JP2009034417A - 傘の回転式ロック構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 傘の回転式ロック構造の提供。
【解決手段】 ハンドルに位置制限スリーブが挿着され、該ハンドルに回転スリーブが固定され、該ハンドルの開口端端面に収容溝が設けられ、該収容溝にねじりバネが装着される。該位置制限スリーブの上方周囲に位置決めリングが設けられ、該位置決めリングにノッチが設けられて該位置制限スリーブが該回転スリーブに挿入される時に該回転スリーブの係止ブロックを通過させる。該回転スリーブは、内周に該係止ブロックと位置制限部が設けられ、該位置制限部が該位置制限スリーブの該位置決めリングを固定し、該回転スリーブの一端縁に係止孔が設けられ、該係止孔にねじりバネが挿入されて、該回転スリーブが弾性復位作用を具備するものとされる。連接スリーブの上方にろくろが設けられ、該連接スリーブの外周に係止溝が設けられて該係止ブロックの係合、位置決めに供される。
【選択図】 図1
【解決手段】 ハンドルに位置制限スリーブが挿着され、該ハンドルに回転スリーブが固定され、該ハンドルの開口端端面に収容溝が設けられ、該収容溝にねじりバネが装着される。該位置制限スリーブの上方周囲に位置決めリングが設けられ、該位置決めリングにノッチが設けられて該位置制限スリーブが該回転スリーブに挿入される時に該回転スリーブの係止ブロックを通過させる。該回転スリーブは、内周に該係止ブロックと位置制限部が設けられ、該位置制限部が該位置制限スリーブの該位置決めリングを固定し、該回転スリーブの一端縁に係止孔が設けられ、該係止孔にねじりバネが挿入されて、該回転スリーブが弾性復位作用を具備するものとされる。連接スリーブの上方にろくろが設けられ、該連接スリーブの外周に係止溝が設けられて該係止ブロックの係合、位置決めに供される。
【選択図】 図1
Description
本発明は一種の傘の回転式ロック構造に係り、特に、傘を開閉する時に、回転方式によって傘をロックできる構造に関する。
人々は傘を使用することで天気の変化に対抗し、例えば雨で身体が濡れるのを防止したり、日光の紫外線の強烈な照射が皮膚に傷害を及ぼすのを防止したりする。一般に、傘には位置決め構造が設計され、ろくろと中棒が固定されて傘の開閉使用に便利とされる。
図11に示される周知の傘の押圧位置決め構造によると、傘8の中棒81内に板バネ82が設けられ、板バネ82にはじき83が接続され、並びに中棒81の外周にろくろ84が嵌合され、傘8を開くときは、はじき83でろくろ84下方を支持して位置決めし、さらに傘8を閉じる時は、手ではじき83を押し込んでろくろ84を中棒81に沿って下向きにスライドさせれば、傘8を閉じることができる。
周知の傘の押圧位置決め構造は、中棒内に板バネ、はじきを取り付ける必要があり、その加工と取り付けはいずれも煩瑣で実行しにくく、製造加工のコストが高くつき、且つ押圧過程中に、バネがひっかかる状況が発生しやすく、このために傘が正常に開閉不能となり、市場での競争に不利となる。また、傘の開閉時に、手部ではじきを押し込む瞬間にろくろが同時に下向きにスライドするため、手部を速やかに放さないと、はじきとろくろに手部が挟まれ怪我をすることがあり、このような問題はいまだ解決手段が提供されていない。
本発明の主要な目的は、一種の傘の回転式ロック構造を提供することにあり、それは操作が簡単で且つ加工が簡便で、組立が容易で製造コストを下げることができる構造であるものとする。
本発明の別の目的は、一種の傘の回転式ロック構造を提供することにあり、それは傘を閉じる時に手部を挟んで傷つけることがなく、傘を安全に閉じることができる構造であるものとする。
上述の目的を達成するため、本発明の傘の回転式ロック構造は、ハンドル、位置制限スリーブ、回転スリーブ、連接スリーブを包含し、そのうち、ハンドルに位置制限スリーブが挿着され、該ハンドルに回転スリーブが固定され、該ハンドルの開口端端面に収容溝が設けられ、該収容溝にねじりバネが装着される。該位置制限スリーブは上方周囲に位置決めリングが設けられ、該位置決めリングにノッチが設けられて該位置制限スリーブが該回転スリーブに挿入される時に該回転スリーブの係止ブロックを通過させる。該回転スリーブは、内周に該係止ブロックと位置制限部が設けられ、該位置制限部が該位置制限スリーブの該位置決めリングを固定し、該回転スリーブの一端縁に係止孔が設けられ、該係止孔にねじりバネが挿入されて、該回転スリーブが弾性復位作用を具備するものとされる。連接スリーブはその上方にろくろが設けられ、該連接スリーブの外周に係止溝が設けられて該係止ブロックの係合、位置決めに供される。
