JP2009032288A - 情報伝達システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のリーダー/ライターではリーダー/ライター自体に有線などによる電源供給が必要である。また、リーダー/ライターは移動する事が出来ず、1つの機器に1つのリーダー/ライターが必要であり、携帯して読み込み/書き込みが出来なかった。
【解決手段】 機器本体の送受信部から電波により電力供給を受け、有線などによる電源供給を不要にする。この電源供給に対しリーダーライターを機器に近づける時にのみ電力を搬送するので待機電力を不要に出来る。
【選択図】 図1

Description

この発明は、家電機器や情報機器との間で情報をやり取りするものや、機器との関連で情報を記憶させて非接触にて利用する記録媒体のようなものや、このような記録媒体から情報を非接触にて書き込んだり読み出すリーダー/ライターのようなもの、を情報の伝達に使用する情報伝達システムに関係する。
機種名や仕様などの情報を記録した無線タグを空気調和機や冷蔵庫などの家電機器に付したり情報機器に使用されるタグやICカードなどから情報を取り出したり、タグやICカードなどに無線で電力を供給し情報を追加して書き込んだりすることや、このタグやICカードに別途電源を必要とするリーダー/ライター等の情報端末を用いて非接触で情報を書き込み/読み出すことは良く知られている。
情報伝達の様様な用途に使用されるものとして、パッシブ型無線ICタグが知られているが、これは電源を内蔵していない。このタグ内にアンテナを内蔵させて外部からの電波を拾い、その誘起電力を利用してタグ内の使用電力とし、クロックを作り出したり、ICを駆動しメモリに記憶されているデータを外部に送信したり、あるいはメモリ中のデータを書き直すなどを可能にしている。このような従来の装置は通信に使用する搬送波によりICタグやICカードに電源エネルギーを供給するもの(例えば、特許文献1参照)、リーダライタとカードとの間のデータ伝送の通信を2系統のマイクロ波で行うとともにカードの駆動電力をリーダライタから短波帯で供給し、駆動電力がライタからカードへ供給されている期間のみデータ伝送が行われるもの(例えば、特許文献2参照)、非接触媒体に電池と外部からの電力受信回路とを設け外部からの電力供給の有無を判断して切り替えるもの(例えば、特許文献3参照)等が知られている。
特開2001−22905号公報(図1、第3頁) 特開2000−11105号公報(図1、第5頁) 特開平6−124368号公報(図2、第2頁)
解決しようとする課題として、情報伝達を行う従来のリーダー/ライターはリーダー/ライター自体に有線などによる電源供給が必要であり、リーダー/ライターは移動する事が出来ず、1つの機器に1つのリーダー/ライターが必要であり、携帯して読み込み/書き込みが出来ないと言う問題があった。一方可般式のリーダー/ライターでは電池を内蔵させて電力を供給する場合寿命などの問題や扱いにくいと言う問題があったり、光電池などを使用する場合は使う場所が制限されると言う問題があった。これらを解決するものとしてリーダライタに電波で電力を受けるアンテナを設け電源とするものが提案されているが、機器のサービスの際に使うものなどでも常時電力を使えるように送信しており、電力送受信のため無駄な電力を発生すると言う問題があった。
又エアコンや冷蔵庫、その他の家庭用機器の運転停止を制御するリモートコントロール装置などでは電池を電源として運転停止のスイッチ動作や温度の調整などの運転時様態の制御を行うことが出来るが、エアコン室内機などの機器本体に取り付けられ情報を記憶し情報伝達に使用されるタグやICカード、あるいは室内機の電機品箱に収められ運転情報を記憶しているたICカード等とは無関係の、異なる信号伝達方式や信号にて動作するもので、情報伝達に用いられるタグやICカードに対しては別の情報伝達装置を使用する必要があるという問題があった。又リモコンやリモコンの代わりとなる携帯電話などの情報伝達装置では常に電池の交換や電池の充電を考えて使用しなければならないという手間がかかると言う問題があった。
この発明はICカードやリーダライタ他のような機器の情報伝達に使用される装置が、近くの機器から通信に要する電力を受電できるものを得ることにある。又この発明は、無駄な電力搬送を防止できると言うシステム、方法を得ることにある。
本発明の情報伝達システムは、家電機器や情報機器等の機器との間で使用され、前記機器から送信された情報を書き込んだり、前記機器に記録された情報を読み出して記録媒体への書き込み処理が出来る情報伝達装置と、前記機器に接続される電源とこの機器との間に設けられた前記機器のスイッチ開閉手段を前記情報伝達装置から供給される電力を受けて動作させる前記情報伝達装置に設けられるトリガ機構と、前記機器のスイッチ開閉手段が前記トリガ機構により動作されてから、前記機器から前記情報伝達手段へ非接触にて電力を送信する前記機器からの電力送受信手段と、を備えたものである。
