JP2009032353A - 光ディスク記録方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の記録層を有する書き換え可能型の光ディスクをファイナライズ処理する場合に、記録管理情報の読み出しに要する時間及びダミーデータを光ディスクに記録するために費やされる時間を短縮し、ファイナライズ処理が短時間でできる光ディスク記録方法を提供する。
【解決手段】 本発明によれば、複数の記録層を有する書き換え可能な光ディスク2へのユーザーデータの記録終了後、ユーザーデータを記録した記録層とは別の記録層の未記録領域にダミーデータを記録し、ダミーデータ記録領域18の終端部にダミーデータの記録管理情報(ダミーデータ条件領域19)を記録することに加えて、ダミーデータを記録する場合の光ディスク2の回転速度が光ディスク装置1における記録可能な最大速度であるため、ファイナライズ処理が短時間で終了できる。
【選択図】 図4
【解決手段】 本発明によれば、複数の記録層を有する書き換え可能な光ディスク2へのユーザーデータの記録終了後、ユーザーデータを記録した記録層とは別の記録層の未記録領域にダミーデータを記録し、ダミーデータ記録領域18の終端部にダミーデータの記録管理情報(ダミーデータ条件領域19)を記録することに加えて、ダミーデータを記録する場合の光ディスク2の回転速度が光ディスク装置1における記録可能な最大速度であるため、ファイナライズ処理が短時間で終了できる。
【選択図】 図4
Description
本発明は、書き換え可能な光ディスクのファイナライズ処理を迅速に行うことができる光ディスク記録方法に関する。
所定の記録再生装置を用いて光ディスクにユーザーデータの記録を行った後、この光ディスクを再生する際に、前記した記録再生装置以外の記録再生装置を用いても、再生できるようにするため、光ディスクのユーザーデータを記録した領域以外の未記録領域にダミーデータを記録するファイナライズ処理を行うことが必要とされている。
光ディスクの記録容量が大きい場合には、記録領域に小容量のユーザーデータを記録した後は、残りの未記録領域は大きな容量を残しているために、この未記録領域にダミーデータを記録するのに大幅な時間が必要とされ、ファイナライズ処理に長時間を要していた。特に、記録層が複数の場合、記録用のレーザ光の照射位置の移動距離が長くなり、一段と時間がかかっていた。
このため、迅速にファイナライズ処理を終了して、次の記録再生動作に移行することができなかった。特許文献1には、2層の記録層を有する書き換え可能な光ディスクのファイナライズ処理を迅速に行わせる方法について記載されている。
光ディスクの記録容量が大きい場合には、記録領域に小容量のユーザーデータを記録した後は、残りの未記録領域は大きな容量を残しているために、この未記録領域にダミーデータを記録するのに大幅な時間が必要とされ、ファイナライズ処理に長時間を要していた。特に、記録層が複数の場合、記録用のレーザ光の照射位置の移動距離が長くなり、一段と時間がかかっていた。
このため、迅速にファイナライズ処理を終了して、次の記録再生動作に移行することができなかった。特許文献1には、2層の記録層を有する書き換え可能な光ディスクのファイナライズ処理を迅速に行わせる方法について記載されている。
特許文献1に記載されている発明は、記録用レーザ光を第1の記録層に照射して、片面に2層の記録層を有する書き換え可能な光ディスクの内周側から外周側に向かって、記録領域の途中までユーザーデータの記録を終了した場合に、このデータ終了位置でレーザ光の焦点位置を第1の記録層から第2の記録層に移し、ユーザーデータを記録した第1の記録層の記録領域と重なった第2の記録層の未記録領域に第1の記録層のユーザーデータの記録条件と同じ記録条件でダミーデータを記録するものである。更に、ファイナライズ処理の指示が出た場合に、第1の記録層の残りの未記録領域及び第2の記録層の未記録領域には、第1の記録層のユーザーデータの記録条件と同じ条件でダミーデータを記録している。第1の記録層のユーザーデータの記録条件は、光ディスクの第1の記録層の管理領域に記録されているので、第1の記録層の残りの未記録領域及び第2の記録層の未記録領域にダミーデータを記録する場合には、第1の記録層の記録層のデータ終了位置から管理領域にレーザ光の照射位置を移動させて、記録条件を読み出した後、再び第1の記録層の未記録領域及び第2の記録層の未記録領域までレーザ光の照射位置を戻してダミーデータを記録していた。