請求項1の発明は、傘の回転式ロック構造において、
ハンドル(1)であって、位置制限スリーブ(2)が挿入され、回転スリーブ(3)が固定され、開口端面に収容溝(11)が設けられ、該収容溝(11)にねじりバネ(13)が収容された、上記ハンドル(1)と、
位置制限スリーブ(2)であって、上方周縁に位置決めリング(21)が設けられ、位置決めリング(21)にノッチ(22)が設けられ、該ノッチ(22)は該位置制限スリーブ(2)が回転スリーブ(3)に挿入されるときに回転スリーブ(3)の係止ブロック(31)を通過させる、上記位置制限スリーブ(2)と、
回転スリーブ(3)であって、内周に係止ブロック(31)と位置制限部(33)が設けられ、該位置制限部(33)は該位置制限スリーブ(2)の位置決めリング(21)と当接して該位置制限スリーブ(2)を位置決めし、該回転スリーブ(3)の一端縁に係止孔(35)が設けられて、該係止孔(35)は該ねじりバネ(13)の挿入に供され、該回転スリーブ(3)が弾性復位の作用を発生するものとされる、上記回転スリーブ(3)と、
連接スリーブ(4)であって、上方にろくろが設けられ、該連接スリーブ(4)の外周に係止溝(432)が設けられて係止ブロック(31)の挿入、係合に供される、上記連接スリーブ(4)と、
を包含したことを特徴とする、傘の回転式ロック構造としている。
請求項2の発明は、請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該ハンドル(1)の開口端周縁に凸塊(12)が設けられ、該回転スリーブ(3)の一端縁に嵌め溝(34)が設けられ、該ハンドル(1)の該凸塊(12)の挿入に供され、これにより該回転スリーブ(3)の回転の角度が制限され、該ハンドル(1)のねじりバネ(13)に二つのアーム(131)が設けられ、該回転スリーブ(3)の一端縁に二つの係止孔(35)が設けられて、二つのアーム(131)の挿入に供され、該回転スリーブ(3)が弾性回復可能とされたことを特徴とする、傘の回転式ロック構造としている。
請求項3の発明は、請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該位置制限スリーブ(2)の該位置決めリング(21)に凸片(23)が設けられ、該連接スリーブ(4)の下方外周に凹溝(44)が設けられて該位置決めリング(21)の凸片(23)の挿入固定に供されることを特徴とする、傘の回転式ロック構造としている。
請求項4の発明は、請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該位置制限スリーブ(2)の下方周縁に位置決めブロック(25)が設けられ、該ハンドル(1)の内周に位置決め溝(14)が設けられて該位置制限スリーブ(2)の位置決めブロック(25)の挿入固定に供されることを特徴とする、傘の回転式ロック構造としている。
請求項5の発明は、請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該回転スリーブ(3)の内周に内フランジ(32)が設けられ、並びに該内フランジ(32)の上端に位置制限部(33)が設けられ、該位置制限スリーブ(2)の位置決めリング(21)の下方周縁に外フランジ(24)が設けられて内フランジ(32)との嵌合に供されることを特徴とする、傘の回転式ロック構造としている。
請求項6の発明は、請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該ハンドル(1)の開口外周に滑り溝(17)が設けられ、該滑り溝(17)が安全ストッパ片(18)の挿入に供され、該回転スリーブ(3)の対応位置に別の滑り溝(36)が設けられて該安全ストッパ片(18)の挿入、係止に供されることを特徴とする、傘の回転式ロック構造としている。
請求項7の発明は、請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該ハンドル(1)の開口端に安全ロック(19)が設けられ、並びに該回転スリーブ(3)の対応位置に該安全ロック(19)と係合可能なロック溝(37)が設けられたことを特徴とする、傘の回転式ロック構造としている。
請求項8の発明は、請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該連接スリーブ(4)の下方外周に固定ブロック(43)が設けられ、該固定ブロック(43)が該回転スリーブ(3)の係止ブロック(31)の固定に供されることを特徴とする、傘の回転式ロック構造としている。