本発明の情報伝達システムは、家電機器や情報機器等の機器との間で使用され、前記機器から送信された情報を書き込んだり、前記機器に記録された情報を読み出して記録媒体への書き込み処理が出来る情報伝達装置と、前記機器に接続される電源とこの機器との間に設けられた前記機器のスイッチ開閉手段を動作させる前記情報伝達装置に設けられるトリガ機構と、前記機器のスイッチ開閉手段が前記トリガ機構により動作されてから、前記機器から前記情報伝達手段へ非接触にて電力を送信する前記機器からの電力送受信手段とを備え、前記トリガ機構は前記情報伝達装置に磁石を設け、一方前記機器には誘導コイル設けて、前記磁石から発する磁力が前記誘導コイルに非接触にて作用して誘起電圧を発生させる組み合わせとしたものである。
この発明は、いつでも機器から非接触にて電力を供給されのるで使い勝手の良い情報伝達システム、情報伝達方法が得られる。又この発明は、電力を送り出す側に送電スイッチを設け、電力を貰う側からこの送電スイッチを動作可能にして、無駄な電力を省くことが出来る取り扱いやすい情報伝達システム、情報伝達方法が得られる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実地の形態1に係る情報伝達装置であるリーダー/ライター及びこのリーダー/ライターと情報伝達を行う機器に設けられた記録媒体を含む概略構成図である。冷蔵庫や空気調和機等の機器9には、無線タグやICカード等の記録媒体16が機器本体の表面に貼り付けられるなど機器外部から機器情報を送受信可能に設けられている。更にリーダー/ライター1と機器側との間で機器電源から電波で電力を送受電し、リーダー/ライター1から機器に送電したり、電力を受電したリーダー/ライター1からこの電力を記録媒体16へ電波にて伝送することが出来るようにしたり、あるいは、電力を再びリーダー/ライター1から機器側の送受信手段10へ戻すなど電力を一方向性や双方向性の送受電を自由に行える様にしている。
機器9とリーダー/ライター1間で情報通信を送受信することが出来る様に、例えば機器9側にアンテナや通信制御を行う装置を有する送受信手段10が設けられ、且つ、リーダー/ライター1側にも同様な構成が設けられている。なおリーダライタ1は無線タグやICカード等の記録媒体16との間、あるいは機器9との間で通信され、記録媒体16に最初からあるいは追加される情報、即ち例えば機器9の履歴や運転データ、あるいはリサイクルに必要な有害材料の種類や除去方法、機器分解方法などの設計製作時の情報、を記憶されている情報を読み出したり、あるいは機器9の運転データなどを機器から受け取り記録媒体16に新たに追加記入される情報を書き込んだりする機能を持っている。すなわち機器9、リーダー/ライター1、記録媒体16間で自由に情報伝達が行える。
図1の構成における情報の送信受信の動作に関し次に図2にて説明する。図2は情報通信の動作を説明するフローチャートである。機器9に電源が投入されスタート(ST1)すると、リーダー/ライター1は電力送受信手段を介して機器9側から電力を供給される(ST2)。記録媒体16は無線タグに設けたアンテナを介して電波で電力を受け取りこの電力をICへ供給し(ST3)、起動する(ST4)。ICはマイコンにて書き込みかどうかを判断し(ST5)、YESであれば、リーダー/ライター1のアンテナを介した制御装置から情報通信が行われる(ST6)、記録媒体16では送られてきた情報は回路ICに記憶する(ST7)。一方、書き込みかどうかの判断で(ST5)NOであれば記録媒体16は情報を発信し(ST8)、リーダー/ライター1はアンテナを介した制御装置から情報受信が行われる(ST9)。以上最後(ST10)まで送受信が行われリーダー/ライター1と記録媒体との間の情報伝達が電波により非接触での通信が可能になる。
次に電力の送電受電に関する説明を図3の回路構成図にて行う。機器9の電源ポート19は電源20に有線で接続され、スイッチ開閉手段14が閉じて機器内部の負荷に接続されると、機器駆動装置15や電力送受信装置12へ電力が供給される。これにより例えばエアコン室内機の運転も可能になるとともに、リーダー/ライター1への電力供給が可能になり、リーダー/ライター1を使用して記録媒体16との情報伝達も行うことが出来る。スイッチ開閉手段14は外部からのリモコン装置などの電源オンオフ信号を受けて、あるいは機器9に設けられた手動のスイッチの信号により制御装置11がスイッチ開閉手段14のリレーを動作させて開閉させる。機器9にはアンテナなどの電力・情報送受信手段10が設けられており、電力送受信装置12からの電力や記憶装置13に記憶され制御装置11で判断された情報の送受信を行う。
機器9に設けられた電力・情報送受信手段10は電波を送信したり受信したりするが、この電波をやり取りするものとして第1に機器9の表面に貼り付けられ、特定の情報を記憶させる役割を果たす記録媒体16と、第2にこの記録媒体16の本体に設けられたIC18に記録された情報を読み出したり、あるいは機器側から送信された情報に基づくなどにより記録媒体16本体に設けられた記憶手段であるIC18の記録を書き直したり、あるいはこの読み出しと書き込みの両方を行えるリーダー/ライター1がある。この第1と第2の送電受電等電波のやり取りを行う対象物であって、且つ情報伝達装置である装置1,16は、いずれもアンテナなどの電力・情報送受信手段17,2を有している。情報伝達装置の一種であるリーダー/ライター1の本体内には情報を記憶する記憶装置5、この記憶された情報のやり取りを制御する制御装置3、電力の送電受電を制御する電力送受信装置4が設けられている。
