通する貫通孔が形成されているポンプハウジング及び前記ポンプハウジング内に内蔵され且つ前記出力軸で駆動される回転羽根を有するポンプ部とを備え、前記ポンプハウジングに前記ポンプ部からドレン水の送出のためのドレン管が接続されており、前記出力軸には、前記ドレン管から前記ポンプハウジングに逆流するドレン水が前記貫通孔から前記モータ部に向かって飛散するのを防止する水切り部材が設けられている排水ポンプであって、前記出力軸の表面における少なくとも前記水切り部材と前記回転羽根の上端部との間の部位に防水性を有する被覆層を設けたことを特徴としている。
この発明による排水ポンプは、上記のように、出力軸の表面における少なくとも水切り部材が設けられる部位以下の領域を、防水性を有する被覆層で覆っているので、万一、コイルの絶縁が破壊されてモータ部の出力軸が帯電し、排水ポンプの稼働停止時にドレン管からポンプ部に逆流するドレン水がポンプ部の貫通孔から水切り部材に向かって飛散することがあっても、モータ部の出力軸における水切り部材と回転羽根の上端部との間の部位に水が付着することがないため、出力軸からドレン水を通じて電流漏れが生じるのを防止することができる。
以下、添付した図面に基づいて、この発明による排水ポンプの実施形態を説明する。図1はこの発明の実施形態の要部を示す断面図である。本実施形態の要部以外の構造は、図3に示す排水ポンプの場合と同様であるので、同じ要素には同じ符号を付すことで、再度の説明を省略する。
図1に示す排水ポンプでは、出力軸6の水切り板11が設けられる部位以下の表面を、防水性を有する樹脂から成る被覆層30で覆っている。被覆層30は、例えばテトラフルオロエチレン(テフロン(登録商標))のような防水性を有する樹脂を出力軸の周面6aと底端面6bとに塗布することによって得られるコーティング層とすることができる。
また、被覆層30は、出力軸6の周囲面と底端面とを覆う有底状のチューブとすることもできる。この場合、排水ポンプの製造に際しては、予め製作しておいたチューブを出力軸6に嵌めて、ポンプ部3をモータ部2に組み付けることができる。
水切り部材としての水切り板11は出力軸6に対して嵌着されているだけであって、出力軸6に強固に固定されてはいないので、ポンプの運転や振動に伴って所定範囲29で上下動可能である。したがって、水切り板11が所定範囲29の上限位置29aに移動しているときにドレン水が飛散するようなことがあったとしても、ドレン水を介して漏電が生じないように、被覆層30は当該上限位置29aの更に上方の位置、即ち、上限位置29aを越えた高さまで達するように設けられている。
このように、排水ポンプの出力軸6の所定の領域では、その周面や底端面において防水性を有する樹脂から成る被覆層30で覆われて回転羽根8に組み付けられているので、回転羽根8の上端部8cと水切り板11の下面11aとの間で露出していた出力軸6の部分は勿論のこと、回転羽根8内に嵌合する部分を含めて、出力軸6における水切り板11よりも下方に位置する部位は外部に対してシールされている。当該排水ポンプの運転停止時にドレン管40の立上がり管40aに位置していたドレン水がポンプ部3に逆流し、当該ドレン水が蓋部9の貫通孔10を通じて上方に飛散することがあっても、ドレン水は出力軸6に直接に触れることがない。したがって、仮にコイル18の絶縁破壊によって出力軸6が帯電するようなことがあっても、出力軸6からドレン水を通じての漏電を防止することができ、安全な排水ポンプを提供することができる。
この発明による排水ポンプの実施形態の要部を示す断面図である。 従来のセパレータ型の空調機器の設置例を示す概略図である。 従来の排水ポンプの一例を示す概略図である。
符号の説明
1 排水ポンプ 2 モータ部
3 ポンプ部 4 ステータ
5 ロータ
6 出力軸 6a 周面 6b 底面
7 ポンプハウジング
8 回転羽根 8c 回転羽根の上端部
9 蓋部 10 貫通孔
11 水切り板(水切り部材) 11a 下面
12 カラー
13 円筒部 14 フランジ部
15 ケーシング 16,17 軸受
18 コイル 18a 絶縁テープ
19 ボビン 20 鉄心
29 所定範囲 29a 上限位置
30 被覆層
31 空調機器 32 室外機
33 室内機 34 圧縮機
35 凝縮器 36 膨張弁
37 蒸発器 39 ドレンパン
40 ドレン管 40a 立上がり管
41 傾斜配管部 45 天井構造
46 立上がり部
H 高さ S1〜S3 導電経路

Claims (4)

  1. ステータ及びロータを有するモータ部と、前記ロータの出力軸が上方から貫通する貫通孔が形成されているポンプハウジング及び前記ポンプハウジング内に内蔵され且つ前記出力軸で駆動される回転羽根を有するポンプ部とを備え、前記ポンプハウジングに前記ポンプ部からドレン水の送出のためのドレン管が接続されており、前記出力軸には、前記ドレン管から前記ポンプハウジングに逆流するドレン水が前記貫通孔から前記モータ部に向かって飛散するのを防止する水切り部材が設けられている排水ポンプにおいて、
    前記出力軸の表面における少なくとも前記水切り部材と前記回転羽根の上端部との間の部位に防水性を有する被覆層を設けたことを特徴とする排水ポンプ。
  2. 前記被覆層は、前記出力軸の周面と底端面とに施されたコーティング層であることを特徴とする請求項1記載の排水ポンプ。
  3. 前記被覆層は、前記出力軸の周面と底端面とを覆う有底状のチューブであることを特徴とする請求項1記載の排水ポンプ。
  4. 前記被覆層は、前記出力軸上における前記水切り部材の移動範囲の上限位置を越えた高さ位置まで施されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の排水ポンプ。
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