請求項9の発明は、請求項8記載の傘の回転式ロック構造において、該固定ブロック(43)の両側が下向きに漸次縮小されて傾斜状を呈し、並びに該固定ブロック(43)の二側辺に少なくとも一つのガイド溝(431)が開設されて係止ブロック(31)の導入に供され、該固定ブロック(43)の上端に係止溝(432)が設けられ、該ガイド溝(431)が下方開口より上向きに漸次縮小されたことを特徴とする、傘の回転式ロック構造。
ハンドル(1)であって、位置制限スリーブ(2)が挿入され、回転スリーブ(3)が固定され、開口端面に収容溝(11)が設けられ、該収容溝(11)にねじりバネ(13)が収容された、上記ハンドル(1)と、
位置制限スリーブ(2)であって、上方周縁に位置決めリング(21)が設けられ、位置決めリング(21)にノッチ(22)が設けられ、該ノッチ(22)は該位置制限スリーブ(2)が回転スリーブ(3)に挿入されるときに回転スリーブ(3)の係止ブロック(31)を通過させる、上記位置制限スリーブ(2)と、
回転スリーブ(3)であって、内周に係止ブロック(31)と位置制限部(33)が設けられ、該位置制限部(33)は該位置制限スリーブ(2)の位置決めリング(21)と当接して該位置制限スリーブ(2)を位置決めし、該回転スリーブ(3)の一端縁に係止孔(35)が設けられて、該係止孔(35)は該ねじりバネ(13)の挿入に供され、該回転スリーブ(3)が弾性復位の作用を発生するものとされる、上記回転スリーブ(3)と、
連接スリーブ(4)であって、上方にろくろが設けられ、該連接スリーブ(4)の外周に係止溝(432)が設けられて係止ブロック(31)の挿入、係合に供される、上記連接スリーブ(4)と、
を包含したことを特徴とする、傘の回転式ロック構造としている。
請求項2の発明は、請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該ハンドル(1)の開口端周縁に凸塊(12)が設けられ、該回転スリーブ(3)の一端縁に嵌め溝(34)が設けられ、該ハンドル(1)の該凸塊(12)の挿入に供され、これにより該回転スリーブ(3)の回転の角度が制限され、該ハンドル(1)のねじりバネ(13)に二つのアーム(131)が設けられ、該回転スリーブ(3)の一端縁に二つの係止孔(35)が設けられて、二つのアーム(131)の挿入に供され、該回転スリーブ(3)が弾性回復可能とされたことを特徴とする、傘の回転式ロック構造としている。
請求項3の発明は、請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該位置制限スリーブ(2)の該位置決めリング(21)に凸片(23)が設けられ、該連接スリーブ(4)の下方外周に凹溝(44)が設けられて該位置決めリング(21)の凸片(23)の挿入固定に供されることを特徴とする、傘の回転式ロック構造としている。
請求項4の発明は、請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該位置制限スリーブ(2)の下方周縁に位置決めブロック(25)が設けられ、該ハンドル(1)の内周に位置決め溝(14)が設けられて該位置制限スリーブ(2)の位置決めブロック(25)の挿入固定に供されることを特徴とする、傘の回転式ロック構造としている。
請求項5の発明は、請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該回転スリーブ(3)の内周に内フランジ(32)が設けられ、並びに該内フランジ(32)の上端に位置制限部(33)が設けられ、該位置制限スリーブ(2)の位置決めリング(21)の下方周縁に外フランジ(24)が設けられて内フランジ(32)との嵌合に供されることを特徴とする、傘の回転式ロック構造としている。
請求項6の発明は、請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該ハンドル(1)の開口外周に滑り溝(17)が設けられ、該滑り溝(17)が安全ストッパ片(18)の挿入に供され、該回転スリーブ(3)の対応位置に別の滑り溝(36)が設けられて該安全ストッパ片(18)の挿入、係止に供されることを特徴とする、傘の回転式ロック構造としている。
請求項7の発明は、請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該ハンドル(1)の開口端に安全ロック(19)が設けられ、並びに該回転スリーブ(3)の対応位置に該安全ロック(19)と係合可能なロック溝(37)が設けられたことを特徴とする、傘の回転式ロック構造としている。