なお図3のリーダー/ライター1には、外部電源と接続される電源ポート8及び電池などを含む充電手段7がスイッチ6を介してリーダー/ライター1の各装置などに電力を供給できる構造を示しているが、リーダー/ライター1に必要な全ての電力を機器9側から送電してもらうシステムを採用する場合は、これらの電源手段は不要である。したがってリーダー/ライター1は小型軽量に出来、電波で電力を受け取れるところではいつでもどこでも使用できる。しかしスイッチほかを設けておき、上手く受電できなかったり電力が不足するような場合などでは必要に応じ手動でスイッチを投入して充電された電池からの電力を併用しても良いことは当然である。
即ち機器9とリーダライタ1との間は機器の制御装置11とリーダライタの本体制御装置3との間でそれぞれが有する電力・情報送受信手段10、2を通して通信によりリーダライタ1は機器9の情報を取りに行き、機器の運転記録、例えば空気調和機9の設定温度状態と使用電力、冷凍サイクルの圧縮機起動停止回数と冷媒圧力状態などや、サービス点検モードにおける計測記録や書き込みデータなどのサービス時の記録を機器が停止したり運転中であってもスイッチ開閉手段14を動作させて入手出来る。更にリーダライタの本体記憶装置5に一時的に記憶された運転記録などの情報はそのままリーダライタの本体制御装置3とタグのような記録媒体16の記録媒体IC18との間で通信が行われ、記録媒体の記憶手段18へ書き込みが行われる。またこの双方の送受信手段の電力・情報送受信手段2、10を介して記録媒体の記憶手段18が記憶している製品仕様や設計データをリサイクル時にリーダライタで読取り、別のパソコンに入力して製品構造図を取り出し、この製品を破壊する時の方法を決定するのに使用するなども可能である。
このような機器9との情報のやり取り、記録媒体16との情報のやり取りを行う作業に利用されるリーダライタである情報伝達装置1は、情報の通信のみならず、機器9の送受信部から電力・情報送受信手段2、10を介して電波により電力供給をも受けるので、有線などによる電源供給や待機電力が不要である。即ちリーダー/ライター1は、機器9に貼り付け、機器9の様々な情報を書き込んだり読み出したりが可能な無線タグや機器に挿入されたり取り付けられるICカード等の記録媒体16へ無線を使用して非接触にて書き込みや読み出す機能等を持ち、当該機器、すなわちタグが取り付けてある機器だけでなく隣接しておかれ、外部の電源と接続され電力を無線にて送信可能な様々な機器の送受信部から電波により電力供給を受け、当該機器のタグとの間で有線他の直接的な電源供給を使用せずに通信により、電力を受け取り、情報のやり取りを行うことが出来る。
なお図3のように機器に取り付けられた記録媒体16の電力・情報送受信手段17や記憶装置であるIC18と機器9との間で直接電力とデータのやり取りも電波で可能である。上記のように、本発明は固有な電源や接続された電源を有しないリーダー/ライター1及びパッシブ型無線タグのような記録媒体16に対し機器側から電波で電源を供給するだけで全ての情報伝達を可能にすることが出来、必要なときに必要な電力を使用すれば良いシステムを得ることが出来る。
図3は機器9に接続された電源20から通信電波によりその電力をリーダライタ装置本体1へ送電して使用する構成であり、更に電源に常時接続された空調機室内機や冷蔵庫などの家電機器9は空調や冷凍を行うため冷凍サイクルを有し、この冷凍サイクルの圧縮機をモーターで駆動している。更に通風を行うファンもモータで駆動するなど各家庭に配線された商用電源からの交流を利用し駆動電力や制御電源に使用している。即ち電源20から電源ポート19を介して各機器駆動装置15に供給されるとともに、演算処理装置など機器の制御電源としてや、電力送受信装置12を介して制御装置11、記憶装置13も使用する。図3の様に電力・情報送受信手段10、17を介して記録媒体であるタグ16の電源に使用しても良いことは当然である。更に加えて機器9には電力送受電装置12が設けられ、この電力は電力・情報送受信手段10から機器9の外へ電波で送信される。
図3に示す回路構成図では、電源20から機器駆動装置15には送電スイッチを開閉するスイッチ開閉手段14にて常時は供給されない様に回路が切断されている。これによりリーダー/ライター1や記録媒体16の情報伝達装置側には電源を設ける必要が無くなり、更にその上、機器側もスイッチ開閉手段が閉動作するまでは機器内の機器駆動装置15には電力を供給しない、例えば機器駆動装置の待機電力のみならず電力送受信にかかわる待機電力の発生を防止することが出来る。電力を電波で送電しようとする場合、空調を使用しない時期や点検サービス等に必要な時期では、いつ電源を接続し待機させればよいかが不明であり、このため電波を出しつづけるなど待機電力を消費しつづけるという問題があったがこの発明によりこの問題を解消でき省エネルギーを達成できることになる。なお機器駆動装置として例えばエアコン室内機のサービス時やリサイクル時の冷媒処理などにかかわる機器駆動装置の運転を行えるようにしたが、冷房などの本来の通常運転時の動作にかかわる機器に対して待機させたい場合は別の回路を設けておけばよいことは当然である。