しかしながら、レーザ光の照射位置は、第1の記録層の記録領域にユーザーデータを記録した後は、第1の記録層の記録領域→管理領域→第1の記録層及び第2の記録層の未記録領域という経路で移動する必要があり、このようなレーザ光の照射位置の移動により時間のロスを生じていた。
また、ユーザーデータの記録は、レーザ光の複雑な照射ストラテジが必要であったり、光ディスクのトラックのクロストークを生じることなく行う必要があるため時間がかかっても精度良く行う必要があったが、ダミーデータの記録もユーザーデータの記録と同一条件で行っていたため、長時間を要していた。
そこで、本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、未記録領域へのダミーデータの記録の際、ダミーデータの記録条件を見直すことに加え、ダミーデータの記録条件の読み出しを行うためのレーザ光の照射位置の移動を最小限に抑えることによりファイナライズ処理にかかる時間を短縮することができる光ディスク記録方法を提供することを目的とする。
また、ユーザーデータの記録は、レーザ光の複雑な照射ストラテジが必要であったり、光ディスクのトラックのクロストークを生じることなく行う必要があるため時間がかかっても精度良く行う必要があったが、ダミーデータの記録もユーザーデータの記録と同一条件で行っていたため、長時間を要していた。
そこで、本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、未記録領域へのダミーデータの記録の際、ダミーデータの記録条件を見直すことに加え、ダミーデータの記録条件の読み出しを行うためのレーザ光の照射位置の移動を最小限に抑えることによりファイナライズ処理にかかる時間を短縮することができる光ディスク記録方法を提供することを目的とする。
本発明に係る第1の発明は、片面に複数の記録層を有する書き換え可能な光ディスクに情報を記録する光ディスク記録方法であって、光ディスクにユーザーデータを記録しユーザーデータ記録領域を形成するユーザーデータ記録ステップと、ユーザーデータ記録ステップ終了後、ユーザーデータ記録領域の終端からユーザーデータの記録管理情報を記録し記録条件領域を形成する、ユーザーデータ管理情報記録ステップと、ユーザーデータ管理情報記録ステップ終了後に、ユーザーデータを記録した記録層とは別の記録層の未記録領域に、ダミーデータを記録しダミーデータ記録領域を形成するダミーデータ記録ステップと、ダミーデータ記録ステップ終了後、ダミーデータ記録領域の終端からダミーデータの記録管理情報を記録しダミーデータ条件領域を形成する、ダミーデータ管理情報記録ステップと、ファイナライズ処理の指令を受取った場合に、ダミーデータ条件領域から、ダミーデータの記録条件を読み出すダミーデータ記録条件読み出しステップと、ダミーデータ記録条件読み出しステップにて読み出した、ダミーデータの記録条件にて光ディスクの各層にある未記録領域にダミーデータを記録し、ファイナライズ処理を行うファイナライズ処理ステップとを含むことを特徴とする光ディスク記録方法を提供する。
また、本発明に係る第2の発明は、ダミーデータを記録する場合の光ディスクの回転速度を、ダミーデータの記録を行う光ディスク装置における記録可能な最大速度とすることを特徴とする第1の発明に記載の光ディスク記録方法を提供する。
本発明によれば、片面に複数の記録層を有する書き換え可能な光ディスクにユーザーデータの記録の終了後、ユーザーデータを記録した記録層とは別の記録層の未記録領域にダミーデータを記録し、ダミーデータ記録領域の終端部にダミーデータの記録管理情報を記録すると共に、ダミーデータを記録する場合の光ディスクの回転速度が光ディスク装置における記録可能な最大速度であるため、ファイナライズ処理の指令を受取った場合に、ダミーデータの記録条件の読み出し時間を減らすことができると共に、高速にダミーデータの記録を行うことができる。