請求項8の発明は、請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該連接スリーブ(4)の下方外周に固定ブロック(43)が設けられ、該固定ブロック(43)が該回転スリーブ(3)の係止ブロック(31)の固定に供されることを特徴とする、傘の回転式ロック構造としている。
請求項9の発明は、請求項8記載の傘の回転式ロック構造において、該固定ブロック(43)の両側が下向きに漸次縮小されて傾斜状を呈し、並びに該固定ブロック(43)の二側辺に少なくとも一つのガイド溝(431)が開設されて係止ブロック(31)の導入に供され、該固定ブロック(43)の上端に係止溝(432)が設けられ、該ガイド溝(431)が下方開口より上向きに漸次縮小されたことを特徴とする、傘の回転式ロック構造。
本発明は周知の技術と比較すると、確実に以下の機能を達成する。
1.本発明の傘の回転式ロック構造は、回転スリーブと位置制限スリーブがハンドルに取り付けられた後、連接スリーブと共に中棒の外周に嵌合され並びに傘骨が枢着されて、傘が構成される。その操作は簡単でただ回転スリーブを回すだけで、回転スリーブと連接スリーブの係止が解除され、傘を開く機能を達成できる。
2.本発明の傘の回転式ロック構造は、ただ下向きに連接スリーブを引っ張って、回転スリーブの係止ブロックと連接スリーブの固定ブロックを係合させるだけで、傘を閉じることができ、傘を閉じる時にろくろに手が挟まれ怪我をするのを防止でき、傘を安全に閉じることができる。
1.本発明の傘の回転式ロック構造は、回転スリーブと位置制限スリーブがハンドルに取り付けられた後、連接スリーブと共に中棒の外周に嵌合され並びに傘骨が枢着されて、傘が構成される。その操作は簡単でただ回転スリーブを回すだけで、回転スリーブと連接スリーブの係止が解除され、傘を開く機能を達成できる。
2.本発明の傘の回転式ロック構造は、ただ下向きに連接スリーブを引っ張って、回転スリーブの係止ブロックと連接スリーブの固定ブロックを係合させるだけで、傘を閉じることができ、傘を閉じる時にろくろに手が挟まれ怪我をするのを防止でき、傘を安全に閉じることができる。
図1に示されるように、本発明の傘の回転式ロック構造は、
ハンドル(1)であって、位置制限スリーブ(2)を収容し回転スリーブ(3)と組み合わされ、該ハンドル(1)は開口端と閉口端を具え、該開口端の端面に収容溝(11)と凸塊(12)が設けられ、該収容溝(11)内にねじりバネ(13)が装着され、且つ該ねじりバネ(13)は二つのアーム(131)を具え、このハンドル(1)内周に位置決め溝(14)が設けられ、該ハンドル(1)外周に貫通孔(15)が設けられ、リベット(16)が挿着される、上記ハンドル(1)と、
位置制限スリーブ(2)であって、上端周縁に位置決めリング(21)が設けられ、この位置決めリング(21)にノッチ(22)が設けられ、該位置制限スリーブ(2)が回転スリーブ(3)内に挿入される時に該ノッチ(22)が該回転スリーブ(3)の係止ブロック(31)を通過させ、図1に併せて図3も参照されたいが、位置決めリング(21)より凸片(23)が延伸され、位置決めリング(21)より下方の位置制限スリーブ(2)周縁に外フランジ(24)が設けられ、並びに該外フランジ(24)の下方の位置制限スリーブ(2)の周縁に位置決めブロック(25)と貫通孔(26)が設けられ、図2も参照されたいが、この位置決めブロック(25)はハンドル(1)の位置決め溝(14)内に挿入され固定され、貫通孔(26)は上記リベット(16)の挿着に供される、上記位置制限スリーブ(2)と、
回転スリーブ(3)であって、内周に係止ブロック(31)と内フランジ(32)が設けられ、この係止ブロック(31)の上部は三角状を呈し、図1と共に図3を参照されたいが、内フランジ(32)の上端に位置制限部(33)が設けられ、位置制限スリーブ(2)が回転スリーブ(3)内に挿入される時、位置制限スリーブ(2)の位置決めリング(21)の下端が該位置制限部(33)に当接して位置決めされ、該回転スリーブ(3)の1端面に嵌め溝(34)と二つの係止孔(35)が設けられ、この嵌め溝(34)にハンドル(1)の凸塊(12)が挿入されて、該回転スリーブ(3)の回転の角度が制限され、二つの係止孔(35)にねじりバネ(13)の二つのアーム(131)が挿入され、回転スリーブ(3)が弾性復位の作用を具備するものとされる、上記回転スリーブ(3)と、