このスイッチ14は機器9の運転停止を行えるリモコン装置に設けた電源オンオフスイッチ等により開閉できることを説明したが、例えば情報伝達装置1として機器の運転停止や温度調整、運転モードの切り替えなどを制御するリモコン機能と、上記で説明してきた記録媒体16への情報の読み取り、書き込み機能を一体化、すなわちリモコン装置とリーダー/ライター1を纏めることも出来る。情報伝達装置1の記憶装置3には機器の運転停止や温度調整、運転モードの切り替えなどを制御するリモコン機能に必要なデータを記憶させ、且つ、制御装置3でこのリモコン機能を制御できるようにしておく。更に通常のリモコン装置と同様に電池により常時駆動できるものとする。この構成の場合、情報伝達装置1の電源スイッチをオンにして、情報伝達装置1に設けた電池の電力を利用して、電池に直結された電力送受信装置4、電力・情報送受信手段2を介して電波で電力を、更にスイッチ閉の状態で接続されている制御装置3を介して電波で制御情報を、情報伝達装置1側から機器側へ送信し、機器9内では電力送受信手段10から制御装置を介してスイッチ開閉手段を動作させる。
すなわち、情報伝達装置1の電池容量は機器9に設けたスイッチ開閉手段14を動作させる電力だけで良く、スイッチ開閉手段が閉状態となれば、後は機器9に接続された電源20からの電力で機器9内の機器駆動装置15や制御装置11他に使用される電力、情報伝達装置本体1内の制御装置に使用される電力、記録媒体16に必要な電力は今までの説明のとおり機器側から供給されることになる。当然ながら情報伝達装置の電池を併用しても良いし、電力の搬送が通信不良で途切れる場合などは自動的に電池に切り替わる。更に一般に使用され常時手元においてあるリモコンにより記録媒体16内の情報の読み取りあるいは書き込みが可能になりサービスマンは特別なリーダー/ライター装置を持ち歩く必要もない。誰でも記録の読み取りが可能になるとともに、電力の送受電や記録媒体への書き込みを勝手にさせないと言う必要があればリモコンのモード切替などの機器運転用スイッチなどに特別な手順を行うことによりサービスマンなど特定の人がライター機能を行える様にソフトにて処置可能な手段を設ければよい。このように、機器9の待機電力は必要とせず、情報伝達装置1の電池も機器の動作のみならず電力送受信の待機電力も必要とせず、機器9に設けた電源と接続するスイッチ開閉手段を動作させる、すなわち全ての動作のトリガー分だけで済むので構造が簡単でエネルギー消費の少ない装置とすることが出来る。
図4の回路構成図にて、リーダ/ライタ装置である情報伝達装置1をトリガーとするスイッチ開閉の動作を説明する。図4は図1と同一の構成で、この送電スイッチであるスイッチ開閉手段14は、上記説明のようにリーダライタ装置1からのトリガー送電により、例えばリモコン1の電源スイッチを入れて、リモコン1に設けられたスイッチ6を動作させ制御装置3からの指示により電力・情報送受信手段2、10を介し機器制御装置に電力を供給する事によりスイッチが入り回路がつながり電力が機器各装置へと送られる。
この機器側の電源からの電力がスイッチ開閉手段14を介し制御装置11と更に電力送受信装置を介して電力送受信手段16へ送られ、リモコン1へ電力が送電される。これにより情報伝達装置1はリモコンとしての機器の運転動作を非接触で機器に指令できるとともに、必要な記録媒体16からの読み取りや書き込みを行える様に成る。これにより機器9でも、情報伝達装置1でも、記録媒体16でもトリガーがかかるまでは一切の待機電力を必要としない。したがって必要な時期、例えば機器の修理を行うサービスマンが操作するまでや機器を廃却する際にリサイクル工場で電源が入れられても動作を開始するまでは待機電力を必要としないし、通常使用途中でもリモコンの電源が入るまでは待機しなくとも済むことになる。
このトリガーである情報伝達装置に設けられたスイッチ6の代わりに、スイッチ開閉手段14を動作させる機構を情報伝達装置1に設けても良い。例えば情報伝達装置1の中に永久磁石を設けておいて、機器9の送電スイッチ用のリレーと接続されるコイルが機器9の表面部など特定の位置に配置されており、このコイルの近くにリーダライタ装置1を持ってくると磁石から発せられる磁力が機器側のコイルに非接触にて作用して誘起電圧を発生させる。このコイルに接続されたリレーなどが電圧を受けてセットして送電スイッチ14をオン動作させ回路を接続する。このリレーセットのトリガーは磁石と誘導コイルの組合せで無くとも、例えばリーダライタ装置1を機器9に接触させる機構、即ちリーダライタ装置に設けた電池やコンデンサの様に電位や容量を直接機器に設けたトリガー端子に接触させて電位の変化や容量の変化をトリガーとしてリレー機構を動作させたり、情報伝達装置1に設けられた突起物を機器9の凹部に差し込んで機械的なトリガーを解除させるなどでも良い。即ちリーダライタ装置1を、電力を受け取る機器9の近くに持って来るか、接触させて送電スイッチであるスイッチ開閉手段14を動作させた時に電力搬送を可能にすることで、待機電力のような無駄な電力は不用になるし、リーダライタ装置にも電線を接続したり、取替えが必要な特別な電源を設けなくとも良い。