これにより、ファイナライズ処理を迅速に終了することができるため、速やかに次の光ディスクの記録又は再生動作に移行することができる。
これにより、ファイナライズ処理を迅速に終了することができるため、速やかに次の光ディスクの記録又は再生動作に移行することができる。
以下に、本発明の実施形態に係る光ディスク記録方法について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に用いる光ディスク装置のブロック図である。図2は、本発明に用いる光ディスクの領域を示す斜視図である。図3は、本発明に用いる光ディスクのA−A’断面を示す図である。図4は、本発明の実施形態に係る光ディスク記録方法を説明するための光ディスクのA−A’断面図である。図5は、本発明の実施形態に係る光ディスク記録方法を説明するための別の動作例を示す光ディスクのA−A’断面図である。
図1は、本発明に用いる光ディスク装置のブロック図である。図2は、本発明に用いる光ディスクの領域を示す斜視図である。図3は、本発明に用いる光ディスクのA−A’断面を示す図である。図4は、本発明の実施形態に係る光ディスク記録方法を説明するための光ディスクのA−A’断面図である。図5は、本発明の実施形態に係る光ディスク記録方法を説明するための別の動作例を示す光ディスクのA−A’断面図である。
本発明に用いる光ディスク装置1について、図1を用いて説明する。
図1に示すように、光ディスク装置1は、光ディスク装置1に挿入された片面に2層の記録層を有する書き換え可能な光ディスク2に対してユーザーデータの記録又は再生を行う光ピックアップ3と、光ピックアップ3を駆動して光ディスク2に記録又は再生する制御信号を出力すると共に、光ピックアップ3で得られた光ディスク2からのユーザーデータを処理する記録再生回路4と、光ディスク装置1の各構成部を制御する制御回路5とから構成されている。
図1に示すように、光ディスク装置1は、光ディスク装置1に挿入された片面に2層の記録層を有する書き換え可能な光ディスク2に対してユーザーデータの記録又は再生を行う光ピックアップ3と、光ピックアップ3を駆動して光ディスク2に記録又は再生する制御信号を出力すると共に、光ピックアップ3で得られた光ディスク2からのユーザーデータを処理する記録再生回路4と、光ディスク装置1の各構成部を制御する制御回路5とから構成されている。
更に、制御回路5は、制御プログラムを格納するプログラムメモリ6と、外部からの操作信号に基づき、プログラムメモリ6から制御プログラムを読み込んで光ピックアップ3や記録再生回路4の制御を行うマイコン7と、光ディスク2の記録層に対するユーザーデータの記録を行うためにユーザーデータを一時保管すると共に、ユーザーデータ及びダミーデータの記録条件を一時保管するデータメモリ8と、記録再生回路4との情報の交換をする内部バス9とから構成される。
本発明に用いる光ディスク2について図2及び図3を用いて説明する。
図2に示すように、光ディスク2は、中心に中心孔Cを有し、この中心孔Cから外周方向に向かって、管理領域10と、ユーザーデータを記録するユーザーデータ記録領域11と、中間領域12とを有している。
管理領域10は、第1の記録層13及び第2の記録層14へユーザーデータ及びダミーデータを記録する際に用いられるレーザ光の最適記録パワーを取得するための試し書きをする領域と、記録領域の位置及び記録条件等の記録管理情報が記録されている領域とを含んでいる。
また、図3に示すように、光ディスク2の積層断面方向には、透明基板15上に第1の記録層13と第2の記録層14が順次積層されている。
図2に示すように、光ディスク2は、中心に中心孔Cを有し、この中心孔Cから外周方向に向かって、管理領域10と、ユーザーデータを記録するユーザーデータ記録領域11と、中間領域12とを有している。
管理領域10は、第1の記録層13及び第2の記録層14へユーザーデータ及びダミーデータを記録する際に用いられるレーザ光の最適記録パワーを取得するための試し書きをする領域と、記録領域の位置及び記録条件等の記録管理情報が記録されている領域とを含んでいる。