連接スリーブ(4)であって、その上部に上ろくろ(41)と下ろくろ(42)が設けられ、該上ろくろ(41)、該下ろくろ(42)に複数の傘骨(5)が枢着され、図1に併せて図6を参照されたいが、連接スリーブ(4)の下方外周に固定ブロック(43)が設けられ、図1に併せて図4を参照されたいが、この固定ブロック(43)は回転スリーブ(3)の係止ブロック(31)を固定でき、且つ固定ブロック(43)の両側は下向きに漸次縮小されそれぞれ傾斜状を呈し、固定ブロック(43)の二側辺に少なくとも一つのガイド溝(431)が設けられ、該ガイド溝(431)は下方開口より上向きに漸次縮小され、係止ブロック(31)の導入に供され、固定ブロック(43)の上端に係止溝(432)が設けられ、係止ブロック(31)との係合位置決めに供され、並びに連接スリーブ(4)の下方外周に別に凹溝(44)が設けられ、図1に併せて図5を参照されたいが、位置制限スリーブ(2)の凸片(23)が該凹溝(44)に嵌合固定される、上記連接スリーブ(4)、
以上を包含する。
ハンドル(1)であって、位置制限スリーブ(2)を収容し回転スリーブ(3)と組み合わされ、該ハンドル(1)は開口端と閉口端を具え、該開口端の端面に収容溝(11)と凸塊(12)が設けられ、該収容溝(11)内にねじりバネ(13)が装着され、且つ該ねじりバネ(13)は二つのアーム(131)を具え、このハンドル(1)内周に位置決め溝(14)が設けられ、該ハンドル(1)外周に貫通孔(15)が設けられ、リベット(16)が挿着される、上記ハンドル(1)と、
位置制限スリーブ(2)であって、上端周縁に位置決めリング(21)が設けられ、この位置決めリング(21)にノッチ(22)が設けられ、該位置制限スリーブ(2)が回転スリーブ(3)内に挿入される時に該ノッチ(22)が該回転スリーブ(3)の係止ブロック(31)を通過させ、図1に併せて図3も参照されたいが、位置決めリング(21)より凸片(23)が延伸され、位置決めリング(21)より下方の位置制限スリーブ(2)周縁に外フランジ(24)が設けられ、並びに該外フランジ(24)の下方の位置制限スリーブ(2)の周縁に位置決めブロック(25)と貫通孔(26)が設けられ、図2も参照されたいが、この位置決めブロック(25)はハンドル(1)の位置決め溝(14)内に挿入され固定され、貫通孔(26)は上記リベット(16)の挿着に供される、上記位置制限スリーブ(2)と、
回転スリーブ(3)であって、内周に係止ブロック(31)と内フランジ(32)が設けられ、この係止ブロック(31)の上部は三角状を呈し、図1と共に図3を参照されたいが、内フランジ(32)の上端に位置制限部(33)が設けられ、位置制限スリーブ(2)が回転スリーブ(3)内に挿入される時、位置制限スリーブ(2)の位置決めリング(21)の下端が該位置制限部(33)に当接して位置決めされ、該回転スリーブ(3)の1端面に嵌め溝(34)と二つの係止孔(35)が設けられ、この嵌め溝(34)にハンドル(1)の凸塊(12)が挿入されて、該回転スリーブ(3)の回転の角度が制限され、二つの係止孔(35)にねじりバネ(13)の二つのアーム(131)が挿入され、回転スリーブ(3)が弾性復位の作用を具備するものとされる、上記回転スリーブ(3)と、
連接スリーブ(4)であって、その上部に上ろくろ(41)と下ろくろ(42)が設けられ、該上ろくろ(41)、該下ろくろ(42)に複数の傘骨(5)が枢着され、図1に併せて図6を参照されたいが、連接スリーブ(4)の下方外周に固定ブロック(43)が設けられ、図1に併せて図4を参照されたいが、この固定ブロック(43)は回転スリーブ(3)の係止ブロック(31)を固定でき、且つ固定ブロック(43)の両側は下向きに漸次縮小されそれぞれ傾斜状を呈し、固定ブロック(43)の二側辺に少なくとも一つのガイド溝(431)が設けられ、該ガイド溝(431)は下方開口より上向きに漸次縮小され、係止ブロック(31)の導入に供され、固定ブロック(43)の上端に係止溝(432)が設けられ、係止ブロック(31)との係合位置決めに供され、並びに連接スリーブ(4)の下方外周に別に凹溝(44)が設けられ、図1に併せて図5を参照されたいが、位置制限スリーブ(2)の凸片(23)が該凹溝(44)に嵌合固定される、上記連接スリーブ(4)、
以上を包含する。