リーダー/ライター1は機器9から送信された電力を電力・情報送受信手段2にて受け取り送受電装置4に設けてある充電手段などに本体1の電力として貯え、記憶装置5の電源として直接使用したり、あるいは本体制御装置3の情報通信のために短時間使用する。なお、長期間記憶に残すため小さな電力を連続して必要な場合や、送受信部4により電力を供給出来ない場合、電力が足りない場合等のために、他から電源供給可能なポート8や充電可能なバッテリー7を具備する構成でも良い。この場合ポート8と送受電装置4からの両方からの電力を切換えて貯えたり、あるいは別々の蓄電手段を設けたりすることはどちらでも良い。
なおこの発明は、図1で示す構成の様にタグが貼りつけてある機器9からのみ電力を貰うという必要は無く、電力送信が可能な様々な機器から電波により電力供給出来るように情報伝達装置にはトリガ機構と送受電可能な構成とし、機器側にもリレー機構と送受電可能な構成としてあれば良く、このようなどこにでもある機器に、記録媒体と情報交換が行える本体を近づけたり接触させて送電スイッチを開閉できるようにするので、どこでも電力を入手でき、且つ、無駄な電力を省くことが出来る取り扱いやすい情報伝達装置又は情報伝達方法が得られる。機器に設けられたスイッチ開閉手段14のトリガーを受けたときのリレー機構はこの送電スイッチ14のオンとオフを交互に行える様にしておくことで、リーダライタ使用時に近づけたり接触させて電力搬送を可能にし、終わった後遠ざけたり引き離すことにより再びオフのトリガーがかかるので自動的に待機電力をゼロにすることが出来る。オンのトリガーがかかり電力を受け取り更に蓄電されているときにリーダライタ装置に電力が生きているという表示、例えば表示灯をともすことによって利用者に使用できることを知らせることが出来る。これにより省エネのみならず取り扱いが容易で確実な操作が可能な情報伝達装置が得られる。なおこの表示は機器の電源接続表示灯であっても良いし、機器側と情報伝達装置側の両方に表示させても良い。
以上の例では電力・情報送受信手段を使用し電波による電力搬送の構造例を説明したが、送受電装置4,12は電波だけでなく、電磁誘導、光、音などの電力供給方式に置き換えることができる。例えば送電を行う送受電装置12にて赤外線を発光させ、受電を行う送受電装置4では光を電気に変える光電素子を使用すれば良い。光電素子は電気を光に変えて送電に使うか光を電気に変えて受電に使うかあるいは両方向にするかは自由に行うことが出来る。なお、電力・情報送受信手段を使用した情報を通信させる電波での送受信も同様である。
タグのような記録媒体16が家庭に沢山入り込むようになっても、この発明の情報伝達装置1を使用すれば、制御、出力回路等用に簡単に電源供給されどこでも何にでもリーダー/ライター機能である書き込み/読み出しができ、移動や着脱可能である為、様々な場所にある、様々な種類の機器や記録媒体を判断し書き込み/読み出しができる。更に送受電装置12を冷蔵庫等大型機器に標準的に設けるリモコン1と共通に使用できる構成にしておけば、家庭内の多くの機器にそのまま流用して使用できるとともに、大型機器廃却時のリサイクルに無線タグに書きこまれた有用材料や有害材料などの情報を一般に市販されているリモコンや簡易型のリーダーライタを使用し簡単に有効にリサイクル作業を行うことが出来る。更に、家庭など何処でも何時でも簡便にリーダライタ装置が使用でき、且つこの情報伝達装置に使用する電池に対し容量不足等の表示が出れば、何処の家庭にもある大型機器、例えば常時通電状態にある冷蔵庫で充電して給湯装置他の家庭内機器のどれにでも使用できることになる。
即ち、リーダライタ装置1の電源である電池などとの接続に手動スイッチ6等を設けることによりリーダライタ装置のような情報伝達装置を使用しないときは電源を切っておくことが出来る。更に充電してあるリーダー/ライター1に送受電装置4が設けてあり、このリーダライタ装置1から機器9に送信スイッチ14をオンさせる必要なトリガー電力を供給することもできる。この供給時にのみ手動スイッチ6をオンして使えば電池7は無駄に電力を消費することが無くなる。機器9に設けた送信スイッチ14をオンさせるトリガとして、リーダライタ装置本体1側のトリガ機構であるスイッチ開閉手段は、電池7、手動スイッチ6、送受電装置4,2であり、機器9におけるスイッチ開閉手段である送信スイッチ14をオンさせるリレー機構は送受電装置10、11にて電力・情報送受信手段10から受け取った電力でリレー機構を動作させて電源を繋げば良いことになる。この結果、起動の信号を受ける等の待機電圧をどのような機器9やリーダライタ装置1でもなくす事ができ、一般的に広く使用することが出来る。なお、リーダー/ライター装置1や機器9本体の電源を開閉するスイッチ開閉手段を手動スイッチなどとの併用にしておいても良いことは当然で、この場合待機電力はどちらも不要になり安価な装置にすることが出来ることは当然である。