また、図3に示すように、光ディスク2の積層断面方向には、透明基板15上に第1の記録層13と第2の記録層14が順次積層されている。
次に、上記した光ディスク2のファイナライズ処理について、図4を用いて説明する。
以下では、光ディスク2の第1の記録層13に対して、中心(中心孔C)から外周方向に向かって半径位置Xまでユーザーデータを記録し、引き続き第2の記録層14の半径位置Xまでダミーデータを記録した後、ファイナライズ処理をすることについて説明する。
まず、光ディスク装置1に光ディスク2が挿入され、外部からの第1の記録層13の半径位置Xまでユーザーデータを記録するという指示信号に基づき、図4(A)に示すように、レーザ光の照射位置を第1の記録層13の管理領域10の端に合わせ、そこから外周方向に向かって半径位置Xまでユーザーデータ(以下、記録領域16とする)を記録し、ユーザーデータの記録終了後、記録領域16の終端部の外周側にユーザーデータの記録管理情報(以下、記録条件領域17とする)を記録する。
以下では、光ディスク2の第1の記録層13に対して、中心(中心孔C)から外周方向に向かって半径位置Xまでユーザーデータを記録し、引き続き第2の記録層14の半径位置Xまでダミーデータを記録した後、ファイナライズ処理をすることについて説明する。
まず、光ディスク装置1に光ディスク2が挿入され、外部からの第1の記録層13の半径位置Xまでユーザーデータを記録するという指示信号に基づき、図4(A)に示すように、レーザ光の照射位置を第1の記録層13の管理領域10の端に合わせ、そこから外周方向に向かって半径位置Xまでユーザーデータ(以下、記録領域16とする)を記録し、ユーザーデータの記録終了後、記録領域16の終端部の外周側にユーザーデータの記録管理情報(以下、記録条件領域17とする)を記録する。
次に、ユーザーデータの記録が終わり、光ディスク装置1に記録又は再生の指示が無い空き時間に、図4(B)に示すように、レーザ光の照射位置を第2の記録層14の管理領域10の端に合わせ、そこから外周方向に向かって半径位置Xまでダミーデータ(以下、ダミーデータ記録領域18とする)を記録し、ダミーデータの記録終了後、ダミーデータ記録領域18の終端部の外周側にダミーデータの記録管理情報(以下、ダミーデータ条件領域19とする)を記録する。
ここで、ダミーデータは、再生時の読み出し品質を高める必要が無く、何らかのデータが記録されていることが確認できればよいため、ダミーデータの記録条件のうち光ディスク2の回転速度については、ユーザーデータの記録時と同等ではなく、光ディスク装置1が性能として有する記録可能な最大の回転速度(回転数)に設定して行う。
ここで、ダミーデータは、再生時の読み出し品質を高める必要が無く、何らかのデータが記録されていることが確認できればよいため、ダミーデータの記録条件のうち光ディスク2の回転速度については、ユーザーデータの記録時と同等ではなく、光ディスク装置1が性能として有する記録可能な最大の回転速度(回転数)に設定して行う。
次に、図4(B)に示す状態の光ディスク2に対して、外部からファイナライズ処理をするという操作信号が供給された場合、第2の記録層14の半径位置Xにレーザ光の照射位置を合わせ、ダミーデータ条件領域19に記録されている、ダミーデータ記録管理情報を読み出す。
ダミーデータの記録管理情報を読み出した後に、図4(C)に示すように、第2の記録層14のダミーデータ条件領域19の外周部から外周方向に向かって、第2の記録層14のユーザーデータ記録領域11の最外周部までダミーデータを記録する。第2の記録層14へのダミーデータの記録後、ユーザーデータ記録領域11の最外周部にてレーザ光の焦点位置を第2の記録層14から第1の記録層13に移し、第1の記録層13のユーザーデータ記録領域11の最外周部から内周方向に向かって、第1の記録層13の半径位置Xに記録されている記録条件領域17までダミーデータを記録する。ダミーデータの記録が終了した状態を図4(D)に示す。
これによって、光ディスク2の全ての記録層のユーザーデータ記録領域11には、何らかのデータが記録されファイナライズ処理は完了する。ファイナライズ処理が完了すると、光ディスク2は光ディスク装置1から排出される。