さらに図1を参照されたいが、組合せ実施時には、まず位置制限スリーブ(2)と回転スリーブ(3)を組み合わせ、位置制限スリーブ(2)の一端を回転スリーブ(3)に挿通させ、図1に併せて図2、3を参照されたいが、位置制限スリーブ(2)のノッチ(22)を利用して回転スリーブ(3)の係止ブロック(31)を回避し、位置決めリング(21)の下端と位置制限部(33)の上端を当接させて位置決めし、図1、図8を参照されたいが、位置制限スリーブ(2)の外フランジ(24)と回転スリーブ(3)の内フランジ(32)を嵌合させ、回転スリーブ(3)を位置制限スリーブ(2)の外周で回動可能とし、その後、ねじりバネ(13)をハンドル(1)の収容溝(11)内に置き、さらに位置制限スリーブ(2)の一端をハンドル(1)内に挿入し、位置制限スリーブ(2)の位置決めブロック(25)をハンドル(1)の位置決め溝(14)に整合させて挿入し、図1、2に示されるように、ハンドル(1)の凸塊(12)を回転スリーブ(3)の嵌め溝(34)に整合させて挿入し、図1、3に示されるように、ねじりバネ(13)のアーム(131)を回転スリーブ(3)の係止孔(35)に整合させて挿入する。こうして、位置制限スリーブ(2)と回転スリーブ(3)をハンドル(1)に取り付ける。続いて、以上により組み合わせた部品及び連接スリーブ(4)を中棒(6)外周に嵌合し、並びにリベット(16)をハンドル(1)の貫通孔(15)、位置制限スリーブ(2)の貫通孔(26)に通して中棒(6)を固定し、図6に示されるように、連接スリーブ(4)の上ろくろ(41)と下ろくろ(42)の間にバネ(7)を設置し、並びに上ろくろ(41)と下ろくろ(42)に傘骨(5)を枢着し、こうして傘を組み立てる。
また図6に示されるように、傘を閉じるときは、手で下向きに連接スリーブ(4)を引っ張り、上ろくろ(41)と下ろくろ(42)に枢着された傘骨(5)を閉じ、並びに上ろくろ(41)と下ろくろ(42)の間のバネ(7)を圧縮する。そして、図7、8に示されるように、連接スリーブ(4)を引き下ろして、位置制限スリーブ(2)の凸片(23)を連接スリーブ(4)の凹溝(44)に整合させて挿入し、図1と図5を参照されたいが、連接スリーブ(4)と回転スリーブ(3)を正確に結合させ、同時に回転スリーブ(3)の係止ブロック(31)を連接スリーブ(4)の漸次縮小するガイド溝(431)内に導入し、図1から図3を参照されたいが、回転スリーブ(3)を回してねじりバネ(13)を圧縮し、ハンドル(1)の凸塊(12)が回転スリーブ(3)の嵌め溝(34)内に置かれていることから、回転スリーブ(3)の回転角度が制限される。続いて、図8を参照されたいが、回転スリーブ(3)の係止ブロック(31)が上向きに係止溝(432)内に導入されるとき、回転スリーブ(3)のねじりバネ(13)の弾力が釈放されて回転スリーブ(3)が復位し、係止ブロック(31)と固定ブロック(43)が係合固定される。このとき、回転スリーブ(3)と連接スリーブ(4)は係止固定され、傘が完全に閉じられる。
反対に、傘を開きたいときは、図7、8に示されるように、手で回転スリーブ(3)を回して回転スリーブ(3)の係止ブロック(31)を駆動して連接スリーブ(4)の係止溝(432)より分離させ、係止ブロック(31)と固定ブロック(43)を分離し、これにより該連接スリーブ(4)を回転スリーブ(3)の係止より離脱させる。このとき、上ろくろ(41)と下ろくろ(42)の間のバネ(7)が釈放され伸張し、連接スリーブ(4)が中棒(6)に沿って上向きにスライドし、これにより上ろくろ(41)と下ろくろ(42)に枢着された傘骨(5)が開き、傘が完全に開き、これは図6に示されるとおりである。
このほか、図9には別の傘の回転式ロック構造の実施例が示され、それによると、ハンドル(1)の開口外周に滑り溝(17)が設けられて、安全ストッパ片(18)が挿入され、並びに回転スリーブ(3)の対応位置に滑り溝(36)が設けられて安全ストッパ片(18)が挿入され、回転スリーブ(3)の回転が制限される。傘を開くときは、まず安全ストッパ片(18)の一端をハンドル(1)の滑り溝(17)内に向けて押動し、安全ストッパ片(18)の別端を回転スリーブ(3)の滑り溝(36)内より分離させ、さらに回転スリーブ(3)を回せば順調に傘を開くことができる。図10にはまた別の傘の回転式ロック構造の実施例が示され、ハンドル(1)の開口端より安全ロック(19)が延伸され、並びに回転スリーブ(3)の対応位置にロック溝(37)が設けられ、安全ロック(19)と係合可能とされ、回転スリーブ(3)の回転を制限する。傘を開くときは、まず下向きに安全ロック(19)を押圧して、安全ロック(19)を回転スリーブ(3)のロック溝(37)より乖離させ、さらに回転スリーブ(3)を回せば順調に傘を開くことができる。上述の安全ストッパ片(18)、安全ロック(19)のような安全装置を利用することにより、傘の使用上の安全性を確保できる。