機器やリーダー/ライター装置などの情報伝達装置に電力・情報送受信手段、トリガ機構、リレー機構をどのような機器とその情報伝達装置に設け、例えばエアコン、冷蔵庫、照明設備、ブレーカを有する電源設備などの機器に共通な仕様とすることにより、この様に様々な機器の送受信部から電波により情報とともに電力供給が可能となり、有線などによる直接的な外部電源と接続する必要がなくなり特別な電源供給を不要にする。また機器に貼り付け情報を書き込み/読み出し可能な無線タグやICカードなどの記録媒体への書き込み/読み出し機能を持ったリーダー/ライターが機器本体の送受信部から電波により電力供給を受け、有線などによる電源供給を不要にする。
以上のこの発明は、家電用などの機器9とリーダライタ装置1と無線タグのような記録媒体16で構成する説明をしてきたが、情報機器9に使用されるICカードのような記録媒体16の場合、通常使用される場合は情報機器9とICカード16間だけで情報交換や電力授受が行われることが多い。この場合の説明を図5の回路構成図にて行う。例えば、本発明がリーダライタ装置本体1を使用しなくとも、即ちICカード16に送受電装置を含むIC18と電力・情報送受信手段17を設け、記録媒体送受信部17にて情報通信と電力授受を機器1の電力・送受信手段10との間で行うことは図1乃至図4で説明し上記に記載されるとおり当然である。
図1乃至図4にて説明された無線タグRFIDが、IDカード確認装置のような情報機器9から取り外された状態で使用されるIDカード16とすると、このIDカード16には無線情報を電力・情報送受信手段10、17の間で情報を書き込まれたり読み出しが出来ることになる。入門退出時の履歴管理に使用されるIDカードなどの記録媒体16には、この情報を非接触にて外部との間で送受信可能な記録媒体16には、記録媒体送受信手段17および情報を記憶する記録媒体内に設けられた記録媒体記憶手段を含むIC18が設けられており、電源となる記録媒体16外部から送信される電力は非接触にて受電し記録媒体IC18似て消費される。情報機器9に接続され使用される電源の電力は、この機器9から記録媒体へ送信されるが、図5のように機器1側に設けられたスイッチ開閉手段14を開閉するトリガーとなるトリガー機構である記録媒体スイッチ開閉手段22が記録媒体16に設けられている。
既に説明したように情報機器9の外部電源20に接続される電源ポート19と情報機器の機器駆動装置や制御装置11、電力送受信装置との間には非接触の情報伝達装置であるICカード側からトリガーがかけられて開閉されるスイッチ開閉手段14が設けられ、このトリガーがかかるまでは情報機器9には待機電力が存在しない。図4とは異なりICカード16には電池7が存在せず、したがって手動スイッチ6他のようなトリガーではなく、上記で説明したように、図5のリレー機構のスイッチ開閉手段14の開閉は、ICカードのトリガーは磁石とリレー機構の誘導コイルの組合せで、ICカード16を機器9に接近させてコイルに電圧を誘起させたものをトリガーにしたり、ICカード16を機器9に接触させる機構をトリガーとし、即ちICカード16に設けたコンデンサの様な電位や容量を直接機器に設けたトリガー端子に接触させて電位の変化や容量の変化を機器のリレーに伝えてトリガーとさせたりして機器9側のリレー機構を動作させたり、情報伝達装置1に設けられた突起物トリガー機構として、機器9の凹部に差し込んで機械的にリレー機構を解除させるなどで、機器9の電源をオンオフさせる。このためICカードのスイッチ開閉手段22は図5のようにアンテナなどの電力・情報送受信手段に使用され一体のICで電位を有する部品を纏めてある端子や常時充電されるコンデンサと接続された端子等でも良いし、ICカード内の部品とは無関係に独立して設けた永久磁石のようなものでも良いし、情報伝達装置の外形であって単なる角部や引っ掛け部品のように機器側の係合部に係合される機構部品でも良い。機器側の送電スイッチ14を機器と接触又は非接触にてトリガーとして開閉可能な前記記録媒体16に設けられた記録媒体スイッチ開閉手段22が、記憶された情報を伝達する機能を有する送受信手段17と情報を記憶するICとともに備えたICカードのような記録媒体16を情報伝達装置とすることにより簡単な機構で待機電力をゼロにすることが出来、しかも機器との間で確実に情報伝達が行える。
このようなICカード16であるIDカードをこのIDカードを確認する機器9から取り外された状態で使用される場合、認識が必要なIDカードが近づけられた時、あるいは接触された時にのみ情報と電力の授受が行われ、無駄な電力搬送を行わないように待機電力の必要の無い電力搬送が行われれる。また、図1の構成の様に、IDカードに電池や手動スイッチを設けなくとも簡単に省電力で情報の送受信を、機器側からIDカード側へ電力を送信して情報交換が行える。