ダミーデータの記録管理情報を読み出した後に、図4(C)に示すように、第2の記録層14のダミーデータ条件領域19の外周部から外周方向に向かって、第2の記録層14のユーザーデータ記録領域11の最外周部までダミーデータを記録する。第2の記録層14へのダミーデータの記録後、ユーザーデータ記録領域11の最外周部にてレーザ光の焦点位置を第2の記録層14から第1の記録層13に移し、第1の記録層13のユーザーデータ記録領域11の最外周部から内周方向に向かって、第1の記録層13の半径位置Xに記録されている記録条件領域17までダミーデータを記録する。ダミーデータの記録が終了した状態を図4(D)に示す。
これによって、光ディスク2の全ての記録層のユーザーデータ記録領域11には、何らかのデータが記録されファイナライズ処理は完了する。ファイナライズ処理が完了すると、光ディスク2は光ディスク装置1から排出される。
以上のように、本発明の実施例によれば、ダミーデータ記録領域18の終端部にあるダミーデータ条件領域19にダミーデータの記録管理情報を記録するので、ファイナライズ処理の指示が出た場合、ダミーデータ条件領域19からダミーデータの記録管理情報を読む込み、その場所からダミーデータを記録するため、レーザ光の照射位置の移動距離が短縮し、迅速にダミーデータの記録作業に移行することができ、結果としてファイナライズ処理のための時間が短縮できる。
それに加えて、ダミーデータの記録時の光ディスク2の回転速度を、光ディスク装置1の有する最大の回転速度で行うため、ダミーデータの記録時間を短縮することができる。
これらによって、ダミーデータの記録に至るまでの時間及び記録に費やす時間が短縮し、ファイナライズ処理を迅速に終了することができ、速やかに次の光ディスク2の記録又は再生動作に移行することができる。
それに加えて、ダミーデータの記録時の光ディスク2の回転速度を、光ディスク装置1の有する最大の回転速度で行うため、ダミーデータの記録時間を短縮することができる。
これらによって、ダミーデータの記録に至るまでの時間及び記録に費やす時間が短縮し、ファイナライズ処理を迅速に終了することができ、速やかに次の光ディスク2の記録又は再生動作に移行することができる。
次に、図4を用いて説明した動作例とは別の動作例として、光ディスク2の第1の記録層13の全域及び第2の記録層14の半径位置Yまでユーザーデータを記録し、引き続き第2の記録層14にダミーデータを記録した後、ファイナライズ処理をすることについて、図5を用いて説明する。
光ディスク装置1に光ディスク2が挿入され、外部からの第2の記録層14の半径位置Yまでユーザーデータを記録するという指示信号に基づき、図5(A)に示すように、レーザ光の照射位置を第1の記録層13の管理領域10の端に合わせ、そこから外周方向に向かって、第1の記録層13のユーザーデータ記録領域11全域にユーザーデータを記録する。第1の記録層13のユーザーデータ記録領域11にユーザーデータの記録が終わると、ユーザーデータ記録領域11の最外周部のレーザ光照射位置において、レーザ光の焦点位置を第1の記録層13から第2の記録層14に移し、第2の記録層14のユーザーデータ記録領域11の最外周部から内周方向に向かって半径位置Yまでユーザーデータの記録を行う。ユーザーデータの記録終了後、半径位置Yにある記録領域16の終端部の内周側にユーザーデータの記録管理情報(記録条件領域17)を記録する。
光ディスク装置1に光ディスク2が挿入され、外部からの第2の記録層14の半径位置Yまでユーザーデータを記録するという指示信号に基づき、図5(A)に示すように、レーザ光の照射位置を第1の記録層13の管理領域10の端に合わせ、そこから外周方向に向かって、第1の記録層13のユーザーデータ記録領域11全域にユーザーデータを記録する。第1の記録層13のユーザーデータ記録領域11にユーザーデータの記録が終わると、ユーザーデータ記録領域11の最外周部のレーザ光照射位置において、レーザ光の焦点位置を第1の記録層13から第2の記録層14に移し、第2の記録層14のユーザーデータ記録領域11の最外周部から内周方向に向かって半径位置Yまでユーザーデータの記録を行う。ユーザーデータの記録終了後、半径位置Yにある記録領域16の終端部の内周側にユーザーデータの記録管理情報(記録条件領域17)を記録する。