総合すると、本発明の傘の回転式ロック構造は、傘を開閉するとき、回転方式で傘をロック固定でき、その操作は簡単で回転スリーブを回すだけで、回転スリーブと連接スリーブの係合が解除されて傘を開くことができ、連接スリーブを下向きに引っ張るだけで、回転スリーブの係止ブロックと連接スリーブの固定ブロックを係合固定させれば、傘を閉じることができ、傘を閉じるときにろくろに手を挟んで怪我をすることがなく、使用上の安全性が向上されている。
1 ハンドル 11 収容溝
12 凸塊 13 ねじりバネ
131 アーム 14 位置決め溝
15 貫通孔 16 リベット
17 滑り溝 18 安全ストッパ片
19 安全ロック 2 位置制限スリーブ
21 位置決めリング 22 ノッチ
23 凸片 24 外フランジ
25 位置決めブロック 3 回転スリーブ
31 係止ブロック 32 内フランジ
33 位置制限部 34 嵌め溝
35 係止孔 36 滑り溝
37 ロック溝 4 連接スリーブ
41 上ろくろ 42 下ろくろ
43 固定ブロック 431 ガイド溝
432 係止溝 44 凹溝
5 傘骨 6 中棒
7 バネ
8 傘 81 中棒
82 板バネ 83 はじき
84 ろくろ
12 凸塊 13 ねじりバネ
131 アーム 14 位置決め溝
15 貫通孔 16 リベット
17 滑り溝 18 安全ストッパ片
19 安全ロック 2 位置制限スリーブ
21 位置決めリング 22 ノッチ
23 凸片 24 外フランジ
25 位置決めブロック 3 回転スリーブ
31 係止ブロック 32 内フランジ
33 位置制限部 34 嵌め溝
35 係止孔 36 滑り溝
37 ロック溝 4 連接スリーブ
41 上ろくろ 42 下ろくろ
43 固定ブロック 431 ガイド溝
432 係止溝 44 凹溝
5 傘骨 6 中棒
7 バネ
8 傘 81 中棒
82 板バネ 83 はじき
84 ろくろ
Claims (9)
- 傘の回転式ロック構造において、
ハンドル(1)であって、位置制限スリーブ(2)が挿入され、回転スリーブ(3)が固定され、開口端面に収容溝(11)が設けられ、該収容溝(11)にねじりバネ(13)が収容された、上記ハンドル(1)と、
位置制限スリーブ(2)であって、上方周縁に位置決めリング(21)が設けられ、位置決めリング(21)にノッチ(22)が設けられ、該ノッチ(22)は該位置制限スリーブ(2)が回転スリーブ(3)に挿入されるときに回転スリーブ(3)の係止ブロック(31)を通過させる、上記位置制限スリーブ(2)と、
回転スリーブ(3)であって、内周に係止ブロック(31)と位置制限部(33)が設けられ、該位置制限部(33)は該位置制限スリーブ(2)の位置決めリング(21)と当接して該位置制限スリーブ(2)を位置決めし、該回転スリーブ(3)の一端縁に係止孔(35)が設けられて、該係止孔(35)は該ねじりバネ(13)の挿入に供され、該回転スリーブ(3)が弾性復位の作用を発生するものとされる、上記回転スリーブ(3)と、
連接スリーブ(4)であって、上方にろくろが設けられ、該連接スリーブ(4)の外周に係止溝(432)が設けられて係止ブロック(31)の挿入、係合に供される、上記連接スリーブ(4)と、
を包含したことを特徴とする、傘の回転式ロック構造。 - 請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該ハンドル(1)の開口端周縁に凸塊(12)が設けられ、該回転スリーブ(3)の一端縁に嵌め溝(34)が設けられ、該ハンドル(1)の該凸塊(12)の挿入に供され、これにより該回転スリーブ(3)の回転の角度が制限され、該ハンドル(1)のねじりバネ(13)に二つのアーム(131)が設けられ、該回転スリーブ(3)の一端縁に二つの係止孔(35)が設けられて、二つのアーム(131)の挿入に供され、該回転スリーブ(3)が弾性回復可能とされたことを特徴とする、傘の回転式ロック構造。
- 請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該位置制限スリーブ(2)の該位置決めリング(21)に凸片(23)が設けられ、該連接スリーブ(4)の下方外周に凹溝(44)が設けられて該位置決めリング(21)の凸片(23)の挿入固定に供されることを特徴とする、傘の回転式ロック構造。
- 請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該位置制限スリーブ(2)の下方周縁に位置決めブロック(25)が設けられ、該ハンドル(1)の内周に位置決め溝(14)が設けられて該位置制限スリーブ(2)の位置決めブロック(25)の挿入固定に供されることを特徴とする、傘の回転式ロック構造。