但し図4のようにIDカード16に電池やコンデンサなどの蓄電手段、あるいは手動スイッチ等を設けた場合は、機器であるIDカード確認装置9から供給される電力とカード16に貯えられた電力により大きな電力を短時間使用可能になり、例えばIDカード16に大きな電力の必要な画像を記憶させ、カード16から機器9へ情報通信された画像情報とIDカード確認装置9に設けた画像撮影装置と照合することが出来る。これは画像読み出しを必要な電力で行える電源を送信された電力とともにICカード内に準備でき、且つ、待機電力のような無駄なエネルギーを使用しない装置、方法が得られるため可能になるもので、取り扱い簡単で持ち運びが容易な小形な構造のICカードにもかかわらず金庫などセキュリティを要求される場合に使用できる安全な情報伝達装置1が得られる。この場合照合する画像情報は本人を証明するものであれば良く、本人の顔やその他の人物像でも本人が持ち運んでいる携帯電話の表示画面など他のものでも、更にはこれらの組合せでも良い。すなわち画像撮影装置に示すことが出来本人以外知らない情報であれば確実なセキュリティを簡単に守ることが出来るものが得られる。
本発明の情報伝達装置としては、空調機、冷蔵庫などの家電機器のリモコン、集中コントローラーや携帯電話等に具備されるリモコン機能やリーダー/ライター機能に応用する事ができる。これらのリモコンや携帯電話には家電機器等の電力送電のためにトリガー機構を設け、家電機器等と電力を送受電するための装置を組み込んでおくだけで、家電機器等の待機電力をカットできる。また、どこからでも、いつでも情報通信のための電力を入手できるので、いちいち充電したり、電池を取り替えるなどが不要に成る。様々な場所で様々な種類の機器から電源供給を受け、情報の書き込み/読み出しを行えるため、携帯電話交換時や機器修理時等に必要な情報交換やネットワークなどの機器の設定をそれぞれの機器に対して行る。また、それぞれの機器の記録媒体自体を集中コントローラーなどのリーダー/ライター機能を具備した装置に持ってくることも出来るので、沢山の情報を一括に読み書きでき、一括管理することも可能である。
この発明に係る情報伝達のシステムは、情報を書き込み及び読み出しの少なくとも一方の処理が出来る家電機器の履歴管理に使用されるタグや情報機器に使用されるICカードなどの記録媒体本体と、この記録媒体の外部との間で情報を非接触にて送信又は受信可能な記録媒体本体に設けられたアンテナなどの記録媒体本体電力・情報送受信手段と、記録媒体本体電力・情報送受信手段と接続され情報を記憶する記録媒体本体に設けられた本体記憶手段を利用する本体制御部と、本体制御部等に接続され電源となる記録媒体本体外部から送信される電力を記録媒体本体電力・情報送受信手段により非接触にて送受電可能な本体送受電手段と、家電機器、情報機器等の機器に設けられこの機器の電源から記録媒体本体電力・情報送受信手段へ機器電力・情報送受信手段を介して電力を送受信可能なを電力送受信部と前記電源と機器駆動装置および機器電力送受信部等の間に設けられた送電スイッチを接触または非接触にて開閉可能な前記機器に設けられた本体スイッチ開閉手段を無線等により記録媒体側から制御できるトリガー機構などトリガー手段と、を備え、記録媒体へ情報を書き込んだり読み出したりする情報伝達機能及び機器側に設けられた送電スイッチを開閉する機能を有するものである。
この発明にかかわる情報伝達のシステムは、情報を書き込み及び読み出しの少なくとも一方の処理が出来る家電機器の履歴管理に使用されるタグや情報機器に使用されるICカードなどの記録媒体本体外部に設けられ記録媒体との間で前記情報を非接触にて送信又は受信可能な本体に設けられたアンテナなどの電力・情報送受信手段と、記録媒体本体電力・情報送受信手段と接続され情報を受信して読み込み及び送信して書き込みする制御部と記録媒体本体に設けられた本体記憶手段と、記録媒体制御部は記録媒体本体電力・情報送受信手段および本体電力送受信装置を使用し電源となる記録媒体本体外部から送信される電力を非接触にて受電可能で、且つ本体外部へ電力を非接触で送電可能で、家電機器、情報機器等の機器に設けられ、この機器の電源装置と機器の各装置の間に設けられた機器電源スイッチを非接触にて機器に設けられた電力と情報を本体電力・情報送受信手段から非接触により送信し機器制御装置を起動させ機器電源スイッチを開閉可能な記録媒体本体制御部、を備えるものである。
この発明の情報伝達システムの記録媒体はその本体制御部等に接続され電源となる充電もしくは取替え可能な電池と、を備えたものである。更に機器スイッチ開閉手段は、記録媒体本体から機器側に磁力の変化もしくは静電容量の変化などを非接触や接触により伝達して機器側で外部電源と接続する送電スイッチを開閉するものである。
本発明の情報伝達システムの機器内にてスイッチを開閉する手段は、記録媒体に設けられた機械的な機構が、機器側に設けられた係合部に係合して開閉し、機器側電源を機器内部へ送電するとともに、記録媒体へ電波により送電するものである。