次に、ユーザーデータの記録が終わり、光ディスク装置1に記録又は再生の指示が無い空き時間に、図5(B)に示すように、レーザ光の照射位置を第2の記録層14の記録条件領域17の内周端に合わせ、そこから内周に向かってユーザーデータ記録領域11の最内周部までダミーデータを記録し、ダミーデータの記録終了後、ダミーデータ領域18の終端部の内周側にダミーデータの記録管理情報(ダミーデータ条件領域19)を記録する。
次に、図5(B)に示す状態の光ディスク2に対して、ファイナライズ処理をするという外部からの操作信号が供給された場合、すでに上述の作業にて光ディスク2の全ての記録層のユーザーデータ記録領域11に、何らかのデータが記録されているため、ファイナライズ処理でのダミーデータの記録を行う必要はなく、ファイナライズ処理を終了し、光ディスク2は光ディスク装置1から排出され、速やかに次の光ディスク2の記録または再生動作に移行することができる。
上記実施形態では、片面2層の記録層を有する書換え可能型の光ディスクであるが、これに限らず複数の記録層を持つ場合も、ダミーデータを記録後にダミーデータの管理情報の記録を行うことにより、同様に行うことができる。
上記実施形態では、片面2層の記録層を有する書換え可能型の光ディスクであるが、これに限らず複数の記録層を持つ場合も、ダミーデータを記録後にダミーデータの管理情報の記録を行うことにより、同様に行うことができる。
1…光ディスク装置 、2…光ディスク 、3…光ピックアップ 、4…記録再生回路 、5…制御回路 、6…プログラムメモリ 、7…マイコン 、8…データメモリ 、9…内部バス 、10…管理領域 、11…ユーザーデータ記録領域 、12…中間領域 、13…第1の記録層 、14…第2の記録層 、15…透明基板 、16…記録領域 、17…記録条件領域 、18…ダミーデータ記録領域 、19…ダミーデータ条件領域
Claims (2)
- 片面に複数の記録層を有する書き換え可能な光ディスクに情報を記録する光ディスク記録方法であって、
前記光ディスクにユーザーデータを記録しユーザーデータ記録領域を形成するユーザーデータ記録ステップと、
前記ユーザーデータ記録ステップ終了後、前記ユーザーデータ記録領域の終端からユーザーデータの記録管理情報を記録し記録条件領域を形成する、ユーザーデータ管理情報記録ステップと、
前記ユーザーデータ管理情報記録ステップ終了後に、前記ユーザーデータを記録した記録層とは別の記録層の未記録領域に、ダミーデータを記録しダミーデータ記録領域を形成するダミーデータ記録ステップと、
前記ダミーデータ記録ステップ終了後、前記ダミーデータ記録領域の終端からダミーデータの記録管理情報を記録しダミーデータ条件領域を形成する、ダミーデータ管理情報記録ステップと、
ファイナライズ処理の指令を受取った場合に、前記ダミーデータ条件領域から、ダミーデータの記録条件を読み出すダミーデータ記録条件読み出しステップと、
前記ダミーデータ記録条件読み出しステップにて読み出した、ダミーデータの記録条件にて前記光ディスクの各層にある未記録領域にダミーデータを記録し、ファイナライズ処理を行うファイナライズ処理ステップと、
を含むことを特徴とする光ディスク記録方法。 - 前記ダミーデータを記録する場合の前記光ディスクの回転速度を、前記ダミーデータの記録を行う光ディスク装置における記録可能な最大速度とすることを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007197182A JP2009032353A (ja) | 2007-07-30 | 2007-07-30 | 光ディスク記録方法 |
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Publications (1)
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