- 請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該回転スリーブ(3)の内周に内フランジ(32)が設けられ、並びに該内フランジ(32)の上端に位置制限部(33)が設けられ、該位置制限スリーブ(2)の位置決めリング(21)の下方周縁に外フランジ(24)が設けられて内フランジ(32)との嵌合に供されることを特徴とする、傘の回転式ロック構造。
- 請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該ハンドル(1)の開口外周に滑り溝(17)が設けられ、該滑り溝(17)が安全ストッパ片(18)の挿入に供され、該回転スリーブ(3)の対応位置に別の滑り溝(36)が設けられて該安全ストッパ片(18)の挿入、係止に供されることを特徴とする、傘の回転式ロック構造。
- 請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該ハンドル(1)の開口端に安全ロック(19)が設けられ、並びに該回転スリーブ(3)の対応位置に該安全ロック(19)と係合可能なロック溝(37)が設けられたことを特徴とする、傘の回転式ロック構造。
- 請求項1記載の傘の回転式ロック構造において、該連接スリーブ(4)の下方外周に固定ブロック(43)が設けられ、該固定ブロック(43)が該回転スリーブ(3)の係止ブロック(31)の固定に供されることを特徴とする、傘の回転式ロック構造。
- 請求項8記載の傘の回転式ロック構造において、該固定ブロック(43)の両側が下向きに漸次縮小されて傾斜状を呈し、並びに該固定ブロック(43)の二側辺に少なくとも一つのガイド溝(431)が開設されて係止ブロック(31)の導入に供され、該固定ブロック(43)の上端に係止溝(432)が設けられ、該ガイド溝(431)が下方開口より上向きに漸次縮小されたことを特徴とする、傘の回転式ロック構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007202706A JP2009034417A (ja) | 2007-08-03 | 2007-08-03 | 傘の回転式ロック構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007202706A JP2009034417A (ja) | 2007-08-03 | 2007-08-03 | 傘の回転式ロック構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009034417A true JP2009034417A (ja) | 2009-02-19 |
Family
ID=40436902
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007202706A Pending JP2009034417A (ja) | 2007-08-03 | 2007-08-03 | 傘の回転式ロック構造 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009034417A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108542073A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-09-18 | 星际纵横(厦门)信息科技有限公司 | 一种抱紧装置 |
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CN112007885A (zh) * | 2020-08-27 | 2020-12-01 | 武汉宝钢华中贸易有限公司 | 一种传动皮带清洁装置及其使用方法 |
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GB2239794A (en) * | 1990-01-16 | 1991-07-17 | Su Tseng | Umbrella closure mechanism |
JPH04123111U (ja) * | 1991-04-17 | 1992-11-06 | 其 国 楊 | 自動開閉式折畳洋傘 |
-
2007
- 2007-08-03 JP JP2007202706A patent/JP2009034417A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100810 |