本発明の情報伝達システムの記録媒体に設けたスイッチは、記録媒体に設けられた電池からの電力により本体制御部と本体電力・情報送受信手段を利用し、トリガー電力を記録媒体から機器へ送電し、機器側の電源との接続スイッチを閉め、機器電源から記録媒体に電力送電を行わせるものである。
本発明の情報伝達システムは、情報を書き込み及び読み出しが出来る家電機器の履歴管理に使用されるタグや情報機器に使用されるICカードなどの記録媒体に、この情報を非接触にて外部との間で送受信可能な記録媒体に設けられた記録媒体電力・情報送受信手段や、記録媒体電力・情報送受信手段と接続され情報を記憶し記録媒体内に設けられた記憶手段等を設け、記録媒体外部から送信される電力を非接触にて記録媒体送受信手段を介して受電可能な記録媒体の電力として使用し、家電機器、情報機器等の機器に設けられた電源とこの機器の電源から記録媒体電力・情報送受信手段へ電力を送信可能な機器電力・情報送受信手段を制御する機器制御部等との間に設けられた送電スイッチを接触又は非接触にて開閉可能な記録媒体スイッチ開閉手段を記録媒体に設けるなど、記憶された情報を伝達する機能及び機器側に設けられた前記送電スイッチを開閉する機能を記録媒体に設けたものである。
本発明の情報伝達方法は、情報伝達装置を家電機器、情報機器等の機器に接触又は近づけて、機器に接続した外部電源とこの機器の電源から機器駆動装置及び制御装置等に電力を供給する機器電力送受信部との間に設けたスイッチを開閉するスイッチ開閉手段を、情報伝達装置に設けられた電力・情報送受信手段から非接触により電力・情報を送り、機器の制御装置を起動させスイッチ開閉手段を動作させて送電スイッチを開閉させるステップと、機器の電源から送電スイッチ及び前記電力送信部を介して電波で送信される電力を情報伝達装置が非接触で受電するステップと、情報伝達装置は受電した電力を利用して家電機器の履歴管理に使用されるタグや情報機器に使用されるICカードなどの記録媒体との間で送受信を行い情報を書き込んだり読み出したりするステップと、を備えたものである。
本発明の情報伝達方法は、電力を受電したこと及び記録媒体との送受信が行われたことの少なくとも一方を表示させるステップと、を備えたものである。
本発明の実施の形態1の情報伝達システムを示す概略構成図である。 本発明の実施の形態1の情報通信の動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態1の情報伝達システムを示す回路構成図である。 本発明の実施の形態1の情報伝達システムを示す回路構成図である。 本発明の実施の形態1の情報伝達システムを示す回路構成図である。
符号の説明
1 リーダー/ライターなど情報伝達装置、 2 情報伝達装置の電力・情報送受信手段、 3 情報伝達装置の制御装置、 4 情報伝達装置の電力送受信装置、 5 情報伝達装置の記憶装置、 6 スイッチ、 7 情報伝達装置の電池などを含む充電手段、 8 情報伝達装置の電源ポート、 9 機器、10 機器の電力・情報送受信手段、 11 機器の制御装置、 12 機器の電力送受信装置、 13 機器の記憶装置、 14 機器のスイッチ開閉手段、 15 機器駆動装置、 16 記録媒体(情報伝達装置)、 17 記録媒体の電力・送受信手段、 18 記録媒体のIC、 19 機器の電源ポート、 20 電源装置、 22 記録媒体のスイッチ開閉手段。

Claims (3)

  1. 家電機器や情報機器等の機器との間で使用され、前記機器から送信された情報を書き込んだり、前記機器に記録された情報を読み出して記録媒体への書き込み処理が出来る情報伝達装置と、前記機器に接続される電源とこの機器との間に設けられた前記機器のスイッチ開閉手段を前記情報伝達装置から供給される電力を受けて動作させる前記情報伝達装置に設けられるトリガ機構と、前記機器のスイッチ開閉手段が前記トリガ機構により動作されてから、前記機器から前記情報伝達手段へ非接触にて電力を送信する前記機器からの電力送受信手段と、を備えたことを特徴とする情報伝達システム。
  2. 前記情報伝達装置のトリガ機構は、充電手段を有したリモコンに設けられたスイッチであることを特徴とする請求項1記載の情報伝達システム。
  3. 家電機器や情報機器等の機器との間で使用され、前記機器から送信された情報を書き込んだり、前記機器に記録された情報を読み出して記録媒体への書き込み処理が出来る情報伝達装置と、前記機器に接続される電源とこの機器との間に設けられた前記機器のスイッチ開閉手段を動作させる前記情報伝達装置に設けられるトリガ機構と、前記機器のスイッチ開閉手段が前記トリガ機構により動作されてから、前記機器から前記情報伝達手段へ非接触にて電力を送信する前記機器からの電力送受信手段とを備え、前記トリガ機構は前記情報伝達装置に磁石を設け、一方前記機器には誘導コイル設けて、前記磁石から発する磁力が前記誘導コイルに非接触にて作用して誘起電圧を発生させる組み合わせとしたことを特徴とする情報伝達システム。
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